多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→怪物くん


怪物くん

第7話(10/05/29)

 今回から、子供向けだったのが段々大人向けのドロドロ怨念うずまく愛憎劇になって
いくよ!(嘘)

 あとあらすじのナレーションが、「運命は魔王石が握っている!」つーたけど、思い切り
怪物ランドに戻ってますけど…。

 さあデモキン復活です。
 裸ですので、カットが変わると下半身は手前の岩がうまく隠しています。向き合って演技
しなければならない研究者のおっさんには微妙な感じです。(そりゃ映らない部分で着てる
とは思うけど)
 デモキンなんと、裸のままフラフラとどこかに消えてしまいました。
 外出たら確実に捕まるから!番組打ち切りになるから!

 一方デモリーナの方は、見つけたウタコとヒロシが介抱してあげていました。
 いい子たちですねー。

 そしてデモキン、人間界に出現!お前はT2か!(ターミネーター)
 あれか、別世界から来た奴はみんなこういう登場の仕方すんのか!
 あとヅラが微妙に変だぞっていうかなんで人間仕様になってんの?

 ヒロシは怪物くん達とダーツして遊んでるんだけど、かるーい感じで、ウタコがケンさんの
こと好きだって言ってたよ、と言う。
 ケンさんて松平健のこと!?とか思ったらフランケンだった。どうして呼び名にそこ使うかな!
言うならフランだろ!
 怪物くんは、よーし俺がお膳立てしてやる!とか言い出します。
 なんでお膳立てという言葉を知っていて、空気を読むことを知らないのか…。

 で、ウタコを呼んだ怪物くん達。
 言葉が話せないフランケンはスケッチブックに言葉書いてるんですが。
 おおーい誰か銀魂のエリザベス呼んできてあげて!
 つかスケブのフランケンのイラスト、まんま原作のやつですね。

 んで告白するわけですがウタコは、フランケンへの「好き」はそういう意味の「好き」じゃ
ないという。
 家族とか友達に言う「好き」でしょうね。
 怪物くんはフランケンを傷つけたとめっちゃ怒って、二人と絶交宣言してしまいます。
 自分が勝手にお膳立てしたことは棚に上げているようです。
 ま、フランケンを傷つけたことで怒る心は持ち合わせているようだから、少しは成長したと
いや成長したかも知れませんが…。

 傷ついて飛び出していったフランケンは、ストリートダンスやってた連中にぶつかって
しまいます。ぶつかる言うてもこの巨体ですから、ぶつかるというか吹っ飛ばしたというか。
 フランケンに殴る蹴るする連中。
 そこに「やめて下さい!」と飛び込んできたのがデモキンでした。
(いきなりネタばらししない!)
 怪物くん達も見つけてこれを助けますが、デモキンを助けおこして「お前ぇぇぇー!」とか
言うから、流石は怪物くん!あっと言う間にデモキンの正体を見抜いたか!?と思ったの
ですが。
「いいやつだな!」
 期待するだけムダでしたね。

 ヒロシ達のところに彼を連れてきた怪物くん達。…ておい、絶交してる最中じゃないのか。
 デモキンは、まったく今までの記憶がないと言います。
 つか記憶がないとこんなすごいいい人なの、デモキン。
 何がどうなるとああいう、マユゲなしロンゲ男になるの?(外見関係ねぇぇぇー!)
 ドラキュラは、どっかで見たことある…と言うのですが…。

 それで怪物くんは、フランケンを助けてくれたお礼に、自分達の屋敷にこい、と言う。
 で、「ヒロシ達が帰ってこないうちに帰るぞ」て。
 お前ェェェェ!留守宅に上がり込んじゃいけません!つーか最初から屋敷に連れて来いやぁぁぁぁ!!

