多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→JOKER ジョーカー 許されざる捜査官


JOKER ジョーカー
許されざる捜査官

第9話(10/09/07)

 黒幕はマスターっぽいですねぇ…。
 アリバイ的に3人が殺された時、姿が確認されてないのマスターだもん。
 つか失礼だけどあすかが、めっちゃ先入観だけで行動してるのが気になるん
ですけど。
 片桐の警告とか伊達の忠告とか全然話聞いてねぇぇぇぇ!!!!

 あと、前回の、ボイスチェンジャーの声、佐野史郎さんだと思ったけど違った。残念…。
話し方からして、あれくらいの年代の男性の声だと思ったんだけども。

 そんなわけで今日はシリアスムード漂う中、あすかのハラハラドキドキ捜査が
始まるよ!(シリアスだっつーとるだろうが!)

 あすかが駆けつけてきた時にはすでに片桐は息を引き取っていました。顔が異常に
白すぎてこわいです、りょうさん。
 あすか、伊達さんじゃないですよね、と失礼なことのっけからかましてます。
 もしそうならここにはいない、という伊達。
 手口は夏樹らが殺されたものとまったく同じでした。

 現場検証が行われますが、元同僚ということで、空気も重たい。
 いつもなら遅れてやってきた久遠もほぼスルーなのに今回は「なにやってた」と
怒られてます。
 伊達は、片桐から電話を受けてここにきた、というのですが、疑惑の目で見ているあすか。
疑惑というか怒りかな。どうしてそんなに淡々と話せるんだ、みたいな。
 そこに井筒がやってきて、片桐を見て「バカが…」って言うんだけど。
 なんで睨むかなぁ、あすか。
 この人が犯人だと決めつけて捜査してると手がかりを見失いますよっていうか、お前は
ちょっと頭を冷やせ。

 現場は人気のない場所で、目撃情報もなし、そして、鑑識の結果からも何も出ず、あれから
3日間経過したが主な情報なし、ということで早くも手詰まり感が。
 井筒は、現場からプロの犯行である、と言います。
 そこにあすかが、警察官の手口も考えられますよね、と発言。
 あんたさ、実際そういう発言をすると異動させられるよ、マジで。仲間が犯人だと言ってるも
同然なんだからさ…。
 つかこれから孤立しますよホントに。
 来栖達もムッとした顔で睨んでるじゃん。

 私はこの時点で警察官の犯行というよりも、元警察だとか、そういう現検を知っているなどの
人間がやったんじゃないか、と思ってたんですけどね。だから、元警察官である、マスターの
仕業なんじゃないのかな、と。
 彼だったら片桐のところにも、危機感を抱かせず近寄れますし。

 と、そこに、刑事さんに話を聞いてもらいたい、という女性がやってきます。
 05年に時効を迎えた殺人事件の手がかりが見つかった、というものでした。
 井筒も面識がある人らしい。
 あと、空気がちょっと微妙なことになるんですね。
 それで、伊達が話を聞くことになります。
 女性は殺された小原美咲の母。殺された当時は大学生、18歳でした。
 大学に入ったばかりの彼女の右手が死体として見つかり、バラバラで発見された遺体から
被疑者のDNAが採取されるも、容疑者を特定できず、時効を迎えた。
 ところがつい先日、未来郵便というものが届いたらしいんですね。
 20年後に配達されるその手紙は、時期的に高校の卒業式の時に書かれたものらしく、
「私は許されないことをした。S先生、あの人とどうなってるか」って書いてあって、その
S先生というのは二重線で消されてたんですね。
 普通ホワイトとか修正液で消すと思うんだけど…。
 もしかしたら彼女には、何らかの予感があったのかも知れませんね。

 ともあれ、母はこの人が犯人かもしれない、調べてほしい、と願います。
 井筒に伊達は、これを追います、と皆の前で報告。井筒は、新しい情報が出たんなら
いいよーんと許可。
 でも納得いかないのは来栖以下。
 当然、井筒にくってかかります。
 井筒、けろっとして言いました。
「だって、言っても聞かないもーん」
 いい大人がもーんって言うな!説得をあきらめるな!
 あすかもじとーっとみてます。
 おおっとこれはまた見当違いの怒りぶちかます目だー!

