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キャプテンハーロック

9/8鑑賞

 世界が絶賛とかそういうのに限って面白くないんだよねーとか思いながら見ましたけど、
かなり面白かったです。
 …ガッチャマンを見た後だからか…(笑)。
 アニメを見てた世代なのでその点からも厳しく見たつもりだけど、ビジュアル、アクション
などは全く悪くなかったと思います。ただ一点だけ、ハーロックの性格をあんな風に変えたのは
すごく残念でした。やっぱりハーロックは自由を愛し、仲間のためには何にでも立ち向かう男で
あって欲しかった。なんか自分の罪の罪悪感にかられて行動してるってのはハーロックではない。
そういう意味では「駄作」ともいえます。
 ハーロックという作品をまったく知らないで見る人には多分良い作品。
 あと私が聞き逃しただけなのかも知れないけど、ハーロックが地球を攻撃した理由がいまいち
よくわからなかった。サッと説明されすぎや…。
 そして主題歌はやっぱあの歌にして欲しかったなぁ。おしゃれすぎだろと。
 あの難しいテーマを2時間で描いたのは本当にすごいと思うけど、地球侵略を企む連中と
戦うというものにしてもよかったかも(アニメはこんな感じ)…まあそれだと逆に安っぽくなるか。
 パンフレット1000円はちょっと高いです。

 えー今回もしかしたら戦国BASARAネタがちょくちょく入るかも知れませんがご容赦下さい。
(理由は後でわかる)

 人類は人口が増えたりなんかして銀河系に進出してたんだけど、結局どっかに定住できた
ってわけでもなく、やっぱ地球がいいんじゃないって戻ってきたわけですが、人口が5000億に
なってて、地球に住むには人が多すぎるということで戦争がおき、ガイア・サンクションという
とこが「んじゃ皆地球に住むのやめよう、聖地として封印しますね」ということに決めて、地球は
不可侵の場所になったのでした。
 なぜ宇宙船技術はあるクセに、空とか海を利用して住む技術はないんだよ…。
 そんでそういうのに対して反抗して旅を続ける、100年生きているという海賊がハーロック
なのでありました。
 あの外見で100歳超えてるのか…!(そういうわけではなく)

 とある星にて次元が…もといおっさんが、若いうちは後ろを振り返らないものだとか言ってる
けど、その酒場の連中はこの星から出たいみたいで、戦艦がきたぞぉーといってあわてて
飛び出していく。
 彼らの目の前には黒い煙をもくもくと出しながら飛んでいくアルカディア号が…。
 これ最初墜落してるのかと思ったろうが!
 あれだ、煙々羅がとりついてるな、この船。(違います)
 んで連中4人が頑張って崖を上ったはいいが簡単にとっ捕まって、船に乗りたい理由はなんだと
聞かれて、金だなんだの答えたら突き落とされるわけですよ。
 で、最後一人残った青年は自由だと答え、乗ることを許される。
 てか突き落とされたのも死んだかと思ったら海だか川に落ちてるあたり、むやみに人は
殺さないってのはあるらしいですね。
 青年の名前はヤマ。彼はある目的をもってこの船に潜入したのでありました。
 彼を引き上げたのは女性で、ケイ。
 そんで彼らの後ろにいたのがハーロックなんだけどなんか顔暗いぞおい。
 誰か、反射板を!
(そんなモデルみたいに顔明るくしなくていいから)
 
 そのアルカディア号、 航行中にパトロール船と遭遇。
 ハーロックは舵からかなり離れたとこに椅子があって座ってんだけど、それだけ離れてたら
何するにも不便すぎるんじゃないかおい。あとシートベルトないんか。
 この後パトロール船に思い切りぶつかっていくアルカディア号。
 いや避けたれよ!
 かわいそうだろ!
 どこの当たり屋だ!
 とか思ったら、この船をガッチリロックして、乗り込んでものを略奪するための体当たりでした。
 忘れてたけど海賊だったね!
 世界旅して悪い奴やっつけて実は略奪してないよねっていう、麦わらの一味とは違うんだね!
(双方のファンから怒られるからやめろ)
 なんかおっさんがパーリータイムとか言ったぞ!おい、それはハーロックに言わせろ!(あの人も
右目眼帯だけど独眼竜じゃないから!声中井さんじゃないから!)
 んであのヤマも乗り込んでいくんだけど、彼には別の目的があって、ここで仲間と落ち合って
右目に探査用の機械みたいなの入れてもらってた。通信もかねてるらしいです。
 ところがどっこいこの直後、おっさんが乗り込んできて仲間は撃たれるというちょっと気の毒な
展開に。それでもヤマが、ハーロックのことを探るために乗り込んだスパイとはまだばれてない
っぽい。
 まあ多分ハーロックにはバレバレな気がしますが。

 そのハーロックはというと、ダークマター発動!とかいってマントばっさぁ広げてた。
 おい、こいつがガッチャマンやった方が良かったんじゃないのか。
 見えるかガッチャマンども。この実体もなく忍び寄る黒い影が。(やめなさい)
 ハーロックさんなんか全身から変なモヤ出てますよ。そのコート洗濯してなくてくさいんじゃ
ないですか。(臭気じゃないから!)
 
