多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→JOKER ジョーカー 許されざる捜査官


JOKER ジョーカー
許されざる捜査官

第3話(10/07/27)

 さあメンバーに久遠が加わっていよいよ怖いものナシの仕事人になってまいり
ました、「神隠し」メンバー。
 かたや仏の伊達、かたや触れるだけで人を殺せる手の持ち主!これに触るだけで
人を治せる竜崎が加われば完璧です。(2人違うドラマの役が…)

 伊達の殺しの現場に居合わせた久遠ですが。
 犯人を撃ったと思っていたらそれは実は麻酔弾であることに驚きます。
 生かしてどうする、と。
 こんな時にいきなり「俺警官なんでー見過ごせないんでー」とか言い出す久遠。
 お前は都合のいい時だけ「俺まだガキだもーん」とか言い出す高校生か!
 
 とかいっておきながら「なーんてね」って、「そんな奴ァいねぇ!!」の相田紫か
コノヤロー。(このネタをわかる人は少ないぞ!)
 で、久遠は自分も悪人退治をやる、面白そうとか言ってます。
 でも伊達は久遠を殴りました。
 キミは俺とは違う、と。

 容赦ないのはわかりますが、グーでか、伊達…。

 確かに私もこのシーンの久遠を見て、ちょっと違うと思った。
 どんな重い過去を背負っていたとしても、笑顔で「俺も面白そうだからやりますよ」なんて
言える限り、どんな大変なことかわかってないわけで。
 伊達さんを見ろ!いつも重苦しい…うわぁぁぁ眩しいほどの笑顔だ!(作り笑顔です)

 今から20年前。
 成長した伊達少年の前に、あの時の刑事が現れました。
 伊達としては、いちいち様子を見にきている…と思っているようですが、刑事としては
そうではないようで。
 あのヤクザも一命を取り留めたようです。なんだよ、生きていたのかよ。

 その刑事はあのバーのマスターでした。
 なんだよ、退職金で脱サラか。(そこはどうでもいいだろ)
 
 片桐は、調べた結果を持ってきて、マスコミに公表されていない事件の犯人まで
神隠しで裁かれていることを指摘、ということは…と匂わせているのですが。
 そんなところに空気読めてない、久遠とあすかがやってきました。

 一課の方では、春日が見つからないことについて、来栖が、神隠しですかねー
みたいなこと言ってますが。
 あんたら刑事が安易にそういうこと言いだしたらあかんやろ。
 伊達がヘラヘラして言うならともかく。

 さてバーでは、久遠に美人と言われた片桐が喜んでいたりするわけですが。
 あすかの兄と伊達が、片桐をめぐるライバルだったことをマスターにばらされてます。
 人のプライベート!
 むせる伊達。
 さらに久遠が、伊達の秘密知ってる?とか言いだして。

 「前の事件でおしっこもらしたんですよ」
 それ伊達の黒歴史ー!っていうかもらしてないから!
 あのことを話さない代わりにそういうことを言うのもやめろ久遠!
 こいつ結構性格悪いな!

 さて新たな事件が舞い込んできました。
 無理心中現場らしいです。
 女性は春香、男性は猪俣、猪俣が春香の首をしめて、青酸カリを飲んで自殺した、
という方針みたいですね。
 おいおい、ちゃんと猪俣の手は調べたんだろうな。
 ヒモで絞めたならそのヒモの跡が、手でしめたなら春香に抵抗された跡があるはずですよ?
 ここの見落としはちょっともったいないな。

 ともかく、第一発見者は春香の婚約者の山原という男でした。
 山原は、猪俣はストーカーで元カレだった、と言います。
 んで来栖達はこれで決まり、山原がいない間に春香を殺して自分も死んだ無理心中だ、
と言ってます。
 早すぎだろ。
 伊達が中に入ると、カーテンが一部しゃーってなる部分がとれてるのがわかります。
 あれだ、東条にロフトへ買いにいってもらえ、しゃーってなるやつ。

 来栖はちなみにこれ、単にかけ忘れたんだろ、とスルーしてました。
 無能刑事かお前は。
 んでまた久遠はウェーとやってる。
 吐くか仕事するかどっちかにしろよてめぇ。
 