 実は井筒が許可をしたのは、この事件の裏の事情を知っていたからなのでした。
 それをわざわざ説明しないあたり、井筒らしいっていうか。
 説明して伊達の立場を良くするのは簡単だけど、あんまりそういうの話すべきじゃないって
ところを読みとってたんじゃないかと思います。

 この後案の定あすかは廊下に出て伊達の後を追い、どうして片桐の事件を追わないのかと
責めます。
 あんたそんなこといっても、今の時点で手詰まりになってる上に、大人数で調べれば何か出て
くるわけでもなかろうっていうか、あんたもう9話目なんだから、伊達の行動少しは理解しようよ…。
 成長してねぇよ。
(のちにこの成長のしてなさっぷりが自らの危機を呼び込むハメに)

 伊達は、この事件の新たな証拠が出てきたら無視できない、と言うのですが。
 あすかなんと、「あなたは冴子さんの事件を追うべきなんです」ですよ。
 あんたがなんで決めるんだよ。
 伊達は、捜査に私情を挟むな、捜査の基本だよ、とごく当たり前のことを言って去っていきました。
 いるんですよねー、目の前で泣いて見せないから、こいつは悲しんでない、ひどいやつだ!って
決めつける人。
 伊達が陰で泣いてて、あとはキッパリ事件を追う刑事の顔してたっていいじゃなーい。

 
 というわけでバーでヤケ酒しているあすか。
 飲んだくれています。
 伊達のことをムカツクとか恋人が亡くなったのにと言ってますが何よりあすかさん、君は
表面に見えていることだけで人のことを判断しすぎです。刑事として無能だぞ。
 マスターも、そんなあすかに対して、伊達のことを本当に冷たい奴だと思っている?と
聞く。
 片桐が死んだ翌日、ここにやってきて、初めてイチゴミルク以外のものを頼んだらしいです。
 え?いちご切らしてたとかじゃなくて?バナナミルク頼んだとか?(黙ってろ)

 彼が頼んだのは、片桐がいつも飲んでいたウィスキーらしいです。
 …ボトルが残ってたからとか…。(頼むから黙っていようか!)
 何杯も飲んで、1時間吐き続けたらしい。
 飲んだものを直後にリバースしてりゃ意味ないです。
 まあ気持ちはわかるけども。
 そうしないと泣けなかったんだろうなあ、伊達という男は。
 彼なりの弔いの仕方なんだと思います。

 と、マスターがフォローしているにも関わらず、それを全部スッ飛ばして「ならなんで時効
迎えた事件なんか」と失礼全開のあすか。
 この人はあれでしょうか、天然でイエスに全力突っ込みをいれるアナンダの弟子か
なんかでしょうか?(by聖☆お兄さん)
 マスターは、この事件は、片桐が刑事として関わった最後の事件であり、唯一
時効にしてしまった事件だという。
 ここにきて酔うといつも悔やんでいた、と言います。
 だからこの事件を調べるのは伊達なりの弔い合戦なのだと。

 やっぱりあすかの早とちりじゃないですか。
 伊達が悲しんでない、ひどいやつだって。
 お前ちゃんと謝っとけよ、マジに…。

 伊達は美咲の母のところを訪ねていました。
 つーかお母さん、いろいろ話をしたい気持ちはわかりますが、通知表を見せられても
リアクションに困るのですが。
 お母さんは毎年、片桐が焼香に来てくれたことを話し、そんな人が殺されるなんて、いい
人ほど早く逝ってしまう、とか言ってます。
 こういうの確か欧米の考え方では、神様がいい人を手元に置きたがるからだ、なんて
慰め方をするらしいですね。そう言われたら慰めにもなると思います。
(じゃあ生き残ってる自分達は嫌われ者か、とか言っちゃう人は空気読めてない人)

 御主人は5年前に亡くなったようです。
 時効が成立して失意のまま亡くなったらしい。気の毒ですね。
 
 一方あすかは、科捜研から、片桐の事件で現場から見つかったDNAは警察官のものとは
合致しなかった、という報告を受けます。
 内部犯じゃないなーという来栖達。
 あすかはまだ釈然としていないようですが…。
 いい加減鬱陶しくなってきた…。

 ここであすか、堂々と片桐から渡されたCDをパソコンに入れて見てますけど、これがもし
やばいデータとか入ってたらどうするつもりだったんでしょうか。
 身内に犯人がいるかもと疑っておきながら警戒心なさすぎです。
 次こいつが殺されてもおかしくない状況なのに…。どうして片桐の忠告を聞かないのか。

