多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→うぬぼれ刑事


うぬぼれ刑事

第8話(10/08/27)

 冴木が段々、バカなのかアホなのかわからなくなってきました。(氷河さんそれどっちも
似たような意味です)
 今回は今まで見た中で一番面白かったっス。

 さて手をつなぎながら歩いて帰っているのは冴木夫妻。浴衣なので祭りの帰りでしょうか。
しりとりをしていますが。
 その後ろを不審者がウロウロ。
 気配に気づいてるらしい冴木が「なんでもないの「い」」とか言っててすごいなと思って
見てたら、パッと振り返って「何か御用ですか?」
 この人、刑事としてかなり優秀なんじゃ…。
 一方、うぬぼれの方も同じような不審者につけられたようです。
 革手袋をした不審な人物。
 …うぬぼれさん、君はなんで尾行されているとわかった瞬間から無意味にポーズつけるんだ。
なんで踊ってんだよお前は。勘違いして写真に写っちゃってるナルシスト入った学生ですかぁー
コノヤロー!
 うぬぼれは、逆ナンではと言ってるけど、冴木は面白くないのか「フン!」って言ってて笑える。
 相変わらずライバル意識むき出しのようです。

 このあとうぬぼれに父から電話がかかってくる。
 今夜はマンションに帰ってくるかの確認らしい。
 父は、小説の新人賞受賞ぱーちーに出るらしいよ!
 このミステリーはやばいって…タイトルのセンスもすげーな!
 んで父は、その授賞式で、千里というミステリー作家に一目ぼれです。
 いやあの、気持ちはわかるけど賞状から記念品から全部落としとるよ父!
 うぬぼれでもここまではいかないよ!

 一方そのうぬぼれは、「姉さん事件です!」ということで出動。←ホテルやん、それ。
 その現場には、トランクに詰められた男性の死体が。
 
 で、父はバーにて話をしてました。
 ああ、先週バーにやってきた件の続きで、今までの経緯がさっきやった内容ってことね。
なるほど。
 あと、サダメ君をゾロメとか、親子して男の名前覚えない奴だな!
 それとうぬぼれが最近サダメに感化されてるって言いたいのはわかるけど、「寝言で最近
ヘイヘイホーって言う」
 なんでヘイヘイヘイーがヘイヘイホーにいっちゃったかなー…。
 穴井さんのことも、「なかいきいちの"なか"を"あな"に入れ替えて」、って自己紹介のはず
だったのが、「なかいあないち」って覚えてるし。苗字が名前に入っちゃってるでしょ!
 しかも松岡には、ザコは黙ってろとか言う始末。
 ザコ扱い!
 ここの会話、バーテンがチラチラ見ていて、ツッコミの機会をうかがってます。
 気をつけろ!こいつのツッコミは心をえぐるぞ!
 っていうかツッコミ不在のジョーカーにも出没してよ、バーテンさん。
(バーミカミのマスターが用なしになっちゃう!)
 
 なんでも、父の話によるとその受賞パーティの後、千里と父は2人でロビーかどっかで
飲んでいたらしい。
 父は、千里の小説をまだ読んでないって言うんだけど、千里は逆に、読んでないことを
喜ぶんですね。
 作家としてではなく、ひとりの女性として見てくれるってことだって。
 
 それをまたまたバーで冷やかされる父。まんざらでもなさそうです。
 栗橋も、「女として認められるのは嬉しいことだと思いますよ、と谷亮子も言ってました。…ウソです」

 おい、なんでウソ言った。なんでウソ言った。

 千里の話で盛り上がる父に松岡も口出したらまた「ザコは黙れ」とか言われてます。
 なんで松岡にだけ異様に厳しいんだよお前はよー!
 で、父は、その後千里に、ぜひ来てほしいとカードキーを渡された、という話をするのですが。
 松岡が「年下ですけど殴っていいですか」と言いだして、心狭いにもほどがあります。
 いいんだよどうせフラれるんだから!(こんなところでネタばらししちゃダメぇー!!!!)

