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ライフ

7/12鑑賞

 これ面白かったけど、パニックホラーものだったというのコロッと忘れてたわ…。
 真田広之さんが出るからと思って見に行こうと思ったのもあるんですが。
 というかやっぱグロかったっすね…。
 ラストは大体見当ついたけど、でもそんな悪くないと思いますよ。
 一つだけ不満があるとすれば、真田さんにもう少しいい役やらせてあげて…。

 物語、最初ワケわからんと思いますが説明があります。
 宇宙ごみの中を飛んでいた火星探査機「ピルグリム」がごみで破損、制御を失ったことから、
地球の上空?上?まあ宇宙空間にある、ISSという宇宙ステーションみたいなとこが、これを
回収することになります。
 これがすべての始まりでした。
 宇宙に出てアームとともに回収しようとしたのは、お調子者のローリーかなあ。
 ああ、どっかのテレビ局の取材で「ホラーあるある」で言ってた「お調子者が先に死ぬ」的な
質問はこれのことかあ。
 真田さんにインタビューしてたんですよ。
 ホラー映画あるあるで、騒がしい奴が先に死ぬ、とかお調子者が先に死ぬ、とか。
 あと、主役は生き残る、とか。
 そのあるあるはもう古いな。一昔前の話だ。

 ともあれ。
 ここでざっとキャラを説明すると。
・キャット→リーダーの女性。サムとは別にコンビ組んでない。(サム&キャットというアメリカの
ドラマがありまして…って見てない人にわからないネタをやるな)
・ノース→検疫官の女性
・デビット→人間不信で宇宙にずっといる医者
・ローリー→軽口叩くお調子者
・ヒュー→学者。ヒュー・ジャックマンとは関係ない
・ショウ→真田さん。
最後だけ説明雑!

 ピルグリムが載せていたのは8ヶ月かけて採取した火星の土だったので、このまま
宇宙のもずく…もくずとさせるわけにはいかなかったんですね。
 確かに数十年単位の計画がパーになるだろうしなあ。
 キャットがローリーに「ゆっくり急いで」とかムチャなこと言ってて笑える。
 ボスケテじゃないんだから。
 あと皆ローリーの軽口にうんざりしてて黙らせろとか言ってたのも笑った。
 こういう時の軽口は恐怖を和らげるためなんだろうけど、周りからしたらうるさいよなあ。
 なお、ローリー、外に出た段階で「キャッチボール実は苦手」とか言い出した。
 てめぇぇぇぇえ!!!
 まあここで取り損ねたら、この映画残り時間すべて「ISSの活動紹介」ものになってしまうので、
無事回収できたんですけどね。

 よく考えたらホラー映画で、最初のこういう接触失敗する展開あっても面白いなとか思ったり。
別の奴が持ち込んでくる、的な。
 まあともあれ。
 皆が、ヒューに「写真とれ」「インスタにアップしろ」とか言ってて軽いなと。
 でもここでヒュー、「自分が写真を撮るのは不吉」としっかり伏線ばらまいてやがった。

 というわけで回収されたピルグリムから火星の土が回収され、研究が始められました。
 てかもっと地球から離れたとこですべきだよなあ。
 万が一ISSに何かあっても、落下軌道に乗らないようにさあ。
 現実的には多分そういう対応がなされるとは思うんだけど。
 故障とかがあって自動的に地球に戻れるようにするよりは、地球から遠ざけることの方が
優先されるはずなので。
 ともあれ。
 ラットがいるのはなんなんだろう。
 研究用にしては固定されてておかしいんだけど。
 単に無重力の実験だけなんかな。

 その土の中にヒューは、一つの細胞を見つけました。
 核があり、細胞壁は厚い。
 鞭毛のようなものがあると。
 で、温度を少しずつあげていってるんだけど、時間短縮したいからというのはわかるの
ですが温度急激にあげすぎや。
 まあともかく、原生代の地球の環境を再現しようとかなって二酸化炭素の多い環境に
してみよう、ブドウ糖を与えてみようとかやってます。
 二酸化炭素多い環境にしたはずなのに、のちの設定では「奴は酸素が必要」とかいう
ワケわからん設定になっているという…。
 まあホラー映画は細かいとこ気にしたら負けではあるんですが。

 というわけで動きだしたので喜ぶ一同。
 地球外生命体を初めて発見したということになるわけです。
 
 あ、地球外生命体の発見の情報が地球にもたらされ、子供達からの質問番組とか
やってるらしい。
 そんで、この見つかった生命体の名を、ある女の子が命名権を得て、彼女は「カルビン」と
名づけました。
 …越前リョーマのとこのネコちゃんはカルピンでしたっけ?
 まあともあれ。
 
