多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→オトメン(乙男)


オトメン(乙男)

第3話(09/10/27)

 いきなり冒頭からハリーポッターのBGM全開ですよ。魔法勝負でも始まるのか。
 
 飛鳥母、どっかの夫婦と話し合っています。
 おやあなたは銭ゲバでも金持ち役で登場した方ではありませんか!今回も金持ち
役か!うらやましいのぅ!
 娘が結婚して殺される役(自分も)と、孫が婚約するも最後にフラれる役と、どっちが
いいでしょうね。(悲惨な役ばっかりじゃねーか!)

 というわけでなんか、その夫婦と、飛鳥母と飛鳥がいるところに、変なロリータっぽい
女の子が来るのですが。
 顔が出る前にシーン変わってしまいました。なんだよもう…。

 その前の日のこと。
 大会まであと16日となり、皆が鍛錬に励む中、マスコミのインタビューを受けている人の
姿が!おおっ、これは飛鳥…ではなくてカツオですね。
 何してんだてめぇ!補欠にもなれない人間がなんでインタビュー受けてる!?
 しかもオシムのつもりとか字幕出ないとわからない微妙なモノマネをするな!

 で、りょう父がにこにこしながらやってきて、怖い顔になって「今すぐ去れ!」って一喝
してたのは笑えた。カツオ、吹っ飛んだよ!
 で、倒れてるカツオをとーのみねがふんづけてて「散れ!今すぐ!」って言ってて笑えた。
 お前は千本桜の使い手か!(byブリーチ朽木白哉)
 その後大和がカツオに「気にするな!」ってタメ口ですよ。
 ああっ、剣道部の中でのヒエラルキーにおいて、カツオが最下層に移動しつつある!

 飛鳥母の秘書が母に、校内からオトメンはいなくなりましたとか報告してます。ああ、
前回の話か。
 でも母は、「お前それ一体いつの話だよ」的な、かなり前に、りょう父と、飛鳥が器用
不器用って会話したことだとか、あのハンバーグのっけた「てっぺんカレー」のことだとか思い
だして、どーも何かに気づいた様子なんですね。
 いやな予感がするのぅ。
 そして母、あれは父親が昔作っていたカレーだと気づく。

 飛鳥の方は写真撮影してるけどなんかもうすごいなって感じですね。
 犬をだっこして写真撮影するのはいいけど、犬思い切りのけぞって嫌がってたがいいのか。
 黒川が花持ってきたのも笑えました。出番こんだけー!!!!!

 充太は飛鳥に、今りょうとはどうなのよん、って聞いてます。
 りょうちゃんはケーキ選びに夢中。
 どうなのもなにも、健全な午後9時台のドラマで出来ることといったらたかが知れていると
思いますが。
 充太は進めたいみたいですけどねー。
 飛鳥は、あいあい傘したってだけでポッてなってるくらいだからこの先、進展するとか無理だろ。
多分コボちゃんの妹が生まれる方が早い。(お前そんな時事ネタを)
 今のままじゃただの友達だよ、そろそろ告白する時なんじゃない、とたきつける充太。
 そしてりょうが選んだケーキは「リンゴのタルト、あいまいラブ」というタイトルだそうです。
 コックが説明してました。
 このクソコックがー!!!!(正確にはパティシェ)

 その夜、飛鳥はあみぐるみを作っています。
 母親がいるんだからドアにカギくらいかけておけばいいのに。
 母親がやってきたのであわてていろいろと隠し、部屋を散らかす飛鳥。大変ですなー。
うちの部屋なんか小細工するまでもなく、常に床など見えませんが。(その前にオトメンだった
ことがあるのか)
 でもあみぐるみが割とあっさり見つかってるあたり、飛鳥はアホだと思います。もっときちんと
隠せよー!
 母は、女の子からのプレゼントだと思ってるんですが、そのあみぐるみをいきなり殴ったり
するのはやめようか、母!お前はネネちゃんか!
 なんか作ったのがあのカレーだったりするあたり、探り入れてるっぽくもないですけどね、母。
 で、いきなり飛鳥に「いくつになったんだっけ」と、母とは思えない発言をする母。
「恋愛はすべて幻想なのよ」と、いきなりこの世の恋人たちの存在全否定発言です。
 まあ自分とあの父親が大恋愛の末に結ばれたけど、結局離婚してこんなことになってる
現状を思うと仕方ないのかも知れませんが、自分がそうだから他人もそう、という思考しか
出来ないあたり、この母親も大概です。

