多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→Q.E.D. 証明終了


Q.E.D. 証明終了

第5話(09/02/05)

 なんかいきなり冒頭が変わってて、チャンネル間違えたかと思って焦りました(笑)。
しかも水原さんのナレーションが「火サス刑事さんを助けてあげて」になってるし。

 水原さんと燈馬君が仲良く帰宅していると、赤い派手な車の陰から出てきた男が一人。
これがまあ今どき絶滅したかと思われていたような、帽子に覆面の愉快な男で、その
覆面どこに行ったら買えるん?とか聞いてみたいんですが、ともかくそれがスパナで襲い
かかってきたんですよ。あ、スパナといっても、アメが好きで「うち」とか言っててツナに
「酢花゜」と書いた紙みせたあの人じゃないですよ?(そっちのスパナで襲いかかられたら
むしろ怖いだろ)
 水原さん素早く竹刀を取り出して燈馬君の前に立ちはだかってかまえました。さすが
女剣士だけあります。
 男、さんざん滅多打ちされてほうぼうのていで逃げ帰りました。
 で、燈馬君は大したリアクションもせずに車を見て回っていて、これはなざささんの車
ですね、と言っています。いやもうちょっとリアクションしてあげようよ。
 そのなぎささんというのはサスペンスの女王と言われた女優さんで、それだけでもう
誰から名前とったか明らかなあたり、NHKもだんだんいい感じにこわれてきていると思います。

 一方そのなぎささん。
 とってもらったホテル部屋がシングルだとかいってマネージャーに怒りくるっとる。若手女優の
方はスイートだとか自慢して立ち去って行きましたが。
 ところでキミはスイートスイート連呼しているが、スイートとは本来どういう意味か知って
おるのかね?

 スイートとは一続き、という意味で居間と寝室が一続きになっている部屋を意味するんだよー。
スイーツとは関係ないからねー。

 さてさて。
 このなぎささんも相当わがままっぽい人で、ギャラが少なくなったとか、そろそろ落ち目とかいう
のが大いに不満らしい。
 で、サスペンスの女王が健在だということをアピールすべきという、よくわからんマネージャーの
提案で、先日の車へのいたずらがあったことなどを利用して、ストーカー被害を作り上げよう、と
いうことになりました。
 そこで問題なのが、どうやったら警察も巻き込んで大騒ぎに出来るか、ということ。
 いやいやたくらむのは構いませんが、警察を騙そうとすると後が怖いですよ。

 マネージャーはもってこいの刑事を知っていると言いますが…。

 あるマンションの一室にやってきた、やたら濃そうな刑事。いきなり「遺体はどこだ!?」
鑑識さんに「今回は物取りです」とか言われてるんですが、油断するな!とか家政婦はいるか!?
とか。家政婦なら見たとか言いたいのか。家政婦は古いぞ。今は執事の時代だ!(それも違う)
 ともかくこの刑事がやたら事件をでかくしたがる人だというのはわかりました。人読んで火サス刑事(デカ)。
 そこへ被害者が警察に来ている、という電話がかかってきて火サス刑事は警察へ戻ります。着メロまで
火サスか。よく使用のOKでたな。
 ともあれ、なぎささんの本名は「おだまり」というのですが、それを見てなんか気が強そうだとか
勝手に言ってます。お前は姓名判断師か。
 っていうかこの脚本家絶対ハイスクール!奇面組読んでただろ。

 被害者があのなぎささんだと知って驚く火サス刑事。無理もありません、サスペンスの大ファンで
彼女の出演作はすべてタイトルをフルで覚えるほど大好きなのですから。ってよく言えたなこのタイトル。
 サスペンスものはどうしてあんなにタイトルが長いかというと、大体の内容をわかるようにするため
らしいです。番組例えば一時間すぎてから見ても難なく入って行けるようにという工夫がこらされている
のだとか。
 でも出演者見ただけで犯人がわかってしまうとか、そういうのはちょっとやり過ぎな気もします。
 あと女優さんの入っている温泉はなんでいつもあんなに濁ってるんですか?(おい)

 ともかくなぎさはストーカーに襲われて右手を負傷したと話します。
 昨夜は血のついたナイフが郵便受けに入れられていたとか。
 普通はここで鑑識に回しますが、さすがは火サス刑事。誰かもう一人殺されている、とか
ものすごい発想をし始めます。お前これでよく今まで刑事やってこれてたな、むしろ。
 殺人事件と聞いてうれしそうななぎさですが、火サス刑事は次の瞬間「すべてわかりました」とか
言っています。

 あなたの夫の愛人の仕業です!これは旦那さんを刺したものです!

