多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ハンマーセッション!


ハンマーセッション!

第2話(10/07/17)

 今回は、動機が青春っぽかったら小さな犯罪も見逃されてしまうという、青島刑事に
「事件に大きいも小さいもねぇ!」と怒られそうな話です。
 いや実際、万引きした店に金を返したからいいってもんでもないような気が…。ちょっと
そこは気になりました。

 あーあと冒頭の、ハンマーセッションについての説明、今回は聞き取れました。よかった。
 新入りに掟を叩きこむ儀式みたいなもんっつーことですね。

 シーンは、堂々と化粧品とかをごっそり万引きしている高校生から始まります。最近は
こういうの警戒して、展示してあるのは箱だけ、サンプルを見てレジで出してもらうという
ケースも増えてきましたね。
 まあ中には、「子供が万引きできるような場所に商品を展示しておくのが悪い」とか言う
バカ親もいることですし?

 一方でライブで盛り上がってる学生さん達が。
 アマチュアバンドみたいですねー。
 皆の会話から、レベルが高くてプロから誘いもきている、ということがわかります。
 バンドメンバー自身としても、ブロになりたい意識はあるそうですが、葛城クンという
子が、ギター壊れてお古でひいてるから音がイマイチとか…。
 本当にうまい人だったらギター関係ないとかそういうネタはなしですかそうですか。
(ま、確かに音にギターの差はあると思う)
 
 学校では最近不審者がウロウロしているということで警戒するよう話が出てるのですが。
その写真が用務員さんに似てると評判。
 あ、用務員じゃなくて校務員って言わないといけないんだっけ?面倒臭いな…。
 悟郎は授業してんだけど、生徒らは、オークション開催のメモを回してます。まあヤフー
オークションとかに出すより生徒らでやってた方が健全なのかな…どうなのかな…。
 あまり褒められた行為ではないですけどね。いろいろグレーゾーンなとこもあるし。

 その授業中に生徒の一人が、悟郎を困らせる質問ということで、「塾でリーマン予想
やってんですけどー」とフる。
 悟郎が「それはえっとー」みたいなこと言ってるのを見てシメシメって感じだったんだけど、
次の瞬間悟郎がスラスラ説明し出したのを聞いてちぇーって感じなのがちょっと愉快だった。
 悟郎は置いてるパソコンで、ロクから送られてくる情報をもとにしゃべってたみたいです
けど、そういうとこを慌てずにさらっとやるからやっぱ詐欺師なんだろうなぁ。

 ちなみに教室内にはいくつものカメラが仕掛けられているらしいです。
 犯罪じゃないのか…。
 ロクが、「僕のお金」と文句言ってて、今村は「ほんと大したもんだよ」って言うのですが。
褒めたのはロクではなくて悟郎の準備のことでした。可哀想なロク!

 オークションでは、楓が、あの香水絶対欲しい!とかいってて、皆があげる価格に+5円
とか10円とかセコイことしてて(本物のオークションでも、こういうはしたつけて勝とうとする
行為はスマートじゃないので好まれない)最終的には1010円で勝負!って周囲睨みつけてて
うぜぇ…って感じでした。ヤンメガの大地がいたら絶対「うぜぇ…」って言ってる!

 そこに現れた悟郎が、2000円で香水を買い取ってしまいます。はい残念楓ちゃん。
 どうやって仕入れたという悟郎にオークションを仕切っていた真潮は、親類がディスカウント
ショップやってるからそれもらってる、みたいなこと言うんですね。
 ショップやってたって仕入タダなわけじゃないですから、それやってたら赤字なわけで、
そういう言い訳が大人には通じないというのがわからないのがやっぱ高校生か。
 悟郎は軽い調子で、商売はやめとけーって去っていくのですが。
 楓は他の生徒達が「あれは万引きした商品だって噂がある」と話しているのを聞いて心配に。
 つーかどう見ても普通に仕入れられる品じゃねぇべ?

 んで楓は学校帰りに店に寄ってるわけですが。
 おかしい!服を見ている時の鼻歌おかしい!
 ワッショイワッショイ!ってどこの歌だよそれ!
 お前のセンスはどういう方向を向いてるんだよ!