 この後デビットの環境が少しだけ語られる。
 彼は1年以上このISSにいるらしいです。
 骨がおかしくなりそうだな。
 地球はいざこざや戦争があるから嫌いらしい。
 まあ気持ちはわからんでもない。
 ヒューは地上では車椅子生活なのですが宇宙空間では自由に動き回れるから、
ここの生活は気に入ってるらしい。
 ここ、ちゃんと車椅子の人らしく、足が細くなってて演出考えてあるなあと思った。
 
 カルビンと名付けられた細胞ですが、動きが活発になっていました。
 なんか細胞の集まりというわけではなくて、一つ一つが脳や心臓、筋肉といった機能をもった
生命体らしいです。
 それはつまり集合体ですね生物の。
 つーかそれが冬眠?
(極限状態におかれると生命活動を停止する→回収された時の状態)
 まあいいや。
 ヒューはすっかり父親のような気持ちで、手袋ごしに触ったりしてますけど、やめた方が
いいですね。
 害意がないなんてわからんのだから。
 実際の研究とかではこんなことはしないとは思いますが。

 その頃ショウは、地球で奥さんが出産していて、がんばれってはげましていた。
 生中継かよ…。
 で、娘が生まれて、名前は決めてあったらしく、メイというらしいです。
 トトロに出あいそうな名前だな。
 メイちゃぁぁぁぁぁん!!

 てかローリーが、父親は誰だ、とか青い目をしていたぞとか言ってて、これはさすがに
ジョークきつすぎるだろと思ったけど私だけなんかね。
 
 カルビンの研究が始まって25日目でした。
 ラボでちょっとした事故が起きた。
 なんか吹き出していたんだけど、ヒューが点検ミスだという。
 ついついチェック怠ったんだろうね。
 ノースは隔離の重要性をきちんと意識しろと強く警告。
 3回は確認しろと。
 ローリーも、僕の代わりはいくらでもいるが、君の代わりはいないんだぞ、と珍しく
ヒューにいってた。
 つーかヒューがノースに対してなんかめんどくさそうというか、細かいなーっていう
雰囲気だったけど、汚染がどれだけ危険なものかってのを理解してない人は怖いよ。
 この騒動でカルビンは活動を停止してしまった。
 未知なるものに対して警戒してるんだろうなあ。
 これで少し経過観察すればいいのにと思ってたんだけど、ヒューなんかもうカルビンに
思い入れしすぎてるから、電気信号与えてみよう、とか言い出すわけですよ。
 それだったらそれで、どんな動きするかわからんのだから、遠隔でやった方が
いいと思うんだけどねえ。
 有害ではない、という証明はされてないのだから。

 そういうわけで、見てる方もそろそろかなーと思ってると思うんですが(笑)、ヒューが
電気ショックを与えた直後、カルビンはヒューの右手にしがみつき強く握り始めた。
 これ生物としては攻撃のつもりなんですかね?
 それにしてはその後の行動があれだが…もう少し何か、説得力のあるシーンが欲しかったな。
 で、カルビンはヒューの右手を握りつぶしてしまう。
 さらに、手袋を電気ショックの器具で破って保管器からラボ内に出てきてしまった。
 激痛に失神したヒューを助けようとローリーがノースが止めるのも聞かずラボの中に入っていく。
 さっき、隔離の重要性の話を言ったばかりなのに…。
 というかここ、緊急救助システムとかないのね。
 ネズミに巻きついてこれを殺したカルビン、活発に動き始めます。
 ヒューを助け出した後、ローリーがでようとするも、ノースはカルビンがローリーの足にくっついて
出そうだったのでドアを閉じた。
 これはしゃーないですな。
 で、ローリーが火炎放射器で焼くとか言い出してやたらめったら撃ちまくって燃料切れ。
 …温度下げて活動機能低下させたらよかったのに…人間の方が服着てる分強いんだから。
 とか細かいこと突っ込んでたら台無しですね。

 そういうわけでカルビン、ローリーの口の中に入って中身を食った模様。
 多分血液とかの液体を食べるんだと思う。
 酸素もあるしね。
 ここはグロなので注意して下さい。
 つかローリーが襲われてるからってドア開けろと言ってる奴はアホなんですか。
 さっきヒューの時ローリーがそれやってこの有様でしょうが。
 汚染を拡大させる気か。
 ヒューの時慎重に出していれば、カルビンだけ隔離できただろうになあ。
 カルビン、ローリーを襲ってさらに巨大化した。
 ここで、ローリーが使いまくった火炎放射器の影響でスプリンクラーが作動するのですが、
カルビン、なんとここから脱出をしようと動き出した。
 学習能力高すぎだろ…。
 手動で閉じていくも、最後の穴から逃げられてしまい、カルビンはISSの中へ脱出してしまった。
 ええい。
 冷却装置が宇宙にのみつながってるとかだったらよかったのに。
 外の温度に晒して冷却、みたいな。まあ無理だろうけど。
 
