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ヴォイス
〜命なき者の声〜

第8話(09/03/02)

 ねぇどーして!?どーして口笛はなぜ遠くまで聞こえるの!?
 おしえておじいさん!
 フッ、加地君より先に言ってやったぜ!
(せんせー、氷河さんが壁に向かってブツブツ何かいってます)

 今回の始まりは火災現場。
 倒れている人がいて、その人はカーペットを抱きかかえてます。その中から出ているのは
子供の足です。
 かたわらには、焼けたキーホルダーが。
 
 これ、脚本家の方には悪いけど、見て大体状況は見当つきました。
 決して脚本が悪いとかそゆんじゃなくて、「め組の大吾」読んでたら大体分かる。

 さてさて。
 「CSI NY」のDVDが出ています。
 えー、加地君の「どーして!?」が出る前に簡単に説明。

 「CSI:科学捜査班」シリーズはアメリカでERにつぐ(と私は思っている)大人気のドラマで、
2000年から続くシリーズです。
 出ているDVDタイトルは以下の通り。これはDVD買いたいと思ってる私用のまとめでも
あるので読み飛ばしていただいて結構です(笑)。
 CSI:科学捜査班     DVD BOX-T DVD BOX-U
 CSI:2 科学捜査班   コンプリート・ボックスT コンプリート・ボックスU
 CSI:3 科学捜査班   コンプリート・ボックスT コンプリート・ボックスU
 CSI:4 科学捜査班   コンプリートDVD BOX-T コンプリートDVD BOX-U
 CSI:5 科学捜査班   コンプリートDVD BOX-T コンプリートDVD BOX-U
 CSI:6 科学捜査班   シーズン6 コンプリートDVD BOX-1
               シーズン6 コンプリートDVD BOX-2

 CSI:マイアミ       コンプリート・ボックス1  コンプリート・ボックス2
 CSI:マイアミ2     BOX-1  BOX-2
 CSI:マイアミ3     BOX-1  BOX-2
 CSI:マイアミ4     コンプリートDVD BOX-1 コンプリートDVD BOX-2
 CSI:マイアミ5     コンプリートDVD BOX-1 コンプリートDVD BOX-2

 CSI:ニューヨーク    コンプリートDVD BOX-1 コンプリートDVD BOX-2
 CSI:ニューヨーク2   コンプリートDVD BOX-1 コンプリートDVD BOX-2
 CSI:ニューヨーク3   コンプリートDVD BOX-1 コンプリートDVD BOX-2

 CSI:7 科学捜査班 と CSI:マイアミ7はまだDVDになってないようです。
 全部買うと30万近くいくんですけど…。

 ともかく、そのCSI:NYのDVDを持ってですね。
「どーして!?どーして同じもの2つ持ってるの!?」と聞くんですよ加地君が。
 うぬぅ、今回はカエルの指人形とともに裏声できたか!

 加地 の レベルがあがった
 加地 は 裏声どーして を おぼえた!
 加地 は 指人形 を 手に入れた!
 桐畑 は 無視した!
 
 桐畑君によるとDVDが2つあるのは、保存用と見る用らしいです。
 そうすっと加地君は、中見必要ない、箱だけでいいんじゃない?と。
 それも一理ありますよね。
 だってずっと置いとくんだよね。
 っていうか私は間違えて2つ買ったことはあるけど保存用に買うっていうのはないなぁ。
置き場所も金もないし…。
 
 ここに秋ちゃんがいないのは、海外研修のためのレポートを書いているかららしいです。
アメリカでの研修に行きたいと頑張ってるらしい。えらいなぁ。
 まあここに秋ちゃんがいたら「めんどくさい!」の一言で斬って捨ててたと思いますが。
 桐畑君もアメリカに行きたかったみたいなんですね。CSIの舞台だそうで。へぇー。
 彼はCSIに出会ってから法医学を目指したとのこと。
 今回の話でやたらCSI出てきたんだけど、そう言われると見たくなるんですよね。っていうか
DVD出過ぎだろ。買うの大変だよ。
 私も昔1話だけ見たことがあります。それまだシリーズが始まったばかりで、本当にシリーズ1の
第1話だったんだけど、ぜんっぜん覚えてねーや…。レンタルして見たんだけど忘れちゃったなぁ。
 銀魂もこんな風にシリーズで続くといいなぁ。銀魂マイアミとか銀魂マンとか銀魂Zとか帰って
きた銀魂とかテニスの銀魂とか。
(途中からものが変わってる)
 で、加地君。
 羽井君に「あけちゃってー!」とか。お前それはねーよ。友達の家で、新しく買ったテレビのリモコンに
ついてるビニールを勝手にはがすのと同じくらい悪質だぞ!
 
