多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→絶対零度〜未解決事件特命捜査〜


絶対零度
〜未解決事件特命捜査〜

第8話(10/06/01)

 今回は最終回に向けての盛り上がりといった感じでいい展開だったと思います。
この話なら前後編になっても悪くない的な。
 で、このドラマあと何回放送予定あるんだ…。(6/1の時点で放送回数未定)

 2004年8月16日のことでした。
 パトカーがやってきて、何もない倉庫みたいなとこの一室に放置されたロッカーに
刑事が駆けつけてきます。
 そのロッカーの中には息をしていない女子高校生が。
 よし、速水を呼べ!
 賢明な蘇生処置にも関わらずこの子は行き帰りませんでした。
 74時間だか72時間で徐々に酸欠になるようにされていたらしいですが、あれでしょうか、
このロッカーって「華麗なるスパイ」のやつですか。(そんな誰もが忘れてそうなネタを)
 この事件に立ち会ったのは室長と高峰さんでした。
 室長がメチャクチャ取り乱しててついでに髪も乱れてて、すごい状態になっています。
 外に出るとどこからか紙飛行機が飛んできました。
 すぐ落ちたぞ!ちゃんと作れぇ!(いいんだよこれで)

 そして現代。
 一心不乱に紙に何か書いてる男がいます。
 おおい、机に近いぞ!せめて30cmは離しなさい、目が悪くなりますよ!って親に言われ
なかったのか。
 この男は、杉並事件の刑事に渡して、と看守にその紙を差し出します。
 紙には何かの装置が書かれてました。
 え…今の鉛筆の動きそんな感じでした…?

 室長は桜木に、新たな課題を出していました。容疑者13人の事件らしい。
 …オリエント急行殺人事件とか?
 なんかヒントは、タコワサカワサキらしいです。
 犯人逮捕のきっかけとなったらしいですよ。
 っていうかそれ、今回の事件と特に関係ないですよね?

 白石は悩む桜木に、「ネットで調べたらすぐわかるじゃん」と、レポートを丸映しする学生の
ような発言をしますが、桜木は自分で解決したい、という。

 そんな中、一同は杉並事件の再捜査が決まった、と知らされます。

 当時の捜査本部では室長が指揮をとっていて、被害者は本谷という女子高校生。
 紺色のワンボックスカーに乗った不審者情報があり、被害者やその親の周辺からいろいろ
容疑者を絞って行こうとしたけれども、犯人をまったく絞り込めなかった。
 さらに、身代金受け渡しの連絡が入ったのだけれども、犯人はその場所に現れなかった。

 この犯人は相当頭がいいですね。
 誘拐事件で犯人が一番危険なのは、この身代金受け渡しの時だということをちゃんと
知ってる。つまり、そこで接触しさえしなければ、捕まる危険性はぐんと低くなるわけです。
絶対これすごい緻密な計画していると思う。

 捜査本部では、犯人はお金を取りに来るのはあきらめたんだろう、とみていたようです。
また、被害者の父が議員だったこともありマスコミの注目を浴びていて、そういうことからも
リスクがでかいと思ったのでは、と。
 うーん…。何も考えずに誘拐しますかねー。
 そういう危険なことやらかそうとする奴が、被害者の身元すら調べてないというのは
ありえないと思うんだけど。
 状況から考えて父親に何か怨恨ありそうな犯人だし…。

 この事件が再調査になったのは、犯人を名乗る男が現れたからだ、という。
 現在収監されている小栗という男で、元機械工。あの機械の絵を正確に書いただけでなく、
犯行文の筆跡も一致。ただし電話の声紋は一致せず。
 このことから犯行にかかわっていた可能性が高い、とされるわけです。
 室長は、高峰に対応を任せるといい、桜木も同席させることにしました。
 塚本は断られたのにどうしてでしょうか?

 当時の捜査本部にて。
 あー過去の映像、色がセピア色だからわかりやすくて助かります。
 プロファイリングをするよう呼ばれてきた高峰は、犯人像をズバッと指摘しました。

 現在。
 桜木がポリグラフの実験台にされていて面白かったです。
 ドSな質問ばかりだなぁ高峰さんよー!

