多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→医龍3


医龍3

第9話(10/12/09)

 さあ、たった1話で心臓破裂の重傷が、さらに1話でトラウマを乗り越えた朝田先生の
活躍、再びはっじまっるよー!

 野口がやってきたあと1秒ほど画面が暗くなったので、放送事故でも起きたかとすごく
焦りました。演出かよ…。
 何しに戻ってきた、という朝田に、忘れ物、という野口。
 明真が世界一になってないからまだまだ朝田に働いてもらうよという野口。
 今の野口としては朝田は使える駒だから排除しようとはしないんでしょうかね。

 黒木の方もビックリしていたので野口にかと思ったら違った。
 知り合いっぽい人が現れてたからでした。

 そして次のシーンではカッパハゲが伊集院とともにアイスバー食ってます。
 一気にいろいろな意味で寒くなるシーンです。
 緊張感のかけらもねーなおめーら!
 この一方で冬実が沈んでるわけですが、その理由がカッパハゲの説明でわかります。
 前回ピンチになった件、冬実が足を引っ掛けて管が外れたらしいです。
 おお…!
 この人にもそれで落ち込む神経があったとは!(逆に失礼!)
 まあでもこれで、いろいろと考えを改めてくれるといいですね。
 徹の診察を藤吉がしてるわけですけども、そこにたまたま冬実が来たら、徹はちゃんとお礼を
言うんですね。
 …いやまあ何もしてませんけど…。
 それでも、ありがとうと言われたのは冬実にとっては心苦しくもあり、うれしくもあったようで。
 次回、「研修医・真柄冬実」始まるよ!(次回最終回だバカヤロー)

 その頃野口は、水槽に入れてあるマトリョーショカをすくいあげてました。
 「只今ショーコ」とかいってるけどはっきり言ってキモいです。
 鬼頭が身震いしてて笑えます。
 野口は、中国の李からロシアのイワンというお偉いさんを紹介してもらい、その人にメディアツーリズムを
話したところ大変な関心で人間ドッグを受けたい、という依頼が野口のところに殺到したらしいです。
 そのリストを作ってきたという野口。
 こいついけ好かないけど、こういう経営に関してはこまめで気が利きますよね。
 きっと「黄金の豚」のシンコとはいろんな意味で気が合うかもしれない。金の匂い嗅ぎ付けることとか。

 で、そのドッグのためには医者が足りず、外国人医師や看護師を働かせることは今の日本ではできないから、
この明真を医療特区にして、外国人が働けるようにしたい、という野口。
 んーでもそうすると、今の医師が働ける場所を奪ってしまうような結果にならないとも限らないのですが。
 野口だったら能力の低い者から切っていきそうだし…。
 この後土産の押し付け合いを鬼頭と野口してるのが面白かったです。
 あと何か落ちたよ?気にせず演技続いていってますけど。

 黒木のところにやってきた渡辺いっけいさんですが、救命病棟24時に黒木を誘いにきたのかと思ったら
違いました。(懐かしいドラマを…)
 彼の名は高瀬。奥さんが重度の心臓病で、黒木が同じ症例をアメリカで治したと知って、藁をもすがる思いで
頼みにきたらしいのですが…。
 黒木はこの15年、顔を忘れたことはない、と言う。
 あのオペのミスを黒木一人に押し付けた例のチームに高瀬もいたらしいんですね。
 そりゃあ、いまさらって感じですよね。

 高瀬はがっくりしているのですが、過呼吸を起こしたところに、偶然通りかかることに関してはピカイチの
伊集院君が、さらに偶然なことに都合よく紙袋を持って通りかかります。おそらく昼食ではないかと。
 彼はさらにさらに偶然、たまたま、都合よくそこにいた朝田を呼んで介抱にあたる。
 つーか朝田先生は何をウロウロしてらっしゃるのですか…。
 朝田は急いで紙袋の中身を放り出し、それを高瀬の口へ。
 それはいいけど飛んだ!伊集院先生の大事な昼ご飯飛んだ!
 グシャグシャのバーガーをお召し上がりください!
 高瀬は、彼らが心臓外科医だと聞いて黒木に話をつないでほしい、と頼みます。
 外科医だっつってんだろうがおっさん!カテーテルは別の科だ!
 
 その黒木は別の夫婦の説明にあたってました。
 奥さんがカテーテル治療を受けるらしいのですが、夫がメチャクチャ「死ぬんですか!」とかあわてていて、
奥さんに「うるさい!」とか言われてるのが笑える。
 この旦那さんだと奥さんの出産の時には絶対、自分があわてるあまり倒れて、奥さんが出産して
運ばれてきたのは赤ちゃん…じゃなくて旦那さん、みたいなことになりそうです。
 おーい、「鎮静剤」って書いてあるバットお持ちしてー!木じゃなくて金属の方ー!

