多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタの栄光


チーム・バチスタの栄光

第1話(08/10/14)

 シーンは手術の場面から始まります。
 再鼓動しませんとか言ってるから手術の終わりらしいけど、これはまあ随分ときれいな状態
ですねぇ。手袋は真っ白なままだし患者も血ひとつ出てないし。
 と思ったら次のシーンではいきなり血まみれになりました。
 ともかくここら辺は映画冒頭と同じだなぁ。

 ドラマになり主人公が男に戻ったのは悪くないかなぁーって。失礼ですが映画はどうして
女になったのかなと思ったし。
 ともかく主人公田口のポジションは同じ。患者さんの愚痴を聞くポジション。
 でもこういうのはあったら助かるだろうなぁー。カウンセリングと違って、病気とかに
気づいたら(頭痛が、体の一部が悪くなってることからくるとか)そっちの科へ回してもらえ
そうだしね。

 んで、重傷で運び込んでこられた男が、ベッドが硬いとか文句いいながら立ち上がって
いますが、この男、不死身か!
 一方で田口は、バチスタ手術のベテラン、桐生医師の調査を命じられます。3ケース立て続けに
失敗してしまい、これは異常な事態だというので。
 医龍ではバチスタってなかなかやらせてもらえない、難しいみたいなこと言ってたけど、
実際の現場ではそうでもないんですかね。いや難しいのは難しいでしょうが、成功確率が
一ケタとかそういうんじゃなさそうですね。
 院長命令だから断れない田口。大変そうですねぇー。

 こっちの桐生は第一印象がなんか偉そうでイヤ。
 しかも非協力的。
 絶対的に自分には失敗はないと思ってるわけですね。
 つーことは視野の欠損というような、映画のオチとはまた違いそうですね。
 よし、朝田を呼べ!(来たら面白いんですが)

 メンバー紹介のところで、氷室が出てきますが、すんごい野暮ったい感じを受けました。
わざとそういう印象にしてるってことは、このドラマでは彼は犯人ではない、と。
 で、大友が手術失敗の理由は自分だと思ってるとこは同じですね。器械出しがうまくいって
ないと思ったからでしょう。
 一方で次の手術の患者、由紀子もワンマン社長で相当問題がありそうです。
 田口、どっと疲れが…(笑)。

 田口と組んで愚痴外来やってる藤原看護師も、バチスタのことを知ってるんですが、確かに
医者から情報聞くよりは、看護師のネットワーク経由で聞いた情報もかなりいいものが手に
入りそうな気がする。この手の情報ってまったく違うものだったりしますからね。
 
 愚痴外来にやってきたのは白鳥なる人物。
 つーかこれは仲村トオル、マジ演技うまいですわ!怪人物をうまいこと演じてるなぁと思い
ましたね。阿部さん以上にこの役を不審者として演じられる人がいるとは思わなかった。
 仲村さん、演技の幅をまた広げましたね。あぶない刑事時代がウソのようだ。
 で、白鳥は始終小馬鹿にしたような口調で田口をバカにして立ち去っていきました。
 それと、この問題はこの病院をぶっつぶす可能性をはらんでるかもね、と。

 田口には協力しないけど、バチスタチームの中でもこの連続死をおかしいと思ってる
人は(当たり前ですが)いるわけで。
 ただ、原因究明のための突破口がなくて困ってるといったところでしょうか。

 田口が帰宅した家の間取りですが…。これ電車男で使った家じゃね?違うかな…。
いやまあなんでもいいけどさ。
 
 それと、大友さんを他の看護師がチクチクイヤミ言ってるシーンがあるのですが、
彼女たちこれからオペなのか知りませんが、その術着でそこにいてもいいんでしょうか?
あれってオペ室入る前に着ないといけないものではないの?(雑菌を持ち込まないために)
 普通に看護師の部屋で着ててもいいものでしたっけ?
 なんか意味わからんわー。
 
