多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→Q.E.D. 証明終了


Q.E.D. 証明終了

第4話(09/01/29)

 キャラの簡単な説明のところで、水原さん用の映像に、去年失敗したという峠の茶屋
(寸劇つき)シーンを持ってくる理由がよくわからない。

 さてさて燈馬君は屋上で居眠り中。どう見ても寒そうです。
 水原さんは部活中。
 すると前回お騒がせした部員2人が、数学のノート貸してほしいといってきます。もちろん
彼女のではなく燈馬君の。
 しかし水原さんは、彼ならノートとってないかもみたいなこと言うんですね。頭がいいから
とってないだろうって。
 多分当たりだと思う。
 で。
 そっからなぜか、燈馬はそんなに頭がいいのになぜ編入してきたか、の話になるんですね。
水原さんが知らないからといって友人2人はなんで知らないのと聞いてるけど、そんなこと
知ってる必要がありますか?というか水原さんが文句言われる理由はないように思うけど。
 こういう下世話な噂をあれこれするのって本当失礼だと思う。

 水原さんがお店で、買い物をして出ようとしたところで燈馬君が通りかかるのですが、
同時に彼のあとをつける不審者発見。
 水原さん、いい子なんだなぁ。燈馬に手をかけようとしたこの男を蹴り飛ばしました。
 しかし彼はなんと燈馬君の知り合いで名前をロキ。
 日本語も話せるらしい。MIT時代の友人とのことです。
 ロキはすごい剣幕で、突然いなくなって、居所を突き止めるの大変だったんだぞと
燈馬に怒ってます。
 しかし燈馬君は、何も話すことはない、ロキの知ってる通りだと立ち去ってしまいます。

 多分燈馬君は、自分がどう思われてるかとかまったく気にしない人なんだと思う。
自分が興味持たないから相手が自分のことをどう思おうが関係ない、それで交流が
すたれるならそれまでみたいな、諦めが早すぎる部分があるんじゃないかな。
 それであえて説明しようとしないから、一言説明してれば誤解が解けたところが
とけないまんま、みたいな。
 今回は多分そういう話になるかなと思いました。

 んで水原さん、ロキに燈馬のこと聞こうとしますが、「誰」って言われたし。
 しかも、燈馬君は自分のこと話してくれないと水原さんが言うと「当たり前だろ、あいつが
ただのクラスメイトにペラペラ話すわけがない。親友のオレにだって話してくれないのに」と
こちらもけんもほろろ。
 そこへ新たな人物登場。エバという女性なのですが、英語でロキと話してて水原さんが
「日本語でしゃべってくれませんか」。
エバ「びっくりするじゃない、急にいなくなって」
ロキ「(日本語で)しゃべるのかよ、素直に」
 お前らはおもしろ外人か。

 ロキはエバに、お前に俺や燈馬の頭の中がわかるわけないとかいって立ち去ります。
 天才には天才ゆえの悩みがあるけどレベルが違うから話しても理解できるわけない、と
いう風に言いたいんでしょう。
 けどそれは天才であるがゆえの傲慢だと思うな。難しいことは理解できなくても人間関係を
築くことはできるはずなんだから。

 で、水原さんはエバに事情を聴くことにします。
 まずロキはアランソフト会社というとこのコンサルタントをしていて、なんかのソフトの日本語版が
出来たとかでパーティ参加のため来日してたと。したらすぐに出かけてしまったらしいです。
燈馬を探すために。
 このロキと燈馬はMITでも別格の天才として一目置かれていたみたいですね。

 そして燈馬がMITを去るきっかけとなったのは、彼の論文が何者かに破り捨てられた
ことでした。
 パソコンのデータも消去されてしまい、研究室にいられなくなって彼は去った。
 その去った理由も、彼の才能を妬んでロキがやったという噂が出たからだそうです。
 多分…ロキが2人は親友だと言っていたことを信じるならば、燈馬はロキのためを思って
自分がすべてひっかぶって去ったんじゃないかな。結局論文も自分で捨てました、と
教授に言ったみたいだし。
 ただそれは燈馬にとっては自己満足だからいいにしても、ロキからしてみれば黙って
彼がいなくなったようにしか見えないから、やっぱり燈馬君には言葉が足りないと思う。
ちゃんと説明していればロキは納得したと思うし。
 