 これはまずいということで、地球と通信して助けを求めていたら、通信が切れた。
 ショウ、少しだけは伝わったと思うけど…とか言ってるんですが、ともかく宇宙船の外のトランスミッターが
壊れてるっぽいので外に出て修理する必要があると。
 で、キャットが自分が行くと言い出した。
 皆は外に出るのは危険、救命艇で地球に逃げようとかいうけどノースは、地球の防疫が最優先
だと言う。
 つまり、これでもし救命艇にカルビンがくっついてきた場合、地球にこの生命体を持ちこんでしまう
ことになるから、それは許可出来ないというわけです。
 どっか確実に閉じ込めて、宇宙に向けてISSごと放出とかいうんだったらまた違ってくるだろう
けどねえ。
 
 キャット、外に出るんですが、トランスミッターが焼け焦げていると。
 で、冷却材を調べたらからっぽになってることが分かった。
 これがないと、太陽光が当たってる時間は完全に焼けちゃうわけですな。
 逆に影になってる時は凍りつくくらい寒いんですが。
(地球がそうならないのは距離とかその他もろもろの環境のおかげ)
 おそらくこの冷却材は外に出たカルビンが食べたんだろうと。
 水や食料、酸素を必要とするんだと皆言ってるけど、最初の二酸化炭素を与えて目覚めさせる
というのはどういう設定だったんだよ…。
 とここで、カルビンがキャットの宇宙服に取りついた。
 キャットがあわててISS内に戻ろうとするんだけど、冷却材がメット内に漏れてくるんですね。
 強制排出する機能はないのかよ…!
 そしたらそっちにカルビン取りつきそうなもんなのに。
 んで仲間がドア開けて中に引き入れようとするんだけどキャットはドアを開けなかった。
 自分も死ぬけど(冷却材で呼吸が出来なくなっていた)、カルビンを中に入れるわけにいかないと
思っていたんでしょうね。
 こうしてキャットは宇宙のかなたに消えていきました。
 ちなみにカルビンは、噴射口からあっさり中に入ってきました。
(入ろうとしたら噴射で燃やすとか言ってたけど、全然反応速度遅くて間に合わないのと、やりすぎて
ISSが地球への落下軌道に入ってしまったので修正の必要が出てきた)
 キャットの犠牲は!!!

 さてどうするか、ということになるわけですが。
 とりあえず一角に皆引きこもって、その他の区域の酸素抜いて活動できなくさせようぜ、という
ことになりました。
 普通にテープとかでふさぐのか…。
 あとヒューの様子が変だったけどここわかりにくかったので何とかならんもんかなあ。
 いや、この後ヒューの体からカルビンが出てくるんだけど、てっきり、あのケガした時に
胞子でも植え付けられていて、2体に増えたのかと思ってたんで…。

 立てこもって他の区域の空気を抜いている間、皆はチャレンジャー号の話をしています。
 これは、打ち上げが失敗して、発射後1分で爆発したスペースシャトルの悲劇ですね。
 中に女性教師が一人、宇宙飛行士として乗っていて、多くの生徒が地上でその悲劇を
目撃してしまったと。
 で、皆は、ローリーなら賛辞よりパラシュートをくれっていうよな、と軽口叩きあうのですが。
 ヒューは自分のうかつさが招いてしまったとか言ってます。
 まあ確かに。 
 そうしていたらいきなりヒューが倒れて心停止したので皆あわててAEDで回復させる。
 と、ノース、彼の足がおかしなことに気づきます。
 やせ細っていたはずの足がズボンパンパンに膨らんでいることに。
 いつの間にかここにカルビン忍び込んでいたんですね。
 何してんだおめーはよ。
 てかいつ隠れたんだよ。
 そうか、この人下半身不随だったから、カルビンに触られても気付かなかったんだ…
やられた。
 ここは純粋にうまいギミックだと思います。
 皆慌てて逃げます。
 ショウだけは、追いつかれると思ったのか、ベッドルームに逃げた。
 中に入ったショウを襲おうとカルビン、ケースを締め付けるけど、こじ開ける力はない
みたいで、あきらめてどっかにいった。
 ここも何故逃げたのかわからんのだよなあ。
 生物特有の、あきらめが早いとかならまだわかるんだけど。
 ヒューの死体があるからまだいいわって感じなんかね。
 
 つーかノースとデビット戻ってきたんだけど、ヒュー今度こそ死にました。
 うーむ。
 と、ここでデビット、ヒューのGPSが動いてることに気付く。
 カルビンがヒューを襲った時に、GPSを一緒に呑みこんだらしい。
 位置情報がわかるぞ!と喜ぶデビットでしたが…。
 ヒューの体のとこに戻ってくるのを待ってデビットらはカルビンを閉じ込めるのに成功。
つかこの映画、たびたびカルビンが、閉めたハッチにビタァァァン!ってなるの出てくる
けど、いい加減カルビンも学習しないんですかねえ…。
 ヒュッと回避して上の隙間から体薄くして入り込むとかさあ…。