 えーとそれでどっかの建物でメガネおっさんが、工作員は潜入に成功しましたとか
報告…政宗様!ここに竜の右目おりましたで!こいつにレッツパーリィ言わせましょう!
よーし片倉の旦那、いざレッツパーリィ…あ、こいつ敵だ。←
 というわけで今回森川さんは敵役だよ!なんだよ、ハーロックとラスト共闘すればまさに
独眼竜とその右目がそろってレッツパーリィだったのに!(戦国BASARAじゃないからこの作品!)
 えーと…何の話でしたっけ?信長倒すんだったっけ?

 あ、それでこのダメガネ…イリアって名前か。イリアはヤマを送り込んだことによって、
あるものを見つけようとしていた。それを奪還したらハーロック倒せるらしいですよ。
 このイソラが、帰る時にススーッと移動してるので楽でいいなと思ったら、未来の車椅子らしい。
ああこうなるといいですなぁ。地面に凹凸あっても階段あっても関係ないしね。
 これに近いものは現代の科学でもできそうじゃないですか。空気噴射でちょっと浮く、的なのは。
(よく考えたら浮いても前に進めない)
 まあともかくとしてだ。
 このイソラは周りからよく思われてないというのが分かります。
 ヤマは実の弟であり、その弟を生きて帰れるかもわからない危険な任務に平然と送り込んだ、
ということらしい。
 彼がなぜそんなことをしたのかはこれから分かる。
 この後彼は植物園みたいなとこに行くんだけど、そこにはナミという女性が。
 ナミッすわーん!!!!!(そのナミじゃない)
 彼女はイソラの奥さんで、ここにずっといるんだけど彼女もまたヤマを送り込んだことに
怒っていました。
 ただちょっとこのシーンおかしいんですね。
 床に花が落ちてるんだけどナミは拾わない。
 イソラがまあ拾わないのは車椅子だから当然として…。(しゃがめない)

 そのヤマですが、働きぶりからすっかり信用されて、おっちゃんにアルカディア号の説明を
受けてた。おっちゃんも信用しすぎや…。
 アルカディア号は自己修復機能が備わっており、整備も不要、それを可能にしているのが
ダークマターというパワーで、これはニーベルング族最後の一人、ミーメさんが操ってる
おかげらしい。
 そのミーメさん、ヤマをガン見してますけど。何となく正体気づいてるっぽいなぁ。
 そんでおっちゃんはヤマに、あまりハーロックや他の乗組員のことを詮索するなよ、と
釘を刺す。 
 あとその頃ケイはシャワー浴びてましたが、なんかジャンプしてた。
 …サービスシーンなのか何なのか微妙だった…。

 そうしてヤマは艦内を探し始めるのですが目的のものは見つからず。
 ウロウロしていると、ミーメが気まぐれに導いたのか、ハーロックがいるとこにやってきたん
だけどこれは心臓部なのかな?ハーロックは友よってなんか語りかけてた。
 もうすぐだって。
 んでミーメは呼んだクセに、ここにはないわよってヤマに言ってました。
 そしていつか時は来る、決断しなさい、と。
 ミーメはこのあとハーロックに、どうしてヤマをのせたの、彼がスパイだって分かって
たでしょ、と言ってたから、ハーロックもやっぱ気づいてたわけですか。

