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LADY〜最後の犯罪プロファイル〜

第9話(11/03/04)

 さあ、最終回に向けて話が収束するどころかグダグダになってきた印象が否めないの
ですが、今回の事件は一体なんの意味があったのか!
 いろんな意味で謎は深まるばかりです…。

 さて、真鍋の死体から電話をとった翔子は電話の相手から、妹が連れ去られたことを
知り指示に従います。
 結城の方は、翔子父にレディキラーのことで相談したのを思い出していました。
 うーん…これ今回の話を見てから考えると、誰かに殺されたのは本当ではなくて、
犯人がそういう方向に誘導しようとしてる、もしくは犯人自体がそう誤解してるという
可能性もありますね。
 そんなところにCPSの出動要請が入ります。

 匿名で真鍋の死体の通報があったという藤堂。警視庁に直接電話があったらしくて
通話録音されてないらしいです。とっさに録音するくらいしろよ…。
 殺されていた現場は待ち合わせに使うような場所ではないことから、人目を避けて
会いたかった相手で、呼び出された可能性があるとCPSは分析。
 翔子の方は呼び出してるけど連絡取れないらしいです。
 真鍋の死体には背中に刺し傷が四か所あり犯人は刺した後橋の方向に逃げた、
真鍋は犯人が逃げるのを目で追って息絶えた、と寺田言ってます。
 すげぇ執念ですね。
 犯人の逃走経路を追う寺田は橋の途中で凶器を捨てたかも、と言った後途中で
名刺を拾います。翔子のでした。
 私これ、犯人がわざと落としたのかと思ったら翔子本人がわざとおいていったらしい。

 翔子の方は送られてきた妹の映像を見てます。
 携帯の電源切ってたんじゃ、と思ったけどこれ真鍋の死体におかれてたやつか。
 ちなみに警察にもCPSにも言うなと忠告されているようです。
 翔子のところにメールで送られてきた画像は、翔子の隠し撮りやらCPSの内部やら、
父の火災の資料とかありました。
 犯人は相当内部に詳しい人間ですね。
 んで、そんな彼女の前にある男が現れる。
 ツカツカと近寄ってくるので、「あ、これは思わせぶりに関係あると視聴者に思わせて
おいて、実は単にすれ違うだけのやつだな!はっはっは!」とか思ってたら思い切り
翔子に接触してきました。ひっかけとかないんか!
 この男は記憶を失っていて、翔子に会えば記憶が戻るよ、とか言われてきたらしい。
 電話の男は、彼の家に妹はいる、と翔子に告げてきます。
 それでポケットを探ると、記憶障害の診断書が出てきた。名前とか住所などは黒い
線で消してありました。
 …短期記憶障害ということはメモとか持ってるはずなんだけど、それらがないところを
見ると、電話の主はこの男をいったん拘束するか何かして、身元がわかるものは全部
取り上げた感じですね。
 電話の相手は、翔子のプロファイリングで今まで事件解決してきたんだから、彼の
記憶をよみがえらせて家見つけることくらいできるだろう、って感じです。
 アホかお前は。
 プロファイリングというのは初めに情報ありきで、その中から分析してくんだよたわけ。
 ノーヒントじゃノーマネーでフィニッシュです!になるだろうが!
 つーか催眠療法つれてけ!その方が早いぞ翔子!

 24時間以内に事件解決しろ、とムチャ振りしてくる電話の男。 
 お前は「24」でも見とけ!ジャックバウアー呼んで来い!
 このゲームを受けないと妹は死ぬという電話の男。
 選択肢がないゲームはゲームとはいいません。
 父が殺されたのかどうか、ゴールにその答えはあるとか言ってましたが。
 あれか、「この世の全てをそこに置いてきた」か。
(電話の主はゴールド・ロジャーではありません)
 いつもキミを見てるとか言ってるけどおっさんに言われてもうれしくねぇわ!
 いやだからといって佐藤健さんとか伊勢谷友介さんならいいというわけでも…。
 高杉ならいいんですが。後ろからヒタヒタ高杉がついてくる。(氷河さんそろそろ現実を見て!)

