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カリフォルニア・ダウン

9/14鑑賞

 ずっと、どこがカリフォルニアに関係あるのかな?と思ってたんだけど、地震起きたのが
カリフォルニア州って意味だったんですね。
 原題がわかりにくいから(原題は断層の名前)変えたのはわかるんですが、映画の中で
ほとんど「カリフォルニア」という言葉が出てこなかったので、いつごろカリフォルニアで
地震が起きるんだろう…と思ってしまった(笑)。

 まず、地震、津波への対応はきちっと書いてあるので参考になることは多いです。
 しかしフィクションであるため、津波のがれきの中をどこまでも走っていけるボートとか、
救助隊として多くの人の救助にあたるはずが、家族助けるためだけに奔走するなど、おかしい
とこはあります。
 また、これを映画というエンタメとして受け止められる余裕が今の日本にあるかどうか、と
いう点でいろいろ賛否分かれると思う。
 でも私はこの映画面白かったし、「この映画が面白いというのは不謹慎だ」という意見は
おかしい、と思います。
 そういうわけで、見たいと思った人は見たらいいと思うし、ちゃんと「見てよかった」という
作品に仕上がっていることでしょう。

 さて、サンフェルナンドバレーというところで車が道を走っている。
 ここのシーン思わせぶりなんだよねぇ。
 運転してる女性が、車の後部座席からものを取ろうと振り返って運転してたり、スマホに
着信あってそれをとった時とかに対向車がきて「ぶつかるのか!?」とヒヤヒヤする。
 でもそれは前フリで、実際はなんとがけ崩れ。
 予想してなかったとこからくるからこぇぇわ。

 その救助にやってきた連中がいるんだけども、はっきりいって彼らはこのあとほとんど
出てこないので、活躍はしっかり見ておきましょう(笑)。
 取材陣ものっていていろいろインタビューしているのだけど、ヘリの操縦士、レイは救助活動に
おいてもすごい実績を持っていることがわかります。
 それをやたら自慢しない人だということも。
 彼らは崖にかろうじてひっかかっていた車とその中にいる女性を確認、降下しようとするも
がけの幅がせまくて降りられない。(下は広くなってる)
 ここでヘリを一旦横にして降り、体勢を立て直すというすごいことをやってのけたレイ。
 で、女性を助けにいくのはいいんだけど、車引き上げる必要あるかな…。
 もうどうにもなんねーんだし、女性救助を優先した方がいいと思うんだけど。
 この、車を固定させて女性とも引き上げようとした時に、ヘリがバランスを崩し、衝撃で
車がずり落ちて、救助隊の一人が車体に挟まれてしまう。
 ここでレイが操縦を変わってもらい、颯爽と自分が女性を助けに降り、車はがけ下に落としたけど
はさまれていた救助隊員も無事助けたのでありました。
 とっさの判断力がすごいってことですな。
 降りるための準備もメチャクチャ早かったし。

 とある大学にて。
 地震学の講義が行われていた。
 日本の3.11の映像が使われていました。
 これは、1980年以降の5大地震の一つだそうです。
 そんなものになりたくなかったな…。
 そしてそれが更新される可能性がまだまだあるってのも嫌な話ですよね。
 チリの、観測史上最大の地震もひどかったしなあ。
 教授であるローレンスは、もちろんここでも起きる可能性はあると指摘。
 フラグたてやがった…。
 カリフォルニアには断層があり、それが150年周期ででかい地震起きてるんだけど、すでに
周期は100年過ぎているので、いつきてもおかしくないらしいです。
 
 救助隊本部に戻ったレイ。
 これからはオフで、娘さんと旅行らしいです。

 さてローレンス教授。
 キムという助手の報告で、ファルコというとこで群発地震が起きていると知る。
 ここには断層はないはずだが…みたいな感じで、さっそく調査に行くんですね。
 教授は、地震予知はできるということを立証したかったらしい。
 確かにそれができるようになったらどれだけありがたいことか。
 あ、それと、この物語は教授、レイたちの動き、ブレイクの動きと3パートが同時進行するん
だけど、うまい切り替えだったから全然苦にならなかったです。
 これひどい編成だと「もっと考えて作れや!」ってくらいイラッとするのがあるからなあ。

 レイが家に戻ると、先に旅行先にいってる娘ブレイクから電話が。
 自転車もってきてー鍵は私の部屋にあるからーというものでした。
 で、今夜飯食おうと言ったら、ダニエルと食事するからと断られた。
 なお、このダニエルが何者かは後でわかる。てか私、ブレイクの恋人かと思ってたよ…。
 でも電話していたレイの顔が曇った。
 郵便物の中に奥さんからの「離婚書類にサインして」というものがあったからでした。
 夫婦仲悪いんか。
 まあアメリカ映画では定番だよね。
 別れかけてた夫婦が危機を乗り越えて再び結ばれる、みたいなの。(ネタバレが早すぎる!)

