多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→黄金の豚 -会計検査庁 特別調査課-


黄金の豚
-会計検査庁 特別調査課-

第2話(10/10/27)

 どうでもいいですが、前回のあらすじが端折られ過ぎてて、今回初めて見た人にはあまり
意味が分からない内容だと思うのですが…。

 角松とシンコの会話を聞いて「犯罪者!?」と驚く工藤。
 角松が必死に「なーんちゃって」とごまかして寒いことになってます。
 シンコも、余計な詮索はするな、と工藤にクギをさし、さっそうと傘をさして帰って行くのですが…。
「俺の傘だ!!!」
 角松、またやられました(笑)。

 母がシンコに、このままでホントに初任給まで持つのかねぇと言ってるんですが、前回3ヶ月って
言ってませんでした?それともシンコの初任給は3ヶ月後なのか!?
 言ってることが違うぞ!

 翌朝。
 不気味なほどご機嫌な明珍がきましたよ。
 前回の活躍が褒められたらしいです。
 どっちかというとシンコらを止める側だった気もしますが。
 角松は工藤に、昇進ポストは椅子取りゲーム、自分はノンキャリだから関係ないけど、明珍は
こないだのことで一歩昇進に近づいたみたいなことを説明しています。
 キャリアって大変ですねー。(棒読み)

 明珍が今度の仕事を説明してる時に、思い切り遅刻してるシンコが来るんだけど、明珍に
向かって「邪魔!そこ私の席!」つーてて、容赦ねーなと思いました。
 この人はなぁ、桜田門外ノ変で活躍した人なんだぞ!(映画ネタじゃねーか!)
 さらに金田に向かって「ソーメンカボチャ」て。
 こらぁ!金田のどこがソーメンカボチャだ!
 フニャフニャしてつかみどころがないからか!←やまかしいわ!

 今回は警察、と聞いてシンコ超反応。
 角松も慌てます。
 別の課の仕事らしいんだけど、ここに回ってきたらしい。
 つまりていよく押し付けられた、という方が正しいですね。

 シンコ、仮病を使いますが、明珍がもう行くメンバー提出しちゃったもん、ということで仕方なく
同行するハメに。
 つか抜き打ちじゃなかったら意味ないだろ。
 公務員はえてしてこんな感じですが。いやマジに。

 署にたどり着くとこわもてがずらずらっと出てくるのが面白いです。
 ヤクザみてーだなオイ。
 署内でも署員らが出迎えてるし…。
 借りた部屋に署員いっぱいきてもうギャウギュウ状態です。
 シンコ、署長とかに「キミはもしや…」と話しかけられてドキドキなんだけど、新人さんかなと
言われてたのは笑いました。
 んで、角松が助け舟として、機密費のことを話すのですが。
 ドラマ内で説明ありましたけど、事件捜査にかかわってくる金のことです。非公式的な
謝礼とかまあいろいろ。
 署長、領収書一部公開してあげましょう、ってな感じなんだけど。

 問題ないと明珍が終わらせようとした時に工藤が、筆跡が同じ領収書を何枚か見つけます。
 明珍にしたら「なんでそういうの見つけるかな…」って感じです。
 領収書偽造ではないですか、と声高々に言う工藤。
 ざわつく署員たち。
 おい工藤。お前にはこの殺気が見えないのか!いいなぁ空気読めないって!
 角松も見て、確かにおかしい、というのですが、明珍一旦預かります、といって引き揚げます。
 いやー大変でしたね。

 帰って調べてみると、その日行われた宴会の額と、おかしな領収書全部合計した額が
ピッタリ合う、という。
 12万なのですが、2度と警察に行きたくないシンコはそれくらいいいじゃん、と。
 しかし角松はこれは不正、大問題だといいます。
 金子が警察はやめとけ、やばいぞと言うのだけど、工藤は絶対にあきらめません。
 
 と、シンコに久留米から電話がかかってくる。
 つーかシンコさん、「くるコメ」ってどういう登録の仕方してんだ!
 久留米はシンコに機密費のことを暴いて欲しいらしいのですが、今回は警察が相手なため、
シンコの素性がもしばれたら久留米もやばいだろ、とシンコは心配してます。

