多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ブラッディ・マンデイ


ブラッディ・マンデイ

第1話(08/10/11)

 あれ?なんか変なシーンから始まったぞと思ったら、見てたのはスクラップ・ティーチャー
だった。続けて録画するから間違うねん。
 いやー焦ったぁー。

 退廃した社会を表すようなイメージ映像の中に、佐藤健さん扮する音弥がちらっと
映ってて嬉しかった。つか主役の三浦君というのは誰ですかいな?フード頭からかぶってる
この子ですか?(主役の顔くらい覚えておけよ)

 その一方では原作第1話目がまさにそのまんま再現されたかのようなシーン。女スパイが
男を通じてバラまいたウィルスで教会に来ていた人が死ぬってやつですね。本人は抗ウィルス剤を
服用していたから平気だったという。
 
 で、THIRD-iってとこの簡単な説明が出て来て、ここにウラジオストークだっけ?ともかく外国の
ある街の住人が一瞬にしていなくなったことが知らされます。
 あと前のシーンで出た女スパイがまたなんかやらかしてます。キーワードはブラッディ・マンディ。
 
 えー。
 私は原作見てるからいいですが、ここまでの運び、簡単に展開し過ぎてまったく意味わからない
ですよ。
 分かるのは女スパイが何かをばらまいてるってことと、サードアイが「ファルコン」を信頼してる
ってこと。
 「わけわからん」とチャンネル変えた人もいそうな気がする…。
 展開早すぎ。
 しかもいきなりファルコン捕まりましたけど。一介の高校生が。
 天才ハッカーにしても証拠握ってるにしても、こんなことしたら大問題ですってば。
 あとごめん、折原マヤ役の人、もっと妖艶な雰囲気出さないと。
 やっべーこれかなりおいてかれた感が…。

 さて学校の授業風景で、ファルコンこと藤丸君はゲームをしていて見つかります。うむ、確かに
これは後ろの女がうぜぇぇぇえー!
 あと、安斎さんって女の子?教師に呼ばれてバイトのことチクチク言われてます。
 昔はここでお目こぼししてくれる教師もいたもんですが、最近はこういう風に「言われたく
なかったら…」ってな教師もいますから困ったもんです。
 真面目にやってる教師が迷惑受けんだろうが。
 飛びだした彼女の前を通りかかったのが藤丸。察しのいい彼のことですから何があったかは
気づくでしょう。
 
 藤丸所属の新聞部。安斎さんが低額になったと聞いて朝田はいきり立っていますが藤丸は
興味無いとばかりに帰ってしまいます。
 家では妹の遥が。彼女は病気持ちみたいですね。藤丸君こと三浦さんはもう少し「透析」と
言う言葉をハッキリ言って欲しいなと。何言ったか最初わからなかった…。
 ちなみに父は仕事が忙しくて帰れなくなりました。かわいそうにねぇ。

 さて部屋に閉じこもった藤丸は…。
 安斎さんを停学にした教師に仕返しを。
 ここはわかりやすい画面構成でおもしろかったなと思います。
 安斎さんも停学取り消しになってめでたしめでたし。
 あとここの、音弥は何となく気づいてるなっていう演技はかなり秀逸だった。ビバ佐藤さん!
ただし、カメラアングルによってかなり猫背に見えてだらしない印象になってしまうから、背筋の
伸ばしにはこだわってほしいと思いました。だってあの音弥だもん、演じるのは。弓道やってる
人に猫背はあまりいませんから。

 そしてまたサードアイが藤丸に接触してきました。
 つか警察に、学校のパソコンに侵入した証拠をあっさり掴まれるファルコンって使いものに
なんねーだろ。なにこのダメ設定。
 これまでまったくしっぽを見せず、やむを得ずファルコンの方から正体を明かすからこそ、
すごい才能の設定が生かされるというのに。
 なしてこういう改悪しちゃうかなぁ。
 テンポのいい原作のノリが好きだっただけに残念。ダラッダラだ。

 ちなみにこのドラマでの設定は、藤丸は父と対立中。よくある反抗期のアレというか、まあ
気持ちはわかるがこんなん藤丸じゃねーよ。
 滅多に時間どおり帰ってこない父に、明日の夜は早く帰ると約束させますが…。まあ大体
この手の約束をすると事件が起きて果たすどころじゃなくなる。

