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くるみ割り人形と秘密の王国

12/12鑑賞

 うーん…まあまあって感じかな。
 可もなく不可もなく。
 親子連れさん(特に女の子の子供さん)にはいいかも知れません。
 きれいなものがいっぱいでてくるから。
 あと、映画何か見たいけど難しいのはわからないし、長すぎるのも退屈、わかりやすい
のがいい、という方にも。

 冒頭のディズニー城がまともだったの久々に見た気がする!
 
 ここはロンドンですかね。
 ビックベンがあるから多分ロンドンだと思うけど。
 街中はクリスマスの催し物でにぎわっていました。
 ミミズクがネズミ追いかけていって、ネズミが逃げ込んだ屋敷の天井裏。
 クララという女の子が弟のフリッツとともに気球の実験をしてました。
 気球から始まって仕掛けがずっと動いていって、やってきたねずみを捕まえる仕掛けに
なる、的な。
 クララはちょっと変わってて、おしゃれとかなんやらに興味はなくてこういう科学的な
ことが好きな子みたいですね。
 いいねえ。
 で、お手伝いさんがやってきて早くしたくするように言う。

 クリスマスツリーがきれいに飾り付けられていて、家族みんなうれしそうにしてるけど、フリッツが
母親の飾り方と違うとか言い出して静まり返る。
 こいつ空気読まないやつだな。
 そして父がプレゼントがある、と言い出すんですね。
 母からだって。 
 したら、今日はまだイブなのにというクララ。
 イブに渡そうがクリスマスに渡そうがかわんねーだろ!
 この家族いちいちイラッとくるなあ…。
 母親を病気で亡くして沈んでいるのはわかるけど、父親が必死で立て直そうとしてるのを
ことごとくぶち壊すこの姿勢。
 この父親だって愛する奥さんをなくして悲しいだろうに…。
 ま、えてして子供ってこんなもんですな。
 ともあれそれぞれにプレゼントが渡されるのですが、クララがもらったものは銀のたまご
みたいなものでした。
 しかし鍵がない。
 箱の中にあるのかな、とクララが自室で探していると、箱の中にはクララにあてた手紙が
入っていました。
 あなたに必要なものは全部この中にある、とメッセージが書かれていた。
 父が来てクララに出かける支度をと声かけてきた
 クララ、「これはピンタンブラーよ」とか言ってましたが、それ普通の鍵ってことでは?
わざわざ言う必要あるのかな。それともなんかそういう名称の難しい鍵?私が聞き間違えた
だけなんだろうか。吹き替えのほうで見たから、字幕だとどういう発音だったかがわからない。
 ともあれ。
 これからおじさんのところにクリスマスパーティに出かけないといけないらしいんだけど、
クララは勝手に心閉ざしてて、いきたくない、つまんないと文句言いまくり。
 うぜー。
 あと、ずっと「これ開けないと」って言ってるし。
 あとでええやん…。
 ただ、いろいろ眺めていて彼女は、この卵にDの紋章が入っていることを知り、それは
今からいくおじさんが作ったものだから、おじさんならあけられるかもとわくわくするのです。
現金なやつだなあ。
 え、DってヴァンパイヤハンターDのことじゃないの(違う)。
 
 さておじさんの屋敷にやってきて、父からマナーとして一緒に踊ることといわれていたにも
かかわらず、クララは空気読まず踊ってる人の中に割り込んで室内を横切り、おじさんの下へ。
 はやる気持ちはわかるけど、あんた本当に迷惑すぎるで…。
 横通っていけよ。
 
