多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→名探偵コナン ハロウィンの花嫁


名探偵コナン
ハロウィンの花嫁

4/21鑑賞

 くしくも昨年の映画と同じ日に見たんですね。
 去年のがそこまで面白くなかったから、今回は面白く感じました。
 ただ…安室さんはそこまでメインでもないような…どちらかというと松田さんだよなあ、
功労者は。(そして真の功労者は萩原)
 佐藤刑事と高木刑事がメインなのはともかくとして。

 冒頭、高木と佐藤の結婚式から始まりました。
 まあ由美さんらがいないからおかしいとは思ってたんだ。
 これは、この後本当の結婚式を控えている村中という目暮警部の同僚である元警察官に対して
脅迫状が届いたためでした。
 結婚式においてのテロ対策をやってたわけです。
 神父が目暮警部だったのは面白かったな。実際にはそんなわけにはいかないでしょうが。
 で、数人の不審者があらわれて、取り押さえろとなったわけですが、毛利探偵が颯爽と
犯人の前にたったからおかしいと思ったんだ。こんなかっこいい役じゃないだろ!←ひどい。
 取り押さえようとするも犯人の1人が高木をペイント弾で撃ったので訓練失敗。
 うーん。
 なお、コナンや蘭は知らされてなかったのでビックリするだけでした。
 それでもとっさにコナンが動いてたのはさすが。
 一方佐藤刑事は倒れた高木の姿にハッとしています。
 この人トラウマ多すぎでは。
 てか結婚式脅迫状きてるなら身内でやんなさいよ。
 警察の同僚は別の日にお披露目会すればいいやん。

 その頃、萩原と松田の命を奪った連続爆弾魔が刑務所から逃走したとの連絡を受けて
張り込んでいた安室と風見。
 ところがその爆弾魔は何かから逃げるようにしており、安室たちの前で首輪型爆弾によって
殺されてしまう。
 完全にザコ扱いじゃないですかこれ…。
 で、爆風に巻き込まれた安室と風見。
 高架下に落ちそうになった風見を助けようとした安室は犯人によって首輪型爆弾を装着されて
しまいます。
 犯人は安室に3年ぶりと言っており知っている様子。
 ここまで完全に公安のミスだと思います!

 ここでいつもの紹介になりますが、コナンがしゃべってるの少年探偵団に突っ込まれてて笑う。
 なんかなー。
 まあ真実はいつも一つって言うけどそういえばゼロの執行人の主題歌で否定されてましたね。
 ま、確かに人それぞれの真実があるもんね。

 松田の名刺を持っているロシア人が歩いていました。
 彼が警視庁のあの課に在籍していたのは一週間だから、その間に出会った貴重な人ですな。
 
 少年探偵団はハロウィンに向けてコスプレ衣装を作ってました。
 1年生で作れるのすごいな。
 と、庭から爆発音が。
 阿笠博士が新しく発明を試していて大爆発したらしい。
 すごいよね、これだけの規模の爆発なのに回りの家壊れていないし、工藤邸から赤井もこない。
(留守だったんだよ…!)
 射出ボールを巨大なものにしたいらしいです。
 巨大なものにしたとしてどこで膨らますんだよそれは。
 川の洪水せき止めるレベルですな。

 んで結婚式のごちそうが食べられなくて文句を言ってる少年探偵団。
 それに対してコナンは毛利探偵と合流してごはんを食べることを提案するのですが…。
 警視庁に向かうあのロシア人男性と、毛利探偵と合流したコナンらが警視庁の前ですれ違う。
 その時灰原さんはロシア人が落としたメモを拾ってあげるのです。
 そして何か会話していた。
 と、その時ロシア人が持っていた壊れたタブレットが爆発を起こし、灰原さんは道路へ吹き飛ばされて
しまう。
 それをかばったのが毛利探偵でした。
 かっこよかったなあ。
 ここのシーンは良かった。
 灰原さんは軽傷で済んだものの毛利探偵は頭に大怪我を負って意識不明の重体に。
 きれいな顔してるだろ…。死んでるんだぜこれ。(死んでない、死んでない!)

