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リモート

第2話(02/10/19)

えー、この「リモート」という話。
深田恭子をヒロインにして、彼女が携帯を持って奔走するドラマを作りたい、と
考えたドラマプロデューサーがいて、そのプロデューサーというのが「金田一」や
「銀狼」を手がけた人だったため、めぐりめぐって天樹征丸さんに話がいったのでは?
というようです。つまり、えらいイメージがピッタリだと思ったら、そのまま深田恭子の
話だったわけですね。
情報提供は掲示板から、章さんです。ありがとうございました。

さて。
今回は前回の続きからです。当たり前ですが。

ピエロを追い詰めたはいいが、明らかに捜査のミスで死なせてしまったと思われる
くるみちゃんは当然ながら何のお咎めもありません。
そんでもって飛び出してきたピエロをひいてしまったおっさんも、何故か業務上過失致死
を問われることなく
普通に働いています。といいますかスピード的に過失致死よりはもっと
重い罪に問われるはずです。(事件からそんなに日数たってないし)
警察もののドラマのクセに何故か、殺人事件の犯人以外がおかしている罪に対しては
まったくお咎めなしです。こんなんでいいんでしょうか。
ちなみに任務のとき以外は制服で、恐らく交通課の仕事をしているというのもおかしな
話です。原作では特別室配属になっているのですから制服にはなりませんが、これは
深田恭子を制服にして視聴率を稼ごうという、制作側の「同情するなら数字くれ」という
せこい思惑が絡んでいるものと思われます。

あと、原作ではくるみちゃん、不自然にカメラを意識したようなポーズをとっているので、
深田さんもやるべきだと思います。(かわいく首をかしげたりしているのです)
それと。
警察官のクセに「あんな怖いところに一人で行きたくない」とは何事じゃコノヤロウとか
思ったんですが、そうやって辞めようとするところもポイントの一つだと思うので、グッと
我慢することにします。
まああれだ。
そんだけ文句言いたい放題言っても我慢してくれる上司に対して「人間じゃねぇ」とは、
いくらなんでも言い過ぎだとは思いましたが。(普通警察でこんなこと上司に言ったら
減給処分と始末書、配置換えが待っています)

あーそうそう。
氷室警視の部屋にあるものは殆ど証拠品とか不審なものであると分かりきっている
ハズなのに、バームクーヘンを目にして確認もせず食べるのは、流石に幼児以下かと
思われます。それは証拠品だ、と言われて早く言って下さいよーと文句を言っていますが、
食べる前に聞けって感じです。くるみちゃん、キミは学習能力を身につけた方がいいと
思います。何かあるとすぐ発砲するクセも、逮捕する!と発砲しながら追いかけてくる
某警察官のようになるのでやめた方が無難です。
ちなみにそのバームクーヘンは、えーどこかの建物を模したものでした。

しかし今回くるみちゃんがマスターした技がありました。それは、携帯電話で送られて
くる氷室警視の推理を、自分の口からしゃべるということです。分からない人は、眠りの
小五郎とコナンを想像してもらえればいいと思います。

さてくるみちゃんはその技を使って、ピエロをひき殺した犯人つまり、くるみちゃんがよく
行くレストランで働いているウェイターを追い詰めるわけですが、この辺りから事件の
全貌が見えてきます。

そこでバームクーヘン。
くるみちゃんが食ってしまいましたが、その形が警視庁を表していたことが、くるみちゃん
の言った言葉から分かります。(変なかたちーとか)
つーか氷室警視も暗号をやすやすと解くくらいなんだから分かりそうなもんですが。
その警視庁の緯度と経度がMOのパスワードになっているみたいですが、まだ時間
がこないらしくパスワードは解けません。
しかし警視は、今までの犯行がある地点を中心に行われていたことを見抜いていました。
その場所とは、くるみちゃんがよく行くレストランがあるホテル。
そこでまた婚約者と氷室警視のことをぶーたれていたくるみちゃんは、警視から事件の
予告を受けて現場に向かいます。
がそこに、車で轢かれた子供が。しかもひき逃げですその車。
犯人を追えという警視に対し、できないというくるみちゃん。
まあ人としては当然ですが、警視の言うとおり軽傷なので、私なら放置していきます。
というかお前の持ってる警察手帳はなんのためにあるんだ。
さっさと身分明かして人に協力たのめって。イヤホンが耳に隠れているから、あれじゃあ
街中で大声で独り言言ってるただの変な女なんですが…。

この辺りで友人の苦情メールが殺到しましたねぇ(笑)。そらムカつくと思います。
軽傷と分かったものを放置できないと任務を放棄して、結果殺人の被害が出た場合、
その警察官は人としては感謝されますが警察としては多分懲戒免職は免れないです。
まあくるみちゃんの細腕ではこの犯行を防げたとは思いませんが、結果的にまたもピエロ
の殺人事件がおきます。
まーわめくことわめくこと。…とりあえずこのドラマ、音量をしぼってきいた方がいいかも
知れません。
私が深田恭子さんの演技を疑問に思うのは、あの間の抜けた悲鳴がちょっとひっかかる
んですね。他の演技は大分こなれてきたと思いますが、もう少し迫力のある演技をして
もらいたいです。いやホントに。ただ、顔は一応アイドルなのであんまりゆがませなくて
いいと思います…。かわいい顔なのにねぇ。

えーとそれで。結局死んでいたのはあのウェイターでした。
しかしこの事件を機にくるみちゃんは、この仕事を辞めることを決意します。なんやもー、
辞めるゆーたり戻ってきたりどっちかにして欲しいと思うんですが。
ところがそこで彼女はあることに気がつきました。ウェイターピエロの死体の周りに散って
いた花が、自分が結婚式のブーケに選んだカサブランカであること。
あのバームクーヘンが、結婚式の引き出物として選んだものであること。
そして自分がその話をしていたのがあのホテルであり、話を聞いていた人間が犯人で
あるという可能性が高いこと。
くるみちゃんは急いで警視のもとへ向かいます。

その頃警視も、この複雑な事件の謎を解いていました。
つまりですね。
名前で書くとややこしいんで記号に置き換えると、最初の犠牲者からカウントしていくと
A←B←C(ひかれて死んだピエロ)←D(落下して死んだピエロ)←E(正体不明)
と、次の記号の人間が前の記号の人間を殺していたわけですが、動機はありません。
動機はひとつおきです。
A←C  B←D  C←E
これが動機を持っている対象です。んだから依頼殺人みたいなものですね。
そんな都合よく行くかって感じですが。
そこへやってきたくるみちゃん。
携帯やらなにやら受け取ってホテルへ向かいます。

まーあとは、逮捕しようとして犯人をむざむざ逃して追い詰めたと思ったら初歩的な
トラップに引っかかってピンチになったところをボブに助けてもらって無事一件落着、と。
とりあえずまがりなりにも警察官なんですから、自分が優位に立ったと思ったら迷わず
突っ込んでいくクセをホント早く治した方が言いと思います、くるみさん。
あとその拳銃ですが…。
違法入手の疑いがあるので、支給した氷室警視は取り調べられるべきだと思います(笑)。

以上、リモート第2話の感想でした。…ってなんか突っ込みで終わってますが。


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