 さてある星にたどり着いて、次元振動弾というのを仕掛ける仕事をケイは「誰かいく人」
と言うけど、誰も手を上げず。
 ヤマが信用を得るためなのかわかんないけど手をあげて、2人で行くことになります。
 結構危険な任務らしい。
 要するに設定されたポイントにこの振動弾を仕掛けてくるってことらしいんだけど。
 なんでもこれを100個特定のポイントに仕掛けて爆発させることで、時のほころびをほどいて
時間を戻し、地球を過去の時間からやり直す、というのがハーロックの計画らしいです。
 それで皆従ってるわけか。
 うーん…。
 まあ無理だと思うけどね!←おい。
 未来に行くことは出来るけど過去に行くことはどれだけ文明が進んでも無理だと思う。
 まあともかくとして、作業していると振動が起きて足元が崩れ出すんですな。
 なんでも、降り立ったポイントが岩じゃなくて巨大な生物の体だったらしくて、それが
動き出したらしい。
 ここでヤマがケイを蹴り飛ばしたので裏切ったのかと思ったら、後ろにおっちゃんが助けに
きていて、そのアームにケイをつかませるためだった。
 やはりなんだかんだいってもヤマは優しい、いい子なわけですね。
 この後ヤマはマグマ近くに落ちて大ピンチなわけですが、そこにハーロックがマントなびかせて
助けに降り立ったわけですよ。
 見えるか悪党ども。この実体もなく忍び寄る黒い影が。←今ここに悪党おらんがな。
 ってかハーロックさん、下に落ちかけてる場所にそんなGかかるおり方したらあかん。その
衝撃でマグマ突っ込んだらここで映画終わってたぞ!

 ヤマは過去のことを思い出していた。
 植物園を火星に根付かせようとしていたナミだったのですが次々と枯れていってしまい、
ヤマはこうすればいいんだよみたいな感じで、触れたらあかんって書いてある栓を勝手に
あけた結果大爆発ですよ。
 何してんの。何してんのお前。何してくれちゃってんの。
 そういうわけで植物を活性化どころか植物園は吹っ飛び、兄イリアは下半身不随の大けがを
負い、その償いのためにヤマは兄を助けて働こうと、スパイとして潜入したというわけですか。
 まあ腹立たしいのは分かるけど、イリアも性格ゆがんだんだな。

 そんで今にシーンが戻って来まして。
 ヤマを助けたハーロックは乗ってきた飛行船で脱出しようとするけどヤマは、そんな彼を
後ろから撃とうとする。
 それを気にせずハーロックは、振動弾を切り離して脱出しようとしています。
 なぜ正体を知りながら自分を助けたというヤマ。
 ハーロックは、俺の船にのっている限りお前は俺の部下だ、と言う。
 ヤマは、自分の任務は振動弾の奪還とハーロックを殺すことだという。
 あのすいません、非常時にすいません。
 二人とも会話かみ合ってないですよ?
 もっとちゃんと歩み寄ろう!(そんな暇あるか!)

 ハーロックは、それがお前の望むことか、やり遂げても誰も賞賛しない、バカげたことを
やり遂げられるのは自分自身だ!とドヤァ…みたいなこと言ってるけど要するにそれ
「俺は俺のやりたいことをやる」ってことだろうが。何いい事言ったみたいな顔になってんだ。
 そんでヤマはなんか納得したらしく、レバー引くの手伝って2人はからくも脱出しました。
 ファイトーいっぱぁぁぁぁつ!!

 ハーロックはヤマに、自由を求めてこの船に乗ったのなら、自分を縛るものと戦え
とか言ってます。それでも殺したければ撃て、お前なら俺を殺せるかもな、って。
 死なないからって余裕だなお前。←
 
 さて振動弾最後は地球に設置するらしいのですが…。
 そんでイリアの方はヤマと通信が途絶えたと上に報告していて、上はそんじゃ
カレイドスターシステム使うか、みたいな。
 なんか結構大変なものらしいぞ。
 ナミは、ヤマからの通信が途絶えても心配した風を見せないイリアに怒ります。
 そらそうだよなぁ。いくら恨みつらみがあっても、通信途絶えたら心配するのが家族だし。
 イソラは他の作戦もある、と言う。
 結局ヤマはイソラにとっては一つの作戦でしかなく、通信が途絶えても気にしないって
ことか…。
 そういうわけでイソラらはアルカディア号を迎え撃つ準備。
 てかアルカディア号が地球のすぐ近くにワープしてきたらどうすんだろ。何もそんな
離れたところからわざわざ敵のど真ん中に現れるようなこと…きやがったよ!空気
読めよアルカディア号!
 ところがどっこいこれホログラムだった。
 ドラマ「ガリレオ」でも活躍したホログラムだっ!
 本物は別のところにいたんだけど、それもイソラは読んでいて全面抗争になるのですが。
 ヤマはイソラに一生懸命、ハーロックの目的は破壊ではない、話せばわかるというん
だけどイソラは、お前には失望したと言ってた。
 どうしてこういう連中は、スパイを潜り込ませるわりにそのスパイの話を聞かないのか…。
 そしてイソラ渾身のカレイドえー…なんちゃらも空振りに終わりまして。
 彼は通信を通じてナミがヤマにこの作戦を知らせたのだと気づく。
 んでイソラ以下はあっさりとっ捕まったわけですけども。
 イソラはヤマに、お前はハーロックのことが分かってないという。
 アルカディア号がそのまま地球に向かったのですが、近づくと突然地球が赤い星になって
しまうのですよ。
 つまり、不可侵の美しい地球はホログラムで、この死んだ星が地球の姿だったと。
 誰かが嘘をついていたということになりますね。
 イソラはヤマに、これこそがハーロックがおかした大罪だと言う。

 100年前人類は地球への帰還を巡って戦争をしていた。
 その時地球の警備に当たっていたメンバーの中にハーロックがいた。そしてその友、
トチローかな、それもいたと。
 この戦艦にはダークマターも搭載されていて、ハーロックの船にはミーメが乗ってたと。
 えーとこの後が説明がだだーっと流されててサッパリわからんかったのですが要するに、
不可侵条約やってた連中が、一部の人間にのみこっそり地球に住んでいいよみたいなことを
やらかしていたのが許せなくて、ハーロックは地球を総攻撃して、ダークマターで地球を死の
星にしたってことなんでしょうか。それで本当の不可侵領域にしてしまったと。
 …あの…そんな理由で地球滅ぼすような男がハーロックだったら私、グーで殴りますよ?
 ハーロックだったらそういう連中だけ滅ぼして地球は不可侵のまま守るってことくらい
やるだろ…。
 まあともかくそれでトチローを失い、ハーロックは失意のまま姿をくらましていたが突如
蘇った。
 それが呪われた海賊としての姿だったと。
 …ジャックスパロウ?(彼の船は飛びません!)
 あと、ミーメの一族に伝わる、時のほころびに爆弾仕掛けて時を戻す云々をやり始めたのも、
結局は自分のしたことの罪の重さに耐えきれず、すべてを終わらせようとしている、という
ことらしい。
 ここらあたりはちょっと設定が込み入りすぎていて、イソラの説明だけで終わらすにはわかり
にくい。物語の一番根底の部分なのに。だからちょっと設定懲りすぎたなと。

 ハーロックが地球に振動弾を打ちこもうとしたらいきなり船の進路が変わった。
 ああ、この心臓部のコンピューターにトチローの意志がやどってんだっけ?
 そうこうしてたら今度はすっかりイソラの言葉を信じたヤマが彼らを開放し、逆にハーロックらを
とっ捕まえたのでした。
 あっちについたりこっちについたり忙しい奴だな!
 
 イソラはまたあの植物園にきて、ナミに何故裏切ったと問い詰めている。
 ヤマが好きだったんだろ、みたいな。
 あの、すいませんがそういうドロドロはガッチャマンでやってもらえますか。(押し付けんな!)
 ここで実はナミの体はホログラムであり、本体は植物状態にあることがわかります。
 これ植物状態かな脳死なのかな。ちょっと見た目ではわからなかったんだけど。意思疎通が
ホログラムの力を借りてでもできているのだから植物状態かなと判断したんですが。
 あのヤマがやらかした爆発のせいでこうなったらしいです。
 それでナミは、今気づいた、あなたを苦しめていたのはヤマじゃなくて私って言いだして、
イソラを煽って生命維持装置のコンセント抜かせるんですよ。
 何がしたかったんだお前は。
 そうして死にゆく前に、嘘よ、あなたのことが大好きよって言うんだけど本当に何がした
かったのかまったくわからない。
 あとイソラもコンセント戻せよ…。
 なんだこのグダグダなシーンは…。
 
 イソラはこのあとヤマに、ナミは死んだ、ヤマと通信するためにシステムに潜入したため
生命維持装置に異常が起きたっつーて、遺品のホログラムを渡してます。
 いやあんたが殺したんじゃ…。
 そのホログラムでは、花に囲まれたナミが今度帰ってきたら見せてあげたい、地球でしか
咲かない花なのよ、私はイソラがいて幸せとか言ってたのですが、ここでイソラがビックリして
いたのは多分、ナミが花をきちんと咲かせていたことですかね。
 この後ショックを受けたヤマはなぜか入れないはずの地球に降り立った。
 ホントどうなってんだこれ。
 フラフラさまよっていた彼はここであるものを見つけました。