 そういうわけで勝手に飛鳥のフィアンセを決めてきた母。明日会いに行くらしいです。
 子供の運命を決めることが必ずしも幸せではない、というのには残念ながら気づいていない
ようです。
 飛鳥は優しい人だから、自分がオトメンだということを母が知ったらまた傷つけてしまう、と
思っているようですがねー。

 さてさて。
 学校にて、夢子先生がきて、いきなり帰国子女だった頃の話をしています。
 CTUとかいう、なんかパソコンに組み込まれてそうな名前の高校(それはCPU)に国際部が
新設されて、そこと姉妹校だから交換留学制度があって、それで一名留学生を選びたいらしい
です。
 何度も言いますが、他のクラスはいないんでしょうか?
 カツオ、行きたそうな感じです。
「俺ってクォーターじゃん?」
 …クラス中がめっさ冷たい目で彼を見ています。今なら視線で攻撃できそうです。
 なんのクォーターだ。東京人と埼玉人と千葉と茨城の血でも入ってんのか。
 そんで唐突に夢子は自分の留学時代の話を。
 まあいいんだけどなんでBGMが Footlooseなんだ。
 長い目で見ればこの作品にピッタリといえなくもないが…。
 ともかく彼女は留学した先で、ひとりの男子生徒と出会ったと。
 そして彼とは日本で再会したらしいのですが、それから先のことはまた別の話だそうです。
限りなくどうでもいいな!

 道場ではりょう父と飛鳥母が気になる話をしています。
 内容からすると、どうもりょう父の転勤が決まったような感じなのですが…。

 英語の授業やってるノッチさんだっけ、この先生が、実は夢子が留学先のCTUで出会った
相手だというのがわかります。
 バスケの応援を夢子先生してたみたいですね。
 つかバスケメンバーを出演者で間に合わせるな!

 放課後になって、りょうは飛鳥を呼びとめるんだけど、そこに母が来て空気読まずにせかす
ので、りょうは遠慮して何も言わなかったんですね。
 おおっこれは少女まんがには欠かせない展開!
 飛鳥は正装に着替えて車に乗り込もうとするのですが、そこにとーのみねがやってきて、
「大会を前にして休んでいいのか」ということを言うわけですよ。
 まあ仕方ないからってことで飛鳥は行くんだけど。
 とーのみねは自分にも厳しいけど他人にも厳しいから、悔しそうな感じで見守るわけですね。
 そこにやってきました雅さん。前回の登場時間は約2秒でした。
 雅は、「ほっとかれるのが悔しいんでしょ。強くなればなるほど、相手は寄り付いてくるわよ」
って珍しくまともなこと言ってて、とーのみねは「女!なかなかいいことを言うな」って感心
するんですね。…お前もいい加減名前覚えてやれよ…。
 で、雅が喜んでまた振り返ると、とーのみねはさっさと剣道場に向かってました…。

 さてさて。
 ミラ先生が、らぶちっくの最新巻を読んでて、担当が感想を聞いてるんですね。まあ普通
こんなことはないんですが。(読者としての感想はあってもマンガ家として方向性を聞いたり
とか、できを指導してもらってのはないです)
 ミラはこの飛鳥は恋に憶病ね、と指摘したあと、充太の連絡先を聞いています。
 ま、中を読んでいろいろと心当たりがあったからだろうとは思うのですが…。

 そういうわけで見合いとなりまして、あの子が登場となります。
 豪邸の割にはメイド一人もおらんのか。
 あの夫婦自ら出迎えとるじゃないか。
 フィアンセの名前は入香というらしいです。ああ、蘇我の。…それ入鹿。
 ロリータの服に頭には大きなリボン、人形抱いてます。17歳でこれを素でやってるの
だとしたらまず病院連れて行った方がいいと思います。

 その頃充太はこっそりついてきていて、業者の人が入って行った通行門から一緒に
入っちゃってます。いいのか。
 しかも入っておきながら「(警備)大丈夫かこの家」とか。お前が言えることかー!