 ブレイクの部屋にいって鍵を見つけたレイ。
 一緒にいろいろ過去の写真を見つけて微笑んでるけど、ある写真を見つけて笑顔が消える。
 それは、家族4人の写真でした。
 一人娘が足りないんですな。
 これも後でわかる。

 ネバダ州にキムと来ていたローレンス教授はフーバーダムにてパルスを測定中。
 そこでも小さな地震が起きていて、これで教授の仮説が立証されたと喜ぶキム。
 つまり、予知はこのパルスをはかることで可能だった、教授の説が証明されたというわけですな。
 ところがそこに巨大な地震がやってきてダムが崩壊しはじめる。
 教授が一生懸命人を誘導してて、すごい人だなあと思いました。
 何とか脱出してきたキムだけど、泣いていた女の子を助けて、その代わりに自分ががれきに
飲み込まれていって、この人いい人だなぁと思った。
 てかもったいないな…いい助手だったのに。
 ダム崩壊したけど、コナンだったらこっからコナンがダム決壊を止めに行く展開だな…。
 
 レイ、ブレイクのために自転車を車に積んでいたら、本部から地震が起きたから戻れ、
という報告を受ける。
 ここで疑問だったのは、すぐ戻るかと思ったら別にすぐ戻らずに娘さんのところに
いってたという。
 なんで?
 まあいいけど。
 ブレイクのとこにいって、明日現地に立つといってたから、休みは休みって感じなのかな?
 んで、ブレイクと、ダニエルに会って話をしていたらそこに、奥さんのエマが現れて驚くレイ。
 ダニエルはエマの恋人で交際しているらしいんだけど、ここばダニエルの家なんですが
まさかエマも来ているとは思わず動揺したらしい。
 さらにここにエマも住むと。
 まあそりゃ動揺するよなぁ。
 自分は別れ突きつけられてて、ダイエルと娘が仲良くなってて、さらにそこに奥さんも
いたんじゃあなあ。
 
 そういうわけでレイは最悪な気分のまま本部に戻るわけですが…。
 ここでレイが家族のこと愚痴ってて同僚が、そんなだったら俺なら仕事休むね、どうせ
お前いなくても大丈夫、と軽口叩いてたんだけど。
 レイは自分は責任者だからね、と言っててその同僚に「靴ひも」と。
 見ると靴ひもがほどけてた。
 すごいホークアイだ!(何をしているのだよ高尾)

 このあと出動するレイだけど、なんで一人でヘリ乗ってんのかなっていうトコは突っ込んでは
いけないんでしょうか。

 ダニエルはブレイクをエスコートして自分の会社に連れてきた。
 このあと大学に送っていく予定でした。
 そんでエマは、ダニエルの姉に会ってるらしい。
 品定めだろうなぁ。
 ろくなもんじゃないよね。

 何とか戻ってきた教授、キムの死にも落ち込んでいるヒマはないと、調査の結果を
発表しようとするのですが、学生らが大変です、と報告してきた。
 なんか知られてなかった断層があったみたいで、サンフランシスコで大地震が起きる
可能性があるみたいな。
 何度も確認しました、って言ってて、そりゃそうだろうなあ。
 教授は取材するため来ていた記者らに、説明する。
 昨日の地震は本地震ではなくて、前地震だった可能性がある、つまり大きな、本当の
地震はこれから来るというわけです。
 誰に警告すればいい?と聞かれて皆にという教授ですが、大統領に警告しとけよ。
 
 ダニエルが会議だというのでブレイクは下のロビーで待ってたんだけど。
 ここで、そわそわしている男性がいるんですね。
 私最初は詐欺か何かかと思ってました(笑)。
 コーヒー飲もうとして緊張しすぎてこぼしてしまったその男性に、ふくものをあげるブレイク。 
 この時、「私はブレイク」と名乗ったら相手が緊張しすぎてて「僕はブレイク。あっ違ったベンだよ」
って言っててめっちゃ笑いました。
 どんだけ緊張してんだよお前。
 この会社に面接を受けにきた就職希望者らしいです。
 そこに、オリーという弟がきた。
 実は今両親は旅行中で、その間に二人の兄弟はこっちきたらしい。
 イギリスからきたみたいです。
 このオリーって子がよくできた子で、「兄貴に連絡先教えてやってよ」って言っててこれも
面白かった。
 この兄弟いいなあ。
 で、ベンは面接にいくことになり、残ったオリーはブレイクと仲良くおしゃべり。
 いいですねぇ。

