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ソロモンの偽証
前篇・事件

3/11鑑賞

 タイトルに使われてる絵ってソロモンの審判が元ネタですかね。
 向こうの文化には疎くてよくわかんないけど。

 一つ残念に思ったのは、時系列が入り乱れて非常にわかりづらい部分がある。
 原作読んでないとわかりにくいですね。
 私原作は読んでないですが。


 話は、成長した主役の涼子が教師として、舞台となった中学に戻ってきて、校長と話をする
ところから始まります。
 ホクロ結構多い役者さんだったけど、子供の頃はまったくないんだからせめてちょっと消すとか
出来なかったのかなあ。
 まあともかく、校長と話をするんだけど。
 ここで校長が「代々語り継がれてきたのよね。中には誇張してしまった校長先生もいるんだけど」
って言うから私てっきり、校長が涼子に対して何かを語るのかと思ったんですよ。
 したら涼子が語り始めたんで「は?」ってなった。
 つまり、涼子らのやったことがずっと語り継がれてきたけど、オリジナルを今涼子が改めて
語る、という意味ですかね?

 1990年12月25日のことでした。
 涼子とクラスメイトの野田君は、学校のウサギの世話をするために学校に向かっていた。
 その時は珍しく雪が降り積もっていたと。
 あの、細かいこと言うけど、普通のウサギを冬に外で飼育しちゃいかんよ。死ぬよ。
 それと中学生っていえば年頃だけど、男の子と登校することに抵抗ないんかな?まあいいや。
 校門ではむさい先生が除雪しながらツバ吐いてたんで涼子は裏の通用口に回る。
(このツバはくシーン、アップでやって欲しくなかった)
 ところがそこで、雪に埋もれて死んでいる柏木君を発見したのです。
 思い切り現場荒らしちゃったな。

 で、保健室で警察官、佐々木と話してる涼子と野田なんだけど、涼子はなんか結構落ち着いて
いてすごいなと思った。
 彼女らがやってきてたのは柏木君がもともとはウサギの世話係だったんですが、彼がいきなり
不登校になったので、代わりにやってたらしいです。
 そういうわけで教室ですが。
 担任の森内の方がショック受けて「柏木君が亡くなりました」と告げた後倒れたりしてて、大丈夫か
この人って思った。
 今日は終業式なんですか。
 てか、「悩みあったのに私に助けを求めてくれなかったから」とか「あの目が苦手だった」とかなんか
この先生も、自分を正当化に走って好きじゃないなと思った。
 
 遺書はなく、事件性はないと判断して警察は自殺であるとの見方を下しました。
 その葬儀の場で涼子は、別の学校の子がじっと立っているのに気付いた。
 その後、涼子と同じクラスの樹理、松子という子らがポストに手紙を投函していました。
 ここのシーン、予告とちょっと違った感じだった。
 このシーンでは涼子あての封筒のみ(あるいはもう1通重なってる?)という感じだったんだけど、
予告では3通きちっと見えるように広げてあったんで。
 ともあれ。
 その手紙が涼子のもとへ届いたのは冬休み最後の日でした。
 …速達なのにどんだけ遅いん!
 内容は告発状で、柏木は殺されたのだ、大出に殺されたのだという内容でした。
 笑いながらフェンス超えて突き落としたと。
 てか自殺にしろ他殺にしろ、付近の人はなんも音聞いてないんかな。
 落ちた音くらいは聞こえてるような…。でも季節的に窓閉めてるからわからないかもなあ。
 この人もなんで警察に言わないのかって感じですよね。
 本当に見たのなら。
 
 この告発状は学校にも届いていて、校長は佐々木に連絡。
 校長は自殺と判断されたのだし伏せておく、という感じだけど、学年主任は他の教師と相談
した方がいい、と。
 校長は、生徒を傷つけたくないと言い、佐々木も、伏せておいた方がいいでしょう、と言うことで
伏せられることに。
 思えばここできちんと教師にだけでも公表していればと思いますね。
 生徒を傷つけたくないということではなくて、情報の共有を教師の間でやっておくというのは
大事なことなんで。
 知っていればのちのちマスコミが嗅ぎつけた時とかでもうまい対応できたと思うんですけどね。

 涼子は父親からの話を聞いて(父は刑事)告発状を無視するの、と怒る。
 父は、カウンセリングをすることになったと告げます。
 てかそういうこといくら親子でも言っていいのかな。
 ともあれ、母親も今は警察と学校を信じようと言う。
 要するに犯人あぶりだすってことじゃねーかよ。
 大丈夫なんですかねぇ。
 
 樹理の方はご飯食べてたけど、母親が見るからにダメそうな感じの人で、ニキビに関しては
青春のシンボルとかいってないで、ここまでになったら皮膚科連れていってあげたらいいのにと
思いました。
 いくらなんでも顔中にできた場合は、早く措置をしないと跡が残ります。
 10代でそうなったらきついから、ニキビがひどい場合は早めに皮膚科の受診を。

 松子はカウンセリングでいろいろ話をしてるけど、誘導尋問されてることに気付いてないなあ。
 バレまくりだ。
 樹理の方も、松子なんか言ったんですか、とか言っちゃってバレたっぽい。
 囚人のジレンマ、というやつですな。

 このあと樹理と松子は大出から暴行受けてたんだけど、これ完全に警察沙汰なのになんで
通報しないの。
 大出がいくら親の力でもみ消しといったところで、どう考えても実刑くらうレベルなんだけど。
 あーでも90年ということを考えたらまだ少年法は緩かったから無理なのかなぁ。
 ここまで騒ぎになってて誰もこないってのもすごいですが。

 この後森内は茂木という記者から取材を受ける。
 なんでも、テレビ局あてに投書があったらしいんだけど、それに破られた告発状が添えられて
いて、あて名は森内になっていたんですね。
 つまり、テレビ局としては、自殺だったものが殺人かもしれない上に、それを森内が破り捨て、
拾った誰かが見捨てておけず投書してきたと考えているようでした。
 森内がそんなことするわけないだろうに。
 完全にはめられましたね。
 ただ問題なのは誰がやったかということですが。
 樹理らにさすがにそこまでの知恵はないだろうし。
 おそらく犯人は、一応森内に手紙をだし、それがポストに届くのを待って郵便物を取りだし、
それをわざと破き匿名の投書として届けたんじゃないかと思うんですよ。
 でもそうすると、告発状の中身を知ってないといけないことになるなぁ。
 あとから出てきますけど、告発状出した犯人と、郵便物を盗み取っていた犯人は別、という可能性も
ありますね。

 さてさて。
 森内は当然知りませんから、知らないといって立ち去るけど、テレビ局としては、告発を見て見ぬ
ふりをした教師として徹底に追いつめるつもりらしい。
 マスコミって裏付けとれてなくても平気で放送して、後は知らんふりだもんねえ。
 学校周りでもマスコミの取材を受ける子らが現れて、当然マスコミは名前の出ている大出について
聞きますから騒ぎになるわけで。
 大出自体も素行が悪く、今まで暴力事件などを親の金でもみ消している事実があるから、そりゃあ
誰も彼が無実だと思う人はいないってわけですね。
 樹理は佐々木に、大出が「うまくいった」と言ってた、と伝えてるんですが。
 暴力振るわれたこと言えばいいのに、このタイミングで。
 そうしたら絶対取り調べ受けると思うんですけどね。
 樹理が何をしたいのかこの時点では見えてこない。

 佐々木らは、告発状の動機は復讐でしょう、自分がいじめられていたから、告発状を書いたのだと
指摘。
 完全に犯人バレてるな。
 でも校長は捜査を中止して下さいと言い出した。
 生徒同士が疑いあうことになればいじめが生まれると。
 この校長もとんだ及び腰だなあ。
 典型的な事なかれ主義ってのがよくわかる。
 生徒のため生徒のためと言いつつ、自分が責任負いたくないだけなんだろうな。
 あとここのシーン、カメラが揺れてて気持ち悪い。きちっと固定して欲しい。

 職員室で告発状の話になってるけど、皆そんなものが学校に来ていたとは知らなかったと
怒ってる。
 当然ですね。
 さらに森口についても、本当にあなたが破り捨てたんじゃないですかーとか言ってる教師おるし。
 あ、これスカッとジャパンでムカツク課長役やってる人だ。
 こういう、イラッとする演技させたらマジうまいな。
 
 一方で大出の家に取材にいった茂木、叩き出されたんだけど、この後うまいこと挑発してて、
大出の父親が茂木を殴ってるわけですよ。
 これ完全に証拠押さえられたな。
 カメラ隠し撮りしてるしさぁ。

 松子の家に涼子が忘れ物届けにきて、送っていくみたいな話をしてる時に。
 涼子に「ごめんね」と意味深なことを言った。
 何の話でしょうかね。

 この後、松子と樹理が大出にいじめられてる現場に遭遇した涼子が、引き返そうとすると
男の子が立って「何で助けないの」と言ってくる。
 私、なんだこのガキうぜーな、人のことを偽善者だのなんだの、ののしる前にじゃあお前が
行けよって思ったんですけど。
 これが柏木って子らしい。
 これは過去のことなのか、それとも涼子が幽霊を見ているのか。
 よくわからんシーンだったなあ。
 とりあえず柏木君に言いたいのですが、お前も口だけなんだから人を責める権利ないですよ、と。
 いるんだよねぇ、人の行為を責めまくって、それを指摘する自分は善人であると勘違いしてる奴。
 批判することとそれはまた違うと思います。

 で。
 森内が佐々木を訪ねてきて、辞表を出したという。
 誰も信じてくれなかったからだそうです。
 てかあれは校長の対応が悪いだろうな。
 最初の時点でふせることなく話していれば、森内のとこにも来るかもしれないってなって、
注意払ってただろうに。
 で、森内は佐々木に、手紙が盗まれたかもしれない、調べて欲しいというけれど佐々木は、管轄も
違うし、郵便物が盗まれただけでは警察は動きにくいと。
 これだけの騒ぎになってるんだから、その元凶となった手紙と言えば動く可能性高いんじゃ
ないですかねぇ。

 このあといきなり日本昔ばなしが始まったのでびっくりした。
 懐かしいなおい。
 そのチャンネルを容赦なく変える涼子。
 この時代だともうそろそろテレビって一家に一台じゃなくていくつかあったような…でも子供が小さい
から涼子の家庭は一つなのかな。
 彼女が見たかったのは、柏木の死を取り上げたニュース番組でした。
 茂木が調べてきたことをやってるらしい。
 4か月も経過してからかよ。
 告発状の存在が明るみになって、その中に書かれていた子をイニシャルで言ってるんだけど、
どう見ても明らかに誰のことかわかるし、大出の家とか父親をモザイクなしで映してるし、これ
訴えられたら負けるぞ。
 樹理らもそれを見てるんだけど、母親がうるさい。すごいうるさい。
 樹理はニヤニヤしてた。
 大出がこんな風になってざまあみろって感じなんだろうね。
 大出は今までにも何度も補導歴があるんだけど、父親が金にものをいわせて示談に持ち込み、
被害届を取り下げさせたりしていたみたいです。
 応じなかった人には力ずくでって感じだろうなあ。
 マスコミは、学校は対応していないし警察も動かない、おかしい、と言うわけです。
 そらなあ、伏せとくって話になったわけですし。

 そのあと、学校にあの、葬儀の時にじっと立っていた子がやってくるわけです。
 野田が見つけて声かけてた。
 名は神原。小学校の時の柏木のクラスメイトらしい。
 野田は雰囲気的に話しやすいっぽいからすぐ仲良くなってましたね。
 前に柏木が野田に、生まれ変わるなら人間とウサギどっちがいい、と意味深なことを聞いて
いたらしいです。
 なんでその二択なんだよおかしいだろ柏木。
 もう少しなんか考えろよ。
 まあそういう話を聞いたのでつらいことがあったんだろうなと思った野田は自殺と聞いた時に
ああ、と納得したらしいです。
 でもテレビでは殺されたと言ってると。

 森内が帰宅すると、隣の部屋でハデな夫婦げんかになってて、奥さんなんか頭から流血
してたんだけど。
 これ普通に110番事案でしょ。
 怖すぎる。
 なんだよこの夫婦。
 こんなのが隣にいたらもう完全に引っ越すレベルですよ。
 
