多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→メン・イン・ブラック:インターナショナル


メン・イン・ブラック:インターナショナル

6/19鑑賞

 …続編なんか作ったらあかんかったんや…。
 これ面白かったという方本当ごめんなさい。
 私はそこまで面白くなかったなあ。
 やっぱりあの二人でないと、と思った。
 これまでにも主役が変わってシリーズは続くっていうので成功してるのはあるかと思うんだけど、
この作品に限ってはやはり前作の二人でないとなあって思った。
 今回の二人も良かったんだけどね。
 もしこの作品がMIBシリーズの前夜譚という形で本シリーズより先に出ていたらまた違ったの
かも知れないんでしょうけど。

 あとね、この作品で言われていた「女性軽視はダメ」みたいなのはわかるんですよ。
 だからといって無理に男女コンビにする必要はないんですよ。
 男女平等に配慮しました、でなくて、今までどおり男性二人のバディでサポートとして頼もしい
女性助っ人がの方がかっこいいのに。
 分かってないなあ…。

 愚痴ってても仕方ないので本編。
 冒頭、コロムビアのロゴで女神がサングラスかけるくだりはよかったなあ。
 作品へのオマージュですね。
 こういう遊び心は好き。

 2016年、パリにて。
 エージェントTがパリは嫌いって言ってんだけど、「その町はじきに滅びる」とエージェントHが。
 不吉な…。
 と思ったけど二人は任務に向かってるとこで、エッフェル塔に通路開いてやってこようとしていた
宇宙人を撃退しようとしてたんですな。
 ただ、そのエッフェル塔内立ち入り禁止のところでサプライズプロポーズしようとしているカップルが。
よそでやんなさいよ!
 二人の記憶を消して、プロポーズはエレベーターの中でね、と言った二人ですが、やってきた
エイリアンに吹っ飛ばされたH、エレベーターに転落。
 もう一度記憶消して「地上でやって」というの笑った。
 君は何をやってんだよ。
 このエイリアンはハイヴといって、かなり凶悪なものらしいです。
 この武器で簡単にやれるようには見えないけどな…。

 時はもどって20年前のブルックリン。
 えらい陽気なご夫妻がおりますが。
 裏口から物音がしたので強盗か、と旦那さん見に行ったら、人間じゃないと血相変えて
もどってきた。
 そんで警察呼ぼうといってたら訪問者が。
 まあMIBというのは流れ的に分かりますね。
 そんな中、2階で寝ていた少女は目を覚ますのですが目の前にエイリアンがいた。
 最初びっくりしたものの、女の子はかわいいと嬉しそうにして、MIBに突き出さず逃がして
あげるのでした。
 ここ下でMIBが、タランシアンは幼少期はかわいいが成長すると凶悪なものになる、と
説明しているのは伏線ですね。
 どうせ記憶を消すからみたいな感じで言ってんだろうな。
 そのタランシアンはモリーと名乗った少女に「カブラ・ナクシュリン」と言って去っていくの
でした。
 …普通こういう風に言われたら名前だと思うだろうがよォォォ!
 モリーは下で両親がニューラライザーによって記憶を消されるのをたまたま見ていました。
 ニューラライザーの弱点は光を直接見てないと記憶消せないってことか。
 あと、MIBのメンバーもサングラスかけてないと危ないってことですね。
 2のとき確かJが記憶消してもらってもとの生活にもどるってのがあったけど、あれはともかく、
悪用されないように何らかの措置はされてないのかなって。

 モリー、大人になったのですが彼女は、FBIやCIAを回ってあのMIBに就職しようと
試みるも当然どこも知らんわけで。知ってても民間人には教えないわけで。
 彼女はパソコンのサポセンで働いてました。
 どうしてそうなった…。
 で、この間も彼女は宇宙からの飛来物を監視していて(この技能だけでもすごいもんですが)、
ある時宇宙からUFOがやってくる情報を得て嬉々として家へ。
 情報としては軌道をそれたみたいに偽装されてるけど、彼女はそれが地球にやってくると
調べだしたわけです。
 すごいですね。
 軌道を割り出した彼女はUFOが着地するポイントにきたものの、そこは工場みたいなところで
何もなかった。
 ところが偶然にも飛び立った鳩がある地点を堺に全部消えたのを見て、映像が偽装されて
いることに気づく。
 中に入ってみるとまさに、地球にもどってきた宇宙人とエージェントが会話していました。
 この宇宙人自体、地球人と家族になったけど、子供の顔見たさにこっそりもどってきた
みたいですね。
 
