多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ヤンキー君とメガネちゃん


ンキー君とガネちゃん

最終話(10/06/25)

 昭和時代の不良ドラマだったら、周辺の友達が殺されたり再起不能なくらいボコボコに
やられたりする展開なのですが、そういうドロドロにならなくてよかったです。
(今の時代だと放送できませんて)

 あ、えーと、あの鬼太郎に似てそうな敵側のヤンキーは長崎と言うらしいです。お前
鬼太郎でいいじゃん。ヲイッ鬼太郎ッ!

 花は堺に必死に大地のケンカの理由を説明しようとしますが、大地は、長崎達がムカついた
からなぐった、と言う。
 そしてどうせ退学になんだろって出て行こうとするんだけど、堺は「これでいいのか」と
怒って、処分が決まるまでは自宅謹慎していろ、と言います。
 この先生も大地が見かけよりは優しい人間だと気づいた人の一人ですから、このケンカにも
必ず何か原因があるはずだ、と思ったんじゃないでしょうか。

 帰宅した大地に父が、やりたいこと見つけたんじゃなかったのか、こんなケンカしてーって
言うけど母が止めてました。
 お前、前回のやりとりで、大地が意味もなくケンカするわけがないってのまだ理解せんのか…。

 凛風は花に、当然カリ返しにいくんですよね、っていうけど花はちゃんと、大地が自分を
かばってくれたのを理解していて、普通の女の子として出来ることを考える、と言ってました。
やっと成長してくれたというか…。うざさがなくなってちょっとよかった。

 それで嘆願書を作り、みんなに署名お願いするんだけど。
 あれぇ…?
 前回何もしなくても和泉君に署名してくれていた女の子達がいないよー?
 皆は、ヤンキーはヤンキーだから、とうんざりした顔です。
 文化祭をああまでブチ壊されりゃねーって感じではあるけどこいつらも、今まで大地のこと
少しずつ見直してきたんじゃなかったのか、って思うのですが。

 どうして大地のことを分かってくれない、という花に和泉は、それは大地がヤンキーだから、
と言う。
 結局外見とかいろいろ判断されやすいから、だからお前もそんなかっこうしてるんだろう、と
和泉は言うんですね。
 でも花は、大地は悪くないから本当のことを話すって言うんだけど今度は和泉が止めました。
 和泉かっこいいな!
 そんなことして何になる、がんばって築いたものを守るためのケンカだったんだろ、って。

 大地の方は家でぶらぶらしてんですけど、千葉がやってきて、期末の範囲持ってきたとか
ノートコピー持ってきたとか。
 うわっ今回はこちらがうざい!すごいうざい!
 まとわりついてくるぅー!
 でも千葉は、大地のことは一度もヤンキーだなんて思ったことはない、っていうんですね。
大地は大地だって。
 それちょっと嬉しかったんだろうなぁ、大地は。
 こんな天然ボケでしょーもないツッコミしてニブニブの千葉君ですが、見てるところは見てるん
ですねぇ。

 出てく時に後頭部を電灯にぶつけてましたが。本気でぶつけちゃいましたか、千葉君。
なんかそんな感じだった。

 花にじいさんは、今の状況に慣れすぎるのもよくない、なれると頼ることになるってアドバイスを。
 ありのままの花でもいいんではっていうんだけど、まだ彼女には分かってない様子。
 ヤンキーとばれたら大地のしたことが無駄になる、って言うんだけど。
 もうちょっとだけ花には普通って何かを理解する時間がいるみたいですね。

 練馬が大地のことをからかってる時に、花が家にやってきたんですけど。
 今回は家に入れませんでした。
 会いたくないという大地ですが。
 あの…ピンポン連打されたり、大声で叫ばれたり、むしろ会わない方が近所迷惑になって
いるような…?
 どうしても渡したい物がある、という花。
 いや、だったらポストに突っ込んで帰るとかさぁ…。
 会ってくれないからって泣くなよめんどくさいなもう!

 なんで会わない、気持ちを考えてやれよっていう練馬に大地は、俺のせいで自分を責めてる、
ケンカを長崎に売りに行くかもしれない、そうしたら意味がない、と言う。
 そして花には言わない自分の本音もちょろっと練馬に言うんですね。
 あいつには感謝してる、居場所ができて、見失ってたもん見つけられたって。
 好きなのか、と冷やかされてます。
 「せんゆうだ」と答える大地。え?占有?占有したいほど好きってこと?(戦友です!)