 帰ろうとした一行をたまたまデモリーナが見かけるわけですが。
 記憶をなくしたデモキンに気づきます。
 こっちは流石に気づきますわなー。

 悪魔界にて、なぜデモキンが人間界にいるのか、と怒るデモリーナ。
 研究者曰く、不完全に復活したから、記憶を失ってしまった、入れる予定だった、残りの
欲望を注入すれば記憶が戻る、と言う。
 それ以前に誰か服の心配をしてやれよ。

 怪物くんは、人間の悪口をあれこれ言ったあと、人間界には悪魔族がいる、と言います。
いや…一応その目の前の方も今は人間なんですが、それ言っちゃっていいんでしょうか?
 そして怪物くん、デモキンに正義君という名前を付けます。
 なんだその一昔前のドラマタイトルみたいな名前は。
 名前のセンスに呆れるドラキュラ達ですが、デモキンが「気に入りました!」って言ってて
「出来た方だ」と感心してるのが面白かった。

 一方デモリーナの方はなぜかウタコから恋愛相談受けてます。
 私は別の人が好きなのに、鈍感で気づいてくれない、と。
 まさかウタコちゃんの好きな人は…オオカミ男!?(ちげぇー!!!!)

 デモリーナ、そういうつらい記憶消せたらいいのにね、と言います。
 さらっと言ってますが結構怖い発言です。
 お妙さんの玉子焼きを食べると、つらい記憶どころか全部リセットされるよ!

 んで、ウタコとヒロシは、チラシをもらいます。
 マッチの館という場所のものでした。
 ここの館って…確かデスノートスピンオフ映画の、Lが活躍する話(ちゃんとタイトル書けぇ)の
ラストに出てきたNがLに連れてこられた施設じゃないですか?いや、遠い記憶なんで間違って
いたらすいませんって感じだけども。
 そうか、あの施設、裏でこんなことを…!

 そこに怪物くん達もやってきて、彼らはケンカ中ですから帰ってしまうのですが。
 ウタコらもその時には入らなかったんだけど、様子が気になったフランケンがこっそり、二人を
見守りに行くのがかわいかったです。今回フランケン大活躍だよ!
 で、二人の話からフランケンは、ウタコがなんと、怪物くんのことが好きだと知ってしまうのです!
 あんな天上天下唯我独尊ゴーイングマイウェイ空気読めない男を好きだとは!
 ウタコちゃん、早めに人生設計見直した方が…てよく考えたらこれは玉の輿!
 まあ最後どうなるか面白そうではありますね。
 どちらかというと、怪物ランドと人間界の垣根取っ払われる的なラストがいいとは思うんだけど。

 それで、嫌な記憶を消すことができるという、マッチの館に向かうヒロシとウタコ。
 君達に言っておきたいことがあります。
 何度そういう胡散臭いのに引っ掻かれば気が済むんだてめーらは。

 マッチを吹き消せば嫌な記憶が忘れられるそうですが。
 そんなに簡単に消せたら誰も苦労せんのよ。

 デモリーナの方は、あのニコチャン大王もどきの研究者からもらった、ダークマターの
注射を受け取っていて、これを刺せばデモキンの記憶が戻るみたいなこと言われてます。
 一方そのデモキンはといえば、怪物くんの屋敷でこき使われていました。
 ひでぇぇぇぇぇ!
 そこにデモリーナがやってきて、「あの方のことを知っています」といい、引き取って帰って
いきます。
 アパートにやってきて、記憶は必ず私がとか言うのはいいんだけど。
 殺風景で何もないっていうかよく考えたら、悪魔界に連れて戻ればよかったんでは?
 呑気にメシ食わせとる場合かデモリーナ!あと御飯がおひつに入ってて懐かしいなコンチクショウ!
(彼女はどうやってご飯を炊いたのでしょうか?)

 ご飯を食べている隙を狙ってダーマクターを注入しようとするデモリーナですか、デモキンに
腕のけがを心配されて失敗。
 寝た時にでもやればいいのに…。
 デモリーナも結構抜けてるよね!

 怪物ランドの大王は、デモキンに不穏な動きがあると報告を受け、あれが復活してからでは
まずい、そろそろ怪物くんを戻した方がいいのではないか、という話になっていました。
 もう復活してますけど。君らはどこから情報を得ているのだね!