 ここで楓は、真潮が万引きしている現場を見てしまい、商品を返すよう言うのだけど、
言い争ってるとこに店長登場、なぜか楓まで共犯扱いに。
 店長がもう一人で取り調べ、ドアにカギって時点であやしいわけですが。
 こいつは、服の下に隠してる可能性がある!とか言い出して、服を脱がせようとするの
ですよ。この時点で万引きしたから取り調べしようとしたっつー、言い訳そのものが通用しなく
なりますけどね。
 そこに現れたのは悟郎。うまいこといってドアを開けさせ、店長に「取り調べは警察じゃない
のにする権限ないですよー。逆にあなたのやってることは逮捕監禁罪ですよー」と脅して
2人を解放させることに成功。
 すごいなと思いました。

 実際のところ、万引きした人間を捕まえて話を聞いて警察に引き渡すかどうか決める、と
いうのはやっても大丈夫です。
 でもこの店長のように「〜したら帰してあげる。しなければ帰さない」みたいなのは監禁罪に
なる可能性が高いです。(謝罪とかじゃなくて、脅しみたいな内容が入る)
 万引きみたいな犯罪行為する奴には何してもいい、っつーのは通用しないということですね。

 で、真潮に「二度とするなよ」という悟郎。
 反省してます、という真潮だけど、彼が帰ると「ちょろーい」って。
 このタイプってちょっと反省したフリすれば見逃してもらえることを知ってるからタチ悪いんですよねー。
それこそ逮捕されて前科つかないと実感できないタイプだから。
 当然悟郎もそこのところはちゃーんと見抜いていました。

 それでバンドの方ですが。
 葛城がバンドやめるってモメてました。
 仲間と思ってないとか、それ言っちゃおしめぇよ言葉連発の葛城。
 そういうわけでバンドメンバーはバラバラになってしまいます。所詮この程度の
ものだったっつーことでは。

 あと今村はダーツの的に真潮の写真を張らないように!
 どこの殺し屋かと思っただろ!
(一昔前のマンガでは、殺し屋というと、ダーツにターゲットの写真を貼っておいて、そこに
ダーツを投げるというのがはやりました。このあと殺し屋が決めゼリフを言う。←今でもやってる
マンガありますが)

 悟郎はまず、なぜ真潮がお金を必要としているかを知りたい、と考えています。
 今村も、悪の道に入るのは簡単だが抜けるのは面倒臭い、と言っている。
 悪人だからこそこの二人は、更生出来る子は更生してほしいという願いも強いんじゃ
ないかな、と思います。

 えー校長と涼子は結婚結婚結婚とベラルーシみたいなこと言ってるけど、そんなに結婚
したければだからうぬぼれ刑事と結婚したらよろしいのに涼子。
 校長は好調で、悟郎が来てくれたし何かが変わる、と学校のことばっかりだし。
 どうもこの親子、会話がかみ合ってないんですけども。

 保健室で鼻の下をのばしてる悟郎のとこに、慌てた様子でやってきた涼子。
 ああ、教頭にオークションが見つかったのか。
 悟郎の機転で事なきを得ましたが、今度オークション見つけたら停学、という教頭。
 まああとはネットオークションでもされたらどうですかね、真潮さん。

 このあとまたCMが「ハンマーセッションの途中ですが」って入ってきたけど、今回の
タイミングはよかったと思う。あと、これ毎回内容違うんですね。このCMは面白かった
です。そうけんびちゃだっけ。あれおいしいもんね。メーカーとの商品コラボも面白いと
思う。このスタイルのCMは斬新な感じだったので次回も楽しみです。
 これ録画しておかないとDVDには収録されないだろうなあ…。

 教室では葛城が生徒らに、バンドやめたって話をしてんだけど。
 いやどうでもいいけどあんたそれはシャーマンキングの葉のコスプレですか葛城クン。
 今どきヘッドホンを首にかけてる生徒って久しぶりにみたよ!
 そこに真潮が、オークション禁止になってお金が入らなくなった…と楓と話をしながら
入ってくるんだけど、葛城はそれに反応。
 何をしてるんだ、と彼女を問い詰めます。
 真潮は葛城に、もう仲間じゃないから関係ない、と言う。
 ま、お互いに言葉足りないんじゃないの、とは思いますけどね。
 賢者の贈り物か、みたいな。

 楓がどうしてそこまでお金が必要なのか、と聞くと。
 真潮が帰ってる途中に不審者に襲われて、葛城が助けてくれたのだけど、その時に
ギターが壊れてしまったらしい。
 頑張って葛城がバイトしてためたお金で買ったギターだったから、どうしても新しいものを自分で
買って明後日の大切なオーディションに受かってほしいと思ってるらしいです。
 …警察に通報して不審者を逮捕させて、慰謝料がっぽりとった方が早かったような。
(どんだけがめついんだよ!)
 バンドをやめたのも、プロにスカウトされたからだ、という真潮。
 そこまでわかってたらそのプロにギター買わせたら…っていうのは心の汚い大人の
考え方なのか!そうなのか!