 一方エマですが。
 案の定、この姉というのがめっちゃ性格悪い。
 レストラン店員のラリッサって子がメニューのことで話しかけてきたときも「後で呼ぶから」
みたいにそっけなくいってて。
 そんでズバズバ家族のことも聞いてくる。
 ここで、ブレイクの妹が水難事故で命を落としたというのがわかります。
 そんな中レイから電話がかかってきて、エマ、やったとばかりに出てたのは笑いました。
 うんざりしてたんだろうねぇ。
 と、ここで大きな地震が起きる。
 レイ、ヘリの中から電話してたんだけど、とっさに眼下を見て道路が崩れるのを見て状況把握。
 地震の現場に駆けつけようとしていたのを家族の救助に向かうことに。
 一応本部に電話して許可を得ていたけど、こういうこと実際許されるのかな…とはちょっと思った。
 でもこんな地震起きたら救助隊だって、ちょうど家族と話をしていたら助けに向かいたくなるよなぁ。
 日本人では、家族が被災して行方がわからないのに、救助活動とか実務を続けていた人とか
いて、それもそれですごい人だと思いました。

 さて、エマの居場所を聞いたレイ。
 屋上に皆を誘導しろ、といいました。
 
 教授らのところでも地震が起きていて。
 テーブルの下に隠れながらもパソコンを放さない学生。
 きみらすごいな。
 データで、6.5から5.5に威力跳ね上がりましたと言ってる。
 つまりですね。
 M6.5がM8.5になったということです。(威力100倍)
 最悪やないか!
 てか揺れてるのに君らいろいろ説明して余裕だな。

 一方ブレイクと楽しく盛り上がっていたオリー。
 ベンの面接が終わって戻ってきて、ブレイクもダニエルの会議が終わったっぽいので
行くんだけど、オリーの持っていた旅行ガイドにスラスラっと連絡先を書いてて、ベンのこと
推薦しとくね、と去っていくのにオリーが「早く20歳になりたい」と言ってて笑った。
 いい弟キャラだなぁ。
 そしてブレイク、ダニエルとともに車に乗って地下駐車場から出ようとしたところに地震が。
 車で脱出しようとするも、開いた穴に落ちてブレイクは足が挟まれて脱出できなくなってしまう。
 運転手はつぶされ、ダニエルは助けを呼んでくると外に出て行ったきり戻りませんでした。
 こいつ、外にでて警備員に「駐車場に女の子が」って言うけど、早く逃げてって言われて
余震来て怖くなってそのまま逃げやがったんですよ。
 なんでこんなのと付き合ってんだよエマ。
 てかブレイクがパニックになってるのは意外だったな。
 いやまあそりゃパニックにもなるでしょうが、後半あれだけ落ち着いていろいろ対処
してきた彼女が。
 しょうがないか。
 足はさまれたのってシート後ろにずらしてとかは無理なんですかね。
 
 この後たまたま避難する途中でダニエルの姿を見かけていたベン。
 彼はダニエルが警備員に「地下に女の子がいる」と言った後逃げていったのも目撃していた。
 そしてブレイクのことを思い出し(社長と親しいと言ってたから)もしやと思って地下駐車場に
行くんですね。
 すごいと思った。
 
 エマの方ですが、揺れる中屋上に逃げようとしていたら、ダニエルの姉貴が一人パッと
走り出して、扉の外へ。
 自分出たら閉めちゃうわけですよ。
 ひでーなこいつ。
 でもエマがあわててドアをあけたら、その外には何もなくて人がどんどん落ちていってた。
 非常階段ごともげてたのかな。
 この姉弟そろってひどい奴だな。
 
 エマはこの混乱の中、屋上に皆を誘導しようとするんだけど、皆はどんどん下に降りていって
しまった。
 エマ自身も本当に屋上でいいのか?と思いながら向かうわけですが。
 確かにここまでビルが倒壊してしまうとどっちがいいとかいえないからなぁ。
 屋上も激しく損壊して、本当にやばい状態になってたし。
 ここにレイが助けにやってきて、このシーンめちゃくちゃすごい。
 奥さんがもう完全にスタントマンばりのアクション。
 アクティブだわ。
 あれだ、「トゥルーライズ」の夫婦みたいなの。
 やっぱりこの夫婦お似合いだなと思いましたよ。
 ここの脱出劇は本当にハラハラした。

