多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→銭ゲバ


銭ゲバ

第3話(09/01/31)

 前回までのあらすじ。
 1話1回「銭ズラ」。
 そろそろ桂小太郎が「ズラじゃない、ヅラ…あっいや間違えた桂だ!」とでてきそうだ。

 うなされている風太郎。起きるとそこは部屋の中なんですが、様子的にどうやら
三國の屋敷で寝泊まり開始したようですね。
 つーか窓が。
 どこの監獄だってくらいバリバリに鉄格子入りすぎなんですけどこれ。
 んで風太郎、通気口かな?今どきこんな部屋あるのかよってとこのビスを外してその中に
隠しておいたお金を取り出して数えてます。これ一月後くらいにネズミにかじられてるな。

 起き出した風太郎はメイドに挨拶して食事。
 一方あかねは不満顔。
 朝食の場に風太郎がいないからです。家族じゃないから一緒に食べないと父に言われて
ますますご機嫌ナナメ。
 …あかねさんが風太郎のところに行けばいいと気づくのはどれくらい後なんでしょうか。

 ともあれ父はまだ怒ってますが…。

 前回風太郎が住みこむことになった時、お願いがある、と切り出しました。
 父はほれみろ金が欲しいんだろう、と言うのですが、風太郎のお願いは、給与はもらわなくて
いいから今の契約派遣の仕事を続けさせてほしいのだ、と言います。
 今の仕事が気に入っているし何より船見て感動したからと。
 そう言われれば父だって悪い気がしません。
 金が欲しいわけではない、とわかって一応許した形みたいですね。

 メイドは、あの時見かけた風太郎のニヤリ顔が気になっているようですが…。
 さてこのメイドの動きが今後の風太郎にどうかかわってくるかですよね。
 
 さて出勤すると、えーと派遣社員かな、解雇は不当とかのデモをやっています。
 大変だなぁ。
 風太郎はそれを無視。ムッとしたその中のメンバーが彼を引きとめてあーだこーだ
言ってるんですよ。

 ただこの人の言う、「格差社会を何とかしなければ」というのは正しいけれども、
風太郎が反論した「格差なんて昔からありましたよ。なくなりませんよ」というのも
また正論ではないかと思います。
 どっかの平等教育の、お手手つないで皆でゴールじゃあるまいし、差というものは
どうしても出てきます。
 それを平等に平等にというのではなくて、なんかもっとこう、できることはないんで
しょうかね。
 ともあれ、風太郎の様子を刑事2人が見張ってるみたいですが…。

 で。
 えーと前回の時計男。誰だ。忘れたから時計男でいいわ。この男が、風太郎のことを
文句言ってるんですね。あやしい、絶対目的は金だ、と。
 みどりを心配しているらしいですが、みどりは風太郎をかばっています。
 ただ一つだけこの時計男に私がカチンときたのは、まずしい人間が見返りなしに何かを
することなんてありえない、みたいなことを言ったことですね。まあ皆ではないともいいましたが。
 確かに風太郎は三國造船を乗っ取るという気持ちがあるにしても、あの食堂の人たちの
ように貧しくたって楽しく生きてる人はいるわけで。その意見は金持ちだからこそ言える
ものだなぁ。

 刑事の荻野さん、事件は会議室で起きてるんじゃないとか言ってるけどお前他局なのに
それ言っちゃっていいのか。来週から脚本家変わりませんか。
 で、出てきた風太郎を尾行してますが…なんと先に彼に襲いかかった男がおりました。
 うっわぁダメオヤジだー!
 金をたかりにきましたよー!
 ここで風太郎が「お前なんかに似とってたまるか」と言ってたけどこれどこの方言だろう。
「〜ずら」は山梨、静岡あたりで言うみたいなんですが…わからんのう。特に地域を定め
ないでやってるんですかね。
 ともかく、自分が三國家に入ってることまで知ってる父に風太郎はやばいと思ったんで
しょうか。
 父を殺そうとするけれども、昔のことを思い出して手にかけることはしなかった。
 風太郎は泣いていたけれども、父は多分その涙を理解できないだろうな。
 この父は罪悪感とか感じたことはないんでしょうか。どうして風太郎がこんなになって
しまったのか考えたことはないんでしょうか。
 恐らく風太郎は、殺す価値すらない、と父のことを位置づけたんじゃないかと思いました。
もう関わり合いたくもないと。
 銭ズラ、とつぶやいて風太郎立ち去ります。

