多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ヤマトナデシコ七変化♥


ヤマトナデシコ七変化♥

第9話(10/03/12)

 いやー、時間待ってる間に眠くて眠くて仕方無くて、ねちゃいけないと思ってそこに
あったハパネロ食べたら辛いのなんの。眠気どころか七転八倒して逆に番組どころじゃ
なくなってしまったという。
 というわけで何事もなかったかのようにドラマレビュー。(どんな前ふりだよ)

 武長と雪が帰宅したんだけど、そこには何事もなかったかのようにふるまう恭平が。
事情を知っているスナコはとても心配して見ているんですね。
 一方こちらは抜け殻のようになった蘭丸。
 へんじがない。ただのしかばねのようだ。

 スナコはあの騒動のあと、ひとりえびフライを拾っていた恭平を見てたらしいんですね。
なんだかんだいって結構覗いてるぞ、この女!
 で、恭平は母との関係は振り出しに戻っただけだから、武長達には言うな、と言った
らしい。
 どう見てもあんたの態度が不自然すぎてバレバレな気もしますが。

 そんなところに珠緒がやってきて、蘭丸に「好かれるよう努力する」みたいなこと言ってる
んだけど、蘭丸は昨夜の話は忘れてとひどいことを。
 そこにタイミング悪くおばちゃんとタケルが帰宅しましてですね、蘭丸は珠緒に妻と子供と
紹介。
 普通はここでショックを受けた珠緒が「最低!」とかいってビンタするセオリーですが、これは
ヤマナデなので、オバちゃんの右ストレートがきれいに蘭丸に入りました。
 おおっと蘭丸選手ダウン!これは立ち上がれないー!

 タケルが「やっぱりママはパパじゃないとダメなんだって」とわざとらしく説明的セリフを
はいている間に、蘭丸起き上がったのですが。
 パパだよとか言い出すわけですよ蘭丸が。
 つまり、亡き父の幽霊が乗り移ったと。
 すっかり信じたタケルは大喜び。
 つーか自分の息子に「マッシュルームクン」て、お前それはどこを見て言ってるんだい的な
銀さんのようなネタが浮かぶわけですが。何か違うような気がする。(と思ったらやっぱり
そうだった)
 エアーリーディングできない(=空気を読む)恭平君は「なに言ってんだ、目を覚ませ」と蘭丸に
言いますがおばちゃんは阻止。このままでいさせて、と言います。

 でもって恭平の態度については不審に思った武長と雪がスナコに聞いてるんですが、
何もなかった、っつーんですね。というかスナコさんは、うめかないと会話ができないのですか。
 そのまま逃げていきました。

 このあと、おばちゃん、タケル、蘭丸は「親子」仲良く就寝するのですが、同時に目を
あけるおばちゃんと蘭丸が怖かったです。こんなところだけホラー!

 恭平の方は、母親の心の中から自分を消してあげたい、と結構真剣に悩んでいたの
ですが、今度は蘭丸が入ってきて「霊が乗り移ったと言うのはウソ」という話をします。
今もっとそれ以上に深刻な話してたのに!
 ともあれ、蘭丸がこんなくだらない芝居をしたのは、珠緒に嫌われるのが怖くなって、
それで、珠緒に自分のことを諦めてほしかったからみたいですね。
 結局、遊びの恋はできるけど真剣な恋はできなくなっちゃってるんじゃないのかなと。

 結局タケルのために父を演じ続けたまま、香港に旅行に行くことになった蘭丸。
 お前本当どうすんだよ…。
 
 スナコは心配して、恭平の部屋にご飯を届けにいきます。いい子だなぁ。
 あとおばちゃんは恭平に、信じるから見えてくるものもある、一時の夢でも信じましょ
というのでありました。
 
 つーかまたオープニングカットですか…。あれいつも楽しみにしてるのに…。

 スナコは恭平の部屋にご飯を届けにいったあと、そこに置いてあったメモを見つけて、
それを頼りに恭平の母が入院する病院にきたんですね。
 でも恰好が格好だから「いよいよお迎えがきたんじゃぁぁぁぁ!」的な展開になってて
めっちゃ笑えました。スナコちゃん、病院の患者さんにとどめをささないであげて!
 というか服くらい何とかしようよ!

 と、先回りしていたのか、恭平らが来ていて、スナコを連れ帰ろうとするんですね。
 でも雪は、様子を聞くくらいはしようよ、と心配な様子。
 そこに父が現れて、もう顔みたくないって母さんが言ってるんだからみたいなことを
言うんですよ。
 なんだかなー。この父も、母の気持ちはわかっても恭平の気持ちはわからないのか?
と言いたくなりますけど。
 そういうわけで病院を後にした一同。
 うん、出るまでなんで皆スナコの存在忘れてんだ!気にしてあげて!

 スナコは恭平の母に会いにいってました。
 スナコの怖さをものともせず、恭平は来ているの!?とか言う母。
 どうやらスナコの怖さより、恭平の方が勝ったようです。
 うっわこれ恭平知ったら結構傷つくぞ!

