多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→黒執事


黒執事

1/27鑑賞

 はい皆一旦原作忘れよう!
 単なる、悪魔の執事が契約をして主人を助ける話だと考えてみよう!
 そしたら、レンタルDVD旧作100円で借りて見てみてもいいかなーって気になって
くるよー!

 真面目な話をしますとですね、本当に、原作を置いといて見るならば、各自のキャラ
設定は面白かったし、演技も良かったと思いますよ。いやホントに。
 ただ脚本がクソ。面白い部分とグダグダな部分の緩急が激しすぎる。
 悪魔の相手に、薬物で強化した相手なんか何の意味もないのに無理やり対決させたり、
爆弾があと少しで爆発するというのにいつまでもグダグダ話してたり。
 鬼気迫る展開というものがまったくないという。
 話作るのがもっとうまい人連れてきたら、展開も面白かったでしょうな、という感じ。
そしたらキャラももっと生きたでしょう。こんなにつまらなかった映画は久しぶりだ。

 というわけで。
 この世界は東と西に分かれていて、西では女王が統治する社会で、東側と対立
してて、世界を統治しようとしている女王は貴族を各国に派遣させて諜報活動を
行っておりました、と。それが女王の番犬と呼ばれる存在でありました。

 ある時車が路地に突っ込んできて、運転手がミイラ化して死んでいるのが発見される。
 どう見てもホラー映画じゃねーかよこれ。
 んで、ある貴族が女王からこの事件について調べろ、という指令をもらう。
 それがまあようするにシエル…じゃなくて幻蜂、えー…清玄なわけですよ。
 なんだこのヘンテコな日本語名。面倒くさい。
 その清玄は女に変装して取引現場でわざと拉致されていた。
 女性が大量に拉致されることがあって、それがこのミイラ化事件に関係しているので
女装して潜入していたらしいです。
 でもってそこにやってきたのがセバスチャン。
 あーよかった。セバスチャンの名前は普通にセバスチャンだった。
 あっという間に悪い奴らをのしたここのアクションはかっこよかったです。
 取引していた相手は青木という男で、彼がミイラ化した人らに何かの封筒を渡していた
ことは分かっているのだけれど、それが何かはわからない。
 結局この男からは何の手がかりも得られなかった。
 ここのやり取りで、黒執事を知らない人でも、清玄とセバスチャンの関係が必ずしも
良い主従関係というわけではないというのが分かるかと思いますが、ちょっとくどすぎる
演出に感じました。まあいいや。
 あと、青木が「私はあくまで執事ですから」の意味を理解するくだりも面白かったな。
 あくまで執事なのだよ!

 きよはるて、どこの黒夢だ。

 んで起きた清玄ですけども。
 メイドがどじっこなのは変わらない設定ですか。
 彼女の名はリン。
 リンちゃんなう!(絶対言うと思った)
 廊下でお茶を飲んでるのは田中さん。
 ちなみにはっきりいって特に何か活躍するわけではありませぬ。
 あと、この家がファントムメーカーという玩具を作ってるのはそのままのようですな。
 清玄とセバスチャンが会話してて、クソガキとセバスが言ってて笑った。
 どうせだったら清玄は「ん?」と言わずに、間髪入れずに「クソ執事」って言いかえすくらい
しても面白かったと思うけど。
 
 セバスチャンは契約した清玄の魂が欲しい。
 けれども、誰かに殺されてしまうと手に入らないらしい。
 自殺なら自由にしてよねん、ってことみたいです。
 あ、OPで清玄の両親が何者かに殺され、清玄が悪魔のセバスチャンと契約をした、と
いうのはなんとなーくわかる下りになっています。

 清玄のもとにサトウという、女王からの指令を届ける男がやってきます。
 早く事件解決してねってことらしい。
 …オメーがSPECで解決すればいいんじゃねーのか、地居。(その映画はもう終わった)
 ミイラの犠牲者の特徴は、必ずその現場にサタンのカードが落ちていること。
 でもって、狙われているのは大使館員とかお偉いさんばっかなので、彼らはすっかり
恐れをなしてしまって、皆集まって悪魔祓いの儀式を行うらしいです。
 そんなんしたってねーとか思うんですけどもね。
 ともあれ、青木と接触していて何を受け取っていたのか調べることが必要になってくる。
 清玄はセバスチャンに警察の調査資料を手に入れるよう命じる。
 