 ただひっかかったのはここでエバが「燈馬はロキがやったと確信したんでしょうね」と
発言したこと。
 ロキのバディであるエバがそんなことを言うというのはおかしいと思います。誰よりも
信用してるならまずロキをかばうだろうし。ロキと燈馬に仲たがいしてほしかった第三者の
可能性だってバリバリあるわけで。
 ここのエバの発言はかなり不自然でした。
 MIT時代に水原さんみたいな人がいたら、燈馬君も日本へ逃げるようにしてこなくても
すんでいたかも知れませんね。

 さて学校にて。
 美術の時間が終わったらいきなりロキが入ってきました。え、こんなに簡単に部外者が
入れたら問題だろ。
 しかも「こんなところで」とか何とかロキ言ってるんですね。
 今の燈馬君を否定するのは周囲にも失礼だと思うけど。
 水原さん、あまりのロキの剣幕に割って入り思わず、論文のことで、噂からロキを守る
ために燈馬が自分がやったことにして去ったと言ってしまいます。
 あんた…それ聞いてても言っちゃダメでしょ。
 っていうか水原さんも言葉が足りないから結果的にロキを傷つけるだけに終わったような
気がします。ロキは何も知らなかったんだし第一彼が噂を聞いたとしても笑い飛ばしていたで
しょうから。ロキはそんな人だと思う。

 屋上にいた燈馬に水原さん謝ってますが…。燈馬は燈馬で「怒ったところで理解できないでしょ」と。
あんたも言い過ぎだよそれは。
 水原さん無言で立ち去りました。
 もやもやを晴らすために自宅で父の帰宅を剣道着のまま待ってるのはいいとして、これ
一戸建てだったんだー。前回の学園祭の話を見ていてマンションみたいなところだと
勝手に勘違いしてました。
 ともあれ父は、水原さんは剣道の腕が周囲よりも立つことを取り上げて、突出した能力を
持ってる以上、同じようなレベルの人間がいなければその悩みはずっと続くと指摘してん
ですね。
 偶然でしょうがそれは、燈馬君達にも言えることですね。
 で、父が相手をしようと剣道着つけて振り向いたらもう水原さんいませんでした。おおーい!

 ロキ、昔のこと思い出しています。
 ソフトのプログラムを説明してても誰にも理解してくれなくて、エバと言い争いしていたら
燈馬が質問してきて、それが彼との出会いになったことを。
 そこに水原さんが来るんですね。
 ずっと不思議だった。燈馬君が空見てる理由。いつもぼんやりしてた。ロキさんが来て
わかった、燈馬君は思い出してたんだ。心だけアメリカにおいてきちゃったんだ、と。
 ロキは水原さんのそんな様子を見て、彼女なら何とかできそうだと思ったんでしょうね。
パーティの招待状を渡し、燈馬もつれて来てくれと言います。
 今度こそ仲直りができそうですね。
 
 で、次の日の美術の授業で水原さん、日直の子に手伝いを頼まれてるんですけど、
燈馬君にも声かけたら「燈馬はいいよ」って。
 もう皆よそよそしいんですね。
 こいつら最低だなぁ。彼が何かしたわけじゃない、ただ自分とはちょっと違うってだけで
ヒソヒソとか…いらっとしますね。
 
 ちなみにロキの日本語は、MIT時代にも周囲からヒソヒソ言われていた燈馬に声を
かけてならったらしいです。日本料理のレストランにいい子がいるから日本語で
口説きたいって。
 ジャパニーズゲイシャ、フジヤマ、アッパレっていっとけ。

 またも屋上にいた燈馬。招待状を見ていると「来るよね」。振り返ると水原さんが竹刀を
大きく振りかぶっていました。「来るよね」
 それ脅しだよね。答えは聞かない!みたいな。