 しかもザコいいこと言ったとかいう父。
 あくまでもザコのポジションは変えないつもりだ!
 で、やいのやいの言ってるところに、おまたせしました、容赦ないツッコミで猛暑に極寒を
もたらすバーテン!
 「それ、カードキーにしては薄い」と指摘してきます。
 で、皆が見ると。
 プリペイドカードやぁ…。有料テレビ見るのに使う奴…。
 これは千里がマジボケしたのか、遠まわしに鬱陶しいと言っているのか判断に迷うところだ!

 一方うぬぼれの方。
 殺害されたのは、食品配達業者の馬場という人物。
 死亡推定時刻は19時前後。
 15時に配達は終わっているので、殺されるまでの4時間、何をしていたかが問題になります。
 現場でトランクが発見されて通報がある30分くらい前に死んだらしい。
 スタンガンのようなもので気絶されたあと、撲殺され、トランクにつめられたようですが。

 冴木は何故か固まってます。
 おいどうした。フグのしびれ毒にでもあたったんか。
 と、彼は、被害者の身長が185cmであることを聞いていきなり「ビンゴ!」と叫び、謎は
解けた、と言いだします。
 おいおい金田一かよと思ったら、「うちのかみさんが」とコロンボにいきやがったよ。
 なんでも、小説にそっくりの殺人があるって。
 それは、千里の小説で、舞台はえんま坂という場所。
 で、うぬぼれは冴木と2人で捜査に…うん、なぜかパトカーの後ろに里恵が座ってるね!
「彼女は?」と聞くうぬぼれに、「うちのかみさん」と答える冴木。
 第8話になってわざわざ紹介求めてねーよ!なんでいるかって聞いてんだよ!
 実況見分に呼んだとかいう冴木。
 つまり、小説のなかに出てくる状況を再現しよう、というものらしいです。
 女性警察官にやらせろよ!どうせまたヒマこいてんだから!

 再現VTRが冴木と里恵なのが気になるところですがともあれ、冴木を殺した里恵は遺体を
トランクにつめ、坂をのぼっていった。
 「もうこはんなのよ」とか言い出す里恵。
 え?モンゴル人が何か関係があるの?と思ってたら、模倣犯と言いたかったらしい。
 …最初と最後しか合ってねぇぇぇ!
 ともあれ、冴木は、これを実行に移すことで、作家千里への嫌がらせ目的だったのでは
ないか、と考えているようですが。
 小説の中の被害者が身長185cm、うぬぼれも身長185cm、冴木も同じ身長ということで、
あの夜の尾行者は身長が見合う奴なら誰でもよかったのでは、と考える2人ですが…。
 ちなみに今回の実況見分の被害者役はうぬぼれということに。
 なぜなら冴木は身長184.5cmだから!
 細かいな!四捨五入したらお前も185cmだろうが!お前が入れェェェ!
 閉所恐怖症だといううぬぼれの訴えもむなしく、彼は無理やりトランクにつめられてしまいます。
 で、持ちあげようとする里恵ですが、なんとトランクが重すぎて持ち上がらない。
 …つまりこのトリックはここからして成立しにくいっていうか、現実の殺害は小説とは違う
やり方で行われたとみるべきですね。

 そういうわけで、ダメみたいねーとにこやかに笑い合った冴木夫妻、帰って行きました。
 うぬぼれを放置しないで!助けてあげて!
 あれぇ、なんか監禁事件みたいになってるよー!?

 署に帰った冴木は町田に、女性一人で運ぶのは無理なようです、と報告。
 んで、時間が余ったから妻と食事してきた、これ領収書ですって。
 …いやいやいや!その領収書は経費にならないから!なに血税使ってランチして
やがるんだてめぇ!
 そして刑事Aに「うぬぼれは?」と聞かれて「ダレ?」とか言う冴木。
 あんたの相棒だよぉぉぉぉぉぉ!何ナチュラルに放置して帰ってきてんだよ!
 このドラマ終わるわ!

 その頃うぬぼれはトランクの中で怖いよーと泣いてました。
 面堂修太郎か!

