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JIN -仁-

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第5話(09/11/08)

 治療をすることが少しでも医学の針を進め、未来の未来(シャレじゃないよ)を守ることに
なると確信した仁。これから彼はこの時代に大きく影響を及ぼしていくことになります。
 ドラマとしては面白い展開になってきたと思います。原作の面白さを失わない程度に細かな
アレンジも加えられていますしね。これはホント面白いですわー。そりゃ視聴率も17%台を
キープするというものです。(このところのドラマでは非常に良い数字)

 さて仁が野風に案内されて出会ったのは、梅毒の末期症状である花魁、夕霧でした。
 うーん、女優さんだからいろいろイメージの問題とかあるんだと思うんですが、失礼ですが
随分とおきれいなお顔ですこと。
 なんていうかもうちょっと真剣に取り組もうや。悲惨さが全然伝わってこない。
 まあこういうのは表現の問題もあるから仕方ないですが…。
 口の中に含みわたを入れて、しゃべりをこもった感じにするだけでもずいぶん違いますよ。

 野風は、女郎はなぜこのような病気におびえないといけないのですか、と言います。
 やりたくてしていることではなし、命の危険があれば怖いでしょうね。
 仁は彼女に、残念だが夕霧はなおすことができないと告げます。
 でもハッキリ言うことも仁の優しさだと思います。下手に希望を持たせて、助かりません
でしたでは可哀想ですからね。

 仁はそのまま洪庵に会いに行き、この時代の治療方法を聞いています。
 水銀を吹き出物とかにあてて消毒するような形らしいです。
 …水銀で死ぬぞ…。
 仁は梅毒の正体について説明しています。
 治す方法はこの時代にはない、とも。
 すると洪庵すかさず、「治る時代が来るとご存じのようですな」と突っ込む。
 この人もうすうす、仁が海外の医学を学んだとかではない、はかり知れぬ世界から
来た人ではないかと気づき始めているのではないでしょうか。
 というか仁も洪庵にはきちんと話すくらいしてもいいと思うんだけど。この先生なら
絶対言いふらして歩くようなことしないだろうし。

 で、何か良い予防法などないかと言われて仁は、検査を提案するわけです。
 それで早速一同鈴屋へ。
 …うん、いやその提案はいいと思うんだけども、性急すぎるだろ。
「きちんと検査をして取り締まれば、鈴屋は吉原で一番安全だという噂になります」と
言われたとしても、遊女としては反発もしたくなろうし。
 治せるものならともかく治せないけど検査はします、じゃあなぁ。それで梅毒見つかったら
仕事できなくなるわけだし。
 ちなみにここで遊女の一人が言っていた「おぶしゃりやんすな!」は、今の言葉に
なおすと「ふざけんな」とか「下らないことを言うな」というような意味です。若者言葉だと
「オニうぜぇ」か?(そこまでしなくてもいいだろ)
 一人の遊女はもうわっちは鳥屋についているでありんす、と言って去っていきます。
 これは野風さんが言ってくれましたが、一度かかって回復したからもう大丈夫、という
意味です。
 アホか、インフルエンザの抗体じゃあるまいし。
つまり回復すると梅毒にかかりにくくなり、妊娠もしにくい体になるから遊女としては
最適、値も上がるという、今の時代なら女性人権団体が目を三角にして乗り込んできそうな
感じですが、この時代にはそういうのが当たり前だったんですね。
 けれども仁は、治ったように見えても完治したわけではない、数年後にはもっと重い
症状が出る、という。
 野風はそんなことは知っていると言います。
 治せるものなら聞く耳も持とうが、治せないでただ検査されるだけ、それで異常が
あって外されたら遊女にとってはおまんまの食いあげ、どうして生きて行けようか、と。
 なまじ正論なだけに仁は反論するすべがないですよね。

 主人もそんな野風のことをどうか察してやってくれ、と言います。

 帰り路、女郎が死んでいたというのを見かけるのですが洪庵は、所詮皆にとっては
他人事なのだ、と言います。
 仁は、ペニシリンさえあったら…と残念な様子。

 ペニシリンといえばあれですよ、すごいよ!マサルさんの主題歌を歌っていた人達ですね。
(それがこの時代何の役に立つんだ)
 まあ人類初の抗生物質ですよ。フレミングという、あれあなた左手の法則も発見していませんか
的な人によって発見されました。もちろん今はいい物質は沢山出て来ていますが、もうまさに
画期的、日本人が電子ジャーを発明した以上の革命を医学界にもたらしました。
 ただしペニシリンはアレルギーも引き起こしやすく、アナフィラキシーショックを起こすことも
あるので全部が全部安心、ってなわけではありません。また、耐性を持つ菌も現れて来て
いるのが問題となっています。
 人類の歴史は常に病気との戦いです。

