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ンキー君とガネちゃん

第6話(10/05/28)

 こんなこと言ったら失礼ですが、今回やっと、「らしい」話を見られたような気がします。

 冒頭からニュース始まったので特番になったかとびびっていたら、生徒会の支持率が
急上昇、という新聞部だかのニュースでした。某政権とはまさに正反対もいいところです。
 あのベストカップルコンテストがよかったらしくて、サオリと工藤はもちろん、他の生徒も
盛りあがっちゃってる感じで、これはこれでいいと思います。

 前回同様大騒ぎしながら大地に報告する花。君はもう少しなんていうか、高校生らしい
落ち付きを持った方がいいのではないでしょうか。6話目にしてそんなことに気づいたよ!
 つーか追試があってそれどころじゃないし。

 ということで追試を受ける大地と花。
 大地は、たまたま落としたあの運命のシャーペンを拾ってくれた前の女の子、純があの
受験の時の女の子では…と思った様子。
 髪が長い女の子って条件なら沢山いると思うよ大地!

 で、堺が答案用紙真白と大地に怒るんだけど、それは大地のじゃなくて純のでした。
あと花のも真白。
 いやあのさ…もうちょっとこう、もがいてみようよ!
 というわけで花と純は再追試。珍しいぞおい、採点なしにその場で再追試決定て!

 皆仲良く勉強してるのですが、純は、やる以上は問題を理解して納得したい、答えだけ
覚えてもしょうがないとわりともっともなことを。
 というか君ら、問題に出ている金額を実際に出して計算しないとわからない時点で小学生に
負けてないか。

 ここでまた大地の妄想炸裂。純とラブラブになるのを想像してるあたり、こいつも、可愛かったら
誰でもいいといった千葉を責められないような気がします。
 妄想は妄想でしかなかったわけですが、どうしてこの生徒会室、馬の実物大置物が
あるんだ。

 三者面談の話を堺がしていますが、大地がまだ用紙を未提出だという。
 そこに大きないびきがするんで見たら和泉が寝てました。かっこいいキャラのポジションー!!!
 というか注意されてまたすぐ寝ないように和泉。のび太か!

 大地はグラウンドで部活を見ていた純が、三者面談の紙を飛行機にして捨てるのを見ます。
つーか名前記入してる時点で届けられる可能性とか考えろよって思うんだけど。
 その彼女がいつもまっすぐ帰宅して何をしていたかというと。
 サオリらが偶然見つけてしまうのですが、彼女は学校で禁止されていた、アルバイトをやって
いたんですね。
 それで純は停学になってしまった。
 わざわざ告げ口をするような物好きがいたんでしょうねー。

 大地は純にあの紙を渡して励ますんだけど、純は、親は知らないからと言って去ってしまいます。
 家庭に何か複雑な事情がありそうですね。

 一方そんな大地が自宅でいろいろ悩んでおりますと。
 ジャジャーン!
 堺登場。
 うわ鬱陶しい!
 追い返そうとした大地を母が一撃で沈めてて、「をがっ!」って文字出たけど母強ぇぇ!つーか
文字無意味に気合入ってる!

 そういうわけで家庭訪問になったのはともかくとしてですね。
 なんでここに花のじいさんいるわけ?
 しかも、「足立えーとタツオです」…お前は自分の名前も覚えとられんのか!
 あと当たり前のように飯を食うなよ!

 堺は、大地が理系に進むには成績に問題がある、という。
 父は大地の態度に怒るんだけど、どうしてここの高校に入ったかなんか聞かれても、
言えないよなぁ大地には。
 自分が海里の代わりに頑張って継ごうと思った、なんて。
 言えば絶対海里はバカにしてくるだろうしなぁ。このねえさんそういうことにメチャクチャ
無神経だし。
 ここはちょっと可哀想だなと思いました。

 授業中また居眠りしていて、スッパーン!と殴られた和泉ですが、そんな彼の様子を
見ていてさすがにおかしいと思った大地。
 お前の持ってる教科書もなんかおかしいよ!一人だけ違うだろ!