 ひどい目にあってマンションに帰宅したうぬぼれ。
 父はいなくて、連絡も取れないので一人ご飯を作ることに。
 ああ、彼はまだ父の事情知りませんもんね。
 あとここでやっぱうぬぼれすごいなと思うのは、ちゃんと千里の今回の事件のもととなって
いる「E坂の貴婦人」だっけ、その本を買ってきて読んでることですね。
 さらにパソコンで何やら調べています。

 そこに父帰宅。
 この時にうぬぼれ、ドアを少しだけ開けて、「帰ってくるなら連絡しなきゃ」と言ってるんだけ
ども、いつものパターンと反対でおもしろかった。
 今回はずーっと、いつもの反対で進むんだけど、これはこれで斬新でとてもよかったです。

 父は連れていた千里を、彼女と紹介してます。
 つーか中に入って父、さりげなく母の写真隠してたけどいいんかいお前は。
 千里は父がパソコンを使って執筆していることをほめています。自分はずーっと万年筆だって。
そういう作家さんも多いですよね。いいんじゃないでしょうか、それぞれで。
 父は、パソコンがまったくダメだという千里に教えましょうか、とデレデレ。
 さらにうぬぼれに、「お前、眠くならない?」とか遠まわしに邪魔だオーラを。
 いやここ、うぬぼれのマンションなんですけど…。いい雰囲気になりたいなら普通のホテルの
レストランでもいっとけよ父。
 
 んで時間経って、うぬぼれは下まで千里を送っていくんだけど、千里は父のことを素敵な人と
褒めます。
 うぬぼれはそうも言ってられないから、事件の話をする。
 リアリティがありすぎたのでは、といううぬぼれ。実現できるかマネしたくなる、と言うのですが…。
 で、うぬぼれはパーティが開催されていた時間を聞きます。
 千里は夜7時からだったと答える。
 その後父に、飲み直そうと誘ったけどこなかった、紳士的ね、って。
 明らかに話題をそらそうとしてますね。
 あと父、来たくても来られなかったんですけど。プリペイドカードじゃ鍵あかねーし…。

 マンションに戻ってきたうぬぼれに、自分の評価を聞く父。
 紳士的だとか、気さくでユーモアと聞いて有頂天の父に、うぬぼれは「ちょっとここ座って」と
言います。
 おおっと、いつもの逆パターンきましたよー!
 父は、「いや、言いたいことはわかってる、ワシなんかが釣り合う相手では」とか言ってる。
 今までのパターンから考えろォ父!
 今までうぬぼれに何言ってきたよ!

 うぬぼれは、「あの女はクロです。…あの女はクロです」
 大事なことだから2回言いました。
 父は、「親に向かってそれいったらダメだべ!」
 …いやだから、あんたも毎回うぬぼれに言ってるんですけど。
 父は、「お前の母としてふさわしいかを見極めてもらいたかったのに」と言い、うぬぼれは
「えっそんな目で見てなかった」。
 デジュヴだわぁ…。
 うぬぼれは、ファンページで気になることがある、と言うんだけど。
 さっきまで自分が見ていたパソコンのファンサイトが閉じられていた、と言う。
 千里が、パソコンわからないといいながら閉じてたっぽいんですね。それをどうして、
パソコンがわからないフリをしたのか。
 父は「それは俺に会う口実だって。めんこいよさこいやのー」とか。
 このうぬぼれが!
 あ、うぬぼれも言ったわ。
 
 今回の、E坂の話については、ファンサイトでも苦情が殺到し、この直後に殺人事件が
起きている、といううぬぼれ。
 要するに、トリックの成立の是非が問われたらしいんですね。
 そりゃ私らもよく「これムリだんべー」とか言ったりはするけど、それは自分のサイト内の
話であって、成立しないからといってわざわざそういうのファンサイトとかに書こうとは思わない
けどなぁ。
 だって本当に成立するなら、それこそ「もうこはん(※模倣犯)」が出てこないとも限らんでしょう。
 リアルすぎるのも問題だよ。

 父は、千里にはアリバイがある、と言う。
 そしてなぜ彼女を犯人だと思うのかってうぬぼれに聞くんだけど、うぬぼれは「刑事の
カンだ」って。
 刑事としては立派だけどせがれとしてはおたんこかぐらとか言ってる父。
 いやあの、その言葉の意味がわかりませんけど父。
 うぬぼれは、千里は父に色気があるとは言ってない、それは俺のアドリブだとか
言い出しました。
 どうでもいいけど、言い争いがきわめて低レベルだ!