 おじさんは作業場みたいなとこにいた。
 いろいろ機械細工作るの趣味な人なんかな。
 あと、ミミズクもきた。ワシミミズクだー!
 おじさんクララに、この細工直してよとか言い出してなおさせてるけど、わかっててやらせてるっ
ぽいなあ。
 というか最後まで見たら、おじさんは全部わかっててやってるような気がしてきた。
 細工を直したクララはおじさんに卵を見せをこれを開けて欲しいといいます。
 おじさん、これはクララの母のために最初作ったんだ、といいました。
 前にここにきた時にクララの母もまたなかなか心を開いてくれず、手段としてこの卵を部屋の
前においたら、だんだん心開いていってくれたらしいよ。
 そのときはきっと開いてたんだろうね。
 おじさん、これを母はキミに譲ったのか、と感慨深そう。
 何かその意味を理解してる感じではあったな。
 鍵を探しているというクララに、簡単にあかない鍵もあるんだよ、とおじさんはいいます。
 
 一旦上に戻ってきたクララ。
 おじさんが子供達にプレゼントをあげるといってます。
 なんかヒモが張り巡らされていて、そこに各自の名前が書いてあるからそれをたどって
いくらしい。
 広すぎて途中でどれかわからなくなりそうだな。
 あと、クララなんか腕出したドレスなわけですが、雪が降り積もってる中で寒くないん
だろうか…。
 クララ、父からどこにいたとしかられてます。
 で、踊りたくないというと、自分のことしか考えてないのかと言われる。
 クララ、同じことを聞きたいと父に言いました。
 そりゃ父親も悪いけどクララも悪いわ。全部やりたくないしたくないですっぽかしてしまうのはなあ。
 
 クララ、自分の名が書かれてるカードのぶら下がったロープを見つけ歩いていきます。
 ロープがムダに長い!
 途中フリッツに会って、彼はくるみ割り人形もらったイェーイ!って言ってた。
 え、それうれしいか…?
 ともかく。
 ロープは屋敷のある一角に続いていました。
 壁紙がミミズクのになってるね。
 壁伝いに歩いていくクララ。
 ここ、何か見たことある景色だと思ったら、CM入る前のアニメコナンの扉閉まる廊下だよ。
 あれ思い出して笑いそうになったわ。

 で、ずーっといくと木の幹から出てくる感じになって、そこには雪景色が広がっていました。
 不思議に思いつつもクララは、そこに光るクリスマスツリーを見つけた。
 鍵もそこにぶら下がっていました。
 急いで取りに行こうとするクララ。
 すると、ネズミが横から横取り。
 すげぇ!
 追いかけるクララ。
 というかよくこれ見失わないで追いかけていけますね。

 で、凍った川を渡ろうとするとクララの重さではヒビが入って危ないのであわてて上に上がる。
 橋を渡ろうとすると、そこにくるみ割り人形がいたんですが。
 目を覚ましクララに、止まれという人形。
 クララ、私よという。
 いや私よって何がだよ。
 人形が、「何の用だ、わたしよ」と言ってて面白かった。
 クララ、「私はクララ」って訂正するも今度は、「止まれ、クララ・わたしよ」
 漫才やってる時間はねーんだよ!

 人形は、橋の向こうは第4の国であり行くことを禁じられている、といいます。
 3つの国の許可がいるって。戦争中だから。
 クララは事情を説明し、改めて名を名乗ります。
 フルネームを聞いた人形は驚き、マリー・シュタールバウムと関係がありますかと聞いてきた。
 マリーとはクララの母の名前でした。
 クララがそれは自分の母だというと人形は、あなたはプリンセスですと言い出した。
 マリーはここの女王だったって。
 あと自分のことはキャプテンと呼んで欲しいと。
 なんでキャプテンなんだよ…いいけどさ。
 ともあれクララが橋を通して欲しいというと、もったいぶってあれこれいじったあげく、
橋のゲート(小)がじみーにあがった。
 …これだけか…。
 ともあれクララはねずみを追いかけていくことに。
 キャフテンは、この国でくるみ割り人形は自分だけと言ってます。
 つーか人形の足がもげた表現が原作にあったと思うけど、あれはあれでまた別物と
考えたほうがよさそうですな。
 確かクララとフリッツとで取り合いになってその時に、だったけどこの話でのクララは特に
欲しそうにはしてなかったし。
 話がそれましたが、ねずみの大群にクララがさらわれそうになってキャプテンが助けてると、
「私の国に侵入したのは誰」とサーカスによくある、上が人形になったテントがやってきた。
 こええええ!
 なんとしても鍵を取り戻すといってたクララがキャプテンに同調して、そうね、今すぐ戻った
方がよさそう、とすたこら逃げ出してたの笑った。気持ちはわかる。