 さてそれから。
 秋ちゃんは今日の実習を桐畑君に代わってもらっています。研修のための面接があるからだ
そうです。
 頑張ってほしいですね。

 運ばれてきた遺体は今成さんというらしくて、誰かが「(火事の出た)家族と苗字違いますね」と
言うと刑事が「家族と同じじゃないといけないルールでもあるんですか」
 めんどくさい!この人めんどくさい!
 つーか刑事としてそこは疑えよ!

 この今成さんは最近引っ越してきた独身の人で、なぜこの現場にいたかはわからない。
 そして、そばに落ちていたキーホルダーは焼け焦げていて、火に近い場所で一度落とした可能性が
あるとのこと。
 そして、放火の可能性もあるそうです。
 解剖していくうちにやはり、一酸化炭素中毒で死亡したというのは分かってくるのですがそれとは
別に、今成さんが肝炎であることがわかり、佐川は皆に注意を促します。

 桐畑はこの今成さんの肝臓サンプルを運んでいるのですが、遺族が「放火に決まってます!」と
廊下で泣き叫んでいたのに気を取られてうっかり棚に腰をぶつけ、サンプルを落とし割ってしまいます。
 気持ちはわかるがよそ見はいかんぞ。危険なもの運んでいるという自覚が足りんなぁ。
 私も棚に腰ぶつけるとかしょっちゅうありますが、よそみじゃありません!わき見です!(同じだ)

 落したサンプルをあわてて拾っていると佐川が「ちょっと待て!」とすごい勢いでやってくるの
ですが、桐畑君は叱られると勘違い。ガラスのかけらで手を切ってしまいます。
 おいおい、大変な事態だぞそれ。
 水道で佐川が桐畑の手を洗い流しているんですけど、多分ここに至ってようやっと彼は、自分の
対応が間違ったことに気づいたんじゃないですかね。
 こういうサンプルを落とした時は絶対手で拾ったらあきまへんよ。
 私らでも実験の時にはものすごい念を押されましたし、教授から。
 
 そういうわけで、肝炎の感染の疑いがある桐畑君はそのまま入院、翌日からは自宅待機と
なりました。
 佐川も上司に報告して、責任は自分が取る、と言ってます。
 大変だよなぁホントこういうことが起きたら。
 ただ上司が、生徒の自主性を重んじすぎるからこういうことに〜とか言ってるけど、それは
関係ないでしょう。単にヒューマンエラーですわ。年に1、2回はこの手の事故はあるよ。
よくないことだけど。

 皆は桐畑君を安心させようと励ましてますけど、本人は余裕ないよなぁ、実際。
 秋ちゃんも駆けつけてきましたよ。

 羽井君の母のお店で皆話してます。
 ありがたいなと思ったのはここで、肝炎が簡単にですが説明されること。
 それによれば肝炎には2種類あり慢性肝炎の方は、数年かけて肝硬変や肝細胞癌に
なる可能性があるとのこと。もう一つは劇症肝炎。8週間以内に肝機能異常を起こし、
死にいたることもあるとのこと。怖いのは劇症の方みたいです。亜急性型とかだと救命率
10%以下とか。
 医学を知ってる人だともうホント、笑っていられない状況なんでしょうね。
 桐畑君が、結果にかかわらず法医学を辞めると言い出すのもわかる気はする。

 秋ちゃんは自分が代理頼んだから、みたいなこと言ってますが、そういうものでもないと
思うし、なんていうかそれもまた桐畑君に失礼な気もするなぁ。
 ともかく夏井川さんが、解剖しないと感染していることとかわからないから、慎重さが必要と
注意を改めて行っています。救急医療の現場でもそうなんですが、治療にあたっていて患者が
何らかの感染症を持っているとわからず、感染してしまうというのはあるらしいです。
 本当に大変な現場ですね。
 