 一方警察では保安省とかいうのがあるんだけど、鴇沢という刑事が青木らが殺された
事件について、執事の恰好の奴が一人で殺したらしい、と上司の猫磨に報告中。
 現場にはボタンが落ちていたのだけれど、そのボタンには幻蜂家の紋章が入ってたと。
 セバスチャンらしくないミスじゃねーかよおい。
 こんなもの落とすなんて。
 こういうとこがなぁ…なんか黒執事の世界観全然理解してないと思うんだよねぇ。
 んで鴇沢は、彼らは女王の番犬ではないかと考える。
 思い切りバレてるやないか。
 でもそんだけでは一応由緒ある家なので簡単に調べることができない、ということで
鴇沢は聞かなかったことにしてくれ、と言うのだけど、猫磨は、やるなら飼い主にバレない
ようにね、と。
 この飼い主のことが意味わからなかったんだけど、清玄にバレないようにセバスチャンを
何とかしろという意味だったのか、彼の後ろにいるボスにバレないようにということ
だったのか…。
 んで鴇沢らは幻蜂家のことを調べてるのだけど、清玄の両親、三代目が殺されて
娘は行方不明、それから少しして清玄がセバスチャンとともに家を訪れ、四代目に収まった
というのがわかる。
 DNA鑑定でも幻蜂の人間と証明されたので、叔母とともに会社を運営してると。
 
 その清玄は会社で会議終わってなんか興味なさげ。
 そんな彼に声をかけているのは、清玄の叔母にあたるハナエ。
 どう見ても胡散臭いキャラじゃねーか!(ネタバレ早い!)
 ハナエは、何かあったら力になるからね、と言うのでありました。

 このあと屋敷でサトウと話をしてるんだけど、セバスチャンは猫と遊びまくってて
ちょっと笑った。このエピソード取り入れてるのはいいなぁ。
 このあと清玄は先日亡くなったという大使館員の死体を見に行く。
 歯には葉巻が挟まっていて、あとセバスチャンがチーフに酒のシミがついてるのを
見つけました。
 つまり、葉巻を口で噛み切るほど相当泥酔していて、チーフでたびたび酒をぬぐって
いたということ。
 清玄はセバスチャンに、この高級葉巻と高級なワインがそろって出されている店を
見つけろと命令。
 まあ彼のことですから帰るまでには見つけているでしょう。

 んで、そこは高級クラブで、紹介がないと入れない場所だというのがわかる。
 つまり青木が渡していたのはここの招待状だった、ということです。
 セバスチャンは当たり前のように参加者リストを揃えていて、それを見た清玄は
ハナエの知り合いが多いから紹介してもらえば中に入る手はずは整うと考える。
 …そういう知り合いが出入りしてる時点で、ハナエには何かある…とか思わないのかお前は。
 で、この会食の時にセバスチャンが笑顔笑顔とかやってるけど無理なわけで。
 あと、リンが危なくものひっくり返しそうになったりいろいろやらかしそうになりましたが
セバスチャンナイスフォロー。
 この時、ハナエが薬を飲んでたんだけど、ビンが飛び散った時にセバスチャン、うまく
受け止めてました。
 でもこれ絶対、中身1個拝借してるよなぁ、と思った。
 何となく。
 あとハナエの執事の明石もビン見て変な顔してたから、彼は抜き取られたことを気づいた
のではないかな、と。
 で、ハナエはセバスチャンの動きを褒めるのだけど、清玄は、自分の命令以外は
聞かないようしつけているので、と話すのでした。
 ここが後の伏線になるというのはわかるけども、唐突過ぎてつまらないです。
 もうちょっとなんか考えろよ…。
 
 というわけでリンとともに乗り込む清玄。
(男女ペアでないと入れない)
 ………清玄が女装してセバスチャンと入るという選択はなかったのかっ!
 セバスチャンがリンに、くれぐれも、くれぐれも粗相をしないようにと2回言ってて
めっちゃ笑いました。
 んで招待状を受け取った清玄はそこに押されている紋章を見て驚愕する。
 それは、ウロボロス…ではなくて、両親が襲われた時に拳銃に刻まれていた
紋章でした。(ウロボロスはタイガーアンドバニー)
 ってかなんか王道パターンだからしょうがないんだけど、タイバニが頭の中
ぐるぐるしてました。
 さすがにヒーローは登場しなかった。