 一方で工藤は、シンコと久留米の関係を勘ぐってます。
 そういうのを下種の勘繰り、というのだよ。
 あと明珍が自分は外人部隊にいたことがあるとか言い出しました。
 え、水戸藩じゃなくて?(映画ネタはもういいから)
 
 んで、工藤とシンコはまた警察署にやってきたんですけども。
 シンコ、そこで知っている刑事に出会ってあわてて逃げます。
 彼の名は堺。
 んでシンコと工藤はトイレに逃げ込むんだけど、そんなこととはつゆ知らず、署長と副署長かな、
トイレにやってきて、茶々の名前を出すんですな。
 工藤が「茶々ぁー?」と声をあげててシンコに殴られてるの笑いました。
 彼らは、子供が生まれた、母親が甘いからどうのこうの、と会話して去っていきます。
 シンコはその会話から、彼らが言ってたのは隠語のことであり、つまり茶々が今回の検査を
見逃させるよう手をまわしたということを読みとっていました。
 ここには隠したい何かがあるのだ、と。
 ちなみにどうしてその隠語がわかったのかは単なるウンチクよ、とごまかしてました。
 角松ならムリだったでしょうが工藤ならごまかせる!

 さて。
 なんかもう定番になってしまったキャバクラで、シンコはみぞれが連れてきた客の警察官から
機密費についての話を聞いてます。
 協力者への謝礼金というのは表向きで、ほとんどが幹部の交際費に使われている、と暴露
する警察官。こいつ大丈夫か…。
 工藤はそれを聞いて追及しましょう、と言います。
 でもシンコは帰りながら、警察はまずいよなー…と。
 そんな中商店街の店から声をかけられて、就職祝いにタイヤキをもらいます。
 母が商店街中にシンコの就職を触れ回っていたらしい。
 あれこれ文句言ってたけどやっぱり嬉しくて仕方なかったんだなぁ、とちょっと暖かくなりました。

 で、シンコが帰宅するとその母が何か睨んでる。
 新聞が貼り付けてあって、それ4年前なんですが、ひったくり犯を追いかけていた刑事がその
途中でベビーカーを突き飛ばす形になり、ベビーカーは歩道橋を転落、乗っていた赤ちゃんは左腕
切断の重傷だったらしいです。
 つーかそれいいんだけどなんで4年前?
 これはちょっとわざとらしかったぞ。
 母が掃除していて偶然その新聞を見つける、というエピソードくらいは突っ込んでおいた方が
よかったのに。
 ともあれ、母は警察は市民の味方でないといけない、と怒る。
 そして、堺刑事だって、シンコを更生させようと頑張ってくれた、と言います。

 シンコはその話を聞きながら、このひったくり事件が起きた日付が、あの偽造された領収書と
同じ日付だと気づく。
 うわぁ、すごい偶然だね☆
 角松らも変だなと言ってますが。
 金田が来て、それにシンコ「んーなんだっけな。あ、ソーメンカボチャ」って。
 あだ名忘れるくらいなら無理にあだ名で呼ばんでよろしい!

 シンコは事故の被害者に会いに行きます。会いに行くいうても遠くから見てただけですが。
 左腕がなくてもすこやすに成長してる女の子がいました。
 で、工藤がさくっと母親に接触して調べてきたというんですね。
 あの時、泥酔した刑事がぶつかってきた、ひったくりじゃなかった、という事実に驚く角松。
 つまり、宴会で酔っ払った帰りに酔った勢いでそんなことをしたらしいです。
 機密費で宴会をやって、酒の勢いでそんなことをしたとばれたら面目丸つぶれ、だから
保身のためにやむを得ない追跡中の過失とした。
 こんなもん全国の現場にいる警察官が聞いたら激怒するぞ。
 そりゃあシンコの負けず嫌いにも火がつくってもんでしょう。

 定食屋で金田もこの話を聞いてひどい、と言うのですが。
 工藤は別のことに興味を引かれている様子。
 つまりシンコのことですね。
 あの嗅覚普通じゃない!と。
 やばい方向に行きかけたと思う角松が「お勘定!」とか叫んでるのが面白いです。
 つーかあんたらまだ一口も料理食べてませんがな!
 工藤は、彼女はもと刑事だ!といいます。
 あ、そっち行っちゃったんだ…。
 それなら久留米が採用するのも納得だ、という工藤。
 角松、セーフ!

