多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→GM〜踊れドクター


GM〜踊れドクター

第6話(10/08/22)

 このドラマもやや中だるみしてきた感があったのですが、今回は英雄が前半むやみやたらに
かわいかったのでよしとする。すねると桃子らにいいように手玉に取られるの、爆笑しました。

 というわけで。
 冒頭からいきなり今回の患者登場。
 杖がないと歩けない方らしいのですが、全身の痛みを訴えて病院を転々としても、いろいろな
病名を言われたり、しまいにゃ詐病じゃないかと言われたりして苦労してきたらしいです。
 
 一方主人公…と言っていいものか最近怪しくなってきた英雄。
 ものすっごいルンルン♪な感じなので何かと思ったら、テレビ出られるぅー!メジャーデビュー!と
喜んでいました。
 なんでも、病院に電話がかかってきて、それはテレビ局からで、なんと出演の依頼だったのです。
 勘違いの気が…とか言ってる桃子。
 病院に電話をかけてきて、ダンサー出演を頼むテレビ局はまずないので、その線は合ってると
思うぞ!

 話を聞いた氷室は曽根に確認に行くのですが。
「デビュー?頭おかしいんですか?」
 うぉう、曽根のドストレート発言が空気をぶったぎったぜ!
 やっぱりーとか言ってる氷室。
 なんでも、ソーシンへの出演依頼だったようで、テレビ局としては今日本でも注目され始めた
ソーシンをかるーく紹介しちゃったりなんかしちゃったりして、的なものですかね。
 桃子も、これでテレビに出て患者が殺到したら、誰かをリストラしなくても済みます!と喜んで
いるのですが、その後ろでムッスーとしてアイロンかけてる英雄がかわいいですっていうか
ここはお前の部屋じゃねーぞ英雄!
 英雄は踊れないなら出ない!とか言ってます。
 「今の俺は例えるならそう、翼の折れたエンジェル!」つーてるけどお前はなんでそう、いい方に
自分を例えたがるんだ。エンジェルってたまか。いいとこザビエルだろ。←誰だよ。
 それで、誰が出るかということになって。
 出ました、桃子の失礼な査定。
 漆原には「ビジュアル重視だからNG」といい、後田には「花がない」と言い、町谷には「キャバ嬢が
コスプレしてるみたい」と言い、本木には「看護師は無理無理」と言い。
 おい、なんだこの、剣山で人の心をザクザク突き刺すモンスターは!
 最後氷室にたどり着いて言ったのが「バカは隠せます!」
 もう少しオブラートに包もう!せっかく病院なんだからオブラート100枚くらい使おう!
 町谷も「ムリムリ、顔ににじみ出てる」とかとどめ刺さない!
 なんだこの大都会のコンクリートジャングル!

 氷室は、目立つことは嫌い、とか言ってましたが…。
 その割にはオシャレメガネをかけて(鎖がついてた)カッコつけて出演するのでありました。
 文句言った割には曽根とかテレビ見てて「眉描いてる」とぽつっと言ったのは面白かった。

 番組は、患者が訴える症状をパネルにして、出演している医者達が症状を当てるというもの。
氷室に出来るのかーと思ってたら。
 出ました、必殺カンニング。
 英雄と桃子が待機してて、症状見てヒント。
 汚ねぇぇぇぇ!!
 「私がミスターGMです!」ババァーンって感じで言い切りやがった氷室。
 それを冒頭出てきた女性も自宅テレビで見てました。
 彼女にとってはどれだけ頼もしい存在に映ったでしょうね。

 そして次の問題に…行きかけたところで英雄がテレビカメラの前に。
 お前ェェェ!無理やりでるんじゃない!
 バク転すんな!ファイヤー言うな!
 でもこれが世界最高のGMと知ったら…テレビ局どうすんだろう。(幸い(?)そういうことは
ありませんでした)
 テレビの前で「やっちゃった…」という漆原達。
 これ生放送!?生放送かい!
 なんて無謀なことをするんだテレビ局!

