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ソロモンの偽証
後篇・裁判

4/12鑑賞

 まず最初に。
 この作品好きな人いたらほんとゴメン最初に謝っとく。

 映画館で見なくて十分です。
 DVDレンタル始まってから旧作になってみてもまったく問題ない。
 ネタバレありのレビューだから言いますけど、たった一人のわがまま野郎に皆が
振り回され傷ついたってだけの話です。
 神原がなんでああまで気にしてるかさっぱり。
 柏木が自己中心的で、人を傷つけても自分を傷つけるやつは許さんみたいなクズだった
だけじゃん。
 大出よりひどいわ。
 というわけで、私はなんで柏木の死について神原が「自分が殺したも同然」と言ってるか
サッパリ気持ちが理解できなかった。言いたいことはわかるけどね。
 柏木みたく、相手の気持ち考えないで自分の命を取引の材料に使う奴は大嫌いです。
 私が神原の立場でも「そんなに死にたかったら勝手にしねば」って言うよ。
 これが大々的にミステリーと宣伝されてるのがわからない。
 自殺したやつが中二病こじらせてただけだったっていうね。

 さて。
 前篇の軽いダイジェストがあった後、いきなり映画泥棒のCM入ったからびっくりした。
 何か関係あるかと思ったやろが!

 それと、現代の涼子が校長と話してる部分から始まるけど、はっきりいってここはいらない
んじゃないかなーと。
 この後が大変だった、と言いたいのはわかるけど、ナレでも十分だったんじゃ…。

 1991年7月26日。
 公衆電話から樹理の母親がなんか電話してるけど。
 それは茂木相手だった。
 自分が脅迫状を出した、自分は中学校の元OBだって言ってるんですね。
 だから裁判のこともしっかり公開して欲しいと。
 ただ茂木もこれだけでは動けないと答える。
 すると樹理の母は、大出の家放火もうちの樹理のせいだと言われてる、裁判を止めてと
うっかり言っちゃった。
 この母親、日ごろは樹理に何もしてやらなかったクセに、いざやるとなるといらんことばっかり
とか、ウザがられる親の典型ですなぁ。

 涼子に茂木が接触してきて、樹理の母親が連絡してきてねーとバラしてる。
 この人もそういうこと早々にばらすあたりうかつだなあ。
 涼子は、あなたの番組には真実が一つもない、と責めるんですね。
 森内の件だって、隣人が郵便物を抜き取っていた、脅迫状も抜き取ってわざと捨てたようにして
茂木のところに送り付けてきたんだと。
 確かにこれをろくに調べもしないで、通報内容うのみにして報道するあたり、茂木の
ジャーナリスト魂もかっるいもんだなあと思いますね。
 まあマスコミなんて面白おかしく報道できれば、と思ってるのばっかりだし。

 そのあと涼子は樹理の家を訪ねて、裁判に出てくるよう頼みます。
 真実を立証する、と。
 母親は無視すればいいのよと言ってるけど樹理は、あんたがここまでバカとは思わなかった、と
筆談してました。
 いろいろ勝手にやってること怒ってんだろうなあ。

 そして大出の方は父親が逮捕されていた。
 虐待で逮捕されたのかと思ったらどうやらあの放火、保険金目当てでやったことが発覚
したらしい。
 そしてそこから皮肉なことに、大出のアリバイが証明される出来事につながるんですね。
 実は保険会社の担当も打ち合わせていたとして逮捕されたんだけど、その担当がきていた
日がちょうど柏木の死んだイブの日で、その担当は家にいた大出と会っていたことがわかった。
 つまりそれが証言されれば、大出のアリバイは立証されるということです。
 ただしこちらは刑事事件なので涼子らの裁判に出席させることは出来ない。
 ということで涼子、父親に頼み込んでるけど無理なものは無理だから。
 刑事とか弁護士とかに代理出席してもらえよ。
 ここで涼子メチャクチャ憤ってて、大出君に会ってくる、なんでもいうこと聞くから裁判に出てって
言う、と飛び出していくけど、こいつバカなんかなとちょっと思いました。(ひどい)
 それを父が追いかけて、涼子あやうくトラックに轢かれそうになったんですが。
 やってることが松子と同じやん。
 あとこのトラック、ウィンカー出さずに左折してったぞ!(そこはいいから)

