多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→新参者


新参者

第8話(10/06/06)

 うおー!この話本当にちょっとやそっとの予測じゃ犯人あたらねぇぇぇ!さすが
東野圭吾作品だけあるぜ!
 ここまで完璧に外されるともう感心するしかないですね。
 でもそうなると犯人は誰なんだろう…。この期に及んで犯人これから新しく出てくる
キャラとかだったらちょっと怒るぞ。でも予告みた限りまた新たなキャラ出てくるみたい
なんですよね。
 ま、ずーっと見て行くしかないですかねー。

 さてそういうわけで珍しくこれまでのあらすじをちゃっちゃーとやったあと。
 捜査本部では、元夫の清瀬と秘書のミヤモトが怪しいということになってんですね。
 いやー今回やっと元夫の名前知ったよ。今までにも出て来てたんだろうけどずーっと
聞き逃してた…。

 この二人が共犯の可能性がある、として24時間刑事が張り付くことになりました。
 そんな中、張り込みをしているアパートから、加賀がふらりーとどっかに行こうとするの
ですが松宮が、捜査の指揮はボクがとってんだから出て行く時は一言お願いします!って
怒るんですね。
 この時に加賀、「わかった、一言だな?」と聞き返してる。
 おいおい松宮よ、お前も付き合って長いならいい加減加賀のやり方を覚えろよ。
 ほーらお前が得意げに説明している間に出て行っただろうか!
 「出る」のメモ残して。
 …言えつってんだろー!!!!!!

 コウキと青山が話しているのですが。
 いきなり青山が鏡を見て「え?」って言うので見たら。
 なんと人影が!
 ヒィィィィ!ってまあ加賀なんですけど、立ってる位置的に、マネキンに着せてあるチャイナ
ドレスと重なって加賀が着てるように見える。
 そりゃ「えっ!?」くらい言うわ!
 
 加賀はコウキに女性の写真を見せて見覚えがあるかどうか聞きます。
 ミヤモトの写真を見て、なんか会ったことはないけどどっかで見た記憶がある、というコウキ。
 こないだ聞かれた時にはすっとぼけた、父と歩いてる女性のことについて、後姿しか見てない
からなーとうっかり話してしまう。やるな、加賀。
 それはともあれ加賀は、この人をかばって清瀬が上杉を殴った可能性があるんだけど、
理由はその人しかわからない、という。

 清瀬の会社の人たちが、リストラするならあの秘書だよなーとブツブツ言いながら掃除道具を
積みこんでいたら、そこに清瀬が立っててビックリしてたのは笑いました。
 加賀がやってきて、清瀬は加賀に掃除は好きですか、と聞く。
 掃除っていうのは感謝の心らしい。
 …ということは、掃除らしい掃除をほとんどしたことがない私って…。

 ともかく加賀はこないだの上杉との一件を話し、清瀬のアリバイを証明できるのはあの秘書
だけということで上杉が突っ込んだことを言ってしまったのではないか、ただの秘書だという
ならば確認させてほしい、と言う。
 そうしてミヤモトに会った加賀は、あれこれ聞いた後ネックレスと指輪のことについて尋ねるん
ですね。
 ネックレスは高級そうだけれども、指輪はそうでもなく、古いものに見えると。
 この時点で私は、この指輪、座金みたいなものだなーって見えました。ボルトはめる時に
抜けないようにするやつね。

 一方清瀬の方は社内を自ら掃除。
 そこにミヤモトが来て、自分にも教えてくださいといって2人で清掃してんだけど。
 ここのシーンを見たら確かに、ただの秘書と社長だなーとは思いました。
 少なくとも噂されているような関係じゃないんだなと。
 なんだよ、もっと早くからこういう風景が見られていたらなぁー。

 そしてコウキが会社に訪ねてくるんだけど、コウキはもう頭から、清瀬がそういう関係だと
思いこんでいますから、最初からツンケンしてるわけですね。
 そういえば父親が女と一緒に歩いてるの見てるわけだもんね。これはもちろんミヤモトでは
なかったわけですが、今回触れられていなかった、この女が何かまたかかわってくるのかも
知れませんね。
 でコウキは、どうして母が部屋をあの町に借りたか知っているか、と聞くけど、清瀬はもちろん
知らないと答える。峯子との誤解が解けたコウキですから、お前には想像もつかない理由だと
言うのですが、清瀬は大人だから「別に?話してもらわなくていいし?」みたいな感じでした。
 圧倒的に言い負かされてんじゃねーよコウキ!