 さて…。
 肝心の、事故の方ですが、火災原因はストーブの消し忘れ。今成さんのせいではなかったのです。
皆、「放火とか言っておいてストーブかよ」とあきれ顔。
 今成さんはどうしてあの家にいたのか、どうして子供をカーペットにくるんでいたのか、火の粉から
守ろうとしたのか、と加地君は言ってますが。
 羽井はどうでもいいって言うんですね。今成さんが肝炎だったせいで桐畑が苦しんでるんだぞ、って。
 いやあそれはそれだけど、どうでもいいことでもないと思うよ。
 今成さんが肝炎だったのは事実だけど、感染してしまったのは取扱いがずさんだった桐畑君の
せいでもあると思うし…。危険性を理解してなかったということですよ。
 桐畑君を責めようとは思いませんが、だからといって事実追及をやめていいってのは違うと思います。

 加地君は調べに回ってます。
 最近就職したという警備員の仕事で同僚に聞きに行ってます。
 彼はふだんから無口な人で、警備に回る時に、たった10分20分いなくなるだけでも必ず、コタツの
電気をきちんと消してたと。ただし自分は決して入らずに、イスに座ってずーっと新聞に何か書いてたと。

 えっ…私もトイレ行くなら別ですけど、5分以上席はずす時には必ず、コンセントからして
抜いてましたよ、コタツ。だって火災になる可能性はあるわけだし。
 まあともかく、彼は詰将棋をしていたことがわかるんですね。新聞に載っているのを一人コツコツと
といてた。
 ここで加地君、石末君に将棋つよい?とか聞いてるんですが、石末は「お前よりは強いんじゃない」と回答。
どうして、と聞くと、お前勝負以外のことに気を取られそうだから、と。
 どーして歩の裏には「と」って書いてあるの
 どーして桂馬の動きはあんなおかしいの
 どーして王将の餃子はおいしいの
 加地君「全部正解してるねぇ」…って合ってんのかい!つーか最後王将しか合ってないよ!

 2人がこんなバカ話をしている一方で秋ちゃんは桐畑君のところに行ってました。
 彼はDVDを整理してました。ヒマだからだってさ。
 確かに家から出られなかったらそれくらいしかすることないよなぁ。これがCSIでなくて「24」
だったら24時間耐久鑑賞レースとかできたかも知れんけど。(多分そんな気分じゃない)

 桐畑君は、結果がどうであれ、自分はもう法医学をやめる、と言います。
 これまで死を他人事ととらえていて、台に乗る側になる意識なんてなかったと。今回初めて
真剣に考えて、法医学の表面的なことに憧れていただけだと気づいたって。
 うーん…まあショックだとは思うけれども私は、彼が決してふまじめだったとは思わないん
ですけどね。
 蕪木さんをずっと手伝っていたけど、あれは根気のいる仕事ですよ。決して憧れだけで
こなせるものではないと思うし。
 彼にはそこのところに早く気づいてほしいなぁ。
 あと整理っていうかDVDを段ボールにつめてるだけやん、ってことにも気づいて欲しいなぁ。
フィギュアとかはそのまんまなんじゃん。

 さてあの刑事がやってきまして、今成さんは以前、科警研に勤めていたことがあると言って
います。
 科警研勤務ですか。すごいな。
 しかも火事を専門に扱うところだそうです。
 あの日も近くのコンビニで新聞を買っていて、火事という声を聞いて新聞はそのまま、お釣りの
70円だけ握りしめて走り出したらしい。だから所持金が70円というのはわかりましたね。
 で、キーホルダーに関しても、昔焼け焦げたものを持っていたというのがわかります。
 刑事は、こんなもの持ち歩くなんて気持ち悪いって言ってるけど、故人がどういう思いでそれを
持っていたかもわからないのにそんなこと言うなんて、失礼だと思う。
 私はこのキーホルダーは何かの教訓とかで持ってたんじゃないかな、と思うんですが…。
 加地はどうしてこれを持ち歩いていたかが気になります。
 何か大事なことを見落としている気がすると。
 けど石末君は「今回はもうやめとこうぜ」って言うんですね。多分桐畑のことがあるからだと
思うんですけど。
 秋ちゃんも、彼が法医学やめるって言ってるからと落ち込んでます。
 いや加地君がいろいろ言ってるとおり、こんなことになったからって事実から目をそらしては
いけないと思います。
 今成さんは自分の危険をかえりみず火災現場に飛び込んだ。そんな彼の最後の声をどうしても
拾いたい。
 加地君はそういって調べに出かけていきました。

