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チーム・バチスタの栄光 |
第2話(08/10/21)
ふと思ったんですがこのドラマの中では術中死は言ってませんね。術死って言ってる。
言いにくいからでしょうね。
さてこのバチスタメンバーに関して、大友が最初メンバー交代で入る予定ではなかった
ため、陰で手をまわしただのなんだのいろいろ言われているみたいです。
それなら逆に、この立場にすがりつこうとするだろうから、患者を殺すなんてことはありえ
ないと思いますけどね。努力はするでしょうし。
しっかし現実にあるかどうか知りませんが、女同志の陰湿な争いがこういった場にもあると
したら、そんな下らんことしてるヒマあったら患者さんのことを第一に考えてくれよって思い
ますね。
その一方で、アガピ君という患者が運び込まれてきました。政治的にも注目を浴びている
立場の子だから、これをもしバチスタ手術で死なせたりしたら大変なことになるでしょう。
白鳥がもうわがもの顔で、田口の部屋に出入りしているのは面白いです。
つーか仲村トオルって橋下知事に似てるなぁってちょっと思った。
まあただ、コーヒーを勝手に飲みにきたばかりではなくて、白鳥は田口の調査の甘さを
指摘し、自分が乗り出すことを告げるんですね。
アガピ君の手術を保障するためにもこれは重要なことでしょう。
あと、アクティブ・フェーズという作戦を白鳥がやってるんですがこれはうまいですね。
いわゆる誘導尋問をもっと気付かないように行うものというか…頭のいい人なんだなぁと。
大友と酒井に田口を紹介した白鳥が「彼こう見えて…字がかけるんですよぉー」は
笑いました。
しっかしその後の怒らせて事実を聞きだす手口はすごいですなぁ。
でも田口が白鳥の代わりに殴られたけど(笑)。
白鳥は大友が何かを隠しているのではないか、と勘ぐり始めました。
ただ白鳥さん、肉ばっかだと体に悪い根拠はということですが、肉の栄養を体が吸収
しきれないからです。野菜を合わせてとることによってそれがうまく回ります。肉ばっかり
喰ってても問題ないという人は(実際にいるけど)他の食べ物から摂取して代用しているわけで
決して今問題ないからこれからも大丈夫というわけではありませぬ。
桐生も桐生で何か秘密を抱えてそうですが、弟との会話からする限り、これは原作と
同じなんですかねー。
で、白鳥の聞きだし方は確かに荒っぽいけど、別に何も心当たりがない人は怒る
こともないだろうし、面白い手法だなぁと思いますね。
ただチーム全員が何かしらのことを抱えてるからあやしい感じになってくるし。
氷室と羽場にもゆさぶりをかけますが、クールな氷室はさらっとかわしてます。
というかルーキーズの新庄と変わって軽めの感じでおもしろい。
白鳥が提案した毒殺説を氷室が木っ端みじんに否定した、と田口は言うけれど。
例えばその看護婦がすり替えていたとしたら？ということもあるし、他にもいろいろある
でしょう。だからまあ完敗したわけでもなさそうですね。
田口が戻るとグチ外来にアガピ君がきてました。
まあ言葉も分からないところで大変でしょうなぁ。英語はわかるって…この看護師思い切り
日本語で話しかけてますけど。
話しかけてと言われて日本人が最初に発する言葉は「ハロー」率99%！
トムとジェリーでも見せてあげたら？
そういうわけで田口は打ち解ける努力を始めますが、マンガは読めねーだろ、さすがに。
あとここのシーンで看護師が「ここは小児病棟じゃないしこの子は少年兵ですよ」って
いうのはムッとしたというか、あまりにもひどい言葉だなと。
看護師ならまず「兵隊の前に一人の子供だ」って言うべきでしょうに。
ここは田口の言い分が正しい。
田口とアガピの様子を見て大友は、あの子を殺したくないからチームを抜けようかな、
とか言ってますね。
ここだけ切り取ると犯人みたいだけど、また自分のミスが原因で死なせたら嫌だから
ってことでしょうね。
子供の手術では死亡例はないと指摘されたら彼女はどう思うでしょうか？
そんな彼女を田口は励ましてます。
あなたを選んだのは桐生先生だからって。
ところがここで衝撃の事実が！
選んだのではなく選択肢が他になかったということらしいんですね。
候補にあがっていた他の看護師の不倫の噂が桐生の耳に入って、大友が選ばれたと。
それをやったのは彼女自身なんですが。
なぜそんなことをしたかというと、名の売れたチームに入って、他の病院に行く時に
自分の価値を高めたいらしい。
ただそれは計略としてはあっても、本心からそれでいいと思ってるのかな。
迷いも感じられたように思います。
まあでも、白鳥が大友さんの行為を否定しなかったのは好感持てた。確かにキャリアだと
この手のことはあるでしょうからね。
大友さんは開き直ったみたいでよかったなーと思いました。
一方で氷室に、大友が共犯だったらどうなるわけ？と白鳥は聞いてます。
いいとこに目を付けたなぁ。
ミステリーの基本ですね。
金田一だとハジメちゃんが指摘した時に男の方が女をかばって死ぬパターンだな。
(やめなさい)
氷室は「彼女はボクなんか相手にしませんよ」と吐き捨てます。
こっちも何かありそうですね。
大友の菓子を氷室が食っちゃったとかそんな生易しいものではなさそうですが。
手術が成功しても誰も故郷で待っていないというアガピ。
白鳥がその国の言葉で「弟の無事は確認されてる」ってちゃんと言ってあげてたの
よかったなぁー。この人もこゆとこは優しいんでしょうね。
田口も、たこをあげるから弟と遊べって励ましてたし。
ドロドロした話の中でほっとできるエピソードですねぇ。
これでアガピ死んだら大問題だよ。
桐生の上司であるなんとか教授が、田口らがいるのを咎めててうぜーです。自分の
名誉のことしかないからねぇ。それでも医龍の野口はうまいこと計算してたものですが。
アガピの手術はハラハラしましたが再鼓動して成功しました。よかったよかった。
教授は田口と白鳥がいたことをあーだこーだ言ってるけど、リスクマネジメント委員会を
持ち出してきた彼に対して白鳥が「招集した方がいい」と強く言います。
子供は生き残って大人の手術で死亡事故が起きている。明らかに操作されているから、と。
さあこれからの展開、どうなりますことやら…。
つーか話がダラダラしてて見てるのがつらい。
もうちょっとこう、山あり谷ありでいけないもんですかねぇ。
これをあと残り10話近く引っ張るのはつらいですなぁ…。
まあ次から大きく展開しそうなのでそれを楽しみにしてます。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→チーム・バチスタの栄光