 コウキは、あの女(ミヤモト)がいるから邪魔になったんじゃないか、あの女をかばって刑事
殴ったんだろ、と言いますが。
 清瀬は何を疑っている、ちゃんと口にしてみろと言います。
 え…?言っていいんですか!?
 コウキ言ったれ!
「俺が出てる連続朝ドラちゃんと見てるのかってことだよ!」って!←全然ちげぇよ!

 要するにコウキは峯子を清瀬が殺したのではと疑ってるらしいですね。
 で、清瀬は怒って出ていけと言った。
 いやだからー、この時点で清瀬がちゃんと話をしていればまだ何とかなったのかも
知れないわけですよ。皆が嫌な思いをせずに。
 ミヤモトは思わず外に出て、立ち去るコウキの後ろ姿を見ているのですが。
 そのミヤモトの後ろ姿を加賀が見ていました。うぉぉぉぉぉい!!!!

 コウキは戻って青山に、昔はあんなオヤジじゃなかった、胸倉捕まれたよ、とちょっと
しょんぼり。

 昔コウキがまだ子供だった頃、壁一面に落書きをして峯子に叱られたらしいです。
 壁はキャンパス!(待て)
 つーか「スケッチブックじゃ足りないよ」って恐ろしい子!
 ともあれ、峯子に代わって清瀬、いちおう怖い顔はしてみせるけど、その絵に感心
して、「お母さんにはゲンコツ3発くらったといっとけ」とかばってくれるんですね。
 それで、もう落書きはしちゃダメだぞ、と。
 なるほど確かにいい父だ。それが今ではあんな生え際が後退して…変わってしまい
ましたね。(変わったのはそこじゃねぇよ!)

 そんな噂話をされているとはいざ知らず、清瀬はなんか倉庫みたいなとこの一角で
ゴソゴソ何かやってました。何をしてんだおめーは。
 そういうとこ見てるとひざ抱えてうずくまってる子供がいそうで怖いだろうが!

 そして清瀬、小伝馬町をウロウロしはじめます。
 多分峯子が住んでいた街をウロウロしてみているだけだと思うのですが、刑事達にとっては
「証拠を隠滅するつもりかも知れん!」となってるみたいで、ピリピリ張り込み中。
 で。
 あのタイ焼き屋に並んでみる清瀬ですが。
 見ていた松宮が「あー!」とか言ってる。
 そうです、皆の期待通り加賀登場!並びました。
 ああなんかいやな予感がします。

 清瀬に話しかけた加賀、「今日は買えないと思いますよ」と言う。
 何言ってんですかという清瀬ですが。
 「今日はここまで!」と売り切れの看板が…。
 いや加賀さん、自分が買えないのはともかくとして人を巻きこんじゃダメだろ!キミが
行くとこみんな買えなくなるだろうが!

 そういうわけで加賀、クアトロのシュークリームを買って清瀬とモグモグしていました。
 橋のたもとで平日の真昼間から、男2人がシュークリームを食べながら川を見てもごもご
やっているのを見ると、何やら別の人生模様を思い浮かべてしまいそうです。(リストラされたとか)
 
 加賀は、ミヤモトがつけていたネックレスはダイヤの高価なものっぽかったけど、指輪は
とても古いものっぽかった。そしてどちらも誰かからのプレゼントだろうなぁと話します。
 どうもネックレスの方は清瀬かららしいんだけど、彼は、どちらの品物も知らない、と
言いました。
 で、清瀬はこのシュークリームが、峯子が好きだったものと聞かされて驚きます。
 そんなことも知らなかったんでしょうね。当たり前か。

 松宮はトイレで小嶋に、見はりを強化する、と話しているのですが。
 出てきた小嶋が「そうか、俺は手を洗う」って言ってたのが笑えました。
 で、加賀は手を洗おうとした小嶋に、指輪は外した方がいいですよ、劣化しますよと
言うのだけど。
 …これだけ長い間はめてきてるんだから、今さら劣化もなにもないような気がします。
 言われたとおり外そうと試みた小嶋。
 洗面台に指輪落としました。
 あわてて拾おうとして、センサーで水がジャバー。
 これは…加賀さんが悪いんでしょうか…?

