多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→特上カバチ!!


上カ!!

第7話(10/02/28)

 前回までのあらすじ:魔法使い 住吉 は ダーマの神殿 に やってきた。転職しますか?
 はい
→いいえ

 今回の始まりはなんかアンケートっぽい感じだったのですが、カメラの前を人が横切った
から「おいおい」とか思ってたら、それがそのまま本編につながって、住吉が横切っていた
という設定だったのはなかなか面白かったです。

 で、誰かとぶつかる住吉。
 気付いた途端2人の間に火花が。でも住吉の方が強い!
 田村それを何気なく目撃してました。

 2人で事務所に帰りつつ田村、さっきの人は誰ですかと聞いています。
 昔の男と答える住吉ですが、気になったぁー?と聞いたら田村が割と真顔で「え、なんで?」
っていったのでけっ飛ばしてました。うん、田村が悪いな!

 いつもの飲み屋で田村らが飲んでるんですが、そこのおねえちゃんが、引っ越しを考えてる
って言ってチラシを見せるわけですが、これが見事なゼロゼロ物件。(敷金、礼金ゼロのやつ)
 どう考えてもトラブルになりそうなのは目に見えています。
 田村も、自分とこの大家さんが嘆いてたって言うんですね。
 最近こういう物件が増えて、敷金礼金がかかるようなとこに人がこなくなるかもみたいな
感じで。
 
 で、そこのおねえちゃんの友人のマホとかいう人が不倫相手の男が死んだのだけれども、
ビデオで遺言が残されていて、それには、マホにハワイの別荘をあげるみたいなのがあった
らしいです。でも奥さんが無効だー!って騒いでいて、有効か無効かどっちだ、というのが
今回の問題らしいのですが。
 こんなもん無効にきまっとるわ。法律で定められてないもん。
 つーか田村も答えまでにタメすぎ。クイズショウの影響直ってないだろ。

 んでそのおねえちゃんは、だったら所長の愛人やめようかなぁーとか言うわけですよ。ま、
署名捺印入りの遺言書書かせれば大丈夫だから。
 
 住吉は前回検備沢に何を言われたかっていうと、弁護士にならない?と聞かれたらしいん
ですね。
 というか弁護士はなれたとしても今ほとんど仕事なくて大変ですよ。人数が多すぎるらしい
から。定年っつーものが医者と同じでないから、いつまでも引退しないでいる人がいるために
どっこもかしこも弁護士みたいなことになってるらしい。
 日本にはホームロイヤーというのがないですからね。アメリカなんかでは、ホームドクターと
同じくらい、ホームロイヤーが個々でいるのが当たり前ですが。ま、簡単に頼めないくらい
日本は弁護士料が高いもんなぁ。
 で、その話の流れを無視して住吉、検備沢にいきなり所長とは結婚しないのかって聞いてて
笑えます。盛大にカクテルを吹く検備沢。
 龍馬伝といいこれといい、吹くのがはやってんのか?

 そんな二人のやりとりを後ろで土方と沖田が見てるんだけど、いちいち矢印で名前が出て
笑える。

 翌日、田村のもとにやってきたのは、ガソリンスタンドでのアルバイト時代にお世話になった
という山田でした。
 田村曰く、危ないところとかポカミスを何度も助けてもらっていたらしいですが、お前…それは
ちょっと人間として致命的じゃないのか…?
 ともかく山田が相談したいことというのは、家賃を一日滞納したら、カギが取り換えられていて
アパートに入れなくなったということでした。
 昨夜はとりあえず会社に泊まったらしいのですが、不動産屋によると、家賃他、違約金と鍵の
交換料を請求されて困っていると。
 お金がなくて敷金礼金ゼロのところに引っ越したのにあんまりだと。
 んで田村に謝礼を払う余裕すらないと。
 田村、かっこよく、報酬は受け取れないですし、ましてや先輩からいただくつもりはありません
と言います。お前な…いつまでタダ働きするつもりなんだ。今回の話までどれだけまともに料金
もらってこれたんだ?

