多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→怪物くん


怪物くん

第6話(10/05/22)

 ヒロシのアパートの隣に越してきた高杉さんが、あまりにも美人なので喜ぶドラキュラ達。
おい…お前先週失恋したばっかりですよね!
 その高杉ことデモリーナが引越しの挨拶にと「つまらないものですが…」と出したお菓子を
「つまんねーもんいらねーよ!」という怪物くん。
 お前がこの部屋の主じゃないだろうがー!
 
 大王はドラキュラ達を呼んで、どうだ坊主の様子は、態度次第では返してやらんでもないぞ、
と、そろそろ最終回も近いことをほのめかします。
 いろいろ学んでいるとかいうドラキュラ達ですが…。

「ウソ、サイコー!」
「お金、サイコー!」
「悪口、サイコー!」
「失恋、サイコー!」
 キラに「…だめだこいつ…早く何とかしないと…」って言われるじゃねーか!

 大王は言いました。
「親として情けない。親として情けない」
 大事なことだから2回言いましたよ。

 ドラキュラも、2回言ったのはメッセージだ、親の気持ちを怪物くんに分からせてほしいんだ、
と解釈。
 
 その夜大王は、デモキンが復活して怪物くんが捕まっていて、殺されそうになる夢を見て
飛び起きました。
 デモキン、久しぶりのまともな出番です。
 眉毛はかいとけ。(そういうキャラなんだよ!)
 
 さて3人は怪物くんに、親とはどういうものかを諭そうとするのですが、まあそういうものははなから
ムリだとそろそろ気づいた方がいいです。

 と、ウタコとヒロシがやってきて、授業参観に怪物くんに出てほしいという。
 つーかなんかえらい2人とも上機嫌で怖いんですが。
 拾い食いでもしたのか。

 ウタコが修学旅行でいないから、親代わりにでてほしいというヒロシ。
 おお、第2話だかで言ってた修学旅行の件ですね。
 親代わりサイコー!ということで勝手に決めてしまうドラキュラ達。
 怪物くんをうまく煽って引き受けさせることに成功しました。

 怪物くんはヒロシに、「オヤ、好きなのか?」と聞く。
 ヒロシは、父はとても優しかった、なんだか会いたくなっちゃったな、というんですね。
 でも怪物くんは信じられねーなという。
 まあ大王とのこと考えればねぇ…。

 アルバムを見ると、ウタコの写真は多いけど、ヒロシの写真があまりない。
 ヒロシは撮り忘れたんだよ、と言ってますが。
 こういうの、兄弟では結構あるらしいですよ。
 確かサザエさんだったかなんだったかでも、先に生まれた方の写真が少ないという
ネタがあって、その当時カメラが出たばかりで貴重だったからほとんど記録がないとか、
ビデオカメラが、下の子が生まれた時には発売されたから、下の子は動画でばかり
残ってるとか、そういう話でした。
 まあだから、子供としては、写真が自分のは少ない、動画で撮影してもらってないという
不満があるかも知れないけど、親にもそういう事情があるかも知れないから、ちゃーんと
話を聞くことでガンスよ。

 で。
 怪物くんは、夜も遅くなったのでヒロシを一人置いて帰ろうとします。
 コラァァァ!小学生だよぉぉぉぉぉ!
 せめて、ウタコいない時には屋敷に泊めてやれよ!物騒だよ!

 様子をうかがっていたデモリーナ、ヒロシが一人になったと見えてこっそり部屋に
忍び込むのですが…。誰もいませんでした。
 やっぱり怪物くんの屋敷にきてた。
 フランケンが遊んであげてました。
 一方怪物くん。
 ドラキュラとかオオカミ男が、「しっかり守ってあげないと」と言うと「もーイヤだー!」と
久々ダダこねてます。どうやら飽きたらしい。
 でも、給食がカレーと聞いて俄然やる気を出しました。
 おぃぃぃぃぃ!!!
 
 授業参観になって、この問題わかる人ーと言われて手を挙げる怪物くん。
 ヒロシが手をあげてないからといって無理にあげさせる怪物くん。
 そしてそれをこっそり見まもっている、見覚えのある男性が一人…。

 あ、でもヒロシに対して、「こんな問題もわかんねーのかよ」っていった子に怪物くんが
怒って、この子の親誰ですかー、って言ってたのはちょっと笑いました。
 
 給食の時間。
 案の定一人で食べまくる怪物くん。
 ドラキュラ達もあわてて、やりすぎと連れ出してます。
 こうなる前に何とかしとけ!
 つーかなんでお前らも授業参観にまざっちゃってんの!