 まあパーティにやってきまして。
 ロキと燈馬は外に出て話をしようとするのですが、なぜかエバがあわてたように
駆け出すんですね。
 ゴッホとゴーギャンだわとか心配してる。
 つまり、生涯の友は生涯のライバルともなりうるわけで、どちらかがどちらかをつぶす
ようなことになるとエバは言いたいらしいですが。
 そんな関係はつまり、信頼関係が築けてないってことでしょ。親友親友と言いながら
心のどこかで「こいつは俺より下」って思ってればつぶし合いになる。
 ロキと燈馬は少なくともお互いに認め合っているのだからつぶすなんてありえないよ。
 なんていうか…2人のことを一番理解できてなかったのはエバのような気がする。

 ともあれ水原さん、ローストビーフを諦めて(ここ重要)走りました!
 屋上に向かうと、ふちに座ってる燈馬と、彼に近づいていくロキがいて、水原さんあわてて
燈馬のところに駆け寄ります。「燈馬君があの世にいってロキさんが刑務所なんて」とか。
 誤解2回目だな。
 あの世?とか刑務所?とかきょとんとしてる2人がかわいかったです。
 あとゴッホとゴーギャンもロキ的には受けたらしい。
 
 やっぱりロキは噂なんて気にしてなかった。ただ燈馬に「帰ってこいよ」って言いたかった
だけなんだ。
 しかし燈馬はここにいる、と言います。
 でも燈馬君、その理由をまたちゃんと言わないと誤解受けるよ。
 で、エバが迎えに来て水原さんとロキは下に降りますが…。振り返るとついてきていると
思ったエバがいない。

 つまり、論文を破って捨てたのはエバだった。
 燈馬がいるといつかロキを傷つけるかも知れないって。
 エバもロキを理解してないっていうか、ほんっと2人の何を見てきたんだろうって思う。
 論文を破ったことで燈馬はいなくなってくれて安心していたけれどロキはまた燈馬を
見つけてしまった、ロキの立場が脅かされるのではないか、と心配したエバは、燈馬を
屋上から突き落とそうとします。
 あんたねー。
 そんなことする方がロキが傷つくって何で理解できないんだろう。

 すんでのところでロキが間に合いましたが、エバに近寄ろうとするのを燈馬が急いで
とめるハメに。あんた今の今まで殺されそうになってたのに…。
 と、ここで水原さんが燈馬を殴ります。
 彼にしてみれば「ボク!?」みたいな感じですが。

 水原さんは燈馬君に、全部あんたが悪いって言うんですね。
 何でもかんでも自分で抱え込んでしまうから話がややこしくなるって。論文が破り捨て
られた時にもロキに、エバがやったと思う、ロキを心配するあまりにだよってフォローも
しておけばこんなことにはならなかったと。自分一人で抱え込んで満足かもしれないけど、
話すことは何もないっていくらもあるでしょと。
 自分一人が分かっていればそれでいいとかじゃなくて、自分で抱え込んでしまうことで
傷つく人がいる、しなくてもいい心配をする人がいると、そういう風に水原さんは言いたかったん
だと思う。
 それで燈馬、ロキにぽつぽつと、スカイダイビングのこととか、学園祭でお化け屋敷に入って
楽しかったこととか話してます。ここのお化け屋敷のシーンは前回撮影しておいたんですかね。
前回見てないカットだと思う。

 ともあれここでの生活は想像してたよりずっと楽しかったと。
 そして楽しいかもしれない、という気持ちを大切にしたいと。

 でもってロキにも、理解してくれる人を探していたのなら大切にしないと、とエバのことを
さして言います。
 ロキも燈馬君が同じ理解してくれる人を見つけたのだと確信したんでしょうね。理解っつか
水原さんが引っ張ってってる感じだけど。
 
 そういうわけで事件は一件落着。燈馬君にローストビーフをおごらせて水原さんも満足。
 で、屋上で絵を仕上げてますが…近距離で顔を見合わせてしばし無言になる2人の図は
ちょっとかわいかったです。

 次はサスペンスものらしい。
 抒情サスペンス湯けむり地獄温泉・谷間に響く銃声・ひそかな目撃者に迫る死の危険・
事件に秘められた驚愕の真実とは!?ポロリもあるよ事件みたいな。なげぇよ。




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