多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→GM〜踊れドクター


GM〜踊れドクター

第2話(10/07/25)

 さて、のっけから友人に、ここのソーシンは一人しか出来る医者がいない、と文句を
言っている桃子。自分がもっと実力をつけて2人に増やす、という選択肢はないようです。
 その頼りの医者も思い切り踊ってますけど。
 
 英雄は桃子に、グループ名を決めるとか言いだしてます。
 皆でダンサー目指すなら名前決めなきゃとか。
 焦る桃子。
 彼女は、彼らは英雄と同じ挫折したダンサーで、診察に身が入らない、心が傷ついて
いる医者なのだと言い出しました。
 漆原なんかふけてるのは傷ついたのが顔に出てるからだ、と結構ひどいこと言ってます。
 一流の医者になってソーシンを立て直しましょう、という桃子に英雄、どういう関係が?と
尋ねたのですが、桃子は、みんな仕事ができなくてクビ寸前だから生活が安定しないと
ダンスどころでは、と。
 うまいこと言いくるめたなぁオイ!

 桃子はこうして、立ち直るまでダンスの話は禁止という、うまく英雄をここにとどまらせる
ためのウソに成功したのでありました。
 こいつ医者になるよりグチ外来(byチーム・パチスタの栄光)が向いてんじゃないのか。

 もし約束やぶったら…といって桃子、こぶし握り締めてます。
 そんな脅しがきくのは小学生くらい…英雄にも効いたぁぁぁぁ!!!

 氷室がやってきたんですが、その姿を見て英雄にZOOでの名は、と聞かれて焦る桃子。
 口先だけでつじつま合わせようとするからそうなるだろうがぁ!
 ポニーとかいっちゃったよ桃子。にあわねーだろ!

 一方、今回の患者となる、泉という子が、素潜りを楽しんでいた時に足の痛みを訴え
水中にドボン。
 そのまま意識失っています。
 
 何もしらない氷室は、ソーシンのリーダーとしてやっていくべく、本を読んでいました。
 神楽を呼べぇぇぇ!!(リーダー違い!)
 ソーシンを立て直し、妻ともやり直すと決意している氷室ですが、その前にお前は人間と
してやり直せ。

 妻の写真にチューとかやってる氷室。
 ドアから半分顔をのぞかせてジィーッとみてる桃子。
 ちゃんとノックくらいしろォォォォ!

 曽根が騒いでるってことで桃子、呼びにきたらしいですが、それでも黙って観察とは
人が悪い。
 
 英雄の方は、ソーシンの部屋が散らかってるのが我慢ならないといって掃除始めて
ました。さすが潔癖症らしいけど、冷蔵庫の掃除までしちゃいますか!

 あ、曽根が騒いでいたのは、桃子が勝手に英雄を雇うことにきめちゃったことについて
でした。そりゃそうだ。
 氷室、桃子の給料はなくてもいい、と言いました。おぃぃぃ!
 桃子に怒られたので氷室、「俺の給料下げてもいいから!2、3000円くらいなら」と言う。
 お前、世界一のGMに向かってぇぇぇぇ!!!
 それで曽根、二人とともにソーシンにやってくるのですが。

 英雄、絶好調でムーンウォーク踊ってた。
 パタン、と扉を閉める桃子。
「今、ピンクレディでムークウォークを…」と突っ込む曽根。
 そしてもう一度ドアを開けると。
 UFO踊ってた。
 また閉める桃子。
 しかも、診察途中かなぁー!?と氷室とともに言ってます。
 ごまかせるかぁぁぁぁ!!!!

 曽根はともかく理事会にかける、といってて、その代わりに泉をソーシンで診ろ、と
言ってきます。
 要注意患者だと。
 んで町谷と漆原も来るんだけど、相変わらず部屋の中では英雄踊ってて皆引いてました。

 泉は、四肢の筋肉痛を訴えてきてるんだけど、原因がつかめず、それが3ヶ月で3回もあると
いう。
 普通なら全身くまなく検査したりするけど、まあなんていうか、特定の条件下で発病する
ような病気の場合はわからなくても仕方ないんだろうな。
 …速水を呼べ!
 あの先生がいたら絶対原因不明のまま退院なんて許さなかっただろうなぁ。

 英雄は漆原に唐突に、悪かった、しなびた金魚だなんて言って、つらい過去があったなんてな、
お前はピチピチ金魚だ!と言います。
 お前それ謝ってるつもりで追い打ちみたいなもんだから!黙ってろ!

 後田と町谷にも謝ってますが、「お前は体脂肪27%じゃない、ふとってない、がっちりしてる
だけなんだ」ってだからフォローになっとらんというに!
 
