多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス


ドクター・ストレンジ
マルチバース・オブ・マッドネス

5/18鑑賞

 いくつもの宇宙、世界という設定を取り入れたのはいいけど、すごい話がとっちらかった
印象を受けました。
 めんどくせえなっていう。
 ワンダがひたすらかわいそうだった。
 誰からも救済されないでほっとかれた感じがね。
 あと、アバターのCMを本編直前に入れられてもなあ。あれあまり好きではないんですよ。
外見がどうも受け付けなくて。

 前作レビューはこちら
 ・ドクター・ストレンジ

 そしてちょっと関係ある感じなのがこちら
 ・アベンジャーズ/エンドゲーム

 物語は崩壊した世界を必死に逃げるストレンジとある少女から始まる。
 空間に浮かぶ本を目指すけれどもモンスターにさえぎられてままならない。
 そこでストレンジは少女のパワーを奪い取ろうとするもモンスターに囚われてしまう。
 バカだな。緊急時に長々と事情を説明してたら死亡フラグが立つのを知らんのか!
 その隙に彼女は本を手にしようとするも失敗、襲われた二人は突如開いた別世界へ
吸い込まれるのでした。
 この時ストレンジはモンスターに致命傷を受けてました。

 という夢を見て目が覚めたストレンジ。
 様子が異なってたから別次元の2人なんでしょうね。
 今日はクリスティーンの結婚式でした。
 残念ながら相手はストレンジではなく。
 チリになって5年間漂ってた(アベンジャーズのあれ)時に彼女は別の結婚相手を見つけた
ってことなんですかね。
 1の最後で2人は袂をわかったわけだしね。
 名前面倒なんで今後クリスと表記します。
 ストレンジはクリスに幸せか、と聞かれて幸せだと答えていました。
 なんか…クリスもわざわざ幸せかどうか聞くのって性格悪いなってちょっと思ってしまった。
心配なのはわかるけど、今この時に聞くなよって。

 で、結婚式でワイワイやってると外から物音が。
 ヴィランが人々を襲ってると察したストレンジ颯爽と助けに行きます。
 かっこいい。
 ヴィランが執拗に追っていた女の子を助けてみれば、夢に出て来たあの子でした。
 それとウォンもかけつけてきましたよ。
 ここの戦い、主にマントが頑張ってた印象(笑)。
 何とか怪物を倒した二人ですが、少女はスリング・リングを奪って逃げていた。
 なんてやつだよ。
 さすがにダメだろう…。
 ストレンジが先回りしてリングを取り戻し、夢に出て来たことを言うと少女は、自分は
別の次元からきたと伝える。
 3人で食事しながら話をしてたんだけど、マルチバース自体はストレンジも知っていて、
スパイダーマンがどうのこうのはなすと少女は、クモの形してるの?とかおしりから
糸出すのって質問してて面白かった。知らないとそういう想像になるね。
 それとここ、ストレンジが立て続けに「ダメ、してない、いった」とウォンに言うシーンが
あるけど、
ダメ→写真とっていいですか、と聞いてきた人に対して
してない→クリスとの結婚
いった→お祝いの言葉
だったかな。
 あまりにも早すぎて聞き取れなかった。
 興味があったら確認してみてください。

 少女の名はアメリカ。
 彼女はマルチバースを行き来する力を持っており、まだ自分でコントロールすることは
出来ないがその力を狙うものがいるというわけでした。
 んでヴィシャンティの書と呼ばれる魔法の書があってそれがあればすべての脅威を退けられるけど
ウォンは入手不可能だという。
 彼は存在を知っているし読めるけど、まあ簡単に手に入れていいものではないから厳重
保管されてんでしょうね。
 アメリカは別次元のストレンジとともにそれを手に入れた。
 ただし結果は冒頭のような結果になったわけですね。
 しかもあれは夢でない証拠に、別次元のストレンジの死体があった。
 自分で自分の死体見るってどういう気持ちなんだろう。
 ストレンジはその死体を隠しました。

 アメリカを襲った怪物にはルーン文字が刻まれていたということから、ストレンジは
ワンダに助言を求めにいきます。
 彼女は子供が2人いるという夢をくりかえし見ていた。
 いつしか彼女は、別次元には幸せな自分が存在し、その存在になりたいという風に
思うようになっていたのです。
 っていうか。ちょっと思ったのですが。
 新しい出会いを探すとか、皆が支えてあげるとか、そういう方向に支援もっていけ
なかったのかな。
 子供が欲しいから別次元の自分と変わります、より今の世界で幸せを探せるよう助ける
方が楽だった気がする。
 コンプラでいろいろあるからそういうの言えない部分もあるでしょうが。