 黒木は今すぐ治療は必要だが、難しくないと説明します。
 仲睦まじい様子を見て、婚約者のことを思い出してるのが切ないなーと思いました。

 高瀬は、黒木が外科医だったころ、MEをやっていたと言います。…効果音?それSE。
 臨床工学技士ですか。
 あのオペで教授が失敗した時にも誰も逆らえなくて、病院を去った黒木とはあれ以来だという高瀬。
 そりゃああんた、恨みも消えないだろうよ…。
 黒木に頼みにきたけど話すら聞いてもらえないそうですが…。

 その黒木、なんかちょっと具合が悪いらしく、たまたま荒瀬が通りかかって。
 「病名はなんだ」と声かけるのがさすが医龍界のホームズだなと思いました。…コナンの方がよかったっスか?
 朝田を見かけたというあの病院に通院しているんだろ、と見抜いてた荒瀬。すごいです。
 たいしたことない、という黒木にいきなりチームの話を荒瀬は持ち出して、お前はチームを見るために日本に
来た、というけれど、お前が一番チームを信じているんじゃないのか、と言います。
 なんか無理やり話をつなげた感がなくもない。

 野口は加藤に出会って、またきれいになったねとか言ってます。
 セクハラだぞジジイ!
 ボクは今回8階にいるから、という野口に、14階じゃなかったんですか、という加藤。
 人には器がある、とか言いながら野口は歩いていきました。
 踊りながら歩いていく姿見てると妖怪ひょうすべみたいだな。

 鬼頭の方は一応野口の土産を食べたらしいのですが。
 紙の書類捨てたゴミ箱にビンを捨てたらいかんやろが!分別くらいしろ!
 この後野口が誰かと「いいね、攻めやすい」とか会話していましたが。…鬼頭の秘書だろうなこれ。

 屋上で、高瀬が持ってきたカルテを見ている黒木。
 なんだかんだ言いながら気になるようです。
 んで朝田が黒木に話は聞いた、とやってきて。
 どんな事情があっても患者は患者、患者を救うのが医者の仕事だ、と言います。
 朝田は野口のオペもしてますからね、言葉に重みがありますね。
 野口はそれなかったことになってるようですが。

 伊集院は熱心に勉強している冬実を見つけます。
 意識変わったみたいですね、冬実。
 教科書通りの症例なんて一つもないよ、と声をかける伊集院。
 経験積まなきゃ、って。
 そして伊集院は朝田にもう1つ言われたという。
 失敗しても得るものはたくさんある、ミスしてもトライしつづけろ、と。
 そうして今まで伊集院も成長してきたんですもんね。
 失敗は成功の母、だっけ。
 
 黒木がぐったりしてるので、藤吉が心配しているわけですけども。
 あのにぎやかな夫婦の奥さんのオペが始まります。
 藤吉と、呼ばれてもないのにやってきた野口が見守る中、黒木のオペが始まるのですが。
 やはり黒木が異変を起こして、トラブルが発生します。
 圧着が長すぎて血圧が下がったとかなんとか…。
 教えて!藤吉先生!

 今回は、黒木が病気で一瞬意識を失ったために、過剰に圧力をかけられた部分から血液が
逆流した形になって、それで弱い部分が破裂してしまったらしいです。
 これはもうカテーテルでは治せないため、緊急の外科手術が必要になるらしい。
 しかし黒木は外科に応援を出すのをためらいます。
 焦る野口。
 と、ドアが開くと朝田以下チームドラゴンが勢ぞろいしてました。
 めっちゃかっこよかったです。
 朝田は、迷っている暇はない、患者が死ぬぞと黒木に声をかけて、黒木が失敗したところの
縫合に自分は入り、黒木にはもう一か所の治療を続けろと言います。
 間に合った、と藤吉が言ってたところから見て、異変が起きたと同時に藤吉が呼びにいってたん
じゃないですかね。黒木の性格からして、呼ぶことをためらうのでは、と思って。

 今回のオペはめっちゃ見どころあってかっこよかったですね。
 何よりみんながテキパキ進むのが見てて面白かった。
 ここで、朝田らが心停止してオペをやってるわけですが、黒木がやるとこが、心停止していたら血流が
ないからできない、とカテの人たちが言うんですね。
 でも朝田は、黒木ならできる、と言う。
 伊集院も黒木にグラフト渡して僕がサポートする、と言います。
 カテにいってた経験がここで生きてきましたね。
 そういうわけで、音楽は朝田から黒木のテーマへ。
 かっこいいです。
 黒木の方もイメージは天才的ですから、血流がなくてもまるで関係なくカテーテルを通していく
ことができる。
 お見事でした。
 そして心臓は再鼓動を開始、思わずオペ室は拍手に包まれます。
 そりゃそうだよなぁ。
 黒木もこれで一つ、乗り越えることができたのではないでしょうか。
 婚約者は救えなかったけど、今この患者の命は「チーム」によって救えた。

 野口は上の方で、朝田の手を借りなければならないなんて、落ちたもんだねクロちゃんも、と
言ってました。
 安田大サーカスにでもいってろ!

