多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→示談交渉人 ゴタ消し


示談交渉人 ゴタ消し

第10話(11/03/10)

 今回は伏線もちょい出てきて面白かったっスねー。

 モデルのリサという女の子が、同じモデル仲間にあるお店で、誕生日祝いをしてもらっています。
 今度ドラマの主役も決まって、まさに絶好調といったところでしょうか。
 ここでリサは、マユという友達と一緒に住んでいることがわかります。
 と、そこに変なチンピラがやってくる。
 彼らはリサらに絡み始めます。
 普通この時点で店員が飛んでくると思うんだけど。
 リサに絡んだ岸本という男は、写真だけでも、と強引にとろうとして、しかもキスを迫るので
リサは突き飛ばしてしまうんですね。
 もう警察呼んでいいと思うんだけど、岸本は、キスなんかしようとしていない、カメラが壊れたと
難癖つけてくる。
 キスされそうになったと錯覚したのはリサの勝手な思い込みだから、カメラを弁償しろという
わけですね。
 まあ芸能人に限らず金目当てでこういうことしてくる連中はいるわけで、この手のは妙に
法律にも詳しいから、相手にせずに警察呼ぶのが一番です。

 傷害罪と器物損壊で警察よべーとうざい岸本は、大事にしたら仕事できなくなるだろうし、
誓約書を書いたら許してやるよ、と言う。
 こいつ手馴れてんなー。
 リサは金で解決できるなら、とカメラの代金5万払い、書類を書いてもらうことにします。
つーか5万てどんだけ高給なデジカメだよ!

 白虎、またまたゲームやってますが。
 その後ろの席に、サングラスをかけた妙な女が。
 リサさん!バレバレですよ!っていうかめっちゃ藤井に怪しまれてるから!何か
メニューくらいオーダーしようよ!
 そこにやってきた彩乃。
 どうしたんですか!変なフリフリの服きて!拾ったんですか!?
 と思ったら、読者モデルのオーディションにいってきたらしいよ!
 そして彩乃はその不審な女がリサであることに気づきます。
 リサ、ここでようやく、白虎に声をかけてくる。
 彩乃、まーた勝手に、なんでも白虎が解決と、「四角い仁鶴がまぁ〜るくおさめまっせぇ」
みたいなこと言って怒られてます。
 
 なんでも、あの後岸本は、カメラだけでなく、メモリーカードが壊れたといって、それの
代金を請求してきたらしい。
 ちなみに額は一千万。
 アホかお前は。
 判例にもよるけど、思い出はプライスレスとして、そういった時の相場はメモリーカードの
代金だけ払えばいいことになっとんじゃ。
 払えなければマスコミに暴行のことをばらす、と言われてリサは白虎に相談にきたらしいです。
 内容自体もう恐喝に入ってんですけどね…岸本のやってること。
 白虎はリサと岸本が交わした文書を見て、文面を考えたのも岸本?と確認。

 なぜかというと、巧みに言い回しが操作されていて、リサの方は、傷害罪と器物損壊を
認める内容になっちゃってんですね。さらに岸本のカメラに関しては、賠償についてはいちゃもん
つけられてもなんでも払わないといけない、みたいな内容になってると。
 つまり後で発覚した、壊れてるものに関して無制限で弁償しないといけない、という文章に
なってるってことです。
 白虎、このゴタは自分が引き受けると言います。

 リサは改めて岸本を呼び出します。
 もちろんカウンターには白虎と彩乃。リサの携帯がつないであります。
 リサは岸本に、メモリーカードはあの時本当に壊れたんですか、と尋ねる。
 まあ確かにバッキリ真ん中から折れてることからしても、あの時壊れたとは考えにくい
ですね。
 岸本は、傷害と器物損壊で訴える、三日以内にどうするか決めろ、と言って帰っていきます。
 店員に尋ねると、岸本は今回で2回目の来店であるらしい。
 白虎は岸本のことを観察していて、やはり怒っているようなのは演技だと指摘。
 この店は業界人ご用達の店だから、岸本のようにやってきて、カモにしようとする奴も
いる。あいつはプロの詐欺師かもしれない、と。
 手口見てたら相当手馴れてますしねぇ。ただし、プロというよりは、クロサギにかっぱがれる
タイプの詐欺師だとは思うけど。
 白虎はリサに、金を払う必要も、警察沙汰にする必要もない、と言う。
 何度も同じ手口を使っているだろうから、警察沙汰にされて困るのはあいつのはずだからと。
 かっこいいですねー。