 怪物くんは、子供を守るってことがわからない。大王は人間界に自分を落としてほったらかし
だし、親というものが何かわからない、とわりかしまともなこと言います。
 そこに、さっきのガキ達が、「あれってモンペだよなー」と怪物くんのことを言いながら通り
すぎる。

 ドラキュラに意味を聞いた怪物くん、「問題を起こす、怪物みたいな親のこと」と言われて
「やべ、あいつらに正体ばれたか!」
 似たような認識はされてるが、ちがーう!
 ドラキュラ達は、もっとヒロシが喜ぶことを、親代わりとしてやってあげて、と言うのですが。
 この言い方がまずかったかねー。

 ヒロシがトボトボ帰っていると、そこに、死んだはずの父親が現れる。
 喜ぶヒロシ。
 ヒロシはドラキュラ達に紹介しようと連れて行くんだけど。
 父の正体は念力で顔を変えていた怪物くんでした。
 マジックで会わせてやったんだぞ、という怪物くんに対して、オオカミ男は「それはないですよ」
と言う。

 ヒロシは本当に父親だと思ってたらしい。
 気持ちはわかりますが、死んだはずの父が現れたらまず警戒していただきたいものです。

 よかれと思ってしたことをヒロシに怒られたので怪物くんも腹を立てて、ヒロシの写真が
少なかったのは、ウタコの方が可愛かったから、ヒロシは撮らなかったんだ、とか言う。
 それはオメー、子供に一番言っちゃならんことだよ…。

 屋敷に帰ってからも、オオカミ男に、どうしてヒロシの父に化けたりなんかした、って
怒られるんだけど、怪物くんは全然わかってない。
 気持ちを弄んだとか言われても理解してない様子。
 まあ、怪物くんは結局、もともとのところがわかってないわけだから、今なんで叱られて
いるのかも分かってないと思いますよ。

 たとえば、怪物ランドに帰してやるって言われて、喜んで準備してたらあれはウソと
言われたら怪物くんだって怒るでしょう。
 そういうことを(それよりもっとひどいことを)ヒロシにしたんだと。
 そんな風に言わないとわからないだろうなぁ。

 謝りにいく、と言われてもしらんふりする怪物くん。逆に、俺を誰だと思ってんだと
逆切れしております。手がつけられんな…。

 ヒロシの方は一人さびしく写真を見ていましたが、そこにデモリーナがやってきた。
 御飯一緒に食べようと。
 結構料理うまいな。和食が多いのはやっぱ人間だった頃のものですかね。
 このまま、人間になって、ヒロシとウタコの母代りになればいいのに。

 ヒロシが眠ったので、魔王石のありかをさぐるデモリーナ。
 そして見つけます。
 いよいよ取り出そうとした時、誰かが訪ねてきました…って大王ゥゥゥゥゥ!!!
 怪物ランドの大王きちゃったよ自ら!
 しかもヒロシの親せきですとか言っちゃってるよこの人!
 
 デモリーナをじーっとみてるので、あれ?流石は大王、正体を見抜いたか!?ここで
バトルですか!?と期待したのですが。
「お美しいですねぇー!」
 おーい、ダメだこの大王ー!

 今は状況が悪いと引き揚げたデモリーナ。
 大王は眠っているヒロシに、君が太郎の友達ですか、と語りかけています。
 そういうことは起きてから言ってあげてください。

 怪物くんの方は、腹へったーとか言ってましたが、皆に無視されてました。
 冷やかなまなざしがいいです。

 一方デモリーナはあの研究者のおっさんに、欲望採取に専念しろ、親の愛に餓えた子を
ねらえって言ってました。

 昔デモリーナが人間で、高杉ヨシエだった頃、親に捨てられて、弟が目の前で
息を引き取ったりしたのかな。可哀想だとは思いますけどね。
 
 ヒロシが歩いていると、親子連れがやたら入って行く場所がありました。
 それはいいけど真昼間から父親がゾロゾロいるんだけどお前ら何してんだ。なんで
父親ばっかなんだ。母親はよ。
 そこにやってきたヒロシの父。
 ヒロシは当然、また怪物くんか、と言うけれども、お父さんは本物だよみたいなことを
言ってヒロシを連れて行きます。

 で。
 ドラキュラ達はその光景を見て、また怪物くんがいたずらしてると思って近づいていく。
 そこに通りかかるお巡りさん。
 はい、大体予想つきますね。

 無理やりヒロシからヒロシ父を引きはがそうとしてもめているところにお巡りさん。
 言い争ってるうちにオオカミ男たち、お巡りさんを突き飛ばしてしまう。
 あららー、これはまずいね!
 ドラキュラが「やっぱり!」って言うのが笑えました。
 つーかドラさん、サングラス…なくていいんですか?