 黒木のところに高瀬が来て、妻のことは忘れてくれ、すまなかった、と頭を下げます。
 高瀬は黒木が去った後医者をやめて、医療機器会社の営業をやってるらしいです。
 また、他のメンバーも次々と病院去ったらしいです。
 多分みんな、黒木への贖罪の気持ちがあるんじゃないでしょうか。

 最低だった、という高瀬に、ああ、最低だったよという黒木。
 何かと思ったら、あのチームが最低だった、と。
 でもこの病院には最高のチームがある。
 お前の奥さんはカテーテルで治療するのは無理だ、でもやつらなら、あのチームなら助ける
ことができるかもしれない。俺が言っておく。
 黒木はそう言います。

 黒木に来た件を朝田が高瀬に頼まれて黒木に言い、その黒木が今度は朝田に…戻ってるやないけ!

 んで黒木は早速朝田のところにいって頼みます。
 俺の仲間だ、という黒木がよかったですね。
 過去のことを乗り越えたうえで認めたんだな、と。
 それでカルテを見せて黒木は頼みます。
 朝田も了承しました。

 冬実は朝から結紮の練習をしていて。
 伊集院が声をかけるのですが、冬実は、「昔先生はビビリの伊集院と呼ばれていたそうですね」と言う。
 その伊集院がここまでになったんだから、自分ならすくゴッドハンドになれる、と。
 まあ、そういう自信の持ち方はいいと思いますね。
 人から聞いたことを正直に本人に言うのはどうか、というのはさておいて…。

 鬼頭は加藤に、ロシアからの患者、ナターリアを12/10にオペして欲しいと言います。
 結構難しい症例らしい。
 朝田の方は高瀬の奥さんのオペが入ってて、そっちも急ぐのであいにくと12/10に予定されているため、
人手が足りないようですよ。
 でも大丈夫、という朝田。
 おおっ!すっかり忘れ去られていたかと思ったのに!
 やっぱりやってきました、シーズン2の北洋メンバー………2人足りませんが。
 後の2人はどこじゃー!裏番組にでも出てるから出演できないのか!?
 えーとえーと…誰だっけあんたらは…。
 第一助手とメガネクンです。(コラァァァァ!!!)
 「腕がなるぜ」
 「暴れましょー」
 かっこよかったです。

 次回、真のツッコミは誰だ!?「新八はどっち!?メガネキャラは二人もいらない決定戦」よろしくな!(ないない)

 鬼頭はおえらいさんを集めて会議をしているのですが。
 ここで野口が突然、鬼頭を解任すると言い出します。
 野口がロシアに行っていたと思っていたのは鬼頭の思い込みで、実はそこらの根回しはとっくに
終わっていて、ここの理事たちの手回しをコソコソやってたらしいです。
 そして、鬼頭の秘書からも情報を得ていたっぽい。
 やっぱり、あの時スカーフを捨てられたのを恨んでたんだ…!(違います)
 ま、所詮医者に経営は無理ってことですよね。
 そういうわけで鬼頭は解任され、野口が学長に収まります。
 これぞ元の鞘!

 その頃伊集院はたまたま書類とか落としてしまって、そこで黒木のカルテを見つけます。
 …少し前に冬実が書類落として荒瀬のカルテ見つけてたような…。
 君らはどうしてすぐ見つかるところにそういうものを置いておくのだね!
 伊集院は荒瀬のところにそれを見せにいきます。
 黒木はなんと末期の白血病でした。
 アメリカにいたころから何度も再発していたけれども、治療すらしてなかったようです。
 多分、亡くなったフィアンセへの贖罪の気持ちなのではないでしょうか。

 一方加藤は野口とすれ違ってました。
 後ろに理事をゾロゾロ連れて階段下りてきてます、野口。
 邪魔だから階段広がって歩くな!はじによれ!
「というわけで学長になっちゃった、僕」という野口。
 加藤は会議室の流れをVTRで見てないので、というわけでとか言われてもわかりませんが。

 その頃、黒木屋上で倒れてました。
 なるほど!先週墓場で口を拭っていたのはやはりミートソースではなく血!
 
 第一話で藤吉が、我々は大切な仲間を一人失った、と言ってましたが、それはやはり
黒木のことなんでしょうかね。
 これで治ったら奇跡…でもせっかくのドラマだから治ってほしいですね。

 ちなみに鬼頭が解任されたのは、この「3人目」の緊急オペに入るための伏線では…と
ちょっと思ったりしていますがどうでしょうか。
 霧島、霧島も呼んどけ!



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