 彼女は服を脱ぎ捨て下にきていたブラックスーツ姿になってタクシーにもどり、エージェントの
車を追ってくれと頼みます。
 そしてある雑居ビルに入り、そこにいた新聞読んでいたエージェントに声をかけつつエレベーター
内に堂々と入りました。
 彼女は騙しおおせたと思ってるかもしれないけど、MIBのセキュリティがそんなザルなはずは
ないですな。彼の横に座ってたわんこもエージェントだったし。
 わざとエレベーター内に入るようにしてそこで拘束、なるほど合理的。
 
 エージェントOというトップの人らしい女性がやってきて、モリーのことを調べてるけど、スパイとか
なんも関係なく本当にただの一般人であることに驚く。
 モリーは20年かけてここを見つけたといいます。
 20年かけた割にはわりとあっさり見つかったけどね…。
 モリーは雇って欲しいというけどOはここはスカウト制だと。
 また、ここを見つけただけではだめ、と言うんですね。
 他にもいろいろ適正あんだろうな。
 記憶を消されそうになってモリーはニューラライザーのことを知っているという。
 両親がそれで記憶を消されていたと。
 てかここでモリーは日常生活にもどる必要性がない(ペット飼ってない、恋人いない)ことを説明
するけど、ということは両親もとうになくなったってことなんかな。
 そこらの描写がもう少し欲しかったですけどね。
 プライベート描写がまったくないのがちょっと薄っぺらいなと。
 
 そういうわけでモリーはエージェントMとして採用されて、ロンドンで初任務ということに。
 正式採用というよりは研修って感じですね。

 その頃ロンドンのエージェントHってやつが潜入捜査してたんだけど、ものの見事に失敗
してました。
 この人、ロンドン支部で支部長除いたらトップのエージェントという触れ込みでしたが
まったく何も活躍したところはなくて、どこが?って感じだった。
 自分が言ってるだけならそういう妄想癖のある底辺エージェントが今回の活躍で本当の
トップエージェントにって面白いストーリーになるんだけど、周りの人等も「エージェントHは
トップエージェント」と言ってるからタチ悪い。
 始終どこが?って印象で進んでいくから何一つスカッとしないんだよね。見せ場もないし。

 ともあれ、このHが失敗して毒蛇に噛まれて死にそうなところを、敵の恋人が体目当てで
助けるというすでにグダグダの展開しかない。
 朝目が覚めたHはそのまま逃げ出して本部にもどってくる、と。
 誰も任務失敗について触れないのがすごいくらいですわ。
 このあとの話で思わせぶりにHの恋人って話が出てくるから、てっきりこの人のことかと
思ってたんだけどそれも関係ないしさあ。
 伏線全部なげっぱやん。

 Mの方はロンドン行き電車に乗り込むところ。
 仕様が変わるのいいなあ。かっこいい。
 このあとロンドンについて、Mの前に下りた人どっかで見たことあるけど思い出せない。

 ロンドンでは、ハイTというトップが出迎えてくれました。
 冒頭でハイヴ倒そうとしてた人だな。
 でもM、そこにいた宇宙人を勝手にさわって大変なことに。
 訓練受けてないんかな。
 触ったらダメな人とかいろいろあるだろうに…。
 ハイTからMは時計みたいなのをもらってました。

 さてマウケシュという国にて。
 男性が宇宙人二人に襲われて殺されてた。
 つーか。
 ブレーカー直してる間にちょっとずつ近づいてくるとか、だるまさんが転んだじゃないんだから。
怖いからやめてくれ。
 なんか目的(後で分かる)の割には仕事粗いな。
 そして宇宙人二人はある店へ。
 そこは別の宇宙人が経営してるとこで、奥に王国みたいな感じの場所があるんですよ。
 やってきた宇宙人らは殺したいものがいる、ジャバビアという宇宙人だというも、女王は、
われわれは宇宙の規約により殺害には関われないと言う。
 まあその後どうなったかは知りませんが。

