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私立探偵 濱マイク

第10話(02/09/02)

車の中の映像?
かけられているクロスは何を意味するのでしょうか。

事務所では工事のためか電気の供給がとまっている様子。あーあれって困るんだよねー。
冷蔵庫ダメになっちゃうから。
マイクの証明写真、シャワー排水溝に流れる血の海の、逆回しフィルム。
これが今回のナゾでしょうか?
なんとなくシリアスムードですよねー。

マイクは電気止まってるから友達のところにいってるみたいですね。
事務所から依頼人がきたと電話かかってきてます。
今回の依頼人は神父様。あー私あの衣装欲しかったんだよねー。あの衣装って
専門の業者しか作ってなくて、しかもオーダーメイドだから10万以上かかると、
知り合いの神父さんの子供さんから聞いてがっくしでした。カトリックのデーハーな
やつじゃなくて、まんまクロのクラッシックなんが欲しかったんですけどね。ははん。

神父さん、柄本明…うさんくせぇぇぇぇぇぇ!絶対こいつ黒の組織の手先だよ!
(そのネタはもうどうでもいい)
マイクが鑑別所にいたころに、お世話になった神父さんのようです。
今回映像の端々に、わざとらしく挿入されている赤い画面。これ、なんか意味が
ありそうですね。つーか脳によくないので勘弁してくだされ。
この神父さん、こちらにやってくる前は島根の田舎に住んでいた、といってました
が…。うわやめてくれ、ピッタリ条件に当てはまる神父さんが知り合いにいるから(笑)。
なんかすごいビックリしたわー。単なるドラマの中の、単なるせりふだとしても。
元気にやっておられるのかにゃー。

さて神父さんの依頼は、教会にやってきた子供のざんげを聞いて、その子供を
探して欲しいとのことのようですね。
その子供は、あるじーさんの家に火をつけた。じーさんが自分の母親に変なことを
したからで、がしかしじーさんを殺したことについては自責の念はなくて、焼け死んだ
文鳥を気の毒がっていたと。それが神父さんは気になるみたいですね。
その子供の名はユキオ。でも今は青年になっているようです。
あーたまにこういう変な正義感を持って育ってしまった子供はいますね。神に代わって
自分が罪人を裁く、というような。
そりゃあマンガではブラックエンジェルズしかり、ヴァイスしかりえー必殺しかりとおり
ましたが、奴らは自分の罪も自覚しているわけで。
実際に現実でやったらそいつは単なる連続殺人犯でしかないわけです。

神父さんが毎日、ユキオに言い聞かせたようですが、やっぱりユキオは理解して
いなかったのですね。だから今こうして依頼を受けては人を殺し歩いてると。
ロシアンルーレットか…。なんか神の裁きを待っているユキオっぽいといえばそうですが。

にしても今回は本当、赤い映像入りまくるなー。効果を出したいというのはわからん
でもないですが、ああいう出し方は本当によくないし、第一サブリミナル効果は
禁止されているのでやめて欲しい。くらくらする。
ちょっと今回の演出はいただけないなぁ。
うわ。目もやられた(笑)←ちょい役で女物の下着をつけていた松村邦洋が出てた…。
きもちわる…。
もうちょっとこー、何とかならんのですか。
話とかかわってこないところでは、結構手を抜いてるよねこのドラマ。

ヤーさんに雇われてた殺し屋みたいですね。
やくざにいた頃を知っている、組長(今はニューハーフ)に会って話を聞くマイク。
ユキオは、母親殺しのユキオ、という肩書きがついていたみたいです。
そして、人を殺すことを何とも思っていないばかりでなく、やっぱり自分もロシアン
ルーレットで死ぬのを楽しみにしている節があるとか。
こういう人間には法の裁きが通用しないからなぁ。や、こういう人種ですか。
もともと何か脳の構造に欠陥があるのだか、良心の呵責というものがまったくない
人間というのもいるらしいです。もちろん育った時の環境もありますが。
そういうやつは、人を殺すこと自体がタブーではないので、なぜ自分が怒られ、
とがめられるのかまったく理解できません。言葉の意味は通じても反省というものが
ないんですね。
怖いナー…。つかこういうの現実にいるし。

とかゆーてたらあっけなくマイク、ユキオに捕まりやがんの…。
相変わらず人の命を何とも思ってないユキオに「人の命で遊ぶな!」と怒るマイク。
自分がピンチになった時に怖がること、死にたくないと思うことは当然であって、
死ぬことなんか怖くないというカッコつけはやらないんだと。
そりゃそーだー。
恐怖心のないヒーローは弱いよ。死にたくないという心がないと強くなれないもん。
にしてもユキオ、なぜか突然鳴り響いたベルに逃げていきました。
何のベルよ、一体。つーか神の裁きとか思ってそうだけど。

マイクは神父さんに報告に行きます。
神父さんは殺し屋のユキオでいいから会わせてくれと言います。
柄本さん、わざとそうしてるのかあんまし神父っぽくないねー。柄本さんほどの
実力ある人ならちゃんとなりきることは出来るから、そういう演出なんだろうね。
とりあえずマイク、サッカーゲームをしながら情報くれるおねいさんと話さないで(笑)。
まあアーケードゲームでサッカーがあったことに驚きですが。
サッカーゲームはやはりコナミですよ。
まあそのおねいさんによって、ユキオと神父さんは再会します。
神父さんが殺しの依頼をしたがっている、という話にしたようですね。なるほろ。
しかし神父さんは自分自身の殺害を依頼。
でもそういう人もたまにいるよ。死ぬ勇気のない人が。自殺する勇気がないなら死ぬな
と思うんですが。
神父さんの場合は、自らが背負った罪を思って、でしょうね。

ユキオが今までロシアンルーレットを仕掛けてきたのは、神様が許してくれれば
相手は生き残るべき、という意味もあったようですね。なんか哲学的というか。
この手の殺人者にはよくあることですけど。
「神様に許されているから生きているのではなくて、自らが生きたいから生きているのだ」
神父さんは子供の頃のユキオにそう言いたかったみたいです。
こちらも哲学的。
どちらかというとプロテスタント的な考え方かと思うんですがまあいいか。
今回は演出といい哲学的なところといい、エヴァンゲリオンを見ているようでした。
彼らがどうなったのか、それはわかりません。


次回予告。
「なんてしつけいい子 いいケツしてんな」は回文だそうです。
黒の組織との対決か!?


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