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ROMES/空港防御システム

第2話(09/10/22)

前回までのあらすじ:「俺の作った警備システムはすごいよ」宣言してからその話のうちに
強盗犯に破られる。

 さてそういうわけでてんやわんやの司令部。アホの集まりです。
 よっぽど警備慣れしてないらしく、無線で大声で砂村に呼び掛けたために、砂村は無線を
犯人に取り上げられました。…だまって状況をうかがうとかできんのか、この無能上司は。
 しかもカメラが作動しなくなったら打つ手なしという、とんでもないご立派な警備です。八坂
さんの方は先週から引き続き応答を待っていましたが、返事がないので自分で入っていき
ました。そうです、この人が一番しっかりしています。
 でも先週のを見てて思ったけど、ハイヒールで階段から飛び降りたりアクションするのは
ちょっと無理があると思う。

 ゆーや、「だめだこいつ…早く何とかしないと…!」と思ったのか知りませんが、サーモグラフィを
発動させることを提案。感度は落ちるがこれで展示室内部の様子を確認できる、といいます。
 また、監視カメラが破壊される直前の映像を調べることにしました。
 それからすると、当初展示室の中にいたのは、砂村や木村を入れて13人。今は15人ですから、
犯人2人が入ってきたと考えれば一致します。

 一方木村は、別に殺されると決まったわけでもないのに「これが私の運命なのかな」とか
言ってます。たかだか20と数年生きただけで人生悟れるなら誰も苦労しませんが。
 つーかあきらめ早すぎだろ。
 犯人の方はガラスケースを木っ端みじんに打ち砕いて「これが誘惑の女神ヒャッポウ」って
感じです。
 ちょっと像が取り出せる部分の穴をあけるくらいにしておけばいいのに、破片が像を傷つける
可能性もあるのに全部木っ端みじんにしてるあたりこっちも結構頭悪そうです。
 しかもめっさ無造作にバッグへ。
 …取り出した時に手とかもげてなければいいのですが。

 さて展示室の前では警察と警備の宮城らが何してたとか言い争いしてました。
 宮城らもちゃんと警備してたらしいですが、その割に前回ROMESシステムで動いてたのは
砂村と八坂だけだったような気が…。
 ここで、お前らがしてるのは言い訳だ!と怒る警察に「いいわけじゃありません!言い逃れ
です!」っていって突き飛ばされてた宮城の部下が笑える。気持ちはわかるけども!これ
ギャグドラマじゃないから!東京DOGS行ってやれ!

 んで。
 人質の方は、トイレに隠れていたら捕まったよんみたいな頭悪い男二人組がやって
きました。どう見てもわざとらしさが犯人グループの雰囲気まんまんです。(ネタばらし早すぎる!)
 砂村は、その男のうち一人の首筋に、何か白いものがついているのに気付きました。
 これはあれですね、ペンキ塗りたてのベンチにうっかり座っちゃったんでしょうね!
(どう見てもそれでつかない位置だよ!)

 ゆーやの方は、システムをフルに利用して、女2人の素顔を作成していました。女達も十分
用心してたのでしょうが、やはり開発者の方が知恵が上回ったということでしょう。
 それを八坂は受けとって、宮城らに渡しています。

 あと、空港の外に突っ立ってぼーっとしてる、先週も出てきたあやしいイタリア人がいました。
ボーラーレとか歌ってるけど何かボラれたんか。(ヴォーラレとは「飛ぶ」とかいう意味です。)
 
 なんか宮城ら、犯人らしき女性2人を捕まえたんだけど、人質の女性が清掃員の服を
着せられていただけでした。
 …うん、まあ既にその服でウロウロしてないと思うし…。
 木村さんはまーた人質に取られてました。つくづく人質体質な方ですね。一話1回人質に
でもなる気なんでしょうか。
 犯人の女達は八坂に「蹴らないでね、この女の頭に穴あいちゃうわよー」とか言ってるあたり、
前回あの殺人犯が取り押さえられた時、八坂の捕り物を見ていたと思って間違いないですね。
 エスカレーターでゆうゆうと降りる犯人。その後をきちんと一列に並んで降りてくる八坂達。
 うーん、シュールです。
 その一方であの、手に入れ墨のある男が警察官に扮して、人質たちのところに近づいて
いました。

 女達はタクシーをぶんどろうとするのですが、そこでタイミングを見計らっていたゆーやが
システム発動で白い粉を噴射。視界を奪われてあたふたする女に八坂の蹴り炸裂。
 で、もう一人の女はというと。
 砂村ぁ…かっこよく取り押さえようや…。結局何もできなくて、木村の楯になったのはかっこ
よかったけど、その前の段階で取り押さえろ!このド新人が!