 鍵は私が持っている、という声が聞こえました。
 どうやら彼女が、みんなが恐れるマザー・ジンジャーのようですね。

 キャプテンがクララをつれて城にやってくると、衛兵二人がからかうようなことを
キャプテンに言ってくるわけですよ。
 通せといってるぜフゥー!とかなんとか。
 で、キャプテンがクララのことを、女王の娘だと紹介するととたんにすくみあがってて面白い。
 2、3質問よろしいでしょうかって言ってて、質問するも、どうでもいい内容の上、クララが
「えっと」とか「そうね」とか言うだけで「結構です、お通りください」と言ってて、何の意味がって
感じだった。
 そして結局インクが出なくて書きとめられてないという。
 おもしれー。
 ここのシーンは良かった。

 中に入るとプリンセスがやってきたということで皆出迎えてします。
 壁には母親の肖像画もありまして。
 そして3人の統治者はクララを紹介され、マリーの子と聞いて大いに喜びます。
 花の国の統治者、ホーソーン、雪の国の統治者、シヴァー、お菓子の国の統治者、
シュガー。
 ここ、摂政って訳されていたけど、統治者でいいと思うんだよね。
 シュガーがマリーは元気にしてる?と聞くとクララは、亡くなったといいます。
 皆大いにショックを受けた。
 というかクララの言い方もなあ。警戒してるのはわかるけども。
 シュガーが、私達の国を助けにきてくれたの、と聞くも、クララがいいえと答えたので
さらに皆がっかり。
 やめたげて!これ以上皆を失意のズンドコに叩き落すのやめてあげて!(どん底!)

 クララは鍵を探しにやってきて、マザージンジャーから逃げてきた、といいます。
 もともとは「遊びの国」というところだったけども、今は「第4の国」といわれてるらしいです。
 彼女は他の国に戦争をしかけてこの国一帯を支配しようとしたためこの城から追われたと。
 クララは、そろそろパーティに戻らないと、といいますがシュガーは、時間の流れが違うから
大丈夫、と教えてくれます。
 おじさんの家の広間にあった時計台がつながってるという仕掛けは面白かったなあ。
 何時丁度とかで人形とか仕掛けが出てくる時計がありますが、その仕掛けが出てくる台に
クララとシュガーが乗っかって表に出ると、そこは確かにおじさんの屋敷内なんだけど、時間の
流れがゆっくりになってるんですな。
 もしクララがここで飛び降りたら、普通に体の大きさも時間の流れも戻って、元の世界にって
なるんだろうか。
 この話がシリーズものになることがあるとしたら、敵から逃れてここから一時的に脱出みたいなのも
面白いなあ、とちょっと思いました。
 で、クララはそんなゆっくりした時の中で、沈んでいる顔の父親を見つけました。
 
 さてさて。
 キャプテンは持ち場に戻るというけどクララ、自分についてないとダメとか言い出した。
 なんてわがままなやつなんだよ。
 
 クララのお披露目会をやるというので、シュガーがドレスアップを手伝ってくれました。
 シュガーはその間に、母はあなたのことをいつも話していたわ、といいます。
 ということはクララの母は母親になってからこっちにきたってことか。
 それもすごいな。
 少女のころの経験ならわかるんだけど。

 クララを歓迎する式典の中で、バレエが披露されました。
 クララの母の物語がこういうバレエになって伝わってるみたいです。
 いいですねえ。
 床の花が咲いていく演出とかもきれいでした。
 お菓子の国は紫原君めちゃくちゃ喜びそうだなあ…。ずっと動かなさそう。