 田口はオペを調べているうちに、亡くなったのは成人ばかりで、子供のケースは無事に退院
していることを知ります。
 ここに手がかりがありそうですね。
 そこへ大友と氷室が入ってきました。
 城田ー!!!!かっくいー!
 と思ったら、明日の手術の患者がいなくなって大騒ぎらしいです。由紀子だっけ?絶対
外に出てうまい酒とか飲みに行ってるパターンだよ。あとなんかこの人死にそうな気がする。
犯人の手によって。

 外に出てた由紀子を桐生が見つけました。
 こんな状態でまだなお出かけようとするか、由紀子…。
 なんかどうしても行きたい場所があるとのことで、田口付き添いのもとで行くことに。
 大抵思い出の場所だったりするんだよねぇ。
 別れた家族の家か。そりゃ行きたいわなぁ…。
 由紀子は田口にカメラ渡して、こっそり子供の写真とってきてほしいといいますが、それは
盗撮になってしまうので(通報されそうだから)、堂々と行って写真とってくれば?
 桐生はそんな由紀子に「明日の手術の失敗する確率は低い」とか言いますが、確かに
そういう問題じゃないよなぁ。
 大丈夫とか大丈夫とかじゃなくて、何かにすがりたいときだってあると思う。
 けれども、由紀子は写真を撮ろうとせず、帰宅した息子が家に入るのを黙って見て
ました。
 なんかこう…いろいろ複雑なものがあるんだろうなぁ。

 ここで田口は、彼女を励まして、桐生と自分とのスリーショットをお守りにというんですが
由紀子は「田口先生が名医ってのはちょっと…」みたいこと冗談で言うんですね。
 ここで田口が真顔に戻って「なんで!?」って言う展開があれば面白かったかなー。
いやもちろん「そんなこと言わずにー」ってのも好きですけど。
 桐生は患者に入れ込む田口を批判します。
 患者の背景なんて知りたくもないって。
 そうでしょうか?
 患者の背景を知っていればこそ「絶対直してみせる」とか思えないのかな?
 少なくとも朝田はそうだったけど。

 それから、大友に変わってから術中死があると指摘した田口に、桐生は「優秀な
看護師だ」と否定してます。でもなんか意味深な発言が…。
 手術始まったんですが、観覧室にいる田口のところへ白鳥と院長が入ってきました。
 彼は一体何者でしょうか?
 手術自体は成功したものの、心臓は再鼓動せず、由紀子は帰らぬ人となってしまい
ました。

 垣谷は大友のせいだと言ってるけど、そういうのを表だって言うのはちょっとなぁ。
 一方で桐生は、泣くのは時間の無駄とか否定しつつ、辞表を持ってました。うーん…
原因がわからないのに彼がやめて問題は解決するんでしょうか?
 犯人をあぶり出す方法がないでもないが、それは一方で迷宮入りする危険性を
はらんでもいるからなぁ…。
 そんな彼に田口は、自分も一緒に考えるから、辞めるのは原因がわかってからに
して欲しいと頼みます。
 外科医のスペシャリストが何人いても原因がわからないんだぞ、と桐生はいいけど、
岡目八目というように、外から見ている方が原因がわかる場合もある。
 桐生に田口は、あの日3人でとった写真を渡します。
 その裏には「ありがとう 桐生先生」と書かれていました。

 白鳥は手術室で繰り広げられる密室殺人という可能性もある、と指摘します。
 これは怖いですなぁ。
 その気になれば命を奪うこともできる、とハッキリわかるのは。
 で、入室してきた田口に白鳥は名刺を渡します。
 そこには厚生労働省の文字が書かれてました。
 これが二人の出会いでした。

 うーん…かなり淡々とした展開だったなぁって感じでした。これ本当にドラマとして
やっちゃっていいのかなという気持ちもある。
 あの映画のような展開だからこそ面白いわけで、ドラマみたく続けるにはかなり
難しそうな…。
 城田さんが出るから見るけど(笑)話の展開としてどこまで期待できるかな、といった
とこですね。



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