 一方蘭の方もあわてるも、あのメモが燃えかけていたのを見てあわてて消しています。
 なんというすばらしい対応。
 灰原さんは事情聴取する佐藤に、メモを拾って渡したら、「大事なメモだった」と相手が言って
いたと話します。
 ロシア語話せるんだ、程度でスルーする佐藤刑事。
 もうこの程度では驚かなくなったんだな…。
 コナンは男性の遺留品に松田刑事の名刺があることに気づきます。
 一連の出来事を見ている女性がいました。言葉からしてロシア人だな。
 
 警視庁に忍び込んで目暮警部らの会話を聞いているコナン。
 おーい、警視庁の警備どうなってんだ。
 で、佐藤が松田の一週間の行動を思い出してみると別室に行ったので追いかけていくと、
佐藤刑事にコナンの存在ばれてたのは良かったなあ。
 コナンは、覚えてるといっても話しているうちに新たなことを思い出すかも知れない、と
提案します。

 配属されてきたのはハロウィンの翌日、11/1だった。
 殉職したのは7日。
 名刺が出来たのは11/4だから、渡す期間があったのは4日間なのだけれど、いろいろ
すし詰めになっていたから、チャンスがあるとしたら11/6の行動だ、と佐藤刑事。
 その日は、強盗犯を捕まえ、バスジャックを止め、自殺しようとしてた女性を救出した
らしいです。
 さすが米花町、事件ばかりおきやがる。
 そりゃ松田にも「普通じゃねーなこの町」って言われるわ。
 あと松田刑事がいじってるのがスマホになってたけど、テレビではケータイだったん
ですけども…。
 
 その最後の事件の聴取は別々だったんだけど、車に乗り込んだ時、松田のスーツの
ポケットに数珠が入っていたことを佐藤は思い出します。
 7日は当時起きていた連続爆弾魔がメッセージを送ってくる日だったから警視庁から
出られない、なので一日前倒しして殉職した萩原のお参りに行っていたのだろうと
推理した二人。
 さっそく佐藤刑事は寺に向かいます。
 なお残ってたコナンに千葉刑事がびっくりしてた。
 まあそうなりますね。

 3年前のことをしっかり覚えてる坊さんもすごいと思うんですが。
 毎年そろって墓参りにきていたが毎年人数が減って去年は1人だったという坊さん。
まあ殉職したなんて知らないだろうしね…。
 最後の一人は降谷さんだという話をします。
 個人情報ペラペラしゃべるなあー。同じ警察だからなのかも知れないけど。
 で、警視庁に戻り調べてみるが、降谷という名はなく、驚く一同。
 いや公安に入ったら警視庁や警察庁のデータベースからは削除されますけど、それは
警察内の常識なので、名簿に名前がなければ公安の人間だって思い至るはずなんですが。
 うーん。
 ま、公安と気づかれたらいろいろやばいからねえ。
 安室は素顔で歩き回ってるし。

 と、風見がやってきてこの件は公安が預かるので捜査は中止しろと言ってくる。
 ほらあああ最大のヒントきた!
 名前が出ない、公安かって思い…それどころじゃなかったー!
 佐藤は突然の捜査中止に怒っています。
 …なんの捜査だったっけ。
 あ、あの爆発で死んだロシア人だった。本気で忘れてた。
 佐藤は松田が関わってるから熱くなってるんでしょうね。
 というか佐藤刑事って優秀だとは思うけどこういう、激昂すると手がつけられなく
なるところ、アンガーマネージメントしたほうがいいと思うんだけど。
 白鳥が高木に恋のアドバイスをあれこれやってますがあんたは小林先生と恋人同士に
なってんだから、もう他人様の色恋沙汰はどうでもいいでしょ…。
 
 入院中の毛利探偵のとこに、村中とその婚約者クリスティーヌがお見舞いにきました。
 スピーチを予定していたらしいんだけど二人は、自分らに届いた脅迫状のせいで毛利
探偵が狙われたのだと勘違いしていたので蘭が事情を話してました。
 で、もともと二人は村中が大怪我を負って入院していた病院でたまたまであったらしいです。
 なるほど。

 蘭が毛利は子供を救った話をすると、英雄、と褒め称える二人。
 そこから、式場がきれいなので是非一度見にきてという話になり、明日招待されることに
なりました。
 蘭は毛利探偵に今夜はつききりでいたいようなのでコナンは、自分は博士のところに泊まる、と
気をきかせます。
 そして1人になったところで…。
 公安とと接触するコナン。
 連れていかれた先は巨大な地下シェルターでした。
 