 話がそれました。
 ストレンジはワンダにマルチバースを行き来できる少女を保護していることを伝え
力を貸して欲しいと言います。
 ワンダは言いました。
 アメリカをこちらに連れてきたら。私が守ってあげる、と。
 それでストレンジは気づく。
 自分がまだアメリカの名を伝えてなかったことに。

 黒幕は彼女だったのです。
 ダークホールドという禁断の魔術書があるんだけど彼女はそれにとらわれてしまい、
別次元に行くべくアメリカの力を必要としていた。
 力を奪われたらアメリカは死んでしまうことから、ストレンジはワンダと戦うことを選択します。
 
 というわけでウォンらがいるカマー・タージに戻ってきたストレンジ、自分が黒幕にまんまと
アメリカの居場所を話しちゃったことを伝えます。
 迎撃体制がとられるけど、ワンダ改めスカーレット・ウィッチになったワンダは強かった。
 というか面倒くさいからもうこれ以上二つ名をつけるんじゃない!

 ウォンはワンダを見て、ダークホールドに取り付かれてしまったなと言ってます。
 で。
 ストレンジが交渉することになるんだけど。
 この人でいいんかなと思ったら案の定交渉失敗。
 まあそうなるよね…。
 てか特殊能力使えるのに手動の大砲とかレトロじゃないのかここ。
 必死に抗うもワンダの力の前に劣勢でした。
 この力があってなんでサノスに苦戦したのかっていう…。
 回廊に閉じ込めるも出口を見つけて出てくるあたり、貞子そのまんまだったな。
 そりゃアメリカもびびるわ。

 ワンダに追い詰められたアメリカ、その中で次元を開く力が作動、かばったストレンジと
ともに別次元に飛ばされた。
 あちこちの世界すごいな。
 アメコミ風になったのも面白かったし、ペンキみたくなってたのも笑った。
 
 そしてやっと放り出された世界。
 どんな世界でしょうね。
 てかストレンジが盛大にはいてたの笑ってしまった。

 ストレンジはさっさとポータルあけて戻ろうぜというもアメリカは、あの力は簡単に
コントロールできない、と言う。
 仕方ないのでこの世界のストレンジを探して話を聞こう、ということに。
 アメリカは、この世界に自分は自分ひとりだけだと言います。
 そういう存在なんだろうね。
 それと屋台のビザボールみたいなのをアメリカ盗んで勝手に食べてたけど、金を払えと
いわれたストレンジ、自分の格好をバカにされて、店主が自分を殴るように魔法かけてたの
ちょっとかわいそうだった。
 3週間くらい殴り続けるらしい。
 うーん。
 ただこの店主は妙なことを言ってました。
 ストレンジの格好を、博物館からマントでも盗んできたのかと。

 通りを歩いていると、思い出を記憶するという店があった。
 その前に立つとストレンジの記憶が再生された。
 クリスと楽しく食事していて、あの時計をもらうところでした。
 ヒビが入っちゃってる腕時計ですね。
 アメリカが立つと、自分の親の記憶が。
 楽しく過ごしていたところへ、アメリカの手にハチが止まったためパニックになった
彼女は次元の扉を開いてしまい、親はそこに吸い込まれて消えてしまったのでした。
 ストレンジは、親も同じ力を持っているのなら生きているはずだ、とフォローしています。
 優しいですね。
 この映像「両親?」って思ったけどLGBTに配慮した結果の模様です。
 
 歩いていくとストレンジの銅像が建っていた。
 どうやらこの世界の自分は死んでいるらしい、と悟ったストレンジ。
 と、屋敷の中からモルドが出て来た。
 前作では敵だった存在ですね。
 この世界ではどうか知らんけど、まあ世界が違ったからといって親友になるわけでもなく、
疑ったほうがいいと思うんだけどなんでストレンジは信用してしまったのか。
 屋敷の中に招き入れられて飲み物飲んでたら薬が入ってたらしくストレンジとアメリカは
倒れます。
 アホだなー。

 ここでワンダがやろうとしているのは、ドリームウォークといって他の宇宙の自分の意識を
乗っ取ることだというのがわかります。
 しかしそれは下手をすると宇宙を崩壊させる危険性もはらんでいた。
 
 ワンダは自分が行きたいと願う世界の自分に乗り移ることに成功していた。
 てか子供2人が2003年のタイガースがどうの話してるのが気になるんですが。
 なんの話なんだ。