 スナコは、えびフライおいしかったですか?と聞きます。
 味はちゃんと伝わると思いますって。

 それを見つけた父がまた怒るんだけど、武長がフォローしていたのは良かったなぁと
思います。
 彼もまた父で苦労した人ですからね。
 親子の絆は簡単には切り捨てられないですよ、と。

 で、父は病院の食堂に移動して皆に話をしているのですが、スナコちゃん一人が
立ってるんだから誰か離れてでも座らせてあげようよ!
 なにこの、罰ゲームみたいな構図!
 
 恭平が生まれて育っていくにつれて、父母どちらにも似ていなかったことから、父の
親類が「不倫の子ではないか」と心ない言葉を言ったらしいんですね。
 そして姑と折り合いが悪かったこともあって、母はすっかりまいってしまったと。
 でもそれは恭平のせいではないし、どちらかといえば父がかばってあげなければならない
ことだと思う。どうせ何もしてなかったんじゃないかなと思いますけどね。
 子供のこととか嫁姑問題でもめる時って大抵旦那さんって「それはお前が何とかしろ」
とか「子供の教育はお前の義務だろ」とか勝手なこと言うからなぁ…。
 もし父親が親類からの心ない話に自分が矢面に立っていたなら、ここまで母も恭平も
傷つくことはなかったような気がしますよ。
 態度的に何もしてなかったことが丸わかりだもん。

 それで、武長と雪は何とかしてあげたいとか思ったらしいんですが、すっかりひねくれて
しまった恭平は、もう俺のことはほっとけよーとか言うわけですよ。
 俺の顔が問題なんだからって。
 それ聞きようによってはものすごいイヤミに聞こえますがともかくとして。
 ここでスナコが自分で「ブスナコブスナコブスナコ…きぃぃぃぃ!!!」ってなってたのが
笑える。気合いを入れるためだったらしいんだけど屋敷揺れて気合どころじゃねーよ!

 スナコちゃんとしては恭平に正面から言い合える勇気が欲しかったのはわかるけど、
そのたびに落雷されていては困ります。

 ともかく、スナコは、恭平のことをまるでだだっこ、と言います。
 受け入れてくれなかったら怒るばかりで、母親のことを分かろうとしようとしたことが
ありますか、って。
 このあとスナコちゃん、プシューってなってて雪「力尽きた?」武長「自家発電だからね」と
冷静な会話がなされていたのは笑いました。

 スナコちゃんがこんなに一生懸命になるのは、ここでは皆が自分を変えようとせず、
ありのままの自分を受け入れてくれたから、らしいです。
 え?結構最初の方では無理やりレディーにさせようとかしてましたが。

 恭平は、お前を構っているのは家賃のため、とっととレディになれ、それがいやなら俺の
前から消えろ、と言い放ちます。
 だからー。ガキかてめぇは。スナコに八つ当たりする理由なんかないだろうが。

 スナコちゃんが、「私レディーになった方がいいですか」と聞くのに「ホラー女よりマシだろ」
って恭平言ってて、ダメだこいつ…ってマジに思いました。
 母親が恭平のことを恐れるのは顔のことがあるかも知れないけど、今の恭平は心が醜いと
思う。恭平が嫌ってる、顔だけ見てよってくる女と同じじゃん。
 スナコが泣いて出て行ったの見て何とも思わないのかなって思いました。
 ここにおばちゃんがいたら「たわけ!」って言いながら脳天かかと落しを恭平にくらわせて
くれたに違いないのに!

 迷宮入りではマスターが、どうして自分に(亡き父の霊が)とりついてくれないんだ!って
言ってて面白かったです。
 ただ、この時間が終わったらつらいだろうな、という鋭い指摘もしてました。
 確かにずっとこのままっていうわけにもいかないしね。
 マスターは言います。
 大抵の子は、親は強くて万能だと思って育つ。でも、いつかそうではない、親も弱い
人間なんだと知る。そうしたら今度は子供が親を守るんだ。
 いいこと言いますねー。
 
 で。
 おばちゃんたちが帰宅するのですが。
 蘭丸、いつもの調子でまた女性と連絡を取り合ってしまってタケルに「パパ…?」とか
言われるんですね。
 したらとっさに「蘭丸君の意識が…!」というすごいごまかし方。
 うん、全然ごまかせてねぇー!
 皆も「これは蘭丸なんだよ」とネタバレにかかりました。
 タケル、「やーだー!」と全身で否定。
 つーか蘭丸の立場は。

 おばちゃんは最初から、蘭丸には父親の霊が乗り移ってないことくらいまるっとお見通しだ!の
状態だったらしいです。
 タケルのことをマッシュルームって言ったかららしい。
 亡き父はマシュマロって言ってたとのこと。
 どんな聞き間違いだ蘭丸!武長にも「バカ」って言われてるぞ。
 というか亡き父は白蘭なのか!?世界征服をたくらむ白蘭だというのか!(別にマシュマロ好き
だったわけではない)
 