 Mが説明受けてると、Hがやってきたのはいいんだけど、ここでパァァァ…ってMがなって
いたのは、彼がトップエージェントと知ってたからなのかな。
 そういう説明がないから、見てるほうは単にHがイケメンだったから仕事ついていこうと
したのかな、くらいにしか思わなかったよ。
 まあこのあとにHはここで一番のエージェントって出てくるけどね。
 ハイヴから世界を救ったあの人、ということでMはターゲットロックオン。
 
 その頃エージェントCはハイTから、ジャバビア族のヴァンガス王が旅行していて地球に
立ち寄って遊んでいる、ハメはずしすぎていろいろやらかして命狙われてるからMIBが保護に
動くことになったみたいな話をしています。
 地球としては乱暴者で知られるジャバビアを守りたくはないけど、あいつら怒らせると地球
爆破するくらいの力はあるから面倒、と。
 しかもHを名指しで指名してきたらしい。
 Cとしては心配みたいです。
 そのHはというとデスクでだらしなく寝てた…。
 Mが起こして話しかけるんですね。
 自分はジャバビア族に詳しいからお役に立てますよって感じで。
 心を読む時に腕の色が変わるんですと。
 それはいいんだけどもそもそも、見習いできてるMが一人で出歩けてるのがおかしいし
誰もこの子にかまわないのがなんとも…。
 Hは任務にMを連れて行くことにするけど、こういうのが簡単に出来てしまうのもおかしい
気がするんですけどね。

 クラブに潜入した二人。
 ところがヴァンガス王ってのがもうなんていうか、完全にタチ悪い系のチンピラですな。
 Mは私に夜のお供までさせる気かと怒ってるけど、そもそも自分でついてきたクセに何を
怒ってんだかサッパリ。
 任務やりたいといってついてきたんだから、別に夜のことは置いといて仕事に文句言うなよって
感じなんですが。
 で、ここで案の定Hが浮かれてる間にあの怪しい宇宙人二人が近づいてきて、ヴァンガス王に
何か針を飛ばしてきた。
 二人とも全然気づいてなくて、具合が悪いと言い出したヴァンガス王を抱えて外に出たところで
真面目な話があるというも、Hのことは信用できないといった。
 ここでHを触ったヴァンガス王、何があった、と言う。
 思えば彼はここで心を読んで不自然なHの記憶に気づいたんでしょうね。
 HはHでMが、ジャバビア族は心を読むときに腕の色が変わるといってたのを思い出す。
 だからどうということはないんだけどさ。
 んでヴァンガス王を車に乗せて送り出した直後、その車、爆破されてふっとんだ。
 いやだからさ。
 警護の意味は何なのかねと。
 エージェントにしては無能すぎでしょ…。
 
 あの宇宙人が襲撃してきたのですが、HとM、「手をあげろ」「手を地面につけ」と真逆のこと
言ってる。
 その後地面に伏せさせるも、地面が跳ね上がって二人吹っ飛ばされた。
 …手を上げろ、にしておいた方が良かったみたいですね。
 HとMは車にのせていた武器で応戦するも、この宇宙人体の成分?を変えられるみたいで
攻撃が通じない。粒子に一旦戻して物理的なエネルギーを通過させてるって感じなのかな。
ここの見せ場はいろんな武器が出てくることくらいでしょうか。面白くはあったんだけど。
 で、Mはヴァンガス王から「Hは信用できないから君がこれを持っておいてくれ」とあるものを
渡されます。君は信用していいか、と心読まれてたし。
 これは君を守る唯一のもの、だそうです。
 まあともかくヴァンガス王は、Hは信用できない、MIBで何か起きていると言い命を落とします。
 ただあとから考えるとこの人の立ち位置どこだったんだろうって。そもそも売り飛ばすつもりで
これ持ち出したんでしょ?