 その中、ガラス張りの一室にいたのはレクター博士…ではなくて安室でした。
 なんで自分のミスでこんなことになってるのに、豪華な椅子に座ってふんぞり返ってんだお前。
 いいご身分だな。
 パソコンで犬ほっこり動画とか見て過ごしてそう。

 安室はコナンに、犯人に爆弾をつけられたこと、回り巻き込んで吹っ飛ぶ可能性があるので
ここにいることを話します。
 液体抜けばいいのでは、その爆弾。
 混合タイプなんでしょ。片方抜けば爆発しないやん。
 まあいいけどさ。
 で、コナンは佐藤らが会いたがってるというも、安室は顔がばれるのはまずいと。
 変装して会えばいいのに…。
 安室はコナンに自分の持つ情報はあますことなく伝えるから事件解決に協力して
欲しい、と言います。

 事件を調べていた佐藤を手伝う高木刑事。
 彼は、事件を放り出して刑事をやめるなんていわないで欲しいといいました。
 それは自分の好きな佐藤じゃないと。
 そうですね。
 で、いい雰囲気になったのに佐藤刑事走って出て行った。
 …どこいったんだ。

 コナンはここに来る前に11/6の出来事を調べてきていました。
 雑居ビルでガス漏れ騒動が起きていた。
 これが何か関係あるのだろうと。
 安室は話し始めました。
 3年前。
 萩原の墓参りにきた一同。
 おい、墓石を殴るんじゃない松田。
 帰り道、パトカーが見えたので何か起きたのだろう、と安室と松田は現場に駆けつける。
 ビルの中には縛られてぐったりした男性がいた。
 それを逃がし松田は自分の名刺を渡して、下にいる警察官にこれを見せれば通して
くれるから、と言いました。
 てか安室がなんなくロシア語話してるのはさすが公安。
 なるほどここで渡したんですね。
 で、犯人が中にいるのに気づいた二人。
 隣の部屋にはあの混合型爆弾を作っていた犯人がいた。
 この量だとビル全体が吹っ飛ぶという松田。
 解体は松田に任せて安室は犯人を追います。
 先に帰った伊達と諸伏を呼び戻したけど少し時間がかかるらしい。

 で。
 めっちゃ犯人に逃げられてますけど安室。
 しかも犯人、逃げたと見せかけて爆弾解体をしている松田のもとへ。
 そうなるよね。
 ここで伊達が助けにやってきた。
 丸腰で銃持ってる相手にすごんでんじゃねーと怒ってたけどその通りですね。
 どうするつもりだったんだ松田。
 あと諸伏ことスコッチもさすがかっこよかったです。
 …また犯人逃げられましたけど。
 追いかける安室。
 伊達は松田のもとに戻り、スコッチは安室をサポートして追いかける、と言います。
 この後いろいろあって、結局安室は負傷して追尾失敗、スコッチの銃弾が犯人の
右肩を捕らえた。
 この時安室は、手負いだからすぐ捕まるだろう、自分らは避難誘導に入ろう、と
言ってたのですがそれが失敗でしたね。
 ゼロの執行人の時は安室が情報を共有しなかったから犯人が安室を狙って
爆発起こして風見さんが巻き込まれてましたけど、今回は安室が捕まるだろうと
追尾をやめたから逃げ延びた犯人が逆恨みして爆発騒動起こしてまた風見さんが
巻き込まれてるんですけども。
 風見さん、そろそろ安室をグーで殴っていいのでは。

 さて。
 松田ですが、結構ギリギリっぽいです。
 かっこいいなー。
 下で待ってるという一同に、約束はできねーなという松田。
 彼がそういうなら相当ってことですよねこの爆弾。
 解除したと思ったのもつかの間、犯人は遠隔操作で爆発させようと試みる。
 焦る松田。
 こんな時萩原ならどうするか。
 かんでたガムで液体が出てくるとこをふさいだんですね。
 いや普通さ、ここが開放されてるってことないんですが。
 まあフィクションだからね…。
 というわけで松田見事爆発を止めた。
 犯人は悔しかったでしょうね。
 初めて失敗したんだから。
 
 これが4人そろった最後の日だった。
 皮肉にも松田は翌日、この犯人よりも格下の爆弾魔が仕掛けた爆弾によって
殉職してしまったのでした。

 その後あの爆弾を調べようとするも、運び込んだ倉庫は爆破され、関わっていた
人間も皆爆破に巻き込まれて殺された。おそらく犯人の仕業でしょうな。

 安室は風見の連絡先をコナンに知らせ、松田が解体しようとしていた爆弾の写真、
そして念のため警察学校の5人の写真を渡します。
 スコッチの顔をどっかで見たことあるというコナン。
 諸伏の身内だとはまだ知らないんだっけね。