 泉のCT写真を配る英雄ですが、黒いテーブルにその写真おいて見えるのかお前らは。
 あと氷室をサブリーダーに考えてるとか、それは今いいから。
 仕事に集中しろォ!

 皆は、特定疾患はないように見える、と言う。
 漆原なんかは、面倒だから適当に診察して、他の科に回したら、なんて言ってます。
 英雄は、検査は誰がしたのか、と聞いて、救命がしたと聞くと、「最悪だ!」と怒る。
 問診もしてないだろ、みたいな。
 患者とのやりとりに症状のいろいろなヒントが隠されている、それを見つけ出すのが
GMの仕事だ、検査なんて二の次だと。

 担当は?と聞かれて決めてなかった氷室は困る。
 皆の顔を見て、桃子を見た後…。
 「氷室先生です」
 桃子が決めやがった!
 英雄からも文句を言われる氷室。
 何もしてないのに…!あ、いや、何もしてないから怒られてるのか!

 そういうわけで泉を診察している氷室。
 足の痛みを訴えています。
 何度も来ているのに原因がわからないということで医療不信になっている泉でしたが、
本木が、そのために滅多に診察しないようなえらいセンセが来たんですよ、と患者にとっては
安心させる言葉でも、氷室にとってはイヤミでしかないような説明をしています。
 お前結構辛辣だな!

 素潜りをしていたと聞いて氷室は、一度だけそこそこ潜ったという泉の言葉に潜水病を
疑います。
 つーか私は、その話の間でも、河童かお前は!というくらいガブガブ水を飲む泉の行動が
気になるんですけども…。

 それで、潜水病の治療をするとあっという間によくなって、退院ということになるのですが。
 やっかいな患者を押し付けるつもりだった曽根は渋い顔。
 氷室は得意顔。
 英雄はというと、泉がたびたび飲んでいる水に注目していました。

 一方氷室は、ホクホクして自室に戻ると、手紙が置かれているのに気付きます。
 それは、人生まだやり直せる、私とともにやり直して下さい、という手紙でした。
 氷室は、元妻からかもしれない、とホクホク顔です。

 大山と曽根は、泉がソーシンにお礼をいってきた、クレーマーを押し付けたはずだった
のにソーシンの評判をよくした、とか機嫌悪いみたいです。
 医者として患者の全快を喜ぶつもりは毛頭ないみたいですね。
 禿げろ!(おいおい)
 と、そんな中救急車がやってきて、また泉が運び込まれてきました。

 氷室とあっている英雄。
「悪かったな、木偶の坊と言って、ポニー」
 そんなことを言われて驚く氷室。当たり前です。
 さらに英雄、踊ろう、とか言ってます。
 氷室めっちゃ引いてますけど。
 彼にとっては救いの神とも言うべき桃子が呼びにきて、泉がまた運ばれてきたことを
知らせます。

 富士山に登っていたら、また倒れたという泉。
 つーか回復したばかりなんだから少しは行動自重しろよ…。
 桃子がチェックしたところ、尿が真っ赤になっていたため、皆は腎不全を疑います。
 点滴をして安静にしていれば、1、2週間で治るのですが…。
 DICという病気も発病していた。
 こっちの方が問題だという町谷達。
 後田がボードにしっかり書いてて、この子今回静かだけどすっごい頑張ってて良かったです。

 DICは小さな血栓が体中の血管に出来る病気だそうで、ほっておくと全身から出血
するらしい。恐いですね。
 それでも泉は、9月のマラソンには出られますかとか言ってます。
 あんたさ、やりたいことあるのはわかるけど、まずは健康優先しろよ。
 「一生ボールが投げられなくなってもいい、この試合だけは絶対投げたいんだ」が通るのは
マンガとかドラマの中だけの話ですよ。
 現実だと絶対後悔するに決まってるから。

 それでその原因を突き止めることになりまして。
 入院してる間も、泉の水を飲む量がハンパじゃないんですけど。
 2リットルペットボトル2本置いてあるって。どんだけ飲むんよ。
 いくつかあった原因のうち、2つが消えて、残り一つということになって桃子は、ステロイドを
投与するというのですが。
 マラソンに出るのは難しいかも、と伝えます。

 泉は、自分の浮気が原因で振られた元カレがやっていたことを、自分もやりたくなった、
ということを話し始めます。
 だから素潜りしたり登山したりしてて、それでマラソンにも出たいらしい。
 それでもこんだけ体が悪いのなら、自重すべきと思いますけどね。
 しっかり健康取り戻してからでもいくらでもマラソンに出られるのに、今どうしてもって
焦って死に急ぐことほどバカらしいことはないと思いますよ。
 
 理由を聞いて、絶対マラソンでなきゃね、とか励ます桃子や氷室達。
 英雄が「やればできる!やればできる!」ってすっごい励ましてて、みんな、おお…って
感じでちょっと感動してんだけど。
 こいつ、置いてあったペットボトルの水の量を2本均等にしようとしてて、「やれば出来る!」
って言ってました。
 仕事をしろォォォォ!