 伊達がまた捜査会議サボッたので怒ってるあすかですけども。
 つーか次のシーン、あすかと伊達が映ってんだけど、手前のスタンドは何なんだ。メチャクチャ
邪魔なんだけど、映り込む必要あったのかこれ。伊達がスタンド使いとでも言いたいのか!
(スタンド違い)

 あすかは、鑑識結果から大体の流れがわかったと言います。
 5時に春香は、同窓会に出かけた山原を見送った。
 その後、5時半くらいに猪俣を呼び出すメールを送った。
 話し合いが決裂して猪俣は9時に春香を絞殺し、10時に後追い自殺をした、と。
 どう考えても時間的におかしいですけど。
 9時に殺しておいて10時に自殺って、その一時間何をしていたのかって感じです
もんね。
 伊達にしてみたら、誰かが偽装したのでは、ということを疑うと思います。
 ただでさえ、ろくに調べもせずに無理心中のセンになっちゃったわけだし。

 伊達は、どうして猪俣が青酸カリを持っていたのか、と考えます。
 でも来栖達は事件は無理心中で方がついたと。
 猪俣の自宅から青酸カリの残りが見つかったということです。
 また、以前春香が、猪俣のストーカー被害を訴えて所轄に行っていたこともわかった
らしいです。
 所轄もちゃんと動いていたけど、成果が出ず、このような結果になった、と。

 伊達にしてみれば、状況が整い過ぎていて気に入らねぇ、ってとこでしょうか。
 一方久遠のとこにあすかがやってきたのですが。
 サッと久遠はシャツを着てました。
 おいおいどうしたんだ、寒くなったのか。
(どう見ても何かを隠しただけです)
 押収品をあすかは取りにきたらしいですが、猪俣の遺留品が、春香のゴミをあさった
ような内容だったので、キモイ、とドン引きのあすか。
 さらに、盗撮テープもあったといいます。
 そして久遠は、春香の体に、最近できたあざがあったことを言う。
 もし猪俣が生きていたら自分が殺していた、という久遠。
 おいおい、そんな簡単に「誰がやったか」を決めていいのか、久遠。
 こんなあざつくほど暴行受けたら警察も傷害で動いてるっつの。
 まだまだ、伊達と仕事なんて夢のまた夢ですなぁ。ガキすぎるんだよ。
 状況で簡単に判断を下しちゃいかん。それで相手を殺して間違ってた時、取り返しが
つかないから。

 伊達はその遺留品を見て、盗撮テープに、今月のものがない、と言う。
 何があったと。

 それで伊達とあすかは、春香の家を訪ねるのですが。
 父親の具合が悪いんですね。
 そして、警察がちゃんと動いてくれなかった、といい印象も持ってない。
 やりにくそうだな…。
 あと山原もちゃっかりいました。

 犯人は死んだ、構わないでほしいという彼らに伊達はズバッと、猪俣が殺害
したときまったわけじゃない、と言います。
 春香と知り合ったのは去年の暮れだ、という山原に伊達は、春香のあざのことを
聞く。彼は、猪俣がやったんだと言う。
 ずっと付きまとっていたからと。
 暴力をふるったから警察に相談すすめていたけど、一週間前にカミソリ入りの封筒が
届いたという山原。
 …昭和時代の不良か!手口が古いんだよ!
 これ絶対やったの猪俣じゃないって!盗撮とかつきまといしてた奴がなんでいきなり
カミソリだよ!アピール地味すぎる!