 指令室では、ROMESシステムのレベル05にはこんな使い方もあったのか、と感心して
います。
 …なんか…こんな使いこなせない人達が指令役で大丈夫ですか…?ほんっとにこの人たち
マニュアルに書いてあることしかできなさそうだぞ…。
 さて女達は確保されたのですが、バッグには女神像はなかった。
 ゆーやはうすうす気づいていたらしく、敵はROMESを知っているのだから、こんな風に堂々と
でてくるはずがない、陽動作戦だと指摘。
 そして今現在、展示室の前にいる人質は9名しかいない。
 最初犯人を入れて13名になって、トイレから見つかった男らが2人加わって15名、犯人が
逃げ、人質2人が身代りにされていたのだから4名いなくなって11名のはずなのに2人足りない
と言います。
 やっぱりあのトイレに隠れていたというおっさん2人が犯人グループですな。

 で、そのおっさん2人は見事逃げだせたことにテンションあがったのか「ロメスー!ローメースー!」
とか叫びながら歩いてました。…お前らはアホだ。
 そういうわけで今度は彼らを探すことになります。

 助けてもらった形になった木村は砂村にお礼を言っているのですが、砂村、空気読まずに
「ホントに運悪いですねアハハ」って感じで、自分で、今立ったばかりの恋愛フラグを握りつぶし
やがったー!お前はこのドラマ一の空気読めてない男だー!

 犯人の男たちはバックヤードを移動中ということで、そこには監視カメラがついていないため
追跡できないらしいのですが、外に出るために必ずバックヤードを抜ける瞬間がある、そこを
押さえるといいます。
 そして砂村から報告。犯人の一人の首筋におしろいのような白い粉がついていたと。
 つまりあの大道芸人にふんして犯人達は紛れ込んでいたということですね。
 砂村君、そういうことはもっと早く報告しようか。
 まあいいんですが。
 思い当った江川がチラシを探しにいってて大道芸人フェスのチラシを手にとってるんですが、
皆が手にとってみてる中、出遅れたゆーやが「俺も、俺も(汗)」って感じでウロウロしててかわい
かったです。
 んで、砂村や八坂に楽屋を当たるよう指示します。

 さてさて。
 大道芸人が芸を披露している広場で、先週から出て来ている、「キミはなんのためにいるん
だい?」という子供が、あのピエロへんー、手だけ振ってるよーと言ってます。
 それは犯人の一人だから芸ができなくても仕方ないんだよ!(だからそこでネタバレすんなと)
 あと、おっさんがきて「今日は警備がすごくてバックヤードには入れない」とか言ってる。
 この二人もなんかあやしい感じなんだけど。いまいち立場がわからん。

 さて結構律儀にずーっと外で立って待ってるイタリアおっさん。
 おっとアイスだか千歳あめだか食ってます。(千歳あめ食うイタリア人おらんやろ)
 お前アイス食いすぎだよ。あの銀さんでさえ週に1回しかパフェ食えないんだぞっていうか
あの設定今どうなってんだろう。
 女達が逮捕されたということについて、「捨て駒だから別にいいわ」ってイタリア語で言って
ますね。日本語ではだいじょーびとか言ってるあたり結構性格悪いぞこいつ。

 さて犯人たち。女神像を別のケースに移し替えているのですがここで一人がもう一人を
裏切って失神させ、女神像を持って逃走しました。
 が、バックヤードから出てきた時にはなんとこの男手ぶら。
 どこかに隠したに違いありません。
 で、大道芸人のいる広場を突っ切るんだけど。
 ゆーや、出てきたので「チェックメイト」と高らかに宣言。
 …いや全然手中におさまってませんけど?
 しかも自信満々で目を閉じてソファにふんぞり返っていたら、男撃たれました。
 びびるゆーや。
 すっごい情けないです。

 そういうわけで男は救急車で運ばれるのですが、彼は女神像は持っていませんでした。
 ゆーやは映像を分析して、この男は実際には撃たれていない、と指摘。
 弾着ですか。
 あの時に一瞬近寄ったピエロがいてそのピエロが隠したロッカーのかぎを受け取ったに
違いない、と。
 んでそのビエロの正体は、ROMESシステムで調べた結果、前回の屋上でイチャイチャしてた
男女カップルの女の方だということがすぐにわかります。いやー映像システムすげー。

 そういうわけでゆーやはハルを連れ出しました。においを元に追いかけるらしい。
 女神像を受け取った女は、前回木村が行ってたマッサージ店で働いていた女性でした。
 で、飛行機に乗ろうとしていて時間を待ってるのですが。
 あの、私飛行機に乗ったことないんでわからないんですが、飛行機ってテロ防止のために、
手荷物とか全部X線通しますよね。…めっさばれるような気がするのですが。