 ここで生き残っていたウォンの仲間が、ダークホールドを破壊してしまう。
 ワンダがあわてて何とかしようとするもそれは燃え尽きてしまった。
 ワンダはウォンにソーサラーだけが使える呪文を使いたいと言い出した。
 部下らの心を読んだから存在知ってるのかな。
 部下が殺されそうになりウォンは仕方なく、ダークホールド自体が写本で、本当の呪文は山の上に
あることを伝えます。
 
 ようやく起きたストレンジ。
 透明なボックスの中に自分とアメリカがそれぞれ閉じ込められているのに気づく。
 マントも取り上げられていました。
 そこにはなんとクリスもいたのです。
 ここはアベンジャーズ側でも、ヴィラン側でもなく、マルチバースを研究している第3の
存在、イルミナティだと。
 めんどくせーな…。
 てかストレンジが「イルミ…なに?」って言ってたのは笑った。

 ワンダの方はあっさり呪文が記された場所にたどりついていた。
 そこは場所を守る番人みたいなのが4体いたのですがワンダにひざまずく。
 壁にはワンダのような姿の女性が刻まれていて、ワンダは自分こそがここに来るのは
運命だったのだと確信しています。
 
 ストレンジの方はこの世界のアベンジャーズ?なのかな、その一同の前に連れていかれて
実はこの世界のストレンジは英雄でもなんでもないこと、サノスを倒す手がかりを見つけようとして
突っ走った結果、ドリームウォークで一つの宇宙を滅ぼしてしまったこと、サノス戦のあと仲間に
よって処刑されたことを聞かされます。
(そういうのは体裁が悪いから地球を救ったヒーローとして銅像を立てた、と)
 こっわ。
 ヒーローの闇こっわ。
 てか元の世界のストレンジがサノスを倒す方法を探り当てたのはラッキーだったということか。
 あとチャールズが出て来た。
 XMENもいる次元なのこれ。
 皆が、このストレンジも危険だから始末しようぜってなってるなか、チャールズは心が読めますから
いやそこまで焦ることでもないのではみたいなことになってる。
 しかも他のメンバーはワンダごとき怖くないとかタカをくくってます。
 なぜ皆負けフラグを立ててしまうのか…。
 
 ワンダはウォンに、アメリカの力が欲しいのは、病気になっても問題が起きても救えるからだ
と言ってます。
 いや魔女の力で十分救えるでしょ…。
 てか結婚相手と出会って結婚して妊娠出産という過程をすっとばして子供だけ得ようとする
あたりなんか本当に自分勝手だなというか。

 ストレンジがいる世界のワンダに意識を憑依させた元の世界のワンダ。
 ええいややこしい。
 アメリカを手に入れるべくイルミナティの基地にやってきました。
 なんで場所がわかってるかとか全部すっとばしやがった。
 で、異常を感じたアベンジャーズチームは駆けつけていく。
 チャールズだけがストレンジに、アメリカを導けとアドバイスしてくれました。

 はい、ワンダは脅威ではないといった皆さんボコボコにされました。
 クリスはワンダがやってくるのを見てアメリカを助けようとするも開錠できない。
 アメリカ、頑張ったらなんか力コントロールできたので脱出しました。
 うーんこのご都合主義。
 ワンダがアベンジャーズメンバーと戦ってる間にストレンジもモルドぶったおして
合流した。
 チャールズ、ワンダの心救おうとしてたけど結局手も足も出ずやられたというか
別次元のヒーロー、さすがにザコすぎる。

 あ、ストレンジの敗れたマント(世界移動の前にワンダから攻撃受けたとき)は
クリスが直してくれてたようです。
 そうしてウェイポイント、つまりあのヴィシャンティの書がある場所に案内してもらうことに。
 ワンダめっちゃ後ろまで迫ってるやん。
 ただの追いかけっこになってる。
 現れるくだりが完全にホラーですわ。
 ただウェイポイントの扉はストレンジにしかあけられないらしい。
 なんでだよ。
 ストレンジ、考えて思い出します。
 クリスからもらった時計。
 それがカギでした。
 …なんでだよ。

 中の書取りに行ったけど結局ワンダに焼かれたんですが?
 え、これあと40分どう始末つけんの。
 ここでアメリカが次元の扉を開いて逃げようとするも、ストレンジだけ放り出され
アメリカはワンダに捕まってしまった。
 