 この時代に作り出せたらいろいろな人の運命を変えられるかも、医学の歴史の針を
進められるかも、と思った仁。
 彼は、もしかしたらそのために自分はここへ来たのかも知れない、と考えます。
 それはいいんですが龍馬さんが出番なかったと見えて船で漂っているカットが唐突に
挿入されています。龍馬さん、無理やり出てくるのはやめてください。今すごいいいシーン
なんですけど。

 みかんに生えた青カビを眺める仁。
 おい…誰だみかん腐らせた奴は…。えひめのっみかんはっ日本一!って怒られるぞ。
(そういう歌がむかしあった)

 栄と咲は掃除をしているのですが、咲は唐突に栄に、「もし父上と同じ顔の人が現れたら
その人を愛おしく思いますか」と聞くんですね。
 いきなりそんなことを聞かれてうろたえる栄がちょっと素敵です。
 でも栄さん、キッパリと、父の代わりになる人はいません、と言いました。
 咲はそういうものなのですか、って言ってたけど、これは映画「ATOM」でも同じような
エピソードがあるのだけれど、最初は嬉しくても、あとはどんどん違いを見出してしまうだけ
だから、比較してしまってよりつらくなるだけだと思うんですよ。
 だから、面影を重ねることはできないと思う。

 で、仁はまだ悩んでいました。
 どうやらペニシリンの精製方法が思い出せない様子。
 思い出せ!ルキア!…いや違ったこれはブリーチ映画第3弾のフレーズだ。
 思いだせ仁!今後のドラマの展開は君の海馬に収容された記憶にかかっている!
 そんな彼をこっそり見ている咲。
 意を決して声をかけようとすると、恭太郎が入ってくるんですね。あわてて隠れる咲がかわいい
です。
 
 何をしているのかと尋ねた恭太郎に対して仁は、「このカビの中に薬があるのだが、
その取り出し方の一歩目がわからないんですよ。昔ある人に教わったのです」と答えます。
 恭太郎、なるほどというのかと思いきや「昔のことを思い出されたのですか!?」
 いや、どっちかというとセリフの前半に注目して欲しかった!
 あわててごまかす仁。
 恭太郎は彼女とか奥さんはおられなかったんですかー?と聞くんだけど、仁ははぐらかして、
会いたい人には会っておいた方がいいですよ。いつ会えなくなるかわかりませんから、と言います。
 それは…また誰かがピンチになる布石と思ってよろしいんでしょうか。
 急いで立ち去ろうとした咲、足もとの油を蹴倒してしまいます。なんでそんなところに油が
あるのか知りませんが、「油拭きをしておりますのよヲホホ」とごまかす咲。
 それを見て仁、思いだすのです。
 ペニシリンの精製方法を。

 で、必死に走って行く仁なのですが、まーたあの稲荷のお姉ちゃんと喜市が呼びとめて
いきます。うおおおこの一大事に無理やり列に並ばせようとするのはやめろ!お前らは歴史の
妨害者か!
 つーか洪庵も列に並んでんじゃねぇぇぇぇぇ!(仕事じゃない時だったらいいだろ)

 つーわけで洪庵と落ち合った仁は、梅毒を治す薬を作りたい、と申し出ます。
 家に戻ってきて支度する仁に、医学所に泊まり込みですと聞かされて安心する咲。
 別に吉原にいったかて、浮気ではなし、とがめられる話でもないような気もしますが。
 それにな咲さん、この先生一文なしだぞ!吉原で遊べんて!まあ鈴屋なら一度くらいは
遊ばせてくれるかも知れんけど。

 で、お手伝いできることはありますか、と声をかける咲。
 仁は、いろいろなところの青カビを集めて下さい、と言うのですね。
 私はここで原作の栄さんの「まあ!うちの家が汚れていると申すのですか」っていうあの
セリフが聞きたかったなぁ。あれ好きなんですよ。

 恭太郎の方はまたあの張り見世の遊女のとこに行ってます。
 彼女がジーッとみてたのは別に知り合いでもなんでもなく、目が悪かったかららしい。
でもこの出会いが何の意味もないとは思えませんね。今後何かありそうです。

 さて仁の方は頑張ってカビを集めています。医学所の人たちも乗り気です。
 ペニシリンさえできればこの時代の不治の病だったものも治せるわけですから、そりゃあ
気合も違いますよね。
 ペニシリンの精製方法を丁寧に説明する仁。
 これは実際にある作り方なんでしょうか?知らんけどお医者さんだったらこういうのわかるん
でしょうねぇ。
 
 そんな彼らの様子をジッと陰で見ながら「キィーッ!ここの医学所は洪庵先生のものだけ
じゃないんだからね!」と言ってる医者さん達がいました。
 アホかお前ら。そんな下らんこと言ってるヒマがあったら協力せんか。
 名誉と地位だけ求める医者が存在するのはいつの時代も同じですなぁ。
 はい、ご唱和願います!「医は仁術!」