 ともかく、相手が不動産の瀬古井という人間だと聞いた途端、住吉がすごい反応。
 自分から進んで、この案件を担当します、って言いだします。
 あのウジ虫がーとか言ってて怖いです。
 
 早速不動産屋に乗り込む田村達。
 田村はそこで瀬古井がこないだ会った「住吉の昔の男」と気づくんですが、住吉に足踏まれました。
お前な…冗談で言われたことくらいわかんねーのか。
 ここから住吉と瀬古井のバチバチ火花飛ぶ会話がめっちゃ面白かったです。
 前は廃業に追い込まれましたので今はまっとうな商売をしています、という瀬古井に「だといいん
ですけどー」と返す住吉。
 ここだけ南極の気温!

 それで、家賃そのたもろもろで合計85000円を請求される山田。
 たった1日の滞納でこれはひどいと言うのですが、瀬古井聞く耳持たず。
 田村は、借地借家法ではこういう不利な契約は無効だ、というのですが、瀬古井は平然として、
うちは部屋を貸すのではない、カギを貸している。部屋はカギについてくる無料サービスとか言い出す
わけですよ。
 その割には世の中の事情に疎いな、瀬古井。
 ゼロゼロ物件で勝手に住人の荷物を処分したり、執拗な取り立てを受けたとして裁判になって、
いずれも原告側が勝ってますけど。
 まあ、全部のゼロゼロ物件が違法というわけではなくて、中には数ヶ月家賃を滞納したあげく
追い出されたいう人もいるようなので、この場合は訴えても負ける可能性はあるかと思います。

 つーかここのやりとりのBGM、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」なんですけどいりますか?

 田村はまた怒ってますが…。だからー。そういう風に「そんなカバチ通用するか!」って怒った
ところでまったく説得にもなにもなってないんで学習して下さいっていうか前回学習したと思った
のは一瞬だけか!
 契約書にも書いてあるという瀬古井。そんなもの読んでないという山田。
 お前な…契約書はちゃんと読めよ。大事なことだぞ。それを読む時間は与えなければならない
ことになってんだからきちんと読め。

 住吉、せこい手口だわーさすが瀬古井さん、って言ってて、瀬古井が「ほめていただいて恐縮
です」住吉「褒めてません」みたいな会話になってて、また氷点下で怖かったです。ここだけ地球温暖化
回避!
 
 で。
 瀬古井は、これが裁判所が違法もしくは無効であると認定するまでは、この契約は認められる
というわけですね。
 そういうわけで怒り心頭に達した住吉、あなたをぶっ潰します、法はあなたを許しませんよと
言って出て行きました。

 んで住吉、どっかに電話をかけていましたが…。
 土方と沖田が何やら大きな荷物を持ってやってきました。あと、カギの救急車も来ました。
 だからなんでここのBGMがゴーストバスターズなんだよ。懐かしいなおい。

 まず鍵を交換して中に入り、住吉は荷物を開けてなにやらごそごそし始めました。
 ここではあえてそこは映らず、田村と山田が驚いてる感じです。
 でもって住吉は不動産屋がきたら適当に、ケガしないうちに追い出されちゃってください、
ただし貴重品は持っていて下さいね、と言います。
 山田は、自分にとって大切なものは家族の絵だ、というのですよ。息子が書いてくれた
ものらしいです。
 そんなに大切だったら持ち歩いておけよって思うんですけど。相手は、勝手に部屋に入って
くる不動産屋だぞ?

 住吉が帰った後で一緒にいた田村は、山田が離婚寸前で、今奥さんと子供は別居して
いることを知らされます。
 仕事が忙しくて本社勤務になって、またガソリンスタンド勤務に戻されて、それですれ違いが
多くなって、別居になってしまったらしい。
 もう半年も子供の顔を見てないという山田。
 気をつけろ!テロリスト集団「魔弾の射手」にさらわれるぞ!
(ガソリンスタンド店員にテロの協力をさせても何も得られません)

 田村は、帰りを待っているはずだ、というけど山田に「分かったようなことを言うな!」と
叱られます。
 あんた…ほんっとに先週成長したと思ったのは一瞬だけだな…。
 人にはそれぞれの理由があるんだから、できもしないというか、背負えもしないことを
軽々しく言うなよ…。第一話の所長の言ったことがあんまり生かされてないというかもう
忘れてしまっているのか…。
 
 と、夜やってきました不動産連中。
 田村らは言われたとおり抵抗なく追い出されています。
 連中は家財道具を放り出しにかかるのですが、部屋の奥にあったカーテンを開けると、
骨董品がぞろぞろおいてあるわけですね。
 連中は、私物を壊しても弁償しないと契約書に書いてあるから、とどんどん放り出し
始めます。
 田村は「これが住吉の狙い」と山田に説明してます。
 あー何となくわかったような気がする。