 CPSの方では、現場に翔子がいたということが判明して驚いていました。
 妹とも連絡がとれないとなれば圭祐のように、姉妹でこの事件に巻き込まれている、と
考えるのは当然だと思います。
 寺田も、名刺がプロファイラーなら気づく場所にあった、と、どう見ても誰でも発見できそうな
場所だったのをもったいぶって言ってます。
 つーか名刺おいとくくらいなら、何かうまい連絡の取り方でもメモでつけとけって
話ですよね…。

 翔子は謎の記憶喪失男の情報を集めることにしました。
 面倒くさいから仮称、ピアノマンでいいじゃん。(ネタが古い!)
 この男は、なまりがないので東京出身だという翔子。
 東京にも「東京弁」というのが存在するんですけどね。まあいいわ。
 几帳面できちんとした性格のはず、と分析した翔子は次に、持ち物を探る。
 ゲーム機があるんだけどなんかドロにまみれてるな…。
 ゲームが得意なのは覚えてるらしい。
 じゃあピアノマンじゃなくてゲームマンでいいんじゃね?(よくない)
 さらに、ルアーとかが出てきます。祖父の宝物らしいです。
 あと、缶があってそれを開けてみると大量の骨が出てきた。
 何の骨かは不明らしいですが大きさからして犬とか猫の骨?
 男は右手をケガしていました。
 ここで警邏していた警察官に見つかっていきなり逃亡を始める翔子と男。
 警察手帳を見せて、職質中とでもごまかせばいいものをこういう時だけは
プロファイラーの能力は働かないみたいですね、翔子さん!

 そんな二人の前に柘植が現れて助けてくれます。
 柘植は真鍋を探っていたら、殺されていたのを発見して、独自に捜査を始めて
いたらしい。
 で、柘植は翔子の話を聞きます。
 柘植はただちに結城に連絡。
 CPSには内緒でこの事件を探って欲しいと頼みます。
 CPSの中に犯人の協力者がいるかも知れない、と。
 確かに現段階では危険…っていうかその結城がもしかしたら犯人側とか考えたり
しないんですか柘植さん…。
 柘植が、CPSの中に協力者がいるかもと考えたのは、翔子に送られてきたCPS内の
写真に、結城が持っていたレディキラーの資料があったからなんですね。
 …結城が協力者なんでは…。

 柘植は自分が状況を見て藤堂に言うから、それまではこのことを黙っているように
結城に頼みます。
 翔子は自分を救ってくれたから絶対に危険な目に遭わせない、と。
 今回もハードボイルドです、柘植さん。固ゆでたまご。←ハードボイルドを直訳するな

 その頃CPSでは翔子の行動をつかんでました。意味ねぇぇぇ!黙って行動してる
意味ねぇぇぇぇ!
 また、川から凶器が発見され、指紋が検出され、それが前科者リストと一致したことが
わかります。
 鳴海という人物で連続殺人犯として指名手配されており、なんと翔子と一緒にいるのが
こいつでした。
 やったね翔子さん!犯人の素性がわかったよ!
(そういう問題じゃねぇぇぇ!)

 翔子は喫茶店にて柘植を介してこの情報を入手。
 つまり、今現在の潜伏先を探せということかと気づく。
 そこに妹がいると。
 わからないのは電話の男が、鳴海と協力したふしがあることと(妹を隠すのに)、
何のためにこいつにこんなことさせてるかですね…。
 柘植は結城らと協力して鳴海から電話の男を探ろうって感じなのですが、翔子は妹が
大事だからまずこっちを探るって感じです。
 まあここから別行動すればいいんじゃないですかね。
 でも、妹を救いたい、柘植さんならわかってくれますよね、というのは卑怯だぞ翔子。
 
 何も知らないCPSチームは、鳴海の行動を分析、彼は実家に向かっていると言います。
 逃走資金を持ち出したか、ひそかにもらっていたかわからないが、それがそろそろ尽きる
頃だから、この周辺に現れる可能性が高いということですね。
 まあそうなれば当然警察官を配備して張り込むことになるわけで…。
 翔子の方は鳴海に素性のことを話していますが。
 少し記憶が戻ったようですな。
 典型的なエリート一家だったようで、鳴海の受験失敗を受け入れてもらえなかった
らしい。
 ああ、こういうのあるんですよね。こういう家庭の子が犯罪に走りやすいと決めつける
ことは出来ないけど、鬱屈した性格になるのは間違いない。
 
 翔子は鳴海になんでもいいから絵をかいてみて、と言います。
 …私ならしんちゃんか、銀さん書こうとして髪型が思い出せず悩むな、うん。(どうでもいい)
 鳴海は風車のある海岸みたいな風景を書きます。絵、うまいな!
 ここに宝物が埋まっている、海鳥の骨をよく見に行ってたという鳴海ですが、どこにあるかは
不明だという。
 …さっきの缶に入ってた骨、どう見ても鳥のじゃないんですけども…。
 ともあれ鳴海の実家に向かうことにした二人。
 警察官が待っているとも知らずに。