 そこは、ストレンジが崩壊を止めるのを失敗した世界なのかな。
 彼の屋敷に人影を見つけて入ってみればこの世界のストレンジだった。
 しかもダークワールドを持ってた。
 この世界のストレンジは、自分がフラれたという現実を拒否し、クリスと結ばれる世界を
求めた結果、世界を崩壊させてしまったのでした。
 ワンダの失敗版みたいなあれやん。
 ここで戦ってそれを取り上げるわけですが、なんで君らは音譜で戦ってたの。
 おジャ魔女どれみなの。(古いな)
 あとこちらのストレンジは額に目があってびっくりした。

 ストレンジはクリスに助けを求める。
 ここでドリームウォークをして元の世界に精神だけ戻り、アメリカを助けようと
いうのです。
 さあ皆さん思い出してください。
 元の世界にストレンジの体がもう一つあったことを。
 そうです、別次元からきたストレンジの死体が!
 半分ミイラ化してるけど!
 ………おいなんか別作品始まりそうだが大丈夫か。

 ところがストレンジは悪霊みたいなものにとっ捕まってしまう。
 魔術師のタブーを犯していたからでした。
 ハリーポッターのディメンターみたい。
 それを助けたのがクリスでした。
 地獄へ帰りなってすごいなこのクリス。
 っていうかさらに別の世界の人なのに一応ストレンジの屋敷のアイテム把握してんだ。
 …細かい指摘はやめましょう、はい。次にいこう。

 そういうわけで悪霊を操ってウェーイしながらストレンジはワンダのもとへ。
 ワンダに突き落とされた崖を上ってきたウォンも加勢に加わった!
 
 今の自分は殺しても死なないぞって言ってたけど、飛ばされた世界の方でストレンジの体を
守ってたクリスがそれ聞いてぞっくりしてたのは面白かった。
 それと悪霊のガヤ、誰か「人殺し」って叫んでませんでした?

 ウォンはワンダの暴挙を止めるにはアメリカのパワーをストレンジが奪うしかない、
と言うも彼はそれをしなかった。
 アメリカなら力を制御できると信じたのでした。
 そしてついにアメリカは覚醒。
 ワンダを殴った。
 さらに望みをかなえてあげる、とワンダが行きたかった世界への扉を開くのです。
 ところが。
 目の前の子供達はワンダの姿を見ておびえ、母親の姿を探した。
 吹っ飛ばされた母親を心配して駆け寄るんですね。
 ワンダが、自分が母だといっても信じなかった。
 そりゃそうでしょう。
 ワンダはこの時初めて理解したんでしょうね。
 自分がやろうとしていたことがいかに間違っていたかを。

 目を覚ましたこの次元のワンダが、元の世界のワンダに言いました。
 あなたも私も彼ら(子供達)に愛されてるのよ、と。
 
 ワンダはダークホールドの呪縛を破り、自分がこの書を開いた、自分が閉じないと、
と力を使い始める。
 そしてアメリカは次元の扉を開いてストレンジのもとへ。
 そこでダークホールが燃えます。
 彼らはワンダがどこの世界からもこの書を消したのだと悟る。
 そういうわけで皆それぞれの世界に戻りました。
 ほんとややこしいことになったな。

 元の世界ではアメリカはウォンのもとで修行していました。
 それがいいかも知れないですね。

 ストレンジはウォンに聞きます。
「幸せか?」と。
 彼は非常に興味深いな、と答えた。
 自分に質問されたストレンジは世界を救えば幸せかと思ったがそうでもなかったみたいなことを言う。
 けれども仲間がいると。
 彼はクリスの結婚式で見栄を張って幸せだといったことを後悔していたのでした。
 ウォンが、幸せだと返さずいろいろ言ってたのは興味深いですね。

 ストレンジは1で事故にあった時ヒビが入った時計のガラスを直してました。
 新たな一歩を踏み出すということでしょう。
 そして出かけたのですが…。
 ストレンジの額に目が。
 さらにクレアという女性が現れ、別の次元にいくことに。
 …どういう展開なんだってばよ。
 ストレンジは帰ってくるいわれても展開がわかんねーよ。

 最後の最後はあのピザボールのおじさん。
 終わったぞ!が最後のセリフなのは笑いますね。

 うーん面白いんだけどあちこちの世界ぐるぐる移動しすぎて疲れたのでもう少しシンプルな
展開をお願いしたいところ。
 次はどうなりますか。
 あとストレンジの性格に問題ありすぎてどこの世界でも協力体制になかったのは
笑ってしまった。
 これがキャプテンアメリカあたりだったら、「僕の世界が危ないんだ」「協力しよう」「こっちの
世界の自分も協力しよう」とか皆で力合わせてただろうな(笑)←映画30分で終わるやろが。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス