多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海


パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海
Sea of Monsters

11/12鑑賞

 …別に海のモンスターってほどモンスター出ませんでしたけど…。

 この作品は割と内容も濃くてきちっとまとまってるので、また続編みたいですね。続きが
ありそうな終わり方だったので期待大です。
(最後に新キャラ増えるし)

 前回の話を見てなくてもわかりますが一応おさらい
登場人物
パーシー…ハリーポッター
グローバー…ロン
アナベス(以降アナ)…ハーマイオニー
ルーク…マルフォイ

 はい、わかりましたね?(待てェェェェェェ!!!!)
 
 冒頭軽く前回の説明があったのち、以前は訓練所にはバリアーがなくて、7年前4人の
ハーフゴッドが魔物に追われながらたどり着こうとしていたことが語られています。
 しかし4人のうちたどり着けたのは3人だけ。
 一人は皆を助けて命を落としました。
 彼女の名はタレイア。ゼウスの娘でした。
 ゼウスは自分の子がこのまま命を落とすのは忍びないと考え、別の命を与えた。
 助けてやればいいのにとかいう突っ込みはしたらあかんようです。
 タレイアの体から植物がはえ、それが大木となり、周辺にバリアをはったおかげで、
訓練所にはハーフゴッド以外入れなくなった。
 これが前回、パーシーが母と逃げてきた時に、人間だった母は入れなかったバリア
ですね。
 融通きかんのぅ…。
 この時の3人がグローバー、アナ、ルークなのかな?よくわかんなかったけど。
 ちなみにタレイアを襲ったのはキュクロプスという種族のモンスターでした。
 進撃の巨人じゃー!巨人が出たぞー!(違います)

 このタレイアの話はずっと語り継がれていて、ハーフゴッドは皆知ってるみたいです。
 で、俺の家(訓練所)を守ってくれてるが、俺の頭までは守ってくれないみたいだ、と
文句を言ってるパーシー。
 どうやら、障害物を乗り越えて頂点にたどり着いてわっかを取ったら勝ちみたいな
ゲームに挑もうとしているらしい。
 いや頭までは守ってくれないってか、それくらいは自分で何とかしようや。
 ここには、パーシーを強く意識しているクラリサって女の子がいて、軍神アレスの子だけに
勝気でケンカっぱやくて、何でも私が一番!みたいないけすかない感じの子です。
 花沢さんかおめーは。(やめろ)
 
 で、この競技を見つつ校長のミスターDが酒を飲もうとしているのだけど、彼はゼウスの
怒りを買っていて酒がすべて水になるという、強制的に健康生活を強いられる感じに
なってて、それでもあきらめずに酒をグラスについでがっかりしてたのちょっと笑いました。
 ケイロンは教頭やってるみたいです。
 他に教師おらんのか…。
 
 パーシー、クラリサを退けて結構いいとこまでいったんだけど、ハシゴに足絡まって
ピンチになってる仲間を見捨てておけず、助けに戻ってた。でもその結果そいつは
パーシーをはたき落すような感じで上にいって、わっかもクラリサが取るっていう。
 でも私は、仲間を見捨てて勝利をとりにいくよりも、こういう不器用な生き方をしている
パーシーの方が好きですけどね。
 クラリサはパーシーに向かって、前回の活躍はまぐれだったんじゃないの、とか
すごいひどい事言ってる。
 訓練で勝ったって、実戦で役に立たないと何の意味もないんですよクラリサ。
 アナがフォローしてるんだけど、グローバーが片っ端から台無しにしていくのは
ちょっと笑いました。
 んでパーシーにミスターDが大事な話がある、と声をかけてくる。
 ジョンソン!って。
 いやパーシーですけど。
 お前は名前をいつも間違う銀魂の坂本か!
 大事な話っていうのは、この競技の後片付けのことでした。
 ひでぇ…。

 パーシーは湖で父親に、ルークを止められたのは仲間のおかげだ、と話しかけてるん
だけど、父親からの答えはありませんでした。
 ポセイドンも話聞いてやれよ。そんなだから家庭がうまくいかないんだろうが。←
 でも彼が去った後、湖に波紋が出ていたのでもしかしてポセイドン、「ちょぉぉぉ!今
トイレだから!ちょっと待って!!あっ間に合わなかった!」みたいな感じ…じゃないだろうなうん。
 
