多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ペット2


ペット2

7/29鑑賞

 あーこれミニオンズの短編が一緒に上映されるやつだった。忘れていたので嬉しかった。
あと内容そのものは前回と同じで結構グダグダです。ラスト面白くなるやつ。
 まあペットの好き勝手な日常を楽しむ、くらいでいたほうがいいかと。
 でもラストシーンの、グラサンかけたばあちゃんが音楽ズムズムしながら、車の運転席から
見てるのはあれだけで見に来た価値あったと思うくらい面白かった。

前回感想はこちら→ペット

 冒頭はミニオンズのあれですね、ボーイスカウト編のやつ。
 イルミネーションのロゴにミニオンズ出るの可愛い。
 さてさて。
 グルーの3人娘がガールスカウトから帰ってきました。
 バッジをたくさんもらったようでそれをミニオンズに自慢。
 野外活動をして合格するとバッジがもらえると聞いたミニオンズ、ボーイスカウトに早速
参加しました。
 この、バッジがほしいから参加みたいなのが実に子供らしい行動でよいと思いますね。
 というかテントはってとかなんかやってるけど説明はないんかい。
 省かれただけかな。
 アウトドア初心者にいきなりテント張れは難しいぞ。

 んで、テント張ることも出来ない、火もおこせない、キツネ呼んだらクマがくるなど散々です。
 毒がある植物食べちゃってるし。
 そういう中苦労して火をつけることが出来たんですけども、発射しようとしたミサイルがそのまんま
ダムだかぶっ壊しちゃって水がドバーてな感じで。クマ乗りこなしてたミニオンは可愛かったんですが。
 バッジゲットどころではなく散々な目にあって戻ってきたミニオンズたちをかわいそうに思い、三姉妹は
自分等のバッジを分けてあげた。
 ところが。
 まあこれつけてるからメチャクチャどやれるわけですよ。
 ほしいと思った他のミニオンがボーイスカウトに大量参加しておしまい、というものでした。
 ミニオンに関してはこれくらいの短編映画の方が面白いと思いますねえ。
 1時間以上やるよりは。
 いやミニオンズも面白かったけどね。怪盗グルーが出てくるとそっちも話を作らないといけなくなって
くるから、やはり短編の方があうと思う。

 さてさて。
 ペット2始まります。
 こっちはわんこに引きずられていくミニオンがイルミネーションのロゴに出てくるから面白い。
 「イルミネーション!」は絶対いわないとなのね(笑)。

 あ、忘れてた。
 私今回の悪役の声が宮野さんだったことを終わってから思い出してとても悔しい思いを
したので、宮野さん好きな方はしっかり頭にインプットしてご覧下さい。
 逆に言えば宮野さんだと忘れるくらいうまかった(全然違う声だった)ってことなんですけども。
 あと梶さんも…。
 DVD買おうかなやっぱり。

 主人公マックスが公園で、自分は子供が苦手、と語るところから始まります。
 まあこれ気持ちはわかるんだよなあ。
 で、マックスの飼い主であるケイティがチャックという男性と出会い、結婚し、子供が生まれたことから
マックスの生活は一変することに。
 息子はリアムと名づけられすくすく育っていきました。
 最初は苦手だったマックスも、リアムがマックス大好きっていったことからすっかり弟分というか
そういう感じになって、自分が面倒みなきゃって感じになった。
 子供は嫌いだけどリアムは好きって感じに。
 いいですね。
 
 ただこの散歩風景私めちゃくちゃ気になるんだけど。
 ケイティがマックスとデュークをリードにつないでいるのはわかる。
 でもリアムが手放し状態ってどういうこと。
 これはマックスじゃなくても心配するわって思った。
 ハトの群れを追い掛け回していたリアムを一瞬見失ってしまったマックス。
 少しずつストレスが積み重なっていったんだろうね。

 冒頭でマックスが子供が嫌いって言ってたけど、大体の動物は人間の子供が苦手です。
・いきなりつかんでくる
・つよく撫で回す
・大声を出したり甲高い声で叫ぶ
・つかみ方が下手(苦しいのに力いっぱい体をつかむ)
など。
 だから動物とのふれあいをする時にはスタッフさんの注意事項をよく聞いて子供に確認
してから触らせるなどしてあげてほしい。
 触れないって書いてある動物を無理矢理親が触らせて、かまれたとスタッフに文句を言ったり、
優しく触ってあげてといってるのにいきなり持ち上げて落としたり(それで死んだ動物もいる)。
 動物との距離、しっかり親御さんが確認してあげてほしいです。

 このあとクロエが出てきます。
 起きない飼い主の起こし方面白いなあ。
 ここさりげない感じでいて伏線なんだよね。
 そのあとはフリーザ…じゃなくてスノーボール。子供のごっこ遊びにつき合わされてるけど、
ヒーローものに関してはとても気に入ってるようでなにより。
 子供が出て行ったら自分でもヒーローごっこ続けてるのがいいですね。
 しかしこの飼い主の子、衣装作るのうめーな…将来立派なコスプレイヤーになりそう。
 そんなスノーボールにマックス、リアムもかしこいよと自慢するのですが、スノーに「そろそろ幼稚園に
いく年代だな」と言われて途端に不安になる。
 この時点で冒頭から数年が少なくとも経過してるのがわかるけど早いな!
 ともあれリアムと離れたくなかったマックスはいろいろ思うとこあったんだろうねえ。
 で、リアムが出かけたと聞いてその位置を把握しようと仲間に無線連絡。
 モルモットのノーマンがラジコンカーで追跡してるの笑う。
 なんてことはない家族でお出かけしてるだけだったんですけどね。

 そんな中ケイティ、マックスを動物病院に連れていきました。
 ずっとかいてるの気がついたんですね。
 周りの動物もなかなか個性的で面白いな。
 んで帰ってきたマックス、首にカラーがついてました。
 デュークが皆で旅行するんだって、と言ってきます。
 チャックの親類が経営する農場に皆で行くらしい。
 カラーつけられてしょんぼりしてたマックスもこれはうれしい。
 で、自分の大好きなオモチャ、ミツバチ君をクロエのとこに預けにいこうとするけどここはダメっぽかったので
ガールフレンドのギジェットのとこへ頼みにいった。
 つーか室内に置いとけばいいのに…。まあそういうの考えないのが犬らしくて面白いか。
 ミツバチ君が押すと音鳴るので気に入ったギジェット、預かることを約束します。
 んで、マックスと夫婦生活していることを妄想しているギジェット。
 当然子供はミツバチ君。
 なんかいろいろおかしいけど妄想なのでいいとして。
 ハッとギジェットが目覚めた時にはミツバチ君が跳ねて窓から転がり落ちて、同じアパートの別の階に窓から
飛び込んでしまった。
 取り替えそうにもそこは大量のネコがいて、とても入れる雰囲気ではありませんでした。
 現実のネコ屋敷は悲惨なことになるのにここは全然そんな雰囲気ないなあ。まあ夢があるアニメだからね!
 
 スノーボールはダンベルを持ち上げようとして「このダンベル床に固定されてる!」と言ってた。
 お前が非力なだけや…。
 その後ろでクロエはコップやら花瓶やらをテーブルから落としてる。
 それやっちゃダメなやつ!
 そこに、デイジーというネコがやってきました。
 スノーボールというヒーローに頼みたいことがある、と。
 なんかうわさが捻じ曲がって伝わってんな。
 まあいいや。
 スノーが着替えにいって勝手な妄想してるのも面白かった。
 カートゥーンアニメわざわざ作ったんか…。
 
 ある時デイジーは飼い主とともに飛行機で旅行していました。
 荷物室ではペットが自由に飼い主の服とか交換会してるの面白いんだけども、デイジーはその中で
おりに閉じ込められているホワイトタイガーの子供、フーを見つけた。
 サーカスに売られてきたようで、ずいぶんひどい扱いを受けていたようでした。
 それを助け出したい、というわけです。
 スノーボール、ノリノリです。
 
 一方マックスらは農場にやってきました。
 で、七面鳥に追いかけられてひどい目に遭うマックスだけど、それを遠吠えひとつで収めたのが
この農場の牧羊犬…牧羊といっていいのか知らんけど監視的な立場にいる犬のルースターでした。
 
 でもってギジェット。
 クロエに助けを求めるけど彼女はなんかまたたびでよっぱらっちゃってたな。
 大丈夫ですかね。

 農場の夜。
 リアムはちょろちょろしないようにケージというかカゴに入ってるんだけど、ルースターはそれが
不思議みたいで、自由にさせてやればいいのにと言ってる。
 彼は放任主義というか、一度痛い目見て子供は育っていくもんだみたいな考え方の犬なんだろうね。
 マックスも最初はルースターとは考えがあわないようでした。
 あと、寝ようとしたら「犬は外」と農場主に追い出された。
 いや室内犬だと屋内の方がいいんですけどね…いいけどさ…。
 
 その頃サーカスにスノーボールとデイジー忍び込んでいた。
 スノーボールの進み方が笑える。
 デイジーは正面から堂々、ですよ。
 ちょっとしたことにビクつくスノーボール。
 ほんと面白いわ。
 フーの檻にはオオカミの見張りがいた。
 これ放し飼いにしてるならともかく、鎖つけてたら見張りの意味ないんじゃ…(シッ)。

 でもデイジー強いですね。全然ひるまなかった。
 さすがシーズー。気が強い。
 カギを手に入れてフーを助け出した二匹はそのまま外へ。
 鎖をはずして飛び掛ってきた一匹のオオカミもデイジーが撃退。
 強いや…。
 
 マックスは外で寝てたけどもともと都会っ子だからか、田舎のいろいろな動物の声、音が気になる
みたいですね。
 キツネ?だかに襲われそうになってビビってるし。
 ルースターが助けてくれた。
 彼はあれこれ言い訳を繰り返すマックスのカラーをはずして、これで治療完了だっていって
去っていきました。
 まあ荒療法ではあるけど気持ちはわからんでもない。

 んでギジェットの方はクロエに頼んでネコのフリをがんばってました。
 ボール取りに行ったらダメだとか飛び降り方だとか。
 スイートピーを食べてってのは冗談でもいったらダメだろおい。
 あとパソコン壊れたー!
 
 んでスノーボールの方は連れ帰ってきたフーをどうするかということで、飼い主がほとんど留守してて、
何とかなりそうなポップスのとこへ。
 前回も捨てられたペットたちが集まってレッツパーリィやってましたね。
 今は犬の学校というかしつけ教室みたいなのやってるらしい。
 いろいろあって一晩ならと言う約束で預かってもらえることになったぞ!

 サーカスのほうでは団長が怒り来るってましたが、オオカミに落ちてたデイジーの髪飾りを匂わせて
フーを連れ戻してこいと言ってました。
 いや気持ちわかるけど街中にオオカミ解き放っちゃダメだろ!
 私何も間違ってないですよね…?
 ま、やばいことしてフーを手に入れたから警察に届出とか明るみに出せないのはあるんだろうけど
とにかくオオカミ解き放ったらダメだから!

 リアムが赤ずきんの本を読んでるんだけどマックスは、オオカミが出てきたのにびっくりして
適当な話をして聞かせていた。
 そこにやってきたルースターが本筋を利かせてますが。
 そういう話は怖がるからダメというマックスにルースターは、子供(リアム)は問題ない、怖がって
いるのはお前だと指摘。
 過保護になりすぎてる、というのと、マックス自身がいろいろ恐れすぎって意味なんだろうね。
 ただまあ私も、子供に残酷な結末を知らせる必要はないみたいな感じでまったり甘くした童話しか
見せないのは好きではないけどね。
 残酷な事実ばっかり突きつければいいってもんでもないけど、赤ずきんはオオカミに食べられても
その後猟師に助けられて、くらいの展開はやってもいいと思うんですけどねー。
 
 そのころギジェット。ネコのフリをしてあの部屋に忍び込んでいました。
 相棒はノーマン。
 ノーマンと名前のつく人は大体頭いいから大丈夫だな!(約束のネバーランドとか)
 ミツバチ君を取り返そうとするんだけど、キャットタワーの一番上にボスネコみたいなのがいて、そいつが
ミツバチ君をがっしり持っていた。
 ここ面白いのが。
 ミツバチ君取るの失敗して落ちそうになったところへ、ノーマンがレーザービームって言うんですか、
ポインターを作動させるところ。
 ネコこういうの好きだよね。
 で、ギジェットの手にあてさせ、それを口の中に入れたようにしてギジェットが食べて見せる。
 その後彼女はルンバに乗った。
 ネコ皆が「あの赤い光を始めて捕らえた猫だ!すごい!」とあがめ始めるの面白かった。
 女王陛下万歳!とか言ってるしさ。
 ノーマンはネコに襲われかけたけどギリ逃げました。

