多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→リモート


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第3話(02/10/26)

今回の事件は、ある女子高校生の自殺から始まります。

しかしそれをよそにくるみちゃんのいる課ではブルマ泥棒をとっ捕まえるぞと大張り切り。
あの…。
女性警察官は交通の取締りをしている傍らで、男は私服刑事ばかりで生活安全課
のような仕事。
あのー…いったいそこの所属は何なんでしょうか。

そんなことはどうでもよくて、くるみ巡査は彼氏と旅行の計画でウッハウハ。まあ
今時混浴ごときで「キャー夢だったのぉー(はぁと)」とか言われた日には、私なら
間違いなく「さぶ…」とつぶやいて店を出ますが。
一体彼女はいつの時代の生まれですか。
そんなこんなで上司の氷室警視に電話を入れたところ、なんと自分が今さぼって
いる喫茶店に爆弾が仕掛けられていることが判明!いきなり解体を命じられます。
都合よく居合わせる方も方ですが、素人に解体を命じる方も方です。
というかくるみちゃんは仕事をさぼっていてよく首にならないなというか、氷室警視
直属の配属なのになんでこうもしつこく制服を着ているのかと疑問はまるで柳沢教授
のごとく尽きないのですが、ドラマ的にはどーでもいいことなのでさっさと話を進めましょう。

電池を抜くという、ミステリーマニアが泣いて怒りそうな方法で爆弾を解除したくるみ
ちゃんは氷室警視のところへやってきます。
(解体が簡単だったのは、本気だという脅しらしいです)
そしてしょーとー学院だとかいうところから届いた手紙などから、その爆弾がしょーとー
学院を狙っていると判明します。
くるみちゃんはそこでビビッときたのです!
謎はすべて解けた!とくるみちゃんは自信満々でぶるま泥棒の話をしますが、氷室警視は
そこで『無視』の呪文を唱えました。

さてさて。なんちゃって高校生になってしょーとー学院に潜入捜査をすることになった
くるみです。まーどう考えても普通無理があると思うのですが。最近はクラブで年齢
ごまかして働いていた中学生もいたりするので、多少年がいっててもわかんないの
でしょう。
どうでもいいですが、しょーとー学院のさかきなおみとかいう教師はとりあえずその性格を
なんとかした方が世の中のためだと思います。

実はこの榊先生は、氷室警視と過去交際していたことがあったのです。つまり、こうなる
前の警視を知っているというちょっとあとあと出てきそうな人物です。
原作の方はまあまあそれなりの性格だったのに、ドラマではなしてあんなに「仕切り女」と
影で言われていそうな性格になってしまったのでしょうか。いやな女の典型的なタイプ
なので、ポジション的には氷室警視とよりを戻そうとしてこっぴどく振られるということが
考えられます。(くるみと氷室警視の仲が進展すると考えると、こういう性格にしておくと
いうことは十分考えられます)
まあ昔の氷室警視ならいざしらず、懐かしいからといきなり家にやってきて、会えないと
分かると根掘り葉掘り聞きたがるような奴は今の氷室警視のような冷たい対応をされて
当然だと思うのですが。
つーか大人としての一般常識もってないよこの女…。

話がそれましたが、くるみを通じて氷室警視から話を聞いた榊先生も捜査に協力する
ことになりますが、いろいろ問題を隠しておきたい校長達は知らぬぞんぜぬを貫きたい
様子。
自分達で情報を集めるしかないようです。
ところがまたくるみらが何かやっていると気になる、くるみの上司達はそれとなくくるみを
尾行したりして手がかりをつかもうとします。刑事なら自分達で捜査しろやとか思うのですが、
それが出来ないから氷室警視に馬鹿にされるんだと思います。
その尾行に気づいたくるみちゃんは、彼氏を呼んで尾行をまくことに成功します。
彼氏はいかにもなコートを着込み、手には紙袋とブルマー。まあ尾行云々の前に明らかに
職質かけられそうですが、街中を通っても何故か誰も気にしません。気にしているのは
ばれっばれな尾行をする刑事のみ。
偶然かどうなのか知りませんが、しょーとー学院の女子更衣室へやってきて、ドアをあける
フリをして彼氏は、立ち去ろうとその場を離れます。
なんとそこで爆発が。
ビックリして逃げ出したとたん、追ってきていた刑事に爆弾魔と思われて追跡されます。
しかし彼氏は彼氏でそれが刑事とは知らず相手こそ爆弾魔と思い込み通報。
アホです。
アホのやりとりです。
かなりどーでもいいと思いますが、くるみちゃんの上司んとこ(多分交通課かと)が全員
出動してきました。
彼氏は自分が間違われていると知ってビックリ。
どうでもいいですが、爆弾魔発見の通報には機動隊の爆弾処理班を出動させてください、
脚本家さん…。

えーなんでしたっけね、ああ、しょーとー学院の話でしたね。
見事潜入したくるみちゃんですが、その時学校に爆弾魔からの放送が入ります。それは、
自殺した女子生徒を自殺に追いやった人間を追い詰めるためのものであり、学校から
誰一人出てはならないというものでした。
出れば学校の至る場所に仕掛けられた爆弾によって全員死ぬことになります。
死にたくなければその追い詰めた人間を殺さなければならない。
まさにサバイバルデスマッチです。
自分が生き残りたければ人を殺す必要があるのです。
なんかこういう話を前にどこかの島で武器を持たされた一クラスがやるというシチュ
エーションで聞いたことがありますが、あれよりははるかにましかと思われます。まあ
どうでもいいですが、こういう話が面白いと感じる人はちょっと異常かと。

例によって氷室警視に爆弾の解体を命じられたくるみちゃんはまたわがままをこねます。
ほんっっっっっとーにあんた警察官なんだからもっとちゃんとして下さい。
20歳過ぎたいい大人がギャーギャー泣き喚くのは世間的にどうかと思います。
(こういうこと言っちゃ悪いですが、こういうのを見るとああ、やっぱ原作者は男性だなぁと
思います。いざとなったら女性は強いですからねぇ)
その自殺した生徒は中川茜。何故自殺したのか、誰が彼女を追い詰めたのか。
この混乱の中くるみちゃんは爆弾を解体することが出来るのか。
来週が気になることです。
つーかくるみちゃん。心に傷を負った人に対して「あなたは安全なところにいるから
いいですよね!」と大人気ないことを言わないこと。


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