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JIN -仁-

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第10話(09/12/13)

 だからホルマリンのドアップはやめなさいって!!!!!


 倒れた仁。やはり今回から「医龍-江戸の町から-」が始まってしまうのか!?

 と思いましたが、疲れのようだったみたいです。
 で、恭太郎は看病をしている咲に、いい縁談ではあるが無理に決めることではない、
と声をかけてやっています。いい兄ですね。自分は遊郭の女にいれあげていたことはもう
黒歴史のようです。

 咲は仁がたもとに入れていた写真がないのに気付きます。持ち歩いていたのをどうやって
知っていたのかって感じですが。(写真自体を持っていたのは知っていたにしても。)

 龍馬の方は誰かに会ってました。くさか?とかいう人の代理。ペニシリンの話をするつもりらしい。
 おお、久坂げんずいか。
 でも彼自身は龍馬を快く思ってないようですね。

 目を覚ました仁は、あれが俺だったとしたら、と考えています。
 あの患者が自分だったかもと考えてるんですね。自分で自分をオペしたことになるって。
 よかったなぁ仁!ブラックジャックも自分で自分をオペしてたぞ!(あれは本当にセルフオペです)
 しかしあの声は龍馬さんだったし、自分とは限らない、と思いなおす仁。
 ここは大穴狙って徳川慶喜さんとかどうだろう!(時代的に合いません)

 龍馬がタイムスリップしてきていたら龍馬暗殺はなくなる…とは限らないよなぁと考える仁。
 というか回想の龍馬シーンといい、「あの人本当に坂本龍馬なのかな」発言といい、
結構ひどいです仁。
 疲れが取れて余裕が出てきたためか、言うことに容赦のない仁。
 ここでやっと写真がないことに気付きました。
 そこに咲が入ってきて、ごそごそしてる仁をしばらく眺めたあと、写真を手渡してくれます。

 で、その写真は未来がすっかり薄くなっておりました。生首が浮いているようで気持ち悪い!

 仁のもとに鈴屋の旦那がやってきて、野風の身請けが2500両で決まった、と報告。
 そんで旦那は、野風の健康診断を仁にしてもらいたい、と告げます。彼女たってのお願い
であると。
 身請けされたら二度と仁に会えない、どうか最後の願いをかなえてやってくれと言われて、
断る道理などないでしょう。

 行かなければ未来は生まれなくなるかも、という仁。
 一瞬未来の姿が戻った時が、身請けを前向きに考えてくれていた時だったと考える仁。
あのう…。あなたちょっと鈍すぎますよ?その時のシチュエーションもっとちゃんと思いだして!

 咲は健康診断に同席したい、と言います。
 ところがさらなる異変が起きたのです。
 また頭痛起きてるよ仁先生。
 大丈夫かこいつ。最終回待たずして死ぬんじゃあるまいな!(ちげぇ)
 タイムスリップのあかしではとか言ってるけど、考えてみよう仁先生。ここに来る時にこんな
頭痛あったか?素直に「病気では」って考えた方が身のためのような気がする!

 今ここで戻ったら未来は一体どうなってしまうのか、と考える仁。
 予感がするらしいです。
 何もかもがもうすぐ終わるって。
 うん、最終回ですもん来週。終わるよ全部。

 三隅という、野風の身請け先の医者さんと合流して健康診断らしいです。
 このおっさんもなんか腹に一物ありそうな感じではありますが。

 着物を脱ぎながら咲に、仁が心に決めたという人はなかなかの強敵でした、と言ってる
野風がなんかかわいいなぁと思いました。
 どこの誰とは教えてもらえなかったけど、仁の決意は伝わってきたと。
 咲は野風に、あきらめ切れるのですか、と聞いています。
 何も行動起こしてない人に言われたくもないとは思いますが、野風もさすが海千山千、
出来るからこうしています、と答えました。
 
 そうして健康診断が始まりました。
 胸の触診において仁は何かを見つけます。多分乳がんもしくは腫瘍だとは思うのですが。
 しっかり確認する仁。
 どうするんでしょうか。
 と思ってたら黙って三隅に譲ってしまったんですが…。このまま放置するとよくないかも、と
知っていてそれをするんですか、仁先生や。
 三隅は三隅でこのボンクラが、問題ないと言ってるし。

