多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→絶対零度〜未解決事件特命捜査〜


絶対零度
〜未解決事件特命捜査〜

第5話(10/05/11)

 こないだ、絶対零度って、コールドケース→冷たい→絶対零度ですかと突っ込んだ
のに対して、説明するかのように番組冒頭で、絶対零度は到達することが不可能な温度で
あり、どんな事件も凍りつくことがないようにという願いが込められているとかなんとか。
 いやいいですけどね…うん。

 さて2005年5月30日のことでした。
 室内で女の子が何かを探しているのですが、丁度その頃表では騒ぎが起きていました。
その後、血まみれになった男がナイフを持って、この女の子のとこにやってくるわけです。
 そこでシーンは一転、現在の、2010年5月18日へ。
 なんかナイフ持ってる女がいましたけど…。
 え、なに、ナイフはやってんの?

 特捜では皆が電話しまくってて、ジャニーズライブのチケットでも取ってるのかと思ってたら、
未解決事件の被害者とか関係者とかに電話して、変わったことは…とか聞いてるようでした。
大変ですねぇ。
 未解決事件で再捜査になるものは少ない、新しい物証とか証言が出ない限り難しい、と
皆も頭が痛いようです。被害者にとっては「ちゃんと捜査してくれ」ってなりますからね。

 そんな中、桜木を訪ねて、えらい威勢がいいというか江戸っ子っぽいタイプの刑事がやって
きます。
 名前は村山。…志村けんの?それは東村山。

 なんでも、小学校とかで飼育している動物の連続殺傷事件が起きていて、これで14件目
だという。
 この事件は都内広範囲にわたっていて、所轄がバラバラで連携していないために、未解決に
なっちゃってるようなもんらしい。
 つーかこの手の事件を放置しておくのはかなり危険ですよ…。

 最初事件が起きた場所は2年前であり、その場所が、5年前に殺傷事件が起きた場所でも
あったのでそれなりに注目を浴びたらしい。
 8羽のウサギが殺されており、5年前の事件でも犠牲者が8人だったことから、奇妙な
符号として騒がれたとのことです。
 模倣犯ではないかとも言われているようです。
 この殺傷事件の方の犯人は刑が執行されているみたいです。
 つーことは罪を認めたということでしょうか?

 室長の鶴の一声により、特捜で再捜査が決定しました。高峰もプロファイリングで、この手の
事件は対象が人間に変わるおそれがある、と指摘。
 そうなんですよねー。凶悪な殺人事件とかって大抵その前に、動物を殺していたりすることが
ありますからね。恐いですよ。

 室長は桜木に担当を任せます。
 初めてなのですごく張り切る桜木。
 科捜研でも物証を調べた結果、手口が同じだと言います。
 で、足跡は4種類あるんだけどそれを「犯人は複数ということですね」という桜木。
 「ですねー…って違う!」つーた竹林が笑える。
 2年間の間に靴を変えただけだって。
 桜木さん。ドラマも5話目になるのでそろそろ刑事らしくなってくれやがりませんでしょうか。
 
 一方塚本の方も、倉田に言われて桜木に合流することになります。
 高峰はパソコンで、杉並誘拐殺人事件っていうのを見てました。何か彼女自身にかかわりが
ありそうな事件ですねー。

 聞きこみにいった学校では、その動物を殺す事件があった日、たまたま飼育当番の子が
遅刻していて、教師はむしろ遅刻してくれていてよかった、犯人と鉢合わせしなくて、と
桜木に話します。でも、きちんと調べる気があるのなら最初からそうして欲しかったとも。
(最初は所轄が来たので、極めて事務的な聞き込みだけだったらしい)
 ここは警察のつらいところですねー。
 んで子供達が飼育小屋にいるんだけど、当番だったという子が、自分が早く来ていたら
死なずに済んだ、とか言ってて、こういうとこはやはり大人が考えるとこと違うんだろうなって
思いました。犯人とはち合わせていたら危険だった、遅刻してよかったと大人は割り切れるけど、
子供はそう簡単にはいかないだろうし。

 塚本はちょっと寄り道して行くと言い出します。
 桜木は、花まで買っちゃってなんなんですかぁーとか言ってるけど、それはちょっと失礼な
気もしますよ。つーか刑事として気づこうよ、いろいろと。

 塚本がやってきたのはあの殺傷現場でした。
 大人2人、子供6人が殺された現場で、自分も犯人逮捕の場にいたという塚本。
 さぞかし凄惨な現場だったでしょうね。
 そんなことを慰霊碑の前で話していると、高校生の女の子がやってきます。
 桜木が声をかけると、ミヤタユキ、と名前を言います。
 友達に会いにきたという彼女は、あの事件の犯人捕まってないから、といって帰っていって
しまいました。
 ここで塚本が、ミヤタユキという名になんか心当たりあるようなそぶりでした。

 事件のことをまとめている桜木に皆が、移動は車かバイクだ、とか、逃走経路に目星を
つけた方がいい、とか、おやつは500円までって言って帰って行きました。うん、最後の
明らかに違う!