 それで大王は怪物くんを呼び出し、最終試練を受ければ戻してやる、と告げるのです。
 その試練とは、人間界で過ごした記憶を消すというものでした。
 …過ごした記憶を消したら、もとの乱暴者に戻りませんか、普通に。

 消すのは明後日の朝だという大王。
 それまで人間界で好きに暮らせ、と言います。
 今すぐにでも戻してくれよという怪物くんの声無視して、また人間界へ強引に落としたのは
ちょっと笑いました。

 皆は戻れると知って喜んでいますが、フランケンはウタコのことが気にかかっている様子。
 んで怪物くんを抱えてヒロシらのアパートに行くのです。
 あんなこと聞いたら黙ってられない、というのはフランケンのいいとこですね。
 フランケンの、ウタコらと仲直りして欲しいという願いを受けて、怪物くんはそのとおりにしようと
するのですが。
 出迎えたウタコ達はケンカしていたことなど忘れたかのように歓迎してくれるんですね。
 ドラキュラは、許すために忘れたフリをしているとかいって勝手に感動してますが。
 いやあの…このドラマ、常識人とかいないんですかね…。

 んで久々、楽しい時間を過ごしまして。
 怪物くんは屋敷で、今日が終われば人間界とおさらばだー!とめっちゃ上機嫌。
 こうして怪物くん達は怪物ランドに戻ったのでありました…。ってまだ25分あまってるぅぅぅ!!!!

 ぶらぶら歩いていたデモキンとデモリーナは、ヒロシ、ウタコがあのマッチの館に入っていくのを
目撃します。
 まあまた記憶消しに来たらしいですが、記憶は消せたとしても、人間としての成長までそれで
なかったことになってしまうから、根本的な解決にはならんですよね。

 デモリーナは欲望が足らぬ、と言ってます。
 研究者はまたお注射出しときますねって感じでダークマター渡していました。
 あと、デモリーナに、人間に戻ろうとすれば悪魔の制約で死が訪れますよとか言ってます。
 なんかこの辺は最終回に向けての伏線っぽい感じですね。

 怪物くんの方は街を歩いてるんたけど、そこにまたあの警察官が。
 俺達を捕まえてくれって言うんだけど、何もしてないのに捕まえられない、という。
 そりゃそうだ。
 というわけで怪物くん、また突き飛ばしました。
「これはまずいねー!」という警察官に、喜ぶ怪物くん達。
 なんかいろんな口調で言わせて遊んでますよ。
 そんなことしとる場合かー!

 デモリーナはデモキンとほのぼのしてました。
 デモキンが、デモリーナの周りにはいい人ばかりですねって言いだして、僕もずっと
一緒にいたいとか言うわけですよ。
 そりゃデモリーナの心も揺らぎますよねぇ。
 で、頭痛におそわれたデモリーナを心配するデモキンは言いました。
「教えてもらえませんか、僕のこと」
 もっと体心配してやれぇぇぇぇ!!!
 さあ段々話が大人向けになってまいりました。

 ダークマターを手に、記憶を取り戻すことと人間界で暮らすこと、あなたにとってどちらが
幸せなのですか、と迷うデモリーナ。
 つーか人間界で暮らすにしても今後仕事とかどうしていくのか、的な…。

 怪物くん達はまた留置場に入れられてますが、警察官、そうか、国に帰るのか、とか
しみじみしてますよ。
 で、そんな彼をよそにドラキュラ、帰るならウタコとヒロシにお別れをいった方がいい、
という。
 そんで「じゃいくか」とあっさり檻から出ました。警察官が出してあげたわけですが。
 え?入った意味は?
 なんのために来たんですか?
 この後警察官が「これはまずいなー」って言ってたのがメチャクチャ笑いました。

 で、アパートに行った怪物くん達ですが。
 ウタコらは不審そうに「どちら様ですか」と言う。
 すっかり怪物くん達のことを忘れてしまっていたのでした。
 そこにデモキンがやってきて、マッチの館のチラシを出し、入って行くところを見たという。
 嫌な記憶を消してくれるところだ、と聞き、悪魔族の仕業だというドラキュラ達ですが。
 デモキンは、デモリーナもいなくなったと心配していました。
 ああ、ありゃ里帰りしてるだけだから大丈夫!(大丈夫じゃねぇー!)