 報告の場で仁は、何もないと伝えます。
 野風、確認しますが仁は何も言わず。
 おそらく野風自身も異変に気づいてて、仁なら言ってくれると思ってたんじゃないでしょうか。

 帰り際、仁は旦那に、診断で異常が見つかったらどうなるのか、と聞きます。
 最悪御破談になると聞いて多分、やっぱり口出しはよくないと思ったんでしょうかね。

 ただ…思うのは、それが純粋に野風のためを思って、この身請け話を破談にしてはよくない
と思っての沈黙ならいいのですが、この身請けがお釈迦になったら未来の将来が消えてしまうと
思ってのことだったら仁を許せません。それこそ仁術に背く行為だと思います。

 もう一度診察してほしい、という手紙を書きかけて辞める野風。仁が言うのなら見立ての
間違いはないと。
 しこりがあったが、悪性と判断することはできないレベルだ、あれは嘘ではない、と考える
仁。あんたぁヘリクツ言って自分を無理に納得させようとしてるだけだ。
 未来の姿が濃くなってるからと安心すんなボケェ。
 何が「未来には生まれる権利があるんだから」だ。
 野風さんの生きる権利はどうなる。このヘボ医者が。

 咲と栄さん、どっかを訪れてます。子供が生まれたところにお祝いか。
 ややこというのはほんにいつになっても可愛いもんですなぁ。

 仁は医学所で薬を尋ねていますが、今のところは乳がんに効く薬はない様子。
 けれどもそんな、奥歯にものがはさまったどころか、するめのでっかいのが挟まって
取れないような仁の物言いに、佐分利とか山田は何かおかしいと気づいた様子ですね。
 乳がんといえば華岡流、という福田さん。
 ほれ、麻酔の元祖だ思い出せ仁。
 佐分利は華岡流で学んでいただろ、教えてやれと言われるのですが…彼自身は噂だと
ごまかします。こりゃ本当だな。

 栄さんはややこ見せることで、女の幸せというものを暗に教えたかったみたいですね。
粋なことしますな。
 結婚、子を生むだけが女の幸せではないという咲ですけど、それは自分の足もとが安定
してこその言葉じゃないかなぁ咲さん。栄さんの心配もわかる気がする。
 で、帰宅した咲を仁が出迎えるのですが、「先生はずっとそうなんでしょうね」とか言われたぞ仁。
回りくどく甲斐性なしって言われてんぞ!
 咲の大事な話っつーのきかれて「大したことではないので忘れて下さい」って言う咲。そんな
一人でブチ切れられてもわかんねーよこのニブチンは。
 しかも間の悪いことに龍馬がいて「ご機嫌ナナメじゃの!」とか茶化す始末。
 
 龍馬は手紙を差し出します。野風からでした。
 龍馬自身も話があるみたいですね。
 
 咲に恭太郎、声をかけますが…なんでしょうなぁ。咲さんから「お願いがございます」って言いだす
時はいい方向に行ったためしがない。
 
 野風からの手紙を読む仁ですが、流石花魁だけあって、美しい文字ですなぁ。
 龍馬は仁を励ましてるんですね。
 ほかの女のことばかり考えてるから咲もやきもち焼くんじゃ!と龍馬が言ったのに「やきもち
って何のことですか?」と天然全開の仁。
 何のために咲がここまでやってると思ってると聞かれて「医術のためにでしょ」と。
 おい!誰かこいつ埋めろ!今すぐ東京湾のこやしにしろ!

 一緒になる気ないのかーとがっかりする龍馬。
 振り返ってみれば思い当たることは山ほどあるとか呑気なこと言ってる仁。最終回
一歩前なんですけど!
 龍馬は呆れつつも、明日用事に付き合ってくれ、と言って去っていきます。
 気付かなかったとはいえ、どれだけ咲に酷なことをしてきたのか…とやっと悟る仁。
 恭太郎の方はまた遊郭に行ってますよ。
 …咲の方も野風に会いにいってるからまあいいか…。

 仁のことはもう諦めたのか、と聞いている咲。
 野風、何を聞きたいのか、と言います。確かに回りくどいですね。
 しかも縁談の相談とか言ってますよ。こっちも結構呑気だぞ!
 思い切って嫁げば忘れられるものですか、という咲。
 そりゃ逆効果だと思いますけどなぁ。
 諦められるのは野風だからで、咲の場合は一生気にかけると思う。