 さて不動産屋にて。
 私物の損害については責任を負わない、と瀬古井が言っているとこに住吉がやってきて、
あれは山田の友人の検備沢という人のものである、検備沢さんは大変怒って損害賠償請求を
すると言っている、と言うんですね。
 でも瀬古井もうちが壊したという証拠は?と言ってくる。
 そこで、住吉がセットしていたビデオの登場となるわけです。住吉もすごい手使ってくる
なあと思いました。
 で、請求額は43万でした。…思ったより大したことないな。私はてっきり、500万とかそれ
くらいはいくかと思ったのに。

 そういうわけで第1回戦は住吉の勝ち。
 重森は、あまり関心できない、めちゃくちゃなやりくちですよ、と言います。
 住吉は、違法な手口にやりかえしたまでだけど、何かあれば自分が責任を取るという
わけですよ。
 それを聞いて田村、検備沢のところに引き抜かれてしまうのかな、とちょっとくらいは
気になるようですが…。
 一方瀬古井はあれで引き下がるはずもなく、なんかどっかに依頼してました。

 山田が寝ていると、朝えらい勢いであやしい連中たちがやってくるのですよ。
 なんでも、山田が滞納している家賃を立て替え払いした会社の連中で、立て替えた分を
払えってことらしいです。
 要するに追い出し屋だろ。
 こんな時間に来ること自体今の法律じゃ違法ですから。あと仕事先に来たりとか、
帰り道、別居してる家族のことで脅しかけてくるとかもね。
 
 山田は別居している奥さんに電話をかけて安否を確認したんですが、それは確認できたの
ですが奥さんは「早く離婚届けにサインしてね」という鬼のような人でした。
 
 田村が心配していると、電報がきて、そこに「お悔やみ申し上げます」って書いてあるんですね。
かんっぜんに違法でしょこれ。
 前に確か金の取り立て屋が、借りている人に対して「火中お見舞い申し上げます」という
葉書を送ったことが裁判で違法判定されたはずです。暗に放火するぞと脅しをかけている
ととれる、みたいな感じで。(もちろんそれだけじゃなくて他にもいろいろ嫌がらせをしていた)
 そこに山田の母から電話がかかってきて、実家に、山田が死んだという知らせが届いたとか
いうわけですよ。
 
 田村は事務所で、その後も心当たりのない出前などの嫌がらせがあった、とか言ってます。
つーかこんなわかりやすい嫌がらせしてくれるやつも今どき珍しいな。
 こういう架空の出前についてはお金はもちろん支払う必要はなく、お店がそのいたずらの被害者
ということになるので、お店が警察に被害届けを出すことになります。
 栄田もいよいよ追い出し屋が出てきたか…と言ってます。
 
 要するに、お金を貸すことについての法律が厳しくなってきて、闇金がこっちの、弱いものを
食いものにするようなビジネスに目をつけてきたということですね。
 ただ実入りも少ないような気がするのですが。
 住吉、今度こそ瀬古井を葬ってやる!と怒ってます。さすがの重森、栄田も若干引き気味。
 
 つーか。
 その間に山田の部屋、また乗り込まれてますけど。
 家財道具処分されまくってますけど。
 山田もあの絵が大事ならちゃんと保管しとけよ。住吉が貴重品は移しとけって言ったじゃん…。

 住吉はまた検備沢に打つ手がないか相談しにいってます。
 ここの会話でこないだの貴重品が、捨てようと思っていたがらくただっていうのがわかる
んですが、がらくたでも43万か…。売れよ!
 まあともかく検備沢は、方法はいくつかあるが、それはすべて弁護士業務ばかりになる、
法で人を助けたければ弁護士になりなさい、とか言うわけですよ。
 司法書士はそれでも業務の幅が広がりましたが行政書士はなぁ…。確かに弁護士の
方がいろいろと動きやすくはあると思う。

 何も知らない山田が帰宅するとまたカギが変えられていました。
 カギ屋さんに来てもらって開けてもらって中に入ると、家財道具がまったくありません。
 瀬古井に文句を言っても、家賃を滞納する方が悪い、ばかり。
 山田は、あの絵だけでも返してくれと言いますが、だったら裁判でもなんでもしてくれ
って感じです。
 この勝負は住吉の負けですかね…。

 住吉は、私が弁護士だったらタダでやってあげるのに、とかなり悔しそうな様子。
 で、六法全書を見てるんですが休憩で外に。
 田村は残ってあれこれ探してて、手がかりがなくて困っていたところに、たまたま見た
住吉の六法全書であることに気付きます。
 出かけていた住吉を呼びもどした田村。どんな手段があるのでしょうか。

 2人であれこれやっている様子をそっと見守る所長。
 あれ?家に帰らなくていいの?
 あー、娘さん結婚しちゃいましたもんねー…。一人ぼっちの家かぁ…。(心の傷が!)