 その頃毛利探偵。
 意識は戻ったんですが、本来ならもう少し麻酔がきいていないといけないんだけど
全然きかなくて痛がってました。
 気の毒に…。

 村中とクリスティーヌに招待された少年探偵団たち。
 と、クリスティーヌの友人から連絡があって、渡したいものがあるからきて欲しいといわれた、
と言います。
 打ち合わせがあるから出るわけにいかないのに、と彼女が困ってると、少年探偵団が
自分らが行くと言います。
 ここで初めておかしいなと思ったんですよね。
 スマホに地図がきてるのをコナンらに転送すれば済むものを、なぜ紙に書いてあげる、と
言ったのか。
 見せられない何かがあるのかと。

 コナンと灰原さん面倒だったので逃げようとしたけど見つかりました。
 結局行くことになったんだけど指定場所は裏路地の誰もいないようなビルの中。
 コナン、明らかにおかしいと警戒している。
 そして、室内には自分ひとりで入るといいました。
 かけられていた覆いを取るとそこにはあの液体混合タイプの爆弾が。
 とっさに逃げるように言う間もなく扉が閉まった。
 つまり、皆が中に入っていたら皆閉じ込められていたわけですね。
 コナンはみんなを逃がすように灰原さんに言い、自分は何とか出来ないか状況を
確認する。
 まあクリスティーヌさんが中にいたら逃げられなかっただろうけど、コナン1人なら
どうとでもなるな。
 コナンは爆弾の写真を撮る。
 下に下りた灰原。
 何か探してるコナン。
 まずコナンはシーツにくるんだ何かを下に投げ落とした。
 灰原、そのくるんだ何かはさておいて、シーツを皆で広げてコナンを受け止めるんだ、と
指示します。
 ここ面白かったです。
 少年探偵団はこういう活躍の方が似合うと思います。
 配水管つたっておりようとしたコナンが、配水管がどんどん崩れていってあわてて渡ってるの、
千と千尋っぽくてちょっと面白かった。
 そして何とか無事シーツでキャッチしてもらったコナン。
 騒動の中、駆けつけてきた風見にこっそりと、シーツにくるんで下に投げ落としたポット、
そして自分の上着を渡しています。
 彼はあの中で爆弾の液体をそれぞれ採取していたのでした。
 さすが。

 村中とクリスティーヌはめちゃくちゃ謝ってました。
 まあ自分らが狙われたと思ってるからなあ。
 あの連絡をよこした友人も、そんなものは送っていない、とのことでした。
 
 さらにそんな中、千葉が不審な連中にさらわれてしまう。
 松田を連れてこい、そうしたら千葉を無事返してやる、といってきた犯人は松田が
死んだことを知らないようでした。
 つまり、松田が死んでいることを知られたらまずいということで、自分がウリ二つだと
言われたことがあるのを思い出した高木、自分が変装していくと言います。
 
 安室はコナンのとっさの行動に驚きつつも、すばらしい手がかりだと喜び、警視庁側に
すべての情報を公開するよう風見に命じる。
 コナンは警視庁の一室でたまたま見えた捜査資料の、あのロシア人男性がなくなった時に
持っていたメモを見ました。
 ¥みたいな記号が書いてありますね。

 風見は佐藤刑事らに、降谷は首に爆弾をつけられて人前に出ることが出来ない、と
説明し、爆弾の仕組みなどについて説明。
 犯人は正体不明の殺し屋で、名前はプラーミャと呼ばれているそうです。
 ロシア語で炎を意味し、炎のような爆発を起こすことからそういわれたみたいで。
 コナンはあのロシア人が殺された時の炎と似ているといいます。
 コナンが指パッチンすると風見がスライドの絵差し替えてるの笑う。
 アゴで使ってんなー。
 村中の脅迫の件とどう関わるのかはまだ不明。
 ただ、プラーミャは松田の死を知ってると思われることから、今回千葉を誘拐した
犯人とはまた別なんでしょうね。