 ヒロシは父と一緒に中へ入って行く。
 鏡があって映し出されたその正体は悪魔族でした。
 つまり、親に化けて連れ出していたわけですね。だから昼間から父がいても問題ない
わけか。っていうか父ばかりってのも気になりますが。

 子供の欲望を集めていた研究者のおっさんは、偶然ヒロシが連れてこられたことに
気づき、自分が魔王石を手に入れられる…!と考えるわけです。
 あの石が手に入ればデモキンなど怖くないと。
 で、デモキンが入ってる装置のスイッチを切って、すたこらさっさと人間界に向かいます。
 つか今気づいたけどこいつ、頭が尻じゃねーか!ニコチャン大王か!

 屋敷に一人ぼっちの怪物くんは、誰かがいるのに気付きます。
 それは、人間に変身してやってきた大王でした。
 大王はどうしてドラキュラ達が怪物くんのしたことを怒ったか尋ねています。
 なぜヒロシが悲しんだのかを。

 でも怪物くんがわかってないようだったので、「お前は人の気持ちもわからんのか」と
呆れる。
 しかし怪物くんも、「パパにわかるのか、俺の気持ちが」と言う。
 
 なりたくて大王になるわけじゃない、という怪物くんに、「そんな子に育てた覚えはない」
という大王。しかし怪物くんも「育てられた覚えはない、いつも一人だった」と言う。
 どうやらお互いに成長する必要がありそうですね。

 勢いあまって「パパなんて親じゃない」発言をした怪物くんを平手打ちする大王。
 いろいろ言いたい気持ちを飲み込んで、出て行きました。
 だから、君ら親子はいろいろ言葉が足りない。意地の張り合いばっかしすぎ。

 えー…。
 そういえばドラキュラ達、また捕まったんですね。
 すっかり忘れていた。
 そこに大王がやってきて、もう怪物くんの世話をするのは限界だ、という彼らに
どうかもう一度だけ仕えてやって欲しいと、なんと土下座までするわけです。
 一国の王にここまで頭を下げられて、これで断ったらドラキュラ達の男がすたります。

 大王自身も、自分が父親として怪物くんに接することを忘れていた、その結果人の気持ちも
わからないような子に育ってしまった、というのは理解したようですね。
 だから代わりにそばにいて欲しい、と。

 留置場を出てドラキュラ達、決心も新たに怪物くんのところへ。

 一方あのニコチャン大王みたいなおっさん。
 デモリーナに、体内に魔王石がないと報告しています。
 これ、このおっさんがコッソリ取って、デモリーナにはなかったと報告しているのかと
一瞬思いましたけど、もし本当に手に入れたならわざわざそんなこと報告しないですよね。
 だから本当に見つからなくて、目論見が外れたんだと思います。

 途中であの親子達の、親の方が悪魔族の変身であることに気づいたドラキュラ達。
 怪物くんに、ヒロシが悪魔に捕まったと報告するけども、怪物くんは、なんでそんなに
親に会いたいんだ、親なんかいらないだろ、と言います。

 オオカミ男は、大王がどれだけ怪物くんのことを思ってきたかわからないのか、と叱る。
 見えないところで怪物くんのために頑張ってると。
 ドラキュラも、怪物くんのために大王は我々に土下座したという。

 どんなことがあっても子供を守るのは親の役目。
 でも、ヒロシには親がいない。
 怪物くんのように文句を言える親がいない。
 会いたいと思うのは当たり前。

 自分自身子供がいて親であるオオカミ男は、怪物くんがいかないなら自分が行く、と
乗り込んでいきました。

 それでもまだ、王子が頭を下げるなんて…とブツブツ言う怪物くんに、ヒロシが引っ掛かったのは
怪物くんが化けたせいだ、甘えたいという気持ちを呼び起こしてしまった、二度と会えないという
気持ちを軽はずみに弄んだんですよ、とドラキュラが言ってて、なんつか、結構辛辣な言葉だなぁと
思いました。
 辛辣というとおかしいけど、そういうことを軽はずみにやってはいけない、ということですね。

 坊ちゃんにならわかるはずですよ、親に甘えたいという子供の気持ちは。

 デモリーナはヒロシの体内を探るのだけど、やっぱり石はない。
 石どこにやったとか、寝ボケてるヒロシに聞いても仕方ないと思うのですが、デモリーナ、
わりとマジに聞いてます。
 で、寝ボケて「ねぇ、お姉ちゃん、お父さんどこー」というヒロシ。
 デモリーナには、人間の時の記憶とかぶるとこがあったんじゃないですかね。
 つーかその光景を上から大王見てんだけど。
 おっさん、何しとんじゃ。
 …その手にあるの…魔王石ですよね…。
 おっさんんんんんん!