 学校でハッキング開始なファルコン。ううーん…まあそれはいいとして。
 折原マヤがやってきました。私立なのか知らんけど公立だと間違いなく注意受ける服装だな。
 さっそく藤丸は(またあの余計な女のせいで)注意を受けますが…。
 一方サードアイでも情報が何者かに侵入されて盗まれていました。
 だから、そういう形跡を残してる時点でなんつーかもう、スパイとか以前のような気がするの
ですけども。
 鮮やかな手口とか原作のそういうのはどこいった。
 あと電話で、近々日本の株が暴落〜とか言ってたけど、撮影されたのがいつかしらんが
まさにドンピシャでシャレになりませんわ。

 マヤ、うまいこと教官室に呼びつけましたが、藤丸のパソコンをわざとらしく水没させます。
さて彼女にはどういう意図があるんでしょうかねぇ。というか藤丸も足元においとくくらいせい。
 一方で藤丸のお父さんはとある人に接触して「罪と罰」という本を受け取りました。(その間に
チップがはさまってる)が、歩いている時に相手の男性が何者かに射殺されました。
 沖田課長?って言ってたかな。彼は「ブラッディ・マンディ」と言い残して死にます。
 つか罪と罰って流行ってんの?最近読んだマンガにもそれが愛読書の殺し屋でてきたけど。
タイトル的に意味深で使いやすいんですかねぇ。
 つーか本をブックカバーはずして持ち歩かないように。いたむでしょ!(この場合どちらかと
いうと本がチップのカバーがわり)
 
 ちなみにこの現場で捜査一課とサードアイがケンカになるシーンがありますが、実際の
警察においてこういうのはほとんどないらしいですヨ。
 んで藤丸のお父さんに疑いがかけられました。つかファイルをコピーした人間がお父さんだと
分かったからっていってそれが証拠になるかい。彼のパソコンを誰かが勝手に使ってれば
わかんないし。そもそも調査を命じるわけがないだろうが。
 そうして父は逃亡の身となり、藤丸に電話をかけます。
 ハッキングは危険だから中止しろ、と。
 そして「ブラッディ・マンディ」というキーワードを告げて電話は切れました。
 うむ、俄然展開が面白くなってきましたね。
 
 拘置所では危険人物がとらわれていました。
 これは羊たちの沈黙みたいな展開になるんすかね。
 言葉を交わすなって。
 訓練受けてない警察官がそもそもそういう警護にあたるのは危険なんじゃ…。
 探偵学園Qのケルベロスも同じ手使ってたでしょうに。

 妹を慰めていた藤丸は家の中に盗聴器その他が仕掛けられていることに気付きます。
これは…まーさーに事件!
 良太郎、変身だ!(番組違います)
 
 沖田課長が渡したチップの中は、DNAの塩基配列って感じで解読には時間かかるらしい
です。何を示すかというのを探すのは難しいもんねぇ。
 あと藤丸くん、届いたパソコンラックの中身を確かめもしないで放置したらダメだろ!
こんな時だから余計に。
 中に潜んでいたのはサードアイの誰?宝生さん?わかりにくいわぁー。
 名前言うとかしてくれればいいのに。
 
 マヤが組織と連絡をとってますけど、ドラマのマヤはファルコンをただの高校生くらい
にしか見てないんですね。
 あとマヤが壊したのはサードアイから配給されたものらしいです。それを壊したから
安心って確かにマヤはちょっとなぁ。
 ともかく、ファルコンの弱点を組織がつかんでしまったのは危険なことだと思いますけど。
 
 そんなことがあるとは知らずファルコンはハッキングに成功、あやしげなファイルを
ダウンロード中。
 成功はしましたが解読には時間かかりそう。
 まあともかく学校に行くのはいいけどさ、誰もいない時に何者かが侵入するとか考えない
んでしょうかね。多分そういうののプロテクトもしてるんだろうけど…。まだ危機感がないからか
怖いくらい呑気ですな、ファルコン。
 
 マヤにパソコンプレゼントでもらったんだけど、パネルが回る。かっちょえー。で、回ると
何かいいことありますのん?
 マヤは理解を示して、ここで「人から頼まれた作業やれば」って言ってますねぇ。
…えええええええ、この前で暗号解読はじめちゃうの?警戒心なさすぎじゃないですか?
 システムはよくわからんけどすごいが、藤丸がダメダメじゃん。
 しかもファイルあっさり見てるし。
 ファルコンがこんなに危機感ないならもうとっくに殺されてますけど。
 ちなみに射殺された沖田が持っていたのはこのウィルスの塩基配列だったみたいですね。