 家に帰って涼子は、松子と樹理がいじめられているのを見たとき何もしなかったこと、柏木に
見とがめられて偽善者とののしられた話を両親にする。
 それで自殺も考えたらしい。
 両親は、涼子がそんなに深く傷ついていたとは、とびっくりしてんだけど。
 私はむしろ、何もしないで人のことを偽善者呼ばわりする柏木こそナニサマだ、って思ったけどね。
 人を傷つけることを平気でやっておいて、じゃあ自分はどうなんだっていう。
 だから、涼子が言われて傷ついたというのはわかるけど、両親が「柏木の言うことももっとも
だけど、何もしない人に涼子を非難する資格はない」くらいは言ってもよかったのでは?と思いました。
 そういうわけで父は涼子のために何とかかけあってくることを考えるのでした。
 
 野田が神原と会ってたけど、ここで今神原を預かっているのは母親の親友であることがわかります。
 母は父に殴り殺され、その父は逮捕されてっから、親友のとこで育ってんのか。
 でも本当の親子のように過ごしてるようですね。
 何よりです。
 この後大出のところに二人で裁判に出るよう頼みに行くんだけど。
 大出が神原のことを殺人犯の息子とののしってて、わざと挑発してんのかなと思ったら、どうやら
本気で言ってるみたいだった。
 頭悪いなこいつ…。
 まあともかく、神原の説得に促されて大出は裁判に出ることを承諾するのです。
 父も逮捕されてるから、母親が暴力振るわれる心配はないしな。

 涼子らは柏木の家を訪ねて、電話の通話記録を調べてもらっていました。
 ここになんで突然至ったのかよくわからんですが…。
 誰かに呼び出された可能性を考えたのかな。
 で、4件ほど電話番号の記録があって、彼女らはこれを調べ始める。
 それはすべて公衆電話からでした。
 1時間おきに柏木の家へ公衆電話からかかってるんですね。
 これは明らかに同一人物と考えるべきだな。
 中には偶然かかってきたのもあるかもだけど。
 それで、聞き込みにあたり大出らが電話をかけてなかったか、と聞いてるけど、人物を
特定せずにどんな人間だったか聞いてからの方がいいような。
 先に「この人らが電話かけてなかったか」と聞いた場合、別の人間がかけていたら手がかり
得られにくくなるし。
 まあいいけど。
 で、一番最後の電話をかけた場所で、すぐ近くの店のおじさんが、公衆電話を使ってる
少年を見つけて声をかけたけど、逃げるように走り去っていってしまった、というんですね。
 でもそれは大出らではないと。
 
 そんな中森内が自宅アパートで隣の夫婦の奥さんの方に襲われてた。
 つーかチャイムなったからってすぐ開けるなよ危ないな。
 これ完全に逆恨みですよね。

 知らせを聞いて病院にきた涼子が私のせいとかいってて、こいつ何でもかんでも自分のせい
とかいうアホなんかな、とちょっと思いました。
 世の中のすべてを自分のせいみたいに安易に言うのもなあ。
 要するに自分が茂木に奥さんの郵便物抜き取りが原因、と言ったから茂木が奥さんに接触
して、そこから森内を逆恨みするに至ったのでは、と思ったらしいです。
 でも、茂木は奥さんに接触できておらず、行方不明になってるらしい。
 
 樹理の方ですが皮膚科にいったらしくて、ニキビきれいになってました。
 母親が樹理の言った通り皮膚科にいってよかったとか言ってて、本当にひどい親だなと。
 もっと早くいかせてやれば、いじめられることもなかったかも知れんのに。
 樹理は、涼子と話したいと告げます。
 それで涼子がやってきて。
 母親が部屋の外で立ち聞きしようとしててちょっと笑った。
 樹理は、嫌がらせの手紙がきていたことを涼子に知らせる。
 この手紙がいつきたのかがさっぱりわからんのですが。
 樹理が告発状出した、とはっきりばれたとこってあったっけ。
 