 で、これで小栗を試すわけですが。
 半年前小栗は友人を刺殺していて、それで服役していたことがわかります。
 共犯者の存在を尋ねる高峰ですが、小栗が逆に、プロファイリングで善良な市民を殺した
よなぁとか揺さぶりかけてきています。
 そして紙飛行機の話を出してやったのは自分だと。
 当時、室長の前に紙飛行機が落ちて来て、それに「制裁完了」と書いてあったことは
マスコミに伏せていたので、小栗が事件にかかわっていたのは間違いない、ということに
なりますね。

 室長は他に犯人がいると言いますが小栗は、電話に関してはチンピラを金でやとって
やらせた、という。
 つーか高峰さん、小栗に踊らされてどうすんだ。
 ここで涼しい顔してさらっとかわしてこそ刑事でしょうが。
 桜木を見ろ!全然動じてないぞ!…事態を理解してないから!

 科捜研ではあの機械の再調査が始まっていて、これは全部手作りで作られていると
いうことがわかります。
 作ったやつもすごいが図面起こした奴もすごいな。
 白石は小栗の友人の声とか全部録音してきたから、これを調べてくれ、と竹林に言う。
 竹林は「俺昼飯食ってないんスよ」って言うけど白石に「俺らもだ」って言われてました。
 そりゃそうですよねー。
 大変なのは皆同じだ。

 本谷さんの遺留品が机に並べられてあります。
 おい…ミントンがあるぞ!そうか、犯人は山崎!(違う)
 室長は本谷の両親に、遺留品を預かりたい、犯人を解析する手がかりにする、と
頼みました。

 室長は本谷両親に小栗のことを聞いてみるけれども知らないという。
 ということは、もう一人存在するであろう、計画をたくらんだ犯人は知ってる可能性が
ありますね。
 ここの会話で、前回室長が書いていた手紙が、この夫婦へのものだということがわかります。
 
 小栗が犯行にかかわっているのは間違いない。
 しかし、事件にかかわることは一切話さない。
 本当に単独犯か?、と皆の疑いは濃くなってきました。

 室長と高峰、二人の痛みとはこの事件だったのか、と思っている桜木に白石さんは、刑事して
たら誰でもある、と言う。
 白石さんは八王子事件、深沢は神の処刑事件だと。
 …ってか深沢のは痛みっていうより、どうしても気になる事件的な感じではなかったかと…。
えらい軽かったし。
 あと桜木さんはタコワサにこだわるのもいいですが、もっと本腰入れましょうよ…。

 高峰は室長に、担当を変えてほしい、と申し出ていましたが、室長は、犠牲者が出たのは
お前の責任じゃない、という。
 高峰は自分の力を過信していました、と伝えます。

 あの時、高峰のプロファイルに基づいて、仙道という容疑者が浮かび上がってきていたらしいです。
 それで任意での取り調べが始まったわけですが、マスコミに嗅ぎつけられて一斉にかきたてられた。

 特捜に早くも再調査を嗅ぎつけた記者がやってきて、取材させて欲しい、と言いますが、室長は
すっとぼけます。汚点ですよねーと記者に言われても動じない。このあたりは流石ですね。
 んで皆はいろいろ小栗の周辺を調べていて白石が、暴力団の下っ端である友人を見つけてきた。
 この二人が組んで、金になると思って誘拐したのではないか、と。

 任意で引っ張ってきたこのハタダという男、来月結婚する予定だということで、塚本が、彼女に
ばれちゃっても知りませんよー的なことを言って自白させるんですね。
 つーか。
 誘拐事件にかかわってきた過去があってそれ隠して結婚て、元やくざであることを隠して結婚より
タチわるい気がしますが。

 運転手がいると小栗に誘われて計画にくわわったハタダ、小栗が、「ロッカーに閉じ込める
だけで500万くれる、と「相棒」が言ってる」というのを聞いていました。
 設計図も見せるんだけど、地図の隅っこに赤いインクで点々がついてて、それは、相棒は神経質な
男だから、ずーっとトントンしてたんだと小栗が言う。
 神経質なら汚すこと自体嫌がりそうなもんだけど。

 深沢はこの証言を持って小栗に会いに行くのですが。
 誰が計画を持ちかけた?と聞いても小栗、俺の名前残るかな、とか言ってますよ。
 まあ残りはするけどすぐ忘れられるでしょうね。大したことでもないし。
 小栗は、俺はいったぞ、事件解決のヒントを、という。
 え?「あなたは友人を殺しましたね」という質問に「いいえ」って答えたやつ!?
(なんのヒントにもなってねぇぇぇぇ!!!)
 そんでいきなり小栗は容体が急変して亡くなってしまいます。これにはさすがに速水を呼んで
いる暇はなかったようです。チッ。

 室長が捜査終了の旨を知らせてきました。
 小栗が死んだから、警察としては犯人死亡ということで終わらせたいらしい。
 塚本は、どうしてもハタダを調べたい、というけれども、犯行を否認しているし、現段階で
何とかしようとするのは難しい、と言われる。
 事件を解決しても取りきれない責任だってある、と。
 室長は塚本に頭を下げるのですが、塚本飛び出していきました。

 桜木に一杯誘って断られたので倉田を誘う白石ですが。
 いやぁ…という倉田に「先輩の誘いを断る気かー!」
 おっさん!上司やがなー!