 と伊達が内心ツッコミまくっていたか知りませんが、伊達は、どうして春香は山原が
いない時をねらって猪俣をアパートに呼んだのでしょう、と言う。
 山原は、自分に迷惑かけたくなかったんでしょうって言うけど、ひとりの時にわざわざ
呼ぶかな、と伊達。
 周囲の目を気にしたのでは、と言う山原ですが。
 自分を殺そうとするかもしれない相手をわざわざ一人の時に呼ぶ女性、ねえ…。
 いや和田アッコならそれも納得いくけどさぁ。←失礼。

 ここで山原、メール受信してて、試験が近いから生徒からメールがくるとか言って
ます。
 最近の教師はメールでやりとりしてるのか。進んでるなー。
 私携帯メール苦手なんですよ。パソコンなら10秒もあれば打てるメール文が、
携帯だと5分くらいかかったりするので…。
 携帯メールが、パソコンのキーボードで打てたらいいなぁ…。既に携帯じゃない。

 んで伊達は、犯人は他にもいる、とあすかに言う。
 春香は常にメールに絵文字を使っていたけれども、猪俣宛のメールには使って
いなかった、と。
 でもあすかはそれはおかしくないですよ、って言う。
 ここは確かに納得できなくもないですね。
 普段絵文字使ってても、嫌な相手にメールするのにわざわざ使うかっていう。
 伊達は「でも、そうじゃないかも知れない」と言う。
 確かに。
 それで伊達はあすかの目の前で、花を出すマジックをやってみせるんですね。
 花が出るわけずない、その思い込みが捜査の命取りだと。
 もっと別のことでやればいいのに、あんたはそのマジックをいつも持ち歩いてん
ですか。

 伊達は裏でああいうことをしている分、余計に、誰よりも、フラットな目線で捜査を
見ることを心がけているんだと思います。
 無理心中かもしれない、そうじゃないかも知れない、みたいな。
 先入観ありきで見ていれば不自然でない現場も、伊達の目から見ればつじつまの
あわないことだらけ、ってことでしょうか。

 伊達はあすかに、所轄へ話を聞きに行くよう言います。
 一月前にストーカーをやめていた可能性がある、そして、カミソリ入りの封筒も、
猪俣じゃないかも知れない、と。
 んで自分はどこに行くか聞かれて伊達。
「キャバクラ〜♪」
 おいコラ待て。戻って来い。

 来栖は伊達のことを井筒へめっちゃ文句言ってます。
 無理心中で片付いたこと何やってんですか、と。
 あすかが戻ってきて、来栖は伊達はどこに行ったか聞いてんだけど、キャバクラにと
聞いて「アノヤロー!」ってめっちゃ怒ってました。
 で、その勢いで「かちょー!」と振り向くと井筒いねえ。
 逃げ足だけは早いな!

 その逃げた井筒のとこに、片桐がやってきまして。
 神隠しの話をします。
 前々から噂はあったという片桐。
 不起訴の容疑者が行方不明になってて、2つの事件はマスコミに発表されていない、
警察内部にやっている人間がいるのでは、と。
 その神隠しは「ミヤギナツキ」が殺された頃から始まったという片桐。
 容疑者の一人は井筒だったらしいですよ。
 おおっと、なんか話が伏線いろいろ広げてきたようですが大丈夫かこれ!
(今ツッコむとこがそこか!)
 井筒は、期待してるよーとかわすのですが…。

 井筒も伊達のことを知ってるんじゃないかなーって気はしてますが。
 ひょうひょうとし過ぎててわかんないですね。
 あとこのミヤギという人が大きくかかわっていることは間違いないでしょう。
 …あ、ごめん、すごいボケてた…。
 これあすかの兄だ…!
 つまり、伊達が、世話になっていた兄の復讐から始めた可能性があるってことですね。
 宮城夏樹かー。いやー危なかった、思い切り忘れてた、名前。
 
 一方久遠は春香の傷の写真を見ていました。
 その背中に広がる傷。
 ひょっとして…オルトロスの犬の時の傷ですか!?(いつまでネタ引きずるんだ)

 学校に伊達、やってきて、校門前にいた生徒に声かけてます。
 山原は担任だとか行ったので、何か聞いてんだけど。
 評判としては、人気はあるけど女にだらしないって感じですね。
 