 パニックホラーものでサメとかが次々人を襲うのは「満腹にならないのかよオイ」って
気持ちがあるけど、地球外生命体なら、エネルギーを採取できる時に採取しつくして
おこうかなということなんかな、ということで一応説明はつきますね。

 ここで救命艇が来るのが見えたんですが。
 どうやらあの通信はギリ届いていたようです。
 しんかしデビットは、それがつくのがカルビンを閉じ込めている区域だと知り焦る。
 通信しようとしても通じない。
 ところがここで今度はノースが気付いた。
 これは救助ではなく、ISSを宇宙のかなたに送るための装置だって。
 培養器、ラボでの隔離が失敗した場合、地球に戻らせないためにこのISS自体を隔離
するというのが約束になっていて、ノースはそれを要請していたらしい。
 でもそれは仕方ないんじゃないかねえ。
 ノースとしたら隔離成功したから、ここから出さなければいいんだけど、それを知らせる
手段がないからどうしようもないってことですね。
 とか言ってたら、ショウが、救命艇がきたーとばかりにやってきた。
 お前ェェェェ!!!!
 カルビンがいるとも知らずに入ってきて、救命艇への入り口があかないと見るや、
工具取り出して開けようとしてるし…。
 やぱいからデビットらも来るんですが、これ救命艇には人乗ってたんかね?
 画面が今イチ何をどうしてるのかサッパリわからなかったんだけど。
 外に空気が吸い出されていってる、的なのはかろうじてわかった。
 で、ショウがカルビンがいるのに気付いて、こいつもろとも外に吸い出されようとしたん
だけど、またカルビンだけ中に残るというどうしようもない展開。
 無駄死にだらけじゃねーかよ!

 というわけでなんとか逃げたデビットとノースですが。
 もうカルビンどこにいるかもわかりゃしねえ。
 ISSが地球への降下軌道に入ってしまったらしいです。
 どうにもならんな。
 このまま大気圏突入まであと40分くらい、という話をしてるんですが。
 皆で話をしていた童話の本の話をして、おやすみなになに、とデビット言ってます。
 おやすみ空気、と言ったところでデビット何かに気付いた。
 カルビンは酸素が欲しい、酸素キャンドルに飛びつくはずだ、僕はカルビンを引き付けて
救命艇Aに乗り、手動で航路を宇宙に向けるから、君はBで地球に帰れとノースに言うわけです。
 ………さっきドッキングしたのやっぱり救命艇なん?
 じゃなんでISSを宇宙に送り出す気だとか言ってたの。救命艇2個しかないから確実に
乗員足りないし。(あの通信の時点で何人生きてるかはわからないはず)
 うーん…?
 ちなみに救命艇は一人のりなので、ノースがデビットのことを手伝いたくても無理だと。
 あとデビットは80億人のバカがいるとこに戻りたくないとか言ってました。
 まあ気持ちはわかるけど。

 というわけで、酸素キャンドルをエサにしてデビット、救命艇に誘い込みます。
 このあとノースは彼が発進したのを確認して、自分も救命艇Bに乗り込んだ。
 ちなみにこの時点でいろいろな装置が壊れていて、温度は低下してるし、酸素も少ないしで
いろいろギリギリな状態です。
 そんな中をノースは、デビットが確実にカルビンを誘いだすまで耐えてたと。
 
 さてこの後です。
 むしろこっちの方がホラー映画にはありがちなオチだと思うんだけどなあ。

 デビットの救命艇は手動操作に切り替え、宇宙へ。
 ノースはそのまま地球へ。
 という風に見えますが。


 大気圏を突入した救命艇はどこかの国の海に落下した。
 それを地元の漁師が見ていて船で向かうと…。
 中にはカルビンに巻きつかれたデビットが、ドアを開けるなと言うも、言葉通じないから
漁師らはドアをあけてしまった。
 さらにいくつかの船が助けに向かってきました。
 そしてノースはなぜか救命艇の制御ができず宇宙に飛び出していった。
 これ、なんでこんなんなってるかの説明はなかったけど、脱出する時に壊れたISSの破片が
ぶつかって故障した、軌道がそれたってことなんかなあ。
 というわけであるあるオチでありました。
 最後どうしても読めてしまうので逆に「あれ?デビットかと思ったらノーズが降りてきたよ」
と思わせておいて、実はカルビンが学習して変身していた、機内にはカラカラになったデビットが
という方がおもしろかったのでは、と思いました。 
 

 


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