 野風は身請けに行くよりほか道がない、だからあきらめざるを得ないのだ、と言います。
 そして、大病にでもなれば身請け話破談になるからそれを実は狙っていたとも。
 胸にしこりがあって、母も同じような病気で死んでいるから、仁が指摘してくれることを
狙っていたけど、ご破算になったのは自分のたくらみの方だった。
 仁が、しこりがないというのならそうだろうと。
 咲は、本当にしこりがあるなら死に至る病だ、恐ろしくはないのか、と聞くけれど、彼女は
黙って笑うばかりでした。

 で。
 帰宅してみると仁友堂の看板がない。
 驚いて咲が中に入れば、仁が荷物をまとめていました。
 ペニシリンの製造所に場所を移すつもりだったらしいです。
 あんた…考えてこの行動か…。逆に咲に失礼だと思うけど。
 咲はそんな中でもめげずに、野風をもう一度見てあげて欲しいと言います。
 仁も気づいていたのだ、ということを見抜く咲。流石です。
 仁は良性のものであれば問題ないとなおもヘリクツ。
 咲は、野風の母もそれで死んでいるのなら、似るのではないかと指摘しますが…。
 なおも仁は、触診だけではわからないし、悪性かどうか判断するの、特別な機械が
いると言います。

 先生は野風さんを見殺しにしようとしたんじゃないですか。未来さんのために。

 咲の言葉、これはぐっさりきたと思いますよ。
 だって本当のことなんだもん。

 咲さんはそのまま部屋を飛び出していきました。
 んで栄さんのとこに行き、縁談を承諾します。
 まあそれでいいんじゃないかなぁ。失礼だけど、結局結ばれない相手なら、そうした
方が幸せになれると思います。咲さんは。

 仁の方はこれまでの映像ダイジェスト(待て)を振り返っていました。

 翌朝。
 仁は恭太郎らにあいさつをして出て行こうとします。
 咲は昨日と変わらない様子でお弁当を作ってくれました。いい子だなぁホントに。
 まあこれで中に石のおにぎり入ってたら笑うんですが。
 ふっきれたんでしょうね、咲も。

 咲は医術を学べたことのお礼を言ってます。
 これからは嫁ぎ先や子供にこの知識を遣えたらいいと思ってる。と。
 仁はまあ、つたない言葉ではありますが、彼なりの励ましの言葉を言ったと思います。
 ここに龍馬がいたら後ろから飛び蹴りくらわしただろうけどな!
 
 そうして仁は歩いて行ったのでした。
 咲が泣きそうな顔で見送ってて、ほんっと仁がもうちょっと恋愛沙汰に通じてればなー
と思いました。せめて龍馬の半分くらいあればねぇ。
 恭太郎が「医術ではなく、仁だったのではないか、お前が夢中になったのは」と結構
失礼なこと言ってます。家宝を質にまで入れて遊女にいれあげてたお前はなんなんだ。
 咲は、仁は心に決めた人がいる、その人のためなら鬼にもなろうという人が、あの優しい
仁をそこまでさせてしまう方がいる、と答えます。そりゃなぁ、なりふり構わずそこまで人を
思えたらいいだろうけど、だからといって目の前の、命の恩人を切り捨てられるかどうか…
と言われたらちょっと迷うなぁ。
 なんていうの、両方とも助かる別の道はないのかと必死で探さないのかと。

「私の出る幕などいつまで待ってもございませぬ」っていう咲の言葉がなんか痛々しかったです。
 ホントにねぇ。龍馬だったら、両想いになれなくても優しくしてくれたような気はするのですが。
 
 ペニシリン製造所で寝泊まりすることにした仁。
 山田とともにお弁当開けてます。
 あげだし豆腐入ってるー!うまそぅー。
 いつでも食べられますって言ってたけどもう食べられないねぇ。残念ですねー。
 そこに龍馬がきました。怒ってますよ。
 おい、約束すっかり忘れてたな仁。

 初めてお目にかかりますとかイヤミ言われてんぞ龍馬。
 勝の軍門に下ったからかよ。
 ペニシリンを見せても無色なんで結構疑いの目で見てますよ。
 でも龍馬、これがあるとお前の仲間がたくさん助かる、となかなか交渉上手。

 実際に龍馬は仁に、そこにいる人間の治療をさせて効果を見せようというのですね。
 すぐに効果がみられるらしい。それはすごいですね。
 緊張してる彼らの後ろで横になっている龍馬。
 龍馬さん…あんたリラックスしすぎだ!