 爆弾の解除方法をとにかく覚えろといわれる高木ですが、科学とか全然わからん
とか言ってます。
 佐藤に松田はどんな人って聞いたら、柴犬とドーベルマンを足して二で割った人って
言われてた。
 わからんて。
 
 犯人から接触があり、指示された場所に行くと…。
 ジャックオーランタンのコスプレ集団がやってきて、その中に高木がまぎれてしまい、
尾行していた公安が追えなくなってしまう。
 その間に高木は拉致され連れていかれてしまった。
 見ていたコナンは追いかけます。
 てーか公安さあ…。
 地下アジトみたいなとこにきた高木。
 わざとかぶりものを落として、千葉刑事が眠らされているだけと確認。
 そういうのは冷静なのになあ。
 佐藤刑事は風見を平手打ちしてた。そうなるよね。
 ドヤって公安が尾行すっから!と出てきておいてこれではね。

 高木を拉致した犯人はかぶりものをとり、エレニカと名乗りました。
 他の人らもかぶりものを取ります。
 彼女らはプラーミャに身内を殺された民間人で、いつまでたってもプラーミャを捕まえ
られない各国警察に苛立ち、自分らで組織を作って独自に追いかけていたのでした。
 それで調べていくとプラーミャが唯一失敗したケースがあの松田が解体した事件だと
わかり、手がかりを求めて日本へやってきたのでした。
 ただ松田の事件は警察官1人が死亡と報道されたため松田が死んだことは知らなかったのですね。
 警察は信用できないから日本の警察とも協力する気はないみたいですが…。
 警視庁の前で死んだのはエレニカの兄オレグで、松田を訪ねていっていた。
 実は数年前にプラーミャが準備に使ったアジトを突き止めて潜入したのだけれど、証拠隠滅の
ためそこを爆破され、何とか持ち出したタブレットを持ってオレグは松田を訪ねていたわけです。
 そこには東京というワードと何かの設計図があったらしい。しかしもう電源が入らなくなり
その情報を二度と見れなくなってしまった。
 でもタブレットを奪われることそのものがプラーミャ側のわなだったというわけですね。
 プラーミャはタブレットを警視庁に持ち込んだ時点で爆発させるつもりだったんでしょう。
 ところがオレグが子供達と接触してしまったから情報がもれるのを恐れてその場で
殺害した、と。

 3年前エレニカ達はニセの依頼をでっちあげてプラーミャに爆弾をビルへ仕掛けさせその間に
捕まえようとしたけど、オレグは捕まってしまい、たまたま居合わせた安室達が爆弾を
解体、プラーミャをそれとは知らず追い詰めることになったのでプラーミャの恨みを買ったわけですね。
 ややこしいないろいろと。
 その話を突き止めて、エレニカ達は松田に改めて協力を仰ごうとしてたわけですか。
 警察あてにならない話どこいった。
 
 と、ここで千葉が起きて、変装した高木を見て松田が死んだことをバラしてしまう。
 使えねえ…。
 その時佐藤刑事らが乗り込んできました。
 撃ち合いになりそうになりコナンが、こんなことして得するのはプラーミャだけだと叫んだ。
 エレニカは、プラーミャは自分達が止めるといって逃げていきます。
 その時コナンに何かささやいていった。

 助かった千葉刑事はあの恋人の子といい雰囲気になってましたが、空気読んで
出て行きました。
 村中は結婚式は中止する、というも、その時クリスティーヌのスマホに犯人から、
式を中止したら多数の犠牲者が出るというメッセージが。
 おかしいよね。
 なんでクリスティーヌにばかりメッセージが届くんだろうね。
 もうこの時からかなり疑ってたんですけど。

 エレニカ達のことは安室が調べ上げていました。
 世界中にメンバーがいて、警察よりもプラーミャはこの組織に手を焼いているらしい。
 黒の組織より優秀じゃないか!