 そこにミラから着信ですよ。
 ミラは、らぶちっくの話について、今後どういう展開になるのか、と聞きます。
 充太は、恐ろしい母に飼いならされていく母とか考えてると、こっちも結構恐ろしい
ことをサラッと言います。
 ミラは、ファンの言葉として聞いていただけるかしら、と前置きした上で、「飛鳥はどこか
寂しげな印象を受ける、もっと正直に行動して欲しい。我慢の上に成立する幸せなんて
ない」と伝えました。
 …まあ伝えたところで現実の飛鳥とりょうがどうにかならなければ、充太も話の展開を
どうしようもないような気がしますが。

 さて一見和気あいあいに見えながら一部空気が凍りついている飛鳥達でありますが、
ここにきて入香が二人きりにして下さいと動いたー!
 彼女の部屋に来ると。
 あれだ、第一印象は、「千と千尋の神隠し」に出てきた、坊の部屋。
 思い切り甘やかされて育った印象がある。
 飛鳥、座って待っててくださいと案内された椅子が…おいこれマリオのきのこだよきのこ!
取るとでっかくなれるんだぜ!
 お前のセンスは一体どーなっとんじゃー!!!!!
 入香はお茶の用意です。メイドいそうなのに手ずからやっています。
 入香の両親も離婚して、父に引き取られたらしいんですがあまりかまってもらえず、それで
あのじーさんばーさんが甘やかして育てたらしいですね。気持ちはわからんでもないがそれは
子供のためにはよくない。
 
 その時何かが割れる音がして、飛鳥が駆けつけてみますと、いやーこれは見事に落としましたね
って感じで皿が割れておりました。
 自分、不器用ですから…という入香に(実際はこんな言い方してません)、りょうを連想する飛鳥。
 んでクレープを一緒に作りましょう!と誘います。
 一緒に作りましょうという割には99%飛鳥が製作しているわけですが。
 最後にクレープにチョコクリームでぬいぐるみのジュリエット書いておしまい…ってちっちぇぇー!
もっとでっかく書こうよ飛鳥!画用紙もらっても遠慮して隅っこに絵を書いちゃうA型か!

 と、そこに飛鳥母らがやってきて、飛鳥はあわててエプロン脱いでぐるぐるしてて、クレープを
作ったのを入香がやったことにしてくれと、手で合図。必死な様子が笑えます。
 
 そんな騒ぎが起きているとは知らず、りょう親子はのんびりと夕食です。
 りょう父は飛鳥には話せたのか、と何か聞いてますが…。
 りょう父はここで初めて、飛鳥母と面識があることを話します。
 そして、飛鳥母は、飛鳥が器用であることを知らなかったみたいだが…と。
 りょうちゃんはりょうちゃんで飛鳥が母に隠してること知らないですから仕方ないですね。
 
 昔はあんな厳しい顔をする人じゃなかったが…というりょう父。
 まあ子供を思うあまり暴走してしまうってのはありますからね。
 そしてりょうには、お前は飛鳥に会ってから変わったと褒めてます。
 時間を見つけてきちんと話しておきなさい、と言ってましたがさて何のことでしょうか。
 多分「年末ジャンボを100枚買おうと思っているのですが」とかいうような話ではないと思います。

 カツオがなんか忘れものをしたとかで教室に戻ってきたのですが。
 その時彼は、夢子とノッチさんが、「一番は正宗くんよね」「そうだな、やっぱりな」と話している
のを聞いて、勝手に「留学するのは飛鳥ー」と勘違いしてしまいます。
 実は、結婚の報告をするなら一番は飛鳥にしなければ、なんといってもこれから先の理事長
だからという話だったのですが、カツオが最後まできちんと聞かないために留学の話と勘違い
され……結婚スかー!!!!!!