 今度は別の喫茶店に岸本を呼び出したリサ。
 岸本は、ここではなんだから、と奥の人目につかない席に移動します。
 リサはここで、お金は払わないとビシッと言う。
 あと白虎が店員を手を挙げて呼んでました。
 警察に行ってもいいのか、という岸本に白虎は、リサの行為は誤想防衛だとあんたは言ったね
と確認。
 故意で突き飛ばしたわけではない、と。
 つまり傷害罪というのは故意に相手を傷つけることなので成立しない、せいぜい過失傷害だと
言う。
 さらに、今回はそれも無理だと。
 過失はあったとしても、警察が間に入ってきちんと調べたら、勘違いさせる行為をしていたのは
岸本の方だとわかるから、警察がまともに取り合うことはないと。
 確かにリサが一千万請求されたことを聞いたら、逆に岸本を恐喝で調べてくる可能性の方が
高いでしょうね。
 証拠がどこにある、という岸本に、白虎は世論に訴えるという。
 リサがテレビに出て、こういう手口でだまされたといえば、同じ被害に遭った人が名乗り出て
くるかも知れない。
 そればらされたらあんたもやりにくくなるだろ、と。

 かなわないと知った岸本は、5万返すと封筒を出してくるのですが。
 白虎が封筒の中身を改めると、それはナイフでした。
 岸本、注文していいたビールのビンを手に取り、白虎を殴ります。
 おいぃぃぃ!なんてことしてくれんだよ!ビンをリサイクルに出すとお金が返ってくるんだぞ!
(問題はそこじゃない!)
 岸本は、こいつナイフ持ってる!と騒ぎ、店員が飛んでくるのだけれども。
 彩乃らが、岸本がはめたことをいっても、こいつら身内だから信用できない、と岸本はさらに
騒ぎます。
 ところが、そこに新たな証人が現れた。
 ウェイトレスでした。
 彼女は確かに、白虎が岸本から封筒を受け取り、その中からナイフが出てきたこと、白虎が
取り出して脅したわけではないことを見たという。
 呼ばれたので向かっていたからちゃんと見た、というんですね。
 呆然とする岸本。
 やはり、白虎が上手でしたね。

 岸本が奥に行こうといった時点で、何かを仕掛けてくるつもりだと考えた白虎。
 席につくとすぐ、店員呼び出しボタンを隠して彩乃に持たせたんですね。
 それでわざと白虎、手を挙げて店員を呼び、ここはそうやって呼ぶ店だと岸本に錯覚させた。
 で、何かしそうだと思ったので彩乃が店員を呼んでた、と。
 岸本、駆けつけた警察官に連れていかれました。
 はい、でめたしでめたし…と思ったけど時間余ってんなぁ…。

 リサの部屋で白虎、手当してもらってんだけど、デレデレなのが笑えます。
 そこにマユが帰宅してきて、岸本との話を聞いて驚く。
 ところが岸本の件が解決したと安心したのもつかの間、ネットの掲示板に、ちょうどリサが
岸本を突き飛ばした瞬間の写真が掲載されているという連絡が入ります。
 まあ、よーく撮れてますね!
 岸本がカメラ目線か、ピースだともっとよかった!(やらせだとバレるだろうが!)
 藤井はこれを見て、いったい誰が撮ったんだろう、と言う。
 リサは岸本の仲間でしょう、というけれども、それにしてはあまりにもタイミング良すぎる、と。
 最初から突き飛ばされるのがわかってたみたいと。
 白虎はここで、岸本とのトラブルは最初から仕組まれていた、と指摘。
 金をとった上にリサを芸能界から追放するためだと。
 彩乃は、岸本を捕まえて締め上げようと言いますが、白虎、すでに雲隠れしていると言います。
 あれぇ、警察に引きずられてったから逮捕されたと思ってたけど、すぐ釈放されたのか…。

 不安になっていたリサですが、マネージャーから、こんなうわさ程度でドラマ降板はないから
と言われてひとまず安心。
 まあこの程度なら、話題になるくらいで済まされるでしょうからね。
 ただ白虎はこれからも嫌がらせが続く可能性はあるから気をつけろ、と言う。
 その言葉通り、撮影をしているとリサの頭上からライトが落ちてきます。
 典型的な嫌がらせだなおい。
 そんなリサにマユが、掲示板に気になるコメントがある、と言ってきます。
 ライトの落下は脅しだ、また襲う、というコメントがKという署名とともにあったんですが。
 岸本がわざわざKと書くわけはないからこれ別人ですね。
 あと、ここまでくると、犯行予告だから警察に動いてもらった方が早いと思うんだけど。