 テレビ放送があり、学校への不信感が高まったため、保護者会が開かれることになった。
 罵声が飛び交う中、佐々木の説明がビシッとしていてすごかったです。
 告発状が真実なら、目撃者はどこにいたのか。
 突き落とす現場を見れたのは現場しかない。
 目撃者は深夜の学校という場所になぜいたのか。
 筋の通る状況ではないと。
 忘れ物してこっそり取りにきたとかは?
 さらに目撃者は110番してないし通報も何もしてないと。
 携帯ない時代ですし、通報したら身元ばれると考えた可能性だってあるじゃんよ。
 まあそれで保護者は納得したらしいですけども。
 なんか告発状の話をまるきり嘘と決めつけることも出来ない気がします。
 例えば、自分たちが柏木を突き落としておいて、それを隠すために大出に罪をなすりつけた
可能性だってあるし。
 女の手で持ち上げられるかどうかはともかく。

 さて、佐々木の話を聞いて納得した、と松子の母親は話していて、それを聞いてショックを受けた
松子は樹理の家に言ってくると出ていき、車にはねられてしまいました。
 私予告で、相次ぐクラスメイトの死って言ってたから、あと2、3人は死ぬのかと思ったらこれで
終わりで、2人死んだくらいで連続死とか言われてもなあって思った。
 しかもこれがなんか自殺だとか、殺されたとかの話になってるし。
 単に車にはねられただけのことなんだから、柏木の事件に結び付けるってのがよくわかんないん
だけど。
 学校で松子の事故を知り倒れた涼子は保健室にきてるんだけど、そこに樹理がいた。
 この樹理がえらく気持ち悪くて、こいつ何がしたいんだって思いました。
(この時点では重体だけどまだ死んでなかった)
 その夜、松子が死んだことを知り、樹理はショックを受けて声が出なくなります。

 校長が松子の家に来て謝ってるんだけど。
 初期対応を誤ったせいですって。
 いやこの事故に校長の対応問題なくないですか。
 告発状の話は伏せたのだし、その犯人が確定したというわけではなく、あの子らじゃないかって
話になっただけだし、飛び出して轢かれたのがなんで校長の責任とかまったく意味わからんのですが。
 ここらはようわからんですなあ。
 あと松子は過去いじめられていて、それを乗り越えたって話を親はしてるけど、要するに学校は
もみ消したってことなんですかねそれは。

 そのあと校長は辞職したらしいです。
 うーん…。
 皆で校歌歌いましょうってなってたけど、はっきりいってあの課長シリーズやってる教師と学年主任の
教師が張り切って歌っててすげぇうざい。
 
 この後涼子の回想になるのかな。
 松子に樹理がすごいひどいこと言ってて、涼子は帰ろうとするんだけど柏木が「なんで見て見ぬふり
するの」って言ってて、本当に柏木うぜぇわマジって思うんだけど涼子は勇気を出して樹理に、「ひどいこと
言うのやめたら」みたいなこと言うんですよ。
 そしたらうざぁ、みたいなこと言われて。
 松子の方が涼子に樹理ちゃんいい子なんだよってフォローする始末だし。
 結局何もできないなら逆に口も出さない方がいいと思うんだよね。柏木は偉そうにあれこれ言うばっかり
なんだし。多分涼子の中の正義感みたいなのが柏木の姿とって出てきてるとは思うんだけどね。
 それとこの時系列がまったくわからんのですが。

 この後死ぬこと考えてたとか列車にひかれる涼子(のイメージ)とか出てくるけど、何が言いたいのか
さっぱりわからんです。
 
 ともあれそれで自分の考えを貫こうと決心したと。
 それで6月半ばになり、野田が会わせたい人がいると涼子に言ってきた。
 それは神原でした。
 で、神原は、大出と樹理どちらかが嘘をついているのではないか、二人とも有罪なのはありえないと
話す。それを聞いた涼子は、自分達で裁判をすればと思いつくわけですな。
 この後あれこれ細かいことをクラスメイトとかに声をかけるわけです。
 それと体育教師の北尾先生はやっちゃえよと後押ししてくれた。
 素晴らしいですな。
 裁判となると、検事、弁護人、裁判官が必要になる。
 それは大変だから陪審員制度にした方がいいと提案までしてくれました。
 神原は大出の弁護人をさせてと言い出した。
 なんも関係がないのが逆にいいだろう、みたいな。
 涼子は検事。
 