 こないだの時に取り出したらしいけどタイミングいいんだか悪いんだか!
 
 で、オオカミ男が来ましたが、かっこ良かったのは一瞬で、ボコボコにやられてました。
え…?見せ場とかないん…?
 
 そこに今度こそかっこ良く現れた怪物くん。
 友達パワー!で火を吐き…うん、出ないね!
 
 念力が使えないことに気づいたドラキュラ達ですが。
 怪物くんは、ヒロシを自分が傷つけたから友達じゃなくなったんだ、友情パワーが
使えなくなったんだ、と勝手に勘違い。
 反省するきっかけになって良かったけど状況的にメチャやべぇー!っていうか同意
求められてドラキュラ達、めっちゃ目そらしとるー!

 ともあれ、「子供との関係を軽んじて仕事や趣味に没頭して子供を捨てたりする、親は
子供には無償の愛を注ぐものだ」、と割とまともなことを言いだすデモリーナ。

 怪物くんは、親は見えないところで子供のために頑張ってくれている、死んでるとか
生きてるとか、そばにいるいないは関係ないんだ、と言う。
 うん、オオカミ男がいった言葉そのままだね!
 でも今回魔王石ないですからねーとか思ったら大王が、太郎に力を!と魔王石に
願ってて、その光が怪物くんに降り注いだんですね。
 幸いにして怪物くんはうずくまってて見てなかったけど、皆は気づきました!
 つか…デモリーナも大王いるのにその時まで気づいてなかったっつーのもすごいですが。

 んで念力が使えるようになった怪物くん、デモリーナとやり合うのですが。
「お前は」
「私はデモリーナ」
 え…今初めて自己紹介なんですか…?あれだけ現れてて…?

 この後怪物くんが言った言葉はなかなか良かったです。
 (親は)陰でコソコソ頑張りやがって、どうせなら見えるところで頑張ればいいのによ!って。

 怪物くん、手をのばしてよじよじと上にあがって火を吹いてんだけど、そのままの位置じゃ
いけなかったんでしょうか?
 デモリーナ、またいつものようにバリヤーで応戦したんだけど、今回は破壊された上に
上からファン落ちて来てモロあたりました。
 あの…見せ場的にはここで、落ちてきたファンをかっこよくはね飛ばすデモキンとか
いなかったわけですかね…?
 なんかドリフみたいになっちゃってんですけど…。
 ダメだこりゃ!

 修学旅行から帰ってきたウタコは、どうしてヒロシの写真が少ないかを説明してくれました。
 いつもヒロシは父にくっついていて、抱っこしてもらっていたから、写真を撮りたくても
撮れなかったらしいです。
 父がヒロシを抱っこしてる写真はウタコが撮ったものでした。
 嫌いじゃなかったんだ、ってヒロシ言うけど、この世の中に子供が嫌いな親なんかいるものか。
(まあ虐待して死なせるようなクズはいますが)

 この後ドラキュラ達が写真見せてもらうんだけど、アルバムが3冊しかなくて、ひざ抱えている
怪物くんには渡らなかったのがちょっと笑いました。
 そんで、しょんぼりしている怪物くんは、ちゃんとヒロシに謝ってて、ここはちょっとかわいかった
です。えらいぞ、怪物くん。
 ヒロシはちゃんと謝った怪物くんを許してくれます。
 そして、大王が謝りに来たことを話すんですね。

 まあ起きたら知らないおっさんが枕元に座ってれば死ぬほどびびると思いますが、その
大王が、息子にかわって謝るって頭下げたって。
 
 そうして、自分が改めて大王にひどいことを言ってしまったと気づく怪物くん。
 急いで屋敷に戻りますが、大王はもう怪物ランドに帰った後でした。
 ま、戻れたらきちんと伝えればいいんじゃないですかね。

 あと、魔王石は大王の手によって怪物ランドに戻ってしまいました。
 以降どうなるんでしょうね。

 一方悪魔界では。
 研究者が計画台無しだーとブリブリ怒りながら帰ってくると、デモキンが復活していました。
 復活していたのはいいんだけど服を着ろ!
 研究者振り返ったら位置的にモザイクかかる部分が目の前にあるだろうが!
 
 最後、CDプレゼントの告知のとこで、後ろでデモキンが踊ってました…。
 「嵐にしやがれ」でもデモキンのことを「ずっとお風呂に入ってる人」とか言ってたけど
テロップで「先ほど外に出ました」って出てたのがめっちゃ笑いました。
 
 なんだか次回は面白くなりそうですね。




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