 ペニシリンの効力を目の当たりにしていくらで買い取れる、と言いだすおっさん。
 誰だったっけ。(だから久坂じゃなかったのか)
 ともかく龍馬は、金じゃなく、みんな仲良く手を組んで広く販売し、金を得て夷敵を
撃ちかますんだ、と言うわけです。
 このままじゃ負けるって言ってたけどそれは大丈夫か。ムッとしてるぞこのおっさん。
 仁は、歴史的場面に立ち会ってるのではないか…と心配な感じですが。

 龍馬と仁は帰るんですけど、すでに刺客が仕向けられた様子。
 刺客好きだなおっさん!
 ところで次回は名前の字幕つきで出てくれ。あんたが誰だかサッパリわからん!
(久坂ァー!)

 竹林にて。
 そうか、恭太郎いないんだなぁ。
 仁、歴史を変えてしまうというのは本当に罪深い、とか考えてます。
 自分の知らないところで、歴史のつじつま合わせはいくつも起きているのでは、という
風に考えたかららしいです。
 その上で龍馬に、ペニシリンの件は手を引きたい、薬で駆け引きするのはどうかと
思う、と言います。
 龍馬は、まあ戦いを起こさないようにするため、命を守るためだと主張するのですが…。

 戦いが起こり、そこで死ぬはずだった男が生き延びたらどうなるか。
 その男がある女性と家庭を作り子供をつくるとしたら。
 本来その女性が出会っていた家庭がなくなるということで、仁はそれはいいことだとは
思わないというけれども、龍馬はちょっと理解できてない様子。
 はじめから出会わないならそれで構わんのじゃないかって。その子が生まれてこない
ことで、悲しむものも困るものもいないと
 これは、常に前を向いて生きる龍馬らしいといやらしいですが、彼は彼で以前に仁が
言っていたことを思い出した様子。やっぱ頭いいなこのあたりは。
 もしかして先生はわしらの運命をしっとるがかい、と言いますが。
 その後ろに刺客が!
 でも龍馬強かった!
 仁が言うより先に殺気に気づいてた。さすが龍馬!
 つーかなんでこの竹林、こんなに明るいんだ!どっかにかぐや姫が竹の中におるぞ!
 
 刀を構えてあっちに逃げろって言ってます。
 わざとひきつけて逃げたか龍馬…。
 信じろ仁。
 あんたが歴史を変えたくないと思うなら、龍馬もここで死なないはずだ。
 このツケが龍馬に迷ったとか思うな。
 っていうかまた頭痛だよこのおっさん!(おっさん言うな)
 バファリン飲めバファリン!←ねぇよ。
 だれかトンカチ持ってこい!これで足を叩いて足の痛みで頭痛を忘れろ!(無理です)
 
 龍馬ピンチ!の時に後ろから刺客を倒した仁。
 戻るぜよ!という彼に仁は「坂本龍馬はここで死んではいけない」と言います。
 龍馬ピンチー!
 …ふたりとも崖転がり落ちましたね。
 あれ?仁だけは湖から上がってきましたが龍馬の姿はなし。ということはやっぱ
タイムスリップしてんじゃねーかあの偉人野郎が!
 
 最終回予告がダイジェストだけだったのは多分、まだ編集中どころか撮影中だからの
ような気がします。


※江戸時代ウソホント※
 ここまで龍馬に慕われている勝だが、1860年、アメリカに渡った時、裁判所から呼び出しを
受けている。
 咸臨丸の乗船員が、公園で散歩中のアメリカ人女性に春画を軽い気持ちで与えたのが原因。
侮辱罪で告発されたらしい。
 当時日本では春画を魔除けのお守りとして持ち歩く風習があった。
 勝は裁判官を言いくるめたが、こんなくだらないことで呼び出しておいて帰り際、「私もああいう
のが欲しい」と言われたのは少しムッときたようだ。
 お詫びのパーティと称して関係者を招いた席で勝は堂々と、春画を皆の前で裁判官にプレゼント
したという。
 仁と龍馬がこの出来事を知ったら、改めて勝という人間の度胸の良さに驚いたかも。




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