 これで患者こねーよとがっかりする一同ですが、放送事故にも関わらずテレビの力はすごかった。
患者がソーシンに殺到して大変なことに。
 他の科は、ソーシンなんてクズ医者の集まりなのになって言ってますが、そのクズ医者に負けてるぞ
お前ら。
 本木はあきれながらも自分の仕事を黙々とやってます。えらいです。

 一方曽根が英雄に、「テレビ局から出入り禁止になりました。半径1km以内に近づくなということです」
と告げててめっちゃ笑いました。どんだけ暴れたんだ英雄。
 それを聞いた英雄、メチャクチャショックを受けます。
 テレビに出られないなんて!と。
 いや別にテレビ局一つだけじゃないし…。
 その様子を見て意外と打たれ弱いという桃子。確かに!
 医者としては優秀なのになんでダンスが絡むとここまでダメ男クンになるのか…。

 本木はロッカー蹴って「浮かれやがって氷室のヤロー」とか言ってますが、なんでここまで
怒るのかがわからん。
 そりゃーチャラチャラされてて、医者よりチャラ男が合ってる人間だけど、そこまで怒る
ことなんかなと。この理由は後でわかります。

 桃子は落ち込む英雄に、患者のカルテを見せて判断してもらおうとするのですが、英雄は
見る必要ない、シックロールだと判断。
 ああ、お風呂上がりとかにつけるやつですよね。←それシッカロール。
 子供のころ風邪を引くと、親が心配してくれたり、桃缶食わせてくれたりして、大切に扱われる
ことを知り、いつまでも風邪を長引かせようとしたり、ちょっとしたことで仮病を使おうとしたりする
ように、シックロールというのはそれを大人がやるようなもんです。
 あれだ、高齢者の、病院待合室での病気自慢みたいなもんだ。ここが悪い、あそこが痛いと
言い合ってる人達。それで相手に「大変ですね」「大丈夫ですか」と言われれば満足すんだから。
 病気ではなくても病気と言い続ける。
 この対策はあるんだけど、ヒントは「ゴッドハンド輝」。

 件の女性が氷室先生はまだでしょうか、と待ってて、本木はムッとしてはいるんだけど、
それでも患者だから「お待ちください」ってきちんと言ってるのは立派だと思った。
 今回本木が主役みたいなもんだから、今まで活躍が少なかったんだと思うけど、ソーシンの
中で一番の頑張りやさんはこの子だと思ってます。
 細かなエピソードで活躍してるしね。窓ぶち破って乗り込んだりとか(第2話)。

 この女性、栄子が差し出した症状に皆ビックリ。
 パソコンで打ち出した症状が、びっしりと書かれてるんですね。
 皆は、これを別の病院でも使い回してるのかな…と言ってますが。
 英雄の方は、もう働けない…っていってて、シックロールじゃないのって言われてます。

 屋上に行って泣きながら手帳を広げる英雄。
 どうしたんだと思ったら。
 …テレビに出演してからのデビュー計画がびっしり書かれていました…。
 えーと、どういったらいいかわからないけど…。
 お前はアホだ。

 氷室の方は栄子を診てるんだけど、全身の痛みと下肢の筋力低下に2年ほど前から
悩まされており、10年前交通事故で腎臓を摘出している、という話でした。
 栄子は氷室をとても頼りにしているのですが。
 お腹などに傷があり、「これは何ですか」と聞くと何でもないと答えたりなど、何か隠してる
らしい部分はありました。あと全身にも傷が。
 
 曽根は、ソーシンに来ている患者のほとんどがシックロールでしょ、と見抜いてます。
 こいつただの事務長かと思ったら…流石は武田観柳斎だぜ!(そのネタは先週で終りだ)
 栄子も早いとこ追い返して下さいよ、と言ってます。
 その後、まあ医者自身ニセモノだから無理もないか、とイヤミも忘れない。
 クッ、こいつはこのドラマのステージボスか!(ラスボスは大山)
 でもこの人のエピソードも見たいなと思います。こんだけくってかかるあたり何かありそう
だから、曽根も英雄のGMっぷりを見て変わってくれればいいなって。

 漆原も町谷も、毎日同じ患者がくる、とウンザリし始めました。
 漆原は町谷に、患者にほれられてるんじゃないのって冷やかすんだけど、それに後田が
反応して、カルテ見ておのれキスケめー!とか言ってるのが笑えた。
 お前、いつの間に町谷との間にフラグが!?

 氷室と桃子は栄子のことを、まったく体に問題はない、ミュンヒハウゼン症候群でしょう、と
話しています。
 いつもなら桃子結構疑うところなのに、今回は氷室と一緒になって頭から問題ないと決めつけて
るんだね。
 これで決まりだファイヤーとか言ってる氷室に本木は、自分はそうは思わない、カンだけど…と
言う。
 氷室はあっさりそれを否定。
 お前な、看護師だからってバカにしてかかるのもどうかと思うよ、氷室。

 納得いかない本木が屋上に、昼食をとりにくると…。
 まだ英雄泣いてた!
 というか誰も心配もしてなければ探しもしてなかった!
 主人公なのに!!!