 葛城の方はそのスカウトされたとかいうプロのおっさんに、仲間のことは忘れろ、そういう
感情は捨てろとかいう、一昔前のバンド映画みたいな言葉言われちゃってます。
 しかも、オーディションはデキレースで最初から葛城が勝つことは決まってるから、受ければ
自動的に受かる、と。
 
 一方真潮はバンド仲間を呼び出して、実は葛城にはこういう事情があって、と話すんだけど。
 それは葛城から話すのがよかったんじゃないかな。
 真潮から話されたってバンド仲間だって、じゃあなんで本人が直接話さないんだよ、信用
してないからだろってなると思うんだけどとハラハラしていたらまったくその通りになったよ!
 しかも真潮は、ここに自分がギター買って持ってくるから2人から葛城に渡してほしいとか
めっちゃ都合いいこと言ってます。
 そりゃ怒るって。
 真潮のこのポジティブすぎる思考は何とかならんのか!全部お前中心に世の中回ってる
わけじゃないんだぞ!
 言いたいことがあったらちゃんと言わんと伝わるもんも伝わらんわ!

 あと楓も関係ないのに横からうるさいよ。
 すでに雑音と化してるだろうが!
 …っていうかバンド仲間の話し合いなのになんであんたも当たり前のようにいるの?

 悟郎らは、教室に仕掛けたカメラで、真潮が楓に、お金がいるからエンコーするしかない、
みたいなこと言ってるのを見てました。
 それで、ハンマーセッションを考える悟郎でしたが…。

 楓もいろいろ心配していることは心配してて、今回のそれはうざいとは思わなかったけど、
バンド仲間の問題に関しては、勝手に立ち会ってひどいだのなんだの言ってるのは、ちょっと
余計では?って思いましたね。
 ともあれ楓は真潮に、エンコーしてお金を稼ぐなんて頭を冷やせ、と言うんだけど。
 真潮は、楓はわかってない、と言う。
 返したいのはギターだけじゃなくてバンドやってきて楽しかった、守ってくれてうれしかった、
ありがとうという気持ちだって。
 だからそれをちゃんと言えっての。
 新しいギター?そんなもん渡されてありがとうって言われても葛城喜ばないよ。
 万引きして作ったお金で買ったギターで何を弾けって言うのか。
 真潮の気持ちはわかるけど、そこのとこがわかってない。
 今までありがとう、オーディション頑張って、これで十分でしょう。
 まあそれが分かってないからこそ、悟郎はハンマーセッションをたくらんでいるんでしょうけど。

 何を言っても聞かない、おせっかいだとまでいう真潮に怒る楓。
 友達だからおせっかいするの当たり前、と言いますが…。

 悟郎がふらりーとやってきましたよ!
 また楓に協力してほしいことあるらしい。
 あと一方で真潮に悟郎声をかけて、もっと大金を簡単に稼げる方法がある、と言ってます。
 それは、骨董屋で万引きすることでした。

 いやあの…。骨董屋の値段というのはあくまでも「売り値」であって、それをそのまま
持って行ったからってその価格で買い取ってもらえるというわけではないのですが。
 お前ら、何でも鑑定団を見ろォォォォォ!!!!!
(こういうのを「みずもの」と言ったり。価格が不安定なことから)

 10万のツボをバッグに入れてこそこそ出ようとする真潮と悟郎ですが、外に店長が
待ちかまえていて、真潮は捕まってしまいます。(悟郎はスルッと逃げた)
 まあ見てる方としては、店長が今村なのはバレバレなんですけども、真潮は大パニック。
 そして目隠しをして連れてこられた先は海岸でした。
 ゴミがすごいあるぅぅぅぅ!
 これ、撮影のために一時的に汚したのか、本当に汚い場所なのかちょっと気になるところです…。

 ともあれ、これを5時までに拾って片付けろ、逃げたらタダじゃおかないからな、と言い残して
車で走り去る店長なのでありました。
 ここで悟郎の考えは読めましたね。
 分別しろって今村が言ってたから、それを廃品回収とかに出してお金にするってことでしょう。
 とまぁ裏のことを言っててもつまらないので。
 ショック受けながらも拾い始めるかと思ったら真潮何もしてねぇぇぇぇ!
 いや気持ちはわかるけどさ!