 朝、花と凛風は長崎に出くわすんだけど、「私はヤンキーじゃないです」と相手にしません
でした。
 でも、簡単に過去から逃れられると思うなよ、と言う長崎。
 鬱陶しいですのー。ジメジメ梅雨男が。
 お前黒と黄色のチャンチャンコきとけって!

 で、和泉が朝登校してくるとですね。
 後輩を拉致って痛めつけてるというようなことを長崎は言ってくるわけですよ。
 最低ですね。
 いつもの和泉だったらしれっと警察呼んで全員逮捕させてただろうけど、こいつも頭に血が
のぼると我を忘れるタイプなので、まんまと長崎の策略にはまってケンカ。それをクラスメイトに
目撃されてしまいます。つーかお前ら生徒は行動自由だな!

 つか和泉の場合、日頃の態度からしてうまく切り抜けられるんじゃないかと思ったのですが、
彼は停学処分になってしまいます。
 でも和泉のことだから、その間きっちりバイトしてるような気がするのですが。

 和泉が大地に連絡してきて、停学になったけど後悔してないことー、大地達に出会って自分にも
大切な仲間がいたと気づいたことを告げます。おおっ最後になってツンデレのデレが!
 和泉は花に、挑発に乗るなよ、といって帰って行きました。

 クラスでは、和泉も元ヤンだったなんて最低とか、それで大地のこと文句言ってたわけーとか
言ってますが。人って勝手なもんやのー。手の平返したような評価ですよ。
 花は、仲間のことを助けにいっただけです、とフォローするんだけどそんなところに堺が、
生徒会への不信の声が上がっていて、選挙をやり直すことになるかも知れない、と言ってきます。
 2人そろって副会長が停学になってるからって。
 まー私は、事情を確かめもせずにケンカしたから停学という、流れ作業的な処理をしている
クソ教師の方が不信ですけどね。

 花は何かを決心して、クラスでとった写真を封筒に入れてました。
 で、それを大地のところに届けに行くんですね。
 ここで大地は鈍いから気づきませんでしたが、花のテンションが異常に高い。初めて会った
時みたいに、会えてうれしかったとか、大地に声かけたのは、ヤンキーで周囲とどう向き合って
いいか分からず、いつも一人でさみしい目をしていたから、私ならわかると思って声かけた
だとか、あれこれ話してます。
 でも、それらはただのきっかけで、きっと自分は大地のことがうらやましかったのだという花。
 いつもありのままの自分でいると。
 花は自分で作り上げちゃってますからね、壁を。

 そして花は、放送室に立てこもり(人聞き悪いな!)放送を開始します。
 大地と和泉のケンカは私の責任であるとか、皆が見ている私は本当の私ではない、とか。
 本当の私を知られることをずっと恐れていた、大地はそれを知っていたから私のことをかばって
くれた、大地が巻き込まれた本当の理由を言います、と。

 一方大地の方はクラス写真を見てニヤニヤしてたんだけど、裏を返して、「守ってくれてありがとう」
という花からのメッセージに気づきます。
 この子は鋭いからすぐに意味を理解した。
 花は長崎とやり合うつもりだって。
 こういうとこいいよなー。

 花はついに、自分がヤンキーだった、と言います。
 自分がハリケーンアダだって。
 …こうして口に出してみると改めてかっこわるい名前のような気が…。もうちょっと何か
なかったんかい。
 かけつけてきた大地は、こんなことをして何になるって言う。
 でも花は、大地が退学になってまで普通の子でいたくない、って言う。
 結局いろいろ考えて、こうするしかないって花が思ったんじゃないでしょうか。だったら
それは花の決意だから、大地はとめちゃいけないような気もします。

 と、そんなところに長崎ら登場。
 普通にこんな校庭で大暴れしていたらまず警察呼ばれるのですが、先生は誰一人出て
きませんでした。どうなってんだ。

 大地は花が出て行ったあと、クソ汚ねぇ字でかかれた退学届に気づく。
 花の方は場所を変えて長崎と対峙。
 いや対峙はいいけどだからなんで生徒全員ついてきてんだって話だよ!お前ら授業は
どうしてんだよ!誰か警察に通報するとかないのか!