 ステロイドが効いて、泉の検査結果は正常ということになり、退院できると喜ぶ泉。
 何も運動に問題はない、という桃子でしたが…。

 町谷は、どうしてそこまでしてマラソンに出たいのか、理解できないと言います。
 そんな彼女らに英雄は、誰にも過去がある、それにどう向き合うかが肝心だ、それで
未来が決まる、とすごくいいことを言うのですが…。
 桃子、感動していると、「どう向き合うかで出来る(踊りの)フリが決まる」と、やっぱり
踊りのことでした。
 どうしてもダンスのこと言わないと死ぬんかお前は!
 そのことがあいつらわかってんのか心配だなー、という英雄に、「私はあなたが心配
です」という桃子でありました。

 氷室の方はまた手紙が置いてあって、会いたいとか書いてあるのにウハウハです。
 元妻に電話しようかなと思うのですが、いやまだ早い、と我慢しつつ、気持ち悪い、
電話シミュレーションをする氷室でありました。

 桃子は書類を書きながら、どうしてこの程度の疾患が救命にはわからなかったのか、
と首をかしげています。
 それは、GMへの第一歩としてはいい疑問だと思うよ。
 自分達でもわかったことがどうしてわからなかったか、それは、別の病気であった場合
だとか、特定の状況下で発病するものだったから分からなかった、とか考えられるし。
 ともかくよかった、と喜ぶ桃子に、英雄はまた散らかった室内を片付けながら「どうかな」
と呟くのでした。
 ソーシンとして鍛えるのもアレだが、掃除もさせろよ英雄…。

 泉はマラソンに出るべく、練習をしているのですが、その時に元カレと出会います。
 なんかすごい睨んでますけど、元カレ。
 許すと思ってるのかって、自分のためにやってると思ってるとは、ずいぶんと思いあがった
男だな。

 と、また泉が運ばれてきました。
 今度はひどくて、ショック状態に陥っていました。
 点滴とかするのに、英雄が指示してるんだけど、なぜか無言で指差しをしながら点滴を
取りつける氷室。お前は何をしてるんだ。

 MRIで、脾梗塞だかが起きてるって話なんだけど。
 原因の一つに外傷があって、友人に話を聞いたところ、漆原が、元カレに偶然出会った
後倒れたと報告してくる。
 皆はまさか…と、元カレの暴力を疑ったわけですね。
 つか、病室で泉に「ここは病院ですから話しても大丈夫ですよ」って桃子聞いてるけど、
そういう風に、頭からそれだと決めつけるのも逆に問題の気が。
 しかも病室に元カレ来たし。
 会わせたらいかんだろ、この段階で。
 なんかグダグダだぞ君らのやり方は!

 氷室は元カレと話をしているんだけど、元カレは、公園で自分と別れた後泉が倒れたと
聞いて、寝ざめが悪いから来ただけだ、と言う。
 氷室は、泉はあなたと別れたことを後悔してると言ってましたよ、と言うんですね。
 やり直したいと言ってたって。
 元カレは、許せますか、浮気されて、と聞いてたけど。
 あの…目の前の方はむしろ積極的に愛人作ってて妻と離婚した人なので、その質問は
愚問な気も…。
 氷室は、間違いますよ、人は、と言いました。
 ま、こういう点は氷室のいいとこだと思いますね。人をフォローできるところが。

 一方英雄は、5本になったペットボトルの水の量がまちまちなのを気にしてました。
 …仕事しろォ……。
 桃子が、もういいですよ移し替えるのはってやってきて、英雄は朝の泉の尿量を聞く。
3000弱と言われて多いな、と呟く英雄。
 
 曽根がきて、また原因も分からず退院ですか、ソーシンはどうなってるんですかと
怒るけど、3回もやった救命はいいんでしょうか?
 英雄は、新しい白衣を用意して、症状を改めて見返してます。
 
 泉の方はまた退院の準備をしてたんだけど、町谷は、マラソンに出たらあんた死ぬよ、
とズバッと言いました。
 本来医者がこんなこと言うのは絶対許されないことだけど、これは町谷なりの優しさ
なんだと思います。
 
 英雄、考えるために踊り始めました。
 やっぱり何度見てもここのシーンはなかなかいいですね。
 そして出ましたファイヤー!
 今度はもう慣れたのか桃子、やってきてもノーリアクションで、泉を止めてほしい、と
英雄に頼みました。

 英雄は泉に、親戚に外国人がいるか尋ねました。
 祖父がブラジル人のハーフだったという泉。
 ああ、あのあたりはって思いながら見てたら英雄、「やはりラテンの血が流れてるのか!」
 そっちぃぃぃぃ!?
 いや、意味的には間違ってないんだけども!