 その頃校長と教頭が何やらザワザワしているのですが…。
 パーシー、呼び出されていて、アナとかは、校長からの呼び出しだったら大したことない
わよ、これがケイロンだったら怖いけど、と茶化したつもりが、待っていたのはケイロンだった…。
 ああ、パーシー何かやらかしたのね、みたいなこというアナひどいな!
 ところが、何かやらかしたから呼び出されたのではなく。
 もう一人のポセイドンの息子が現れたからでした。
「黒子っちー!とうとう俺もハリウッドデビューしたっス!俺の活躍見て欲しいっス!」
「黄瀬くん、ハウスです」
「ひ、ひどっ…!」
 ……いやまあこの息子の声の人が黄瀬君の声の人だったもんでつい…。

 ともあれ、あのバリアを通り抜けられたからにはハーフゴッドだ、ということで校長ら
ザワザワしてたらしい。
 ただ、正確には神と人間の子ではなく、彼の母親はニンフらしい。
 振り返ると一つ目ですよ。
 キュクロプス族みたいですね。
 この弟クン、なんつーか憎めない感じではあるんだけど、イラッとさせられる感じだなぁ。
 皆は一つ目ということですごい異端なもの見るような感じで見てる。
 半獣はおかしくなくて目が一つだとおかしいのかよ。それもどうかなと思うけど。
 あ、名前はタイソンというらしいです。
 …掃除機の?(ダイソンな)
 森で暮らしていたら、三又のほこが現れて、導かれてここにきたようですね。
 それで彼は周りが気にしてるのでグラサンかけてた。
 なんてか、イラッとはするくらい天然なんだけど、いろいろ傷ついてきたのかなぁ、
とは思いましたね。
 パーシーはパーシーで、もしかしてポセイドンの息子にふさわしいのは彼だと父は
言いたいのでは、とウジウジ。
 ええい。
 
 と、そこに牛が現れました。
 牛つーても機械で作られたやつで、コルキスの牛というものらしい。
 ヘパイストスいらんもん作るなや…。
 しかもこの牛は、タレイアのバリアを壊して突進してきた。
 ここの戦うシーンはなかなか面白かったです。
 パーシーが牛に追い詰められてピンチになるんだけど、角がつっかえてつぶされ
なかったとかはお約束でしたが面白かった。
 タイソンもクラリサを庇って炎を浴びたけどキュクロプスなのでびくともしてなかった。
 てかクラリサもお礼くらい言えばいいのに…。
 そういうわけでパーシーが倒したのだけれど、彼の前に死んだはずのルークが
現れる。
 予言を知ってるかとかいってまた消えてった。
 それで皆は、バリアが破られるなんて何があったんだ、と見に行くとタレイアの木が
毒によって枯らされていた。
 おそらくルークがやったんでしょう。
 彼の狙いはこの訓練所を襲い、皆殺しにすることだったからです。
 まったく、父親と仲悪いんだから父親とだけケンカしてろや…。

 パーシーはケイロンに、予言とは何かを聞く。
 それに対して彼は、屋根裏にいっておいで、正気で帰って来れたら話をしようとか
言い出しました。
 一方アナは、タレイアの木を直す方法あった、とか言ってるけど、皆死ぬぞ、特に
俺が、とか怖がってるグローバー。
 まあ正直でよろしいわ。
 パーシーの方は屋根裏にいったら、訪れた者に予言をつげるものっていう
霊が居た。聞いたことに何でも答えてくれるらしいよ!
 ヤフー知恵袋だね!←
 パーシーが予言のことを尋ねると、未来のことを知る前に過去のことを知れと言われた。
 霊が話したのはタイタン(巨人)の話でした。
 あれだ、神々が現れる前は進撃の巨人がいたんだけど(待て)、その巨人族を率いて
いたのがクロノスという巨人だった。
 彼は、自分の息子によって倒されるだろうという予言を恐れ、ゼウス、ハデス、ポセイドンを
飲みこんでしまったのだけど、ゼウスは母の機転で助かり、3人は力を合わせてクロノスを
倒し、地底深くに封印した、というもの。
 しかし、クロノスはいつか蘇り、ハーフゴッドの一人だけがクロノスを倒せる。
 だがその者も、救世主になるか世界を滅ぼすかのどちらか、と。
 さらにパーシーはルークと争うことになるだろうと予言されたみたいですね。
 んで、自分がその予言の子じゃない可能性はあるか?とケイロンに尋ねるパーシーですが、
キミしかいないだろって言われるわけですよ。
 
 一方アナの方は校長に、木を治すためのアイテム探しの旅に出たいと言ってました。
 金の羊毛で作られた金の毛皮であり、それはバミューダ海域と人間界では呼ばれる魔の
海にあると。
 でも校長は、「危ないから行くのは許可できない、ハナベル」「アナベスです」
 お前…。
 しかしこの後全生徒を集めて、タレイアの木を治す方法をついに見つけた!金の毛皮だ!と
自分の手柄のように話す校長。しかも手にカンペかいてるし。
 アナはこいつに灰皿ブン投げても許されると思う!
 
