多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→医龍3


医龍3

第2話(10/10/21)

 んー今回の話を見て思ったのは、黒木が外科医への見解を改めて、朝田と協力して
野口を排除していく方向に行くと面白いなぁ、と。
 だって朝田と張り合ってどちらかが去るって展開は面白くない。どちらも、向いている
のは権力とか名誉じゃないんだから、そろって患者の方を向けばいいと思います。

 さてさて。
 朝田らがオペを終えて出てくると、荒瀬が運ばれてきて、朝田らを見上げている
ヅラ…黒木が。
 つーか黒木さん、カテーテル持ち歩くのはどうなの。
 あと、髪の毛は白いのにマユゲが黒いのは気になります。
 
 野口がするっと出てきて、目覚めた荒瀬に「危ないところだったねぇー、怖い怖い」
とかいうのもムカつく。
 ここでステントを入れた、というのを言ってます。
 ジェネラル・ルージュだったか、GMだったかでやってましたね、ステント。
 要するに人工的な血液の壁みたいなもんです。狭まったところを広くするための。

 4日で荒瀬、退院できるみたいです。
 よかったけどそれを伝えてるのが野口だからあまり素直に喜べねぇー。
 野口はさらに、オペよりカテーテルの方が体にはいい、ゴッドハンドだねぇーって
感じです。
 ここのシーンで荒瀬と黒木が一緒の場面映るのはいいんですが。
 二人ともマユゲ黒ー!すごい違和感ある!

 カッパハゲとか冬実は、まさかあれほどの腕とはーと感心しきり。
 ここでも野口の説明が出てきますがほんっとムカつく。

 鬼頭は野口から、今回のオペが45分で済んだと聞いて驚く。朝田でも3時間かかる
オペだからです。
 …前回朝田、執念で1時間でやってましたけど…まあ確かに時間は黒木の方が早いし
術後の回復度は違いますけども!
 野口は鬼頭に話を持ちかけてきます。
 つまり、これからはカテーテル主流にしたほうがいい、ということなんですね。
 一緒にいた加藤にも挑戦的に「一緒にプレゼンどお?」だし。
 自信にあふれすぎててむかつく!

 伊集院は朝田にカテーテルは危険だと思いますよ、とかみついてますが、冬実
なんかは、助かったんだからいいじゃん、みたいな感じ。
 しかも、それ外科医の僻みですか、とか。
 だったらなんでお前はここに研修にきてんだよ!
 いちいちムカつくな!(あんたもどんだけ「むかつく」言うねん)

 さて野口の方は鬼頭にカテーテルプレゼン中。
 でも、いいとこばかりでなく、きちんとデメリットも説明しないと危険だと思うんだけ
ども。
 カテーテルならオペも早く済むし、すぐ退院できるから、結果的に患者の回転率も
上がり、利益率は高くなるという野口。
 回転寿司屋じゃないんだから、なんでも片っ端からオペして追い出しゃいいって
もんじゃないと思いますが。カテーテルだけで対応できる病気の方が少ないんだし。
単にオペが必要な心臓関係のものに対してカテーテルが代用できるってだけで。
 野口は、カテーテルを強化して、ゆくゆくは病院での3つ星を取得するつもりだ、と
言う。
 …あんたがいる限り無理じゃないかな!

 海外からも治療を希望とした外国人が来て、数日で退院できれば、残りを観光に
あてられる、これこそがメディカルツーリズムと力説野口。
 そんな、病み上がりでムリに観光したい人っているのかな…。
 
 カッパハゲも、このままではカテーテルが主流になる、と心配しているのですが、
それよりイライラカリカリしてる加藤に叱られてました。
 なんか加藤が、シーズン1に戻ってる気がするっていうか…。
 加藤がまた患者の方を向いてないなって気がします。
 鬼頭がカテーテルを主流にすえるといったとしても、だったら他の病院で活躍すれば
いいじゃん、と。
 場所選ばずにさぁ。
 まだまだ外科医を必要としている人は沢山いるんだし、カテーテルで出来ないオペに
対応できるのが加藤や朝田なんだし。
 そこらへんの加藤の焦りが理解できない。
 あんたは誰のために医者やってんだ。