 この紋章はイプシロン製薬という会社のものだそうです。
 悪趣味な紋章使ってやがんな←
 清玄はセバスチャンに、この会社の工場を調べるように命じる。
 一方自分らはパーティ会場に潜入するんだけどそこで、イプシロン製薬の社長、
九条を目撃する。あと武器商人の篠崎という男も。
 二人がそろってどっかに行くのを見て後をおっかけるのですが、なんとリンがついて
きてしまった。
 空気読めやてめぇと思ってるとこに九条に見つかって、言い訳しようとするのですが
結局拉致されました。
 つーか私が不思議に思うのは、リンちゃんの正体が後でわかる割に、ここはなんで
何もしなかったのかってことなんですけど。
 そのあたりがこの脚本、穴だらけなんだよなぁ。

 袋被せられてて目が覚めた清玄は、壁を通した向かい側にドラッグで遊んでる
連中がいて、九条が実験と称してある薬をまいたのを目撃する。
 これは、潰した煙を吸うとたちまちミイラになって死に至るというもので、あの
ミイラ化事件の正体だったのです。
 
 一方その頃セバスチャンは全力で野良猫と遊んでて、「私としたことが」とか言いながら
工場に潜入してた。お前ェェェェェ!!!!!
 この工場の中には薬を作ってる部署があるんだけど、黄色い玉の薬があって、
いきなりパクッと食べるセバスチャン。
 さらに、赤い玉と錠剤があるのでそれも食べるセバスチャン。
 お前…。
 この錠剤は前に一度どこかで出てきておりますね。
 この薬をポッケに入れるのはいいんだけど、もっとスマートな入れ方は無かったのか…。
例えば、どうしようかあちこち探して、清玄の名刺入れを見つけて、その中身ポーイして
薬を入れる、というようなエピソードだったら面白かったのに。
 この後奥に進んだセバスチャンは、大勢の女性らを発見し、そのあとなんか、
「見つけました」とか言って爆発起こしてた。
 あのさ、ここのシーンさ、工場爆発したら普通騒ぎになるもんだけど、そのあと一切
まったく誰も触れなかったのはなぜ?
 エピソード入れといて忘れてんじゃねーぞ。

 九条の方はそういうわけでまあ黄色の薬をバラまいていて、助かるためには赤い
薬を少なくとも2つ飲まないとダメだみたいな話を。
 その結果は実はどうでもよくて、九条は隣に座っている相手に、頼まれていたものが
この通り、出来上がったと言っていた。
 これ清玄は篠崎だって言ってるけど絶対篠崎じゃないよ。
 ハナエだろ絶対。
 体格的に女じゃないの。
 まあいいけど。
 この謎の人物は九条を殺すが、なぜか清玄には手を出さないで去って行きます。
 靴に仕込んだナイフでガムテープを切った清玄はリンを連れて脱出。
 その向こうにはセバスチャンが猫抱いて待ってました。
 こんな危険なとこに猫連れてきちゃいかん!

 清玄はサトウにドラッグのことを伝える。
 黒幕は篠崎だった、ということも。
 あと、そこになんか警察が来て、セバスチャンに話があるとかいうけど、サトウは
これから除霊会があるんだから騒ぎ起こさないでよーとかいらんこと言ったので、
清玄はセバスチャンに「らしくしろよ」と言うのでありました。
 …まあこの後セバスチャン、保安省で大暴れしたんですけどもね!
 何事もなかったかのように出てきやがった。
 