 でもこのあと、堺という刑事にシンコのことを聞かれて全部話したという工藤に、角松
真っ青になってます。
 つーか工藤!
 お前には個人情報とかプライバシーという意識はないのか!
 今回一応調べる対象の人間にペラペラ話したらダメだろ!
 お前はもっと駆け引きを学んでくれ!

 シンコの方は堺にめっちゃ尾行されてます。尾行っていうかどう考えてもバレバレじゃん。
 シンコ、堺を豪快に投げ飛ばして逃げました。
 堺は高齢者なんだからそんなことしちゃいかん!

 刑事を投げ飛ばしたことでさすがにやばいと思ったシンコ、まーた家から逃げようとしてるのですが。
 そこに母がやってきて、堺が来たが帰った、これをあんたに渡してくれといってた、と手帳を
持ってきます。
 つまり堺は、シンコを逮捕する気はない、と言いたかったんですね。
 それはいいけどシンコにと言われてるのに、なぜみぞれが先に手帳を見ているのか疑問です。

 堺はあと数日で定年らしいです。
 シンコの就職が嬉しかったんだろうよ、という母。
 自分の部屋でシンコは手帳に挟んであった手紙に気づきます。

 初めてシンコが捕まった時、母は怒鳴ったり殴ったりするわけでもなく、ただ抱きしめた。
 この母なら大丈夫だ、と堺は思ったらしいです。
 この母の子が芯から腐るわけがない、だからこの手帳を預ける、と。

 課では騒ぎになります。
 この手帳には機密費の使い道が事細かに記してあったからです。
 これは警察と言う仕事への誇りだ、と角松は言う。
 きたないことをしている、自分も加担しているのが許せなかったんだろう、って。
 これを無駄にはできない、ということで一同やる気になるのですが。

 茶々がまたチャチャ出してきます。
 うぜぇー!
 不正は重大な問題、という久留米に対して、治安がアレだの公にすると騒ぎになる
だのと、もう一人のおっさんと反対してます。
 
 で。
 金田はほっておいた方がいい、権力には楯付けないつーて、明珍がまたあたりさわりのない
報告書書いといて、と頼んでるわけなのですが。
 角松は、自分はノンキャリだから昇進とか考えないで動ける、こういう時俺の出番だ、といって
署に単身乗り込んでいくんですね。
 けれども署の方では、もう出納帳を処分してしまった、という。
 あれぇ、こういうのって確か7年保存しないといけないんじゃなかったっけ?
 誰とは言いませんがやたらチャチャ入れてくる人が連絡したとしか思えませんね!
(バレバレだろうが)
 署長が、交通違反などで困ったことがありましたら相談して下さいとか言ってます。
 お前もう左遷されろ!
 まだスリーアミーゴスの神田署長の方が最後にはガッツみせてたわ!
 ああそうだ、映画で署長お役御免になってたからここにきたらどうです?

 皆は角松の話を聞いてがっかりです。
 警察が上手だった、と。
 角松が資料室でガンッ!とゴミ箱蹴ってて。
 シンコが、2年前私と会った時もあれてたね、みたいに声かけてます。
 あの時は防衛庁の機密費流用をウヤムヤにされたらしい。
 角松としては、そういう、正常な判断ができる状況じゃなかったからシンコに騙された、と
言いたいらしいですが、あんた前回「正常な状態」で騙されかけてたような。
 シンコ、あの時金田と何があった、と聞いているのですが。
 そこに工藤が、堺が逮捕されたと慌ててやってきます。

 飲み屋で飲んで外で用を足していた時に、軽犯罪法で逮捕されたらしいです。
 これは…見せしめですね。
 このままだと退職金も出ない、年金もパーになる可能性がある、と。
 シンコ、今度こそ本当に怒りました。
 悪いのはどっちよ、て。
 いいけどお前もゴミ箱蹴んな!
 ここのゴミ箱、ボッコボコやんか!入るゴミも入らんくなるわ!