 医学所の外ではやってきた咲さんがウロウロしててかわいいです。素直に入ればよろしいのに…。
 それで佐分利が見つけて声をかけるんですが。
 仁は吉原にいったと聞かされてムカッとする咲。
 そんな彼女に「いやいやいや、薬を作るためですよ!?」という佐分利。
 お前はフォローが遅い!
 咲さん、重箱を渡して「これは差し入れです、皆さんでどうぞ!」って言うんですね。

 皆は重箱を前にしてほくほく。
 やったぜー的な感じでそろっと重箱を開けると…。
「これは見事な青カビ…」
 咲さぁぁぁぁぁぁん!!!!!
 お前「皆さんでどうぞ」って言ったよな!?どないせーっちゅーねん!
 期待が大きかった分落胆もでかかった医学所メンバー。ご愁傷様です。
 
 仁は洪庵とともに、夕霧の膿に含まれるブドウ球菌を採取しにきていました。
 これを培養して培地とし、精製したペニシリンをそこへつけて、効果のあるペニシリンを
見つけるという方法をとるためでしょう。

 抽出作業は大変な感じでしたがそれでもこの時代にあるもので出来るっていうのは
すごいと思いました。
 で、濃度にムラがあるペニシリンの薬効を確認する作業です。
 ペニシリンをつけて数日待つそうです。
 えーそれではこちらに、事前に用意したものが…ってなのは料理教室ではないから
用意してございませんか。残念です。

 龍馬君の方は、勝先生のとりなしで、脱藩してたのを何とか許してもらえるみたいです。
 恭太郎はなんかあんまり深刻ではなさそうな感じの彼に呆れつつも、仁が今ペニシリン
というものを作っていると勝に報告。
 勝もそりゃあすごい、と褒めます。
 一方龍馬は渋い顔。何かと思ったら、先生はいつも先を行く、わしゃ自分が小さく見えて
仕方がないと。
 そんなことないよ龍馬!お前は態度だけはいつもでかいじゃないか!(フォローになってない)

 野風は夕霧の看病をしながら昔のことを思い出しています。
 夕霧が呼び出しの仕事ができなくなったときに、彼女の取り計らいで野風が呼び出し花魁
としてとりたててもらったのだそうです。
 けれども、自分に言いたいこともあるでしょう、何でも言っておくんなんし、という野風に
夕霧は言いました。
「泣いても一生。笑うても一生。ならば今生泣くまいぞ」
 いい言葉ですね。夕霧さんはずっとこの言葉を胸に頑張ってきたんでしょうね。
 で、壁に飾ってある夕霧さんの絵、綺麗なんだけどかんざし多いな!これ頭下げたら前に
いる人に刺さるぞ!

 さて。ペニシリンの薬効を確認する日がきました。
 1つずつあけていきますが…あの、ものすごいハラハラするシーンのところすみませんが、
一列ずつ一斉にあけるわけにはいかないんですか?一つずつ確認ってのもなんかイライラ
するんですけども。
 そういうわけでちゃっちゃと行きまして、薬効が出ているものがなかなか見つからず、皆が
がっくりし始めたころ。
 18番が見事、ペニシリンの薬効を示していたのです。
 感動に震える一同。
 仁、ペニシリンの入った壺を握りしめています。怖いからそれちょっと棚に置いて下さい!
いつ落ちるかとハラハラした!

 まだ存在するはずのないペニシリンを作り出してしまった、俺のこの手で。
 本当に許される行為だったのだろうか。

 仁先生よ、他の誰が許さなくても未来さんは許すと思いますよ。
 人を救うための医学、誰が先、誰が後なんざなんの関係がありましょう。
 そこに夕霧が危篤と連絡が入り、仁は見つけたばかりのペニシリンとともに向かおうと
するのですが…。
 あいにくと洪庵は約束があり手が離せず、医学所の連中は、ひとりでも精製の作業には
欠かせない。困っているところに、様子を見ていた咲がすっぱーんと出てきました。
「では私が!私でお役に立てるなら!」
 どうでもいいが野風といい咲さんといいもうちょっと静かに出てこんか。

 しかし吉原に女が行くには手形がない、今それを発行してもらっている暇はない、というのへ
咲、髪をはらりとほどき言います。
「どなたか、着物をお貸し下さい!」
 男として入るつもりですね。この決意が潔くていいですね。ま、この場に栄さんがいたら
卒倒してたと思いますけど。
 絶望した!婚期を逃しただけでなく男の恰好をするわが子に絶望した!とか言って。
…絶望先生か!
 