 あ、ここで、前回の貸金庫の話でました。
 銀行から苦情入ったのか知りませんが、片桐は夏樹の身内であるあすかに付き添って
もらって、銀行の貸金庫からCDをとってきたという流れになってました。
 だったらその場であすかが受け取ればよかったのでは…。
 ま、これは片桐が見て、危険だと思ったら渡すまいと判断した、ともとれるのですが。
 さらに前回井筒に「これどういう意味ですか」みたいな思わせぶりなことを片桐言っといて、
あすかがパソコンに入れるとパスワードが出てくる。
 片桐が開けられていたなら、パスワード書いて寄こすと思うので、この人見られなかったん
じゃないでしょうか?
 いまいちつじつまが…。
 
 あすかは井筒にCDを渡して聞いてます。
 だからー!!!!!
 あんたらはなんであやしいと思っている人にわざわざ接触するんだよ!
 なんでそんなに頭悪いっていうか、危険だからするなと言われてることをするんだよ。
 ザルかお前の頭は!
 いい加減井筒も「またか…」とか思ってるんじゃなかろうか。
 
 井筒は、パスワードがないとわからないというあすかに、君は知らなくていい、という。
 井筒自体はこれの中身は知ってるということでしょうね。
 あとあすかは、片桐の現場のDNAは現場にいた捜査員以外とは一致しなかった、しかし
裏を返せば、捜査員の痕跡は残っていたということ、つまり、犯人はそれを知っていてわざと
現場に来たのではないですか、と言います。
 つまりですね、あすかは暗に井筒が犯人じゃないかと言いたいらしいんですが、だからなんで
怪しい人にわざわざ接触するのか、君の行動の方が理解できないんですが、あすかクン。

 久遠らは、S先生じゃ見つからないよーと早くもあきらめムード。
 職員名簿くらい探らんか!
 と、伊達が通知表を見て、美術の成績が、4から10にいきなり上がっていることを
発見します。
 …お母さんはこれ見ておかしいと思わなかったんでしょうか?あと当時の警察には
言わなかったんでしょうか?
 伊達はここから、美術の教師が「鈴川」であること、つまりS先生であることに気付きます。
 そこにあすかがやってきました。
 顔が般若になってます。
 CDを渡すあすか。
 すごいです、片桐が伊達に「話したら巻き込まれる」と話さずに墓場まで持っていったことを
あすか、簡単に丸投げです。
 お前ェェェェ!このドラマのラスボスお前じゃないのか実は!
 皆が夏樹を殺した犯人の正体に呆然となっているところに、後ろから高笑いで現れたり
しないだろうな!(どこの特撮戦隊の敵だよ)
 伊達が、君にも危険が及ぶかも、と忠告するのですが、私は真実を知りたい、と言います。
 のちに、この無警戒な彼女のせいで、久遠がピンチになるわけですが…。

 夏樹の携帯を井筒が持って行ったことにもヒントが隠されているかも、ということで久遠が
5年前の資料を引っ張りだしてきて、そこにある携帯のデータを復旧させることにします。
 それよりも5年保存されていた携帯の電源が入ることに驚きなんですが。
 久遠、真面目な顔をしてあすかに言いました。
「なんか出てきたらチューし「しません!」
 あすかさん、ツッコミ早すぎです。

 伊達は、鈴川の現在の仕事先を調べて早速足を運びました。
 さすが仕事早いです。
 彼は今、画商をしているらしい。そうそう、正月のあれ。(それ賀正じゃね?)
 伊達が眺めている絵を、その赤は私の血を使ったんですよ、と気持ち悪いこと言う鈴川。
 さすが冬彦さんは一味違うぜ!
 よかったらあげますよ、という鈴川。
 気前良すぎです。…向こうの絵も下さい。(ずうずうしい!)
 伊達は警察のものであることを名乗り、美咲について話を聞く。
 伊達はここに来るまでに、当時鈴川が、奥さんに内緒でアパートを借りていたことも調べて
きていてさらに、美咲がそこに通うためらしい定期券を購入していたことも話す。
 で、鈴川は付き合っていた、と言います。
 下手に警察に言うと疑われるから黙ってた、私は殺してない、と。

 伊達はともあれ押しつけられた絵を持ち帰り久遠に、DNA照合を頼みます。
 自分の血を使って絵を描く狂気性を無視できない、と。
 でも時効は成立してる、どうするんだという久遠。
 そこにあすかがやってきます。
 久遠、パスワード調べてたらしい。
 久遠、真面目な顔をしてあすかに言いました。
「チューよろし「しません!」
 あすかさん…。