 そしてMIBが駆けつけてくるんですが。
 Cは完全に責任問題になると怒る。
 そらそうでしょうな。
 さらにCはなんでここにMがいると。
 ただの見習いですもんね。
 
 ロンドン支部にもどった二人。
 ハイTの部屋にはいろんな絵が飾ってあって、そこにはJとKの絵もありました。
 懐かしい…。
 ジャバビア族は激怒していて、二人を殺して首をもってこいと言ってるらしいです。
 今回攻撃してきたのは、竜座の双子星ダイアドナムの双子宇宙人らしいです。
 ハイヴにのっとられた星なんだって。
 ハイヴは敵に寄生するのではなくて、遺伝子を変えて体内から操るらしい。
 ただなぜそれがヴァンガス王を襲ったかはわからない。
 Cは二人をクビにして記憶を消すべき、と言うもMは必死に、記憶消したら真実がわからなく
なるでしょーがと反論。
 そらそうや。
 で、ヴァンガス王が地球にいると知っていたのは誰か、ということになって、ここにいる4人と
あと上層部の人間だと。
 つまり内部にスパイがいる可能性があるわけですね。
 ハイTはCにスパイを探せと命令する。
 で、MもCとともに捜査をと言います。
 ただCはもうHをかばうにも限界があるという。
 勇気と拳銃一丁でハイヴを倒したあの英雄はどこに消えた、と。
 誰もそっちのほうを疑わないのもすごいっちゃすごいけど…。
 
 ヴァンガス王の体内から出てきた針には毒が塗ってあることが判明。
 Hがやってきて、俺がリーダーとしてハイTから任されたんだ、とその証拠品を持ってMとともに
捜査へ出かけます。
 ただしこの針このあと出ることはなく、持って出たのはなんだったんだっていう…。
 
 マラケシュにやってきた二人。
 地球のものではないバイクをかまってたナサールに声をかけるH。
 ここでなあ。
 この人にも「本当にあんたか」って言われてんだよなあ。
 ともあれ、リザという人の話が出るんですが。
 どうやらHの元恋人らしいけども、彼女は武器商人であり、Hのクビきってやるといきまいている
模様。
 あの冒頭に出てきた宇宙人かと思ったら全然違うんだもんなあ。あの人はまったく関係なかった
模様。ほんと意味ない演出あまりしないでほしいな。
 
 その頃Cは町の監視カメラにて、ヴァンガス王がMに何かを渡すのが映っていたとハイTに
報告してました。
 ばれたー!

 で、HとMは別の店にいってたんだけど、さっきバイク改造してたナサールがあの双子が
現れたのを見てリザに電話をとか言ってます。
 これ何か意味があったのかな…。
 
 HとMがいってたのは双子が訪ねてきていた店でした。
 2日分の配達物がたまってるとM言ってたけど、むしろよく盗まれなかったな…。
 中に入ると女王以下皆殺されてました。
 あ、一人歩兵が生き残ってた。
 いろいろめんどくさいやり取りがありましたがこの歩兵はMに「ポーニィ」という名をもらい、
彼女に尽くすことを誓いました。
 これがなかなかHより役に立つんだなあ。
 
 ハイTがCのとこにやってきて、Hは最高のエージェントと言うんですがCは、ハイヴとの
戦い以来別人ですよと言う。
 確かにね。
 そんで、ヴァンガス王が渡したやつは、陸軍から盗んできたものらしいです。
 なんで王なのにわざわざ盗むんだよ。
 ともあれやべーものっぽいですね。
 そういうわけで二人を連れ戻すことになるのですが。
 ハイTはこっそりHに連絡して、逃げ回ってまた連絡してこい、MIBにスパイがいると
伝えます。
 で、HはMと別行動して20分後に中央広場でと言う。
 MIBのエージェントらが二人を捕まえるべくやってきたんですな。
 だからHはここでわざと自分がひきつけてMを先に逃がした。逃がしたからどうなるってもんでも
ないような気がするけどまあいいや。
 Mの方は双子宇宙人に襲われてんですけど…。
 服着替えればいいのに。
 こんな中で黒のスーツなんてバレバレだわ。