 うんまあそういうこと言う前に調書見て、彼女が既婚者か独身かくらい確かめようや。

 笹塚が水原父に、火サス刑事に任せていることについて一抹の不安を話しているのですが、
父は火サス刑事を信用しているらしく任せるつもりみたいです。
 ところが…。
笹塚「被害者の車を損壊した犯人を目撃した奴を事情聴取するようです」
父「ああ、いいんじゃないか」
笹塚「いいんですかー?」
父「なんだよ」
笹塚「水原加奈という高校生だそうですが」
父「ああ、水原加奈って…えぇぇぇ!?」
 笹塚、父の扱いわかってますねー。

 ところがなんか普通に調べるのかと思ってたらいきなり記者会見開いてますよ。ストーカーに
襲われたなぎさ、みたいにでかく。しかも、水原さんも同席させられてる。意味わからん。
 そしてその新聞の写真は水原さんがでかでかと掲載されていたことに不満のなぎささん。
 なんか、怪盗KIDの扱いがでかすぎて今度こそは自分が載ってやると意気込んでいたら、
コナン君に出番とられちゃいましたみたいな、園子のおじさん的ポジションの人ですね。
 怒り狂ったなきさは、もっと事件を大きくしてやる、とか言ってます。アホじゃないですか
この人。
 これで一時注目されたとしても、肝心の仕事増やさなきゃ意味ないじゃん。

 一方で水原さんは学校で注目されてやりづらそうだー。
 そりゃあんだけデカデカかかれればねぇ。
 燈馬君はフォローしているんですが、水原さんは載ったことが不満なんじゃなくて、
載るとわかってたらもっと身だしなみに気をつけていたのに、ということらしい。やっぱり
そういうところは乙女心があるのですね。

 さてさらに一方で。
 火サス刑事、何をしているかと思えば、逃亡には豪華客船だ!とかいって一日中
見張ってました。
 …この税金泥棒がっ!

 水原さんと燈馬が帰ろうとしていると、一日無駄足を踏んだことにも気づいていなさ
そうな火サス刑事がやってきました。
 そこへ電話が。
 なぎさが駅のホームで何者かに突き飛ばされて、危うく殺されそうになったというのです。
 で、水原さんについてこいというのですね。なぜなら事件に女子高生はつきものだから。
 んで燈馬君も、名刑事についてくるドジな見習い役だそうです。
 おいおい逆だろ。無能な刑事の後ろから事件解決を指摘する名探偵だろ。
 あっ誰かの関係に似ている。毛利小五郎とメガネ小僧に。

 駅でなぎさが突き飛ばされた時にたまたまマネージャーは離れて電話をしていて、あわてて
犯人を追っかけたのですが捕まえることはできませんでした、と。
 火サス刑事、時刻表トリックか!とかいって華麗に無視されてます。
 で、燈馬君はどんな服だったか、何色だったかを聞いていますが、マネージャーの証言はかなり
あやふやです。
 多分燈馬君の中ではわかってたんじゃないかな。
 何度か襲われている人がなぜ、安全な車などを使わず、わざわざ電車なんか利用しようとして
いたのか、ということを。

 なざきさんがドラマを撮影している風景を見ながら火サス刑事は、ドラマにはロマンがある、
とか言ってます。
 夢と希望を持って警察に入ったら、実際はとてもくだらない事件ばかりでつまらなくて、一時期
やめることも考えたと。ところがサスペンスドラマに出会って面白かったからなんかはまった
っぽいです。
 お前、「キイナ」の雅にどやされるぞ…っていうか現場の警察官にも怒られるぞ…。
 つーかくだらないと事件をさして言うけれども、ドラマ顔負けの事件だとか、もっとドロドロ
したのとかあると思いますけどねー。その前にくだらない事件なんてないんだよ。

 ともあれ燈馬は何となくそのロマンが理解できるみたいで、水原さんに聞いていますが、
こっちはまったく理解できない様子。

 一方でなぎさは、本当に駅のホームで突き飛ばされたとマネージャーに怒っています。
どうやら、彼女の知らないところで事件が独り歩きしはじめていますね。
 
 駐車場で電話がかかってきたなぎさの頭上に花瓶が落ちてきます。火サス刑事が声を
かけたことでギリギリセーフだったのですが、なぎさはどうやら本当に事件であることを
自覚してやっと、やばいかもということに気づいたみたいです。
 上を見上げた燈馬は人影をそこに見ます。

 燈馬、自分の部屋で調べ物をしつつ、これまでのことを考えています。やっぱり彼も、
全部じゃないけど一部はなぎさの狂言ではないかと疑っている様子です。
 駅のホーム云々の話はマネージャーがしたのではないか、と指摘していますが…。
 で。
 今度はそのマネージャーが襲われたらしい。
 うわごとで、「明日、えびす埠頭、正午、黒い革ジャンの男」とマネージャーが言うのを
聞いて火サス刑事、その場所に向かいます。
 ここで思ったんですけど、なんで彼はひとりで動いているのか。
 あとそのマネージャーのうわごと、どう考えてもおかしいですけど。