 で、このマンションはうぬぼれが買ったものだったので、父に出てけと言ううぬぼれ。
 そういうわけで父は出て行ったのですが…。

 えー警察の方では、えんま坂と千里の事務所は直線で200mほど、そして被害者は
食べ物を千里のところに配達している、と話をしています。
 でもって千里には動機もあった。
 複数の書評でも、このトリックはずさんとか、体格的に無理とか言われていたらしいです。
 冴木が「トランクには死体は入った、動かなかっただけ」とかムチャ言ってます。
 それを成立不可能というのだ!このコロンボくずれが!

 つまり、トリック成立を証明するために今回の殺人事件は起きた可能性がある、って
いうことですね。
 だとしたら今回の犯人は今までで最低な犯人ですよ。
 たったそれだけのために一人の命をうばったのだから。
 あとはアリバイですが…。

 うぬぼれは現場にやってきました。
 トランクがあったあたりを見てみると…変色かな?色が変わった草を見つけます。

 一方、うぬぼれ父は冴木のマンションに。
 …いや、なんでそこに転がり込む?バーに行けよ、バーに!
 関係ないだろうが!

 うぬぼれは今度は千里を訪ねていきます。
 ノートパソコンがあるのもしっかりチェックしててすごいなと思った。
 千里は、あのあとすぐに買ったものだと言ってますが。
 ただ、今回このパソコンについては、エピソードに関わってこないからか、あまり説明が
されなかったので、ちょこっとでも、「トリックについて批判があることをインターネットなどで
調べて知っていた、パソコンに詳しくないなんてウソだ」みたいなセリフがあれば、より親切
だったかなとは思います。

 千里は、食品配達は、自分が在宅している時には冷蔵庫に入れてもらい、不在の時には
玄関前に置いてもらっている、と説明。
 ここでいきなり、コロンボのマネをしだすうぬぼれ。
「うちのかみさんが…」「かみさん?」「あ、僕独身でした」
 なんでいきなりモノマネ始めた。

 うぬぼれは、馬場が殺されたのは7時で、配送は3時まで、その間の4時間何をしていたのか、
と千里に語りかけてます。
 ここで冷蔵庫開けてた千里は氷を落としてしまって、うぬぼれが近寄って来た時にさりげなく
冷凍庫を閉めたんだけど。
 うぬぼれはそこに何かを見たらしいです。

 冴木の方はベロンベロンに酔っ払って、父と飲んでるんだけど。
 出てきたことを心配する里恵に父は、あんたのせいじゃないの、といきなり言いだします。
 なんと父は、里恵とうぬぼれが付き合っていたことをばらしてしまうんですね。
 いくらなんでも、空気読まなさすぎです父。
 里恵のせいだとかいろいろ思ってても、人の奥さんになっている相手に対していうことじゃ
ありません。こういうのは最低だと思うよ。
 きれいな里恵を抱いたのはせがれが先ですぅーとか言う父。
 お前それはあれか、挿入歌の歌詞にかけてんのか父。
 (歌詞に「一番綺麗な私を抱いたのはあなたでしょう」って出てくる)
 ともあれ、きまずい空気になって、冴木はベランダに出て行きます。
 父、やっとこさ気づいて、里恵に「まだしゃべってなかったの?」と聞く。
 おめぇはおせーんだよ!
 里恵は冴木にフォロー入れるんだけど、冴木は、過去のことは気にしないけど、うぬぼれだけは
別、あいつはライバルとか言ってます。
 でも結局は里恵がうぬぼれを振って、冴木と結婚したんだから、勝ってるとは思うんだけどねぇ。
まあ父がいらんこと言っちゃったからねぇ…。

 父はいきなりバリカンを持ってきて、申し訳ないからここで丸坊主にするとか言い出しました。
 あんた…それ人んちのもんだし、ここで丸坊主になっても片付けるの里恵だよ!
 場所考えろ!
 とかやってる間に冴木が「このクソアマ!」とかいってベランダから飛び降りやがったー!
 なにこの手のつけられなさ。