 この後ブレイクは何とか自分のバッグを出してレイに助けを求める。
 ヘリの電話は衛生だから通じるのかな。
 で、車に足はさまれて脱出できないと報告。
 レイはその話を聞いて、地上で手一杯だから地下まで助けが回らない、俺達で助けないとと
決意する。
 本部にも連絡したらいってよしだったので向かうレイ。
 まあ確かにこんだけ混乱してたら、救助隊下手に出せないから待機だったかも知れんしなぁ。

 ブレイクのとこにベンとオリーが駆けつけてきて。
 助け方がすごいんですよ。
 ベンは技術師希望といってたけどそう言うだけあってちゃんと冷静にそこらのもの探して
役立てる方法を知ってる。
 てか実際こうなったら、後ろの窓とトランクを壊して、座席を後ろに引き抜く形でもよかったかも。
 まあともあれ、ジャッキでガレキをあげて、タイヤの空気抜いてブレイクを助けるベン。
 すごかったです。
 
 まずブレイクは街中にいって電気店を探した。
 オリーの持ってたガイドブックが役に立ちましたね。
 で、この電気店で探すのはダイヤルかボタン式の電話。
 それと電話線。
 通じるからって。
 これ正しいけど、あくまでも電話通信回路が絶たれてない前提での話なんで、ここまでひどい
地震起きて断線してたら無理なんで…。
 レイに電話をかけたブレイク。
 無事に出られたと説明。
 エマにダニエルは?と聞かれてキッパリ逃げたと報告。
 エマ激おこ。
 ブレイクは、昔家族でいったコイトタワーに行く、と告げる。
 高いから目印になるって。
 ここで欲を言えば、もしそこにたどり着けなかった時のため、次は、もう一つ次はって決めて
おいたら良かったなと思いました。
 まあブレイクは災害の対応をレイから習って知ってるようだし、似た者親子だから、ここがダメなら
次に逃げるとしたら…で考えられるとは思いますけどね。
 あとブレイクが、エマが一緒にいることについて聞いたら「後で」と言ってたのは面白かった。
 本当ダニエルに助け求めなくて正解だよ…。
 
 ここらでもう1時間経過とかあっという間でした。

 このあとブレイク、ベンに「両親にも電話かけて安心させてあげて」と言っててさすがと思いました。
 こういう緊急時の「問題なし」報告はとても大事です。
 オリーが緑色のレーザービーム見つけて喜んでたけど、これ伏線になるだろうなと思ったらやっぱり
なってた。こういうのはいいね。
 あとエマはダニエルの携帯に電話かけて留守電に、「娘を置き去りにしたの?ブッコロ」と結構
物騒な伝言吹き込んでて笑いました。まあ母親からしたらそうなるよな。
 
 教授の方は、まだこれより大きな地震が来る、でもどうやって知らせたら?という感じで
考えていたんだけど。
 こっからの展開すごい好きです。
 メディアラボにいって学生に「今やってる研究でAが欲しい者は?」って言うわけですよ。
 ハッキングで人命救助しようって。
 そりゃノリノリになるよなぁ学生ら。
 
 さて。
 このあとレイのヘリいきなり不時着した。
 まああれだけの救助やってのけたからいろいろ破損しててもしかたなかろ。
 ここでレイは、スーパーからものを盗んでいた男の車をうばって走り出します。
 
 教授、テレビ局と回線がつながったということで、急きょ放送開始。
 自分は地震予知について注意を呼びかけたが無視された。
 今こそちゃんと聞いてくれと。
 これからもっと大きな地震が来る、サンフランシスコから逃げてくれ、と警告しました。
 
 レイ、車を運転しながらエマと、水難事故で亡くなったブレイクの妹、マロリーの話をする。
 これが原因で離婚になったみたいですね。
 エマとしては、レイが心を閉ざしてしまって、歩み寄れなくなったから限界を感じて、らしいの
ですが…。
 と、道端の老夫婦が「そっちにいったらだめ」と警告。
 あわてて車を止めると、そこには大きな断層が…。
 行く手段を失ってしまったレイですが、老夫婦の旦那さんが航空会社の帽子をかぶっている
ことに気付いた。
 経営者なんですかね。
 小さな飛行機だったけど持ってたらしくて、老夫婦と車交換しました。
 レイは送っていくっていったけど、息子の家は山の中で、着陸する場所がないからって。
 でもそこ行くまでに道路寸断されていたら…とかあると思うんだけどしょうがないよね。

 飛行機の中でレイは、マロリーの死について、自分がついていながら助けられなかった、
あの目が忘れられない、それから家族のところに帰るのがつらかったと告白。
 そりゃそうだよなあ。
 でもエマは、あなたに助けられなかったのならだれだって無理だった、と慰めるのでした。
 