 と、そんなやり取りをしている伊集院らの前で女性がいきなり倒れる。
 よかったなぁあんた。
 エレベーター出てきて倒れたところにいたの、現時点で明真最高の医者だぞ!
(伊集院ではなくて、たまたま通りかかった朝田)
 
 この後この女性、紗江の病名が判明するんだけど…。
 GMとかみたいに字幕出てくれるとありがたいな…。
 映像で出るのは嬉しいんですけどね、わかりやすくて。
 つまり彼女の病気は、右心房と左心房のしきりに穴があいて、戻ってきた
血液と出て行く血液がまじってしまうような状態かな。
 早急にオペが必要な状態であるようです。
 加藤はオペを朝田にやってもらう、と判断します。
 でも本当に余裕ない感じだなぁ、加藤。

 紗江のところに加藤と朝田がいって、今後のことを説明しているのですが、紗江は
10日後に結婚式を控えているから、今オペしても退院が二週間後なのは困ると
言います。
 さらに、オペの傷についても困っている様子。
 今頃はいい接着剤みたいなのなかったですっけ?
 
 紗江の婚約者が藤吉に、紗江の母は早くに亡くなり、父も末期の胃がんで、一月
持つかどうかわからない、だから結婚式を見せてあげたいんだ、みたいな話をします。
 今の状況でオペの延期は出来ない、という藤吉。
 その会話をこっそり黒木が聞いていました。
 お前は妖怪か!

 その夜、紗江のところに黒木がきました。
「こっばっわっ、森シンイチです」
 …いや森シンイチは言ってないんだけど、口調が似てたもので…。
 黒木はカテーテルでのオペを説明しています。
 傷跡も太ももから入れるので胸にはつかないし、3日で退院できる、と言われて
紗江は、「そんな治療法があるとは聞いてない」と言う。
 そりゃー向こうは外科ですもん…。
 この後黒木が、外科は自分らのテリトリーで治そうとしますからね、と言ってたけど、
少なくとも朝田はそんなことだけ考えてないと思うけどね。
 黒木は、どちらのオペ方法を選ぶかはあなたの自由です、と言います。

 翌日加藤は伊集院から、紗江が黒木にオペを頼んだことを聞きます。
 伊集院は、うまいこと紗江を言いくるめたんですよ、と怒ってるけども、そういう
受け取り方をしてしまうのはよくないと思いますよ。
 黒木は別に手柄をわざと横取りしようとしたわけじゃない、紗江の状況を聞いた
上で提案したに過ぎないんだから。
 これがもし、退院急がない、傷跡気にしない、リスクを最低限に抑えたほうで、
だったら黒木も言ったかどうか…。

 伊集院がプリプリ怒りながら加藤に報告してるそばで、しらーっとした顔の朝田。
こっちはまったく気にしてなさそうですね。

 加藤は紗江に、カテーテルで穴をふさぐ作業は、そのふたが穴にあわないと、
さらに亀裂が広まるリスクもあります、と説明する。
 それを受けて紗江はやっぱり朝田のオペを受ける気になったようです。
 つかお父さんもここに入院してるんだから、病院で式したらどうかって気もしますけど。
 
 黒木がエレベーターに乗り込むと、藤吉が乗り込んできました。
 おいおい、エレベーターの中で会話ですか。
 そのうち氷室とかファイヤーも乗り込んでくるんじゃなかろうな!(GMかよ)

 藤吉は黒木のことを、無茶なこと薦めやがって、と非難しています。
 そして、『変わったな、お前』と。
 え?主に髪の毛が!?(ヅラのことはどうでもいい!)

 このままじゃ引き下がれんというので伊集院は熱心に医学書調べています。
そんな「傷の大きさを言ってる場合か」という彼の横で冬実は、体に傷をつけない
方が大事って人もいる、それは外科医の驕りじゃないんですかぁーと結構図星な
ことを言ってます。
 それはそうだと思いますね。

 どんな仕事でも長いことそこにいると感覚が麻痺してくるっていうのがあって、
医者なのに平気で患者を傷つけるようなことを言ったり、ろくに説明もしないで
「自分の指示に従っていればいい」と怒る人もいます。
 患者のために、を第一としている医者が多い中で、こんな人がいるのはとても
残念だと思います。
 でも伊集院は冬実の言葉でそれに気づかされたわけだから、まだ何とかなると
思う。