 このあとクララは3国を見て回ります。
 で、シュガーは彼女に、あなたならマザーとの戦争を終わらせることが出来るかもと言ってくる。
 それはおもちゃの人形に命を与えることでした。兵士が足りないと。
 彼女らももともと人形であり、クララの母が命を吹き込んでくれたというのです。
 巨大なエンジン装置があって、そこから光線を照射すると人形が命を持った人間になる
ようです。
 あのネズミも多分そうなんだろうね。
 ネズミのオモチヤあったし。
 ところがこのエンジンの鍵がない。
 クララの母が持って帰ってしまったようです。
 あとから思うに母は、自分が出来る最善の選択をしたんでしょうね、これは。

 で、クララは鍵穴を見て、自分の卵と共通した鍵だと気づきます。
 ネズミが持って行きマザーがそれを所有してるということでクララは、鍵を取り戻さなければ、と
考える。
 周りが危険だからととめるのへ、母も行くことを望んでいるはずと。
 バカだな、本当にそうか考えてみなさいよ…。
 いや、結末どうのこうのではなくて、本当に母親が戦争を望んでいたなら、最初から鍵を
持ち帰らないし、クララにちゃんと託したと思うんですよ。
 そこらあたり、なぜ鍵はああなっていたのか、まっすぐ突き進むだけでなくて考えないと。
 この物語はクララの成長物語でもあるんだろうね。
 
 夜。
 寝付けないクララ。
 昔ツリーの飾り付けをしているクララに母は、おじさんの家で見つけた秘密の国の話をしてくれた
のでした。
 クララは、母といけたらいいねーとか言ってたみたいですね。
 そのころすでに母親の病気はあまり芳しくない状態だったようです。
 母はクララに「一人で行くべき旅もあるのよ」といいました。
 あなたにしか出来ないものの見方は最大の武器だ、と。

 と、クララの寝室にあのミミズクがやってきた。
 屋上に出たクララはそこから見える第4の国に思いをはせました。
 鍵を取り戻せるかわからないけれど、失敗したらこの国が滅ぶ、と。
 いや今まで特に何もなかったんだから、ここから進展しないような気もするんですがね。
 流れ星に祈るクララ。
 ミミズクは何を考えているのか知りませんが飛んでいきました。
 おじさんの目になってあちこちいってるといってたから多分、おじさんはミミズクを通して
クララの行動を知りつつ、黙って見守ってるんだろうね。
 何もかも手を差し伸べて助けてやることが優しさじゃないって知ってるんでしょう。

 さて。
 クララは衛兵と同じ衣装を着て第4の国を目指すことに。
 …いや皆さ、赤じゃん。
 目立つじゃん。
 なんか…迷彩服とまではいかんでもなんかこう…。

 あと、キャプテンをバカにしてた二人の衛兵がやってきて、自分たちもいきたいといってたの
面白かったんだけど、ナイフを放り上げてキャッチしようとして失敗してるし。
 まあいいけどさあ。
 
 第4の国は閉園した遊園地みたいな感じでした。
 元遊びの国って言ってたもんね。
 ねずみもやってきて見張ってます。
 皆怖気づいてるのへクララだけズンズンいってるけど、衛兵のくせに女の子一人先に行かせて
どうする。
 ここで変な音がするたびに兵士、地中に消えていきます。
 クララ、回転木馬に皆をのせるも、明かりつけたらそれ目当てにねずみが大量にやってきて、
土台をほったもんだから今度はそれごと沈み始め、結局自分もねずみに引っ張られて地中へ。
 クララのせいで被害拡大したような…。
 ある地点で地上に出たのはいいけど、あの人形が上にいるテントの中へ放り込まれた。
 中にはマトリョーショカのオモチャみたいな人形というか人間がいる。
 上にはオルガンが。
 そこに鍵があるのを見つけたクララ。
 マザーによって上に引っ張り上げられたクララ。
 彼女はクララの母が死んだと聞きショックを受けてる感じでした。
 キャプテンが入ってきて、マザーが下に気を取られた隙にクララは鍵を取って脱出。
 マザーが待ちなさいというも聞かずにそのまま一目散。
 マザー、その鍵は危ないと気になることを言ってました。