 清玄の方は、篠原の会社にいったんだけど誰もいない。
 そして発砲音に地下へいってみれば、社員がシートを敷いたところで次々殺されて
いたわけです。
 彼は、痕跡を残さず殺すつもりか、と推測する。
 と、そこにリンが。
 ………マジでなんでここにいんの。
 いつでも坊ちゃんのそばにいるのが私の役目とか言ってるけど、だからお前いつも
声でけーんだよ!また気づかれただろうが!
 ちょっとォォォ!!!!この人、銀魂の神楽ちゃんとチェンジしてくれる!?
(あいつの方が手が付けられないだろうが!)
 というわけでピンチになるのですが、実はリンめっちゃ強かった。
 先代からずっと仕えてきて、清玄の両親を守れなかったので、今度こそ清玄は守ると
固く決意していたようです。あと、清玄がいなくなった娘だということも知ってた。
 それはいいんだけど、そんなに強いならどうして九条にとっ捕まった時に何もしなかったのか、
という話なんですけども。

 まあガンアクションかっこよかったからいいや。
 この映画で面白いのはアクションシーンだけですなぁ。
 この間に清玄は断腸の思いで脱出する。
 リンがやられそうになった時に、セバスチャンが助けにきます。
 清玄は外に出た時セバスチャンがきていたのを知ってリンを助けるよう命じる。
 そして自分はハナエらとともに、除霊会の会場に行くと伝え、ここでも「らしくしろよ」と。
 ところがどっこいセバスチャンがリンを助けてる間に、清玄の方がピンチに!
 やっぱりなと思ってたけど、ハナエが黒幕だった。
 工場みたいなとこに清玄を連れ込んで、あとあの黄色い玉の爆弾をセットですよ。
ここで爆発したら半径1キロメートル内の人間は死に至ると。

 ……あれっなんでこんなことしてるんだったっけ?
 あとセバスチャン、リンを運んでいるのはいいけど、思い切りパンツ見える運び方は
どうかと思います。

 ハナエとしては、篠崎を殺して失踪させ、テロを起こすことによって、恐ろしい薬が
テロリストの手に渡ってしまったと世界を震撼させたかったんだけど、清玄が首突っ込んで
きて台無しになったから、清玄をテロの犯人、つまりは女王を犯人に仕立て上げるつもり
らしいです。
 だからなんでこんなテロするんだっけ。
 世界を混乱に陥れるためだっけ?女王が邪魔だから?
 確かそうだったな!うん。
 
 ちなみにここで清玄の眼帯取れるけど、だからといって特に大したことはないという。
 え、これどうしたらいいの。
 それと、両親を襲わせたのもハナエらしい。

 というわけで清玄を殺そうとしたらセバスチャンきた。
 拳銃の弾を差し出してるし。
 余裕だなお前。
 実は、清玄はさっきセバスチャンに「リンを助けたら除霊会会場に行け」と言ってた
けど、大切なのはその後の「らしくしろ」という言葉で、これは、自由に動けという
意味だったらしいです。
 だから彼はリンを屋敷に運んだ後、猫にこの場所聞いてやってきたらしい。
 猫…恐ろしい子!
 
 セバスチャンがあの工場で見つけた文献では不老不死のことが研究されていて、
ハナエは不老不死の研究を九条に依頼したのだろう、と。
 その過程であのミイラ化する薬などがたまたま生まれたということらしいです。
 ハナエが飲んでいた薬は不老不死に近づくためのものだった。
 あの倉庫で捕まえられていた女は薬の原料になっていた、と知って動揺する清玄。
 ここでハナエ、逆切れかまし始めました。
 本当は、清玄の父親と結婚していたのは自分だったらしい。
 元々、姉妹のどちらかが妻になる話だったんだけど、父親はハナエと結婚した。
 ところが襲撃されてハナエは母子ともにケガを負い、胎児は死亡、それから二度と
子供を産めない体になってしまったため、それでは意味がないと、しきたりにのっとり
父親はハナエと別れて妹、つまり清玄の母親と結婚したと。
 なんかこれは…父親が悪いんじゃないのかって話なんですけども。
 
 ともあれ、自分が死なない体になればいい、しきたりに固執する奴が死ねば私が
ルールとか言いまくってるハナエ。
 いやそれはそうだけど、一族から追放されるとか考えないのかお前は。
 あと、皆様グダグダとお話のところ申し訳ないのですが、爆弾がもうそろそろ30分
経過しそうな気がするのですが大丈夫ですか。
 皆さん爆弾の存在などないかのような会話をなさっておられますが。