 藤吉の方は、鬼頭に連れられてラボにきてました。
 なんかすごいなぁここ。
 鬼頭は藤吉に、野口をこの病院の改革メンバーに入れたということを言って
います。
おいおい、まーた陥れられるぞ…。絶対このまま野口が、一介の部長の立場で
満足してるわけがないんだから。
鬼頭は「お金を運んでくるのはいいネズミよ」と言って去ります。
 その後出てきた野口が話を聞いていたらしく、「チュー」と言って去るのがさらに
ムカつく!
 藤吉、ここは斬っちゃいなさい!
 殿中でございます!殿中でございます!
 十三人の大奥だ!←まざってる!大奥十三人少なすぎ!

 紗江がなにやら写真を見ていると朝田がやってきました。
 紗江は朝田に、父はもう長くない、今まで必死で生きてきて、ガンだなんて
何のための人生だったの、と言います。
 けどさぁ、それはあなたが勝手に哀れんでるだけであって、お父さんは今まで
精一杯生きてきて幸せだったかもしれんやん。
 そりゃ誰しも死ぬのは怖いでしょうし、やりたいこと沢山あるでしょうが、母を
亡くしたから不幸、ガンで死ぬから不幸、と周囲が決めるのは、頑張って人生
生きてきた人に失礼だと思う。
 紗江は持っていた写真を、自分の両親の結婚式だという。
 この母のドレスを自分が着て、式をするのが夢だった、と。
 だから胸に傷をつけたくなかったらしいんですね。
 そんなに胸がはだけたドレスじゃないような気もしますが…。

 朝田は何か考えているようです。
 加藤と話をしたらしく、紗江に、脇を切ってそこからオペをする、っていうんですね。
これなら傷も胸にはつかない、と。
 術野は小さいし、難しいけれども、患者のQOL(クオリティオブライフ)のため、
提案させてもらったといいます。
 朝田も、「これなら着れますよ、ドレス」と言います。
 どうでもいいがお前は早くミキを幸せにしてやれよ朝田…。

 そういうわけで朝田らは、オペの練習に余念がありません。
 あとそんな中、ある女性が加藤に会いにきたのですが、特に話には絡まず、
ドラマ終わった後で帰っていきました。何だったんだ…。

 加藤に野口が、外科医はすぐに切りたがる、野蛮だねーとか言ってます。
 あんたはすぐ人を切りたがる(クビにしたがる)ねー、野口サン。
 野口は、鬼頭がカテーテルに感心していたこと、今はもう鬼頭は医者でなく、
経営者としていろいろ考えていることを話します。
 まあ医者が経営者になると、よっぽどの才能がない限り失敗しますよ。
 誰とは言わんけど目の前にいるおっさんみたいに。

 鬼頭はカテーテルと外科どちらの案を改革に取り入れていこうか考えて
いるようですけども、どちらも残せばいいじゃんって思いますけどね。
 患者にとって命の選択肢は多いほうがいい。
 
 と、紗江のとこにまたまた黒木参上!野口も惨状!(字が違う!) 

 オペに向かおうとしていた朝田、加藤のところに伊集院が走ってきます。
 あんたも走り通しで大変だな…。
 一体何が起きたのか。

 黒木がオペ着を着てオペ室に向かっています。
 どうでもいいけど黒はやめろ、黒は。
 患者さんの気が滅入る!
 加藤らも何故直前になって紗江がオペを変えたのか不思議でなりません。

 カテーテルオペがすぐに始まりまして。
 黒木がなんでマスクしてないのって思ったけど、カテーテルだからいらないの?
よくわからんけど…。
 朝田らは上にやってきてオペを見ることになります。