 そういうわけで大地、和泉を尾行します。よくもまあこんなバレバレの尾行でばれない
もんだと思いますが、途中和泉は犬が苦手だということも発覚。ちょっとかわいかった。
 で、振り返られてゴミ箱の中に隠れる大地とか。よかったなぁ、ゴミ箱の中がからっぽで!
 収集前だったら目も当てられんぞ!
 そして角を曲がると和泉の姿がない。

 ここで、久しぶりぃーとかいって変な人がきたけど誰コレ?
 どこで出た人だっけかなぁ…(本気で忘れてる)。まあいいわ、君をザコ君と呼ぼう!
(ひでぇ)
 このザコ君を放置して、そこらのゴミ箱の中を探す大地。
 お前じゃないんだからそんなところに隠れているわけがなかろう!
 そして大地はアルバイトをしている和泉を見つけます。

 一方学校では、禁止されているアルバイトをする生徒が増えたと問題になっている様子。
 和泉は、バイトをやめるつもりはない、と言うんですね。
 迷惑がかかるなら生徒会をやめるって。

 花の方は、停学中にも関わらずバイトをしている純を見つけます。
 
 和泉は大地に、辞表を持ってきました。字きったねぇな!
 ともかく、大地は、花をちゃんと納得させろ、と言う。
 こういう、筋をちゃんと通そうとするところ、大地はいい子だなぁと思いますね。
 というか話を見ていて、このドラマの中で一番の常識人のような気がしてきました。

 大地はあのザコ君を呼びだして、和泉がアルバイトしている理由を聞きます。
 なんでも、病気の父のために入院費がいるということで、ああして稼いでいる
らしい。
 んでザコ君が、皿洗いの極意を教えたらあっという間にマスターして、今チーフだって。
 今度ケンカの極意を教えようと思ってるというザコ君に、それはやめてやれっていう
大地が笑えました。
 まあそんなこと教わらなくても強いしな、和泉…。

 そんな中花から電話があります。
 花は、純の事情を大地に話して聞かせるんですね。
 半年前父がリストラされて、母はパートに出たけれども、それでもカツカツ状態で、
自分は成績が悪いから奨学金を受けられないと。だからバイトで学費稼いでるって。
 どうしても学校をやめたくなかった、という純。
 あれ?高校無償化になったんじゃないっけ?
(その前の話と思って下さい!)

 んーまあ、そういう事情はいろいろとあるだろうし、だったら学校と交渉して特例として
バイトを認めてもらうことはできないのかって思いますけどね。
 バイトは禁止でも新聞配達とかならOKってとこもありますよ。あと事情を考慮して認めて
くれるとことか。見つかってから交渉するよりは、先に交渉したほうがいいとは思うのですが。

 大地は話を聞いたあと、それでも他人の家庭のことだから口出しできない、という。
 そんな彼に「冷たいですね!」と怒る花。
 じゃあどうしろってんだと思いますけど。
 人を冷たいと怒るのは簡単だけど、自分は人に相談するばっかり、怒るばっかりって
楽な仕事だなぁ生徒会長さんよ。

 そうしてまたアルバイトしてたのが見つかった純は退学になってしまいます。
 これが一番いい方法かもしれない、と純は花に言います。
 そして、数学の問題の解き方を教えてくれました。これ1つ知ったところで何がどうなる
わけでもないとは思ったんですけども。等比数列かな?
 