 夕霧の治療はまず点滴をしたうえで、ペニシリンの注射。
 皆が見守る中仁は「戻ってきてください」と励まします。

 意識がなかったはずの夕霧がもうひとたび、この世に舞い戻ってきました。
 野風もどれだけ嬉しかったことでしょう。
 それから連日仁は、ペニシリン投与に通いました。
 夕霧は見る見るうちに劇的な復活を遂げ、確かにペニシリンは梅毒に一撃を与えたのです。
 
 ただ、それも限界があった。
 まあ梅毒末期なわけですから、不安定なペニシリンでは限度があったわけです。
 5日目の朝、野風は夕霧に、吹き出物がなくなって綺麗になったから鏡をお持ちしんしょう、
と席を外します。
 咲は、夕霧に、せっかくきれいになったのだからお化粧しましょう、と提案。
 紅をさしてきれいに仕上げるんですね。
 野風も気がきいたもので、それを待って仕上がった頃に鏡を持って中に入る。
 美しくなった自分の姿に満足した夕霧はお礼を言い、「苦しむことも飽きんした」と言い、
「おさらばえ」と手を合わせて息を引き取ります。
 笑って逝ける人生は幸せなのだと思います。仁は夕霧を助けてあげられなかったけれども、
最期は決して不幸ではなかったと思います。
 
 仁は咲に「死も救いなんですね」と言いました。
 確かにそれもあると思います。
 咲も、夕霧さんが笑って逝けたのはペニシリンのおかげですと言います。

 咲は「あの薬は未来では誰でも作れるものなのですか」と聞くけれども仁はそれに答えず、
写真を取り出します。
 未来がああやって作る方法を教えてくれたのだと。
 いやだから誰でも作れるかって聞いてんだろうが!

 以前仁が医者の見習だった頃仲間同士で、ペニシリンって自分達で作れるのかな、いや
出来るわけないよなと話していた。
 それをたまたま後輩だった未来が聞いていた。
 んである時仁を呼び止めたと。
 仁は「えっこれって告白のパターン!?俺のターン!」とか思いながらウキウキついて
いったらしいです。こいつキャッチとかに捕まるタイプだ。
 んで、見せられたのがペニシリンの精製方法だった。
 未来は、できないって言葉が嫌いだから一生懸命調べたらしい。
 それを聞いて顔つきの変わった仁。きちんとレポートを読み返してるのが偉い。言わば
これが仁を救ったわけでもあるんでしょうね。

 咲はその話を聞き、「それで夫婦になられて…?」と聞くのですが。
 仁は、そうなる予定だったけれども重い病気にかかり、しかも自分が彼女を生きるしかばねに
してしまった、と言います。
 そしてその後ここに飛ばされてきた。
 最初は何かの罰かと思っていたけれども、今はチャンスだと思っている。
 医学の時計の針を進めれば、未来はもっと医学の発達した世界になって、彼女の手術も
成功するかも知れない、と。
 で、ここで仁は写真を見る。
 するとまた変わっていたんですね。
 病院ロビーではなくて、どっか別の場所で微笑みあう2人に。
 撮影大変ですなぁ…。(そういうこと言わない)

 その一方でまだ彼の知らないところで大きな異変が起きようとしていました。
 あの伊東ハゲが失脚。(ハゲ言うな)
 医学所では伊東派の医者たちが不満を持ち始めていた。
 しかも衝撃の事実が判明するのです。
 
 前回吉原に行った時にカメラの前を横切るエキストラがいましたが(エキストラ違う)、あれは
実は佐分利だったらしいんですね。
 しかも彼が帰った後めった刺しにされた女郎が見つかったらしい。
 もしその現場に佐分利のメスが落ちていたとしたら…?と企む伊東派の医者。
 つーかメスに名前入れてんじゃねぇよ佐分利!
 で、なんかこいつらムダに仕事だけは早いらしくて、現場に落ちていたメスを、関係者かな、
女性が見つけて拾い上げるのです。
 血まみれのメスを。そこには佐分利の名が入っていました。

 一方医学所ではなんか出来あがったペニシリンを佐分利が落して割っちゃったよー。
 姉さん、あちこちで事件です!


 次回、名探偵・仁、犯人はこの中にいる!絶対見てくれよな!(違います)



※江戸時代ウソホント※
 遊女に入れあげたあげく無一文になってしまう、というのは珍しくもなかったが、袖にされた
腹いせに遊女を殺してしまった農民がいた。
 彼の名は次郎右衛門。
 大兵庫屋の八橋にいれあげていたが、八橋にとって次郎右衛門はなじみの客の一人で
しかなく、しかも彼女には心に決めた男がいた。
 ある時この男と鉢合わせをし、立花屋で一人夜を明かす羽目になった次郎右衛門。
 現れた八橋を切り捨ててしまった。
 たちまち大騒ぎとなり、次郎右衛門は逃走したがすぐに取り押さえられた。
 この話は江戸中に広まり、芝居などの演目に利用された。
 さしもの仁も恋の病まではお手上げだろう。



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