 まあ指輪、パイプのとこでとまってる可能性はあるから、そこあけるしかないですね。

 えー加賀は岸田のところにいって話を聞いています。
 岸田は、清瀬は浮気ができるような人ではない、という。
 2人は30年以上の信頼関係があるようです。
 で、銀座でよくお酒を飲むとか言ってんだけど、岸田は「支払いはいつも社長が」と
言う。
 加賀は「行きつけの店があるんですね」と素早く突っ込んだ。
 すげぇー!私なんかぼーっとして聞いてたから「銀座で飲んでる余裕あんなら貯金
しろよ」くらいしか思ってなかったよ!

 そして加賀は、ミヤモトはそこの銀座のクラブで働いていた女性だったんですね、と
気づく。すごいです。
 いつもタイ焼きを買えない男だとは思えない!

 クラブにいった加賀はそこで、ミヤモトがやっぱり働いていたことを確認。
 で、この話を聞いていたおねえちゃんが、話をするなら私を指名してくれない?とか
いうんだけど加賀が「じゃあ最後に一つ」って言ってて、「指名する気ないのね」って
いうのには笑いました。
 どうも清瀬は通いつめていて、ミヤモトと親しく話していたらしいです。
 特別な相手だったような雰囲気があった、ということですが。
 もしかして…父親と娘の関係とか?
 この後加賀帰るんだけど、「代わりに上司の松宮君が指名しますから」
 おおーい!!!!

 コウキと青山は、自分達で父のことを調べる、と銀座を歩いていました。当然帰る途中の
加賀と出会うわけなんだけども。
 なんていうか、コウキがまたもとのツンケンした状態に戻ってるなぁと思いました。
 一方ミヤモトは、偶然清瀬が見ていた「何か」を発見したみたいです。

 ミヤモトを呼びだしたコウキ。
 当然ミヤモトは、自分が話すことは何もないって言うんですね。
 コウキは峯子が出ていったのはあんたのせいだろ、と言うけど、ミヤモトは、確かめたい
なら清瀬と話せばいい、親子なんだからという。
 お互いに隠し事してるっていうか、すれ違ったままで話を続けてるから収集つかないこと
つかないこと。
 そんなとこに加賀がやってきて、皆で仲良く清瀬の部屋へ、ということになるわけです。

 そして加賀、ズバリ清瀬に「ウソ付いてますね」と切り出します。
 コウキは後ろで浮気と決めつけてるからちょっと黙っててください!

 加賀は、ミヤモトがしている指輪は明らかに素人の手作りで、しかも50円硬貨を削って
作ったものだという。
 おぃぃぃい!誰だこれ作ったの!日本じゃ硬貨けずったりしたら違法だっちゅーねん!
 加賀はずっとこの指輪がひっかかっていた、と言う。
 そういえば小嶋の指輪はパイプに引っかかっていたんでしょうかね?(今はどうでもいいよ!)

 この指輪は、ミヤモトのためでなく、もともと別の女性のためだった、と言う加賀。
 ミヤモトは、母からプレゼントされたものだと言います。
 つまり、母は薬指にはめられたけど、ミヤモトはちょっと体格ががっしり…しっかりしてた
から、小指にしかはまらなかったっぽい。
 それで加賀は、もう言ってもいいですか、と確認をとる。

 そしたら清瀬が話しはじめました。
 すべての責任は私にある、と。

 大学を卒業したあとブラブラしていた若き日の清瀬は、バイトしていた先のスナックのママさんと
いい感じになって、この指輪でプロポーズ。なるほど、ブラブラでラブラブか…。(黙れ)
 しかしこのママは翌日姿を消してしまうのです。
 若い清瀬の将来を奪ってしまうのを危惧したらしい。
 清瀬はいかに自分が、ママさんにも、社会にも、親にも甘えていたのかを知り、それから人が
変わったように働きはじめ、そうして今の会社を興したようです。

 そして今から2年前、たまたまクラブでミヤモトが指輪をしているのに気づいて驚いて
聞いたら、母親の形見だという。3年前に死んだと。
 あやうく母親の名を聞きそうになったのを飲みこんであれこれ通ううち、清瀬はミヤモトが
自分の娘であることに気付きます。
 そうして事情を話したらしい。
 だから、秘書にしたのはいろいろ責任を取ろうと思ってだとは思うんだけど、それをきちんと
話しておけば、こんなにも家族の溝は深くなることなかったんじゃないか、って思います。