 うぬぼれがあわてて駆けつけてくると、父しょんぼり。
 里恵に謝ってんだけど、里恵は「いつか言わなければならなかったし、言いづらいことを代わりに
いってもらった」とすごいフォローです。なんかえらいいい人になってんな。
 ちなみに冴木はかかとにヒビが入っただけで今病院らしい。
 何と言う強運だ。
 うぬぼれは、明日自分から機会を見て冴木に話しておく、と言ったのですが…。
 翌朝の冴木は気持ちが悪いほど上機嫌でした。どうしちゃったのこの人。
 明るいバリアでガードとかいってるうぬぼれ。
 なんだその、デオドラントスプレーのキャッチフレーズみたいな言葉。
 うぬぼれ氏とか呼んでるしなぁ…。
 
 で、冴木は鑑識結果まとめたものを渡してくれるんですが。
 うぬぼれに「さわんな!」とか言ってて、やっぱり心の傷は深いみたいです。
 つーか酔っ払ってたから忘れてるのかと思ってたけど覚えてたんですね、しっかり。

 バーでは松岡が、うぬぼれは悪くないと励ましてくれてます。
 でも、栗橋が「別の立場だったら」と言いだしたことで事態が一変。
 たとえば嫁の元カレがバーテンだったら?みたいなことになって、皆が「即離婚!」だとか。
可哀想!ただそこにいただけで罵声浴びせられるバーテン可哀想!
 あれ?これ日頃のツッコミの恨みも入ってないかお前ら。

 うぬぼれが、父は千里に惚れこんで現実を見ていない、と言うと、「それいつもの刑事
さんですよ」とバーテン。
 気をつけろ、こいつ早々に復活しやがったぞ!まるで攻撃が利いていない!

 それでうぬぼれは、もし千里が犯人でクロならば、小説にしろ、と父にいったらしい。
 それはいいけどさ、なんかさりげなくうぬぼれの話として書かれそうな気もするんだけど。
 で、そのかわりに、もし千里がシロならば、うぬぼれは見合いするって言ったらしい。
 身を固めろって言われてたからだってさ。
 ともあれ松岡は、持ってきたスイーツを出してくるんですが。
 この暑さで変色してしまってたらしいです。つーかどんなところに置いてたらそんななるんだよ!
 サダメが「保冷剤の中身が出てますよー」と指摘。

 ここでうぬぼれ、何かをひらめいたのです。
 ひらめいたはいいがなんでいつものテーマ曲を口ずさむかな!ちゃんとかけてくれるから
大丈夫だよ!

 白スーツで踊りながらやってきたうぬぼれ。
 どうでもいいですが変質者にしか見えません。
 父の方は千里に話がある、と呼び出して…親子で白装束!親子でダンス!
 なんだこの世界一どうでもいい親子コラボ!
 つーか踊りはわかったから早く行けよ!ちっとも前に進んでないよお前ら!
 3歩進んで2歩下がってるよ!


 というわけで千里の待つホテルにやっと、やってきたうぬぼれと父。
 うぬぼれが父にゆずったので父は、馬場を殺したのはあなたですね、と言う。
 千里は一歩も引かず、自分は作家であり、トリックで生計を立てているのだから、
問い詰めるのなら見破ってみなさい、と不敵に言います。

 うぬぼれは、決め手は保冷剤でした、と言います。
 千里のとこの冷凍庫に沢山は言ってたと。
 いつも馬場が、食品を届ける時に痛まないように入れて来ていたこれを、千里は
2種類の使い方をした、と指摘するうぬぼれ。
 つか保冷剤出してみせたのはいいけど、持ってる手が冷たかったらしくて父に渡すうぬぼれ。
 常温状態のものを持ってこいよ!なんでわざわざ冷やしてんだよ!

