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第６話(02/08/05)

冒頭から「庭つき一戸建て」のお父さんが出ています。そうか、娘とうとう家出したのか…(笑)。
まあともあれ今回は、「家出娘を取り戻してほしい」というマトモな相談のようです。
マトモでないのはマイクの衣装だけ。
どこの80年代のトップアイドルですか。(トシちゃんとかマッチあたりの…)
つか依頼人とマイク、どっか一箇所で落ち着いて話しろよ。なんでこの人らは移動しながら
話するですか。落ち着きのない。

マイクいきなりどこの建物に不法侵入してるかと思ったら、車を質屋？に入れてたみたいで
カギを取りに来たようですね。３０万か…。あの城内で踊ってるお姫様か、どうする！？って
聞かれてるトコで借りて来い。(利子は異常なほど高いです)
というか仕事をきちんとすれば(そんで取り立てもすれば)いいのでは。

娘さんは宗教団体に入信したみたいです。ああ…探偵にとっては天敵なんだよね…。
案内の人が「ここではやりたいことをやる」と言ってますが怪しいって。
宗教団体といえぱ昔よく出ていたのが、団体結婚式で有名なトコとか、定説ですと、
新説ぶちかましてくれたアホどもですが、入信されていた人らはどうなったんですかねー。
(宗教ネタはやばいのでここまで)

えー、携帯電話や車のキーを預かって、「ここでは出て行くのも自由」と言っていますが
そもそも行動の自由があるならば電話とか取り上げたりしないわけで。
しかも俗世の名前を捨てて番号で呼び合う、っていうところも普通ならありえないわけで。
宗教バリバリですよ。怪しい…。
でも潜入捜査とはやりますね。だけど隠しマイクやカメラを確認しないで話し掛けている
あたり、ちょいと迂闊だな。こんなトコってのは全員の行動を見張るためにえげつなく
やってたりしますからねー。
それにそもそもやりたいことやって暮らすといっても、資金がどこから出ているか、という
問題もあるわけで。
何か裏がありますねー！！(なかったりして)

卒業した、という人間を皆で送りますがそれも何か様子が変です。
先生以外は沈痛な面持ちで見送っています。なんでも、世間に復帰するからこれから
大変なんで、それを思うと手を振って見送る気になれないとかで。
アホですかあんたらは。
世間が厳しいのは当たり前。それから逃げて好きなことしてきたんだから、復帰は
決心がいるのが当たり前。それをやろうってんだからすげーヤツだなと思うんですけどねー。
やっぱ堕落しちゃってんのかねぃ。

さて。先生の行動が怪しくなってきました。「森の奥にマイクそっくりの木がある」と言い、
マイクの興味を誘います。木ってあんた。嬉しかないよそんなもん。私なら見に行かない
です。
でもバカ正直にきてるよマイクー！そこにやってきた一人の女。
「先生が言ったからじゃなくて、あなたが見たいから来たんでしょ？」とかゆーてます。
んー…。なんか洗脳が始まってる？こわいなぁ。そうやって理論のすり替えで、自分の
行動に対して疑問を抱かされるようになるのって、マジで怖いことですね。

マイクは森を抜けたカフェへ。情報収集にやってきたみたいですね。うーんこれぞ探偵。
そこで何かひっかかる情報が。
ある男が刃物で通行人を次々と切りつけた、という事件です。
しかもその男とは。この前施設を立ち去っていった人間でした。
おおおおー、怪しい！
でもまだ、施設を出てやはりなじめなかったからなのか、そうするように洗脳されて
いたのかは分からないですね。でも後者の可能性が高いよなー。少なくとも出て行く
時は普通の顔してたし。

うーん…なんだろう。
人は脳を働かせることがないと本気でバカになっていくそうですが、この施設では
マジで退化させていくのかもしれませんね。
ダラダラ毎日を過ごして、危機感とかストレスとかなければ脳は働く必要ないです
からねー。怖いなぁ。１日くらいならそういうのもいいかもしれんけど、絶対「あれは
どうしようかなー」「これの〆切いつだっけ」とか考えてしまいそう。
というかむしろ働くお父さんに休んでもらいたい施設ではあるけど、とりあえず大学
入って遊んどこー、っていうやつが来るトコじゃないな。これ以上だらけてどうする。

マイクは先生とずんずん森の奥へ。
んー、先生は登山の格好してるからなんかおかしいですよ。そんな奥にあるのに
マイクに気軽に言うトコとか。森の中でまく気だな！
下手な雑木林とかでも深く入るとわかんないですからね。
マイク、似た木を発見。ものすげぇ驚いてます。がしかし画面には映らん。意味ねー！
その間に先生どっか行くし。ほらねー。
どんな木だよー。日立かよー。(ＣＭ見てないとわかんないネタだな…)

マイクに接触してた女の方は、なんや施設メンバーに追い詰められて、救急車で
運ばれていきました。自殺を強制されたかな、こりゃ。
こういうのがカルト宗教の怖いトコですね。某鳥の名のトコとか。
やっぱり何か狂ってると思います、ここ。
じんわりとくる夏のホラーみたいな。いや、ホラーじゃなくてミステリーかなぁ。
小野不由美の「屍鬼」を読んだ時のような感じです。メダパニかけられた時みたい
な。(小野不由美とドラクエが同列か…)
先生はマイクに「あなたもあの木を見たんでしょう。ならあなたのやりたいことは
分かっているはず」と言います。マイクは「テメェあれが何だか分かってるのか」
と返します。
つーことは…その木は死体だったかな。白骨かな。
いずれにせよやっぱりここは狂った人間の集まりなんですな。
マイクはここに戻ってくる、とか先生はゆーてるけど…。
マイクは１番遠い人間のような気がする。

迎えに来た友達に連れられて、マイクはやっと現世に戻ってきました。
やー、ホント今まで異質なトコにいたみたいです。ドラマの始まりは何とも思わなかった
んだけどなー。気がついたらすっかり飲まれてました。この入らせ方はすげぇ！
マイクは車を取りにまた戻ってきたんですが、その施設には誰もいませんでした。
何がどうなったんでしょ。
うーん…最後に木が出たけど…あれは偶然の産物ということか、それとも本物の
死体なでしょうか…。わからん。
でも今回の話はオカルトちっくでおもろかった。
あの雰囲気が。どんどんおかしくなっていくあの雰囲気を、見てるほうにわからせずに
出すのがすごいと思いました。ふと気がつくともう異質になってるっていう…。
すごいねぇ。

鈴木京香さんの名演技が光る回でしたー。
次回は「俺はあんたの私生活なんか知らないよ」って話です。うーむ。

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