 秘書として雇えば、社員や周囲が一つの可能性しか考えないことはわかっていたけれども、
それでも影から支えたかったと。
 だから峯子と離婚してすぐミヤモトを秘書として雇ったらしいです。
 つーかそれこそ、峯子さんにはちゃんと話すべきだったのではと思いますけどね。
 結局清瀬自身はよかれと思ってしたのかも知れないけど、結果的に周囲を傷つけまくった
わけだから、何もかも自分が抱え込めばいいってもんでもないと思うよ。
 何より、峯子が死んでからこんなこと聞かされるコウキもつらいだろうし。

 コウキは、案の定、黙ってられたこっちの気持ち考えろ!と怒るけど、清瀬は「お前とはすぐ
言い争いになるから」と言う。
 だからって黙ってていいことと悪いことがあるだろうが。
 いい大人のクセにそんなこともわからんのか。
 黙ってた結果が皆不幸にしかしてないじゃんよ。

 ミヤモトはここで、コウキに見てもらいたい物がある、と言い出します。
 で、あの倉庫に向かう。
 ミヤモトが壁をどかしていくとそこには、昔のコウキの落書きが現れました。
 清瀬、大事に取ってたらしいんですね。
 …どうやって持ってきたんだ…?

 ともかく、ミヤモトはこれはただの落書きじゃない、と言う。
 せっかくいいこと言ってるのに「ただの落書きですよ」と全否定するコウキ。
 君ももう少し空気読もう!

 この絵はミヤモトにとって、思い出をうめてくれる大切なものだ、と言います。
 優しい父だった清瀬のことがわかるようでうれしかったと。

 自分に弟がいるとわかった時とても嬉しかった。
 挨拶したらお姉さんと呼ばれるのかなって、というミヤモト。
 うん、第一印象最悪だったね!思い切りののしられたね!

 ミヤモトは、清瀬がこれをどうしても消せないというのなら消せないって言えばいい、
気持ちぶつけあった方がいい、と言います。
 そうして秘書を辞めるという。
 自分はやっぱり家族になれないって。

 ここまでセリフなくてずーっとだんまりだった加賀(一応画面内にいました)が、家族に
なれないことなんてありませんよ、と言う。
 前に自分がコウキに写真を見せた時に、面識がないにも関わらずミヤモトのことを
どこかで見たことがある、見覚えがあると言っていたと。
 血のつながりというものは恐ろしい、どれだけ離れていても遺伝子が覚えているんです、
という加賀。
 そのきずなを受け入れるのもあなた次第ですよ、って。
 
 そういうわけで、最初から本当のこと言えばよかった、と、ミヤモトとコウキは、姉さん、
コウキと呼び合って仲直りしたのでありました。
 ものすごい感動のシーンのところ申し訳ありませんが、ミヤモトさん、左目の上あたりの
髪の毛の長さおかしくありませんか?なんで右目の上あたりにくらべてそこだけバッサリ
1cmくらい切ったような形になってんの?
 なまじアップになってるだけに釘付けだったよ!

 一応清瀬にも謝るコウキですが、きちんと事情を話していたら峯子もわかってくれたのでは
ないか、というコウキに対し、峯子が勝手に家を出たんだ、という清瀬。
 コウキは、離婚しなければ峯子は殺されなかった、俺はあんたを絶対許さないからな
と言って出て行ってしまいます。
 今回の話を根幹から否定しやがりました。

 一方、岸田の息子とかいうバカっぽいのが、事件当日の4/13夜6時半ごろ、清瀬の
社長室に電話したけど、誰も出なかったと言ってくるんですね。
 あれだろ、トイレに行ってたら紙がなくて一時間くらい出てこられなかったんじゃないのか。
 
 そういうわけで次回は新キャラが出るよ!
 最終回一歩手前でも関係ないよ!
 あとCDの告知に松宮が出ていて、加賀さんどこいった?とか言ってたのはちょっと笑った。



 次回岸田の息子登場!?
 見たらモテ子になれるっチュ、チュッチュー


 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→新参者