 実験室にいた彼のとこへ伊達がきて、あれこれ話を自分からフッた割に伊達、聞いてません。
聞けよ話をぉぉぉぉ!
 彼は、薬品棚を見てました。

 伊達は、青酸カリなどは大量に飲むケースが多い、と言う。致死量がわからないからですよね。
 猪俣の場合は、致死量ギリギリだった、と言う。
 そして自宅で残りが見つかった。
 誰かがわざと自殺に見せかけて飲ませて殺し、自宅に置きにいったのでは、という伊達。
 ここまで言われたらさすがに鈍い山原でも、自分のことが言われているのではないかと
分かったみたいです。
 それでも山原、なんか気にせず生徒へのメール打ってんだけど、伊達はそれをのぞき見
して、シンプルなメールですね、と言って帰って行きました。

 校門の生徒にメールありがと、とお礼を言う伊達。
 ああ、なるほど、わざと打ってもらったのかな。
 それで山原の方を見た、と。
 ちゃんとお礼を上げてる伊達ですが、それはともかくとして、お前もさっさと帰れよ、生徒。

 所轄から話を聞いてきたあすかは、猪俣は一月前、警察の説得に、反省してストーカーを
辞めると言っていたことを報告。
 カミソリにも、猪俣の指紋はなかったことわかります。
 伊達は、山原のメールがシンプルだったことを言う。
 けれども山原には、同窓会に出ていたというアリバイがある。
 そこに久遠か、死亡推定時刻を遅らせたとしたらどうか、と言ってきました。
 遺体を温めたり冷やしたりしたら、と。
 でもそれはちゃんと鑑識も考えていて、調べたけども、布団や毛布にそういう形跡は
なかった、と言う。
 続きは明日、と伊達は言って、またキャバクラに行きました。
 うーん…。

 久遠は、伊達のことを調べようと、彼の両親の事件を調べてます。
 こんなの記事になってるもんなんですかね。
 よくわからんけど。
 ああでも警察のデータベースならあるか。
 んで久遠は井筒に、伊達の両親が殺されたのか、と聞く。 
 お前には配慮という言葉はないのか!
 借金の保証人になったために両親は殺された、という井筒は、それがきっかけで
伊達が警察官になったようなこと言ってます。
 警察官になったとしても、犯罪者が目の前で見過ごされているケースはいくつも
経験しただろうし、その伊達を闇の始末人に駆り立てたきっかけが片桐が言って
いた事件、ということになるのでしょうね。

 伊達はあすかと春香の家にきてました。
 なんかこの家はお金がなくて、春香の収入が頼りだったらしいです。
 その割にアパート暮らししてたような…。
 とても稼ぎで賄えるものではない、と母は言ってんだけど、それがつまり、伊達が
キャバクラ通いしていたことにつながるわけです。
 春香は水商売もしていたって。
 すごいですね、伊達。

 父に手術が必要になって、春香はいつも、手術を受けさせてあげたい、と同僚に
言ってたようです。
 そして、喫茶店を家族で開くのが夢だって。
 一つずつ行こうよ春香さん!あれもこれも欲張ってもしょうがないよ!
 伊達は母に、春香は自分の生き方が犠牲になってるなんて思ってなかったと
思いますよ、と優しい言葉をかけてます。
 でないとそういう、手術を受けさせてあげたいなんて言葉出てこないし、夢を語る
こともないでしょうね。

 そして伊達は、春香のアパートと同じカーテンがあることに気づく。
 母いわく、遮光性の高いカーテンで、夏は涼しく冬は暖かい…ってこれだー!

 タクシーの中であすかは、鑑識に電話をかけて、こういったカーテンでも死亡時刻を
ずらせることを確認しました。
 そして2人がアパートにやってくると!
 もう家財道具すべて処分されてました。
 ああ…残念。
 普通の殺人事件なんかだと、一月近く現場保存されてたりするんだけど、今回は
捜査本部が、無理心中と判断したのが裏目に出ましたね。
 警察の現場保存も終わったから、疑われてるかもと思った山原が早々に処分して
しまったらしいです。
 
 あすかは井筒に、山原引っ張らせて下さい、というけど、井筒は渋い顔です。
 そりゃそうだ。
 つーかあすかさんそろそろ学習しよう!
 