 さらに荒瀬も入ってきてビックリです。
 加藤は鬼頭に直談判しにいくのですが、鬼頭は万が一に朝田らは備えて
いなさい、とけんもほろろ。
 
 一方藤吉らは、黒木がモニターも手元も見ず、指先の感覚だけでカテーテルを
通していくことに驚きます。
 すごいなぁ。
 野口も鬼頭の部屋でモニター見ながら、美しい手さばきとか言ってるけど、こいつは
いちいちポーズとるからムカつく。
 で、なんか心臓の動きに異常が起きた、と看護師が声をあげるんだけど、黒木は
冷静にいさめていて、すごいなと思いました。
 しかし心臓にカテーテルがたどり着いても、黒木は心臓の穴を埋めようとしない。
 一同が何をするつもりなのか、と見守る前で。
 心臓の不整脈の治療をするらしい、というのがわかります。
 伊集院らは、不整脈の症状を、今回の疾患からくるものだと思ってたんだけど、なんか別の
原因があったらしいですよ、よくわからんけど。
 だから黒木は何度でもカテーテルを薦めた、ということらしい。
 オペでは不整脈を取り除くことが出来なかったから。
 ドラマ最初のほうで黒木が、イメトレしてるシーンが出てくるのですが、それは、この
不整脈治療までも踏まえたイメトレだったわけです。
 すごいな。

 この後、「ショータイム♪」とかいう野口うぜぇー!
 お前は何もしてないじゃんよ!
 連れてきた黒木の方がすごいんだよ!

 藤吉と伊集院が解説に熱心な横で、黙って見守っている朝田。
 セリフがないから楽なものです。(失礼だろ!)
 つか朝田は、不整脈気づいてなかったかわからないけど、黒木の才能に対して
別にひがんだりとか、俺ならもっとうまくやるとか、そういう感情はないんじゃないかなと
思いますね。

 なんかまだ治療が済んでない中で不整脈が起きたらしいんだけど、皆があわてる
中、黒木だけはあわてずにニヤリ。
 ここだ、と踏んで治療してんですけど。
 それで心臓の拍動が正常に戻ります。
 一旦とまってた音楽が再開するのも面白い。
 視聴者の呼吸に合わせてありますね。

 看護師達が思わず拍手するのへ「まだ終わってないよ」という黒木もいいですね。
 ヅラとれたらよろしいのに。(何故)
 藤吉や伊集院らはここで、不整脈を黒木がわざと起こし、それによって位置を把握し、
しっかり治療したのだ、と気づく。
 で、壁もふさいで処置は無事終了。
 藤吉も、完璧な処置だ、と感心せずにはおられませんでした。

 そういうわけで野口、わざとらしく加藤がいる前で鬼頭に話を持ちかけます。
 むかつくー!

 オペが終わって黒木ら出てくるんだけど、荒瀬が何も言わずに通り過ぎたのは
ちょっと違和感ありました。それを見てる伊集院も。
 別に朝田たちを裏切ったというわけでもないと思うし。朝田がオペするんだって
荒瀬入ったと思うんですが。
 
 野口は鬼頭に、世界水準の医療が出来る、黒木なら新しい技術も考案できる、
外科医がやってるオペを黒木一人でやったら、どれだけ人件費が削減できるかと
言ってます。
 …黒木さん年中無休設定かよ!
 野口はそれでもチームドラゴンは必要ですかー?と言ってます。
 追い払いたいのはわかるけど、だから、本当にすべてのオペが黒木の技術で
出来るのかどうかって話も考えないと。

 朝田とすれ違った黒木は、彼に「オペをしたほうが傷口はきれいだったかな」みたいな
皮肉を言うのですが、朝田は、患者のQOLを考えたら最善の処置だった、と褒めて
立ち去ります。
 黒田、すっごい悔しそうにしてますが。
 患者のためにやったんだろ、黒木。
 朝田はそれを褒めてるんだから納得しろよ。

 またまた黒木と藤吉、エレベーターに乗り合わせます。
 もうあんたら住んだらどうだ…。
 黒木は藤吉に、もうお前の知っている俺じゃない、と言い、藤吉は黒木に「まだ外科を
恨んでいるのか」と言います。
 このあたりがこれからの展開に関わってきそうな気もしますが、そこに野口がまた
茶々入れてきそうです…。

 鬼頭の方は、厚労省に持っていく資料を、野口の方選んでました。
 まだ何も知らない加藤は、階段を上がってくる黒木らとすれ違うのですが…。
 黒木はまだ白衣着てるんだけど、部下っぽい連中が全員黒い服で怖い!
 葬儀社の連中に見えるだろうが!
 病院で黒はご法度じゃホケェ!
 助けてください!助けてください!死神がやってきます!




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