 父親、座りこんだまま「面白いね」と言ってます。3回いったぞこいつ。
 そして荻野が彼に接触し、なんだあんたらという父に対して「わかるでしょ、雰囲気で」
 …保険の外交員さんですか?
 ともあれ荻野、「腹減ってるよね。…腹減ってるよね」なんで2回言った。なんで2回言った。

 風太郎が三國の屋敷の前に立っていたら時計男が声かけてきます。
 キミのことを認めないとかなんとか。
 いやあんたに認められなくても三國の父に認めてもらえばそれでいいと思いますけど。
お前はこの屋敷の権利書でも持ってんのか時計男。
 ま、これで風太郎は彼に対する警戒を強めたでしょう。
 正面切って何でもかんでもいうのが正しいわけじゃない時もありますわな。特に風太郎
みたく、手段を選ばない人間には。

 あかねちゃんといい雰囲気になってる風太郎ですが、ずっと一緒にしてくれるよね、という
彼女の言葉に「それはどうかな。俺貧乏人だしきっとあかねちゃんはふさわしい人と結ばれる
んだよ」とゆさぶり。
 なんかもう枝を狂ったようにゆさぶってる猿みたいな見事な心理的ゆさぶりだ。
 あかね、風太郎と結婚したいとか言い出しました。
 結婚なんだな!?血痕じゃないんだな!?(文脈わかんねーよ)
 また耳ふさいで風太郎言いたい放題ですよ。
 早くこの家の一員にしてくれよ、お前はそれまでの役目なんだからさーとか。
 …あの、風太郎さん。
 もしあかねちゃんが死んだとしたらあなた多分この屋敷追い出されますよ?いる理由
なくなるから。
 つーか盗聴器仕掛けられてたらえらいことだなこの部屋。

 で、風太郎はみどりに話して予防線張っておくことにしたんですね。ドラマ的には伏線と
いいますか。
 どうも時計男に疑われてるっぽいとかいって。
 みどりさんの恋人ですか?って聞いてあれは幼馴染とか言われたんですが、どちらかと
いうと恋人というより変人だな。変するコック。(古いワンピースネタを…)
 ともあれ風太郎は、みどりさんの言う通りにします、出て行けと言われれば出ていきますから
と言ってます。
 風太郎、今からでも真面目に勉強すれば心理学者になれそうな気がする。
 で、出ていきかけた風太郎をみどりまた船のパーティにさそってます。
 お前らパーティ好きだな!地上でやれよ地上で。このくそ寒い時にさぁ。

 一方すっかり忘れ去られていた風太郎の父と荻野ですが。
 なんか高そうなレストランで飯食ってた。つーかどんだけ食うんだ父!ピザ1枚は最低
平らげてるだろこれ。
 大衆食堂でいいのに、荻野さん…。
 どこまで本気か分からないけれども、ちゃらんぽらんな態度に荻野もイライラ。
 荻野の弟殺しの容疑とか話してもどこ吹く風みたいなんですね。
 で、父、席を立とうとする荻野らに質問した。
「俺の嫁だった女は死んだんですか」
 そんな風に奥さんのことを言えてしまう人間は屑ですよ。

 そりゃ怒るわな風太郎ちゃんは、とか父、池に向かって言ってますが。
 殺人のことについても父親だからか、風太郎がやったと確信している様子。
 「やったな、お前」とか。
 おい誰に向かってしゃべってんだ。カッパか、カッパがいるのか。

 パーティに出る前に風太郎、ロッカーに何かを入れてますが…。

 さてパーティに風太郎がやってくると、楽しく話していた連中が静まり返った。
あの時計男が話したんだと思う。
 なんていうか…風太郎を疑うのはともかくとして、証拠もないのに勝手にそうやって
決めつけて周囲に話すのはこういう、苦労したことないバカの悪いクセですわ。時計の
時もそうだったのに学習しないんだなぁこの人。
 で、ともかく風太郎があかねちゃんと乗り込もうとしたところ、あの抗議デモしてた男が
ナイフをみどりに突き付けて脅してます。
 風太郎、とっさに飛びかかり、乱闘になって刺されてしまうんですね、足を。
 そんで男は逃げたんですが…。