 エレニカをリーダーとした「ナーダ・ウニチトージティ」のメンバーのほとんどが、今回の
結婚式のために日本へ集結していました。
 プラーミャが爆弾を仕掛ける情報をつかんでおり、必ず捕まえるという決意で集まってる
ようです。
 
 エレニカは夫とかわいい息子を殺されていました。
 政治家の汚職裁判の証言をしようとした夫と、その巻き添えで息子が殺されたんですか。
 そりゃすごい殺意になるよなあ。
 てか砂の薔薇のマリー思い出した。
 彼女もまた、テロリストの仕掛けた爆弾で夫と息子殺されてるんですよね。
 それでテロリストを殲滅する民間組織に入った。
 まあそれはおいといて。
 病院にやってきたコナンは、蘭が書いていたメモをたまたま見た。
 彼女は燃える前にたまたま見たあのメモを思い出せる限り書いていたのでした。
 すごい記憶力だ。
 そこでコナンはあのメモの¥が何を意味するものだったのか気づく。
 それは渋谷一帯の道を書いたものだったのです。
 
 コナンは気づきました。
 クリスティーヌが狙われたのではない。
 オレグが死ぬ前に接触していた子供達、それが落としたメモを見た可能性があると
気づきあのビルで殺そうとしたのだと。
 あの場所に行くよう仕向けた人がいる。
 
 ここわざとミスリードされてますね。
 違う人が犯人だと思うような描写になってる。
 私はあの人が犯人だと確信してたから「あれ、コナン間違えてる」と思ったんだけど、
別にコナンは間違えてなくて周りの人が誤解しただけなんだなあこれ。

 コナンは阿笠にあの発明品を持ってきて欲しいと頼みます。
 そして自分はエレニカ達と合流。
 あの地下での遭遇の時に発信機を取り付けていたんですね。
 すごいな。
 コナンはプラーミャの正体がわかった、と一同に伝えます。
 協力して欲しいと。

 こっからネタバレになりますのでご注意下さい。



 村中とクリスの結婚式が始まろうとしていた時、エレニカらがコナンを人質に入って
きました。
 手をあげろ言われて村中はクリスティーヌをかばいます。
 事故で右手があがらないんだ、許してやってくれと。
 しかしそれは嘘でクリスティーヌこそプラーミャだった。
 やっぱりなー。
 コナンが、犯人は村中だみたいなにおわせシーンおかしいと思ったんだ。
 彼は一言も村中が犯人だとは言ってないから。
 佐藤は、さっき待合室でクリスティーヌは「プラーミャは二人殺した」と言っていたが、
脱走した爆弾魔が殺された事件は公表されてない、知っているのは本人だけと指摘。
 プラーミャともあろうものがうっかりですね。
 
 こっから銃撃戦が始まるんですが、村中がマジで邪魔だった。
 どこまで腑抜けてんだこの人は。

 佐藤をかばう高木かっこよかったです。
 プラーミャは屋上に逃げる。
 式を挙げたあと渋谷の町をヘリで一周とか言ってましたもんね。
 予定では、爆弾で皆殺したあと自分ひとりで逃げるつもりだったんだろうな。

 コナンが駆けつけてきました。
 非常口はプラーミャによってか、あかないようにしてあった。
 コナンどっからきたんだ…いやいいけど。

 ナーダ・ウニチトージティが邪魔で仕方なかったプラーミャは自分が引退するという
噂をわざと流し、エレニカたちをおびき寄せ、一気に爆破して殺すつもりだったんですね。
 そしてそのターゲットとして村中に近づいて結婚式が狙われてるということにして
計画を遂行しようとした。
 さらに、松田らもなんとかしようとしたがあいつら勝手に死んでて、ゼロ、スコッチは
情報をどれだけ探しても出てこなかったと。
 まあ公安いってますから。
 だからあの爆弾魔を使っておびき出そうとしたが、ゼロつまり降谷は出て来た
けどもスコッチはどうしても出てこなかった。
 死んでるからなあ…。
 あのタブレットも、ナーダ・ウニチトージティに戻ったら爆発させるつもりだったけど、
オレグは単独行動を取って警視庁に行こうとして計画が狂ったらしい。
 計画狂いっぱなしじゃないですかプラーミャさん…。

 3年前、スコッチに打ち込まれた銃弾は無理に取り出そうとすれば神経を傷つけて
手が動かなくなる可能性があるらしい。
 プラーミャの恨みは相当だったでしょうね。

 さてヘリが来ましたが。
 プラーミャは最後とばかりにどこに爆弾仕掛けたかコナンに言った。
 渋谷のハロウィンイベント用に展示されてるカボチャ全部にしかけてあるらしい。
 あんた…あの数万あるやつ全部仕掛けたんか…その努力を別のことに使ったらどうなの…。
 高笑いしてヘリに乗ろうとしたプラーミャ、吹っ飛ばされた。
 ヘリの運転手、安室でした。
 ま、そうだろうな。
 