 科警研にやってきた加地君は、今成さんの部下だったという矢野さんという人から話を聞いて
るんですね。
 つーか今成さん定年退職!?ってことは60過ぎ?それにしては若いように見えたけど…。
 ともかく、詰将棋が好きだったこと、ひとりでずっとやってたこと、そして、CSIのDVDをもらった
ことを加地君聞いています。
 俺にとってはこれは今成さんの形見です、という彼に加地君は、B型肝炎だったということを
知っていましたか、と何気なく聞くんですね。
 矢野さんの顔色が変わりました。
 なんかあったんですかね。

 元気のない秋ちゃんを佐川先生がお茶出して励ましてました。
 君達を見ていると学生時代のことを思い出すって。
 あーすればよかった、こうすればよかった、そんなことばっかりだって。でも、立ち止まってしまったら
ダメだと、今何ができるか、何をすべきか、目の前にあることをたんたんとやるしかない。けれど、そう
することでいろいろと見えてくるって。
 羽井君にも夏井川さんが話をしてるのですね。
 注意を促す時に夏井川さんは、私の友人にも解剖中に、遺体の結核に感染してしまった人がいる
と話したのですが、その人は今でも仕事をしてるって。
 この仕事には少なからず、感染症にかかる覚悟はいる。リスクを承知でないと出来ないって。
 実はその「友人」とは夏井川さんの父だったらしいです。
 今でも監察医やってるよ、と言われて羽井君はどう思ったでしょうか。

 石末君も親しい看護師さんに、もし桐畑が感染してたら最高の医療を受けさせてやりたい、
と話してます。
 そこにぱぱりん登場。
 なんと、結果がわかって感染してたらすぐ私に言え、感染症の名医に紹介状書いてやるって
言うんですね。
 なんだいいぱぱりんになったじゃん。死ぬんですか?←失礼だから
(悪い人がいい人になると、映画だと死んだりする)

 結局皆が皆、自分のやり方で桐畑君を心配してるんですね。
 いい人達ばっかりやー。

 それで加地君らは次に、矢野が教えてくれた、今成さんの上司であった三島さんという
人を訪ねています。
 あれ三島さん。こないだまで北洋病院の院長されてませんでした?ライバルは野口。
(それ医龍だから)
 三島さんは、今成さんの焼けたキーホルダーの理由を知っていました。

 あのキーホルダーは今成さんが初現場した火災現場において転がっていたものだそうで、
そこの火災原因は、親がこたつをつけっぱなしで出たことによるものでした。犠牲者は子供。
 親が子供の遺体にすがり泣き叫ぶ様子を見て今成さんは何を思ったんでしょうね。
 そうして、キーホルダーを見つけて拾い上げてじっと眺めていたとか。

 しみじみと、あいつが火災現場で亡くなるなんてなぁ、あいつほど火災現場に精通した男は
いなかったのに、と三島さんは言ってます。
 ということは逃げられない何かって言ったら変だけど、死ぬのを承知でとどまったという
ことですよね、その場に。
 いったい何があったんでしょうか。

 一方で蕪木さんは秋ちゃんとともに、被害者の爪から出てきたカーペットの繊維に注目。
 桐畑君はお母さんに電話してました。
 何があったか聞かれても言えないわなぁ。
 父のあとついで歯医者になればよかったのかなぁ、という桐畑君に母親は、そっちの方が
もちろん嬉しいけれども、初めて自分からやりたいと言ったことだったから嬉しかった。だから
好きなようにしなさい、と励ましてくれるんですね。
 泣き出す桐畑君。
 よしそこから一気に「俺…仕事で失敗しちゃって借金が…すぐに振り込んで欲しい」って
言うんだ!…振り込め詐欺か!