 男が、おかしいよあいつとか言いながら逃げてるから、おかしいのはお前の髪型だよとか
思いながら見てたら、どうも風太郎が刺すように仕向けたらしいです。
 なるほど。
 狂言ですか。
 時計男、彼の後をつけて、ロッカーから金を受け取っているのを見ました。つまり金を
払って風太郎がやらせたのだと確信したみたいですね。
 あー面倒なことになりましたね。この手の男ってひとつ見つけるとほんっとネチネチ
言うからなぁ。

 みどり、治療を終えて出てきた風太郎に駆け寄って「あなたを信じます。ごめんなさい」
って謝ってるんですね。
 ただ、置いて行かれた形になったあかねが唖然として見ている。
 なんか…みどりに対する嫉妬心といったら変だけど、あかねは不安を抱えたと思う。
風太郎の心がみどりに移ってしまったらどうしようって。
 んでみどりの絶対的な信頼を勝ち取った風太郎。
 多分彼の頭の中ではよさこい節とソーラン節がハイスピードで踊ってる状態だろう。

 さて杖をつきつつ仕事を終えて帰る風太郎、後ろから目隠しされて倒れてます。
また父の襲撃かっ!とか思ったら、あの食堂のおばちゃんでした。
 しかもまた風太郎強制連行された。
 はい、ここから今回のお笑いタイムです。
 よっ、待ってました!
 元気よく会話してる食堂の人たちに思わず笑顔になる風太郎。
 こういう笑顔もできるのになぁ。
 したらおばちゃんが「今笑った」と素早く反応。
 やっぱり…風太郎はここにいた方が幸せになれると思うのになぁ。

 風太郎の母親の話になるんですけど、いろいろ話していて「母は最後まで不幸だった。
何のために生まれてきたんだろう」と言った時に皆が、「それはお兄ちゃんを生むためだよ。
それで十分幸せだったんだよ」と言ってました。
 確かにそのとおりだと思う。
 風太郎がいたから多分お母さんは幸せだった。
 ただ、おっちゃんが、行方不明になっている兄も生きててくれれば、悪いことしてても
人さえ殺してなければいい、と言ったところで風太郎の表情が一変したんですね。
 仕方がないこととはいえ、そういうことならこの人たちのところにもいられないと。
ここは安住の場所ではないんだ、と風太郎には思えたんじゃないかと思います。

 で。
 また時計男がきました。
 公園で話してますが、刺された事件は金で男を雇ったんだろ、とか言ってこのまま
消えることを迫ります。自分の世界で生きろとか。
 ばーかーでーすねー。
 風太郎に正面からそんな話をすること自体危険だというのが分かってなかったのは
時計男の方でしたね。

 その夜、何かを埋める風太郎の姿が。敬語で話しているところからして、中見は
時計男だと思うのですが、その前にあかねちゃんとの意味深なシーンがあったので
恐らくそこに伏線が隠れていると思います。
 で、シャワーを浴びているのですが、メイドが置かれていた風太郎の服に土がついて
いるのを見てますます疑惑を深めます。っていうかメイドであっても人がシャワー浴びて
いるところにこっそり入るのはマナー違反だと思いますけど。

 んでまたうなされて飛び起きる風太郎。
 …おいおい、これまでのことが全部夢落ちだったらさすがに怒りますよ…?

 朝食の席に風太郎も呼ばれました。
 みどりの一件を聞いて父親が信じたらしいです。
 家族の一員になったらしい。
 んであかねちゃんの誕生日がもうすぐらしいんですが、彼女今年は欲しいものがある
とかで父に言ってます。
 風太郎と結婚したいと。

 あかねは「おくのて」を放った!
 父はしびれて動けない!
 みどりはまごまごしている!
 風太郎は隠れてニヤニヤしている!

 風太郎、「あかねちゃん、そりゃ無理だよいくらなんでも」と言ってます。
 …いくら専門店?(そのいくら「なんでも」じゃない)
 緊迫の続きは次回!




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