 で、クララはまず先に卵を開けるといってわくわくしながら開けるのですが。
 ただのオルゴールだったことにがっかり。
 そして、自分は戻るから鍵を皆に渡してきて、とキャプテンに言うのです。
 鍵を手に入れれば答えが見つかると思ってたのにというクララですが、それはちゃんと
自分で探してないからじゃないかな、答えを。
 鍵が答えだとはお母さん言ってないもんね。
 その先にあるものを探しなさいってことでしょう。
 キャプテンはクララにあなたが必要ですというも、クララ、必要なのは私の母でしょ、と。
 ほんっとこいつ腹立つな…。
 
 なんやかんやでキャプテンが励まして、クララは一緒に城へ戻ることに。
 後から考えたら、屋敷に戻らずついてきて良かったな…。
 シュガー、鍵が戻ったと大喜びで、ブリキの人形を大きくしています。
 でも人形は人形のまま大きくなっただけだった。
 もしかして、マリーが光線を照射したら人間になり、シュガーはもともと人形だから命を
与えることが出来ずに、ただ人形が大きくなるって感じなのかな。
 シュガー、ブリキの人形は中身が空っぽ、だからいい、私の言うとおり動くからと言い出した。
 そしてクララとキャプテンを拘束するよう命じた。
 戦争はよくないととめようとしたクララをいまさら女王ぶる気か、この国は私が支配する、みたいな
感じで。
 ラスボスこっちかー!

 一室に閉じ込められたクララとキャプテンだけど、ここ意外に広いな。
 しかもクララ、キャプテンに「私は家に帰ろうとしてたのにあなたのせいでこんなことになった」と
まだ言ってるんですよ。
 何なんだこの女。
 ほんっと自分のことしか考えないな。
 誰が正しいか見極めもせず、勝手にマザーが悪者だと決め付けた自分のせいなのに。

 クララは卵を眺めていて、オルゴールの部分がひっくりかえることに気づいた。
 そこには鏡がありました。
 必要なものはすべてその中にある。
 つまり、自分の中に必要なものがあるとやっと気づいたクララ。
 キャプテンに謝ります。
 散々暴言はいておいていまさら許せってのもすごい都合のいい話だな。
 まあ時間ないからいいけど。
 クララは、運動法則の原理?だか忘れたけど、ローブをうまいこと使って屋上から下へ
降りることに成功した。
 片方に錘つけておいて、もう片方をもって飛び降りると、錘の反動でロープが絡まって
いくってやつ。これなんていうのか知らないけど。

 シュガーの方は兵隊を量産していました。
 クララ、あのエンジンの部屋にいかないとと言います。
 したらねずみがきた。
 マザーがクララを助けるために行かせたものでした。
 で、ねずみの導きに従いマンホールへ。
 キャプテンがふたをあけようとするの、ねずみも手伝うのかわいかった。
 ただ、信用していいのかなとキャプテンが言い出したら「おっ、やるか?」みたいにねずみが
やっててかわいかった。
 外に出ると川があって、滝に落ちていってるんだけど、そこの壁をはっていくと歯車からエンジンの
部屋に入れるらしい。
 ここでクララはキャプテンに、ねずみと行ってマザーにピンチを知らせて欲しいと頼みます。
 自分は大丈夫だから!と言ってたけど、言ったそばからこの方、足滑らせて落ちましたよ。
 キャプテンが助けてましたが。
 フラグを立てるな!
 あとキャプテン、フィリップと呼んでくれって言ってました。
 ややこしいのでレビュー内ではキャプテンで統一します。

 んであっさり歯車から中に入ったクララ。
 歯車をとめないとってとめてます。
 これ止めるのに何の意味があるか、はわからなかった。
 歯車で水力発電してるってことかな?
 多分そうかも知れないですね。
 何のエネルギー源もなくあの光線出せないだろうし。