 で、清玄はセバスチャンに殺せと命じるけど、そこに立ちはだかったのが明石ですよ。
「頭が高いぞ」←それは黒子のバスケの赤司様です。
 私ここのシーン見た時「おっ、明石が「これでも死神DEATH☆」かよ、かっけー!」とか
思ったのですが、単にドラッグで肉体強化した人間だという…。
 ただの人間が悪魔に勝てるわけないのに、五分五分の勝負してるあたりでここは
かなり白けましたね。
 つまんねぇーみたいな。
 ナイフで剣と互角にはりあうのはかっこいいなと思いましたが。
 しかも、ハナエが清玄に銃を突き付けてセバスチャンに抵抗しないように言うけど、
清玄は持っていたあの薬をわざとつぶす。(さっき清玄が実は黒幕だった、という写真を
ばら撒くために清玄にハナエが薬を渡し、受け取ったとこを撮影してから、回収してなかったらしい)
 ちゃんと取り上げとけよハナエ!いろいろとツメが甘いにも程があるよ!
 ハナエが余裕だったのでもしやと思ったら「解毒剤ちゃーんとここに…ない!」みたいな
感じでめっちゃ笑った。
 実はセバスチャンが駆けつけてきた時に、注意をそらした拍子に清玄に教えて
彼が掏り取っていたという。
 これは清玄がつぶしました。
 あと明石も解毒剤予備を持ってたらしいんだけど、こっちもセバスチャンがすり取ってて
自分が飲んだ。
 いやいやいやいや!
 清玄のために残しておけよてめぇ。
 
 このあと明石が倒されてさすがにやばいと思ったのか、ハナエは、ラスボスがいる
とか言い出した。協力するように頼まれたって。
 でもその正体はしらないと。
 どうでもいいな。
 ただ、両親の復讐を果たしてないのでこの女は生かしておく、と清玄はセバスチャンが
持っていた解毒剤2粒のうち、1粒をハナエに渡そうとするんだけど、彼女は二つとも
とって飲みました。
 まあそういうことだろうと恐らくセバスチャン、予測してたんでしょうね。
 この薬、ミイラ化して死ぬ薬をセバスチャンの血で赤くしたものでした。
 やるね!
 ってかなんか1人清玄がバタバタしてんだけど。
 あんた大丈夫かおい。
 騙され過ぎだぞいろいろと。
 そういうわけでハナエは死ぬわけですが。

 ハナエの屋敷の金庫に解毒剤があるということでセバスチャンはそちらに向かおうと
するけれど、清玄は爆弾を見捨ててはおけない。
 あ、やっと皆さん爆弾の存在思い出していただけましたね。
 もう起動してから40分くらい経過してるので本当なら爆発してると思うんですけども。
 パスワードを入れてスーツケースを開けようとするけど開かないので、清玄はビルの
屋上にこれを持って行きます。
 で、セバスチャンは清玄が生きることを放棄して死のうとしているとみなし、一切手助け
しない。
 屋上にたどり着いてスーツケースを開けようとした時清玄は、すべてが始まった日という
ことで、父親の命日の数字を入れてみるとあきました。
 …短絡的すぎる!
 中あけて、爆弾取り出してぽーいって投げておしまいですよ。
 薬は別になってたので助かりました。
 …普通は薬の入ったケースに爆弾を仕掛けて、確実に爆発するようにするもん
ですけどね。どうもこのあたり都合よすぎて。

 んで、これも皆さん忘れてるかも知れませんが、ミイラ化の薬がきいてきて死にかけて
いる清玄をセバスチャンが、まだ隠し持っていた解毒剤を口移しで飲ませて助けるので
ありました。これサービスシーンのつもりなんですかねぇ。きわめてどうでもいいですが。

 それと、「女王の番人は健在である」という手紙を送っている人物が。
 猫磨でした。
 つまりこいつは東側を統治する奴の部下ってことですね。

 この後は寝る清玄がセバスチャンに、僕が寝るまでそばにいろとか言ってて、なんか
どうでもいいなぁって感じでした。

 えー皆様いかがだったでしょうか。
 原作とはまったく関係ない作品と考えれば1%くらいは楽しめるかと思うのですが、
まあこれを世に出したのは間違いではなかったか、と思えなくもない作品でありました。




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