 桜木が遺留品とかいろいろ見てると、本谷母が来て、遺留品を2人で見ることにするん
ですね。
 それで母、携帯の待ち受けを見て、この場所を娘に教えてって言ったんだけど、今度ねと
言われたことを明かす。

 その母を見送った時に桜木、本谷の後援会の人間だという奴に声をかけられるんだけども。
 事件のこと聞かれても桜木は答えられない、と言うのですが、この男、遺族の気持ちも大事
ですよとかいう。
 いやお前遺族じゃないよね?
 したら室長が来て、ミヤマてめー何してるって言うわけですよ。
 つまりこいつは記者だったわけです。桜木を騙して話を聞こうとしてた。しかも録音までしてた。
 最低ですね。記者クラブ出入り禁止にしてもいいんじゃないのこいつ。
 
 翌日、新聞にあれこれかきたてられて怒った桜木は抗議してくる、と言いますが室長は
桜木を厳しく叱る。
 これはお前の顔に出ていたからだと。
 カマかけられても知らんふり出来なかった桜木のせい、と室長は言うわけですね。
 刑事の行動が予想もしない犠牲を生むこともある、人の死につながることもある、
胸に刻んでおけと。

 事件当時、仙道にはアリバイがあった。
 高峰は、「見かけたと思う」くらいでは証言にならないから取り調べを続けましょう、と
言っていました。
 ところがそこに、仙道が自宅で自殺したという報告が入るんですね。
 それで母親が、人殺しと言いながら乗り込んできた。
 ある警察官が高峰を外に連れ出して、警察として謝罪は許されない、謝罪すれば
ミスしたことになる、これは不可抗力だという。
 さらにこの直後、仙道の目撃情報の裏が取れて、アリバイが成立するのです。
 つまり、小栗が言っていた、無実の人間を殺してしまったというのはこのことをさしているので
しょうね。

 それで高峰はプロファイリングをやめ、室長は自分の責任だと強く感じるようになったと。
 白石は塚本に、お前は母親のひき逃げ犯を捕まえたくて警察に入ったんだろ、という。
 時効を迎えてしまったらしいんだけど、それで未解決事件を憎むようになり、ここにきた。
 室長はそれを分かっているから何も言わずに謝ったんだ、と言います。
 捜査が中止になることの悔しさを知ってるからでしょうね。

 あと高峰は仙道の墓参りにいってたんだけど、母親に見つかって花束突き返されて
ました。
 気持ちはわかる、両方とも。
 で、たまたま桜木それ見てて、うまく隠れるなりすればいいものを見つかってるし…。
 
 科捜研の竹林は、小栗が何を言ったのか、ということを解析するのに俄然本気になった
らしいです。職人魂揺さぶられるって感じでしょうか。

 一方桜木は自分の考えが至らなかったことを室長に詫びてるのですが、室長は
必ず再開させる、という。

 それで本谷さんの日記データを見ていた桜木は、あの待ち受けにあった場所に頻繁に
彼女が訪れていることに気づき、場所特定に向かいます。
 ニュースでは、勝手に捜査終了が発表されていました。
 捜査一課がやったらしい。
 皆めちゃ怒ってます。
 
 桜木は景色を見つけ7/28の記事に「やっと見つけた」と書いてあるのに注目。
 これが何かヒントになりそうですね。
 そして彼女はなーんも考えずに、そこにいた人に話を聞くのですが。
 おぃぃぃ桜木ー!!!
 そいつの手元、赤い点々が紙についとるぅー!バカかてめーは!
 なんでちょっと観察してから声かけるということをせんのだ!
 8話目になっても全然成長してないどころか後退してないかてめーは!

 やっとこさこの人間がおかしいということに気づいた桜木は、すぐに室長に電話。
 大声で話しながら尾行して撒かれています。
 …いかん…この人本当にアホだ…。
 で、とっくに気づいていた犯人に回り込まれてとっ捕まりました、桜木。
 こいつを刑事として採用したの誰だー!!!!!

 一方竹林の方は、小栗が何を言ったかか分析完了!
 緊迫の次回を待て!
 あと桜木さんは反省して下さい…。
 



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