 と思ったけど、プラーミャが隠していた手榴弾を投げつけてきてピンチに。
 3年前と同じ手使われてどうするん安室君。
 まあコナンが無事対処しましたが。
 その間にプラーミャはヘリを奪って逃げようとするも、安室が中に残しておいた首輪爆弾が
爆発。
 ……それ証拠品っていいませんか。
 しかもヘリ落下して大変なことになってるし。
 安室は任せたよといってヘリに乗り込んでプラーミャと格闘。
 だれかー!このバカをとめて!
 なんやかんやで主人公に全部丸投げしていくバカをとめて!
(安室ファンの方に心よりお詫び申し上げます)
 てか右肩あがらなくて片手使えないプラーミャに劣勢なんですけど安室氏…。

 なお首輪の爆弾は風見が解析して外せたらしいです。
 それを証拠品として隔離しておかずヘリに持ってくるのはどうなんだって思うんだけど。
 
 屋上に入ってきた佐藤と高木。
 安室の顔はギリ見えてなかったようで知り合い?とコナンに聞いています。
 
 博士はコナンに言われたものを持ってきていたけど渋滞で進まない。
 というわけで少年探偵団が持っていきます。
 爆発物があるというのによく行く気になるなあ。
 
 落下したヘリから普通に出て来たプラーミャ。
 安室を始末しようとするも、駆けつけた村中にやられた。
 ようやく自我を取り戻したか。
 村中は、顔を見られてはまずいんだろ、と安室に立ち去るように言います。
 エレニカは今がチャンスとプラーミャを殺そうとするもコナンがとめた。
 ここのシーンはなんか良かったですね。
 中身高校生がやってると思うとアレだけど。

 悲劇を増やさないため協力して欲しい、とコナンはいいました。
 ベルトを伸ばして交差点の真ん中でボールを膨らませて、この坂めがけて落ちてくる
爆発性の液体を止めようというわけですね。
 エレニカは皆にも連絡を、という。仲間たちがこの周辺にいますもんね。
 ここで「きみがいれば」が流れるの、懐かしくてよかったな。

 膨らむボール。
 ベルトを固定しようとするもなかなかうまくいかなくて悪戦苦闘する少年探偵団。
 高木と佐藤もやってきますが佐藤はそこで初めて自分をかばっていた高木が被弾して
いたことを知った。
 これはピンチですな。
 
 ここで仲間が駆けつけてきて、ベルトを固定するのを手伝ってくれた。
 こういうエピソード好きだな。
 コナンは上にあがって、いっけーとかいいながらボタン押した。
 これ中和剤でも噴出されるのかと思ったらそうではなくて、単にボールが大きくなって止まる
ボタンだったっぽい。
 いっけぇー!って皆で言っておいてそれ?
 地味…。(シッ)

 なんとか薬品の流れはせき止められましたが、風見+阿笠博士で中和剤を大量に作って
ボールに入れる結末のがよかったような気も。入らないか、あのベルトの中に。
 消防が駆けつけて公安から提供されたらしい中和剤をまくことになりました。
 仕事速いですね。
 よく思いついたなという安室。
 コナンは、ヒントは7年前にあった、と言いました。

 ボール遊びをしていて水道を壊してしまい、水が止められなくなって焦る新一。
 泣く蘭。
 そこに「自分の女を泣かすなよ」とやってきたのが萩原でした。
 彼はボールを水道管に挟んで水の流れをとりあえず止めたのです。
 そんで遅れてやってきた松田らに水道局に連絡するよう言った。
 なるほど、爆弾魔の爆弾で殉職しはしたものの、回りまわって萩原が敵をとったようなもんですね。
 
 その後なんですが、それぞれが描かれていて良かったなと思います。
 「ナーダ・ウニチトージティ」が世界を救ったことも言われてたような。間違ってたかな。
 安室はアパートでみんなの写真と祝杯をあげてました。
 犬は風見が様子見てたんかな。でないと困るよね。
 あと高木なんですが…。

 葬式テロに備えての訓練に使われてたよ高木。
 まあ死ぬわけないと思ってたから訓練だろうなとは思ってたんだけど。
 最後にコナンが出てこないのって珍しい終わり方ですね。
 面白かったので余裕あったらもう一度くらいは見に行きたいな。

 来年はようやく黒の組織ですか。
 楽しみです。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→名探偵コナン ハロウィンの花嫁