 一つ、春香のクビをしめたのは、細いベルトだということがわかります。
 まあこれが今分かったからどうだって気がしなくもないのですが。
 あすかめっちゃ悔しがります。
 まあここで山原が逮捕されてしまったら、「あれ?出番ないじゃん俺」みたいな
感じで伊達の決めシーンなくなっちゃうので…。

 あすかは、警察は被害者や遺族の砦だと思っていた、でも目の前に犯人がいるのに
捕まえられない、悔しい、と嘆きます。
 伊達は、これか現実、と言ってました。
 あすかにずーっと辛辣な言葉をかける伊達ですが、それは警察官として限界を知れって
いうんじゃなくて、こういう悔しいことをいつまでも忘れずにいて、犯人を追い続けて
欲しいって気持ちがあるのだろう、って思います。

 伊達に久遠がヒタヒタ…とついてきました。(久遠はぬらりひょんか!)
 裁くなら手伝う、という久遠に伊達は、キミと組むつもりはない、キミには無理だ、と言う。

 つーかさ、これで久遠が、お前がしないなら俺がやる、みたいな感じで乗り出してくるから
アホなんだと思う。つか伊達もくまないんだと思う。
 久遠がやってるのは、俺がさばいてやる、俺は正しい、みたいな気持が根底にある行為で
あって、伊達とは違うから。
 そんな考えでやってるといつか手痛いしっぺ返しくらいますよ、久遠。

 学校でなにかゴソゴソやっている山原のところに伊達が来ました。
 山原、なんかポケットに入れたぞ。

 伊達は、春香が水商売をしていたことをどうして教えてくれなかったんですか、っていうけど、
聞かれなかったから、と小学生のような答え方をする山原。
 貯金してたんじゃないですかね、というけども、通帳にはその形跡はなかった、と伊達。
 伊達は山原がいい時計をしていることを指摘します。
 でも証拠がないから話を聞きにきたって。
 山原、けんもほろろに伊達を追い返しました。
 伊達は多分、山原の言動を見てたんじゃないですかねー。
 反省するそぶりがあるのかどうなのかっていうのを。

 あすかの方はバーであれまくってるわけですが。
 片桐に、兄貴とそっくりとか言われてます。
 どういう兄だったんだよ…。
 でも片桐は、一番悔しいのはあいつ、と伊達のことをフォロー。
 結構伊達のことわかってるような感じですね。ああ、とり合いしてたって話してたもんね。

 そんで伊達の方ですが、久遠から、メール見てって連絡が入り、それをパソコンで見て
みると…。
 なんと久遠は山原を捕まえて、一方的に制裁加えてたんですね。
 お前こそ正義はき違えてんじゃねーぞ久遠。

 カーテンのことを指摘すると、顔色が変わったよ、と得意げな久遠ですけども。
 あの、緊迫したシーンのところ申し訳ないんですが、そこの水道蛇口から水がポタポタ
落ちてるのが気になって仕方がないんですが。締めろォォォォ!

 春香のあざは最近できたものだった、お前がやったんだろう、という久遠。
 ま、こいつだって腐っても鑑識ですからねえ…。
 
 ところが山原は笑うんですね。
 お前こそ、背中の傷は誰にやられたと。
 親の虐待か、お前はコンプレックスの塊だな、親に復習できなかった弱虫、とか
言われて逆上する久遠。…割と早くくらったな、しっぺ返し。
 だからお前にゃ無理だってんだよー!久遠ォォォォ!!!
 というわけで映像見てた伊達、出動です。レッツパーリィ!←今そんな冗談を言ってる
場合ではない。

 久遠は山原に銃を向けるのですが、間一発伊達がやってきました。
 どうやって校内に入れたんだとか、そもそもこんなことしてて誰も気づかないのかとか
いろいろツッコミどころはあるのですがどうでもいいです。

 久遠は、罪を罪と思ってないこういう人間が許せない、と言う。
 んで山原に自白を「強要」するんですね。
 山原は自分がやった、春香をベルトで絞めて殺した、というけれども、満足げな
久遠と違って伊達は、やり方が間違っている、と言う。
 そりゃそうだ。
 ロープをほどいた山原は、久遠を殴り倒して、正当防衛ですよね、とかいうんだけど。
 あーまー、うぬぼれ刑事のたまえよりは正当防衛ですけども…。
 