 Hはナサールにバイク借りてました。
 これで逃げるってわけですか。
 Mと落ち合ってバイクに乗って空飛んで、ワープして出たのが砂漠。
 ここでMはあの預かったものがちょっと振動してるのに気づき、かまったらそれは武器の形になった。
 どんなエネルギー持ってるからわからんから、最小の範囲で出力したらとんでもねーことになったよ。
 Hがふざけてヘラヘラしてたのが腹立ったわ。こんなんだからヴァンガス王も今のHはアテに出来ないと
思ったんだろうね。
 Mも、いくらトップエージェントと言われていても今のあなたは使えないし傲慢で無謀って言ってるし。
 しかもここで隠れていたナサールの相棒がその武器を持ち去ってしまった。
 リザに渡しにいくって。
 なるほど、あの連絡はこういうことですか。
 …Hの配役をトム・ヒドルストンにチェーンジ!!(それ、中の人ネタだし、Hがマイティ・ソーのソー役であり
トム・ヒドルストンはロキ役だって分からないと笑えないネタだからやめて)

 この後バイク修理するのに二人は直接口を利きたくないらしく、ポーニィはさんで会話してるのですが、
ポーニィが「このアホに渡せばいいんですね」みたいな風に言ってるのが面白かった。
 で、バイク直りまして。
 行くのはリザのところ。
 あ、それと、リザにはひとつ弱点があるって言ってたけどだからそれ何なんですかね…。
 
 Hはナポリに行くといいます。
 リザの要塞があるんだってさ。
 行ったら確実に死ぬといわれている危険な要塞だそうです。
 リザの方は別の客と話をしてたんだけどHがきたということで追い返すならまだしも、客を射殺してて
なかなか武器商人と言われるだけあってひでーなと。
 
 Hはいつもの軽いノリで乗り込んでいきました。
 Mの方は船に隠れてた。
 セキュリティ厳しいわりにゆるいな。
 いいけどさ。
 Hはリザに、MIBやめたとかいってます。
 そんで贈り物として、ポーニィを渡した。
 絶滅した種類の最後の一匹と聞いてリザは大喜び。
 確かにレア感あるんだろうなあ。
 ヤな人種の人等ではありますね。

 ただ、贈り物はもらうけどHは放り出してってリザは行った。
 本当に仲直りしたいなら最強の武器が届いた日にこないで、と。
 バレッバレだったわけですな。
 そらそうだ。
 Hもまあそのまま帰るわけではなく見張りを海に沈めて、監視モニターのスイッチを切りにいった。
 Mの方は壁のぼって侵入し、あの武器を回収して逃げようとしたところでリザに見つかりました。
 こっちも大概ツメが甘いな。
 MIBってこんな話でしたっけ?
 
 Hの方はリザのボディガードに見つかってハンマーを手に取り投げたら、ヒョイとキャッチされた。
ムニョルニルじゃないんだからそうなりますよ!
 さぁ、呼ぶんだあのハンマーを!(よそのシリーズでやってもらえますか)
 
 Mの方はがんばったなあ。
 リザは3本腕の宇宙人だったんだけど、何とかがんばってぶちのめしました。
 このリザのデザイン、腕はともかく髪型の模様面白かったなあ。
 ともあれ、そこにボロボロになったHがつれてこられる。
 だっさ…。
 リザに武器取り戻されてしまったMですが。
 タランシアンという言葉に反応。
 幼い頃聞いたことがありました。
「タランシアンは幼少期はかわいいが成長すると凶悪なものになる」
 彼女はボディガードに「カブラ・ナクシュリン」と声をかけた。
 そのボディガード、少しして「モリーか」って言うんですね。
 彼もまた、彼女に助けられたこと覚えてたんですね。良かった。
 …なお、「カブラ・ナクシュリン」は名前ではなく「どんなやつでも残酷な方法で殺して」と
いう意味だそうです。
 なぜそれを言い残していったし…。
 ともあれボディガードがMの味方についたので、リザは武器を返すしかなく。
 そういうわけで二人は屋敷から出て歩いてんだけど。
 ここの会話はどうでもいいな…。
 つーかH、お前の名前はソーだろ。(違う)
 
 と、またここにあの双子きたぞ。
 あとHはなんで「カブラ・ナクシュリン」って叫んだ。
 それ呪文じゃねーから。何も起きないから。
 メン・イン・ブラックだぞって紹介した後、メン&ウィメン・イン・ブラックだと気を使わなくても
いいから!
 双子は、武器を渡せと言ってくるのでMは武器を起動させて構える。
 ハイブを倒すためにその武器が必要とか言いかけてるところに、やってきたMIBのエージェントに
やられたぞ双子。
 なんかおかしくないですか。
 ともあれMはそのまま武器をハイTに渡しました。
 これにて一件落着。
 支部では皆が二人を出迎えてました。
 すばらしい、とか言ってます。
 で、あの武器はジャバビアに返し安全に保管をってことになってんですが…。