 そうして待っていた女のところに、ゆーや、ハル、砂村が来ました。
 ゆーやは最後の最後の保険として、ハルの好きなにおいをあのカッパハゲ…あれ?ここの
名前なんだったっけ?忘れてしまった。ともかくあの調教師から聞き出していて、それを
女神像につけていたらしいです。ハルはそれをもとに追ってきた。だから、ここにたどり着いた
ということは、この女性が間違いなく女神像を持っている、と。

 ゆーやは、この一月、この空港内で男性に接触したことのある人間を探した。するとすぐに
あなたのことが分かったと言います。
 2人はいつしか惹かれあうようになり、男はボスを裏切って2人で逃げることにしたと。
 それでもう一人を気絶させて女神像を持ち出し、あんな撃たれたふりをして脱出したんですね。
 深刻なシーンなのにハルがめっさ退屈そうにキョロキョロしてる。

 ところがどっこいそれはもうボスがとっくに気づいてて、救急車から脱出した男を待ち構えて
いました。
 あの変なイタリア人がボスか。
 炎天下の中道路で待ち続けて、このボス結構マメなんじゃないのか。
 ボンゴレにスカウトしてやれよ、ボンゴレに。(ボンゴレは全年齢向きマフィアです!←待て)

 あと、ボスが女性にも差し向けたという追手はあの手に入れ墨をした男だったのですが、
八坂があっさり取り押さえてました。
 江川が、「パンチもいけるんだ」と感心していると八坂、こともなげに「総合格闘技かじって
ますから」と。江川は、八坂だけは怒らすまいと思ったことでしょう。

 男の方はボスに撃たれてしまったのですが。
 大丈夫!さっき君が下りてきた救急車が後ろにあるぞ!
 失神させた救急隊員を叩き起こして手当させろ!(鬼か貴様)
 とどめをさそうとしたボスですが、そこに日本の警察がやってきたぁー!…おい先頭の
覆面パトカー、ドリフトしすぎだ!どんだけカーブ曲がり切れてないんだよ!
 
 ゆーやと女性が会話しているところに連絡を受けた砂村、すごい言いにくそうに、男が
ボスに撃たれて死亡したということを伝えます。
 泣き崩れる女性。
 帰ろうとするゆーや。
 ハルがスピスピ言ってて可愛かったです。
 ゆーやは聞きます。
 例え退屈に毎日でも、誘いに乗らなければ穏やかな日常だったはず。どうしてこんな
ことをしたんですか、と。
 女性は、それでもまた同じ状況になったとしても、同じ答えを出すと思う、と、いいこと
言ってんだか再犯のことを言ってんだかわからんような答えをしてました。
(せっかくのいいシーンが!)
 で、ゆーやは「僕には理解できませんが」と、とどまろうとするハルをめっさ引きずって
立ち去ろうとしますが、それでも警察に「もう少しだけ一人にさせてやってください」と言い、
砂村も「お願いします」と頭を下げて立ち去ったのでした。
 …女神像奪還のことはコロッと忘れているようです。女神像ォォォォォォ!!!!!
 
 さて閑野は何か白い紙をジーッと見ています。
 砂村は整備士さんから声かけられているのですが、ゆーやの「もう少し一人にしておいて
あげて」という言葉が意外だった、と結構びっくりしてる様子。 
 ここに別カットからのさっきのシーンが再現されるのですが、ハルがあらぬ方向を見ている
のが怖いです。何が見えているんだ、ハル!撮影スタッフか!(待てや)

 黒部らは江川の入れたコーヒーを飲んでいるのですが…味どうなんでしょうね。
 そこに戻ってきたゆーやは「砂村、コーヒー。あっ江川さんは入れないでくださいね」って言った
ことからして大体江川の腕がわかりますっていうかコーヒー頼んでおいて光の速さで寝る
んじゃねぇよゆーや!

 そこに閑野がやってきて、皆の活躍を褒めているのですが。
 ここの閑野が入ってくるシーン、バックから光が輝いてBGM変わったから、記者会見の場に
のりだしたのかと思ったじゃねーか。何この無意味な効果。
 ともかくそれでしばらく休めとか言うのかと思ったら早速次の仕事ですよ。
 ここは呪われた悪魔の城だ、災いが雹のように降りかかるぞっていう文面が届いたようです。
 前のもそうでしたがなんでこう脅迫する犯人は抒情的な表現を好むのか…。
 ストレートに「閉鎖せんと悪いこと起きてもしらんよ」って書いとけよ。

 そういうわけでゆーや君はまだまだ馬車馬のように働かされそうです。
 今回きなこのカットが1シーンしかなくて残念でした。