 ここから伊達の様子がガラリと変わる。かっこよかったです。
 伊達は言います。
 お前が2人を殺したのは事実だ、って。
 ベルトで殺したのはマスコミ発表はされていない、犯人しか知らないことだと。
 あのどさくさの中でもしっかり聞いてましたね、伊達。

 山原は、春香が、自分に貸した金を返せというから殺した、と言います。
 救いようのないバカが死んだだけ、殺した後猪俣を呼び出して青酸カリを飲ませ、
2人並べたという山原。
 鑑識ちゃんと調べたんかーオイ!
 これだけ死亡時刻違ってたらいくら温められても死斑の移動でわかるだろうが!
 そのあと、カーテンで覆い、猪俣の自宅に青酸カリを置きにいって、同窓会へしらじらしく
参加し、カーテン戻して発見者を装ったわけか。
 金が目的って、金のためにそこまでやれる時点でお前、生きてる価値ないよ。

 つーか、山原に暴力振るわれた時点で警察いけよって思うんだけど、春香。
 あと、山原は頭悪そうだから知らないかも知れませんが、通帳と印鑑で窓口から
下ろす場合、本人と確認できてないとそんなにまとまった額下ろせませんから。
 凍結されたらアウトですよ。
 その点春香は父の名義で通帳作ってたのはえらいと思う。まだ使ってない(と思う)から
春香の死後ゆっくり下ろすつもりだったのかも知れませんけど、お前には永遠に全額
引き出せないよ、山原。

 殴られても蹴られても耐えていた彼女の気持ちがわかるか、という久遠。
 いや、わかってたらこんなことしないと思う、うん。
 でも、久遠が撃とうとしたのを伊達がそらしたんですね。
 殺しちゃいけない、被害者と同じ、終わりのない苦しみを味あわせろ、って。
 そういう残酷さでは伊達の方が上ですね。
 殺せばいい、と思ってる久遠と違って。

 山原を失神させた伊達。素手でやってるあたりがすげぇ。
 ヒグマ殺しの伊達かよ!(しらねーよ)
 
 久遠はこの期に及んでも、あんたは俺とは違うと言ってたけど、俺も普通じゃない、
とアピール。
 自分がどうにかなっちゃいそうで苦しい、と言います。

 伊達は思い出します。
 あの刑事が、「もしお前があのヤクザを刺していなければ、ヤクザは生き延びて、別の
人間達を同じようにしていた。正義のために戦って苦しんでいるなら、俺が一緒に背負って
やる」と言っていたことを。

 まあ久遠も、今回の現場を目の当たりにして、伊達のことがわかったんじゃないかとは
思うんだけど。
 伊達が背負っているものは決して正義だとか、誰誰のためとかそういうごたいそうなものでは
なくて、消してきた悪人のことも背負う決心をもってやっている、ってことを。
 久遠みたいにどうしたらいいかわらかなくて、それを正義という名のもとに、悪人をどうにか
しようというのとはスタートがそもそも違うから。
 暗い過去を背負っていたとしても、伊達が、君とは違うっていったのはそういうことじゃ
ないかなと思います。

 伊達は、山原がポッケに入れていた鍵を取り出します。
 鍵の合った引き出しからは、春香が持っていた父親名義の通帳が出てきました。
 伊達はそれを春香の両親に届けてほしい、最初の仕事だ、と頼みます。
 おお、仲間になって最初の仕事がパシリ!やるぜ伊達!悪さが違う!
(信頼してるからこその頼みです!)

 んで山原をどっか連れてきた伊達。
 一生閉じ込められて過ごす、と伊達は言うのですが。
 埠頭に到着した彼らを待っていたのは、マスターでした。
 驚く久遠。
 お前これからバーでバカ話しにくくなるなー。

 …だんだん仲間増えて行くな、これ。
 ルフィ海賊団よりは少ない人数だとは思いますが。



 真犯人よ、闇で消えろ。
 原稿料よ、DVDで消えろ。




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