 さて最後の戦いに田村と住吉、瀬古井のところにやってきました。
 田村は瀬古井が、賃貸人の管理をして、勝手に追い出してそれで報酬を得ていることに
関して、弁護士法に抵触する、というわけです。
 要するに、弁護士の資格がない人間が弁護士業務やっちゃダメよ、という法律です。
 瀬古井がやったことは判例にある、判例は法律と同じ効力がありますよ、とたたみかける
住吉。
 これはダメージだー。
 瀬古井も「わかりました、そこまで言うなら裁判やってあげますよ、徹底的にやりますよ」
と最後の抵抗を見せるんだけど田村、これは民事じゃなくて刑事だからこっちはまったく
お金かかんないと言うわけですよ。
 刑事だと相手検察だもんなぁ。

 警察にちくられては困る瀬古井、精神的ダメージによる慰謝料100万円を請求されてて
笑えます。
 新しいカギの交換料免除しますとか、家賃滞納してるのはそっちじゃないかというカスっぽい
攻撃は効かなかったようです。
 
 ここで田村の説教が炸裂するんだけど、住吉が「人間のクズに話すなんて時間の無駄」
みたいな片付け方をしてました。田村の熱意がムダに!
 あとは電話するだけ、という2人に瀬古井、「じゃ80万払います」と最後の抵抗試みてます。
だからそういう値切りも通用しないというに。
 そういうわけでこの場で100万、即金で払うということになりました。
 田村も「法律はあなたを許しませんよ!」って言ってたけど、やっぱり住吉の方がかっこ
よかったなぁ。

 そういうわけで山田は100万を手にしたわけですが、田村達に支払おうとするんですね。
でも住吉が、お金を受け取ったら自分達も非弁行為したことになるので受け取れない、
自分のために使って下さい、と言います。
 山田は、それより絵を取りかえしてくれと言うわけですよ。
 いやあんた…ここまでしてもらってさらに要求とか…。だったら自分で探しに行けよ…。
 田村達は当然あのあと探してくれていたらしいんですが、もうぐちゃぐちゃに汚れて
しまってたらしいんですね。
 だから、できることはお金しかないと。
 山田、何でも金なんだな…とか言い始めます。
 あのな、もともとはあんたが夫婦仲修復しようとしなかったのが原因でしょうが。それを何
田村達を責めるような言い方になっちゃってんの?一生懸命やってくれた人に対して文句
だとか。何様だ。

 ともかく田村は、何かできることがあったら何でもします、必ず幸せな未来があります、
と山田に言うのでありました。

 一方瀬古井。
 またどっかに連絡してましたが、そこに警察が踏み込んでくる。
 誰かがちくっちゃったみたいなんですね。
 瀬古井が逮捕されたという記事を見て驚いた田村ですが、住吉が平然と「ちくったの私」
と言ってました。
 なるほど、やっぱりタダではすまさなかったか。
 住吉にとっては違法行為してる連中との約束なんて、守るに値せずって感じなんでしょうね。

 んで、山田からも、あれから頑張って家族で暮らせるようになったという葉書がきてました。
 そこから住吉と田村の親の話になるのですが、田村は自分が聞かれるとえらいぎこちない
感じになります。これは…ろくでもない父親だったんでしょうかね?
 水道の水出したままぼけーっとする田村。クイズショウか!
 田村にも何か重い過去がありそうだったりなさそうだったり。

 最後の生放送のとこは、検備沢役の浅野さんが出てたんですが、「櫻井君はバンクーバーに
行ってるので…」とか言うから「あ、そうか」と思ってたら、そこにいました(笑)。帰ってきて
たらしい。
 でもまた堀北さんとで話進めてて「またか。おれの話聞いてくれ!」になってて笑いました。
 最終回までずっと堀北さんのターン!




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→特上カバチ!!