 本木は英雄に、医者っていいよな、白衣着てるだけで尊敬されて、と言うんだけど。
 英雄は、お前もキャーキャー言われたいのか、と聞く。
 すると本木は、自分は看護師になりたくてなったんだからそんなの興味ないみたいなことを
言うのですが…。
 英雄、もう別のこと考えてた!さっそく本木をダンスのスカウトに入ったよ!
 今のやりとりはなんだったんだよ!

 本木は氷室が、診察ができないのにウソだと決めつけていることへの不満をもらしますが、
英雄は逆に、患者は嘘をつくという。
 ただこれはシックロールだけじゃなくて、別の意味でも嘘をつくって言ってたんだと思います。
 今の本木にはわからなかったかもしれないけど。
 そんなところに桃子が来て英雄を呼びに来ましたが。
 英雄が立とうとしないので桃子、猫連れてくように、むんずと掴んでいきました。
 桃子さん、たくましい!

 やっと英雄は会議に加わ…パソコンで会話すんなよ!
 第一話で消えた後田の設定かよ!
 桃子が打ちこんだ内容を読み上げてます。

 漆原が明らかに虚偽性障害だろ、と言った時に桃子が「黙れ目玉おやじ!」って言うから
お前ひどいな!と思ったら、ここに書いてある、って。
 …バカ正直に読まなきゃいいだろ!
 ドサクサにまぎれて日頃のうっぷん晴らしてないですか桃子さん!
 また、パソコンで書いて栄子が持ってきた症状に関しても、一つはシックロールの疑い、
もう一つは本当に痛くて書けないからあらかじめ書いたものを持ってあるか、だと。
 それに対して町谷が異議を唱えるとまた「黙れ目力玲奈!!」
 あの、桃子さん…読み上げてるだけにしてはどうしてそんなに気合入っておられるんですか…?
どうもそこに私的感情もこもっているように見えて仕方ないのですが…。
 で、英雄は考えられる病気として、HAMというものをあげます。
 九州に住んでいる人に見られる感染症らしいのですが。

 それで血液検査になるのですが、栄子は、手伝おうとした本木の手を振り払います。
なんでここまでかたくなに拒否するんでしょうか。
 そして検査の結果、HAMではないことがわかる。
 悪いとこがない、ということで退院することになるのですが…。
 診察室を出て行く栄子に手を貸そうとする本木に対して、やったーとすがすがしい顔の氷室。
 そりゃあ本木もマジ切れするよなぁ、と思いました。

 えーとー…。
 またまた引きこもり状態になった英雄。
 だからそういうのは家でやれよ!病院でやったらその部屋使う人が迷惑するでしょ!
 桃子が診断が外れましたよ!と平気でビシバシ追い打ち。
 …この人は鬼の子孫か何かなのでしょうか…。心に突き刺さる一言ばかりだよママン!

 と、シクシク泣いている英雄の耳にある音楽が。
 そーっとドアを開けてみると、パソコンで少年隊の動画が流れています。
 それを膝抱えて見る英雄がすっごいかわいかった。龍馬伝で、武器が手に入ると聞いて
キャッキャ喜ぶ高杉なみだったよ!
 その隙にドアを閉めて部屋に入れないようにした桃子。
 天岩戸伝説か!(知らない人はアマテラスオオミカミで調べてみよう)
 英雄が逃げようとしたので言い争う桃子。
 と、そこに本木が、栄子がまた運ばれてきた、とあわててやってくるのですが、その隙に
英雄、また閉じこもりやがった!
 栄子の方は敗血症でショック状態らしい。
 
 で、桃子が漆原を引っ張っていってたので、おお、英雄の代わりに彼に診断を!とか
思ったら。
 英雄対策だった…。
 いやあの、あなた方医者にはもっと大事な仕事があるように思うのですが…。
 どうして桃子が漆原を連れてきたかと言うと。
 彼の人脈を利用して、コンサートデビューの話を持ちかけて外に出そうという作戦でした。
漆原は知り合いにイベント会場の責任者がいるから、そこでイベントやりたいなら連絡とって
みたら、と言います。 
 それでまんまと出てきた英雄。
 桃子に「やればできる子でしょ」とか言われて「うん」って言ってるのがかわいいです。
 これが…世界最高峰のGM…!ここだけ見たら誇大広告だって怒られそうだな。
 