 飛鳥に入香は、なんで料理が出来ることを隠しているのか、と聞きます。
 飛鳥、めっさ挙動不審になってるんですが、そこに隣の部屋から不審な物音が。
 見ればあの業者が、えーとジュリエットでしたっけ、あのぬいぐるみを「コレクターの間では
高値で取引されているんだ」ってな感じで盗んでいこうとしていたのです。
 取り合いになってクビとれましたよジュリエット。
 ナイフを取り出してちらつかせる男。
 しかもついさっきまで価値があるといって持っていこうとしたものを「小汚い人形のために
何必死になってるんだ」と、自分の行動全否定です。
 飛鳥は「大事なものだ。お前にバカにされるようなものは何ひとつない。それにここは…
かわいい」って言って男がひるんだすきに取り押さえました。まあそりゃひるむわな…。
 この段階でようやく警備員登場。遅いです。
 で、ジュリエットも飛鳥直してくれました。
 入香にはもう飛鳥が王子様としか見えてないでしょうね。
 飛鳥は、自分が料理とかぬいぐるみが好きなことは内緒にしてくれ、と言っています。
 母の前では強い男でないといけない、母がショックを受けてしまうからと。

 入香は、本当の自分を隠しているのはつらくないか、と尋ねるのですが、飛鳥は、自分の
ことを理解してくれる仲間がいるからと。母が倒れるよりずっといいと言います。
 でもいつかは隠し通せなくなると思いますけどねー。
 というか、それが自分である以上、きちんと話して理解を得た方がいいような気も。それで
もう絶対に受け入れられない、拒否するっていうのなら飛鳥母がそこまでの人間だったと
いうことですから。

 さて翌朝。
 入香から今度の日曜日に時間をあけて欲しいと連絡があったとのこと。
 飛鳥は承知しますが、なんか登校するとじーさんwith入香が学校に来てんだけど。
 お前ら日曜日に会うんじゃなかったのか!
 大事な相談があるらしいのですが…。

 一方りょうは、飛鳥を呼びとめて、今度の日曜日時間がないですか、と言うんだけど飛鳥は
どうしても外せない約束があるから、とりょうの誘いを断ってしまうんですね。
 お前それで二度とりょうに会えなくなったらどうすんだ。あとから悔やんでも遅いぞ。さすがに
ここまで鈍いとイライラしてきますね。
 飛鳥はそのまま出て行ってしまうんですけど、カツオがその教室内で「飛鳥留学するんだって
さー」といらんことを吹聴。
 こいつ来週皆からボコられるな…。

 その話を聞いていた黒川がとーのみねに話してるんですけど、その話し方がなんか殿に
報告する家臣みたいで笑える。もっと高校生らしい話し方をしようか、黒川!

 飛鳥に追いついた充太が、りょうちゃんの誘い断るなんてー、と話しかけるんですね。そんな
彼に飛鳥は、見合いの話をします。
 充太は「我慢の上に成立する幸せなんてないと思うけど」と、お前それこないだミラが
言ってたのそのまんまだよねという言葉を伝えます。

 飛鳥がブラブラ歩いているところに入香がきまして、私てんこーしてきちゃおっかなーとか
言ってますよ。
 …そういえばお前学校どうしたんだよ。

 入香は、飛鳥が素敵な人だからフィアンセになることにしましたぁーとか言うんだけど。
 飛鳥は、自分には好きな人がいる、と断ります。
 ここでブラック入香になりまーす。
 この女、ママに言っちゃうかもー、って脅しをかけてくるのです。
 いや言えばいいんじゃない?
 後ろで飛鳥が「ドッキリ大成功」のカンバン持って立ってれば済むことだ!

 そんな二人のところにおいついたりょうちゃん。
 さあ波乱の展開ですー。

 来週なんか結婚式みたいな感じになってたけど、飛鳥と入香のとこは妄想のような気も
するのですが。本当は夢子とノッチさんのだったりして。
 ともかく怒涛の最終回、気になりますね。
 あと入香は芝居だったらいいんですけどね。おじーさん達といろいろ話して飛鳥を試すことに
した、とかだったら。
 やっぱ性格悪いのってちょっと後味悪いかなって思うし。
 ま、楽しみにしています。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→オトメン(乙男)