 イソラはハーロックに、お前の処刑決まったかんなーと告げるけどハーロックは、「たとえ
幻だとわかっていてもすがらずにおれないこともある」と告げる。
 かなり心当たりがあったイソラは引っ掛かってたようですが…。
 んで処刑の時間になったのですが、ヤマが皆を助けにきた。
 ほんっとうにお前はフラフラフラフラと、自分の意見なさすぎだろおい。いい加減にしろ。
 ヤマはハーロックに、地球に行ってきた、見せたいものがある、という。
 それで皆で脱出するわけですよ。
 あとハーロックはいつまでもうじうじしてんな!しゃきっとしろ!
 で、ここでヤマが見せたのが地球で咲いていた花でした。
 てめー咲いていたもの持ちかえんなよって思ったけど、沢山咲いていたらしい。
 それはともかくとしてハーロックは地球は生まれ直そうとしている、というヤマの言葉に
また立ち上がることを決意します。
 繰り返される一瞬が永遠になると。

 そういうわけで残り30分もあるわけですが(シッ)、地球に行きハーロックは、ホログラム
システムを壊そうとする。
 宇宙にいる全人類に地球の本当の姿を見せ、もう一度皆でやり直そうというわけか。
 ヤマも自分がとってきた花を見せて皆に語りかけます。
 それを見て衝撃を受けるイソラ。あれですわ、ナミが育てていた花だったわけです。
 この後の交戦シーンはカッコイイんだけども、えーとガイア・サンクションは最後の手を
出してきます。
 要するに何でも吹っ飛ばすビームだ。(おい)
 ところがそのビームをアルカディア号に放つと、後ろにある地球も吹っ飛んでしまうわけ
ですが連中は、別にあの星吹っ飛んでもいいじゃん、青い地球以外はいらないなどと
とんでもない事ぬかしやがった。
 おい、こいつら先に吹っ飛ばした方がいいぞ!
 イソラは船をアルカディア号にぶつけて乗り込んできて交戦ですよ。
 ところが彼の目的は別にあった。
 ヤマはイソラと対決して結局撃てずに、イソラはお前撃つのかよって感じなんだけど、
なんかヤマがハーロックと同じようなケガしてんぞおい。
 後で二代目ハーロックとか言ったら殴るぞ。

 そういうわけでイソラは後ろ、ハーロックが撃ったわけですけども。
 イソラはハーロックに、今のビームはテストだ、次本当に地球吹っ飛ばすつもりだぞと告げる。
まあ最後の最期で彼は地球を守る方を選んだというわけですね。そのために、アルカディア号に
突っ込んでビーム撃たせないようにしてたわけか。
 今!独眼竜と竜の片目の共闘が!(とっくに忘れてた戦国BASARAネタが!)
 ハーロックは急いでアルカディア号へ戻ろうとする。
 お前だけが一貫してたんだなとか言ってるけどそれはトチローへなのかな。
 ここで敵を前にけがを負っているハーロックの姿があるけど(床に血がしたたる)それは普通、
敵を倒して戦艦へ戻っていく時の演出だろう。戦う前に見せて何の意味があるのだか…。
 そうしてハーロックはミーメに頼んでダーマクターを全放出するように命じ、アルカディア号を
たてにして地球をビームから守った。
 その後地球に墜落していくんだけど、別に皆死んだわけでなく。
 あといつの間にか地球に降り立ってたヤマがハーロックに銃を向けていて、ナミとイソラから
譲り受けた世界だ、とハーロックが振動弾のスイッチを入れるのを拒否。
 …てかオメーの星でもないだろ。
 で、ハーロックは、もしまた人が過ちを犯そうとしたらそのスイッチを押せとかいって勝手に
託すのでありました。
 投げたよ!この人自分の過ち人にまるっと投げたよ!

 そんでこの後どうしたかというと、ヤマはなぜか突然ハーロックからもらった眼帯をつけて
舵を操り、宇宙へと飛び立ち、なんか死んだはずのミーメも再生して、ダークマターも復活して
アルカディア号は宇宙の彼方へ消えていったのでありました。
 ダークマター全部解放したとかいう話はどこにいった。
 
 ハーロックがトチローの遺品として大切にしていたビーカーからも、植物の芽が出ていました。
 あーあと、この映画の冒頭に出てくる歌は紅の豚でも大活躍、加藤さんの歌なのでかっこいいです。

 まあ…面白いっちゃ面白いんだけど設定がなんかえらく小難しくなってた気が…。気のせいかな。
 アクションとかビジュアルはなかなかいいと思うんで、ハーロックしらんで見に行く人にはいい
かも知れませんね。
 私は割と小栗さんとか三浦さんうまいなと思いましたよ。



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