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オトメン(乙男)

第6話(09/09/12)

 今回の、冒頭に出てくる「オトメンとは!」はお休みして「大和撫子とは!」でした。
 そんで、りょう父が「女の中の女出てこいや!」って司会っぽいのやってたんですが。
 どうして次に出てきたのが晴れ着着た飛鳥ととーのみねなんですか。
 一瞬パラレルワールドなのかと思ったじゃないですか。

 話は唐突に一月前に戻りました。

 やまとなでしコンテストというのが開かれるそうで、それの出場者を決めていたらしい
のですが、2年代表はりょうちゃんに決まったんですね。このクラスでしか投票をしていない
ように思えるのですが、他のクラスはいいんでしょうか。
 やまとなでしコンを知らないりょうちゃんのために、担任が説明をするのですが。

 平家と源氏の対決があった頃、それとはまったく関係ない地域にある姫君がいた。
(関係ないのかよ)
 その姫君はとても素晴らしい大和撫子で、ねるとんみたいな「お願いします!」「ちょっと
待ったぁぁぁ!」的なことが起きていたと。
 そんで最後に残った二人の男が扇子を射抜くという勝負をしたけれども、カツオの方は
運命を信じて目を閉じて矢を射た。したらそれが見事あたり、もう一人の男は最初から
矢を射ませんでした。なんでかというと姫君がこの担任そっくりな…だったからです。
 こうして2人は幸せに暮らしたそうです。

 で。この話の中にやまとなでしコンの由来の意味が出てこなかったのですが。
 結局この話はどうでもよくて、やまとなでしコンとは、女らしさを競うものだ、ということ
でした。話の意味なくね?

 飛鳥はりょうにぴったりだとじぃーんとしてますが。でも問題山積みな気がします。
 それで、コンテストのとこに行くと黒川君が委員やってました。
 充太妹もやっています。
 
 競うのは、着つけ、茶道、華道、料理の4科目。
 どちらかというとりょうちゃんには苦手なものが多いような気がします。
 介添え人を決めると言われて飛鳥、自分で立候補です。
 黒川はそんな二人を見て、「もしかして2人は交際…」と言いかけるんですけど、それを
さえぎるようにグッドタイミングで雅がきました!
 彼女が3年代表らしいです。
 おおっとー!今回は彼女が主役級の扱いらしいです!第6話にして初のスポットライト!
多分この後の話ではまたあのチョイ役に戻ると思われます。

 雅は2連勝していて今回出場することで3年連続を狙っている様子。
 チョイ役ではありましたが、すべての習い事を身につけていて確かに大和撫子ではある
らしいです。思わぬ伏線ですね。
 そこに大和がやってきました。
 一年代表になったんですけどと。
 どう見てもからかわれています。
 でも充太妹に「男らしいとこ見せて勝ち取りなさいよ!」と励まされて「やるぞぉぉぉ」って
出場を決意してました。
 それは説得ではなくムチャ振りの類です。

 たまたま通りがかってたとーのみね、飛鳥が介添え人になると聞いて反応。
 介添え人を決めない、としていた雅に声をかけ「俺が介添え人になってやる」と上から
目線で立候補。
 雅の方はといえば「あらぁ、高嶺の花ってご存知ぃー?」って言ってます。立ち去りかけたん
ですけど、草履の鼻緒が切れてしまい、それをとーのみねが「俺と組めてうれしいのはわかるが
そんなにはしゃぐな」となおしてやる。雅は「あらあら、そんなにひれ伏してお願いされては
仕方ありませんわ」
 全然かみ合ってません。お前ら「勘違いーズ」って名前で芸人デビューしろ。

 さてそういうわけでコンテストです。
 審査員には飛鳥母もいます。久しぶりに見たような気がします。
 一年代表で大和出てきましたが案の定失格を告げられました。
 「なんで選んだん?なんでホタルはしんでしもーたん?」とがっくりしてるところに
男の子登場。大和を連れて舞台袖に去って行きました。…ホタルの墓ぁー!!!
つか大和が死んじゃうー!
 これにて大和の出番終了。気の毒すぎます。

 というわけで雅とりょう、飛鳥ととーのみねの一騎打ち状態です。
 最初の着付け。雅は流石一人でやっていましたが、そこにとーのみねがメイクなどを
施してよりきれいな姿に。
 りょうちゃんの方はといえば見るも無残なことになっていたので、飛鳥が直してあげて、
この対決は両者引き分けって感じでした。

 次は茶道。
 …りょうちゃんの点てたお茶が、え?これドラクエで言うバブルスライム突っ込まれてる
んじゃなくて?的な感じに仕上がっていました。がんばって飲みほした飛鳥は偉かったですが、
この勝負は雅の勝ち。

 飛鳥がちゃんとりょうを励ましていたのが良かったです。

 次は華道。
 りょうの方はやかんにぶっさしていてしかもそれが倒れてしまうのですが、飛鳥は絶妙な
フォローで好印象を与えました。
 栄枯必衰とかすげーな!

 とーのみねの方は。
 雅の生け方は文句なしにきれいだったのですが、「技巧に頼ったら愛でる心を失った、
美しくない」とすっぱり。見せかけの美しさだけではダメ、というのが、とーのみねらしい評価
でした。
 ということでここはりょうちゃんの勝利です。

 ハーフタイムとかいうのが設けられてんですけど、あんときのイノキによる入魂とか。
テロップが出ているのが面白い。
 これ校医なんスかー!?確かに第1話2話で医者で出てきたけど。
 シャマル呼んで誰かー!