 ほんで、グローバーは行きたくないなーと思ってるわけですよ。
 彼らの種族は金の毛皮に引き寄せられる習性があるため、毛皮探しに駆り出される
ことが多いんだけども、そりゃ危険が多いから嫌だろうな。
 大体は探しにいった連中は毛皮守ってるキュクロプスにやられるらしいしね。
 したら、別の奴が選出されて、グローバー、ホッとした感じ。
 さらに、行くのはクラリサも指名されました。
 パーシー、自分じゃなかったことにホッとしつつがっかりって感じですかね。
 パーシーはクラリサに、ルークは生きている、どうか気をつけてほしいと伝えたけど
鼻で笑われました。
 予言では「呪われた剣が切って倒す」というような部分もあったのだけど、意味がわからない
のでは予言の意味がない、とブチブチ文句いってるパーシー。
 それは確かにそうだが、分かりやすい予言だったらこの先のネタバレになるやろが!
 
 そういうわけでパーシー、グローバーのとこにいって、自分が毛皮をとりに行こうと思う、と
告げる。
 アナも出る気満々だったのでグローバー仕方なく付き合うことにするんだけど、「荷造りして
保険確かめてくる」って言ってたのが面白かった。
 そういうわけで3人、訓練所の外に出る……うん、なんか後ろ騒がしい!
 タイソンいたぁぁぁぁぁ!!!
 兄弟だからってついてくるのはいいけど、まずその騒がしい荷物を何とかしろ!なんで
そんな音出るもの持ってきてバレないと思ったんだ!
 タイソンは、毛皮のありかを知っていた。
 キルケの国にあるらしいですよ。守ってるのはポリュペモスという名らしい。
 あと、アナが外見を気にしてミストというスプレー貸してくれて、これでタイソンは普通の人間の
ような見た目になりました。
 これで撮影が楽になったね!
 あとアナがなんか呼んでた。
 え、UFO?
 タクシーらしい。
 おい誰だイエローキャブそっくりだっつーたの。
 どっからどう見てもイェローキャブモデルだろうが!
 あと運転手、3人のおばちゃんだった。
 多いよ!1人でいいよ!ハンドル誰が握るかで争いになるだろうが!
 ってか後部座席に4人全員乗れるのがすげえよ!
 
 そういうわけでこのムチャクチャなタクシーにのっていくんだけど、彼女らには目玉が
ない上に、たびたび後ろを向いて話をするので危なっかしい!
 途中、タクシーが左右に分かれるとこ、パーシーが避け損ねてピンチになってたのも
笑いました。
 ところが途中でアナが、お金が足りないかもと言われた途端降ろされましたよ。
 なんて現金なやつらなんだ…。
 あーあとパーシーに、あんたは20歳まで生きるよってのと、4つの数字を予言して
去って行った。時が来たらわかるらしい。
 
 降ろされた場所でタイソンが、ここオリンポスだよねって騒ぎまくってて、なんでかと
いうと議事堂が建物似てたかららしい。
 うーん…。
 グローバーが、自分のことばっかしか考えてない連中がいるのは似てるけどね、と
皮肉言ってたのは面白かったです。
 ファストフードの店でタイソンがなんか親しげに話してると思ったら兄弟らしい。6本の
腕があって飲み物入れるスピード早い!
 ところが街を歩いている最中、グローバーがルークらにさらわれてしまいました。
 男さらって何が楽しいんだよ。アナ放置かよ。(そういう問題ではなく)
 クリスが寝返ったとかパーシー言ってた。
 どうやら訓練生の中にも、ルークの甘言に騙される残念な子がいたようですな。
 まあルークがグローバーをさらったのは、毛皮にたどり着くためでしょうね。
 それでアナは、宅配便のお店に入る。
 ルークの居場所、お父さんなら知ってるでしょって。
 ああ、電車男のエルメスさん。(ヘルメスさんです!)
 ただ、中に入るとお客さんと店員が話してて、パーシーらが話しかけると、こちらの
お客様が先っていってたのは良かった。
 秩序を重んじる彼らしいですな。
 彼がヘルメスでした。
 パーシーがルークの名を出すと態度が変わる。
 …ってかあんた前回もモメてたけどまだ仲直りしてなかったんか。
 この親子げんかにオリンポスレベルで巻き込まれるとかマジ勘弁して欲しいんですが。