 うーん…。
 まあこれはドラマだからですが、もし実際にこの手のウィルスがばらまかれた場合、
確かに最初の死亡者こそまさにアウトブレイク的なものになるでしょうが、その後は急速に
収まると思いますよ。なぜかと聞かれても学者じゃないのでうまく言えませんが、それこそ
生物の生命力をナメるな、と。

 藤丸の妹は人工透析にいってますけど、それを警護しに入ってきた宝生?いきなり
撃たれましたけど。
 ってか病院って本当に警備甘いからねぇ。やろうと思えば簡単にこうして侵入できるし。
 で、妹を捕まえた人物はファルコンにハッキングを要求してきます。
 つーかここの病院には数人しか人がおらんのかおい。
 落ち込む藤丸に音弥が接触。
 …おいおいこのまま出番ないかと思っちゃったよ。よかったよ。
 今回は低い声での演技なんスね。いや悪くはないけど。もうちょっと軽めでもいいかも。

 犯人の指示通りハッキングはしましたが。
 すごい伏線だ。
 学校クビになったあの変態教師が、待ちうけていました。こいつは指示されてやっただけ
だろうけどな。
 妹を助け出したのはいいけど、サードアイはファルコンが勝手なことしたと怒ってんですね。
ただ、ファルコンが怒るのはもっとも。
 何もしてくれないで要求するだけだもんねぇ、サードアイは。
 ファルコンに何かさせたいならまず妹をがっちりガードしてからにしなさいよと。
 犯人らが盗み出させたのは変電所の管理者パスワードなんですけど。
 ああいうとこって全部コンピューターが管理してても、最終的な決定というか、いろいろ
やるのは手動かと思ってたけど違うんですねぇ。
 で、停電になったところで何をたくらんでいるか、ウィルスばらまきではないかとサードアイは
警戒を強めますが…。
 むしろこれこそおとりだったりしてねぇ、ここに目を向けさせるための。

 イベントが開かれるビルにサードアイが駆けつけていろいろチェックしてますけども、藤丸は
邪険にされてます。これまでやられっぱなしなのはサードアイじゃねーかよ。
 停電しねぇはずだろとかいっても配電盤やられたら停電すんだよ。お前らはアホか。
あと変電所もやられたらしいです。いくらコンピューターは安全でも人が殺されてたら意味
ないわな、うん。 
 そしてファルコンは子供たちが触っている風船にウィルスがしかけられているのでは、と
気づきます。
 煙が出たけど…これはデモンストレーションだろどうせ。組織側の。

 客はパニックで逃げ惑ってますな。
 あと変電所の方もさかれた人数が少な過ぎて全然対応できてねーし。サードアイってのは
ここまで中途半端な組織でしたっけ?
 ここの消防署がやってきてウィルスかどうかサンプリングしてる時の音声はなんとなくプロが
やってるっぽいなーと思いました。

 あれ。
 冗談かと思ったらマジにウィルスまかれてたんでしょうか。
 次々発病する人が。
 打つ手なしということで警察上層部は、外に出ようとする者は射殺という判断を下します。
うーん。
 ぜんっぜんファルコン活躍してないんだけどいいんでしょうか。
 風船をおいていったやつを、防犯カメラの映像から見つけはしましたけど…。
 ここからはサードアイ加納さんの活躍がかっこよかった。全捜査員につぐ、とか言って。
 …ファルコンの活躍じゃねぇぇぇぇ!!

 倒れてるやつ倒れ起こしたらそいつが犯人だった。
 つかやっぱりうすうす思ってたけど、ウィルスが発病した人は演技で、本当はここに注意の
目を向けさせる目的があったんじゃないの?
 藤丸は、ウィルスはにせものだったと叫びますがパニックになった皆には届かず。
 発砲中止の命令はギリで間に合ったというか、藤丸の後ろのガラスを撃ち抜いただけだったん
だけどどう見てもあのレベルだと、ガラスの後ろにいた人被弾してますけど…。
 
 次の瞬間何事もなかったかのように歩き出すサードアイはかっこいいんだか何なんだか…。
 次につながる伏線はいろいろあって面白かったけど、失礼ながらぜんっぜんファルコンの
能力が生かされなかった第1回目でしたね…。

 
 



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