 ともあれ樹理は、裁判で本当のことを話すから出たい、と言います。

 あと神原が、柏木の家に最後に電話をかけたのは柏木本人ではないかと言い出した。
 自殺をしようと考えていて、踏みとどまろうと家に電話をかけたのではと。
 でもあのおじさんに柏木の写真見せたけど、ピンとこないという感じでした。
 涼子はここで神原に対して疑問を持つんだけど、仮説としてあげただけなんだから
なんで「なぜ神原はあんなつじつま合わせのことを言ったのか」って言われるのかわからんけど。
 こうじゃないか、って言っただけですやん。
 というわけで涼子、あなた何者なの、と神原に言いますが、神原は、今はまだ話せない、と
言ってました。
 私ここで、ひょっとして柏木の死には何か大きな陰謀が…とか思ったんだけど、はっきり
いってそんなことはまったくなかった。

 8月15日。
 裁判1日目が始まりました。
 生徒とか父兄がたくさん参加してたけど、もう完全にお祭り気分のような感じですね。
 腹立つわー。
 ここで、裁判には出ないと言っていた松子の父が立ちあがって、皆死に物狂いでやってきたん
だからちゃんと話を聞いてやってくれ、と語りかけるのはいいなと思いました。

 裁判は5日間。陪審員が無罪か有罪か決める。

 最初の証人は刑事の佐々木でした。
 自殺と判断した理由、その状況とか。
 で、彼女は大出のことは何度も補導してよく知っているから、彼が殺しをするような子では
ないとはっきり宣言。
 ここらで言い方が面白くて笑いが起きてるのは良かったな。
 で、カギについてだけど、柏木がこじ開けて入ったのでは、道具は発見されてない、とも。
 ただし、大出らが関わってないということでアリバイをまったく調べていなかったのはうかつと
言えばうかつかも知れない。涼子が突っ込んでましたけど。

 2日目。
 校長が証言台に立ちました。
 自殺のことを聞いて、柏木ならあるかも知れないと思ったそうです。
 ずっと不登校だったし、教師の話にも耳を貸さなかったからと。
 それは確かにそうですね。
 ただし告発状に関しては対応を間違えたと思っていると。
 涼子の指摘が辛辣だなあ。気持ちわかるけども。
 ただ、涼子は何もしてくれなかった教師と違って、一生懸命生徒のことを考えてくれた、と
頭を下げるんですね。
 裁判開くために頑張ってくれた北尾のことは完全無視ですか…。

 まあこの校長も悪い人じゃないから頑張って欲しいですね、これから。

 このあと森内が来まして涼子はまず、彼女の潔白を説明した。
 告発状を盗んだのは隣人女性であり、森内は本当に手紙を受け取っていなかったのだと。
 森内は柏木の目が怖かった、自分は担任として何もできなかった、という風なことを
言いますが。
 まあ、あの手の生徒っつーのはどこにでもいるから、あれでめげてたら教師やって
いけませんよ。
 それでもここにきて証言してるのは勇気あると思うけどね。
 彼女が裁判を終えて帰ろうとしているとなんと。
 あの奥さんが来るわけですよ。
 警察に自首する前に謝りにきた、だそうですが、この場合出頭では。
 犯人わかってるわけだし。
 それとも自首ってことは、傷害事件を警察に言ってないってこと?それはさすがにないよなぁ。
 まあいいや。
 この人のせいで人生メチャクチャにされたんだから森口はもっと怒ってもいいと思いましたね。

 3日目。
 樹理がきました。
 ここですごい展開になるんですよ。
 実はイブの夜に柏木を大出が殺したのを目撃していたのは自分ではなく、松子だったと。
 疑うなら死んだ松子に聞いてって言ってて、こいつマジで最低だなと思いました。
 自分は告発状をポストに入れるのを手伝っただけ、と。
 それで勝手に帰っちゃうんですよ。
 こんなことしたらますます反感買うだけなのにね。
 
