多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋


チーム・バチスタ2
ジェネラル・ルージュの凱旋

第9話(10/06/01)

 えー前回の予告で豪快にネタばらしされたわけですが、寺内が運ばれて行く途中
白鳥は、鎮痛剤投与の速度の数値に気づきます。
 
 治療を受けている寺内のところに速水が来るんだけど佐藤はこれを断る。
 珍しくぼーっと壁際でポーズつけて眺めてる速水。することなくてヒマそうですが、
いちいち立ってるのにポーズつけないと死ぬんか。
 花房がやってきて速水立ってるのにビックリしてるじゃねーか!やっぱそのポーズ
カッコつけすぎなんだよ!(そういう意味で驚いたんじゃないと思います)

 30分たってもまだモニターが平らなので、皆はもう無理だというのですが、佐藤は
懸命にやってるわけですね。
 それで開胸して心臓マッサージをするといったけれども、誰ももう動きませんでした。
 佐藤としては、速水に出来るなら自分だって(蘇生)出来るはずだ、と思っていた。
だからこんなにムキになったんでしょう。
 でも皆はちゃんと知ってると思いますよ。佐藤が頑張ってることを。
 和泉が、「家族と連絡が取れました。家族は延命を希望していません」と言ったことで
ようやく佐藤は手を止めました。
 ここで速水がちゃちゃっと、死亡確認の指示を飛ばす。お前は王大人か。(違)
 そして彼は引き揚げていきました。
 これもよく知らない人が見たら「なんて冷たい先生なんだろう」って映るんでしょうね。

 白鳥は、こんなに急激に悪化するものかね、と言う。
 長谷川は、病気が進行していたからありうる、と言うんだけど白鳥は、あの機器の数値を
見せて、落ちる速度が10倍違うというんですね。界王拳かー!(待て)
 1時間に、2.5ml/hでなければいけなかったものが、25ml/hになってる。
 こんな速度でやられたらそりゃ体がついてけませんわ。

 白鳥は、誰かが速度を間違えた、医療ミスの可能性がある、という。
 …いやその前に、正しく設定されていたものを誰かが操作した可能性も考えようよ白鳥!

 研修医たちは田口に、俺達の中に犯人がいるってことですか、だからやだったんだ
訴えられる可能性のあるところなんてとブチブチ文句いいながら立ち去っていきます。
 殿がご乱心ー!

 まあともかくですね。
 花房の方も栗山さんだっけ、あれに、どうして寺内を一人にしたのか、と聞いています。
 花房が単に状況を聞いているだけなのに「私がミスしたと思ってるんですか、ひどい」と
怒る栗山。めんどくせぇぇぇぇぇ!もうウザイからこいつ犯人でいいだろ!

 チームでは、いつかこんなミスが起きると思っていたとか、和泉お前があれ用意したん
だよなとか結構ギスギスしたムードが漂ってます。
 今の民主党もこんな感じなんでしょうか。(総理辞意表明しましたけど)

 白鳥は田口に、もう一つの可能性がある、誰かがわざとやった可能性が、という。
 なんであの場で言わないんだと思ったけど、あの中に犯人がいれば証拠隠滅に走ったで
しょうからねー。 
 伏せるだろうなぁ。
 寺内が何を伝えようとしていたのか、今となっては聞くすべはなくなってしまいました。
 白鳥は、わかってるのは、鴨志田がらみの何かだ、と言います。

 坂崎がやってくるのですが、田口から、直前までこのおもちゃを持ってましたよ、と言われて
涙ぐむなど、この時点では割と普通だったんですがねー。

 速水白鳥に、今遺族がきてサトちゃんが対応してるって言うけど。
 あの、すみません、少し前のシーンでは和泉が対応していたような…?いいけど。
 白鳥は、ちゃんと医療ミスの可能性は伝えたのか、というけれど速水は絶対の自信を持って
それは違う、うちにあんなミスをする奴はいない、と言う。
 それを調べるのがお前の仕事だろ、と。

 生きている人間を調べるのは俺、死んだ人間を調べるのはお前だろ、と速水に言われて
「まーねー」といつもの調子で答える白鳥。
 ここのやりとりはなんかよかったなーと思います。
 前回速水の本音を聞いてから白鳥の態度が変わってきた感じもあるし。
 白鳥としては帳簿を見て、こいつは絶対に不正はやってない、と確信したんでしょうね。
辞める先が決まってるからいいよなーみたいなことは言ってたけども。

 和泉は、自分の怪文書のせいでこんなことになってしまったとか言ってます。
 あれ捨てたわけだし、別の誰かが書いたんだし…この子どんどん、あれもこれもすべて
市のせい…って貯めこんでいくタイプだな。(途中なんかおかしかった!)