 白虎は、自分たちが見張りをするとともに、外にカメラを仕掛ける、と言います。
 侵入者があってもわかるようにですね。

 そういうわけでドラマの撮影中、離れたところから見張っている彩乃と白虎。
 つーかここにまでアイス売りくるのかよ!何なんだよ冬にアイスって!
 そんなプッシュするわりにスポンサー、アイスメーカー入ってないんですけど!
 彩乃がエキストラに出て欲しいと呼ばれていったので白虎一人になったのですが。
 ここにあの男が登場!そうです、あの………誰だお前。
 えーと第7話で出てきた澤田か。
 お前、てっきり一発キャラだと思ってたのにな。
 澤田は彩乃のことを調べてきたらしく、拉致されて行方不明のままの教授の娘
なんだってなぁ、とか、お前が負け犬だと知ったらどう思うだろうなぁ、とゆさぶりを
かけてきます。
 澤田、いい加減気づけ!
 白虎の目が「何なのこの人…気持ち悪い」って目になってることを!
 白虎は相手にせず澤田を追い払います。
 澤田、絶対暴いてやると定番の捨て台詞を吐いてさっていきました。

 リサが撮影を終えて帰宅すると、ドアが開いている。
 普通ボディガードもどきとして白虎が先に入るくらいしろよと思うんだけど、リサが中に
入ると、マユが、突然侵入してきた男に襲われたというんですね。
 室内は荒らされていました。リサの部屋もメチャクチャにされています。
 自分と間違えてマユが襲われたと知ってショックを受けるリサ。
 マユは、岸本だと思う、と言ってます。
 真っ暗な中、覆面していた男に襲われてよくわかりましたね!岸本とろくに面識もないのに!
 リサは、芸能界を辞めると言い出します。
 親友をこんな目に遭わせて続けてられない、と。
 冷静に侵入された痕跡を調べていた白虎、なかなか名演技ですね、とマユに声をかけます。
 そうです、白虎は今回の事件をマユが仕組んだことだと見抜いていた。

 岸本はあの店の常連ではなかった。
 おそらく、金で雇われて事件を起こすために来たんだろう。
 そう指摘する白虎。
 リサの誕生日パーティも、店の手配をしたのもマユだから、計画するのはたやすいことですね。
 突き飛ばされるのも計画のうちで、だから写真はバッチリ取れた。
 リサを励ます言葉と態度が裏腹なのも白虎は見抜いていたというわけですね。
 男に襲われたというのも嘘だ、と言う白虎にマユは嘘じゃない、と言います。
 そういうわけでカメラ映像を見てみようということになるのですが、カメラは侵入者によって
壊されていました。
 が。
 白虎は、リサの承諾を得て、リサの部屋にもう一台カメラを仕掛けていた、という。
 それには、マユがバットでリサの部屋を破壊しまくる様子がバッチリ映ってました。
 コェェー!この人まじコェェー!
 白虎は、カメラは外にある一台だけだと思い込ませるためわざと言ったという。
 さらにこっちのカメラ映像はリアルタイムでネットに流れていたらしいです。
 まさに「事件はリアルタイムで起きている!」
 日本中にマユのやったことがばれましたねーという彩乃ですが、それも逆にどうかな
って気がしますが。

 マユはいつもリサに嫉妬していたことを暴露します。
 いろいろ努力してたけど、いつも二番手だったと。
 開き直ればいいのにね。
 自分は主役は無理だからといって名わき役になる人もいれば、主役だけ目指し続けて
つぶれていく人もいる。同じ二番手なら、前者の方がずっといいんじゃないかな。
 もちろんチャンスつかみたいという気持ちはわからんでもないけど、こうやってリサを
引きずりおろしたところで、マユが一番になれるという保証はどこにもないし、別の人に
仕事かっさらわれる可能性だってあるわけで。
 バカですねー。
 白虎は、あんたにはあんたしかできないことがあったはずだ、と言います。
 確かに、これからはホラー映画で被害者をどんどんバットで襲っていく役でもされたら
いいんじゃないでしょうか!

 さてさて。
 彩乃はまたバイトを必死に探しているのですが。
 新聞に岸本逮捕の記事を見つけてます。
 どうやら別件で逮捕されたらしい。
 アホですねー。
 と思ったら、藤井が通報していたようですよ。
 今回のことでリサからお金がとれなかったから、焦ってまたすぐ同じことをやると思った
からって。さすが元刑事ですね。
 白虎は、女は怖いねーとボソリ。
 仲良くしててもねたんだり憎んだり、と。
 そこに彩乃が、私のことも信用できないんですか?と言ってくるけど。
 白虎が「…え?女?女ですか??」とか言うのめっちゃ笑いました。

 次は、デカワンコからボスの登場だー!



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→示談交渉人 ゴタ消し