 怪物くんは、もう怪物ランドに戻るし、時間ないからどうでもいい、みたいなことを言います。
 記憶を消したような奴なんかどうでもいい、どうせ俺だって…と。
 デモキンはその言葉に激しく怒った。

 思い出が消えてもいいんですか、消えてしまうことがどんなにつらいか、僕を見ててもまだ
わかんないんですか!と。
 なくなっていい思い出なんかない、というデモキン。
 まさか悪魔界のトップにこんな正論はかれるとは思いませんでした。

 屋敷に戻った一行。
 オオカミ男は、むしろこれでよかったのかも、と言います。
 ウタコらが覚えてくれていないのは悲しいけれど、明日の朝にはこの気持ちも忘れられると。
 っていうか、明日記憶が消えるのはともかくとして、ウタコらは怪物くん達のことを覚えたままで
いるはずだったんでしょうか?それもちょっと悲しいといや悲しいですけども。

 そうして朝になり大王は、この階段を上って自分のところにくれば、記憶はすべて忘れる、と
言います。この階段、スッカスカである意味こぇぇな!
 割とあっさり階段を登る怪物くん。
 これ一番上まで登ったら記憶消えるんですね。一段のぼるたび消えるとかじゃなくてよかったな!

 ところが、最後になって怪物くんは「俺、忘れもんした」とダダーッと降りていってしまいます。
後ろにドラキュラ達がいたはずなのですが、次のカットではあっという間にすり抜けていました。
さすが王子。(違います)

 なんだかんだいっても今までの記憶を消したくないみたいですね。
 そんな様子を見て大王も、良い経験を重ねてきたようだ、と喜ぶのでした。
 失いたくない友達や、忘れたくない思い出を作れたかどうか、それを今回の試練で見極め
たかったと。
 だから、最終試練も合格らしいです。

 デモリーナの方は着々と欲望を集めていましたが。
 そこにウタコとヒロシがいても止めようとしないあたり、まあなんつーかどうするつもり
なのかなって思います。
 つか、デモキンの記憶を戻そうとしてないのにこれ集めてどうするつもりなんだろう。

 怪物くんやってきましたが、すっかり記憶を失った2人はデモリーナに操られ、怪物くん
一転してピンチに。
 くだらない記憶なんかなくても同じというデモリーナに怪物くんは、「くだらない記憶なんか
ない、いらない思い出はない、1つもない」と言う。
 うん、今回はデモキンのセリフ丸パクリだね!

「つらい思い出だってな、サイコーなんだよ!」と言った怪物くんでしたが。
 でもこれは逆にデモリーナの逆鱗に触れた様子。
 何と言っても人間のころ、彼女はつらい経験をして、それを引きずってますからね。
 ただ人はそれを乗り越えていくものだけど、彼女は逆にその怨みつらみで悪魔になった
からこそ、いつまでも囚われ続けていて苦しむハメになってんじゃないでしょうか?

 んでそこになんとデモキンが現れた!
 「ヨシエさんにもこんなことしたのか!ヨシエさんを返せ!」と本人に向かって怒るデモキン。
 どうするかなと思いましたがデモリーナ、いきなり攻撃してます。
 でもこれには、彼女の込められた思いがあったのです。

 怪物くん達は館を飛び出すわけですが。
 爆発が起こり、見れば館から煙が。

 デモリーナの方は、ダークマターが爆発して、これなくしてあの方の復活はない、これで
デモキン様は人間として…と立ち去っていきました。
 つまり彼女は、自分の立場を追い込んででも、デモキンがこのまま人間として幸せに生きる
方を選んだというわけですね。
 まあ、そういう風に思ってもいいんじゃないかなぁ。

 外に逃げた怪物くん達。
 目を覚ましたヒロシやウタコも記憶を取り戻していました。
 俺がわかるか、どういう奴か言え、と言われてヒロシとウタコ、「怒りんぼうでわがままな怪物くん
でしょ!」と。
 何言ってんだという怪物くん。お前が言えって言ったんじゃー!

 ところがデモキンの姿が消えていた。
 彼はなんと、館に戻って、デモリーナというかヨシエを探していたんですね。
 なんていい奴なんだ。
 しかしそこに残っていたダークマターが爆発し、デモキンの中へ。
 起き上がったデモキンがフッと笑うんだけど、音楽がパタッと途切れるのがよかったですね。
 
 次回、いよいよ本当に!今度こそ!お待たせしました!デモキン復活です。





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