 ヘルメスは今運送会社を経営してるらしいです。
 すっげ!中アマゾンみたい!
 なんか杖を持ってこさせて、これでルークを探すなっしー!ヘビがぐだぐだしゃべってる
なっしーよ!(吹き替えで見た方だけお楽しみ下さい)
 その検索の間、ヘルメスはパーシーに手助けしてくれるアイテムを渡したなっしー!
 アナがここで開けようとして怒られたなっしー!
 …疲れたので戻しますけど、このアイテムは、蓋をあけると風が発生するものらしいです。
 あーそりゃここであけたら怒られるわっていうかアナも何でもかんでもいきなり開けようと
すんなよ。
 もう一つは、テープみたいなもので、これでかこったところが消滅するというものでした。
 今度は「ここで使うな」って先にいってから渡すエルメス、面白かったです。
 
 そんでルークの行方なっしー!
 アンドロメダという彼が所有する船に乗ってることがわかったなっしー!
 …えーそれで。
 ヘルメスはルークに会ったら伝えてくれ、親は間違いを犯すこともある、どうか世の中に
怒りをぶつけないで欲しいと言う。
 あんたらさ、人を伝言に使うのやめなさいよ。
 親子同士ちゃんと話をしないから前回に続いて今回もグダグダするんだろうが!
 親子げんかでクロノス蘇らせられたらたまったもんじゃねーわ!

 …パーシーが去った後、「彼は死ぬな」ってヘルメスが言ってたように聞こえたのは
気のせいか…。

 さて問題は船にどうやっておいつくかですが。
 タイソンがお父さんに頼むつーて、海に手をつけて念じると、海馬が現れました。
 パーシー、自分がどれだけ語りかけても答えてくれなかったのにって思うだろうなぁ。
 でも父としては、何か危機があれば助けるけど、普段は見守るだけ、でないとパーシーの
ためにならないからって感じだったのかも。
 そういうわけで海馬に乗………ベトベトしてるし、海に足浸かってるし!!!!!
 お父さんもっといい乗り物を下さい!!!!
「俺のターン!」←それはカードゲームする方の海馬だ!!(詳しくは遊戯王にて)

 というわけで船に乗り移ったんですが、様子をうかがってる間に割とあっさり見つかりました。
 うーん…。
 ルークはここでパーシーに、クロノスを蘇らせるために毛皮を手に入れようとしていること、
グローバーは仲間とともに先に送り込んだことを話す。
 あとパーシーは律儀にヘルメスの伝言を届けたけど、なんで父親が直接言いに来ない!と
逆切れされただけでした。
 これはルークが正しい!
 アナはルークに、タレイアは友達だったでしょ、と言うけど、ルークは、タレイアのことがある
のにキュクロプス(タイソン)と組んでるのか、と皮肉を言う始末。
 ダメだなぁこれ。
 そういうわけで捕まった3人。
 アナは、タイソンが信用できるか、と改めてパーシーに聞く。
 わざと見つかるようにしたんじゃないの、と。
 まああれだけガシャガシャ音出すものを持ち歩いていたら疑いたくもなるわなぁ。
 これ結局何が入っていたのかは明かされませんでしたが。
 
 ともあれパーシーは脱出すべく、波を起こして船を傾かせ、つりさげられていた鞄を
落としてアナがキャッチに成功。
 ここで、ヘルメスからもらったあのテープを使ってるんだけど、限りがあるんだからもう
少し小さく使ったら…とか思ったのは考え過ぎでしょうか。
 で、外に出たらまた見つかった。
 あんたらは一度くらい、見つからずに抜け出すという選択肢はとれないのか!
 クリスと乱闘になって、仕返しだみたいなことをパーシーが言ってて、彼を海に
投げ落としてたんだけど、あああの、障害物の競技でパーシーが助けてあげたのに
恩をあだで返したのがこいつか。
 そりゃ自業自得ですな、確かに。
 二人を先に脱出させて、パーシーは残ってルークらを引き付けてる。
 仲間になれとかいうルーク。
 簡単に人を見捨てるあんたをどうやって信用しろってんですか。
 一方、アナとタイソンの方ですが、救命ボートで降り立ち………アナさんすいません、
タイソンがエンジン取り付けようとして海に落っことしました。
 お父さん!海の中からエンジン見つけてやってください!お父さん!ポセイドン!?
 あ、ダメだこれ、手を貸してもらえないパターンですね。
 