 えーと。
 坂崎の方は遺体を返してもらえないということでモメてました。
 速水が死亡診断書を書いてないらしい。
 ああ、あれがないと火葬許可とかもらえないですからねー。
 死因調査中だ、と説明する皆のところにフラリーと白鳥が来て。
 医療ミスの可能性があります、とズバッっと言いやがったー!

 あんたな、あんたはそれでいいかも知れんが、後で「ミスではありませんでした」と言われたと
しても、言われた遺族の心の傷が治るわけじゃないんだぞ。
 全部が全部事実を伝えない方がいいことだってあるだろ。
 ミスだとハッキリしたら伝えるとかじゃダメなん?
 調査中ですって言うことで逆に不安にさせることもあると思うよ。白鳥みたいな言い方ならなおさら。

 坂崎は田口に、本当に医療ミスならそれなりのことを病院に請求するつもりだ、と言います。
 それは田口としても異論はないでしょうが…。
 当の白鳥は、「診断書書かないなんて速水もやってくれるねー」と涼しい顔だもん。
 ミスじゃないかもーとあっけらかんと言ってますよ。

 そんな中、ホットラインが入ります。
 速水が早速マイクで「全部受けろ」と。
 崩落事故で運ばれてきた患者が何人かいるのですが。
 速水はカメラをジーッとみてました。
 …ていうか一人ほっとかれてる患者がいませんか…?

 田口は栗山に声をかけて、寺内について気づいたことを聞きたいと言います。
 ここでも文句全開の栗山。鬱陶しいなてめーはよ。

 あの時、薬が効かずに痛がっていて栗山は和泉を呼びにいった。
 和泉は薬をセットして、4時間でなくなるから、といって戻って行き、栗山は泌尿器科の
人に申し送りをしていたら、その間に寺内はいなくなっていたと。
 そのあと階段下で発見された。
 あの機械に和泉以外触った人はいないという栗山。
 でもそれは、栗山が知っている範囲内では、ということですよね。
 行方不明になった時に誰か触ったら、とか思わんのですか。
 やっぱり栗山が犯人に思えてきたんですか。

 屋上で和泉は速水に、怪文書を出したのは私です、私のせいでチームは崩壊寸前です
と言ったのですが、速水、けろっとして関係ない、と言う。
 関係なくないです、という和泉。
 ああああああああうぜー!
 まだ私のせいとか言ってるよこの人。
 立ち去ろうとする速水の背中にダイブする和泉。
 怖いんです、と言います。

 この二人を見ている花房のオーラが般若みたいで怖いんです。

 白鳥は鴨志田秘書に会ってました。
 えーと誰でしたっけ?ねぎさん?(鴨とネギじゃねーよ!)
 岡村か。
 白鳥は岡村に寺内が死んだことを告げますが、岡村、誰のことだっけみたいな顔をする。
 なんで覚えてないんだろうな。
 ともかく白鳥は、寺内さんになくなる前いろいろ聞きましてー、まずいんじゃないですかねー
あれはとか、なんであんなでっかいウソついたんだろとか言います。
 すげえブラフ。こいつでなくてはできないハッタリですねー。
 
 田口のところに白鳥がやってきて、タネまいてきたと言います。
 ガツッとやってぴゅーと逃げてきたって。
 …結局逃げたんですね。まあいいけども。

 一方で事務長のところには、岡村から電話がかかっていて、寺内の遺体を引き取りたいと
言ってくる。
 そうしたら医療ミスの可能性、なかったことにしてあげますよと。
 …ミスでなく故意だとしたら?
 そうしたら隠ぺいということになりますよ。
 わかっててやってるのか知りませんが。
 なんで岡村がこんなこと言いだしたかというと、坂崎に接触していたらしい。
 よりによって容疑者の一人を頼って行くとはー!あんた父親の思い何もわかってないな
坂崎さん!