 ハイTはMに、マラケシュ、砂漠、ナポリとあちこち移動して大変だったね、今後が楽しみだと
声をかけてくるも、Mはそれを怪しんだ。
 なぜ自分がいった先を全部知ってるのかってね。
 そりゃそうですね。
 Cも、なんで君はこう都合よく数年に2回も地球を救うような手柄を立てられるんだ、と。
 僻みとかじゃなく不自然さの話ですね。
 Mも双子らが言ってたことは、ハイヴを倒すために武器をよこせということだったかも
知れないと気づきます。
 ただあの双子もそのために強攻策に出すぎだけどね。
 自分の目的のために別の種族を殺しまくってたら信頼もされないだろっていう。

 さらに、遺伝子がハイヴにのっとられてるかどうかの検視結果データを調べようとしたら
とっくに削除されていた。
 つまり変わっているのはハイTだったというわけです。
 ハイTがNの失敗をかばい続けていたわけではなく、自分の行動を隠すために彼を
かばっていた。
 一緒にハイTを探しに行くというCにHは、お前はここに残れ、トップが裏切ったというのが
明らかになっちらMIBは崩壊すると。
 つまりCがここに残って誰にも気づかせないようにしろってわけですな。
 
 車、別のやつがあったけどこれ前のシリーズのやつなんかな?
 Mが「私が運転する」と自信満々に乗り込んだけど、運転席右側だったのめっちゃ
笑いました。
(イギリスは右ハンドル)
 さてパリのエッフェル党ですか。
 
 ハイTを信じるというMに言います。
 どうハイヴを倒したのか、と。
 Hは「だから、勇気と銃1丁で」というけど、だからどうやってと言うも、H自身それが
思い出せなかった。
 記憶が消されてるということにようやく気づいたH。
 あの時ハイヴは倒せず、ハイTは乗っ取られ、Hは記憶を消されていた。
 それが真実だったわけです。
 だからHが変わったのは当然だった。
 ハイヴを倒せてないんだからトップエージェントでもなんでもないわけですな。
 その間にハイヴは侵入の手配を進めていて、武器が手に入ったから地球にやってくる、
ということなんかな。
 通路が開かれてますがな。
 ハイTからハイヴの姿になったらめっちゃつえー。
 HはまだハイTの心が残っているはずだから呼びかけてみる、って言ってるけどその間に
M、宇宙空間にすっ飛ばされたぞ。やばい。
 と、ここでポーニィの活躍ですよ。すばらしい。
 彼女を助けにきた。
 背負ったロケットで飛んできて、彼女をワイヤーで捕まえたら地球にとってかえした。
 すごいね。
 で、HはハイTに呼びかけて、つかの間自我を取り戻したハイTは手を開き、武器をHに渡します。
 そしてMはそれを最大出力で発射、ハイヴごと向こうからやってこようとしてきた連中を
ぶっ潰して終わり、と。
 ここ最後活躍すべきなのはHだと思うんだけどね。変にMに活躍の場を作っちゃったから
Hはしょーもないエージェントのままで終わってしまったよ。

 二人の下にOがやってきて、ロンドン支部の動きが怪しいのは分かっていたけど、
調査できてなかったみたいうなことを言い。
 ともあれMはNY本部にもどることになり、Mはロンドン支部長見習いを命じられます。
 昇進か降格かわからないというMですが、まあどっちもありでしょうよ。
 皆が支持してるっていうけど、それだけの説得力がこの話ではまったく見えてこなかった
ので、モヤっとするんだなあ。

 で、翌日自分が運転したかった、と車に乗ってきたM、H乗せて送ると飛び立ったのでした。
 
 なんか始終モヤっとした映画だったなー。
 Hのすごさが何一つわからないから、元から有能なエージェントといわれてもピンと
こないのがね。
 残念な映画でした。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→メン・イン・ブラック:インターナショナル