 おばちゃんはそれを知った上で騙されたふりをしていたのだけれども、なつくタケルの顔を
見たらどうしても言い出せなくなってズルズルきてしまったそうです。
 気持ちわかりますね。
 自分は納得できるからいいけど、タケルの気持ちを踏みにじりたくないっていうのがあるん
だろうし。

 と、飾ってあったおばちゃん、タケル、亡き父の写真がすごいガタガタいい出しまして。
 おい、誰だものすごい貧乏ゆすりしてる奴は。(違え)

 と、本当に蘭丸に亡き父が乗り移るわけですよ。
 今度は姿まで変わったので本物です。
 なんかホーンテッドマンションみたい。
 
 これは別れじゃない、パパも君を、ママを愛してる。
 目に見えなくてもそれはずっとあったんだよ。
 信じてくれていれば、パパの愛はずっと君達の中にある、ずっといっしょ。

 そういうパパにタケルも、これからは僕がママを守るって約束してて、いい子だなぁと
思いました。
 …これが子供店長の由来である!(嘘を言うな嘘を)

 おばちゃんにも、ゆっくりでいいから幸せな恋を探すんだよって言ってて、なるほどこれで
吹っ切れたおばちゃんが次回最終回で迷宮入りのマスターといい雰囲気になる伏線なのかな
とちょっと思いました。身も蓋もねぇよ。

 そういうわけで反省しきりの蘭丸。
 そこにタイミングよくまーた窓からやってくる乃依と珠緒。
 蘭丸は珠緒に謝って、もう一度、本気で付き合って欲しいとちゃんと言います。
 こっちの方は丸くおさまってよかったですね。
 でもその後「とりあえずホテル行く?」って言ってて武長にどつかれてました。
 蘭丸君、君は普通の人と恋愛の順序が逆なのでもうちょっと考えて下さい。

 乃依は乃依で、武長君は私のことどう思ってるの?とやっとここにいたって本編に
絡んできそうなセリフです。
 …って結論ないのかよ!次にいっちゃうのかよ!

 恭平が勇気の出る丘でぼへーとしてると、スナコがやってきて隠れてるわけですよ。
まだレディじゃないから恭平の前に姿を見せない、というつもりらしい。
 すごいいじらしいなーと思いました。
 で、マントを渡してくれるんですね。

 私にはいつもあなたの優しさが見えていました。
 あなたの母もあなたの顔が見えなくなれば、他のものが見えるかも。

 すごいいいこと言ってますがスナコちゃん。
 恭平の半分くらいはひねくれで出来ていたような気がするのですが。え?今までの
話のどこらへんにいつも優しさが見えるシーンありました?

 そうして病室で母が目覚めると。
 病室の片隅に死神が!
 と思ったら、マントかぶった恭平だった。
 怖いから!位置的になんかあの世からのお迎えかと思っちゃうから!もうちょっと
何とかならないのかそれは!
 よく母親もナースコールしなかったな…。

 ともかく恭平は、これからは自分が母を守るからって、小学生の受け売りそのまんまな
言葉を言いましたよこいつ。
 そして、何年かかってもいいから向き合ってご飯食べよって。

 その際にはぜひラーメンで、恭平は鼻眼鏡をつけてもらって「あつっ…ちょっとこれもう邪魔!」
とか言いながらむしり取ってラーメンすすっていただきたいものです。(銀魂のヅラか!)
 
 このあと恭平、アメリカとかアフリカ、中国の人と同じ景色見ようよって言ってたんだけど、
なんて突然そこまでスケールがでかくなっちゃうのかは意味不明です。
 まあ恭平だし…。
 母は、「その時がきたらどっちが作る?えびフライ」って話を振ってくれていましたが。
 …2人で仲良く作るという発想がないことに、やっぱり恭平の母だなあと思いました。
 ともかく、二人はわかりあえてよかったですね。
 お父さんが最後まで蚊帳の外だったのが気になるところです。

 そうして恭平、昨日はゴメン、言いすぎたとぶつくさ練習しながら帰宅。
 ところが、スナコの部屋に入ると誰もいないばかりか、セットは何もありませんでした。
(セットって言うな)
 そこにおばちゃんが来て、スナコは北海道に帰った、と告げるのです。
 思わず飛びだした恭平。
 走って行きます。
 走るのはいいがお前は北海道まで走るつもりか。

 あと、なんか意味深な男性が出てきました。
 スナコの父親設定とかいう安易な設定だったらぶっとばすぞ。

 ビジュアルブック発売の宣伝やってましたが、皆が歩いてきながら説明してるのが
可愛かったです。
 次回、衝撃の最終回!
 はたしてオープニングはカットされずに流されるのか!?(そこォ!?)





多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ヤマトナデシコ七変化♥