 そういうわけでシャキーンとなった英雄。
 人が変わったよう、と桃子に言われますがさくさく診断を進めています。
 でも、未だに栄子が詐病であることを疑う一同は、彼女が看護師だったことから、知識を
生かして、巧妙に病気になるようにしているだけでは、と結構辛辣なことを言う。
 なんかここまで頭から決めつけるのもどうかって思うんだけど。
 先入観を持って判断すれば真実を見失いますよっていうか今までで学習してこなかったのか
お前らは。
 そんな中でも本木は丁寧に患者さんのケアをしようとしてるんだけど、なぜか栄子は執拗に
彼の世話を嫌がるんですね。
 なんででしょうか。
 さらに、本木の上司に苦情が入ったとかで本木は、栄子が自分を担当から外して欲しいと
いったことを聞く。
 気の毒にねー。

 氷室の方もさすがに、詐病ではないのかも、と思い始めたらしいのですが、そんな彼に
「気づいたのか」と声をかける英雄。
 おお、さすがは世界最高峰のGM、とっくにまるっとお見通しでしたか!
「お菊に勧められて見直したんだよ、そして気づいたんだ。彼らだって長い下積み時代があったんだ
一度のテレビ出演でデビューしようだなんて、このファイヤーの勇み足☆」
 ………ああ、そっち………。
 英雄は踊りにいきました。
 取り残された氷室はパソコンで流れていた少年隊の動画見て「あ、少年隊だ…」と言ってました。
 さみしい!なんかさみしい!

 栄子が熱にうなされながらも、氷室先生助けてとか言ってるのを聞いて本木は思わず、そんな
大した先生じゃないですよ、と呟きました。
 臨床もできない、最低の先生だと。
 あんた、それ思うのは自由だけど、寝てるといっても患者さんの前で言ったらあかんよ。
 本木もすぐ反省して、俺が最低だ、って呟いて栄子に頭下げてたから、悪い子ではないんでしょうね。

 栄子が退院するというので本木は氷室に、自分は栄子はミュンヒハウゼン症候群ではないと思う、と
伝えます。
 患者が痛いというのは、痛い理由があるから、って。
 確かにね。

 そしてまたタクシーで栄子がやってくるのです。
 タクシーも病院入口につけてやれよ。なんでそんな離れたところにつけるんだよ!
(映像的な効果だよ!)
 呼吸が苦しいと訴える栄子の症状を過換気だと判断した氷室は、そこにあったビニール袋を
とってこれで呼吸するように言います。
 が、直後に栄子の症状が急変。
 飛びこんできた本木が「何やってるんだよ!」と氷室突き飛ばして、紙袋で呼吸させました。
ビニールつかっちゃダメらしいです。
 でも、その本木にも町谷が、ビニール使っちゃいけないのを知らない医者多いけど、患者さんの
前でどならない、と注意してて、この人は大分医者らしくなったなぁと思いました。
 本木は氷室に、あんたそれでも医者かよ、と怒ります。
 
 大山の方は報告を受けて、誤診かね、とか言ってどっかに電話しようとするのですが…。
 曽根はそれを止めます。
 患者増えてんだから目くじら立てることないって。
 本当に金の計算だけでいってるのか、それとも実力を認めつつあるのか…。後者ならいいなぁ。

 会議で、過換気だったことについて、紙袋で呼吸をさせたあと意識を失ったということは、特殊な
過換気なのかも、と話しています。
 なんか、体が極度の酸性になっていたので、それを体が二酸化炭素で出そうとしていたところに、
袋で出した二酸化炭素を吸うことになったから意識を失ったと。
 ここで初めて皆は、ミュンヒハウゼン症候群じゃなかったということに気づくのです。
 それで、原因は何だと氷室に尋ねる英雄。
 つかお前までポニーって言うのかよ。
 だんだん本名で呼び合わなくなってんじゃないのかこのソーシン。