 卒業文集のために体育館に集まっていた時に、涼子は2年の時のクラスメイトに声をかけて、裁判のことを
提案。
 ここで井上君という人が裁判に反対する。
 教師の反感を買えば内申に響くから、ということでした。
 そらそーだ。
 ただでさえあんな騒ぎになって印象よくないのに内申まで悪くされたら受験に響きますからね。
 でも教師側としては自分の学校から少しでも成績いい生徒が出てくれればと思うので、そらあんまし
書かないとは思うんですけどね。
 そこに学年主任がきて、涼子と言い争いになり、涼子は平手打ちされる。
 さらに殴られそうになって、学年主任を止めたのは以外にも井上でした。
 そういうわけで涼子の親がきて、これは完全に体罰の域を超えた暴力だと主張。
 井上も、これは体罰ではなく暴力ですよと冷静に説明。
 すごいですな。
 で、涼子の母は、学校裁判を認めてくれなければ大事にすると伝える。
 うまいですな。

 北尾が辞表をだし、自分の首をかけて直談判してくれたおかげで、裁判が進み始めて
すごいなと思いました。
 吹奏楽部も松子のことがあったし、バスケ部も顧問だった森内先生のことで立ち上がった
ことも大きかったらしい。
 頼りになりますな。

 問題は裁判官でした。
 常に公平な立場からみられる人でなければならない。
 そこで選ばれたのが井上でした。
 あの時断ったのは涼子が本気かどうかわからなかったから、らしい。
 でも私この井上の性格、好きだなあ。
 裁判官って言われて嬉しそうにしてるし。
 こういうタイプいいなと思います。
 あと陪審員制度なので、判事って言うらしい。

 一方森内は郵便物の件を調査会社に依頼していた。
 こいつ加藤じゃねーか!加藤なら大丈夫だ!(帝都物語の)
 まあともかくそれで森内は、隣の夫婦のうち奥さんが自分の郵便物をあさっていたことを
知るんですが、柏木の霊が乗り移ってるとかいってて、この人本当に入院させないとダメ
だな…って思いました。

 それから少しして、大出の家が火事になったらしいです。
 放火かなあ。
 そんで大出に裁判に出てもらえるようやってきたけど、なんかなぁ。
 つかいちいち暴力振るうなよ大出。
 これだけでももう逮捕されるぞ。
 あ、この時代だと補導だっけ。面倒くさいな。
 結局父親が暴力振るうからそれを見てきてるので、何でもかんでも殴るんでしょうね。
 神原は自分の父親は母を殺したと告白、でも大出の父は人殺しじゃない、君を必ず
無罪にする、と伝える。
 
 クラスメイトは神原の方が怖かったとか失礼なこと言ってたけど。
 でもそれは神原のせいじゃないしなあ。
 涼子がフォローしてて、いい子だなと思いました。
 あと涼子は佐々木に、柏木の死亡時刻とか詳しいことを聞きに行くけど逆に、もしその
裁判になって、告発状の差出人が名乗り出てきたら守れるのとか言われた。
 そんなん知りませんがな…。
 涼子は、告発状の犯人は話を聞いて欲しいという思いでいる、と説明します。
 それもどうかわからんけどねぇ。

 で、神原らは大出の母に大出が柏木が死んだ日、家にいたことを証明してほしいと
説得にいってんだけど、そこに大出の父が帰ってきて暴力振るいはじめ、それどころ
じゃなくなった。
 こいつこそ逮捕された方が話スムーズに進む気がするんだけど。
 あと、身内の証言は裁判では証拠になりませんよ?

 ともかく準備は進めて、神原が大出を説得して裁判に連れてくる、ということになります。


 その後。
 樹理がテレビ局あてに、裁判のことをバラす手紙を書いていたのを母親に見つかって
騒ぎに。
 こっからどうなるか楽しみですね。
 ここまで大がかりになるということは、柏木の死ってなんかすごい政治に絡む陰謀とか
あったりすんでしょうかね。
 とんでもない闇を暴く手がかりだったとか。
 どうなるんでしょうか。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ソロモンの偽証 前篇・事件