 で、アナはもう一つのアイテム、風を発生させる装置をエンジンの代わりにして逃げ、
パーシーも波を作ってそれにのって逃げるわけですが、ルークも乗ってついてきた。
 え、キミポセイドンの息子じゃないのになんで乗れるん?ヘルメスの靴?
 まあ最終的にパーシーがはじき落しましたけど。
 
 パーシー、二人においついてボートに乗り込む。
 タイソンは顔を変えてたミストの効き目がきれて、一つ目に戻ってしまうのだけど、
またミストをかけようとしたら中身なくなってました。
 ってか私は元の姿でもいいと思うんだけどなぁ。
 悪い奴ではないのだから、見た目をあまり気にしないであげて欲しい。
 やってることはかなりイラッときますが。
 あれだ、まとわりつく黄瀬君を見る黒子君の目になります。
(中の人ネタはもうやめたげて!)
 
 タイソンは、この姿を見て皆逃げた、と言う。
 森にやってきた人間らに微笑みかけたら逃げてったと。
 可哀想にねぇ。
 そんな彼を可哀想に思ったのかパーシーは、風の出るビンを持つのをまかせる
わけですけども、アナは、普通の魔法瓶を待たせても危ないとか言ってる。
 うん、それは否定できないな!
 アナはパーシーに、タレイアはキュクロプスが殺した、タイソンの一族よと告げる。
 こっちもこっちで、タイソンをいまいち信用できないでいたのはそれがあったから
でしょうね。
 そうしていると、頭上に変な雲が。
 バミューダ海域に入ったようで「ボチャン」

 ………今何かが海面に落ちる音がしたんですけども…。
 弟の手にあったアイテムが消えてるんですけども……。
 こいつマジに落としやがった!!!
 しかも水面から何かさかなの背びれのようなものが出て来た。
 サメか、と警戒する3人でしたが。
 サメの方が良かったというパーシーら。
 これはカリュブディスというモンスターの口の中で、背びれかと思ったら鋭い牙らしい。
 これは逃げなければ!
 パーシーらは父の助けを借りようとするけど、この海域ではポセイドンの力は
及ばないのか助けはこず。
 役にたたねーな!
 そういうわけで飲みこまれた彼らですが。
 おそらくは胃にたどり着いて彼らは降り立つんだけど、ネバネバしたものを触って
なんだろこれーとか呑気にいってるタイソンを殴りたい!
 
 そんな中彼らは、クラリサの声がすることに気付く。
 ……彼女らの船も飲みこまれてたんかーい!
 しかもパートナーの奴がいない。
 早々にやられたらしいですよ。
 役にたたねぇ…。
 とかいってたら、胃が動き始めて、パーシーらがさっきまで乗ってたボートが飲みこまれた!
やっべぇぇぇぇぇ!!
 パーシーは胃を攻撃して吐き出してもらおう、と提案。
 操縦をクラリサに任せ、胃壁を攻撃。
 やだなぁ。こんなんで胃に穴あくとかいやだなぁ。アニサキスかよ←
 あーあと忘れてました。
 クラリサの船の乗組員はゾンビなんだけど、タイソンが「ゾンビ?」って言ったら皆がギロッと
反応してたの笑った。
 死せる船員って言われる方がいいらしい。でもおっさん、ゾンビでも結構ですよって言ってた。
明るいな!

 海面に浮上した一行。
 やったねって感じです。
 それで、毛皮を見つけにいこうとするのだけど、パーシーは海面に緯度と経度が記されて
いることに気付く。
 父が助けてくれるんですかね。それとも真実を読み取る力がパーシーにあったのか。
 その数字を読み上げるとそれは、タクシーのおばちゃんが教えてくれた数字でした。
 後になってわかる、このことですね。
 その方向に向かった一行は、キルケランドにたどり着きました。
 このキルケランドってのは女神が作った遊園地なんだけど、いざ開園式の時に、
ハーフゴッドを見たポリュペモスがハーフゴッドを襲って食って、それでこんなさびれて
しまってるらしい。
 つかハーフゴッド向けの遊園地とか作ってる場合か!
 