 ただ私ここで涼子に言ってほしかったんですが。
 樹理が目撃してなくて、松子が目撃していた、それはもう立証できないから大出が落としたと
証明するものは何もないじゃんっていう。
 つまり樹理の証言は大出が無罪である可能性が高いことを裏付けたに過ぎない、と突っ込んで
欲しかったな。
 涼子からしたら大出は有罪の立場でいるから言えなかったでしょうが。

 4日目。
 涼子の父が骨折りしてくれて、大出の父と打ち合わせていた保険会社社員の弁護士が来ました。
 いい手を考えましたね。
 イブの夜、大出家へ打ち合わせに呼ばれていて、その時大出を見た、声をかけたが返事は
しなかった、と弁護士証言してます。
 これでアリバイ成立ですね。
 
 この後大出が証言台に立つんだけど、神原は改めて屋上に来てないことを確認した後、
とんでもないこと言い出すんですね。
 告発状は濡れ衣だったわけだけれども、そこまで追いつめられることをしたということに心当たりは
ないか、今まで人に暴力を振るい、親の力でもみ消してきたことなど、恨むようになった人の気持ちを
考えたことはあるのか、告白状はそういう人によって出されたものだ、と。
 まあバカでもこれだけ言われたらわかるだろうね。
 こうなったのは自分の行動のせいだって。

 この後樹理が倒れて保健室に運ばれるんだけど。
 やってきた涼子に、松子を無理やり巻き込んだことを話したのかどうか…。
 回想シーンだけで終わってたからわからんけど、話はしたのかな。
 涼子ドン引きだったし。
 つまり、ウソの告発状を一緒に出したことで松子を巻き込んだけど、無実の罪で大出を陥れた
と知った松子は、親に話すといって泣きながら走り去ったんですね。
 その時にトラックに轢かれたらしい。
 お前ちゃんと前見ろや…。
 それを見た樹理はショック受けたんでしょうけど、それでもなお松子に全部の罪を押し付けられる
神経が理解できない。
 涼子は樹理に、あなたを守るって言ってたけど、そういうことは安易に言わない方がいいんじゃ
ないの、ともちょっと思いました。
 樹理も自分には味方いないからと言ってましたが、そうなったのは自分のせいっしょ。
 いじめられたのはかわいそうだと思うけどもっと公にしておけばって思うよ。
 大出が親の力でもみ消す言うてもあの校長なら話聞いてくれたでしょうし。
 自分たちの力でどうにかしようとするから無理だったんじゃないの。
 この作品の端々に、「子供たちの力で何とかしなきゃいけない」みたいなのが見えるけど、
問題が重大すぎてそれ越えてる気がするんですが。

 この後涼子は神原の両親(今の)に会いました。
 彼女は何か思い当たる点があって、あの公衆電話があった場所の写真を両親に見せてた。
 両親は、神原が生まれた病院だとか、彼の本当の親と住んでた場所の近くとか言ってる。
 つまり電話してきた場所は神原の思い出の場所ってことですね。
 じゃ柏木の家に電話してたのは神原ってことか。
 彼がなぜ?
 
 19日、裁判最終日。
 涼子を両親が送り出していくシーンなんだけどちょい待ち。
 玄関に向かう涼子に母親が声をかけてバッグを手渡してるけど、これ母がバッグ手渡すって
おかしいだろ。
 もってかないといけないものをなんで本人が持たずに玄関向かってんの。
 せめてリビング内で手渡そうぜ…。
 ちょっとしたことですが気になったので。

 判事の井上君が、今朝新たに証人申請があったと告げる。
 二人申請されていて、新しい事実が分かったからと言います。
 ただし二人目の証人は今はちょっと話せないから名前が書いてない、と。

 そういうわけで一人目の証人は、最後の公衆電話があった場所で店やってたあのおじさんでした。
 小林さんだそうです。
 小林さんは、あの時公衆電話で話していたのは神原だと驚きの証言をする。
 顔あんま覚えてないっつーたクセによくはっきりと思い出せたな。
 まあいいわ。