 氷室が言った症状を否定し、月光団こと後田にふる英雄。
 その後町谷にも振ってましたが、ハム!って。町谷も「せめてボンレスつけてよ!」って
ボンレスハムは認めるのかよ!
 さらに桃子には「妖怪界に帰れ、猫目少女!」
 謝れ、猫娘に謝れ!猫娘はもっと目がパッチリしてるぞ!(お前は桃子に謝れ!)
 その後英雄は「他にないのかネズミ男」って言ってて、漆原が「あ、俺か」って言ってたのは
笑いました。
 漆原は、ビタミンB1欠乏症では、と言います。ビタミン関係では煮え湯飲まされましたもんねー。
しっかり症状押さえてるな!
 でも、投与した結果症状は変わらず。
 桃子が「一緒に、妖怪界へ帰りましょう…」と寄ってきて「うるさいよ!」って言ってたの笑いました。
 桃子さん、あなた一人で猫目小僧を探して妖怪界へおゆきなさい!

 そして今度は、骨軟化症ではないか、ということになって調べてみると。
 体中に、微細な骨折があることが判明する。
 後田も、これでは息をするだけで痛いはずですよとぴっくり。
「こんな痛みを抱えていて、誰にも気づいてもらえなかった…」
 本木がそういうのを氷室は聞いていましたが、これで少しでも感じるところがあればいいんですがね。

 氷室はこの後本木に謝ります。
 お前の言うとおりだった、患者が痛いというのには理由がある、俺のミスだって。
 本木も、謝るのは俺にじゃないでしょって言ってて、ちょっとは許す気になったかな?って
感じでした。

 一方。
 エレベーターに乗ってる一同。
 町谷も、栄子が詐病じゃなかった、何回もきてる私の患者も…って言ってるんだけど、また
それを聞いて後田が「キスケめー!!!」とか言ってるのが笑える。
 結局、病気だと主張している患者に病気ではないと言っても信じない、ではどうすれば
いいかってことですよね。
 氷室がまた少年隊の動画見てると本木が入ってきまして。
 氷室は、あの頃は医者になりたくて必死だったなぁ、と自分の大学時代を振り返ります。
 人から尊敬される医者になりたかったのに、いつのまにかこんなになってたと。
 その話を聞いていた本木は、氷室が五浪して大学に入ったということを知って驚きます。
まあ普通の人は諦めるわな。でも氷室はあきらめなかった。
 大学でのあだ名がゴローちゃんだったという氷室は、この年になるとなかなか新しいことが
頭に入らないと言いながらも、栄子の病状を調べ続けているようでした。
 やっと本木も、文句を言ってるだけだった氷室の努力を知ったわけです。

 病室にきた本木は、栄子に、看護師の仕事は嫌いだったかどうか?と聞きます。
 ここで栄子が一ついい思い出があったとか何か救われることがあったとか言い出すのが
普通のドラマのセオリーだと思うのですが、栄子は、まったくいいことなかったと否定。
嫌いだったと言います。
 そして、今もいいこと何もないけどね、と。
 なにこの、聞いた人が気がめいりそうな話。
 でも本木は氷室はこの病院で一番優秀な医者です。その先生が必ず治すと言ってたんです、
絶対大丈夫ですよ、と励ましてました。
 こんな看護師がいれば栄子も心強いことでしょう。


 一方氷室は、栄子の尿を調べていて、腸の上皮が混じっているのを発見します。
 それはいいんだけどこれ、氷室のセリフと音楽がかぶって最初何いったかわからんかった。
もうちょっと考えようよ…。

 徹夜して調べてたらしい氷室を見てみんなビックリ。
 いつもチャらいこと言って、大きなことばっかり言って女に鼻の下伸ばしててどうしようもない
奴だけど、氷室だってやる時はやるんだよ!(ひどいよ!)
 腸に上皮が混じっていたと氷室が話すと、顕微鏡洗いました!?と失礼なことを言う後田。
最近氷室が上司として扱われてない気がします。あ、前からか…。

 と、これに英雄が反応。
 本木が栄子に嫌われてるようで、と話をしようとするんだけど、身の上相談するならマツコデラックスに
しろとか言う英雄。その前に情熱小僧!て。こないだ情熱大陸で今回情熱小僧、情熱は固定なのかよ!