 奴の住処はどこだろうと言ってたら、アトラクションの一つから声が聞こえてきた。
 で。
 皆が見上げてると「ならばなくても入れるよ?」というタイソン。
 よし分かった、お前はバスケをしに行け。
 
 中に入った一行、そこで女装してるグローバーを見つけた。
 ポリュペモスは目が見えないので(多少の視力はある)彼は玩具の一つ目をつけて
女装して、キュクロプス族のメイドと思わせて生き延びていたらしい。偉いですなぁ。 
 つーことはルークが先に行かせた仲間たちは食われて全滅か。
 クラリサがグローバーの写真撮ってて結構余裕あるなぁと思った。
 そういうわけで彼らは協力しあって毛皮を取ることにするが、なかなかどうして、
ポリュペモスも強い。
 誰か、人類最強のリヴァイ兵長呼んできて!
「汚い。まず掃除しろ」
 あっ………。

 ともあれ、何とか彼らは毛皮を奪うことに成功。
 やれやれとか思ってたらルーク登場。
 あー忘れてたな彼の存在。
 矢を射られそうになったパーシーを庇って矢を胸に受けたタイソンは、崖から
海へ落ちていきました。
 呆然としたままパーシーは捕まり、自分が毛皮を渡したようなもんだ、オリンポスは
滅びるんだとか言ってる。
 ずっとタイソンに兄弟だと言ってやらなかった、自分のことばっかりだった、と後悔
しているようです。
 でもアナは、ポセイドンに呼びかけてもこたえてもらえず腹立つなら、見返してやれば
いい、とアドバイス。
 そういうわけでパーシーはペンを出して剣に戻し、グローバーのロープを切る。
 …ルークも彼らを縛る時武器とか取り上げなかったんでしょうか…結構馬鹿だこいつ…。
 対決の中、ピンチに陥ったパーシーを助けたのはタイソン!
 海に落ちたからケガを海が治してくれたらしいです。やったね!
 再会を喜ぶ二人。
 うん、いやあの、いいから早くクロノスの棺にかけられた毛皮とろうや…クロノス復活
するで…。
 とか思ったらクロノス蘇ったよ。
 馬鹿か!お前らが抱き合って喜んでる間に蘇ってもーたやないか!
 ルークが、ご主人様とか寄ってったけど食われました。
 まあ大体想定内だ。
 自分の息子を食った奴なのにどうしてひ孫なら食われないと思ったんだルーク。
 パーシーは剣で応戦するんだけど、足をきるとその部分が棺に戻っていく。
 それで彼は予言の、「呪われた剣で切って倒す」の意味を理解した。
 クロノスを封印に戻すのはこの剣で切ることだって。
 グローバーが食われたのを見て立ち向かうパーシー。
 まあ残り時間も少ない事ですし、割とあっさりクロノスを倒しましてめでたしめでたし、と
言ってたら、アナがもうすっかり死んだと思われていたザコ敵に刺されました。
 体はヒヒでサソリのしっぽ生えてるようなモンスター。
 これはクラリサが倒したのだけど、力尽きようとするアナにパーシーは毛皮をかけてやる。
 でもアナは力尽きた。
 この後毛皮が働いてアナは蘇るのだけれども、ここは一旦死ななくても、そのままケガ回復
する描写で良かったんじゃないかなぁ。
 ちょっと展開がもさもさすると思ったので。
 あとクロノスが封印されたことで、グローバーとルークも助け出されたけど、ルークは閉じ込め
られたポリュペモスのとこに落ちてた。こいつ次回まで生きてるのかな…。

 で、パーシーは毛皮をクラリサに渡し、これは君の冒険だと手柄を譲る。
 そういうわけでタレイアの木に毛布をかけるのでありました。
 すると木は蘇り、バリアも復活。
 よかったねぇ。
 このあとパーシーはタイソンに、もうサングラスいらないだろ兄弟、って呼びかけてて
よかったねぇ、てなもんですわ。
 あと自分も自信を取り戻していたのですが。
 まだ続きがあった。
 なんと、毛皮ずっとかけてたもんだから、タレイアも人間としての生を蘇らせたので
あります。
 ……あれ、死んだ時から年くってね?
 まあともかく、彼女はゼウスの娘だから、もしかして予言されていたのはタレイアのことだったの
かもしれない、と気づくパーシー。
 どうやらまだまだ話は続きそうであります。
 クロノスも完全に封印されたわけではないようだしね。
 ヴォルデモートみたく、完全に復活しきってなかったとこをやられたのなら、あっさり倒された
のも合点がいきますね。 


 次回より「タレイア・グレースとオリンポスの神々」編スタート!(待て)



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