 石原裕次郎ばりのポーズで、埠頭に待機してる火サス刑事。
 お前はアホか。
 時間になり、本当に革ジャンの男が現れたのを見て、あわてて飛びかかりますが…なんと
これは生放送の番組だったんですよ。
 つまり彼はまんまとハメられたってわけです。

 というかこの時点で、こんなこと仕組めるのはマネージャーしかいないと思うのですが…。
 生放送見てびびってる水原父と笹塚が面白かったです。

 そういうわけで水原父にメチャクチャ叱られた火サス刑事。
 そりゃそうだ。
 鑑識からの報告書も読んでなかったみたいですね。これは刑事として致命的ですよ。
 報告書には、ナイフについていた血は輸血用のものであったと書かれていました。また、
なぎさのケガも、マネージャーに頼まれて医者が書いたもので、実際にはケガはしていない
様子。
 つまりすべてはなぎさの狂言だったと警察は判断を下したわけです。
 報告書さえ読んでいればこんな失態を晒さずに済んだのにねぇ…。
 というわけで、火サス刑事はしばらく自宅謹慎。なぎさは狂言だったと大きく報道されて
しまいました。
 いくら本当に殺されかけたのだ、と言っても、オオカミ少年なわけですから誰も信じて
くれません。
 そりゃそうだ。

 燈馬は、もっとひどいことにならなければいいが…と何かを心配しているようです。
 これで水原父も新しい証拠がないと動けなくなってしまった。完全に(犯人に)してやられた、
と指摘。
 つまり燈馬君は本当に犯人がいる、という風に思っているようですね。

 ぼーっと家でテレビを見ている火サス刑事のところに燈馬と水原が来ました。
 なぎさが失踪したらしいです。
 やる気のない火サス刑事に、「刑事が人の危険を見捨てるの?あなたのロマンって
それくらいのものなの!?」と水原さん、しかり飛ばしています。
 で。
 火サス刑事、ドラマを見ていて何かに気づいた。
 サスペンスの聖地、断崖だ!と。なぎささんにとって最高の演技ができたのがこの
ドラマの断崖らしい。聖地とかさぁ…。いやいいけど。

 一方こっちは断崖でぼーっとたたずむなぎさ。そこにマネージャーきました。いや、ナイフで
刺そうとかしてますが、もしくはそれで脅して飛び降りさせるつもりかもしれないけど、なぎさも
死ぬ気で抵抗するでしょうし、そうなると普通に飛び降りたのと、もみ合ってて突き落とされたのは
違いますからすぐわかりますよ。アホかお前は。

 やっぱりこのマネージャーが犯人でした。
 そこに颯爽と現れたるは火サス刑事!
 なんかかっこよくしゃべってるけど…ってイヤホンで燈馬の言うこと聞いてしゃべってるのかよ!
 自分の悪いところも燈馬に言われて言いにくそうに、「私は暴走癖があるから利用するには
もってこいだった」とか言ってるのが面白かったです。

 つまりマネージャーはギャンブルで、なぎさのお金を使い込んでいたのですね。ギャラが少なく
なったんじゃない、彼が横領していたからでした。
 それでストーカー事件をでっちあげて殺すつもりだったが、変な方向にいってしまったので今度は、
狂言だったことをばらして、それを気にして自殺ということにするつもりらしい。
 
 つーかマネージャー今度は拳銃取り出すとか、どんだけ武器もっとんねん。
 おおっと火サス刑事も拳銃取り出した!お互い腰が引けてて笑えます。
 つーかお前それ警察から支給された銃じゃねーじゃん。
 危機一髪、水原さんがスリングショットでマネージャーの銃を弾き飛ばし、そこに火サス刑事が
「エンディングパンチ!」とかいってパンチ炸裂。おいおい誰がいきなりサスペンスものから
格闘ものにしろといった。
 つーか早く手錠をかけなさいっての。
 ちなみに火サス刑事の拳銃はおもちゃでした。一番の功労者は水原さんだと思う。

 2人がいい雰囲気になっていて、燈馬、そこになんかキラキラバックを見てきょとんとして
目をこすっていたのがかわいかったです。
 ともあれ一件落着。犯人は本当にいたのだから、警察も面目躍如といったところでしょう。

 そしてしばらくすると、なぎさの婚約報道が。
「お騒がせ女優婚約!相手は…やっぱりお騒がせ刑事」とか。
 ロマンをロマンスにかえちゃいましたねって燈馬言ってたけど誰が落ちを言えといった。

 次回はタイムスリップらしいです。
 …水原さんが見た夢、みたいなオチのような気がするのは私だけでしょうか…。
 あと絵の消失トリックは何となくわかるような気がする。ヒントは反射。
 これだけいってて違ってたら、あとでこっそりここ削除しときます。



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