 パスワードはなんと、とってつけたように「JOKER」でした。
 日本語だとババですね。(それババ抜きのババやん)
 夏樹の携帯メールを復元したら井筒宛であり、データをCD-Rに落としました、パスワードは
JOKERですってあったんですね。
 つまり、井筒は犯人じゃないってことですね。
 あすか、井筒にも謝りましょうね…。

 で、そのパスをCD-Rのデータに入れると、いろいろな振込の金額が出てくる。
 これ警察の裏金ですねぇ…。
 しかし伊達は、18億という金額は裏金にしてはでかすぎる、何かあるはずだ、という。
 警視庁全体の裏金で考えれば、そんな大きな金額じゃないと思いますが。
 で、そこに、アンダーグラウンドXって文字があって、地下5Fのことか?と皆考える。
 私はアンダーグラウンドブイかと思ったよ…。
 警視庁は地下4階まで、5階が存在するのか…。
 あと別の数字も出てきました。
 これは場所の経度と緯度だったり?違うかな?
 ちょうどね、東京湾出たところ、「神隠し」の島があるんじゃないかと思われる場所が
緯度的に合うのですよ。最初の数字しか見られなかったけど、34.xxxxと書いてあったやつ。
場所をその数値で示したものではないかと思います。

 このデータを見て、夏樹は本当にやばいことに足を突っ込んだのだ、と確信した一同。
 えーと。
 このあと唐突にED流れだしたんでびびったんですが。
 え?今回30分?このあと「しばらくお待ちください」が30分流れ続けるの?それとも
銀魂の時間稼ぎみたいに、一枚絵でバック延々伊達とあすか、久遠がしゃべりつづけるの?
「こーしときゃ製作費楽なんだよ!」「どうせまたプロデューサーが始末書かけばいいことアル」
「何枚も書いてんだから1枚増えたってかまわねーだろ」「どうでもいいけどドラマの話、
しましょうよ…」となるのかなとか思ったのですが(どういうドラマなんだよ)、単にEDテロップ
前倒ししたらしいです。
 びっくりしただろうが!

 その頃あすかは警視庁に行ってました。
 うん、あの、思い立ったら行動するのはいいと思うんだ。
 でも片桐が殺されたばっかりだろうが!
 なぜやった側が警戒してると気づけんのだ!
 片桐さん今頃夏樹と一緒になってあの世から、「警告した意味ねぇぇぇぇ!!!」とか
ツッコミまくってるよ!
 夏樹にも多分「あんたの妹何とかしなさいよ!根性で枕元に立つとか!」って絶対
ダメ出し中だよコレ!

 というわけでカツカツ思い切り靴の音を立てながら、地下5階を探すあすか。
 警視庁にいろいろやばい情報があるなら、監視カメラの映像もやばいわけですが、
この人はヒロインだから死なないつもりなんでしょうか。
 ともあれそこで、井筒に見つかりまして。
 真実を知りたいんです、というあすかに井筒無言で去りました。
 多分ここじゃまずいってことなんでしょうなぁ。

 あれ…今気づいたけど、神奈川県警の人がいくら警察の人でも警視庁に、そう簡単に
入れましたっけ…。


 外に出た井筒は、5年前夏樹に、不透明な金の動きがある、上層部の不正かも
知れないって話をしてて。
 腐った連中を排除するチャンスだとばかりに、二人で捜査に乗り出しちゃったらしいん
ですね。
 その頃はまだ井筒も警察に希望を持っていたと。
 で、情報屋に探りを入れさせていて、その情報屋がネタをつかんだと連絡してきた
直後に殺された。
 だから、あの時知らないふりをして見せたんですね。
 文句を言う夏樹に、情報屋は自分達が追っていたネタを掴んで殺された、深入りは
危険だ、追うな、と井筒は言ったらしい。
 井筒の唯一のミスは、こいつらが兄妹そろって無鉄砲だった、ということでしょうなぁ…。
 俺達も感づかれてるかも知れない、という井筒に、裏金の使い道を知りたくないん
ですか、と怒った夏樹は自分一人でも追う、と出て行ってしまった。 
 それで殺されたというわけですか。
 つまり、その時点では犯人は警察内部にいたか、警察の動きをすぐ知ることができる
立場にいたっつーことですね。
 さらにしぼって言えば、神奈川県警のこの部署の中に犯人がいる可能性は高い。