 白石はミヤタヤキという名を聞いて、からかわれたんじゃないのか、と言う。
 どうやらその子は事件の被害者らしいんですね。
 桜木は以前自分が新人だった頃にいた街の質屋さんにいって話を聞くんだけど、深夜
2時位に、高校生とすれ違った、という証言があるんですね。
 つーかぶっちゃけそのミヤタユキって子だと思うんだけど。
 この質屋さんが、初めて来た時犬の糞をふんだとかなんとか桜木のことを言ってて、
桜木もどっかで靴の裏拭いてこいよ…ってちょっと思った。
 
 高峰、室長と話してたけど、杉並の事件のことだとか、やっぱり意味深な感じなんですよねー。

 で、電話がかかってきまして。
 村山が、桜木の名前を勝手に使って子供達に聞き込みをしていたのがわかるわけです。
 それはこの動物殺害事件がまた起きるかもしれないという正義感からだったわけですが、
それでも迷惑な行為には違いない。
 一応、子供達の噂では、赤い髪留めをした女の子が事件現場に現れる、というものが
あるらしいですが、桜木は靴跡は男物だったという。
 それは偽装工作の可能性があるかも知れない、と皆は指摘しました。
 靴下何枚か履いて男サイズの靴を履くことくらい出来ますからね。逆に女のサイズの靴を
男が履いて偽装工作はできないわけで。
 
 もしかしたらそのユキを名乗った子が、犯人を捜して歩いている可能性もあるわけですね。

 桜木はようやっとここで、あの時塚本と会った子が何か関係しているかも、と気づきます。
おせぇー!

 ミヤタユキは、本来ならあの事件に巻き込まれるはずじゃなかったらしいです。
 学校に、飼育当番だからいくはずだったのがなぜかあの場所にいた。
 何か裏があるはずだと睨む塚本。
 当時あの事件では犯人がすぐ捕まったこともあり、どうしてミヤタユキがあの現場に
いたかまでは調べられなかったらしい。
 つまり、もしかしたら二つの事件が起きていた可能性があって、一つが大きかった
ために、もう一つが注目されなくなってしまった、ということですかね。何か探していたような
映像だったもんね、冒頭。
 たとえば、本物のユキが、ユキの友達に誕生日プレゼントをあげようとしてこっそり
鞄に入れておくつもりで、学校に行く途中に立ち寄ってゴソゴソしてたとか。誕生日プレ
ゼントに赤い髪留めをお揃いでもらってどうのこうのって映像ありましたもんね。

 桜木は室長から、どうして村山があんなにこの事件にこだわっていたかを聞きます。
来月退官するから、どうしてもこの事件を解決しておきたかったらしい。
 そういうわけで桜木、決意を新たに、科捜研に似顔絵を作りに行くのですが。
 
 目が二つあってーと言って竹林に「そこからー?」って突っ込まれとるがな!
 しかも制服着ててーって。
 顔からだろうが!
 ちょっとぉぉぉぉ!この人ホントに警察学校出てるんですかー!!!!

 皆の方はいろいろな角度から調べているのですが、竹林が、動物虐待のサイトで嫌なもの
見つけちゃったかもとか言ってくるんですね。数字だけが並んでいる書き込みがあるって。
そういうのは大体日時とか場所を指定する犯行予告ですよねー。この手のドラマだと。
(この手のドラマとか言わない)

 ユキの家で聞き込みをしていた塚本と高峰。
 写真を見せてもらった塚本は、赤い髪飾りをつけている子が映っているのに気づく。それは
ユキと友達がお揃いでつけていたものでした。

 桜木の方は例の、ユキと名乗っていた子を見つけて尾行を開始するのですが、え?それ
カトちゃんケンちゃんの探偵コント?って言いたくなるくらいバレバレの尾行でした。
 え…刑事さんですよね?
 倉田に尾行してますって連絡したのはいいけど、途中でぶっち切って倉田怒ってるし。尾行も
中途半端なら報告も中途半端ー!すいませぇぇぇぇん!相棒の杉下右京さんとチェェェェンジ!!!!

 んであっさりユキモドキにばれました。そらばれますよねー。
 ユキを騙る子は、あの殺人事件の犯人を捕まえろ、と言います。
 もしユキを私が殺したと言ったら捕まえて死刑にする?とか言ってるあたり、こっちもあまり頭
よくないような気もしますが、現実でそんなこと言ったら大体100%の確率で病院にぶちこまれます。

 帰ってきた桜木は、ユキモドキを見失ったということで始末書と反省文提出処分になります。
 でもってこのユキモドキは、はるなという名前でもともとユキのクラスメイトだったらしい。
 言うよね〜!(それ大西けんじの方のはるな)

 桜木は塚本に、はるなと話したこと、はるなが動物殺傷の犯人かも、と言うんだけど、それ
逃走してんじゃねーか!とびびる塚本。確かに!
 桜木は犯人とは思えないと言いますが、それはそうだとしても、参考人として野放しにして
おくのもどうかと思うのですが。

 その時竹林から、手がかりを見つけたと電話かかってくるんですね。
 あの数字の書き込みをどうも解読したっぽい。
 急いで次の犯行現場と思われる場所に向かう塚本と桜木。

 塚本はナイフを持っているはるなと鉢合わせし、ケガを負うんだけど今度は逆に、桜木に
追うなと言うんですね。
 これは何かありそうです。っていうかはるなの服装のセンスもすごいと思った。

 つーわけで次回に続くらしいです。
 え…失礼ですがこれ続くほどの事件なの!?まあいいけども。