 その様子を見ていた和泉は、大地にあの辞表を押しつけて去って行くんですね。
 流石の大地も引き留められなかった様子。
 大地だって何とか出来るもんならしたいと、いろいろ考えてはいると思うんだけど。

 悩んでいる花はじーさんに、大人の考えはいつも正しいのかな、と聞きます。
 じーさんは、そうとも限らん、人間だものとみつをさんみたいな返事をする。
 正しい時もあれば、間違ってることもある、と。
 まあ結局、その時その時で正しいと思う選択肢をすればいいんじゃないかなぁ。
間違っていたとしてもベスト尽くしたんなら後悔も少ないだろうし。

 んで千葉と凛風が生徒手帳の整理をしてんだけど、大地はたまたま落ちてきた
一つを見て、何かに気づきます。
 よく考えたら校則にはその「一文」がありましたね、大抵は。

 再追試を受けていた花は、おかしい、と堺に言います。
 この学校に通いたい人がいる、通う権利があるのにやめなくちゃいけないのはおかしいと
思います、って。
 それで再追試辞退しますと言って出て行きました。
 よし、問題を出来るだけ暗記して、後日の再追試に備えろ!
(そういう意味で出て行ったんじゃねぇー!)

 生徒会室にやってきた花を見て、まあ特に驚くわけでもなく、大地は生徒手帳を見せるん
ですね。
 そうして生徒会は動き始めました。
 看板、のぼり持ってる千葉と凛風がかっこよかった。

 大地は和泉に、花を納得させろという条件のほかに、俺も納得させろ、という条件を
提示する。
 バイトやめないという和泉に、なら道は一つだ、と言う。
 退学かとか言ってる和泉に、学校に許可もらえという大地。
 いやいいからもう回りくどいことせんとすっきり結論から言えよ大地!だからバカはおまえ
だろって言われるだろうが!
 
 要するにですね。
 生徒会が呼びかけて生徒の署名を集めたわけです。
 全生徒の2/3の署名があれば規則は変えられる。
 
 大地、勝ち誇ったように、副会長なら読んどけと和泉に校則示してます。
 うん、キミもついさっき読んだばかりだよね!?

 そういうわけで校則は変更され、学校に許可を得れば、学業に支障ない範囲でやって
いいということになりました。
 ま、和泉なら授業中居眠りしてたって学年トップ間違いなしだろうしなぁ。
 生徒達が、あの生徒会結構やるな、って言ってたのを和泉、影でちょっと嬉しそうに聞いて
いました。

 それで許可をもらえた和泉。
 皆に報告するんだけど、花が、「これからも何かあったら何でも言って下さいね!と品川
君が言ってました!」と大地にフッてたのが笑える。
 そうして彼女たちは再追試じゃぁー!と言って出て行ってしまうんだけど。

 この後和泉がボソッと大地に「サンキュ」って言ってたのが可愛かったです。
 
 一方再追試組。
 純と花はしっかり解答欄を埋めてたんですけども。
 結局純は学校を辞める道を選んだんですね。この追試のためだけに戻ってきたっぽい。
それはそれで偉いですね。

 純は、自分のために動いてくれた人がいる、それで十分だという。
 この学校に入った意味があったって。

 で。
 去っていく彼女の姿を前に大地、ついに動きました。
 あのシャーペンを渡そうとするんだけど、当然というかわかっていたというか、
このペンは彼女のものではなかった。
 大地がっかり。
 
 いつまでも純が歩いて行ったとこ見つめていて、姿が消えるってシーンだったんだけど、
その後に鳩がいたのはわざとなんでしょうか。一瞬純が鳩になったかと思ってびびったわ!
(ないだろ)

 花は、なんだかおなかがスースーすると言って大地に、腹がへったんなら帰れとか
言われてますよ。
 ずっとスースーしたままだという花。
 よし、腹巻きしろ!(ゾロかよ)

 ま、そういうこともあるんじゃないでしょうか。
 頑張ってもひっくり返せないことも。
 ただ、仕方なくそうなったんじゃなくて、純は自分で退学という道を選ぶことができたん
だから、流れ的に退学させられていたよりよかったと思う。
 世の中には思い通りにならないことなんて沢山あります。
 だからこそ出来ることをやって、それでも思い通りにならなくても、それを後悔する
必要なんてないんじゃないかと。
 生徒会が生徒のために頑張ったことは皆知ってるんだから、この行動が無駄にならない
のはこれから証明されていくと思いますよ。




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