 藤堂の方はCPSの報告をもとに、実家周辺に警察官を配備。
 で、柘植と連絡が取れないと言われてますが…。
 柘植の方は結城から、圭介の指示で刑事が現場に張り込んでいるということを聞かされます。
 あんた、連絡取れないわりに結城とは連絡とってんだな。
 現場につく直前で柘植は翔子らに、タクシーがマークされていることを告げて自分の乗って
きたタクシーに乗り換えさせ、現場から逃げるように言います。
 鳴海の方も帰りたくないとか言い出してました。
 嫌な記憶しかないらしい。
 でも、家を出て一年どこをさまよっていたかは不明のようです。
 この様子を見ていた男が一人。
 明真のカッパハゲじゃねーか!お前何してんだよ。(医龍はもう終わってるっつの)

 鳴海が実家に来ず逃げたと聞かされて圭祐ビックリです。
 うむ、君の予測は完璧に当たっていたのだが、それを知ってる人間がばらしてんだから
どうしようもないって話ですよ。
 寺田は、捜査陣の中にこちらの動きを伝えてる人間がいる?と思った様子。
 
 翔子は父と話をしていた時のことを思い出しています。
 どうして人は人を殺すのか。
 父も答えがわからない、と言いました。
 そして翔子ならわかるかも、と言います。いつか答えがわかったら自分にも教えてくれと。

 私は広い意味で人間には言葉があるからではないか、と思いますね。
 もちろん動物も言葉で会話するし、社会を持ってるけど、法律だとかしがらみだとかそういう
のを持つのは人間だけであって。
 だから、それらの元になる、言葉があって意思疎通ができているからこそ、人は人を殺す
のではないか、なんて思ったりします。

 結城は翔子妹の手がかりを求めて、えーと誰でしたっけ、哀川翔さんのとこにいってます。
 あの翔子父と同僚の、えーと…あ、今泉か。今泉クーン、ちょっとパン買ってきて〜(古畑かよ)
 今泉は妹が、変なものが届くようになったと悩んでいたことを教えてくれます。
 父は警察官に殺されたって手紙ですね。
 翔子には話してなかったようです。
 まあ、もう知ってしまいましたけど。
 そして今泉は結城に、以前会ったことがありますよねと言い出しました。
 翔子の父の研究室の前でと。
 これがもしかしたら「犯人」が何か翔子父と結城に対して誤解した元だったのかもしれませんね。

 翔子の方は妹の死にそうな感じの動画が届いて焦りまくりです。
 精神的にめっちゃ追い詰められてんなー。
 それで翔子は鳴海に過去を思い出させようとする。
 彼は受験に失敗して、半分引きこもりみたくなってゲームに明け暮れていた。
 まあこれも自分の精神を守るための逃避行動みたいなもんですからねぇ。
 ここで家族がフォローしてくれればともかく、この家族だとどうしようもないなぁ。
 いつか爆発して家族皆殺しなんてことになってもおかしくなかった。
 ここから翔子、こまごましたフォローを入れつつしばらく「妹はどこ」と言うだけの不毛なセリフが
続きます。
 「あなたは悪くないの、で、住んでいたのはどこ、妹はどこ」「あなたは負け犬じゃない、
妹はどこ」…お前…。
 で鳴海は自分が人殺しだったことを思い出して、翔子を殺そうとするのですが、そこに
さっそうと現れた柘植。
 かっこいい!
 つーか翔子思い切り人質になってる!
 柘植が撃とうとしたその時です。
 カッパハゲが現れて鳴海を連れて行きました。
 え………?
 何してますのん?
 明真!?明真につれていくの!?

 そこに電話がかかっきてて、仲間の手を借りたな、ゲームは終わりだと言われてしまう
翔子。
 妹は死ぬ、君が殺したんだとかいってきました。
 一生後悔すればいい、と。

 …電話の発信元調べてもらえばいいのに…。
 つーかこの言葉からして犯人は、今の段階では事実か誤解かわかりませんが、翔子の
父もしくは翔子自身に強い恨みを抱いていて、自分と同じような悲しみを味あわせたいと
思っているようですね。もしくは、そう思わせてもう一段階計画がある。
 だからわざとこんなまどろっこしいことをして翔子を追い詰めるようなことをしている。
 おそらく翔子が柘植の手を借りずに謎を解こうとしても、鳴海を連れ去るつもりだったでしょう。
 そしてゲームの終わりを一方的に宣告していたと思います。
 つまり最初から妹を無事に返すつもりはなかったのだと。