 マザーのほうはキャブテンの話を聞いてました。
 シュガーは私達を引き裂いた気でいるから何とかなりそうだね、みたいな感じで
マザーには作戦があるみたいです。
 つーかあのテント動くの!?
 すげえ。

 クララが放ったねずみのおもちゃに翻弄される兵隊は面白かったけど、クララ自身
物を落として気づかれてて、お前何やってんだよ!って感じだった。
 で。
 シュガーの兵はあのテントぶっつぶしてやったぜ!って感じですが。
 中から出てきたのはキャプテン。
 実は、エンジンの部屋にやってきたマトリョーショカの中にマザーが隠れていたのでした。
 これはすごい。
 マザーの武器は鞭か。
 かっこいいですね。
 で、クララはエンジンを使えないようにするといいます。

 キャプテンとねずみたちは兵士相手に果敢に戦っておりますよ。
 クララが隠れて細工してる間にマザーは捕まってしまい、シュガーは勝ち誇ってました。
 歯車もまた動かしてるし。
 クララは自分の国に帰ったといわれシュガー、なら自分が女王とか言ってますよ。
 で、マザーを人形に戻そうとあの装置のとこへ。
 クララ飛び出してきました。
 てーかここで説得しようとしてもムダでしょう。
 何かの時間稼ぎかと思ったけどそうでもないし。
 で、シュガーが光線をマザーに浴びせようとしたら、装置が動いて光線はシュガーを直撃。
 彼女はまた人形に戻りました。
 ブリキの兵士も停止し、追い詰められていたキャプテン、すんでのところで助かった。
 あのねずみが仲間らに胴上げされてたの面白かった。

 こうして改めてマザーを向かえ、この国はやり直すことになりました。
 クララ、私がマザーを信じていたらと言うけどマザーは、誰も(私を)信じてなかったし、と
けろっとしたもの。
 まあ確かに…。

 あとキャプテンは橋の警備をとかれ、衛兵に昇進するようです。
 あの橋は、例の兵士二人が待機場所に入り警備してました。
 つーかなんでそんな狭いとこに二人で入っちゃったの。
 外に立ってなさいよ。
 いいけど。

 こうしてクララはキャプテンに別れをつげもとの国に戻っていくことに。
 キャプテンはかなり名残惜しそうでしたけど、確かにまたクララにはここへ来て欲しいですね。
 大体この手の話って現世に戻ったらそれっきりっての多いしさ…。
 つーか私の世界にもきてってクララ言ってるけど、そっちいったらただの人形になるんじゃないの?
 あと別れで細かいとこだけど、キャプテンがクララの名を呼んで別れを告げたのに対して、クララは
さよならと言っただけだったのちょっと気になったな。

 クララが戻ってくるとさすがにパーティは終わってました。
 おじさんにうまくいったわ、というクララ。
 おじさんは、キミの母は発明家だった、その彼女が生み出した最高傑作がキミだ、と他の
兄弟ガン無視なことを言ってます。かわいそう…。
 
 あとクララはたそがれていた父に声をかけ、自分が言い過ぎたことを謝りました。
 母のことを思わない日もにいけど皆で過ごす時間も大切にしたいって。
 父もまた、クララにいろいろ強いていたことを謝ったから、これから仲良くやっていけるでしょうね。
 そしてクララは一緒に踊ると約束していたといって、東屋で父と踊ろうとします。
 フリッツと姉もやってきて踊ることに。
 卵のオルゴールを聴いて父は驚いたような顔をしました。
 この曲は父と母が初めて踊った時の曲だそうです。
 曲にもこだわっていたんだね。
 最後、バレエが出てきました。
 いいですね。
  …なんで登場する男が全員上半身はだかなんだよ!
 上半身はだかで下ジーンズのやつはまだいいいとして、下白タイツだけだと明らかに
おかしいだろ!どういう演出なんだこれ。
 心配になって一応調べてみたけど、バレエの衣装、男性なら上半身はだかがデフォではなかった。
うむ…。
 まあエンドロールであちこち登場するマトリョーショカかわいかったからいいや。



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