 一方楓。
 すっかり忘れていましたが、真潮が資金調達して新しいギターを買ってくるので、それを葛城に
渡す、という役割を引き受けていたのです。
 でも真潮が来ないことから心配して、オーディション会場に乗り込んでいきました。
 あんた…。
 まあいいけどさ。
 オーディション前で出演者皆がガチガチに緊張している中、空気読まない楓は葛城に、
真潮はあんたのために金を稼ごうとしてた、と「それ今聞かされてもプレッシャーになるだけ
なんですけども」という発言を。
 そこに楓に真潮から電話がかかってきて。
 葛城に、応援しているから頑張ってというメッセージを伝えて欲しいと言います。
 どこにいるの、と聞かれて砂浜と答える真潮。
 いや、そういうのじゃなくて…。
 楓は目印になりそうなものを聞きます。
 富ヶ浦海岸って看板がある、と言う真潮。
 都合いいとこに看板あったもんだな!
 で、充電がなくなって切れる電話。
 あれ…よく考えたら電話する前に充電切れてたらどうするつもりだったんでしょうか、
悟郎達。

 真潮に何かあったのか、と心配する葛城ですが、スカウトマンがやってきて、お前の番だぞ
と言ってきます。
 ここで楓。
「お金作ろうとして真潮、やばいことに巻き込まれたみたい。泣いてた。伝えてって。ごめん、
応援してる、がんばれって。」
 この状況で頑張れるかドアホがー!
 何でも伝えりゃいいってもんじゃねーぞ!

 そして真潮。
 ゴミを拾って「もうダメ」とか言ってますが、お前の限界はペットボトル5個ですか。
 私はこういう、ゴールが見えてる片付けとかなら嫌いじゃないですけどね。いやもちろん
あまり積極的にしたいことではありませんが。

 次のシーンでは結構集めてました。
 おお、あれからやる気出したのか。
 そこにやってきたのが葛城と楓。
 オーディションすっぽかしてきたらしいです。
 こういう時に言うのもなんですが。
 お前の夢はその程度か、葛城。
 せめて受けてから来るとか…(鬼か!)

 こんなチャンス二度とないんだよ、という真潮に、こんな仲間にも二度と出会えねー、という
葛城。うまいこと言ったつもりでしょうが、もう仲間じゃないとか少し前までケンカしていたような
気がするのですが。
 しかもこんな2人の世界の時に「世話が焼ける」とかいう楓。
 いや、あんたも結構空気読めない発言かましてんですけど?

 というわけで3人で片付け開始です。
 ほとんど片付け終わって、最後冷蔵庫なのですが。
 見たところ3ドアで、この感じだったら2人もいれば簡単に動かせるこの冷蔵庫が
3人でも動かせなくて苦しむ真潮達。あと楓はバッグどっかおいとけよ…。

 そこに今頃になって駆けつけてくるバンド仲間達。
 もうあらかた片付け終わっちゃってんですけど。
 葛城から電話かかってきたって、お前らどんだけ来るの躊躇してんだよ。

 麗しい友情愛の後、思いだしたように彼らは冷蔵庫を移動させてます。
 のちのち彼らがバンドデビューした暁には、今回のことは一冊の本としてネタになる
ことでしょう。

 悟郎がやってきて楓、やっと計画に気づいたのですが。
 あの…悟郎のハイテンションと対照的にバンドメンバーがドン引きなんですが。
 なにこの温度差!猛暑なのにここだけブリザード!

 まあ真潮も万引き懲りたと言ってたし、ひとりじゃないこともわかったし、バンド
仲間の結束は固くなったし、でよかったんじゃないでしょうか。
 さらに、そこに廃品回収がやってきて悟郎、お前の労働がお金になった、とお金を
渡します。
 どこのエコ番組ですかこれは。
 
 後日、今村似の不審者も無事逮捕されて、真潮も万引きしたお店にお金を返した
とのことで、めでたしって感じでしょうかね。
 おい誰だ祭りじゃー!とか騒いでんのは。そこは「カブト狩りじゃー!」というとこだろ。
(言いません)
 
 まあ今回も無事セッション完了といったとこですね。
 次はモンスターペアレントです。
 
 
 


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