 柘植は藤堂に連絡して、真鍋のことを洗えと指示します。
 翔子の状況を知った結城はCPSに、犯人に協力している人間がいる可能性がある、
と言われたので黙ってたと話します。その結果、協力者はいないとわかった、と。
 ともかく翔子が戻ってきて一同は鳴海の場所を洗い出すことにする。
 鳴海は殺した相手の人差し指を切り取って持ち帰ってるらしいです。
 戦利品か。
 でもあの缶の骨じゃないな。人差し指にしては大きすぎるし、あんなひとつのパーツ
じゃないし。
 というか今回犯人データがグダグダの気が…。
 ゲーム機やルアーは土をかぶっていた、つまり宝物を埋めていた場所であり、被害者の
指もここにあるはずだ、と結城は言ってます。
 ギスギスした家庭の中で、彼が安らげる場所が祖父の家だったと。
 つまり、潜伏場所はその近くにあるはずだというわけです。
 マリエが風景画に似た場所をも見つけ出し、一同そこに向かいます。

 割り出しがえらい早かったんだけど、皆が行くと倉庫みたいなところで、がらんとしていて
死体がありました。
 でもそれは妹のではなくて、鳴海のものだった。
 レディキラーの時と同じようなコンパクトな死体になってましたよ!わぁ、ゴミに出しやすぅーい!(コラ)
 そこに妹から連絡が入ります。
 凍死しかけていた彼女は誰かによって救出されていました。
 今警察に保護されているようです。
 で、寺田は鳴海の死体から手紙を見つけて翔子に渡す。
 大事な証拠品なのに素手で触る翔子。
 ちゃんと考えんかー!

 それは翔子の写真でした。
 わぁ、よく撮れてますねー!
 あと、メモの写真もありました。
 翔子父の事故の記事に、放火の可能性?とか書いてある。
 つまり、結城のメモじゃねーか。

 私ここの展開が理解できなかったんですが。
 皆は結城が、翔子父と知り合いだったことをいきなり責めだすんですね。
 しかも殺された可能性を黙っていたことも。
 どうして何も言ってくれなかったという翔子ですが、言えばあんたが勝手な行動
するのわかりきってたからじゃないのか。つーか妹から手紙のことを打ち明けられて
ない時点でなんだかなって気もするけども。
 そういうわけでみんな、秘密が好きなら一人でやればいい、と帰って行きました。
 ごめんほんっとなんで結城が責められてるのか理解できないんですけど。
 翔子父と知り合いだったことを黙っていたことは、他のメンバーにわざわざ話すこと
ではないし、殺された可能性があるのを黙っていたことについても、それが警察の
捜査にかかわってくるなら、話すのを慎重になるだろうし…。え?なんで皆怒ってるの?
私が理解できてないだけ?

 カッパハゲの方は今泉のところにいって、おなかが痛いんですと言ってました。
 え!?頭が悪いんです、じゃなくて!?(コラコラ)
 いきなり服を脱ぎだすから何してんだこいつと思ったら、服の下には爆弾が。
 ああ、そりゃ今泉だって「重症だな」と言いたくなりますね、うん。
 
 藤堂が柘植に、真鍋のことを報告しているのですが、一部通信記録などが消されて
いて、何か知られたくないことがあったっぽいことがわかります。
 あと、結城の情報漏えいについては上に報告はされてなかった。
 つまり真鍋がかかわってきたのは結城の処分が目的ではなく、レディキラーの情報だった
可能性がある、と。
 なんかよくわかりませんなぁ…。

 結城はレディキラーの事件を解決するわよ、と言ってましたが、なんでいまさら。
 ああ、鳴海がその手口で殺されてたからか。
 
 うーん…このドラマ次回で本当に伏線回収できるんでしょうか。
 失礼だけどひどい出来だ…。プロファイリングのプの字もない。いや、圭祐が一番
まともなプロファイリングしてるかな…。
 ともかく、最終回がやたら説明だけでつじつま合わせの内容にならないことを願います。

 この時点で予想としては、今泉は翔子や妹に近づくためにこんな茶番したのかなって
感じなんですが。要するに、翔子が何かをつかんでいるのか、翔子父の事件に関して
何か情報を持っているのかとか。
 鳴海は最初から捨て駒のつもりだったとは思うんですが。
 今泉は結城に対して、彼女らのせいで翔子父が殺されたと誤解してるんじゃないのかな
と思いました。
 つーかこのドラマ、話がまとまりなさすぎて本当に何がなんだかわからん…。




多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→LADY〜最後の犯罪プロファイル〜