 一方ブレイクの方もベンたちと移動してて、ベンが「なんでネックレス2つしてるの」と聞き、
死んだ妹のもの、と言われて謝ってた。
 まあ悪意あって聞いたわけじゃないし。
 ここでブレイク、破損してとまってる消防車を見て、使えるものがある、といろいろ引っ張り
出してた。
 それと市内の状況を聞ける無線みたいなのも。
 ところが、この先コイトタワーには向かえなくなりました。
 周りがもう倒壊したものだらけですごいことになってんですな。
 ブレイクは高い丘に行けばいい、と考える。
 周りが開けていて高いとこならヘリから見つけやすいというわけですね。
 レイも、惨状をみてタワーに向かえないなら次はって考えるだろうし。
 ただベンは、皆が避難している中自分達だけ反対方向に向かっていいのか?と考える。
 でもオリーは、今までブレイクの言ったことは正しかった、一緒にいた方がいいと提案。
 ベンも考えを決めます。
 
 さてレイのほうですが。
 飛行機から飛び降りる選択してた。
 あ、もちろんパラシュートはついてます。
 降りる場所がないから飛び降りた方が早いと。
 野球場みたいなとこに飛び降りるっぽい。
 本当にこの夫婦たくましいな。
 
 ここに再び本地震とも言うのか、最大の地震が。
 レイ、皆を野球場の壁に避難させます。
 てかここも結構上からの落下物で危なかったような。
 まあいいけど。
 ところが今の地震で陸地からはタワーに向かうのが難しくなった。
 ブレイクらがタワーに向かうのをあきらめたことを知らないレイは、海からボートで向かうことにしました。
 このあたり、すれ違いがあって見ててハラハラしますね。

 ブレイクらは、ラリーが足にけがしてしまっていました。
 これがラストあたり、ケガなんてなんのそのみたいな感じで走り回ってたんですが…けがの痛みを
忘れたということにしておこう。
 歩き出すけどこういう時に何か、スケートボードみたいなのがあればせめて歩きやすいんだけどね。
ケガをした方の足にはいておけば、転がすだけでいいので、支える力もかなり減るから。
 ローラースケートはいちゃうと今度はガレキだった時移動が大変。(普通の靴脱いでしまってるから)

 さてレイたちもやっとタワーの状況を目の当たりにし、ブレイクらは別のとこに行くはずだと考える。
 と、周りの水がどんどん引いていくんですね。
 津波だ…。
 レイ、当然沖に向かうけど思ったのは、こんなにエンジンぐわーってふかす必要があるかなっていう。
 まあ小さいボートだから抵抗力大きくしておかないとやばいのかな。
 いやーここも迫力ありました。
 この津波が一気に町を襲って、ダニエル死んでたのはまだしも、老夫婦が津波で亡くなるシーンは
ちょっときつかった。
 ああいうのいりますかねぇ。
 レイに飛行機譲った老夫婦かと思ったけど違うみたいで、だったら唐突に出す必要性ないんじゃ
ないかなと。

 ブレイクらは、建設途中だったダニエルのビルに逃げ込んだけど、ブレイク、津波の海面を見て
高さが足りないことにきづいた。
 10階だったんですがね。
 それより上は階段ががれきでふさがれてていけなかったので。
 まあでも津波の第一波逃れてそれでまた上に避難できたからよかったけど。
 このあとベンのけがを見ててブレイクと二人いい感じになってたんだけど、包帯のかわりになるものを
探しにいってたオリーが戻ってきてて、ニヨニヨしてたの笑いました。
 
 このあと、レイはブレイクらを探してボートで街中へ。
 普通はこんなすいすい進めないけどね。
 まあそこはね。
 ブレイク、見つけるのだけどガラスでさえぎられて声聞こえない。
 …てか今気づいたけど、あれだけの大地震でヒビひとつ入ってないガラスって何いったい。
 まあいいや。
 ここでオリーの、あのレーザービームが大活躍するわけです。
 しかし再会もつかの間、再びビルが倒壊し始めてビルが沈んでいってしまう。
 この後は、レイが沈んだブレイクを助けにいったり、エマがボート突っ込ませてガラスぶち破ったり、
さすがアメリカ映画だなあと僕は思いました。(作文!?)

 というわけでここのあたりはやっぱり映画を見ていただきたい。
 こうして辛くも脱出した5人。
 エマとレイはきっとよりを戻すだろうし、ベンとブレイクはきっと結婚するだろうし、オリーは何かと
二人のことを茶化すだろうなと思いました。
 いい映画だったけど、このような地震がもう二度と起きないことを願います。



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