 チームのところに事務長がやってきて、遺体を返すことになりました、医療ミスは存在
しないとか言い放ちます。
 速水が診断書書いてないし書く気もないもんねーとか言うと、佐藤にかけ、と言う。
 そこに白鳥が入ってきて、それ強引じゃないですかー?あれぇ誰かにプレッシャーかけられ
ましたぁー!?と言う。
 今ばかりはこいつの鬱陶しさが役に立ちますね!(ひどい)
 白鳥は、解剖を要請したい、という。
 そんなことをしたら何を鴨志田から言われるか、と事務長渋い顔なんですが。
 田口は、AIを使うことを提案します。そうだね、少年のロボットの話だね!(それ「A.I」!)

 田口はさっそく坂崎に交渉。
 坂崎、うって変った態度で信用できません、とか言う。
 岡村に何を吹き込まれたんだよおい。
 田口は、助けることができる命のために協力して欲しい、体には傷をつけないから、と頭を
下げて了解を取り付けます。

 で。
 白鳥が、「曳地センセー久しぶり」とか言ってて、また君らかと呆れられてんですが。
 「はいグッチ、謝って」
 ふるなー!田口に全部押し付けるなー!お前がちゃんと謝れェェェェェ!!!!!

 そういうわけで、速水、事務長も立ち会ってAI診断が行われるのですが。
 特に全身異常ないんですね。
 ところが速水、突然のどの映像を取ってくれと言う。
 で、見てみると、驚きの映像が現れたのです。

 皆が驚く中、事務長だけ分かってなくて「どゆこと?」って取り残された状況だったのは
ちょっと笑った。ざまーみろと。
 皆は医者さんですから(白鳥も免許持ってるし)「これは…!」って感じでした。

 つまりですね。
 簡単に言うと、まさに真綿で首を絞めるかのごとく、何者かが寺内さんを、絞殺の跡が
残らないようにして殺害したということです。
 これは医学に詳しくないと出来ない。どこ押さえれば確実に気管がしまって跡がつかないか
なんてわからないですからね。

 寺内に抵抗の形跡がないことから白鳥は、おそらく犯人はまず鎮痛剤の速度を変えた、
それだけでは寺内が死ななかったため、絞殺痕が残らないように気をつけて彼の首を
絞めたと言う。
 明らかに意図的な殺人だと。
 警察に連絡を、と白鳥は言いました。
 そして田口に「イタリアにいってる院長呼び戻せ!」と。
 あの院長どんだけあちこち遊び倒すつもりだ!
 怪文書の時点で戻ってこいやー!

 報告を受けてミスじゃなかった…と安心する和泉。
 その肩をポン、と速水が叩いて、チラッとみて去って行って、ここすごくいいシーンでした。
 絶対患者時代の和泉覚えてないことないって。
 本当にチームの先生へのフォロー、どうでもいいと思ってたらこんなことしないし。


 田口は坂崎に、医療ミスではなかったことを説明し、改めて、事件に巻き込まれた可能性がある、と
言います。

 屋上で話す白鳥と速水。
 そろそろ太陽光もきつくなってきて紫外線が気になる時期だと思うのですが、前は中庭
とかでいろいろ話していたと思うんだけど屋上は何かあるんでしょうか。
 で、白鳥は速水によく頸部を見るなんて気づいたな、と言う。

 崩落事故で運ばれてきた患者のうち、外傷がなく、見た目綺麗な患者は蘇生できなかった、
という速水。
 聞いてみれば岩に首を挟まれていたとのこと。
 外傷が出来ない力で、気管が圧迫され、呼吸困難になったのだと。
 それを見ていたから気づけたのだという速水。
 白鳥は、お前には運があるのかもな、と言う。
 寺内がここで殺されたのも、偶然というには出来過ぎだと。

 ふと速水は空を見上げたあとよろめきます。
 どうした、空が綺麗だったから!?(違うだろ)
 それを白鳥が支えたんだけど、何事もなかったかのように速水歩いていきました。
 やっぱりあのカルテ、速水のでは…。

 残りあと3回、速水のチュッパチャプスの量は足りるのか!?



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