 花は助けに入ろうとする凛風に、私一人でやるから邪魔すんなという。
 すっかりセブラクィーンになってます。(いえ、アダです)
 つーか。
 瞬時に決着ついたんですけど。
 え?どんだけ弱いのこいつら。この程度でケンカ吹っかけてきてたの?
 バカじゃなかろうか。
 しかも長崎に至っては、コンクリの柱を人型にブチ抜くという、トムとジェリーも真っ青な
離れ業をやってのけてくれました。
 高架支えてる柱ァー!!!!

 屋上にいた花に大地が、汚い字、と退学届を茶化してて笑えます。
 そうして花に、ヤンキーだった自分は消えない、なんで消す必要がある、そういうところも
含めて今のお前があるんだろう、と言う。
 今さらクラスには戻れないという花に大地は、自分はヤンキーと思われても気にしてない、
という大地。
 カッコも問題じゃない、自分は自分だって。
 張られたレッテルは自分ではがせ。貼ってるのはお前じゃないのかって。
 みんなと一緒にいるのが夢だと言ったのはお前じゃないのかって。
 ああ、留年希望のやつか。(違います)
 で、大地は退学届を破り捨てて、花とともに教室に戻るんですね。

 それで花が恐る恐るクラスに戻ると。
 千葉が「これ!」って差し出してくるんですね。
 何かと思ったら大地の退学撤回の嘆願書に皆が書いてくれていました。
 皆、3人は仲間のためにケンカしたってことをやっと理解してくれたようです。
 だから自分も仲間のために出来ることをした、と。
 そこらへんのシーンを端折ってしまうのは見せ場的にどうかと思いますが、時間もない
ことですし、まあいいでしょう。

 花が号泣しながら「泣いてませんからねー!」って言ってました。
 お前の目から出てるものはなんじゃぁぁぁぁぁ!
 つーか大地が差し出したハンカチで鼻をかんでもどすな!せめて洗え!

 そして生徒会一同は堺に頭を下げてよろしくお願いします、と頼みます。
 外で待ってた大地も頭下げてて、堺は任せろって言って走って行きました。あれ、最後
このおっさんがおいしいとこ持っていってね?

 和泉が、「俺が停学中何があったか教えろ品川」って言ってたのもなんかよかったなぁ。

 そして大地の家。
 登校できることになった大地ですが。
 自分の朝食がない。
 「くっちゃった」って練馬が。いやいやいや!あんたなんで朝からいるんだよ!
 大地迎えにきたとか言ってるけどお前はそのついでに人のメシまで食うのか!
 海里のを取ろうとして肘鉄くらってるし大地…。
 おいおいねぇちゃんよー!ソレはねぇよー!男の銀魂的なものがつぶれちゃうだろう
がよォー!
 
 というわけでメシ抜きで出ることになった大地。
 でも皆がちゃんと「いってらっしゃい」って言ってたのはよかったです。
 一方花と凛風も出かけていったのですが。
 じいさんが見てみると、メガネはそのまま置いてありました。
 あ、伊達でしたっけこの子?(すっかり忘れてた)←政宗か!…そっちの伊達ではなくて。

 クラスメイトが大地に「放課後アキバ来る?」って誘ってて「やっぱ怖い」って立ち去ってくの
面白かったなぁ。
 そしてそこに!
 ついに大地の探していたあの少女が現れるのです!

 少女 が あらわれた!
 大地 は まごまごしている!

 大地は呼び止めて、あのシャーペンを渡します。
 覚えてないという少女。
 でも大地は、好きなんだけどとやっとハッキリ言うんですね。
 それでまた妄想に入るのですが。
 あれぇ…いきなり結婚式て!
 その妄想の中で、「ところで名前聞いていいかな」と今更聞く大地。
 
 すると少女は答えました。
「足立花です」

 髪ほどいてメガネ外しただけで人が認識できなくなる人はロロノア・ゾロ以来だよ!
 そういうわけで最後はラブコメチックな感じで終わりましたが、なかなかよかったと思います。
 和泉と凛風が何となくいい雰囲気だったのもよかったです。

 DVD告知は…大地が花抱えてて「ちょ、重い」とか言ってて笑いました。
 全体的にまあかるーい学園モノかなって感じではあったんだけど、失礼ですがちょっと
微妙だったな。面白くはありましたけどね…。
 この時間帯は毎回ビミョーなのがきますね。




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