 金田は、上を裏切ればこうなるという見本だ、と言います。
 そりゃわかるけどあんたはつまんねー人間だなぁオイ。事なかれ主義か。
 内蔵太の意地を見せなさいよ。(ムリ)

 シンコも「誰が黙ってるって?今までの借り、返してやるよ」って言っててかっこいいなぁと
思いました。
 金田が角松に、耳貸しちゃダメだ、またあん時みたいに痛い目遭いたいのか、と言ってたけど
つまり彼はシンコの正体を知ってるってことなのかな?

 母も、堺が逮捕されたという新聞記事を見て、堺を信じる、と言っていました。

 さて問題の署では、何事もなかったかのように、交通安全運動週間のイベントが開かれて
おりました。警察庁長官も出席してるらしい。
 こりゃー都合がいいや。

 シンコと角松が乗り込んでまいりました!
 シンコここで誰だとか言われて「調査官、つつみ…」と言いかけて名乗るのやめるのが面白い。
 そりゃーこんだけ警察官が大量にいたら名乗った時点でばれるだろうよ(笑)。
 金田が心配してやってこようとするのを止める角松もよかった。
 彼らが巻き込まれないようにしたんでしょうね。

 で、シンコは機密費のことを読み上げます。
 近寄ろうとする警察官をすかさず明珍が止めるのかっけー!一瞬映っただけでしたけども。
 堺が警察官になった当初から不正に使われていた機密費は、4億5600万。
 機密費は全国で使われているから、全部あわせると、58兆以上。
 うわぁ、仕分けも真っ青ですね!
 ここで署長が止めに入るのですが、シンコ「うるさい!」と一喝。
 そしてそこに、あの女の子と母が工藤によって連れてこられたのでありました。

 あの見えない手を守るためにあんたらの両手はあるんじゃないのかよ。

 このセリフめっちゃかっこよかった。
 シンコは署長に、あの子の手を奪った12万、それだけでいい、それ認めれば始まりに
なる、と声をかけます。
 工藤も、警察官の魂を信じます、と。

 この後はまあドラマだなって感じなんだけど、その場にいた警察官が女の子の方を
向いてきっちり敬礼するのがかっこ良かったです。
 女の子も敬礼を返すんですね。

「国民が貯めた税金という貯金箱に12万。きっちりお返しいただきます。
 金、返せ」
 
 というわけで警察庁長官は国会で陳謝しまして、12万だけ返還ということになったん
ですけども。
 機密費予算は半額になるらしいです。
 そして過去の使い道も調べられる、と。

 またまた明珍のお手柄になってました。
 まあいいけどねー。
 そして、ベビーカーにぶつかった警察官も懲戒処分になったらしいです。
 世論考えたらそうせざるを得ないでしょうね。

 明珍トイレで「今日もパパは大活躍」と日記を書いてましたが、これはウソじゃないですね。
 
 堺、退官の日を迎えたらしく、段ボール箱持って出てくると、シンコがいました。
 自分のことをばらさないよう口止めしにきたのか、誰にも言わないしこれからも言わないぞと
いう堺。
 シンコは母がナスもってけっていったから持ってきただけ、とそっけない。
 これからは家族サービスしろ、と。
 …ひとつふたつならともかく、ケースでナス持ってきたら堺の荷物が増えるような…老体に…。

 まあ多分機密費のことが暴露された以上、堺には口止めの意味で退職金も年金もきちんと
支払われるのだろう、と思います。そうでないとねぇ。
 シンコが戻ってくると彼女をもと刑事と勘違いした工藤が敬礼してて笑えます。
 今まで実は変人と思ってました!と。
 うん、あまり正直にいいすぎるのもどうかな!
 これからはシンコについていきます、と手を握るわけなんですが。
 そこを角松がまた目撃してて、荷物を落とすのが面白い。
 シンコの方はというと工藤の手をひねりあげてました。
 容赦ねーな!

 

 次回はダブルパーです。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→黄金の豚 -会計検査庁 特別調査課-