 あの時強く止めていれば、夏樹はあんなことにならなかった、夏樹は自分が殺したような
もの、という井筒。
 やっとあすかも、前前から言っていた井筒の言葉が理解できたようですね。
 かなり遅いけど。
 井筒は、自分に出来ることは、夏樹が掴んだ情報を守ることだった、という。
 そして井筒自身もタレコミで容疑者にされてしまった。それを救ったのが伊達だと。
 んだから、ちょくちょく井筒は伊達をかばったり、彼に便宜はかったりしてたんでしょうね。
 …でも今回の冒頭の「言ってもきかないもーん」は半分以上本音だった気が
するのですが…。

 ともあれこの事件で警察に裏切られたと思った井筒は、いつの間にか事なかれ
主義のリーマンになってしまったという。
 そして、あの事件の捜査資料を抜き取ったのも、誰かが真実にたどり着いて命を
落とすことがないように、という配慮だったんですね。
 それだったら燃やしとけっちゅーねん!
 しかしこれ以上は見過ごせない、なんとしてでもホシをあげるという井筒。
 あんた…最終回、伊達をかばって殺されたりすんなよ、井筒…。

 井筒はあすかに、今は動かない方がいい、と再度警告。
 これできかなかったらもうどうしようもないですよあすかさん。
 片桐の死を無駄にしないためにも大人しくしてると思いますよ、うん!

 CDを大事に持っておけよという井筒。
 …貸金庫に入れた方が安全な気がするのですが…。
 と、その2人を見ている影がありました。
 おおっとー!さらに展開が気になりますね!

 さて伊達の方は鈴川のところにいって、DNAが容疑者と一致した、と言います。
 でも時効が成立した鈴川はなんも怖いものなし。
 平然と、自分が美咲を殺したことを認めます。
 奥さんと別れろというから、成績を甘くしてやったら勘違いしたから、という鈴川。
 一応取り調べにはなりますが、不起訴以外にありませんわなぁ…。
 民事も時効成立してるし。
 余罪が出てくれば別ですけどね。

 伊達はその結果を持って美咲母に報告します。
 時効の撤廃がもう少し早ければ不起訴にならずに済んだ、と悔しがる母。
 気持ちはわかります。
 いくらさかのぼって適用されるといっても、時効が成立したものまでは無理ですからね、
あの法律…。
 同じように悔しい思いをしている遺族は沢山いると思います。
 日本にはコールドケース専門の捜査官がいないからなぁ。
 こういうのこそ、警察OBがなんか協力して捜査するとかできないんですかね。
 まだまだ働ける警察官沢山いると思うんだけども。

 ところがこのあと、母アクション起こします。
 鈴川の画廊にいって、美咲に一言謝ってほしい、というのですが。
 鈴川は母親を突き飛ばすんですね。
 この時母、危うくバイクに轢かれかけてたんですけども。
 私てっきりこれで現行犯逮捕でもするのかと思ったのに…まあ罪は軽いけどさぁ…。
 
 伊達は、まだ何か気にしています。
 美咲の手紙の「許されないことをした」というのが、鈴川との恋愛のことか?と考えて
いる様子。
 確かに、それだったら、許されない恋をしたと書きそうなもんですよね。
 あと、あすかが、この絵いつまで置いとくんですか、と言う。
 暗い所で見たら絵が怖かった、と。
 お前はどういう状況で暗いところでこの絵を見たんだよ!電気つけろ!

 と、伊達は何かを思いついたようで、「お手柄だよ今泉クン!」…は古畑なので、
なんかあすかの名を連呼してえらい喜んでいました。

 伊達は鈴川を訪ねて、この絵が誰かに似ていると思ったけれど、美咲のクラスメイト
だった、と言います。
 本人に確認したそうです。
 しかし、本人は思い出したくないような感じだった。
 他にも似たような卒業生はいた、と。

 つまり鈴川は、ヌードモデルを頼んではその写真を隠し撮りしておき、それを元に
脅していたようです。
 つーかゆすってたっていうけど、たかだか高校生のガキにいくら金が払えるって
言うんだよ。この鈴川も大概頭悪いな。まあ、就職するまで待つにしても、えらい
悠長な話だなって思いますし。

 美咲もその被害者の一人だった、許されないことをしたというのはそういうこと
じゃないか、と。
 鈴川は、卒業を機に美咲が、自分のことを告発すると言い出したから殺した、と
言います。
 時効だからと安心しているようですが。
 残念、打ち明けた相手が悪かったですね、鈴川。