 本木は、栄子に嫌がられてはいるんだけど、心底嫌われてるとは思えないと相談…ああごめん
本木君、英雄全然聞いてないわ。
 踊り出したし。
 桃子、今回も「また後ろ向きに歩いてる。間違ってますよ」と声をかけます。
 誰かこいつの方が間違ってるといい加減教えてあげて!
 漆原は「これが噂の…」とありがたがらない!拝まない!
 そんなこんなの間に英雄、ファイヤー!と叫んでましたが、もはや誰もこの現象に驚かなく
なったのが、時間の経過を感じさせます。

 下腹部のCTをとる段階で英雄は、栄子が嘘を付いていたことを指摘します。
 初めての診断の時に氷室が見たおなかの傷は、膀胱を再建する手術だったらしいです。
 25年前、原因不明のひどい尿失禁に悩まされた栄子は、膀胱をとり、大腸で膀胱を再建
した。だから、尿に腸の上皮が混じっていたのはそれらしいです。
 しかし、大腸を使ったために、酸を吸収しやすくなっており、体が酸化した、その結果骨を
酸が溶かして今回のような症状が出た、と。
 長かったですねー特定までに。

 原因わかってきちんと治療すればウソのように治りますよ、と言われ涙を流して喜ぶ栄子。
 本木を嫌がっていたのも、若い看護師に、尿失禁で手術したというのを気づかれるのが嫌
だったからと判明します。
 いくつになっても女心と言うそうですが、気持ちはわからなくもないですね。
 英雄は言いました。
 患者は嘘をつく、しかし嘘をつくにもそれなりの理由がある。
 屋上で本木に言いたかったのはこれなんだと思います。

 そうして泌尿器科だと思うんだけど、ソーシンは栄子を送り出しました。
 氷室にお礼を言う栄子に氷室が、お礼を言うならこの看護師のおかげですよ、と本木を
フォローしていて、栄子も本木にお礼を言うのがよかったです。
 そして本木も、栄子のおかげで仕事に誇りが持てた気がする、と言うのでありました。
 この後、早く治して例のアレ、がんばって下さいと気を使う本木がいい奴だと思いました。
(栄子のバッグから、婚活の本が落ちたのを本木は見てた。だから皆の前では婚活頑張って
とは言わなかった)
 運ばれて行く栄子。
 親指立ててましたがお前はどこの洋画スターだ。

 事件解決(?)で英雄ぜっこーちょー。
 そして漆原や町谷も、「あなたは病気だけどすごいですよ、歩けるんですから」という風に、
病気を認めた上で、それぞれの対処をしてました。
 ゴッドハンド輝でも院長がこんな対応するシーンがあるけど、そういう対応もまた必要なんで
しょうね。
 
 一方曽根は、尿から腸の上皮発見したからといって、本物の医者になったつもりじゃないで
しょうね、と氷室にチクチク。
 氷室は言いました。
「いやあ、ニセモノの医者だよ。でも、本物になりたいと思ってる、いつかな」
 かっこいいのー!

 そして英雄は本木に、お前も嘘をついていただろ、と言う。
 本木もそれを認めました。
 本当は看護師になりたくてなったのではなくて、医者になろうと思ってて、2浪して、もういいかな
みたいな感じになってたらしい。
 だからこそあの時氷室の話を聞いてびっくりしてたんでしょうね。
「今はこれでよかったと思ってる。これにウソはない」

 と、ここまでならいい話で終わるはずだったんですが。
 英雄がすごい顔で「それじゃない!」と言う。
「ねずみ男から聞いたぞ、お前児童劇団にいたそうだな、だからテレビに出たポニーにいらついてた
んだろう!そのハングリー精神はいいぞ、今から踊りを教えてやる!」
 ………またそっちか………。

 本木は氷室に、本気で尊敬してる、と言いました。
 これからはゴローさんって呼ばせてほしいって。
 お前それはイヤミですかーコノヤロー!尊敬してるって説得力ねぇぞ!
 つーかこれ以上変なあだ名増やすな!

 桃子も、頭から否定はいけないな、と反省しているところへ。
 やってきました英雄。
 デビューの日が決まった、と喜んでいます。
 結局あのコンサートの話、漆原の人脈使って頼んだらしい。
 …あの……気のせいか、ソーシンのメンバー全員がポスターに乗ってる気がするの
ですが…。

 デビューまであと28日とか出ても困るから!間違いなく最終回へのカウントダウンだろこれ!
 最終回踊るか踊らないか的展開だろ!
 ちょっとぉぉぉぉぉぉ!ハンマーセッションから坂本呼んできて!
「日本の夜明けぜよ!」
 違う坂本きちゃったー!


 

   来週はもっとファイヤー!




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→GM〜踊れドクター