 今度は漆原と本木のところに、「ファイヤーを止めて下さい!」とやってきた桃子。
 火事か!…あ、あの人か、っていう漆原のセリフがよかった。

 英雄は、カギをかけたリハビリ室かな?そこで、ルームランナーで泉を走らせていました。
 しかも、これくらいで死ぬならマラソンでは即死だぞ、とか、わざと速度を上げたりして
煽ってるんですね。
 本木が心配して入ろうとするんだけど、カギが全くあかない。
 そんな中、泉が突然意識を失って倒れるんですね。
 助手としていた後田が支えるんだけど、それと同時に、心配した本木がガラスを
ぶちやぶって何してんだ!と入ってくるのもかっこ良かった。

 英雄、まったく動じず、後田がなんかうまくいかないのを怒って、「情熱大陸、かわれ!」と。
 本木、お前もよく自分のこと言われてるってわかったな!熱血という自覚あんのか!

 英雄の目的は、倒れた直後の血液を調べることでした。
 そして検査で結果が出ました。
 鎌型になった赤血球が。

 高校の生物で血液の仕組みを習った時に出てくると思います、鎌型赤血球。

 普段は異常がなくて、低酸素状態で赤血球が鎌型状になる、と説明する英雄。
 検査しても出てこなかったのは、その検査の時点ですでに低酸素状態を脱していた
からだ、と。
 ステロイドが効いたように見えたのも、自然に治っていたためだという英雄。
 だからわざとこの状態にして、リアルタイムで検査をする必要があったわけですね。

 水を異常に飲んでいたのも、鎌型赤血球がつまっていたからだ、富士山でのみ発症
して他の山の登山で異常がなかったのも、鎌状になるのは3500m以上で発見されている、
ということらしいです。
 なるほどね。
 じいさんがブラジル人のハーフだったということから、その鎌型赤血球を受け継いで
しまったのを英雄は会話で見抜いていた。ラテンの血を引いているというのは、あの時
英雄がダンスのポーズをしたから皆ダンスの方だと勘違いしちゃったけど、文字通り
そっちの意味でもあった、と。

 マラリアに強い赤血球ではあるのですが、赤血球そのものとしては劣性になるので、
あまり良いものではないです。
 日本人がこれ持ってるのは珍しいと思う。(ドラマ上ではありますが)

 英雄は、もしこの赤血球に気づかずマラソンに出ていたら死んでいた可能性もある、
と言います。
 遺伝疾患だから治しようがない、と。
 氷室は、原因がわかったなら対処のしようもある、というんだけど…。
 まあ低酸素状態に気をつける、くらいだけど生活にやや支障は出ますね。登山に
してもマラソンなどにしても。

 あとエレベーターの中で英雄が漆原にまた、悪かったなとか言ってて、らくだなんか
じゃない、ラバだ、いやラマ?って言っててだからそれもうどうでもいいって!
 漆原がこぶし構えてたのを「おい、どうして殴るんだ」って言ってる英雄も面白い。
 にぶすぎて笑えてきます。

 氷室は、苦々しい顔で泉の退院を見ていた大山と曽根に、今の患者は難病で
苦しんでいただけだ、要注意患者と決めつけてるあんたたちこそ、要注意なんじゃ
ないのか、と言って去りました。
 かっこ良く決めたつもりだろうが、キミにもまだ落とし穴が待っているのだよ氷室くん!

 桃子に、元ZOO設定を聞かされて驚く氷室。
 そりゃそうだ。
 桃子は、英雄の才能がどうしてもいるから、何とかしてくれ、と頼みます。
 まあ確かに今英雄に去られたら困るのは氷室も同じだからねぇ。

 屋上で今日も踊ってる英雄を皆が帰り際見てて、少しずつ考え方が変わってくると
いいなぁ、と思いました。

 で、氷室。
 また手紙が来てるのにウハウハで、桃子に読ませて自慢しようとしたのですが。
 慎太郎様、最近笑顔がよく見られるようになりましたね、ホッとしています、と読み上げる桃子。
 氷室は、「あれ、俺元妻に慎太郎って呼ばれてたかな」と、今頃!?的なことを
考えつつ聞いています。

「昔のように踊ってほしいです、華麗な踊りを。英雄より」

 音楽止まりました。

 これ、ファイヤーからですね、と言われて手紙をグシャグシャにする氷室。
 絶対殴るあのヤロー!と、今回は殴るネタばかりなのでありました。
 

 
 来週はもっとファイヤー!



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