多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→暗殺教室


教室

4/5鑑賞

 これ、レンタルにでてから見たら十分ですよ。
 前半はアニメのエピソードやってるから原作、アニメ、映画と同じこと3回見せられてウンザリ
だし、エピソードが詰め込まれすぎてて一つ一つがあっさり終わって逆につまらん。
 冒頭のシーン、ビッチ先生は説明だけで済まされてるけど、カルマ君、りっちゃんも説明で済ませて、
他のパートを大きくとった方がよかったですね。
 エピソードとして
1.渚の自爆
2.カルマくん
3.律
4.奥田さん(毒)
5.イトナくん
6.鷹岡
7.合宿
8.テスト
9.イトナ、鷹岡
10.先生との別れ
と、これだけのことが2時間弱に詰め込まれてるので、めまぐるしいったらありゃしない。
 しかも、渚の元カノが出てくるけど、特に本編に絡むわけでもないので、そこははっきりいって
いらない。
 原作にないキャラを出す必要性が感じられない。
 もうちょっと考えましょうや。
 逆に思い切って、各キャラクターの紹介をさらっとした上で後半はまったくのオリジナルをもってきた
方がよかったかも。
 イトナと鷹岡のコンビは面白かったですが。

 原作未読の人なら面白いのかなと思うけど、それでもエピソード多いな。
 あーあとそれと、動きがどうしても生身のそれなので、殺せんせーも烏間もビッチ先生も動きが
もっさりしてのろいなあとしか。
 それとビッチ先生が全然あってない。せめてロシア人かアメリカ人あたり使って下さいな。
 金髪で眉毛黒々っておかしいだろうが。


 さてさて。
 冒頭は月が三日月になってて(三日月おじいちゃん!?←違う)、謎の生物を暗殺に向かった
部隊が返り討ちにあう、という展開でした。
 つーかパニックになって撃ちはじめるとかどこの部隊だよ。
 素人か。

 ここでいきなり、学校の理事長出てきたからびっくりした。
 話的には後半重要になってくるキャラだからお前いらんやん。
 もう烏間が殺せんせーを紹介してるシーンに飛べばいいのに。
 多分続編を考えているからこそ、こういうのやってんだと思いますが、わかりにくいなあ。
 あとクラゲの水槽あるけど、ちゃんと飼育できてんのかコラ。
(クラゲは家庭とか学校で飼育するのは向かない)

 んで理事長は、E組の存在はうちの学校には必要とかいうけど、そういうのは後で説明して
いけばいいんじゃ…。冒頭から設定説明されてもなあ。
 あと学年朝礼で3年E組がバカにされてる中、渚は元カノを見つけてるわけだけど、
きわめてどうでもいい。
 というわけで、原作の冒頭、アニメの冒頭そのままの、射撃とともに朝礼が始まるという展開が。
 烏間が、殺せんせーは、このE組の生徒になら殺されてもいい、生徒に危害は加えない
という条件と引き換えに担任になったと知らせています。
 ちなみに一年経過して3月になっても殺せなかったら殺せんせーは地球を破壊して
しまう、と。
 使命が重すぎる!!!
 それと烏間がやっぱ老けすぎだと思う。動きが鈍い鈍い。
 椎名さんは好きなんですけどね。
 どう見ても原作の烏間は30代でしょうよ。もしくは20代。
 あと生徒らも私最初は、高校生設定に変えられたのかなって思ってた。
 ちょっとこれはひどいわー。中学生ですか?
 花燃ゆ第2話に出てきた文(井上真央)が8歳役なのと同じくらい無理がありすぎる。
(例えがわかりにくい!)
 
 そんで、この皆で一斉射撃しつつ殺せんせーが出席取ってる時に、イリーナが出てきて
エピソード紹介されるんだけど、イリーナのことをズバッとエピソード省いて説明で済ませた
のはいいと思う。
 だからこの後に、カルマ君もフレームインしてきて、渚によるカルマの説明、そのあとりっちゃんも
出てきて、律の説明という風に、ここまでは説明と軽い回想で流してしまってよかったと思うん
ですよ。
 いちいちエピソードやるから詰め込みの印象受けるわけで。

 あと、イリーナ先生が攻撃しかけようとして滑ったシーン(NGシーン)、OKシーンもカットされ
てたような。
 まあいいや。
 ただ、ビッチ先生と呼ばれるようになったくだり、カットしちゃったらなんでそう呼ばれてるか
わからないと思うんだけど。
 なんかこの映画ちょこちょことやらかしてる気がする。

 で、渚は殺せんせーの弱点をこまめにメモってるわけですが、寺坂らが渚を利用して自爆
攻撃をやろうとする。
 でも結局先生の脱皮によって失敗に終わったと。
 ここのシーンおかしいと思いました。
 原作では殺せんせーは、渚を脱皮の皮で包むことによって守り、生徒を傷つけないという
約束を守ってる。
 映画では、弾の方を脱皮の皮で包んで威力を殺しましたって言ってるんですよね。
 でもそれで渚はふっとんでるから守ってないじゃんっていう。
 監督とか脚本やってるやつちゃんと、殺せんせーのそういうとこ汲んでくれてない。

 この後殺せんせーは寺坂らが首謀者と怒って表札とってきて云々という原作通りの
エピをやるんだけど、怒り方がハンパすぎてちょっとなって感じ。
 もっと丁寧にやって欲しい。

 この後の、バスケゴールにネットつられててその中に殺せんせーが捕まってるのは
面白かったな。
 エロ本で罠用意しててそれにとっつかまったらしいっての。
 こういうのはもっと入れて欲しかった。
 で、ゴール壊れて地に落ちてピンチになったのを、シュバッと屋根に逃げて、真面目な
声で「宿題を2倍にします」も面白かったし。
 二宮さんの声だそうですが、メチャクチャうまいと思った。
 烏間があきれてて、どうしてこんな奴が殺せないんだ、と言ってたのは笑いました。

 そんでこのあとカルマ君が現れて、握手で殺せんせーをやりこめて、カルマ君が
E組にきたのが暴力沙汰だとさらっと語られて。
 朝ごはんにタコ焼き食べさせるとこもそのまんまやってて。
 つーかこれちょっとした罰ゲームじゃねーか!熱いたこ焼き食わせるのあぶねーよ!
 この後、カルマは過去の回想で信じていた担任に裏切られたというのがわかる。
 カルマに同調してくれていた教師が、カルマが先輩を助けていじめた奴を殴った時に、
E組の生徒をかばってA組のやつにケガを負わせた、どうしてくれる、ということを言いだして
その時カルマの中で教師に対する信頼は失われてしまったんだなと。
 まあ大体ですね。
 調子いいこといって生徒に近づいてくる教師のどれだけが、本気で生徒のこと受け止めて
くれるか、ですよ。
 問題児だから手なずけておとなしくさせておこう、適当にごまかしておこうという教師もいますし。
 それが悪いとは言わないけど、裏切られていたことを知った生徒はひねくれますからねえ。
 
 で、渚とカルマが話しているところに殺せんせーがやってきて、カルマはわざと崖から飛び降りる
のだけど、ネットをはって受け止めた殺せんせーの勝ちと。
 このあたりはアニメでじっくりやってたからよかったのに、映画だと時間なさすぎてはしょり
まくってるから、あっさりカルマがなついたようにしか見えないんだよね。感情移入してるヒマがない。
 だから、カルマ君も説明程度でよかったんじゃないかと思うのです。

 殺せんせー、見捨てるという選択肢は先生にはありません、信じて飛び降りて下さい、と
言いました。
 それはいいけどカルマ君のカーディガンきれいにしてあげてよ…枯葉いっぱいついてるよ…。
 あと、カルマ君の顔が明るくなるってのがわかりにくかったのがもったいない。

 さて防衛省では新たな転校生を送り込むために。
 それがあの自立思考固定砲台ことりっちゃんでした。
 最初好き勝手やって嫌われるのも原作通りですが、時間がないからとモメごと云々を
省いたのはよかったと思う。
 でも逆に省いたことによって、あっさりこれもまた生徒になってしまった感じがあるんだよなあ。
 ここらがね、実にいい加減だなと。
 あーあと、りっちゃんが空気読まずに射撃してる中、カルマ君だけが普通にしてたのは
面白かった。
 まあ実写映画化するんだったら、ここまでのエピソードはばっさり切り落とすべきでしたね。
 ナレーションで一斉射撃の最中に説明してしまえばいいし。
 
 このあとりっちゃんは、みんなのスマホにメール一斉送信してアプリになってました。
 え、そのアプリどこでダウンロードできるんですか。
 あとりっちゃんが、今日もう一人転校生がくるはず、と言っています。
 ………屋根突き破ってきましたね。
 保護者の方は是非、戦闘技術を教え込む前に、常識というものを教えてもらいたい。

 この子、カルマ君の前に降りてきたのですが、全然同じてないカルマ君笑った。
 彼の名はイトナ。
 つーか発音悪くて何言ってるかわかんないからもう少しちゃんとしゃべって欲しい。
 役作りなのかも知れんけど。
 で、保護者のシロがやってまいりまして。
 暗殺訓練を受けた人だそうですよ。
 その前にこいつ、生徒もケガさせそうな感じなんだけど。
 そういうの何も考えてなさそうだなあ。

 イトナは殺せんせーに、俺とお前は兄弟だとか言い出す。
 ずいぶんと似てない兄弟ですなあ。
 そういうわけで教室内で臨時のリングが作られるんですけど、なぜ君らは外でやるという
発想がないのか。
 壊されまくるに決まってるだろ!
 
 机でかこったリングの外に足がついたら殺せんせーは死刑、ということだそうですが、
いきなり触手が切られる殺せんせー。
 おおっとこれはなかなか強そうだ。
 と思ったのだけど、殺せんせーの様子が変わる。
 まだ触手の開発をしているのか、と、生徒が見たこともないくらいどす黒く、怒ってました。
 多分これが殺せんせーの形にかかわる話なんでしょうね。
 殺せんせーは脱皮してイトナの攻撃をかわす。
 渚らは奥の手をこんなに早く使わせるとは、という感じだけど。
 まあ本当にここまで簡単に殺せんせーが追いつめられるようなら、今までにもやられてるんじゃ
ないですかねぇ。
 殺せんせーは渚がもっていたナイフをこっそり奪ってて、イトナに使ってたんですな。
 つまり、殺せんせーと同じ触手をもつということは弱点も同じということです。
 私を殺したいのならここで学びなさい、と殺せんせーはイトナを外に放り出した。
 うまいですな。
 
 シロがイトナを連れて帰ろうとしたので殺せんせーは事情を聴こうとすると、なんとシロの
マント、対殺せんせー用の繊維でできてて触手が溶けた。
 え…お前これ投げつけてたら勝ててたんじゃね…?
 
 なぜ殺せんせーは先生になったのか、そう聞いた渚に、約束を守るために教師になったこと、
今はなしても意味がないこと、地球を救えば後でいくらでも真実を知ることができる、と殺せんせーは
話しました。
 でも触手の研究がほかでもなされてるんだったら、それ根絶やしにしないとまずいんじゃないですかね。
 渚は、いつか先生を殺すため今やれることはありますか、と聞く。
 したら合宿だと。
 暗殺合宿だそうです。
 つーか黒板に書かれてる殺せんせーの顔こぇぇよ!

 合宿ではまず生徒全員に殺せんせーが分身でついて勉強を教えています。
 疲れない?と渚にきかれて殺せんせー、窓の外で一人休んでるから、と。
 余計疲れるような…。
 あとここはぜひカルマ君の、暗殺しようとして全員がゆがむやつ入れて欲しかった。
 ああいうのこそ入れて欲しいんですが。

 さて合宿ではしゃぎまくってて、女風呂を覗くの覗かないのの話があったけど…これは正直
必要なのかな?っていう。
 いやこういうエピソードがあってもいいけども、何度も言ってるようにあれこれ詰め込まれてる
印象しかないから、ドタバタと忙しい印象しか受けなかったんで。
 取り残された渚が「渚じゃないよ、茅野だよ」とかいうのは笑いましたけど。
 つーか合宿してるの学校ぽいけどなんで風呂まであんだよ。
 どうもこの学校の設備がいまいちよくわからんというか、E組差別されてる割に結構豪華だな。
 ここは殺せんせーが「合宿のために一時間で作りました」みたいな一言があっても良かった
ように思う。
 あと、ビッチ先生の恋バナを普通に殺せんせーが聞こうとしてたのも笑った。
 それと、暗殺がきちんとできないと死神が来るわよ、みたいなこと言ってたのも続編のための
伏線なんでしょうねぇ。
 ビッチ先生の師匠にあたる人なんだろうなあ。
 こういう、続編作る気満々なのはちょっと。

 殺せんせーは烏間がいる職員室に逃げ込んだんだけど、恋バナの話と聞いて、「それはお前の
手足が2本ずつだった頃のことか」と。
 烏間は過去知ってるっぽいなあ。
 
 この後鷹岡がやってきました。
 高嶋さん、いい人なのに最近悪役しかなくてなんだかなーって思うんですけど。
 ひどくないですか。
 ともあれ、鷹岡はあっという間に「俺達は家族だー」と言って手なずけるのですが。
 ビッチ先生が調べてきた。
 烏間の同期で、烏間に対してライバル心があった。
 でも能力としてかなわないと知ったから彼は早々に教官に転向したと。
 なんつかこういう奴はなあ、何やらせてもダメなんだよなぁ。
 極端に走るから。
 ビッチ先生が、教官になった結果がこれ、ボロボロにされたそうよと写真出してくるんだけど。
 それ烏間の所属してる防衛省のお偉いさんやー!
 ビッチ先生に陥落されとるやんかー!
 写真間違えたって正しいやつ出して「ボロボロにされたそうよ」って言ってるの笑った。そこから
やり直すんかい!
 つーかこれ、そのギャグのせいで写真の深刻性がいまいち伝わらないという、もったいない
結果に。
 鷹岡がやばいってシーンのはずなのに。
 
 鷹岡の訓練がもうひどすぎて生徒らは、烏間の方に行きたがるんだけど、プライドの高い
鷹岡が許すはずもない。
 いきなり暴力振るうんですね。
 烏間が、暴れたいなら俺が相手になる、彼らの本職はあくまでも中学生だ、という。
 そりゃそうですよね。
 それで鷹岡は自分と戦ってナイフを寸止めでもあてられたら出て行ってやる、と。
 烏間が選んだのは渚でした。
 きっと才能を見出していたんだと思う。

 ここのシーンはうまく再現されてて良かったなあ。
 あっという間に鷹岡ののど元にナイフつきつけていたし。
 ただここのシーンは緊迫感出すためかカメラが揺れてて気持ち悪い。
 最近こういうカメラワークめっちゃ多いですよ。
 なんでかしらんけど小刻みに揺れてるの。
 臨場感出したいのか知らないけど、気持ち悪くなるんでやめて欲しいです。

 そういうわけで鷹岡、大恥をかかされた上に学校を出ていくハメになったんだから、これ
絶対なんかあるよなあ。
 烏間も上にちゃんと報告はしてたと思うんだけど。
 殺せんせーも渚の能力を見抜いてたようで、暗殺の才能がある、という。
 鷹岡は渚の見かけに油断し、反応が遅れたと。
 
 そして6月。
 殺せんせーめっちゃふやけてた。
 雨に弱いらしい。
 ここで奥田が、毒です飲んで下さいとかやってきてて。
 このエピソードはのちのために必要なんだろうけど、なんかなー。
 このあと殺せんせーは自分の細胞を活性化させるレシピを奥田に作らせてました。
 奥田は騙したんですか、というけど、まっすぐ受け止める方がアレじゃんっていう。
 
 ただこのころ皆は暗殺に夢中になってきて、勉強しても意味がない、殺したら100億だから
そっちの方がいいとか言い出してたんですね。
 それで殺せんせーは皆を校庭に集め、烏間やビッチ先生のことを例にだし、一流の暗殺者は
プランが失敗した時のために綿密に次の手をもっておくもの、君らは暗殺があるならそれでいい、
勉強はおざなりになっている、と説教する。
 それでは暗殺が成功しても失敗しても、終わったら学生としては劣等感しかない、みたいなね。
 第二の刃を持たざる者に暗殺者を名乗る資格はない、と殺せんせーは言い、もしその刃を
示さなければ、自分の相手に値する暗殺者はいなかったと見なし、ここを去ると宣言。
 つまり学生としての本分をまっとうしろってことですよね。
 奥田さんにも、理科の才能はすごいけれども国語が悪い、毒をそのまま素直に出しても
しょうがないから、欺くための能力を身に着けろと説明。

 期末テストで結果を出せたらラッキーチャンスをあげると殺せんせー提案。
 学年1位をとった人に触手を1本落とす権利あげると。
 1本落ちるだけでもスピード落ちるらしい。
 てかどんどん落ちると分身が子供になってしまうって意味わからんのですが。
 さらに、もっと触手落とされるとなんか変な貧乏家庭の話始まったんだけど。
 渚が「重いわ」って言ってて笑った。
 ともあれ、触手を失うと動きがノロくなるので、みんなは暗殺のチャンスとやる気になるわけです。
 
 この後、ビッチ先生と殺せんせーの「おっぱいを景色に見立てて茶を飲むなー!」のシーンが
あるけど、実写だからやっぱり動きがもっさりしてる…。
 
 この後殺せんせーは生徒を各国に連れて行って、実際に現地で勉強させるというすごい手に。
 うーむ。
 てか先生、宇宙はいかん宇宙は。
 呼吸できんで死ぬ!

 そんでテスト終わって3人が学年一位を取るんだけど、寺坂らが自分らもだという。
 5教科って言っただけだから、家庭科でもいいじゃん、みたいな。
 考えましたね。
 そういうわけで、暗殺大会は夏休みに決行が決まります。
 生徒の間でも準備を張り切ってて、百葉箱の観察してるから何かなと思ったけど、これは
後でわかります。
 花火大会始まったのを校舎の屋根で皆見てますが。
 中学生が夜になっても帰らないのって問題あるような…。それともずっと勉強合宿という
ことにしてあるのかな。

 ここで皆が、2年の終わりにユキムラ先生っていたけどあの先生良かったよな、僕らにも
やればできると励ましてくれた、とか話をしている。
 この先生が殺せんせーの回想に出てくる女の人だろうなーと想像するのは難くないですな。

 そういうわけでいざ日時が決定しました。
 
 仕掛けの前にきて殺せんせー、自分の弱点が水と見抜かれてることにあわてていて、
これはなかなか面白かった。
 で、触手を切り落として生徒らが水攻めにしてピンチ!と思いきや。
 最終形態になりやがりましたよ。
 あの球体のやつだね。
 あらゆる攻撃を跳ね返す形だそうです。
 24時間は持続するらしいです。
 そんかしこれを対先生用BB弾の中に入れられたらどうしようもなくなりそうな。

 プールの中に入れておいたとしても、爆発させて周囲を吹きとばしてから出てきますよとか
言ってる殺せんせー。
 で。
 そんな中皆が倒れだし、そこに現れたのが鷹岡と愉快な仲間たち。
 前日、飲料水に変なウィルス入れてたっぽい。
 こういうのこそ殺せんせーは気付かないもんですかねえ。

 烏間は解毒剤のために殺せんせーを渡そうとするけど、殺せんせーはこの交渉はおかしい、
こんなに素直に渡すでしょうか、と疑問を呈する。
 実はイトナが隠れていたんですな。
 とっさにカルマが殺せんせー持ってる渚連れて逃げるの良かった。
 渚は皆を心配するんだけど、殺せんせーが、同時に2つのことを解決しようとすると失敗します、と
うまいアドバイス。
 きみらの使命はイトナを止めること、と。

 烏間も防衛省にさっさと連絡入れればいいのに。
 生徒にこんなことしたら大問題でしょう。
 
 渚らは鉄塔に逃げてて、お前ら何してんのと思ったけど、後から考えたら多分これは策が
あってわざとやったっぽい。
 ここでカルマに殺せんせーを投げ渡したりとか、カルマが殺せんせーでイトナに攻撃したり
とか、最終的にイトナに渡すと見せかけて蹴って渚に渡したりとか、やり取りはなかなか
面白かったです。
 で、そこに雨が降ってきて、水に弱いイトナの触手は力を失ってしまう。
 それを渚が先生用ナイフで切り落として彼らは勝利するわけです。
 実は彼らは調べてこの日、ゲリラ豪雨があることをわかっていた。それは殺せんせーに
使うためのものだったけど、イトナの奇襲にあい、うまく応用したってわけです。
 さすがハジメちゃんだね!(山田さんは金田一少年の事件簿Nでハジメちゃんを好演)
 殺せんせーもイトナに、一緒に学んでは、と声をかけます。

 ところが鷹岡らの方があるわけですよ。
 茅野がとっつかまってて、殺せんせーと一緒に、BB弾を入れたコンクリに埋めたら、
爆発させて脱出しようとすれば茅野を殺すことになるから出てこれない、死ぬしかないぞ、
とか鷹岡言ってるんだけど、そんなことしたら今度は自分が殺人犯もしくは傷害犯として
とっつかまりますけど。
 もう渚らへの復讐心で頭いっぱいになってんだろうな。
 ここに渚がやってきて、土下座して殺せんせーは僕らの手で殺させてとかいうけど、
鷹岡はきかない。
 で、りっちゃんから何かのメールが届いて渚はサクッと殺せんせーを入れていた袋を
渡す。
 それを鷹岡があけたら、まあ見事なバスケットボールですね。
 
 僕は影だ…
 渚のバスケ
(違います)

 生徒らは渚の時間稼ぎによって、奥田さんが殺せんせーの指示で作った解毒剤で
復活してたんですな。
 毒を作るのが得意なら、それは解毒にも通じているということだからねえ。
 
 そういうわけで鷹岡はとっつかまり、烏間の手に託されることに。
 この後シェルターが用意され、球形の殺せんせーはBB弾とともに中に封じ込まれる
わけですが。
 ここのシーンはなんか皆改めて先生との別れに涙してたって感じだけど、誰も気が
つかなかったのかな?
 プールに沈めておけばって言われた時に、爆発させて出てくるって言ってたじゃん。
 皆それを忘れて泣いてるのはおかしいと思ったんですが。

 それと一つ。
 殺せんせーがBB弾に埋もれていきながら、「生徒の成長を感じられた時ほど教師として
嬉しいことはない」と言ってて皆がうるうるしてるシーン。
 普通なら最後先生の姿が隠れるとこまで写すと思うんだけど、最後の最後数秒を
カットしてて、そのカットの仕方はどうなんだよって思った。
 カットの仕方へたくそだなー。
 あまり長くなってもと思ったんだろうけど、それなら逆算して、完全に埋まる10秒前からの
シーン使うとかしなよ…。

 そういうわけでシェルター爆発が起きて。
 これ私殺せんせーが脱出したのかと思ったら、わざと爆破させて殺せんせーを殺す
つもりだったらしい。
 いやだから、あの球形でいる間は攻撃受け付けないっていってたじゃん…。
 何がしたいん?
 
 ともあれ渚も泣いてると、殺せんせーが泣きながらハンカチ差し出してくるわけですよ。
 これは笑った。
 カルマも笑ってたし。

 そういうわけで2学期になり、またも暗殺しながら朝礼が。
 りっちゃんも薬莢を外に捨てていてえらいですね。
 あと、イトナもなじんでて良かった。

 この後シロが外から、イトナ以上の怪物がいる、面白くなりそうといって帰っていきます。
 いいからお前は伏線張るのもうやめろ。

 このあと殺せんせーとユキムラ先生の会話がちょっとだけあって。
 素敵なクラスになりましたよ、ユキムラ先生、と殺せんせーが心の中で語りかけて終わります。

 それとエンドロールも面白いのでぜひ見て下さい。
 殺せんせーのとこが、せんせーによって二宮さんの名前にかえられるとことか。
 まあとりあえず、続編作るのやめて欲しいですね。
 アニメで見たいです。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→暗殺教室