 さてさて。
 農場にて。
 ルースターがうまいこと動物を誘導してるのですが、マックス自分にもできるといってやってたら
柵が壊れて牛が逃げ出してしまう。
 ルースターが中に戻るように言うも、ちびっこのコットンがどっかいってしまっていた。
 それを探しにルースター、マックスとともに向かいます。
 ヤブの中、大変な崖を乗り越え、コットンがいたのは断崖絶壁の下にある木の枝。
 脱出しようにも足が挟まってるとか。
 ルースターは自分の体重では木が折れるからマックスにやれという。
 ここでマックス勇気を出してコットンを助けるんだけど、落ちそうになったのをルースターが
助けるのいいなあ。
 お約束展開ではあるけどやっぱりかっこいいと思います。
 こうしてマックスは、何事も怖い怖いと恐れてるだけではダメ、勇気を出せば何とかなると
いうことを学んだのだと思います。
 農場にきて良かったね。
 あとコットン、助かってよかったといってるそばからジャンプして落ちないで…。(ルースターが助けた)
 
 大変な冒険をしてきたよというマックス、話すほどじゃないというルースター。いいですね。
 で。
 デイジーはその頃フーを助け出したことを仲間の犬に自慢してたんですがそこにオオカミが
やってきた。
 てかこれ見た人通報するレベルやろ。
 デイジーの逃げ方面白かったですよ。
 そしてスノーボールのとこへは「一晩預かった」ポップスがフーを返しにきた。
 ソファとかボロボロにしたのでさすがにやばかった模様。
 どうしようか困ったスノー、マックスの部屋に入れてきた。
 あ、今留守だからね…ってここセキュリティガバガバだな!
 
 マックスはルースターにスカーフもらってた。
 認められた証拠だろうね。
 遠吠えのシーン、マックスが「遠吠え!」って直接言っててこれ大丈夫か、と思いましたが
次はちゃんと遠吠えになっててよかった。

 そうして農場を後にしたマックスら。
 七面鳥がじーっと見てるの面白いなあ。
 で、帰宅するとですね。
 クローゼットからフーが。
 スノーボールとデイジーかきていて、オオカミからフーを隠したいとか言ってくる。
 帰宅してそんなこと言われるマックスも大変だろ。
 つーかフーならオオカミごときワンパンなのに…。
 そして逃げようとしたフーですがサーカス団長に麻酔を打ち込まれて眠り込み、デイジーも
ついでに捕まってしまう。
 スノーボールも団長のペットのサルにやられて大変なことに。
 マックスも洗濯室に放り込まれて出てきたけど間に合わなかった。
 サーカス団の列車にフーたちは乗せられてしまいます。
 応援を頼んだマックス。
 それをギジェットが聞いてました。
 面白いのはここから。
 ネコがネコ缶を大量に箱へ入れてるから何かと思ったら、飼い主のばあちゃんにえさをねだり、
ネコ缶がひとつもないことに気づいたばあちゃんが車で買い物に出かけ。
 そこに皆乗ってるんですよ。
 この車をたくみに操り列車追いかけていくという。
 ただ感心したのは、ギジェットは主役ではなくマックスがあくまでも主役だから、車で追いついて
いくわけではないってとこ。
 マックスはマックスでノーマンのラジコンカーからがんばって電車に乗り込んでいた。
 オオカミとの対決はあっさりした感じというか、まあオオカミがいろいろやって振り落とされてみたいな。
 その後中でスノーボールはサルと対決、大砲の弾にされそうになっていたデイジーを救出、サルを変わりに
打ち上げてたのは面白かったな。
 マックスはまさかの列車脱落でしたけど、ルースターとの経験を生かして先回りしてもう一度
飛び乗ってた。すばらしい。
 で、運転席飛び込んで皆とともに団長を倒してましたね。
 運転手がびびって緊急停止させるんだけど、そこで皆飛び降りて逃げたとこに、ばあちゃんの
車が突っ込んできて団長をはねるという。
 しかも最高に好きなのが、車の窓からサングラスかけたおばあちゃんがズムズム低重音の音楽に
ノリノリで見てるとこ。ここ面白かった。
 で、もう一度バックで轢いてるしさ。
 そういうわけで皆を乗せて帰ってくれたばあちゃん。
 フーをかうことにしてくれたのでした。
 
 翌朝。
 クロエの飼い主はフーにびっくりして跳ね起きたし、フーもばあちゃんが飼ってくれて居場所できたし。
 スノーボールはまたなんか別のコスプレさせられてたし。
 面白いですね。
 そしてマックス。
 ようちえんに通いだすリアムを送り出していました。
 リアムがマックスとデュークに「大好き」って言って入っていくのいいね。

 ラスト、スノーボールがいきなりラップ歌いだしてお前はヒプノシスマイク出演狙ってんのかよって
感じで面白かった。

 まあいろいろな話が平行で進んでいくので中だるみしやすいけど、ラストにかけての急展開とあの
ばあちゃん本当最高でした。
 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ペット2