 次の料理対決は介添え人の手だし禁止。一人で戦うことになります。断然りょうちゃん
不利です。
 今年のテーマは愛情弁当だそうで。

 雅の手際はとてもすばらしいものでした。
 が。
 りょうちゃんの方はごぼうのささがけを作ろうとしてるのはわかりますが、客席までゴボウの
破片が飛んでくる有様。あまりのひどさにカツオらが「親の顔が見てみたいぜ!」と。
 うん、まさにその親、やってきまして君の隣に座ってますが。

 飛鳥は心配して充太に、皆の気をそらせ、その間に俺が料理を作ってすり替える、と言うん
ですね。
 おいおいそんなことしちゃダメだろ。そんなやり方で勝ってりょうちゃんが喜ぶと本気で
思ってるのか、飛鳥。つーかそんな短時間で料理が作れるか!

 で、飛鳥楽しげにりょうちゃんが料理を作っているのを見て気づくんですね。
 なんてことをしようとしていたんだ、がんばっているりょうちゃんに失礼だと。
 気づいてくれてよかったよ。
 オトメンじゃなくてアクメン(悪男)になるとこだったよ!

 それで、サインを出してりょうちゃんに料理の指示をしています。
 うーん、まあこれくらいはいいのかなぁ…。
 字幕がちゃんと出るんですけどこれがりょうちゃんに伝わってるっつーのがすげぇよ!
 充太の方はというと、ネタがでたーとばかりにスケッチしてました。こんな堂々とやってて
気づかれないのがすごいです。

 雅の方はすごい松花堂弁当です。さすがだなぁ。
 ちなみに松花堂弁当は幕の内弁当とは大きく異なります。ぶっちゃけて言うと幕の内は
がっちり系、松花堂弁当はヘルシー系。日本料理のいいとこ集めました、が幕の内といった感じ。
(松花堂弁当が正統派じゃないわけではありません)
 一方りょうちゃんはなめろうどんでした。
 ここでりょうちゃんが「きょうとのあじです」というセリフがあったのですが、これが「京都の味」
なのか「京都のアジ」なのかがわかりませんでした。発音的には「京都のアジ」だったんです
けども。(なめろうは千葉の郷土料理っぽいので、京都の料理ではないため、「京都の味」では
ないと思うのですが…)
 審査員は、無造作な盛り付けと、りょうちゃんの料理をさんざんけなしますが、食べて表情が
変わる。
 おいしかったらしいんですね。そんで茶づけにするとこれまたうまい。
 飛鳥の母が、誰のために作りましたかと聞いてりょうは、「父のためです」と言いました。
 食べ応えがある食事を、ということらしいです。
 りょうちゃんらしい発想ですね。つか教えたのは飛鳥ですが。

 ともあれそれで同点と言うことになりまして、決勝戦が行われることになります。
 ちなみに今回のタイトルバックは雅でした。何かすればいいのに…。後をとーのみねが通る
とかね。

 りょうは、飛鳥に料理ができなくて恥ずかしい、と言っています。
 女性として作法の大切さを感じたと。
 でもそういう風に思うことは悪くないと思うし、それに人には限られた才能があるのだから、
きちんと努力してる以上恥ではないと思うんですけどね。
 飛鳥も、「苦手でも俺がすればいいんですよ」と言って内心「これじゃプロポーズみたいじゃ
ないか!」と動揺してるのが可愛かったです。
 それでりょうちゃん、「今は敵を全力で倒せばいいんですよね!」と。
 違う、それは何か違うぞりょうちゃん!

 そういうわけで冒頭の、なぜか着物を着た飛鳥ととーのみねの登場となったわけです。
 ここまできてやっとわかりましたがあのまったく関係なかった伝説の姫になぞらえているわけ
ですね、二人を。
 矢を射て扇子を落とす対決らしいですから。

 司会をしていたりょう父に気づく飛鳥母。
 2人は知り合いだったことがわかります。
 それでりょう父は腑に落ちたようで、「飛鳥君のあの器用さは、父親ゆずりですか」と飛鳥母に
言うんですね。
 けれども母は知らないから、飛鳥は不器用です、あの人になんか似てません、とムッとした感じで
立ち去ってしまいました。こりゃ本当のこと知ったら卒倒するな、また…。

 扇子がセットされまして。
 雅はりょうに、「負けた方が飛鳥から身を引くのよ」とか言ってます。
 えーっとそれは事実上の「来週から私出番ありませんよ」宣言とみなしてよろしいのでしょうか?

 りょうちゃんは多分分かってないなこりゃという感じでしたが受けて立ちました。
 かっこいいな。

 とーのみね、風が暴れ出してきた、と言っています。
 波乱の香りがするぞと。
 晴れ着姿で言われてもかっこよさ半減です。

 雅が矢を射ようとした時にまさに風で扇子が落ちてしまって、彼女は失敗してしまうんですね。
りょうちゃんの方はというと、飛鳥のアドバイスを受けて風の流れを読み、目を閉じて矢を放ちました。
これが物の見事に扇子にヒットしまして。
 りょうちゃんの勝利です。

 2人はなでしこ神社に撫子と矢、扇子を奉納しにいきます。
 ここで、これを奉納すると運命の恋が始まるという伝説がある、というナレーション流れました。
 その前に私はこの神社に、大量に灯されている明かりが、今にも周囲に燃え広がらないかと
ハラハラしていたんですが。
 つけすぎだろ明かりを!全部に火をともしてるだけで夜が明けるぞこれ。

 そういうわけで来週は充太が主役です。
 そろそろ黒川君にも1分以上の出番をあげて下さい。





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