 あと、伊達さんいつもラーメン食べるのいいですが、汁まで飲み干すとかなりの
カロリーになるから、夜食ってると太るよ?
 まああと1回で終わりますけど…。

 あすかは久遠のところに行きました。
 なんか、DNAデータにからくりがあったとか言ってますよ。
 久遠が科捜研に頼んだ結果がもうすぐ出るって。
 何となくわかってきましたね。
 その現場の誰かのデータと、犯人のデータがすり替えられていた可能性です。
 例えば、警察のデータベースにある伊達のDNAデータと、マスターのDNAデータが
すり替えられていれば、現場から伊達(本当はすり替えられたマスターのもの)のデータが
出ても別に怪しまれないわけで。
 
 刑事課に戻って何やら考えているあすかですが…。
 そこにジョーカーと名乗る男から電話がかかってきます。
 これさぁ。
 盗聴器あるね、久遠の部屋とかここの課とかに。

 ジョーカーは、CD-Rと引き換えに、兄を殺した犯人を教える、と言ってきます。
 えー。
 ジョーカーと殺人犯、別々にいるんですかー。
 面倒臭いから一人にまとめてよー。
 で、あすかはまんまと策にのって飛び出していきます。
 …あすかさん、もう一度今回の話、最初から見て!
 どうして夏樹と片桐が殺されたか、井筒が話してくれたよね!?
 危険なことに首突っ込んだからだ、しばらく大人しくしてろとか言われたよね!?
 あれぇ…。

 久遠の方はDNAの結果を見てびっくりしてます。
 なんでだよ、と。
 なんでだよと言われましても。

 このあと久遠は、バーに電話してマスターに、そっちいけなくなった、と知らせます。
マスターは、伊達には自分から言っておく、と言いましたが…。
 私はこの時点で久遠、マスターを疑っていて、行けなくなったらどうするか、みたいなので
見張るつもりだったんじゃないか、と思ったのですが。

 何もしらない伊達の方は、鈴川のところにいってました。
 鈴川は卒業生の誰かに電話をかけて、写真をもとに脅していました。
 告発するといった美咲を殺したけど、もう殺人じゃ問えない、恐喝も、誰が証言してくれる
かな、という鈴川。
 でも伊達に銃を向けられて、俺には家族がいる、いなくなったら家族が悲しむぞ、とか
言いだしましたよ。
 伊達も「同じように美咲の遺族も悲しんでいる」くらいはちょこっと言って欲しかったんだけど。

「それでも俺はお前を裁く。お前に、明日は来ない」

 その夜母はどこからか電話を受け、美咲と旦那の写真に報告…て、落して割れた美咲の
写真フレーム変えてあげようよ!そのままだと可哀想だよ!

 あすかはまんまと呼び出された場所にいってんだけど。
 で、久遠の方はある人物を尾行してきていた。
 あすかを追って建物の中に入ろうとした人物を止めた久遠。
「後つけながら祈ってた。ウソであってくれと。」って言ってますが、そんな悠長なことしてる
間にナイフ持って襲いかかられてます。
 これヒーローものじゃないんだから、しゃべってたら危ないですよ、久遠クン。
(まあたまにヒーローものでも、主役がセリフしゃべって変身してる最中に攻撃してくる
奴とかいますが)

 久遠、ナイフをかっこよく奪ったものの、油断しやがって、予備のナイフ持ってるとか
考えなかったらしく刺されました。お前もアホだな大概。
 その時物音に気づいたあすかがやっと出て来て、犯人は逃走。
 あすかは救急車を呼びもせず「しっかりして下さい」とか言うのでありました。
 うん、救急車呼んであげて!
「チューしてくればなおる」みたいなこと言う余裕もないみたいだから!
 伊達さんに電話かけてるヒマあったら呼んであげて!
 まあ救急車呼んだ後で伊達さんにかけたんじゃないかと思うのですが…。

 犯人が来栖だとすると、あまりにも出来過ぎな感じなので、やっぱり犯人はマスターかな
とか思ったり。
 警察として神隠しを容認つーたら変だけど、その隔離のために金使ってたとか…?
 ただし、政敵のような、政治がらみでも神隠しが行われていたとか、もっとやばい
人体実験みたいなのがあったか…。
 その関係で明るみには出来ないから夏樹とか殺してたのかも知れないし。
 わかんないですねー。
 最後、メールの復元は実際には出来ません、と出たのちょっと笑いました。
 まあ警察は復元ソフト持ってるでしょうけどね。


 そして最後に言いたい。
 久遠クン、キミは映画でも神隠しかね!(「ちょんまげぷりん」より)


 
 真犯人よ、闇で消えろ。
 虫歯の痛みよ、早く消えろ。




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