 で、涼子はここで二人目の証人として神原を申請するんですね。
 大出が完全に取り残されていて、どういうことだよと言ってて笑えた。
 
 さて神原が4回柏木の家に電話をしていた理由は何だったのか。
 神原はゲームをしていたと言います。
 要するにだ。
 中学別々に進んで、柏木は人殺しの子である神原が幸せそうに過ごしているのが
まったく気に入らなかった。
 だから、昔の思い出の場所を回らせてつらい思い出を思い出させてそれを見て楽しもうと
いうゲスな試みをしたわけですよ。
 確実に回ってるかどうか、要所要所で電話をかけさせていた。だから数十秒という短時間の
通話だったんですね。
 でも神原はつらい思い出だけじゃなくて、実は楽しかったこととかもあったなぁって
思い出してて、このゲームをやってよかったと言い出した。
 それが柏木には癪に障った。
 だから、その日の夜、責めるため学校の屋上に呼び出したと。
 神原もほっとけばいいのに。
 ゲーム終わりかと思ったらそうじゃなかった、それで落胆していた神原を見て小林が声を
かけてきた、というわけですね。

 その夜神原は律儀にも屋上にきたらしいです。
 でも柏木は納得しなかった。
 柏木が聞きたかったのは神原の泣き言でしょうからね。
 相手を無理やり下げることによって自分が優位に立ったと思う、そういうアホなんでしょう。
 こういうクズな根性はもうどうにもならんと思いますよ。
 柏木は、人殺しの息子が平和に生きていくのが絶対に許せなかったらしい。
 それで神原はもうムリと言って帰った。
 柏木が、お前が帰るなら飛び降りるって言ったけど耳を貸さなかったわけです。

 これどう見ても神原悪くないですやん。
 柏木がわがまま言って受け入れられなかったから死んだ、それだけのことでしょ。
 なんで神原が、自分が柏木を殺した、殺人犯だ、と思ったのか理解できない。
 しかもそれちゃんと周りに話していたらここまでの騒ぎにならなかったのに。
 子供が抱え込むにはあまりにも重いでしょ。
 
 神原が裁判に協力したのは、大出が無実の罪を着せられているからだと知ったから、という
ことらしいけど、それはそれでよかったと思う。
 ただ、裁かれるべきは僕ってワケわからん。
 何もしてないやん。
 むしろ地獄から鬼灯様に柏木を引きずって連れてきていただきたい。
 皆の前で問い詰めないと気が済まないでしょ。
 
 というわけで大出は無罪。
 これを機に素行を改めていただきたいものです。
 で、神原がギャーギャー言ってるけど。
 涼子が、裁かれないといけない人間はほかにもいるとか言い出して、それはつまり、
いじめを止められなかった自分もということらしいですが、もう収集つかなくなるからどうでもいいです。
 
 この後北尾が「判事ー!」と声かけてて、井上がビシッとしめるのはかっこよかったです。
 しかも井上終わった後、これからが大変だ、皆受験生だからなって言ってて、この作品の中で
彼の立ち位置はブレなくていいなあと思いました。
 私この井上君のキャラ好きですね。
 かっこいい。

 ま、そういうわけでいろいろありましたが。
 樹理もちゃんと松子の親に、罪押し付けた事謝ってたからよかった。
 
 そして現代に戻ってきて、あれからこの中学校ではいじめや不登校はなくなったという
話を涼子らがしています。
 まあいいことですね。
 それだけハードなことがあったらなあ。
 
 最後に思ったのは、涼子結婚したことを言ってたから、名字を校長が最後呼んで終わりに
するシーンだったら面白かったのに。
 中学生時代の涼子らが校門から外に出ていく、そのあと現代に切り替わって「話の続きでも
しながら校内回ってみましょうか、●●先生」みたいな感じで終わってたら良かったなと思った。
 涼子が誰と結婚したかは知らないけど、名字が神原だったら面白いかもな、とか。
 ともあれ、話としては前ふりがすごすぎた割に、中二病が振り回していただけって感じだったので
すごい拍子抜けしました。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ソロモンの偽証 後篇・裁判