 どうやってそもそも死体を運んだのか、という千里に、共犯は馬場だと言ううぬぼれ。
 うぬぼれは小説を読んでいたがために、坂の上から運びあげたと思っていて気付かなかった
けど、父は読んでなかったから逆に気づいたと。なるほどねぇ。
 馬場にトランクを運んでもらうよう頼んだ千里は、近道を通って先回りし、トランクを運んで
きた馬場を気絶させ、凍った保冷剤で殴って殺し、その場でトランクに馬場を押しこみ、保冷剤を
袋から出してつめ、その現場を後にした。
 この保冷剤のために死亡推定時刻は3、4時間ずれこんだ。
 保冷剤は時間がたてば溶けて流れ出て消えてしまう、袋を始末すれば証拠は残らない。
 けども、トランクの下に生えていた草が変色していたことから、うぬぼれはこれに気づいた
らしい。流石刑事としてはエースなだけあります。

 ここで突然父がうぬぼれに無線を切れと言いだします。
 例のあれか…。
 自分の間があるんです、と言ううぬぼれ。
 無線で聞いていた町田も、そうだそうだと言うけど、「そもそも切っちゃダメでしょ」とまともな
ツッコミを入れる刑事A。
 不倫してるクセに案外まともだなお前!

 千里はどうして馬場を殺したのかを話し始めます。
 配達の間が悪くて、仕事に集中しかけた時にくるだけでなく、いろいろうざかったらしい。
 でも、それならそれで担当を変えてもらえば済む話だったんじゃないか、って思いますけどね。
 馬場さんは一生懸命だったように見えるし。
 で、鬱陶しくていつか殺すという感じだった、という千里。
 うぬぼれも、「たったそれだけの理由ですか」と言う。
 千里は、誰でもよかったと言い出します。
 要するに、身長がぴたり合ったから、本当にそれだけだったんでしょうね。
 最低だよあんた。

 千里は、トリックが成立することをどうしても証明したかったという。
 こっちは骨身けずって書いてるものを、つじつまがずさんだとかマンネリだとか誰だって言えるって。
 もっと違うところを見てほしかった、ちゃんと読んで欲しかった、って。
 気持ちはわかるが、だからといって人殺しちゃダメだ。
 うぬぼれは、馬場が千里のデビュー作を作業着のポケットに入れていたこと、熱心な千里の
ファンで、本はいつも2冊買い、1冊は自宅に、もう1冊は仕事の合間に読んでいたということを
話します。
 そんな熱心なファンを千里は身勝手な理由で殺してしまったということですよね。
 やっぱり最低だ。
 
 で、なおもうぬぼれが話そうとした時に。
 父が「さて…」と言いだします。
 うぬぼれ、セリフ取られかけてるぞ!
 父、婚姻届を出して「私と…」「僕と結婚して下さい。」
 うぬぼれがギリギリ先に言いました(笑)。
 このあと「さもなくば、ね」って言ってて千里に「ね?」と聞き返されて、さもなくば逮捕します、を
しぶしぶいううぬぼれ。
 この後父とみにくい言い争いになるのですが、なんとここで衝撃の事実発覚。
「母さんいるだろ、この妻帯者が!」
 父よ…おめーは奥さんいるのに浮気かよコノヤロー!
 別れるつもりとか何いっちゃってんだテメー!
 つーかお前らの言い争いのせいで、入ってきた町田さん以下警察がリアクション取れなくて
困ってんだろうが!
 父を言い負かしたうぬぼれ、「僕と…あれぇ!?」
 千里は1通の書類を手にしていたのです。
 急いで自分達の手もとをみるバカ親子。
 千里がとったのは逮捕状でありました。

 この後めげずに、指輪も同じタイミングで出してくるうぬぼれ親子。
 町田が「なんかすいません」と言いながら手錠かけてるの笑えました。
 もうついでにこの親子も引っ張ってけよ、警察に…。
 こんだけ堂々と捜査妨害してるのも珍しいよホント!

 そういうわけで2人ともがっくり。
 はい、残念でしたー!
 特にうぬぼれ父は反省するように!

 と、そういうことになったのですが、うぬぼれは見合いすることに決めたらしいです。
 でも写真まだ見てないらしい。
 気になる写真は次週のようだ!
 そして父がバーにやってきて騒いでます。
 うぬぼれ母が上京してきたらしいです。
 ほらぁー、あんたがいろいろやってるからでしょうがー!
 もういっそ親子であのマンション住んじゃえよ!




 今週の恋の格言はこれだ!
 「人は独創的でなければ大物にはなれないが、大物でなくても独創的にはなりうる
  パンセ


 次回ももっとうぬぼれるよ!




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