 皆のところに秋ちゃんが、カーペットを見つけた、とやってきました。
 特殊な加工がしてあって、燃えにくいものだそうです。けれどその分重たくて、7キロくらいは
あるんじゃないかと。羽井君がパパッと計算しててすごいなと思いました。
 現場のカーペットの写真を見て、何かの跡があるのに気付いた加地君。
 何か考えています。
 「救い出したかったんじゃないんだ」と。
 
 この時点で私の予想は当たってたなーと思ったんですが、残念だったのはこの後の展開
ですね。
 いや展開が悪いんじゃなくて、聞く余裕のなかった親がもったいないなと。仕方無いとはいえ。
 そうなんですよ、今回は加地君、死者の声を届けようとしたけれども、今はそんな気になれない
と遺族は拒否してしまうんです。
 息子は戻ってこないからって。

 そういうわけで戻ってきた加地君。
 教室で加地君は、もうやめるという桐畑君に、今成さんの最後の声を届けるのです。
 今成さん、海外はアメリカにしかいったことがないんだって。ラスベガス、マイアミ等など、と。
 桐畑君、すぐそれに気づいた。
 CSIの舞台だって。
 加地君はひょうひょうと、今成さんの方が、熱の入り方がすごかったよ。3セット買ってるんだ。
保存用、鑑賞用、そしてプレゼント用だって。と伝えます。
 おい、ひとつくれ。

 今成さんがB型肝炎になってしまったのは、矢野さんのせいだったらしいです。
 矢野さんのちょっとしたミスで、今成さんがケガして傷口から入ってしまった。
 それに責任を感じて矢野さんは引きこもりになっていたら自宅に、CSIが送られてきたのだそう。
家にいてもヒマだろうって。

 矢野さんは正直、今成さんがこんなことしてくれる人だとは思わなくてびっくりしながらも、
勇気を出して出勤した。
 そうしたら今成さんが、自分の身に危険が迫るなんて驚くことじゃない、それくらいの覚悟は
あると。申し訳ないと思うならこの仕事を続けろって言ってくれたから今の矢野さんがあるわけ
なんでしょうね。

 今成さんが火事現場に駆けつけた時、不幸なことに子供はもう死んでしまっていた。
 その時点で今成さんは脱出すべきだったのでしょうが彼は、どうしても遺体を守りたかった。
 火災現場で子供の焼死体が親にどれだけショックを与えるか。
 たったそれだけの理由で彼は命をかけて現場にとどまったんですね。
 あえて「たった」というけれども、そんな遺体を守るために現場に残るなんて、簡単にできる
ことじゃないと思う。
 死を覚悟しつつ、この子には残される遺族がいると思ったって。
 今成さん最後までプロフェッショナルだったんだなと思った、と加地君は言いました。

 そうして、「ボク、検査の結果にかかわらず続けようと思います」と佐川に報告している桐畑の
姿がありました。

 後日皆が神社にお参りしている中、桐畑君が検査で陰性だったという報告が届きます。
羽井君、お賽銭に1000円も入れたってばらされてて笑えます。
 教室に帰ってきてからも、この人泣いてたとかバラしあいだし。
 もうそろそろ「ドラマ見てマジ泣きしてた」とか「靴を40回ローンで買おうとした」とかマジばらしが
始まるからその辺でやめときなさい。

 そうして、今成さんの墓にお参りに行くと、先に矢野さんがお参りしてました。
 矢野さんはとても晴れやかな顔をしていたので、まあいろいろ自分の中で決着つけた
部分があったんじゃないでしょうか。

 ラスト、そこにあの少年の遺族が来るとか、そういうちょっとした形でこの家族にも何らかの
救いがあるとよかったかなと思いました。
 息子は帰ってこなくても、その遺体を守ろうとした人がいた、ということを、亡くなったのを負い目に
感じるのではなくて、感謝として受け止めてほしいので。
 今成さん自身も責める気はなかったと思いますしね。
 加地君が死者の声を届けられなかったという展開はよかったけどそうするならフォローも
欲しかったな、と思いました。

 次回は石末君のぱぱりんにひと騒動あるらしいです。

 あと、ヴォイス動画配信のお知らせをやってました。
 ねぇどーして!?
 どーしてこんなにサービスするの!?どーして!?



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